JP2015231685A - 刷版付き版胴及び刷版装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】刷版を版胴に対して装着させるための刷版装着装置の構造を複雑化させることなく、版胴に対する刷版の取り付け作業を一人でも容易に行うことができるようにする。【解決手段】刷版装着溝12及び収容部11が形成された版胴本体10並びに収容部11内に収容された刷版装着装置50を備える版胴2と、可撓性薄板材の一端部が折り曲げられることにより形成され、刷版装着溝12のエッジ部13に係止可能に構成された咥え側端部6、及び、可撓性薄板材の他端部が折り曲げられることにより形成され、刷版装着装置50に係止可能な係止部8aを有する咥え尻側端部8を備える刷版4とを備える。咥え尻側端部8は、刷版装着溝12内に挿入された際に、少なくとも一部が刷版装着溝12内の咥え側の壁部13a又はエッジ部13に係止された咥え側端部6を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられている。【選択図】図9

Description

本発明は、刷版及び版胴を備える刷版付き版胴、並びに、輪転印刷機に用いられる版胴に刷版を装着させるための刷版装着方法に関するものである。
従来、新聞用オフセット輪転印刷機に用いられる印刷ユニットは、多数のインキ供給ローラーを有するインキ供給装置と、刷版が装着される版胴と、ブランケットが装着されるブランケット胴とを備えており、インキ供給装置から供給されたインキが版胴を介してブランケット胴に供給され、ブランケット胴が走行する連続紙と所定の圧力で接触することにより、連続紙に刷版の内容(文字や画像等)が転写されるよう構成されている。
このような印刷ユニットに用いられる従来の版胴100は、図10(a)〜図10(c)に示すように、軸方向に沿って延びる刷版装着溝102と、刷版装着溝102に連続する内部空間である収容部104とが形成されており、該収容部104に、刷版110を版胴100の周面に取り付けるための刷版装着装置106が埋設されている。また、従来の刷版110は、版胴100の刷版装着溝102の一方側のエッジ部103に係止可能な咥え側端部112と、刷版装着装置106の係止爪108に係止可能な咥え尻側端部114とを有している。この咥え側端部112は、刷版装着溝102のエッジ部103と密着して係止するために、その折り曲げ角度α´が刷版装着溝102のエッジ部103と略同じ角度となるように形成されている。また、咥え尻側端部114は、刷版装着溝102内にスムーズに進入できるようにするために、その折り曲げ角度β´が略90°となるように形成されている。このような従来の刷版110は、図10(a)に示すように、刷版装着溝102のエッジ部103に咥え側端部112を係止させた後、図10(b)に示すように、咥え尻側端部114を刷版装着溝102から版胴100の内部に挿入し、その後、図10(c)に示すように、刷版装着装置106によって咥え尻側端部114を引き込むことにより、版胴100に装着される。
しかしながら、図10(a)〜図10(c)に示す従来の版胴100及び刷版110では、咥え尻側端部114を刷版装着溝102内に挿入してから、刷版装着装置106を操作して咥え尻側端部114を引き込むまでの間において、版胴100に巻き付けた刷版110の復元力により咥え尻側端部114が刷版装着溝102から抜け出ないように、刷版110を押さえる必要がある。このため、従来の版胴100及び刷版110では、刷版110を押さえるための作業員と、刷版装着装置106を操作するための作業員との少なくとも2名が必要となり、作業効率が悪いという問題がある。
このような問題を解決するために、近年、改良された刷版装着装置106´が提案されている(特許文献1参照)。この改良された刷版装着装置106´は、係止爪108´の回転位相位置を、咥え尻側端部114を刷版装着溝102内に取り付ける取付位置と、咥え尻側端部114を刷版装着溝102内へ引き込むことで刷版110を版胴100の外周面に装着させる締め位置と、咥え尻側端部114を刷版装着溝102内から解放する脱位置とのいずれか1つに切り替え固定可能に構成されている。このような改良された刷版装着装置106´では、図11(a)及び図11(b)に示すように、係止爪108´を取付位置で固定させた状態で咥え尻側端部114を刷版装着溝102内に進入させ、咥え尻側端部114を係止爪108´に係止させた後に、図11(c)に示すように、刷版装着装置106´によって咥え尻側端部114を引き込み、版胴100に刷版110を装着させることが可能である。このため、改良された刷版装着装置106´によれば、刷版110の取り付け及び取り外しのための作業を一人で実行することが可能である。
特許第4699106号公報
しかしながら、改良された従来の刷版装着装置106´では、係止爪108´の回転位相位置を取付位置、締め位置及び脱位置に切り替え、かつ、それぞれの位置において固定するための機構が必要となり、その構造が非常に複雑になるという問題がある。また、改良された従来の刷版装着装置106´では、咥え尻側端部114を係止爪108´を乗り越えて係止させるために、非常に大きな力が必要となるため、取り付け作業が容易ではないという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、刷版を版胴に対して装着させるための刷版装着装置の構造を複雑化させることなく、版胴に対する刷版の取り付け作業を一人でも容易に行うことができるようにすることが可能な刷版付き版胴及び刷版装着方法を提供することにある。
本発明に係る刷版付き版胴は、軸方向に沿って延びる刷版装着溝及び該刷版装着溝から径方向内側に延びる内部空間である収容部が形成された円柱状の版胴本体、並びに、前記収容部内に収容された刷版装着装置を備える版胴と、可撓性薄板材の一端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着溝のエッジ部に係止可能に構成された咥え側端部、及び、前記可撓性薄板材の他端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着装置に係止可能な係止部を有する咥え尻側端部を備える刷版と、を備え、前記咥え尻側端部は、前記刷版装着溝内に挿入された際に、少なくとも一部が該刷版装着溝内の咥え側の壁部又は前記エッジ部に係止された前記咥え側端部を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられていることを特徴とする。
また、本発明に係る刷版装着方法は、軸方向に沿って延びる刷版装着溝及び該刷版装着溝から径方向内側に延びる内部空間である収容部が形成された円柱状の版胴本体と、前記収容部内に収容された刷版装着装置と、を備える版胴に、可撓性薄板材の一端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着溝のエッジ部に係止可能に構成された咥え側端部と、前記可撓性薄板材の他端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着装置に係止可能な係止部を有する咥え尻側端部と、を備える刷版を装着させる刷版装着方法であって、前記咥え尻側端部は、前記刷版装着溝内に挿入された際に、少なくとも一部が該刷版装着溝内の咥え側の壁部又は前記エッジ部に係止された前記咥え側端部を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられており、前記刷版の前記咥え側端部を前記刷版装着溝のエッジ部に係止させる係止工程と、前記刷版を前記版胴の外周面に巻き付ける刷版巻付工程と、前記刷版の前記咥え尻側端部に外力を加えることにより、該咥え尻側端部の折り曲げ角度を平常状態時の折り曲げ角度よりも小さくなるように折り曲げる折曲工程と、折り曲げられた状態の前記咥え尻側端部を前記版胴本体の前記刷版装着溝内に挿入する挿入工程と、前記挿入工程後に、前記咥え尻側端部に対する前記外力を排除することにより、前記咥え尻側端部の少なくとも一部を前記刷版装着溝内の咥え側の壁部若しくは前記エッジ部に係止された前記咥え側端部に押圧させる仮装着工程と、前記仮装着工程後に、前記刷版装着装置により前記咥え尻側端部を引き込み、前記刷版を前記版胴本体の周面に装着させる装着工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、刷版を版胴に対して装着させるための刷版装着装置の構造を複雑化させることなく、版胴に対する刷版の取り付け作業を一人でも容易に行うことができるようにすることが可能な刷版付き版胴及び刷版装着方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る刷版付き版胴の概略構成を一部切り欠いて示す図である。 本実施形態に係る版胴の概略構成を示す図である。 図2のA−A´線に沿った断面の一部を拡大して示す図である。 本実施形態に係る版胴を分解した状態を示す一部拡大断面図である。 本実施形態に係る刷版装着装置の概略構成を示す図である。 図5のB−B´線に沿った断面を拡大して示す図である。 図7(a)は、本実施形態に係る刷版の概略構成を示す斜視図であり、図7(b)は、本実施形態に係る刷版の概略構成を示す正面図である。 図8(a)は、本実施形態に係る刷版が版胴に仮装着されている状態を示す図であり、図8(b)は、当該仮装着状態を簡略化して示す図である。 図9(a)は、本実施形態に係る刷版装着方法の係止工程、刷版巻付工程及び折曲工程を示す図であり、図9(b)は、本実施形態に係る刷版装着方法の挿入工程及び仮装着工程を示す図であり、図9(c)は、本実施形態に係る刷版装着方法の刷版装着工程を示す図である。 従来の版胴に従来の刷版を装着させる手順を示す図である。図10(a)は、刷版装着溝のエッジ部に咥え側端部を係止させ、版胴に巻き付けた状態を示す図であり、図10(b)は、咥え尻側端部を刷版装着溝から版胴の内部に挿入させた状態を示す図であり、図10(c)は、刷版装着装置によって咥え尻側端部を引き込んだ状態を示す図である。 改良された従来の版胴に従来の刷版を装着させる手順を示す図である。図11(a)は、刷版装着溝のエッジ部に咥え側端部を係止させ、版胴に巻き付けた状態を示す図であり、図11(b)は、咥え尻側端部を版胴の内部に挿入し、係止爪に係止させた状態を示す図であり、図11(c)は、刷版装着装置によって咥え尻側端部を引き込んだ状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態に係る刷版付き版胴1は、図1に示すように、円柱状に形成された版胴2と、版胴2の周面に装着された刷版4とを備えている。
版胴2は、図2に示すように、新聞1頁の横方向の長さの4倍に略等しい軸方向の長さ(W)と、新聞1頁の縦方向の長さと略等しい周方向の長さ(L)とを有する周面を有し、この周面部分に刷版4を軸方向に並べて4つ装着することが可能な所謂4(W)×1(L)型の版胴である。この版胴2は、その両端部にそれぞれ取付け軸2a,2bが設けられており、これら取付け軸2a,2bが軸受け(図示せず)を介してフレーム(図示せず)に取り付けられ、一方の取付け軸2aに接続される回転駆動手段(図示せず)により所定の速度で回転駆動されるよう構成されている。
また、版胴2は、図1〜図3に示すように、軸方向に沿って延びる直線状の刷版装着溝12及びこの刷版装着溝12から径方向内側に延びる内部空間である収容部11が形成された円柱状の版胴本体10と、版胴本体10の収容部11内に埋設された刷版装着装置50とを備えている。
版胴本体10は、図3及び図4に示すように、刷版装着装置50を挿脱可能な直線状の溝部16が軸方向に沿って形成された円柱状の本体部材14と、刷版装着溝12及びこの刷版装着溝12と連続する収容部11が形成されるように溝部16を部分的に閉塞する蓋部材18とを備えている。
本体部材14は、例えば炭素鋼やステンレス鋼等の金属から形成される円柱状のシリンダーであり、図2に示すように、その軸方向の両端部に、刷版装着装置50の第1〜第4操作機構54a〜54dを操作するための操作開口部14a,14bがそれぞれ形成されている。本体部材14の溝部16は、一方の操作開口部14aから他方の操作開口部14bに亘る領域に形成されており、図3に示すように、蓋部材18が固定具19により固定された際に、蓋部材18の周面が本体部材14の周面と段差なく連続し、蓋部材18の周面と本体部材14の周面とが一体となって版胴本体10の周面を形成することとなるように、蓋部材18の形状に沿った形状に形成されている。溝部16の版胴回転方向後方側の端縁部(エッジ部13)は、図3及び図4に示すように、刷版装着溝12内の咥え側溝壁(咥え側の壁部)13aと本体部材14の外周面との交点を頂点とした角度が鋭角となるよう構成されており、刷版4の後述する咥え側端部6が係止可能に構成されている。ここで、版胴回転方向とは、図1、図3及び図4に示す矢印Aの方向である。この本体部材14の溝部16は、蓋部材18を本体部材14から取り外すことにより、刷版装着装置50を挿脱させることが可能な大きさに形成されている。
蓋部材18は、例えば炭素鋼やステンレス鋼等の金属から形成された長尺状のブロック部材であり、図2に示すように、本体部材14の一方の操作開口部14aから他方の操作開口部14bに亘る長手方向の長さを有している。この蓋部材18は、長手方向の一端部及び他端部にそれぞれ配置される短尺状ブロック部材22と、これら2つの短尺状ブロック部材22の間に配置される3つの長尺状ブロック部材24と、これら短尺状ブロック部材22と長尺状ブロック部材24との間及び隣接する長尺状ブロック部材24,24の間の計4箇所にそれぞれ配置されるピン付きブロック部材20とに分割されている。ピン付きブロック部材20は、版胴本体10に対する刷版4の取付位置を特定するためのレジスターピン(図示せず)がエッジ部13側に向けて突出して設けられたブロック部材である。短尺状ブロック部材22及び長尺状ブロック部材24は、版胴本体10の周面に取り付けられる各刷版4の後述する切欠き4b,4cと整合する位置に各レジスターピンが位置することとなるように、4つのピン付きブロック部材20の長手方向の位置(すなわち、版胴本体10の軸方向)を位置決めするスペーサー部材として機能するブロック部材である。
また、蓋部材18は、図3に示すように、固定具19により本体部材14の溝部16に対して着脱自在に取り付け可能に構成されており、本体部材14に取り付けられた際に、本体部材14のエッジ部13と、これと対向する蓋部材18の先端縁18aとの間に刷版装着溝12が形成されると共に、蓋部材18の先端縁18a側の側面18bと本体部材14の溝部16とにより刷版装着装置50の後述する係止部材52を収容するための収容部11が形成されるよう構成されている。蓋部材18の上面18cは、図3に示すように、本体部材14に取り付けられた際に、本体部材14の周面と段差なく連続し、本体部材14の周面と共に版胴本体10の周面を形成可能な曲面に形成されている。蓋部材18の先端縁18aは、上面18cから版胴本体10の中心に向けて略直角に屈曲して形成されており、側面18bは、刷版装着装置50の後述する係止部材52の周面に沿った曲面状に形成されている。
このような蓋部材18の構成によれば、刷版装着装置50に損傷等が生じた際に、版胴本体10を一対のフレーム(図示せず)から取り外すことなく、蓋部材18を本体部材14から取り外すだけで、損傷個所のメンテナンス及び修理作業を行うことができるため、作業効率をより一層向上させることが可能である。また、蓋部材18やレジスターピンに損傷や摩耗によるトラブルが発生した場合には、蓋部材18全体ではなく、損傷が発生したブロック(ピン付きブロック部材20、短尺状ブロック部材22及び長尺状ブロック部材24)を交換するのみで修理が可能であるため、蓋部材18全体を交換する場合よりもコスト及び作業負担を軽減することが可能である。さらに、短尺状ブロック部材22若しくは長尺状ブロック部材24にピン付きブロック部材20を付き当てて(密着させて)配置させるという簡単な作業のみによって、レジスターピンの位置決めを行うことが可能である。
刷版装着装置50は、図5に示すように、刷版装着溝12に沿って延びる棒状に形成され、刷版装着溝12と平行となるように版胴本体10の収容部11に収容される係止部材52と、係止部材52の両端部に設けられた第1〜第4操作機構54a〜54dとを備えている。
係止部材52は、4つの角変位軸(第1〜第4角変位軸52a〜52d)が同軸となるように軸方向に沿って連結されることにより構成されており、新聞1頁の横方向の長さの4倍に略等しい軸方向の長さを有している。
第1〜第4角変位軸52a〜52dは、図3〜図6に示すように、棒状に形成されたシャフト部材56の周囲にすべり軸受けとして機能する軸受け部材60が設けられることによりそれぞれ構成されている。これら第1〜第4角変位軸52a〜52dは、それぞれ新聞1頁の横方向の長さと略等しい軸方向の長さを有している。第1角変位軸52aは、係止部材52の一端部に設けられた第1操作機構54aに接続されている。第2角変位軸52bは、係止部材52の一端部に設けられた第2操作機構54bに接続されている。第3角変位軸52cは、係止部材52の他端部に設けられた第3操作機構54cに接続されている。第4角変位軸52dは、係止部材52の他端部に設けられた第4操作機構54dに接続されている。これら第1〜第4角変位軸52a〜52dは、接続された操作機構を操作することにより、軸を中心としてそれぞれ独立して刷版4を牽引又は緩める方向に軸回転(角変位)するよう構成されている。
シャフト部材56は、例えばステンレス鋼等の金属から形成されており、新聞1頁の横方向の長さと略等しい軸方向の長さを有する角柱状若しくは角筒状に形成されている。シャフト部材56の軸方向の中央部には、図5に示すように、版胴本体10のレジスターピン(図示せず)との干渉を防止するための逃げ溝57が周方向に沿って形成されている。シャフト部材56の一の側面には、図3〜図6に示すように、刷版4の咥え尻側端部8の係止部8aが係止可能に構成された係止爪58が形成されている。また、シャフト部材56の係止爪58が形成された側面以外の3つの側面は、いずれも平滑面となるよう形成されている。
軸受け部材60は、図3〜図6に示すように、平滑な底面と弧状の上面とからなる断面形状を有する長尺な蒲鉾状に形成されており、シャフト部材56の逃げ溝57及び係止爪58が形成された領域以外の略全域を覆うように、シャフト部材56の周囲に複数取り付けられている。軸受け部材60の上面は、図3、図4及び図6に示すように、シャフト部材56に取り付けられた際に、シャフト部材56の軸を中心とした所定の径の真円に沿うような曲率を有している。この軸受け部材60は、シャフト部材56及び版胴本体10を形成する各材料よりも軟質な樹脂材料から形成されている。このような樹脂材料としては、耐熱性及び機械的強度などの性能が汎用プラスチックより優れる所謂エンジニアリングプラスチックを用いることが好適である。
第1〜第4操作機構54a〜54dは、図6に示すように、それぞれ、対応する角変位軸(第1〜第4角変位軸52a〜52d)を操作するためのレバー55を備えている。レバー55は、刷版4の咥え尻側端部8を係止部材52の係止爪58により版胴2の内部に引き込み、刷版4を版胴2の外周面上に締め付ける装着位置と、係止部材52の係止爪58と刷版4の咥え尻側端部8との係合が解除され、刷版4の着脱が可能となる解除位置との間において、対応する角変位軸(第1〜第4角変位軸52a〜52d)を角変位させるよう構成されている。また、レバー55は、対応する角変位軸(第1〜第4角変位軸52a〜52d)が装着位置及び解除位置のいずれかに到達した際にロックされ、作業者によりロックが解除されない限り、対応する角変位軸(第1〜第4角変位軸52a〜52d)の角変位が規制されるよう構成されている。
刷版4は、金属製の可撓性を有する薄板材から形成されており、図7(a)及び図7(b)に示すように、長手方向の一方側の端縁部を折り曲げることにより形成された咥え側端部6と、長手方向の他方側の端縁部を折り曲げることにより形成された咥え尻側端部8とを備えている。刷版4の咥え側端部6及び咥え尻側端部8を除いた部分の長手方向の長さ(すなわち、平板状のベース部4aの長手方向の長さ)は、版胴2の円周方向長さから刷版装着溝12の溝幅b(図8(a)参照)を除いた長さに略等しい長さに設定されている。
咥え側端部6は、図7(a)、図7(b)及び図8(a)に示すように、刷版4の長手方向の一方側の端縁部(図7中、左側の端縁部)が刷版4の裏面側に所定の角度で折り曲げられることにより形成され、版胴本体10のエッジ部13に係止可能に構成されている。咥え側端部6の折り曲げ角度αは、図7(b)及び図8(a)に示すように、版胴本体10のエッジ部13と概ね同じ角度からなる鋭角となるよう設定されている。ここで、咥え側端部6の折り曲げ角度とは、咥え側端部6とベース部4aとの交点を頂点とした角度である。咥え側端部6の幅方向の略中央には、図7(a)に示すように、蓋部材18のレジスターピン(図示せず)と係合可能な切欠き4bが形成されている。
咥え尻側端部8は、図7(a)、図7(b)及び図8(a)に示すように、刷版4の長手方向の他方側の端縁部(図7中、右側の端縁部)が刷版4の裏面側に所定の角度で折り曲げられることにより形成されている。この咥え尻側端部8は、一人の作業員が発揮可能な程度の外力により平常時の折り曲げ角度βよりも小さくなるように折り曲げることが可能で、かつ、その外力を排除した際に元の形状に復元することが可能な弾性を有している。咥え尻側端部8の先端縁部は、刷版4の長手方向の一方側に向けて更に折り曲げられており、係止部材52の係止爪58に係止可能な係止部8aを構成している。咥え尻側端部8の幅方向の略中央には、図7(a)に示すように、蓋部材18のレジスターピン(図示せず)と係合可能な切欠き4cが形成されている。
この咥え尻側端部8は、図7(b)及び図8(a)に示すように、刷版装着溝12内に挿入された際に、少なくとも一部が刷版装着溝12内の咥え側溝壁(咥え側の壁部)13a又はエッジ部13に係止された咥え側端部6を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられている。すなわち、咥え尻側端部8は、平常時の折り曲げ角度βよりも小さくなるように折り曲げた状態で刷版装着溝12内に挿入された後、刷版装着溝12内において外力が排除され、その折り曲げ角度が復元方向に広がった際に、咥え側溝壁13a又は咥え側端部6を押圧するよう構成されている。咥え尻側端部8の平常時の折り曲げ角度βは、図8(a)に示すような、咥え側端部6が版胴本体10のエッジ部13に係止し、かつ、版胴本体10の内部において咥え尻側端部8の少なくとも一部が咥え側端部6の表面(又は刷版装着溝12内の咥え側溝壁13a)を押圧した状態における、咥え尻側端部8の折り曲げ角度Xよりも、大きい角度(すなわち、平常時の折り曲げ角度β>仮装着時の折り曲げ角度X)となるよう設定されている。この咥え尻側端部8の平常時の折り曲げ角度βは、仮装着状態における咥え尻側端部8の折り曲げ角度Xよりも、好ましくは1〜10°、より好ましくは3〜7°、更に好ましくは約5°大きくなるよう設定されている。咥え尻側端部8の平常時の折り曲げ角度β及び仮装着時の折り曲げ角度Xがこのような角度差となるよう設定されることにより、一人の作業員が発揮可能な程度の外力により咥え尻側端部8を折り曲げることができ、また、刷版装着溝12内において咥え尻側端部8を咥え側溝壁13a又は咥え側端部6に対して適度な押圧力で押圧させることができる。このような構成を備える咥え尻側端部8によれば、少なくとも一部が刷版装着溝12内において咥え側溝壁13a又は咥え側端部6を押圧することにより、刷版装着溝12からの咥え尻側端部8の抜き出しが規制されるため、刷版4を版胴2に対して仮装着させることができる。ここで、咥え尻側端部8の折り曲げ角度とは、咥え尻側端部8とベース部4aとの交点を頂点とした角度である。
仮装着時における咥え尻側端部8の折り曲げ角度Xは、「X=180°−x−γ」の式(式1)から求めることができる。ここで、xは、図8(a)に示す仮装着状態を図8(b)に示すように簡略化させた場合における、折り曲げ角度Xを内角とした場合の外角である。また、γは、折り曲げ角度Xが版胴2の外周面の曲率を考慮した角度となるよう補正するための補正角度である。
図8(b)に示す外角xは、「tanα=a・sinx/(a・cosx−b)」の式(式2)から求めることができる。ここで、aは咥え尻側端部8の長さであり、bは刷版装着溝12の溝幅であり、αは咥え側端部6の折り曲げ角度である。これらa、b及びαは、版胴2の種類等に応じて定められる数値であり、任意の数値とすることができる。
補正角度γは、版胴本体10の外周面の曲率に応じて定められる補正値であり、「γ=1000/r」の式(式3)から求めることができる。ここで、rは、版胴本体10の半径である。本実施形態においては、版胴2が所謂4(W)×1(L)型の版胴であるため、版胴本体10の半径は86.5mm(直径173mm)であり、上記式3から、補正角度γは11.5°である。なお、例えば版胴2が所謂4(W)×2(L)型の版胴である場合には、版胴本体10の半径が173mm(直径346mm)であるため、上記式3から、補正角度γは5.8°である。
ここで、咥え尻側端部8の平常時の折り曲げ角度βについて、所謂4(W)×1(L)型の版胴であり、咥え尻側端部8の長さaが10mmであり、刷版装着溝12の溝幅bが3mmであり、咥え側端部6の折り曲げ角度αが48.5°である版胴を例に挙げて、説明する。まず、この一例に係る版胴において、図8(b)に示す外角xは、上記式2から、35.5°である。また、この一例に係る版胴は、所謂4(W)×1(L)型の版胴であるから、上記のとおり、補正角度γは11.5°である。このため、この一例に係る版胴において、仮装着時における咥え尻側端部8の折り曲げ角度Xは、上記式1から、133°である。よって、この一例に係る版胴では、咥え尻側端部8の折り曲げ角度βは、133°より大きく、かつ、180°未満の角度であれば良い。
次に、本実施形態に係る刷版4を版胴2に装着する方法について、図9を用いて説明する。刷版4の版胴2への取り付けは、まず、刷版装着装置50の係止部材52を解除位置に位置させた状態において、刷版4の一端縁部に形成された咥え側端部6を刷版装着溝12の一方側のエッジ部13に係止させ(係止工程)、版胴2を印刷回転と同じ向き(図1、図3及び図4に示す矢印Aの方向)に略1回転させることにより、刷版4のベース部4aを版胴2の外周面に巻き付ける(刷版巻付工程)。
そして、刷版4の咥え尻側端部8が刷版装着溝12の位置に達した際に、図9(a)に示すように、咥え尻側端部8の折り曲げ角度が平常時の折り曲げ角度βよりも小さくなるように作業者からの外力(折り曲げ力)を加えることにより、咥え尻側端部8を折り曲げる(折曲工程)。この際の咥え尻側端部8の折り曲げ角度は、咥え尻側端部8が刷版装着溝12内に進入し易い角度、例えば略90°が好ましい。
次に、折り曲げられた状態の咥え尻側端部8を刷版装着溝12内に挿入し(挿入工程)、その後、咥え尻側端部8に対する作業者からの外力を排除する。作業者からの外力が排除されると、咥え尻側端部8は、図9(b)に示すように、版胴2の内部において、復元方向に働く咥え尻側端部8のばね力によって咥え側端部6の表面(又は刷版装着溝12内の咥え側溝壁13a)側に回動し、その少なくとも一部が咥え側端部6の表面(又は刷版装着溝12内の咥え側溝壁13a)を押圧する。これにより、咥え尻側端部8が刷版装着溝12から抜け出ることが防止され、刷版4が版胴2に対して仮装着される(仮装着工程)。
次に、刷版4が版胴2に仮装着されている状態において、図9(c)に示すように、対応する操作機構(第1〜第4操作機構54a〜54d)を操作して係止部材52を装着位置まで回転させる。これにより、係止部材52の係止爪58が咥え尻側端部8の係止部8aに係止し、咥え尻側端部8を版胴2の内部方向へ引き込むため、刷版4が版胴2の外周面に強固に装着される(刷版装着工程)。
以上説明した本実施形態に係る刷版付き版胴1及びその装着方法は、例えば以下のような利点を有している。
すなわち、本実施形態に係る刷版4は、咥え尻側端部8が、一人の作業員が発揮可能な程度の外力により更に折り曲げることが可能で、かつ、その外力を排除した際に元の形状に復元することが可能な弾性を有しているため、咥え尻側端部8を平常時よりも折り曲げた状態で版胴2の刷版装着溝12に挿入し、その後外力を排除するという非常に簡単な工程のみで、刷版4を版胴2に仮装着させることができる。また、本実施形態に係る刷版装着装置50は、刷版4を版胴2に仮装着させるための特別な機構を必要としないため、その構造を簡潔にすることが可能である。以上のように、本実施形態に係る刷版付き版胴1及び刷版装着方法によれば、刷版4を版胴2に対して装着させるための刷版装着装置50の構造を複雑化させることなく、版胴2に対する刷版4の取り付け作業を一人でも容易に行うことが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態における説明では、版胴2が、所謂4(W)×1(L)型の版胴であるものとして説明したが、これに限定されず、例えば所謂4(W)×2(L)型の版胴等、種々の版胴を用いることが可能である。
上述した実施形態における説明では、版胴本体10が、本体部材14と蓋部材18とを備えるものとして説明したが、これに限定されず、軸方向に沿って延びる刷版装着溝12及び該刷版装着溝12に連続する内部空間である収容部11が形成された円柱状の版胴本体10であれば、いかなる版胴本体を用いても良い。
上述した実施形態における説明では、蓋部材18が、長手方向に複数分割されるものとして説明したが、これに限定されず、蓋部材18は、本体部材14の溝部16を部分的に閉塞することにより刷版装着溝12及び収容部11を形成可能な構成であれば良い。
上述した実施形態における説明では、刷版装着装置50が、第1〜第4角変位軸52a〜52dを備えた係止部材52と、係止部材52の両端部に設けられた第1〜第4操作機構54a〜54dとを備えるものとして説明したが、これに限定されず、刷版装着装置50は、刷版装着溝12内に挿入された咥え尻側端部8を引き込むことで刷版4を版胴本体10の周面に装着させることが可能な構成であれば、いかなる構成であっても良い。
上述した実施形態における説明では、第1〜第4操作機構54a〜54dが、装着位置と解除位置との間において対応する角変位軸を角変位させ、これらの位置でロックするよう構成されるものとして説明したが、これに限定されず、刷版4の取り付け及び取り外しが可能となるように係止部材52を操作可能な機構であれば、いかなる構成であっても良い。
上述した実施形態における説明では、版胴2のエッジ部13の角度及び刷版4の咥え側端部6の折り曲げ角度αが、それぞれ鋭角であるものとして説明したが、これに限定されず、版胴2のエッジ部13に刷版4の咥え側端部6が係止可能な構成であれば、いかなる構成であっても良い。
上述した実施形態における説明では、仮装着時における咥え尻側端部8の折り曲げ角度Xが「X=180°−x−γ」の式(式1)から求められるものとして説明したが、これに限定されず、補正角度γを考慮することなく、「X=180°−x」から求めるものとしても良い。
1 刷版付き版胴、2,100 版胴、2a,2b 取付け軸、4,110 刷版、4a ベース部、4b,4c 切欠き、6,112 咥え側端部、8,114 咥え尻側端部、8a 係止部10 版胴本体、11,104 収容部、12,102 刷版装着溝、13,103 エッジ部、13a 咥え側溝壁(咥え側の壁部)、14 本体部材、14a,14b 操作開口部、16 溝部、18 蓋部材、18a 先端縁、18b 側面、18c 上面、19 固定具、20 ピン付きブロック部材、22 短尺状ブロック部材、24 長尺状ブロック部材、50,106,106´ 刷版装着装置、52 係止部材、52a 第1角変位軸、52b 第2角変位軸、52c 第3角変位軸、52d 第4角変位軸、54a 第1操作機構、54b 第2操作機構、54c 第3操作機構、54d 第4操作機構、55 レバー、56 シャフト部材、57 逃げ溝、58,108,108´ 係止爪、60 軸受け部材、A 版胴の回転方向、X 咥え尻側端部の仮装着時の折り曲げ角度、a 咥え尻側端部の長さ、b 刷版装着溝の溝幅、x 外角、α,α´ 咥え側端部の折り曲げ角度、β 咥え尻側端部の平常時の折り曲げ角度、γ 補正角度

Claims (2)

  1. 軸方向に沿って延びる刷版装着溝及び該刷版装着溝から径方向内側に延びる内部空間である収容部が形成された円柱状の版胴本体、並びに、前記収容部内に収容された刷版装着装置を備える版胴と、
    可撓性薄板材の一端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着溝のエッジ部に係止可能に構成された咥え側端部、及び、前記可撓性薄板材の他端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着装置に係止可能な係止部を有する咥え尻側端部を備える刷版と、を備え、
    前記咥え尻側端部は、前記刷版装着溝内に挿入された際に、少なくとも一部が該刷版装着溝内の咥え側の壁部又は前記エッジ部に係止された前記咥え側端部を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられている
    ことを特徴とする刷版付き版胴。
  2. 軸方向に沿って延びる刷版装着溝及び該刷版装着溝から径方向内側に延びる内部空間である収容部が形成された円柱状の版胴本体と、前記収容部内に収容された刷版装着装置と、を備える版胴に、
    可撓性薄板材の一端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着溝のエッジ部に係止可能に構成された咥え側端部と、前記可撓性薄板材の他端部が折り曲げられることにより形成され、前記刷版装着装置に係止可能な係止部を有する咥え尻側端部と、を備える刷版を装着させる刷版装着方法であって、
    前記咥え尻側端部は、前記刷版装着溝内に挿入された際に、少なくとも一部が該刷版装着溝内の咥え側の壁部又は前記エッジ部に係止された前記咥え側端部を押圧可能な角度からなる鈍角に折り曲げられており、
    前記刷版の前記咥え側端部を前記刷版装着溝のエッジ部に係止させる係止工程と、
    前記刷版を前記版胴の外周面に巻き付ける刷版巻付工程と、
    前記刷版の前記咥え尻側端部に外力を加えることにより、該咥え尻側端部の折り曲げ角度を平常状態時の折り曲げ角度よりも小さくなるように折り曲げる折曲工程と、
    折り曲げられた状態の前記咥え尻側端部を前記版胴本体の前記刷版装着溝内に挿入する挿入工程と、
    前記挿入工程後に、前記咥え尻側端部に対する前記外力を排除することにより、前記咥え尻側端部の少なくとも一部を前記刷版装着溝内の咥え側の壁部若しくは前記エッジ部に係止された前記咥え側端部に押圧させる仮装着工程と、
    前記仮装着工程後に、前記刷版装着装置により前記咥え尻側端部を引き込み、前記刷版を前記版胴本体の周面に装着させる装着工程と、
    を備えることを特徴とする刷版装着方法。
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