JP2015231854A - 噴射製品およびその噴射製品に用いられる噴射容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物Cをステム17aより噴射する噴射容器11と、その噴射容器11のステム17aと結合し、操作レバー22を備えた噴射装置12とからなる噴射製品10。噴射容器11には、操作レバーの操作力を噴射容器11に伝えるための操作補助部材18が固定されている。噴射製品10は、操作レバー27の引き操作することにより、噴射容器11の容器本体16が噴射装置12(ステム17a)に対して上昇し、内容物を噴射するものである。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1に示すように、円筒形状の本体を有する加圧容器と、その加圧容器の上側部分に接合される噴霧器作動装置とからなるエアゾール噴霧器が挙げられる。噴霧器作動装置は、上側部分と、容器上に適合するための下側部分と、前記上側部分および前記下側部分の間にある幅の狭い胴部分とを有するハウジングを具備しており、その前部に、ハウジングと機能的に結合されたトリガーを備えている。このエアゾール噴霧器は、胴部分をトリガー操作する以外の指で把持し、人差し指または/および中指でトリガーを引き操作して、ステムを加圧容器に対して下降させ、内容物を噴射する。
また、特許文献2の噴射製品は、噴射装置を握るようにしてレバーの引き操作ができるため、その操作は安定している。しかし、噴射器本体内に収容できる噴射容器を対象としているため、容量の大きい噴射容器についての解決手段は開示していない。
本発明は、引き操作がしやすいレバー式の噴射製品を提供することを目的としている。
バーを備えている噴射装置とからなり、前記操作レバーを操作することにより、噴射容器の容器本体を噴射器本体に対して上昇させて内容物を噴射する噴射製品であって、前記噴射容器が容器本体の外周に固定され、操作レバーの操作力を噴射容器に伝える係合部が設けられた操作補助部材を有し、前記操作レバーは噴射器本体に回動可能に装着される軸部が設けられ、その軸部より下方に噴射容器側に突出する加圧片が設けられており、前記操作レバーを軸部を中心に噴射容器側に回動させることにより、前記加圧片が前記係合部と当接して前記容器本体が押し上げられて内容物が噴射されることを特徴としている。
本発明の噴射製品であって、係合部が容器本体の外周を囲む環状となっているものが好ましい。
本発明の噴射製品であって、容器本体が噴射器本体内に収容される上筒部と、噴射器本体から露出し、上筒部より大径の下筒部とからなるものが好ましい。
本発明の噴射製品であって、操作レバーが軸部より上部に脱離爪を備えているものが好ましい。
本発明の噴射製品であって、係合部が容器本体の外周を囲む環状となっている場合、向きを気にすることなく噴射容器を噴射装置に装着することができる。
本発明の噴射製品であって、容器本体が噴射器本体内に収容される上筒部と、噴射器本体から露出し、上筒部より大径の下筒部とからなる場合、噴射容器の容器本体を大容量とすることができる。
本発明の噴射製品であって、操作レバーが軸部より上部に脱離爪を備えている場合、噴射容器の取り外しが一層容易である。また、容器本体が噴射器本体よりも短い小型の容器
であっても、容易に取り外すことができ、噴射操作しやすい。
この噴射製品10は、操作レバー27を引き操作することにより、噴射容器11の容器本体16が噴射装置12(ステム17a)に対して上昇し、すなわち、ステム17aが容器本体16に対して相対的に押し下げられ、内容物を噴射するものである。
装着部21は、マウンティングキャップ17cの立ち上がり壁17e内に挿入され、装着部21の外周面と立ち上がり壁17eの内周面とが嵌合するように構成されている。装着部21の上部には、半径方向外側に突出したフランジ部21aが形成されている。このフランジ部21aは、マウンティングキャップ17cの上端に配置される(図2c参照)。さらに、装着部21の後方の上端には、摘み部21bが設けられている。
係合部23は、容器本体16の首部16dの下部から半径方向外側に突出するように設けられている。なお、係合部23は、首部16dの外周面から半径方向外側に突出するように設けられていれば、特に、その位置は限定されない。
リブ24は、2本が間隔を持って形成されている。これらは後述する操作レバー内に挿入される。なお、小さい噴射容器11等に採用し、強度の考慮が必要でない場合は、リブ24は無くてもよい。
連通する。これにより原液が噴射剤の圧力によってステム17aから外部に噴射される。ここでは噴射容器として、エアゾール容器を挙げているが、本発明の噴射装置に取り付けられる噴射容器は、ステムを容器本体に対して下降させることによって内容物を噴射するポンプ式の噴射容器であってもよい。
一方、収容部31の内面には、噴射容器11が収容部31内で上下に真っ直ぐ移動できるように、ガイド部33が形成されている。詳しくは、ガイド部33は、上下方向に形成された断面円弧状のガイド壁33aと、半径方向内側に延びる複数のガイドリブ33bとからなる。これにより収容部31内には、円筒状の収容空間が形成される。
さらに、収容部31の内面の上端近辺ないし噴射部32の下端近辺には、操作レバー27を回動自在に支持する支持部34が形成されている。
て引っ張る等で下降させることにより、噴射容器11を噴射器本体26から脱離することができる。そのため、脱離爪37を省略してもよい。さらに、噴射容器11を交換式にせず、噴射装置12を再利用しない場合も、脱離片37は省略してもよい。
この操作レバー27を操作することにより、図6のように、突出していた本体36の一部が開口部26aに引っ込む。これにより、操作レバー27の加圧片38が操作補助部材18の係合部23と当接し、噴射容器11を上方に移動させる。つまり、ステム17aが容器本体16に対して相対的に下降することになり、エアゾールバルブ17が開放され、内容物Cが噴射ノズルの先端から噴射される。
置12へ装着することができる。なお、図8bの操作補助部材18bのように脚部22bを環状に等間隔で複数本設け、その下端に係合部23bを環状に等間隔で複数個形成されてもよい。
このように構成することにより、噴射装置12の収容部31の下端開口から噴射容器10を挿入するとき、方向指示突起51とガイド溝52の下端とを合わせるだけで簡単に挿入することができる。
10、10a、10b 噴射製品
11 噴射容器
12 噴射装置
16 容器本体
16a 底部
16b 胴部(下筒部)
16c 肩部
16d 首部(上筒部)
16e ビード部
17 エアゾールバルブ
17a ステム
17b ハウジング
17c マウンティングキャップ
17d 被せ部
17e 立ち上がり壁
18、18a、18b 操作補助部材
20 ガスケット
21 装着部
21a フランジ部
21b 摘み部
22、22a、22b 脚部
23、23a、23b 係合部
24 リブ
26 噴射器本体
26a 開口部
26b くびれ部
27 操作レバー
31 収容部
32 噴射部
32a 噴射ノズル
32b ノズル固定部
32c 前方
33 ガイド部
33a ガイド壁
33b ガイドリブ
34 支持部
36 本体
36a 隔壁
37 脱離爪
38 加圧片
38a 傾斜面
39 軸部
41a、41b 噴射容器
42a、42b 容器本体
45 噴射製品
50 噴射製品
51 方向指示突起
52 ガイド溝
55 噴射製品
56 加圧片
Claims (6)
- 噴射する内容物を収容し、ステムを有する噴射容器と、
前記ステムと結合させる噴射器本体ならびにその噴射器本体に取り付けられ、噴射操作する操作レバーを備えている噴射装置とからなり、
前記操作レバーを操作することにより、噴射容器の容器本体を噴射器本体に対して上昇させて内容物を噴射する噴射製品であって、
前記噴射容器が、容器本体の外周に固定され、操作レバーの操作力を噴射容器に伝える係合部が設けられた操作補助部材を有し、
前記操作レバーは、噴射器本体に回動可能に装着される軸部が設けられ、その軸部の下方に噴射容器側に突出する加圧片が設けられており、
前記操作レバーを軸部を中心に噴射容器側に回動させることにより、前記加圧片が前記係合部と当接して前記容器本体が押し上げられて内容物が噴射される、
噴射製品。 - 前記操作補助部材が、噴射容器のエアゾールバルブに装着される装着部を備えている、
請求項1記載の噴射製品。 - 前記係合部が前記容器本体の外周を囲む環状である、
請求項1または2記載の噴射製品。 - 前記容器本体が、噴射器本体内に収容される上筒部と、噴射器本体から露出し、上筒部より大径の下筒部とからなる、
請求項1から3いずれか記載の噴射製品。 - 前記操作レバーが、軸部より上部に脱離爪を備えている、
請求項1から4いずれか記載の噴射製品。 - 請求項1から5いずれか記載の噴射製品に用いられる噴射容器であって、
容器本体の外周に固定され、操作レバーの操作力を噴射容器に伝える係合部が設けられた操作補助部材を備えた、
噴射容器。
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JP2014119089A JP2015231854A (ja) | 2014-06-09 | 2014-06-09 | 噴射製品およびその噴射製品に用いられる噴射容器 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
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