JP2005320015A - エアゾール容器のガス抜き装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エアゾール容器上端部のマウンティングキャップに嵌着される基部7と、押し下げ操作される噴射ボタン2の両側を包囲する両側一対の側壁部81、82が一体成形されてなるボタンキャップにおいて、片側側壁部81の前記押し下げ操作位置付近に横向きの貫通孔9を穿設するとともに、この貫通孔9を通り対向する側壁部82の内周面に至る間隙を概略カバーする棒状のピンを備え、前記噴射ボタン2を押し下げた後、前記ピンを前記貫通孔9に外周面側から挿入し更に前記噴射ボタン2上前方に押し出すことによって、この噴射ボタン2を前記押し下げ操作位置にロックせしめ、残留内容物を連続して噴射させるようになしたエアゾール容器のガス抜き装置。
【選択図】図2
Description
例えば、特開平11−70986号公報には、バルブ部材を備えたエアゾール容器Aと、噴射部材と、バルブ部材のカバー部材Bと、カバー部材Bに嵌着されたキャップCとを備えるとともに、キャップCに反転係止板を設け、反転係止板を反転させてキャップCを被嵌したときに反転係止板が噴出部材に係合しステムを押し下げる機構が開示されている。また、特開2002−255266号公報には、容器体上部から起立したカバー筒の筒壁一部を、上端部を自由端としかつ内方への弾性押込み可能な押込み板を形成するとともに、押込み板上部外面と押込み板内方の押下げヘッド周壁部分内面とにそれぞれ第2、第1係合手段を形成し、これら両手段が上記押下げヘッドの下限位置にて相互に係合して、押下げ状態を維持可能にしたエアゾール式液体噴出容器が記載されている。これらはいずれも連続噴射を行うロック機構に関し、かかる手段により残留ガスを空中に排出しようとするものであるが、ロック機構が複雑で、一般消費者にとって使用方法が簡便とはいえず、使用時に誤ってエアゾール内容液を被曝する危険性を有する。
(1)エアゾール容器上端部のマウンティングキャップに嵌着される基部と、押し下げ操作される噴射ボタンの両側を包囲する両側一対の側壁部が一体成形されてなるボタンキャップにおいて、片側側壁部の前記押し下げ操作位置付近に横向きの貫通孔を穿設するとともに、この貫通孔を通り対向する側壁部の内周面に至る間隙を概略カバーする棒状のピンを備え、前記噴射ボタンを押し下げた後、前記ピンを前記貫通孔に外周面側から挿入し更に前記噴射ボタン上前方に押し出すことによって、この噴射ボタンを前記押し下げ操作位置にロックせしめ、残留内容物を連続して噴射させるようになしたエアゾール容器のガス抜き装置。
(2)噴射ボタン上前方に押し出された棒状のピンの先端部が係入されるための凹部を、貫通孔と対向する側壁部の内周面に設けた(1)に記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
(3)棒状のピンが円形の断面を有し、その先端部が幾分先細形状である(1)又は(2)に記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
(4)一方の側壁部に棒状のピンを収納するための筒部が穿設されている(1)ないし(3)のいずれかに記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
(5)棒状のピンの後端部分を直角に屈折して略L字型となし、この後端部分を把っ手として構成した(1)ないし(4)のいずれかに記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
なお、棒状部分の長さは、貫通孔9とこれに対向する側壁部82の内周面に至る間隙を概略カバーする長さが適当である。更に、側壁部82に筒部13を穿設しピン10を収納するようにすれば、ピン10の紛失を防止できるうえ、必要時に直ちに使用できるので便利である。
(a):噴射ボタン2の上面は、貫通孔9の下端より上方に位置している。
(b):噴射ボタン2を押し下げた後、ピン10を貫通孔9に外周面側から挿入し、更に噴射ボタン2上前方に押し出す。ここで、側壁部82の内周面(貫通孔9の対向位置)に凹部14を設けておけば、押し出されたピン10の先端部11がこの凹部14に係入され、ピン10の固定がより確実となるので好適である。
かかる操作によって、噴射ボタン2は押し下げ操作位置に簡単にかつ確実にロックされ、残留内容物を連続して噴射させることが可能となる。
エアゾール容器1の上部の噴射機構は、押下げ操作される噴射ボタン2と、この噴射ボタン2の保護部材としてのプラスチック製ボタンキャップ4から構成され、噴射ボタン2は、ステム5に連通する横向きの噴口6を備えエアゾール内容液を噴出する。
本発明では、側壁部81に、噴射ボタン2の押し下げ操作位置付近、すなわち噴射ボタン2の上面から3mm下方に横向きの筒状貫通孔9(外径約4mm)を穿設した。また、貫通孔9に対向する側壁部82の内周面に凹部14を設けた。
2.噴射ボタン
3.マウンティングキャップ
4.ボタンキャップ
5.ステム
6.噴口
7.基部
81、82.側壁部
9.貫通孔
10. ピン
11. 先端部
12.後端部分
13.筒部
14.凹部
Claims (5)
- エアゾール容器上端部のマウンティングキャップに嵌着される基部と、押し下げ操作される噴射ボタンの両側を包囲する両側一対の側壁部が一体成形されてなるボタンキャップにおいて、片側側壁部の前記押し下げ操作位置付近に横向きの貫通孔を穿設するとともに、この貫通孔を通り対向する側壁部の内周面に至る間隙を概略カバーする棒状のピンを備え、前記噴射ボタンを押し下げた後、前記ピンを前記貫通孔に外周面側から挿入し更に前記噴射ボタン上前方に押し出すことによって、この噴射ボタンを前記押し下げ操作位置にロックせしめ、残留内容物を連続して噴射させるようになしたことを特徴とするエアゾール容器のガス抜き装置。
- 噴射ボタン上前方に押し出された棒状のピンの先端部が係入されるための凹部を、貫通孔と対向する側壁部の内周面に設けたことを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
- 棒状のピンが円形の断面を有し、その先端部が幾分先細形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
- 一方の側壁部に棒状のピンを収納するための筒部が穿設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
- 棒状のピンの後端部分を直角に屈折して略L字型となし、この後端部分を把っ手として構成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のエアゾール容器のガス抜き装置。
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JP2004137126A JP2005320015A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | エアゾール容器のガス抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004137126A JP2005320015A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | エアゾール容器のガス抜き装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-05-06 JP JP2004137126A patent/JP2005320015A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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