JP2015229529A - シート積載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】積載手段上に積載されている先行シートと排紙口から積載手段に搬入される後続シートの各サイズ情報から後続シートの重心が先行シートの紙面から外れるときには後続シートの搬入を停止するように制御する。
【解決手段】単シート又は束状シートを排紙口から下流側に移送するシート搬送路と、排紙口の下流側に配置されシートを積載するシート積載手段と、シート搬送路に配置され、シートを搬送する搬送手段と、シート積載手段に積載されたシートの高さレベルを検出するレベル検知センサと、シート積載手段に積載されている先行シートの上に排紙口から後続シートを搬入するか否か判断する判別手段と、搬送手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置などから送られるシートをトレイなどの支持手段上に積載支持するシート積載装置に係わり、整然とシートを積載することの可能なシート積載機構の改良支持機構の改良に関する。
一般にこの種の装置は、排紙経路の排紙口に段差を形成してスタックトレイを配置し、上流側から送られたシート(単シート、束シート)を積載しているシートの上に積み重ねて収納している。そしてスタックトレイには積載量に応じて下降するように昇降機構が備えられ、最上シートの高さレベルを検出するセンサからの信号でトレイを上下動させている。
例えば特許文献1には、画像形成装置の排紙口に連結され画像形成されたシートを下流側に配置したスタックトレイに積載収納する装置が開示されている。同文献にはスタックトレイの上方に最上シートの高さ位置を検出するセンサを配置し、このセンサからの検出信号で(満杯と判定したときには)経路から後続シートを搬出しないように制限する制御機構が開示されている。
特許文献1にはトレイ上に集積する用紙サイズが異なるときには満杯と判定するレベルを異ならせることは開示されているが、トレイ上に異なるサイズの用紙を積み重ねることと、その制御については開示されていない。
また、特許文献2には集積トレイにシートを積み重ねて積載するとき、シートサイズに応じて異なる満杯レベルで高さ検出することが開示されている。
特開平11−116134号公報 特開2008−37636号公報
上述のように上流側の搬送経路からシートを積載トレイに収納する際に、シートの積載高さを検出して後続シートの搬入を許可するか禁止する装置は、満杯検出機構を備えたシートスタック装置として知られている。また、トレイ上に積載されている先行シートのサイズと後続するシートのサイズが異なるときには後続シートのトレイ搬入を禁止することも知られている。
例えば図10には、トレイ上にシート束を連続して積載収納する状態が示されている。サイズが異なるシート(単シート又はシート束;以下同様)を積み重ねて集積する場合に大きいサイズの先行シートの上に小さいサイズの後続シートを積載するときには(位置ズレすることなく)安定して積載することができる。逆に同図に示すように小さいサイズの先行シートの上に大きいサイズの後続シートが積載されると、後続シートは位置ズレすることがある。
シートをトレイ上に順次積載する場合に、先行シートより大きいサイズの後続シートが位置ズレすると、その後のシートはジャム(紙詰り)を引き起こし、或いは高さ位置の検出誤差をもたらす問題を引き起こす。
本発明者は異なるサイズのシートをトレイ上に積載するとき、後続シートの重心位置が、先行シートの紙面の外側に外れるときには大きな位置ズレを引き起こすことを究明するに至った。
本発明は、排紙口からシート積載手段にシートを搬出し、先行シートの上に後続シートを積載する際にシートが位置ずれすることなく、整然と堆積することが可能なシート集積装置の提供をその課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、積載手段上に積載されている先行シートと排紙口から積載手段に搬入される後続シートの各サイズ情報から後続シートの重心が先行シートの紙面から外れるときには後続シートの搬入を停止するように制御することを特徴としている。
更に、その構成を詳述すると、単シート又は束状シートを排紙口から下流側に移送するシート搬送路(16)と、排紙口の下流側に配置されシートを積載するシート積載手段(20)と、シート搬送路に配置され、シートを搬送する搬送手段(17)と、シート積載手段に積載されたシートの高さレベルを検出するレベル検知センサ(38)と、シート積載手段に積載されている先行シートの上に排紙口から後続シートを搬入するか否か判断する判別手段(58)と、搬送手段を制御する制御手段(50)と、を備える。判別手段は、シート積載手段に積載されている先行シートのサイズ情報と排紙口から搬出される後続シートのサイズ情報から、積載した状態で後続シートの重心位置が先行シートの紙面から外側に外れるか否かを判別するように構成され、制御手段は、判別手段の判別結果に従って搬送手段を制御する。
本発明は、処理トレイ上にシートを積載収納する際に、先行するシートに対して後続するシートの重心位置が紙面外側に外れるときにはトレイへのシート搬出を禁止するようにしたものであるから以下の効果を奏する。
トレイ上に順次シートを積載するときに、搬入するシートの重心位置が積載されているシートの紙面より外側に外れると判断したときには、そのシートのトレイ搬出を停止し、オーバフロートレイに搬出するか、搬送経路に滞留させる。
これにより、シートはスタックトレイに整然と積み重ねられ、姿勢が乱れてトレイ外部に散出することも、紙面の高さレベルの誤検出を招くこともない。これと共にサイズの異なるシートを比較的安定した状態で高速に(効率的に)収納処理することができる。
本発明に係わる画像形成システムの構成説明図。 本発明に係わるシート積載装置の構成説明図。 図2の装置におけるスタックトレイの昇降機構を示す説明図。 図1の装置における制御構成の説明図。 図2の装置におけるシート収納動作の説明図でありシートを処理トレイに集積してスタックトレイに収納する場合を示す。 図2の装置におけるシート収納動作の説明図であり、シートを1枚ずつスタックトレイに収納する場合を示す。 小サイズシートの上に大サイズシートを収納する場合の説明図であり、シートの重心位置が積載シートの紙面内側に位置する(a)は搬入した状態を、(b)は搬入後に整合した状態を示す。 大サイズシートの上に小サイズシートを収納する場合の説明図であり、(a)は搬入した状態を、(b)は搬入後に整合した状態を示す。 搬送経路中のシートをオーバフロートレイに搬入する状態説明図。 従来の小サイズシートの上に大サイズシートを収納した状態の説明図。
図1は本発明に係わる画像形成システムを示し、画像形成装置Aと、画像形成されたシートを後処理して収納する後処理装置Bで構成されている。本発明は、この後処理装置Bに組み込まれているシート積載装置Cに関する。
画像形成装置Aは図示しないが、種々の画像形成機構が知られている。例えば、ハウジング内に給紙部と画像形成部と排紙部を配置し、画像読取部で読取った画像データ、或いは外部のネットワークから転送された画像データに従ってシート上に画像を形成する。画像形成機構は静電画像形成機構、インクジェット画像形成機構、転写リボン画像形成機構、サーマルヘッド画像形成機構などが知られている。
後処理装置Bは、図1に示すように画像形成装置Aの排紙口10に連なる搬送経路16と、その下流側に処理トレイ20とスタックトレイ21がこの順に配置されている。搬送経路16の搬入口14にはシート先端を検出する入口センサSe1が、排紙口19には排紙センサSe2が配置され、搬送ローラなどの搬送手段17でシートを搬入口14から排紙口19に移送する。
排紙口19の下流側には処理トレイ20が段差を形成して配置され、搬送経路16から送られたシートを積載して部揃え集積する。この処理トレイ20には綴じ処理手段25(ステープラユニット)が配置され、規制ストッパ26に位置決めされたシートを集積して綴じ処理する。
上記処理トレイ20には、綴じ処理したシート束を下流側に搬送するコンベア手段30が配置されている。処理トレイ20の下流側にはスタックトレイ21が配置され、このスタックトレイは搬送経路16からシートを搬入するのと同時に、処理トレイ20で綴じ処理動作れたシート束を搬入する位置関係に配置されている。
[スタックトレイの構造]
図3に従ってスタックトレイ21の構造を説明する。スタックトレイ21はシートを載置する紙載面21aを有するトレイ部材と、このトレイ部材を装備する(固定する)トレイ基体21bが装置フレーム11に配置されたガイドレール33に積載方向に上下動可能に支持されている。トレイ部材21は装置フレーム11に配置された上下一対の巻き上げプーリ34a、34bに懸架部材35で支持されている。巻き上げプーリ34aには巻き上げモータM1が連結され、モータの正逆転でトレイ部材21を上下動するように構成されている。
[レベル検出センサ構造]
スタックトレイ21には積載したシートの高さレベルを検出するセンサが配置されている。図3に示す形態について説明すると、スタックトレイ21の上方には装置フレーム側からレバー形状のセンサレバー38が揺動可能に配置されている。このセンサレバーにはセンサフラグ38fが一体的に取り付けられ、作動ソレノイド39で揺動するように構成されている。
そこで後述する制御手段50は、シートがスタックトレイ上に搬入したタイミングでセンサレバー38を待機位置からトレイ上方の作動位置に揺動させ、トレイに搬入したシートの上を押圧させる。このときのセンサフラグ38fの位置をポジションセンサSpで検出して積載紙面の高さレベルを判別する。
そこで後述する制御手段50は、上記ポジションセンサSpからの検出信号によってスタックトレイ21の高さ位置を調整する。この高さ調節は前述の巻き上げモータM1の回転方向と回転量によって行なう。なお、スタックトレイ21には、レベルセンサの検出信号、或いはこのセンサと異なる満杯検知センサを配置し、スタックトレイ上の積載量の限界高さ位置を検出する。このようなスタックトレイ上の高さ位置の検出は、積載されるシート(単シート又はシート束)の姿勢が歪曲して積載されると、高さ位置の検出結果も誤検出を招く。
なお、図1に示す後処理装置Bは、上述した搬送経路16と、処理トレイ20とスタックトレイ21の他に、搬送経路16から分岐した第2後処理部31と、その下流側に第2スタックトレイ32が配置されている。第2後処理部31には、搬送経路16から送られたシート集積する集積ガイド36と、部揃え集積したシート束を綴じ処理するステープル手段37と、綴じ処理したシート束を折り合わせる折りロール40が配置されている。従って、この第2後処理部31では搬送経路16から送られたシートを集積して綴じ処理と折り処理を施して製本仕上げした後に第2スタックトレイ32に搬出する。
[制御構成]
図1の装置についてその制御構成を図4に従って説明する。同図の制御構成は画像形成機構を制御する画像形成制御部45と、後処理機構を制御する後処理制御部50で構成されている。
画像形成制御部45には画像形成モードと後処理モードを設定するモード設定手段46が備えられている。後処理モードは、画像形成されたシートを部揃え集積して綴じ処理する綴じ処理モードと、綴じ処理することなくスタックトレイ21に収納するプリントアウトモードと、画像形成シートを仕分け収納するジョグ収納モードと前記第2後処理部31で製本仕上げする製本処理モードの何れかに設定する。
画像形成装置Aには図示しないコントロールパネルを有する入力部47が配置され、この入力部からモード設定が行われる。また、画像形成制御部45から後処理制御部50には、設定された後処理モードの選定信号と、画像形成するシートのサイズ信号Si1と、画像形成が終了したタイミングでジョブエンド信号Si2が伝送される。
後処理制御部50は、搬送制御部51と集積動作制御部52と綴じ処理制御部53と製本処理制御部54を備えている。そしてROM55に記憶している制御プログラムを設定された後処理モードに応じて実行する。RAM56には制御プログラムの実行に必要なデータが記憶されている。上記搬送制御部51は、搬送経路16に配置された搬送手段(搬送ローラ)17の駆動モータ(不図示)を制御する。搬送制御部51は後述する判別手段58に応じて搬送経路16の排紙口19から搬出するシートの搬送速度を変更可能に構成されている。
上記集積動作制御部52は、綴じ処理モードの実行時に排紙口19から搬送されたシートを処理トレイ20に部揃え集積する。処理トレイ20にシート搬入する搬送回転体(不図示)の回転制御と、整合手段(整合板)によるシートの搬送直交方向の位置合わせを制御する。また綴じ処理動作後に処理トレイ上のシート束を下流側のスタックトレイ21に搬送する。
上記綴じ処理制御部53は、綴じ処理手段(ステープラユニット)25の作動モータ(不図示)を制御する。上記作動モータには駆動カムが連結され、モータの回転でステープル針による綴じ処理を実行する。
上記製本処理制御部54は、搬送経路16から送られたシートを集積ガイド36上に部揃え集積して中綴じステープル37で綴じ処理した後に、折りローラ40で折り処理する。折り処理後は、(製本した)シート束を第2スタックトレイ32に搬出して収納する。
なお、図1の装置には、第1、第2スタックトレイ21、32の他にオーバフロートレイ22が配置されている。このオーバフロートレイ22には第1スタックトレイ21に搬出することが不可能なシート、例えば割込みプリントモードのシート、或いは大判サイズのシートなどを収納する。このため、オーバフロートレイ22は搬送経路16から分岐して装置ハウジング11に配置されている(図9参照)。
[判別手段の構成]
上記搬送制御部51には、「排紙口19から搬出するシートの重心位置がスタックトレイ21に積載されている先行シートの紙面から外側に外れるか否かを判別する」判別手段58が設けられている。この判別手段58は、単シートで搬出される場合と、シート束で搬出される場合と、シートがセンター基準で排出される場合と、片側基準で搬出される場合で重心位置の算出方法が異なる。
図示の制御装置は、この先行シートの紙面から後続シートの重心位置が外側に外れるか否かを次のように比較している。
(1)センター基準の場合
シートが排紙口19からセンター基準で搬出される装置構成の場合には後続シートの重心位置は、搬送方向長さ(La)から1/2位置に算出し、トレイ上に積載されている先行シートの搬送方向長さLsと比較する。
そして、1/2(La)≧Lsのときには後続シートの重心位置は先行シートの紙面から外部に外れると判断する。
また、1/2(La)<Lsのときには後続シートの重心位置は先行シートの内部に位置すると判断する。
なお、この場合にシート束は束厚さ方向の重心位置は、「ネグレクト(無視)」する。これはトレイ紙載面の傾斜角度などその算出が複雑となるので無視することが好ましい。
この場合には位置誤差を補正する補正値を設定する。例えば重心位置を[1/2(La)≧Ls−α(α>0;補正値)]で算出する。
(2)片側基準の場合
シートが排紙口19から片側基準で搬出される装置構成の場合には後続シートの重心位置は、搬送方向長さ(La;length)と搬送直交方向長さ(Wa; width)のそれぞれについて[1/2(La)≧Ls][1/2(Wa)≧Ws]を比較する。
そして、いずれか一方はこの条件を満たすときには「後続シートの重心位置は先行シートの紙面から外部に外れる」と判断する。
尚上述の判別手段58において、排紙口19から搬出されるシート後端部とトレイ上に積載されているシート後端部は同一の基準位置に整合されていると見做して重心位置を算出して両者を比較する。
搬送制御部51には、上述のように判別手段58が設けられ、画像形成装置Aからデータ転送されるシートサイズ情報Si1、又は搬送経路16に配置したシートセンサSe1(例えばセンサアレイ)から検出する検出値から重心位置を算出して比較する。(図4制御ブロック参照)。
次に後処理制御部50の動作について図5のフローチャートに従って説明する。図示のフローは搬送経路16に送られたシートを処理トレイ上に部揃え集積して綴じ処理した後に、シート束を下流側のスタックトレイ21に収納する場合について説明する。
画像形成制御部45でモード設定と、シートサイズ設定するとその情報は後処理装置の制御部50に伝送される(St01)。この画像形成装置Aからの情報受信と共に制御手段50は、シート枚数をカウントするためにカウンタ値をリセット(C=0)する(St02)。このカウントは搬送経路16のシートセンサSe1が「OFF」から「ON」に変位した時にカウンタ(不図示)を作動する(St03)。
搬送経路16に送られたシートは、カウンタを作動(C=C+1;計数)(St04)して下流側の処理トレイ20に搬送される(St05)。このシートは処理トレイ上で規制ストッパ26に位置決めされ、搬送直交方向も基準位置(センタ基準又は片側基準)に位置決めされる。
次いで、制御手段50は画像形成装置Aからジョブエンド信号Si2を受信するまで「シート搬入」「シートカウント」「トレイ搬入」「シート整合」の動作を繰り返して処理トレイ上にシートを部揃え集積する。
制御手段50は画像形成装置Aからジョブエンド信号Si2を受信する(St06)と、判別手段58で「判断1;搬入するシート束のサイズが所定サイズ以下か否か判断する」(St09)。
「判断1」で所定サイズ以下のときには、制御手段50はスタックトレイ21の高さ位置を基準位置から上方の高い位置に移動する(St10)。これは小サイズシートのとき落差が大きいとシートが転倒することがあり、これを防止するためである。
次に制御手段50は「判断2;スタックトレイ21に搬入するシート束の重心位置が積載されているシート面(積載面)から外側に外れるか否か判断する」(St12)。この「判断2」は、センター基準排紙のときには搬送方向のシートサイズを比較する(St07)。この比較方法は前述の(1)で説明した。
また制御部50は片側基準排紙のときには、搬送方向と搬送直交方向のそれぞれについてシートサイズを比較する(St08)。この比較方法は前述の(2)で説明した。
制御手段50は、「判断2」で「搬出シートサイズLa<積載シートサイズLs」のときには排紙口19からシート束を搬出する搬出速度を規定値から所定量減速させた減速値に設定してシート束を搬出する(St13)。
また制御手段50は、「判断2」で「搬出シートの重心位置が積載シート面から上に外れると判断した」ときには搬送手段17を停止して警告を発する(St15)。
警告を発したのちには、装置制御部50はオペレータによるシート搬送などの処置を待って再起動する。
後続シートの重心位置が先行シートの紙面の外側に位置する場合には、図10に従来技術として説明した。この状態では先行シートの上に積み重ねられた後続シート(束シート/単シート)は、先行シートの上から滑り落ちるようにトレイ外部に散出する(図10参照)。
また、後続シートの重心位置が先行シートの紙面内側に位置する場合は、図7に示すように先行シートの上に積み重ねられた後続シートはその重心の作用で同図(b)に示すように基準面に整合される。また、後続シートが先行シートのサイズより小さいときには、図8に示すように先行シートの上に積み重ねられた後続シートは同図(a)の状態から(b)の状態に整合される。
A 画像形成装置
B 後処理装置
C シート積載装置
Se1 入口センサ
M1 巻き上げモータ
16 搬送経路
17 搬送ローラ
19 排紙口
20 処理トレイ
21 スタックトレイ
25 綴じ処理手段(ステープラユニット)
26 規制ストッパ
45 画像形成制御部
46 モード設定手段
50 後処理制御部
51 搬送制御部
58 判別手段
Si1 シートサイズ信号
Si2 ジョブエンド信号

Claims (9)

  1. 単シート又は束状シートを排紙口から下流側に移送するシート搬送路と、
    前記排紙口の下流側に配置されシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート搬送路に配置され、シートを搬送する搬送手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの高さレベルを検出するレベル検知センサと、
    前記シート積載手段に積載されている先行シートの上に前記排紙口から後続シートを搬入するか否か判断する判別手段と、
    前記搬送手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記判別手段は、
    前記シート積載手段に積載されている先行シートのサイズ情報と前記排紙口から搬出される後続シートのサイズ情報から、積載した状態で後続シートの重心位置が先行シートの紙面から外側に外れるか否かを判別するように構成され、
    前記制御手段は、前記判別手段の判別結果に従って前記搬送手段を制御することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記判別手段の判別結果が先行シートの紙面に対して後続シートの重心位置が外側に外れるときには、
    前記搬送手段を停止して前記シート搬送路からのシート搬出を停止するか、又は警告を発することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記シート搬送路にシート枚数をカウントするカウント手段を備え、
    前記カウント手段でカウントしたシート束枚数が所定枚数以上のときには、
    前記判別手段の判別結果に従って前記搬送手段を制御し、
    シート束枚数が所定枚数以下のときには、
    前記判断手段の判別結果によらず前記搬送手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  4. 前記シート搬送路は、
    搬入口から排紙口にシートを移送する搬送ガイド、又はシートを一時的に載置して後処理する後処理ガイド、或いはシートを一時的に滞留させるバッファガイドで構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  5. 前記判別手段は、
    シートの搬送方向長さと、搬送直交方向長さと、シート厚さ、から重心位置を演算すること特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記シート搬送路は、シートサイズを設定する画像形成装置の排紙口に連結され、
    前記判別手段は、
    シートサイズ情報を、前記画像形成装置から伝送されたデータから知得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記シート搬送路には、
    通過するシートサイズを検出するセンサ手段が配置され、
    前記判別手段は、前記センサ手段からの検出値に基づいてシートサイズを識別することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記判別手段で後続シートのシートサイズが先行シートのシートサイズより大きいと判断したときには、小さいと判断したときより、前記搬送手段の搬送速度を低速に制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  9. 前記シート積載手段は、
    積載方向に移動可能なトレイ手段と、
    前記トレイ手段を上下動する昇降手段と、
    て構成され、
    前記昇降手段の制御手段は、
    前記シート積載手段上の積載面と前記シート搬送路の排紙口との間の高低差を、
    前記判別手段によって先行シートより後続シートが大きいサイズと判断したときには、低く設定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のシート積載装置。
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