JP2015229594A - シート処理装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】画像形成装置から送られてきたシートに穿孔処理を施すことができるシート処理装置において、穿孔処理に要する時間を短縮することができるシート処理装置およびそれを備えた画像形成装置を提供する。
【構成】シートを搬送するシート搬送手段と、シート搬送手段で搬送されてきたシートに穿孔を施す穿孔手段と、シートの搬送が停止したタイミングで、穿孔手段がシートに到達するように穿孔手段の動作を制御する穿孔制御手段と、を有する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、シートに穿孔処理を施すことが可能なシート処理装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置から搬出されるシートを受け入れて、穿孔処理(パンチ処理)、ステイプル処理(針綴じ)、折り曲げ、整本、仕分け、整合、積載、などの処理を行うシート処理装置が実用化されている。また、画像形成装置の一部の機種では、このようなシート処理装置が内蔵されたり、購入選択肢(いわゆるオプション)として接続される。
特許文献1に示されるシート処理装置は、画像形成装置の後段に配置されており、画像形成装置から受け入れたシートの搬送経路にパンチユニット(穿孔手段)を設けている。このシート処理装置は、ステイプル処理(針綴じ)を行う処理トレイを備えており、穿孔手段で穿孔したシートを排出トレイに連続的に排出して積載したり、パンチユニットで穿孔したシートを重ねてステイプル処理したりもできる。
パンチユニットは、搬送されたシートに対して一対の穿孔部材(パンチ)を、センサユニットによる検知結果を用いて搬送方向と直交する方向に移動させることにより、シートと穿孔位置のセンタ合わせを行っている。これにより、シート1枚ごとに整合処理を行うことなく、シートのセンタ位置に穿孔が施せるようにしている。
特開平10−194557号公報
画像形成装置とシート処理装置本体の間にパンチユニットを配置したシステムの場合、画像形成装置から排出されたシートはパンチユニットで一旦停止させてから処理を行うため、パンチユニットで穿孔処理している間は、画像形成装置からのシート排出も一時停止する必要があり、穿孔処理の速度がシステム全体の生産性のボトルネックとなる可能性がある。それゆえに、画像形成装置における高速化(生産性の向上)に伴って、穿孔処理にも同様の高速化が求められている。しかしながら、従来技術では、シート搬送を止めてから穿孔手段を同じ位置から動かし始めるため、穿孔手段の1サイクル動作に時間がかかっていた。
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を鑑みてなされたものであり、穿孔処理に要する時間を短縮させることができるシート処理装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、
シートを搬送するシート搬送手段と、
前記シート搬送手段で搬送されてきたシートに穿孔を施す穿孔手段と、
シートの搬送が停止したタイミングで、前記穿孔手段がシートに到達するように穿孔手段の動作を制御する穿孔制御手段と、
を有するシート処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。

また、本発明は、
シートに穿孔を施す穿孔手段と、
前記穿孔手段が穿孔後、前記シートから抜けたタイミングで、シートの搬送を開始するシート搬送手段と、
を有するシート処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。
本発明によれば、穿孔処理に要する時間を短縮させることができる。
本実施形態のシート処理装置を接続した画像形成装置の正面図である。 シート処理装置を正面から見た拡大断面図である。 シート処理装置の制御系のブロック図である。 パンチ部を正面から見た拡大断面図である。 パンチおよびセンサユニットの上面図である。 本実施の形態のパンチを用いた従来の穿孔動作を説明する図である。 本実施の形態のパンチの動作を説明する図である。 本実施の形態のパンチの動作を説明する図である。 本実施の形態の穿孔制御処理を説明するフローチャートである。 パンチ起動時間Tを算出する時のフローチャートである。 本実施の形態の穿孔制御処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態のシート処理装置を接続した画像形成装置の正面図である。本実施形態の画像形成装置Eは、画像形成手段である例えば画像形成装置本体Aと、シート処理手段である例えばシート処理装置Bを備えている。ただし、本発明の画像形成手段は、本実施形態の画像形成装置本体Aには限定されず、ファクシミリ、プリンタ、各種の印刷機等で実施されてもよい。また、本実施形態のシート処理装置Bは、図1に示す画像形成装置本体A以外の印刷装置等に接続されてもよく、画像形成装置本体Aから分離可能な別筐体で構成しても、また、画像形成装置本体Aの筐体内に分離不能に組み込まれてもよい。
<画像形成装置本体>
画像形成装置本体Aは、上部に設けた自動原稿給送装置1から自動給送した原稿を光学部2によって光学的に読み取り、読み取り信号をデジタル信号に変換して画像信号や画像データを画像形成部3へ送信し、普通紙やオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用紙等のシートPに原稿の画像を複写する。
画像形成装置本体Aの下部には、各種サイズのシートPを収納した複数のカセット4を設けてある。カセット4内のシートPは、給送ローラ5によって画像形成部3に送り込まれる。このとき、画像形成部3の感光ドラム3bには、光学部2で読み取った画像情報に基づいて変調されたレーザ光を光照射部3aから照射することにより、潜像が形成されている。
感光ドラム3bの潜像は、トナー現像されてトナー像になり、画像形成部3に送り込まれたシートPに転写される。その後、シートPは定着部6に搬送され、熱と圧力を加えられてトナー像が定着される。
シートPの片面のみに画像を形成する片面印刷の場合、定着部6を通過したシートPは、直ちに画像形成装置本体Aからシート処理装置Bへ送り込まれる。しかし、シートPの両面に画像を形成する両面印刷の場合、上記処理動作により一方の面に画像が形成されたシートPは、スイッチバック搬送されて再送パス7へ戻され、再度、画像形成部3へ搬送されて、他方の面にも画像が形成される。両面に画像が形成されたシートPも、最後には、画像形成装置本体Aからシート処理装置Bへ送り込まれる。シートPの供給は、カセット4のみならず、マルチトレイ8からも行える。
<シート処理装置>
図2はシート処理装置Bを正面から見た拡大断面図である。
シート処理装置Bは、駆動制御部211によって制御され、画像形成装置本体Aから排出されたシートを取り込み、整合して排出するソート処理、複数枚のシートをステイプラで綴じるステイプル処理、シートを冊子状にする製本処理、シートにパンチ孔を穿設する穿孔処理などの少なくとも1つのシート処理を行うようになっている。このため、シート処理装置Bは、ソート処理やステイプル処理を行う処理部132、製本処理を行う折り装置139、穿孔処理を行うパンチユニット240等を備えている。
シート処理装置Bは、画像形成装置本体Aから排出されたシートや、後述するパンチユニット240によりパンチ孔が穿設されたシートをシート処理装置Bの内部に導く入口ローラ対137が設けられている。入口ローラ対137の搬送方向下流には、製本処理の際には搬送パスPS6に、製本処理以外の処理の際には搬送パスPS5にシートを導くための案内部材122が設けられている。
案内部材122により搬送パスPS5に導かれたシートは、入口ローラ対121によってバッファユニット124に搬送され、中間搬送ローラ対126によって、処理トレイ(中間トレイ)129上に搬送される。このとき、シートは中間搬送ローラ対126の下流に位置する排出搬送ローラ対127の所定量の正回転によって一旦下流に搬送された後、逆回転によって上流に搬送されて処理トレイ129内で整合される。
処理トレイ129上に積載された複数枚のシートは、ステイプル処理が不要な場合はシート束となって排出部36から排出トレイ128(128aまたは128b)に排出される。ステイプル処理が必要な場合はシート束が第一ステイプラ166によってステイプル処理され、排出部36から排出トレイ128(128aまたは128b)に排出される。
各排出トレイ128a、128bは、排出トレイ内に配置される上トレイモータ209aと下トレイモータ209bによって昇降するようになっている。排出トレイ128a、128bは、積載されるシートが増えるにしたがって下降し、積載したシートで、シートが排出される排出部36を塞がないようにしている。
折り装置139は、製本処理をする装置であり、シートの幅方向に配列された第二ステイプラ138、シート束を折る折りローラ対139a及び突き出し部材139b等を備えている。
案内部材122によって搬送パスPS6に案内されたシートは、収納ガイド140に収納されて、先端(下端)が昇降自在な位置決め部材141に受け止められて積載される。
シートは、収納ガイド140に順次積載された後、シートの搬送方向の中央部分が第二ステイプラ138によって綴じられる。その後、位置決め部材141は、シート束の綴じられた部分が突き出し部材139bの先端に対向する位置まで下降する。シート束の綴じられた部分が対向すると、突出し部材139bがシート束の綴じられた部分を突いて、折りローラ対139aのニップにシート束を押し込む。折りローラ対139aは、回転して、シート束を搬送しながら折り曲げて、サドル排出トレイ150に排出する。これによって、製本処理が終了する。
パンチユニット240は、画像形成装置本体Aから排出されたシートに穿孔処理を行うユニットである。シート搬送方向上流側に一体的に設けられたセンサユニット41で穿孔位置の調整を行い、パンチ部40でシートにパンチ孔を穿設する。
<駆動制御部のブロック図>
図3はシート処理装置Bの駆動制御部211および周辺装置のブロック図である。CPU200は、ROM100、RAM101等を内蔵している。ROM100は、図9から図11のフローチャートの処理を含む、シート処理を行うための各種プログラムやデータが書き込まれた読み取り専用の記憶素子である。RAM101は、書き込み、消去が可能な記憶素子であって、ROM100から読み出したプログラムが保持され、シート処理の過程で発生する処理データや演算結果が随時書き込み、消去される。
CPU200は、画像形成装置本体A(図1)とシリアル通信を行って、画像形成装置本体Aとシート処理装置Bとを連携動作させるための各種信号およびシートの厚さ等のシート情報の授受を行う。画像形成装置本体Aに設けた液晶タッチパネル操作部(不図示)を通じて、ユーザが画像形成装置Eを使用するために、要求するシート処理モードを選択すると、画像形成装置本体Aは、設定された処理情報やシート情報をシート処理装置BのCPU200に送信する。
シート搬送部10は、搬送モータ212を駆動し、シートを各処理部へ搬送する。
トレイ制御部11は、上トレイモータ209aと下トレイモータ209bを制御し、シートの仕分けを行う。
ステイプル制御部12は、第一ステイプラ166および第二ステイプラ138を制御し、シート束に綴じ処理を行う。
折り制御部13は、折り装置139を制御し、製本処理を行う。
パンチ制御部14は、センサユニット41からの情報を受けてシートの位置や長さを検知し、横レジモータ42を駆動してパンチ部40の位置合わせを行い、パンチモータ40kを駆動することでシートにパンチ孔を穿設する。パンチモータ40kは、入力されるパルス数により回転量が決まるステッピングモータで構成されており、パンチ40d(図4で後述)の上下位置を制御することができる。
<パンチユニット>
図4は図2のパンチ部40を正面から見た拡大断面図、図5は図2のパンチ部40およびセンサユニット41を上から見た上面図である。
図4に示すように、パンチ部40は、パンチモータ40k(図3)を駆動することで駆動軸40aに固定されたカム40bが矢印h方向に回転して、摺動フレーム40cの下面40gに接触しながら下方向(Y方向)へ押し下げることにより、パンチ40dがガイド40fおよび下フレーム40eの嵌合穴部40mに貫入して、ガイド40fと下フレーム40eの間のシートPに穿孔を施す。
ガイド40fと下フレーム40eは、シートPの搬送経路(X方向)を横断して配置されている。パンチ40dを固定した摺動フレーム40cは、ガイド40fと下フレーム40eに対してY方向に上下動可能で、上方へ向かって不図示のばねにより付勢されている。
図5に示すように、センサユニット41は、パンチ部40のZ方向に固定されていて、光学的な透過・遮光を検知する先後端検知センサ41aおよび横レジセンサ41b、41c、41d、41eを有している。横レジセンサ41b、41c、41d、41eは、本実施の形態ではB5、A4、B5R、A4Rの各サイズのシートPの側端位置に受光素子を配置しており、シート面と垂直方向(Y方向)に対向する光源との間に、画像形成装置本体Aから排出されるシートPを通過させて、シートPのサイズを検知する。
先後端検知センサ41aは、シートPの先端および後端を検知し、パンチ部40の動作タイミングおよびシートの搬送停止タイミング(穿孔位置)を決定する。
パンチ部40は、パンチ部40に設けられたラック部40jと、横レジモータ42の出力軸に取り付けたピニオンギア42aとが係合することで、横レジモータ42の回転によりZ方向にスライドさせることができ、シートサイズに応じた距離を移動させることでシート搬送方向(X方向)と直交するZ方向の穿孔位置を決めることができる。
パンチ部40は、穿孔処理終了後、図5の上方向にスライドさせ、ラック部40jに取り付けたフラグ40hが横レジホームセンサ43を遮光したら停止させる。
<穿孔制御処理>
図6は本実施例のパンチ部40の構成を用いて従来の穿孔動作を説明する図である。
シートPが搬送されて来て所定の穿孔位置で停止するまで、カム40bを図6(a)に示すホームポジションで待機させる。図6(b)に示すように、シートPが所定の穿孔位置に到達したら搬送モータ212(図3)を停止し、シートPを止め、パンチモータ40k(図3)を駆動することで駆動軸40aに回転が伝達され、カム40bが回転することで、ばね付勢に逆らって摺動フレーム40cの下面40gとパンチ40dが下方向に下がり始める。
そのままカム40bを180度回転させると、図6(c)に示すようにパンチ40dがシートPを貫通する。さらにカム40bを回転させホームポジションに戻ったらパンチモータ40k(図3)を停止させ、シートPの搬送を再開する(図6(d))。
このように、従来は、シートPの停止を待ってパンチ部40dを下降させており、また、パンチ部40dの停止を待ってシートPを搬送していたので、シートに穿孔が施されてシートが再度搬送されるまでに時間がかかっていた。
次に、本実施の形態における穿孔制御処理について図7、図9、図10を用いて説明する。
図7は本実施の形態のパンチ部40の穿孔動作を説明する図である。
図9は本実施の形態の穿孔制御処理を説明するCPU200のフローチャートである。
CPU200は、画像形成装置本体Aから穿孔処理の指示を受けると、図9のS101でパンチモータ40kを動かすパンチ起動時間Tを算出する。シートPが穿孔位置に到達するタイミングでパンチ40dがシートPに到達するようにするため、パンチ起動時間Tはシート厚さに応じて切り替える。
図10(a)はパンチ起動時間Tを算出する時のCPU200のフローチャートである。
図10(b)はシート厚さとパンチ到達時間PT1の関係を示す表である。
CPU200は、図10のS201で画像形成装置本体Aから搬送されてきたシートPの厚さ情報を取得する。シート厚さは、例えば画像形成装置本体Aに設けられたパネル操作部からのユーザの入力情報として取得するが、例えば「普通紙、厚紙、薄紙」などからユーザが選択する。
次にCPU200は、S202で図10(b)の表からパンチ40dがシートに到達する時間PT1を取得する。パンチ40dとシート面との距離はシート厚さによって異なるため、予めシート厚さごとにパンチ到達時間PT1を設定しておく。次にCPU200は、S203でシートがパンチ位置に到達する時間Yを算出する。これは例えば先後端検知センサ41a(図5)がシート後端を検知する位置からパンチ40dの穿孔位置までの距離をシート搬送速度で割ることで算出できる。次にCPU200は、S204でパンチモータ40k(図3)の起動時間Tを算出する。パンチモータ40kの起動時間Tは、シート後端を検知してからパンチ40dを下げ始めるまでの時間で、
T=シートPが穿孔位置に到達する時間Y−パンチ到達時間PT1
によって求めることができる。
図9のフローチャートに戻り、CPU200は、S102で先後端検知センサ41a(図5)がシート後端を検出するのを待つ。先後端検知センサ41a(図5)がシート後端を検出したら(S102でYes)、S101で算出したパンチ起動時間Tが経過するのを待つ(S103)。パンチ起動時間Tが経過したら(S103でYes)、パンチモータ40kを起動し、カム40bを回転させることでパンチ40dを下げ始める(図7(a))。カム40bの回転量およびパンチ40dの上下位置はパンチモータ40kへの入力パルス数で制御される。
S101でシートPが穿孔位置に到達するタイミングとパンチ40dがシートに到達するタイミングが一致するようにパンチ起動時間Tを設定しているので、S105でシートPが穿孔位置に到達したらシート搬送制御部10は搬送モータ212(図3)の駆動を停止し、シートPに穿孔を施す(図7(b))。S106でパンチ40dがシートPを抜ける位置(ガイド40fの下面)に到達したら、S107でシート搬送制御部10は搬送モータ212(図3)の駆動を再開し、シート処理装置内にシートを導く(図7(c))。CPU200はパンチモータ40kの駆動をそのまま続け、カム40bがホームポジション(HP)(図7(d))に戻るのを待つ(S108)。カム40bがホームポジション(HP)まで回転したら(S108でYes)、CPU200はS109でパンチモータ40k(図3)を停止させる。
シートPが停止しているのはパンチ40dがシートPに到達してから、パンチ40dがシートPを抜けるまでになるので、シート停止時間を短縮することができ、穿孔処理に要する時間を短縮させることができる。
本発明の他の実施の形態を図8と図11を用いて説明する。
先の実施の形態では、シートPの到達タイミングとパンチ40dのシート到達タイミングが一致するようにシート厚さに応じてパンチモータ40kの起動時間を制御したが、本実施の形態では、起動時間は固定にしたまま、シート厚さに応じてカム40bの待機位置を変えることで、シートPの到達タイミングとパンチ40dのシート到達タイミングが一致するようにする方法を説明する。
図8は本実施の形態のパンチ部40の穿孔動作を説明する図である。
図11は本実施の形態の穿孔制御処理を説明するCPU200のフローチャートである。
CPU200は、画像形成装置本体Aから穿孔処理の指示を受けると、図11のS301で画像形成装置本体Aからシート厚さ情報を取得する。次にCPU200は、S301で取得したシート厚さに従った所定の位置にカム40bを回転させる(S302)。図8(a)の例では、カム40bを約45度回転させて待機している。次にCPUはS303で、先後端検知センサ41a(図5)がシート後端を検出するのを待つ。S303で先後端検知センサ41a(図5)がシート後端を検出したら(S102でYes)、S304に進み、パンチ起動時間Tが経過するのを待つ。本実施の形態のパンチ起動時間Tは、シート厚さに依らず固定とし、カム40bの待機位置をシート厚さによって変えることで、シートPの到達とパンチ40dのシート到達が一致するようにする。
パンチ起動時間Tが経過したら(S304でYes)、S305でパンチ制御部14(図3)はパンチモータ40k(図3)を起動する。シートPが穿孔位置に到達したらS306でシート搬送制御部10(図3)は搬送モータ212(図3)の駆動を停止し、シートPの搬送を止め、シートPに穿孔を施す(図8(b))。その後もパンチモータ40k(図3)は駆動を続け、パンチ40dがシートPを抜ける位置(ガイド40fの下面)に到達したら(S307でYes)、S308でシート搬送制御部10(図3)は搬送モータ212(図3)の駆動を再開し、シート処理装置内にシートPを導く(図8(c))。パンチモータ40k(図3)はシート搬送再開後も駆動を続け、カム40bがホームポジション(HP)に戻るのを待つ(S309)(図8(d))。カム40bがホームポジション(HP)まで回転したら(S309でYes)、CPU200はS310でパンチモータ40k(図3)を停止させる。
以上説明した実施の形態のシート処理装置によれば、穿孔処理に要する時間を短縮させることができる。
A 画像形成装置本体
B シート処理装置
C パンチユニット
E 画像形成装置
40 パンチ部(穿孔手段)
40a 駆動軸
40b カム
40c 摺動フレーム
40d パンチ
40e 下フレーム
40f ガイド
40g 摺動フレーム下面
40h フラグ
40j ラック部
40k パンチモータ
40m 嵌合穴部
41 センサユニット(シート端部検知手段)
42 横レジモータ
43 横レジホームセンサ

Claims (5)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段で搬送されてきたシートに穿孔を施す穿孔手段と、
    シートの搬送が停止したタイミングで、前記穿孔手段がシートに到達するように穿孔手段の動作を制御する穿孔制御手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 請求項1に記載のシート処理装置において、
    前記穿孔制御手段は、シートの厚さに応じて前記穿孔手段の動作タイミングを制御することを特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項1に記載のシート処理装置において、
    前記穿孔制御手段は、シートの厚さに応じて前記穿孔手段の待機位置を制御することを特徴とするシート処理装置。
  4. シートに穿孔を施す穿孔手段と、
    前記穿孔手段が穿孔後、前記シートから抜けたタイミングで、シートの搬送を開始するシート搬送手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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