JP2015228609A - 恒温型圧電発振器 - Google Patents

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勝哉 社本
甲史郎 本宮
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Abstract

【課題】小型化が容易であり、圧電振動子の温度変化を抑えられる恒温型圧電発振器を提供する。
【解決手段】本発明の恒温型圧電発振器100は、第1の基板116と、第1の基板116の一方の主面の側であって、第1の基板116と離間して配置される第2の基板112と、第1の基板116の前記一方の主面に搭載され、第1の基板116及び第2の基板112の間に配置された圧電振動子120と、第1の基板116の温度を制御する第1の温度制御回路140と、第2の基板112の温度を制御する第2の温度制御回路160と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は恒温型圧電発振器に関する。特に、恒温型圧電発振器に含まれる圧電振動子の温度変化を、温度調整される基板によって防止する恒温型圧電発振器に関する。
種々の電子機器、電子装置では、高安定かつ高精度の周波数が得られる発振器として、圧電振動子が使われた圧電発振器が広く使われている。この圧電振動子には、水晶等の圧電材料が用いられている。移動体通信システムの基地局、放送機及び測定器等では、その他の電子機器、電子装置よりも高安定かつ高精度の周波数が要求されることがある。一方で、圧電振動子は温度によって特性が変化することがあり、これが周波数の安定度及び精度の向上の妨げとなることがある。そこで、圧電振動子の温度を一定にする機構を備えることで、周波数の安定度及び精度をさらに高めた恒温型圧電発振器が開発され、移動体通信システムの基地局、放送機及び測定器等で使われている。
ここで恒温型圧電発振器として、例えば特許文献1では次のようなものが開示されている。まず、箱状のアウターオーブンと、アウターオーブンに収容された箱状のインナーオーブンとがある。インナーオーブンには圧電振動子が収容されている。そして、このアウターオーブンを所定温度に維持する温度制御部がある。また、圧電振動子を所定温度に維持する温度制御部がある。さらに、発振回路を構成する電子部品を所定温度に維持する温度制御部がある。インナーオーブンの外側面には温度センサ(感温素子)等が搭載される。
また、他の恒温型圧電発振器として、例えば特許文献2では次のようなものが開示されている。まず、ベース基板にケースが接合されて、ベース基板とケースとに囲まれた空間が形成される。この空間に、ベース基板と平行になるようにプリント基板が収容される。プリント基板のベース基板側の主面には圧電振動子が搭載される。プリント基板の、圧電振動子が搭載された主面と反対側の主面には、発熱部品が搭載される。また、圧電振動子の、プリント基板側の面と反対側の面にも、発熱部品が搭載される。
特開2011−217302号公報 特開2010−183228号公報
しかし、特許文献1に開示された恒温型圧電発振器は、アウターオーブンの中にインナーオーブンが収容されるため、恒温型圧電発振器の小型化が困難である。また、特許文献2に開示された恒温型圧電発振器は圧電振動子がベース基板と対向している。ここで、恒温型圧電発振器が実装基板に搭載されたとき、ベース基板はこの実装基板に接触又は近接する位置に置かれる。よって、ベース基板は温度変化が大きい。したがって、ベース基板に対向する圧電振動子の温度を一定に保つことが困難である。
このような事情に鑑みて、本発明は小型化が容易であり、圧電振動子の温度変化を抑えられる恒温型圧電発振器の提供を目的とする。
本発明の第1観点の恒温型圧電発振器は、
第1の基板と、
前記第1の基板の一方の主面の側であって、前記第1の基板と離間して配置される第2の基板と、
前記第1の基板の前記一方の主面に搭載され、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に配置された圧電振動子と、
前記第1の基板の温度を制御する第1の温度制御回路と、
前記第2の基板の温度を制御する第2の温度制御回路と、を有することを特徴とする。
本発明の第2観点の恒温型圧電発振器は、第1観点の恒温型圧電発振器において、
前記第1の基板又は前記第2の基板のいずれか一方の基板に接合され、前記第1の基板又は前記第2の基板の他方の基板と前記圧電振動子とを収容する蓋体、をさらに有する。
本発明の第3観点の恒温型圧電発振器は、第1観点の恒温型圧電発振器において、
前記第1の基板及び前記第2の基板から離間して配置された第3の基板と、
前記第3の基板に接合され、前記第1の基板、前記第2の基板及び前記圧電振動子を収容する蓋体と、をさらに有する。
本発明の第4観点の恒温型圧電発振器は、第1観点ないし第3観点のいずれか一つの恒温型圧電発振器において、
前記第2の温度制御回路は、抵抗とPCTサーミスタとを直列に接続したものである。
本発明の第5観点の恒温型圧電発振器は、第1観点ないし第3観点のいずれか一つの恒温型圧電発振器において、
前記第2の温度制御回路は発熱部品のみからなる。
本発明の第6観点の恒温型圧電発振器は、第1観点ないし第3観点のいずれか一つの恒温型圧電発振器において、
前記第2の温度制御回路は、前記第1の温度制御回路と同じ構成である。
本発明の恒温型圧電発振器によれば小型化が容易であり、圧電振動子の温度変化を抑えられる。
恒温型圧電発振器100の斜視図である。 恒温型圧電発振器100の断面図である。 (a)は第1の基板116の平面図である。(b)は第2の基板112の平面図である。 恒温型圧電発振器100の回路ブロック図である。 第1の温度制御回路140の回路図である。 第2の温度制御回路160の回路図である。 PTCサーミスタの特性を示すグラフである。 恒温型圧電発振器200の断面図である。 恒温型圧電発振器300の断面図である。 第2の温度制御回路460の回路図である。
<恒温型圧電発振器100の構成>
本発明の実施の形態である恒温型圧電発振器100について、図1、2を参照して説明する。図1は恒温型圧電発振器100斜視図である。図2は、図1におけるA−A線に沿った断面図である。
恒温型圧電発振器100は、図1に示されるとおり、外形が直方体状の蓋体110を有する。蓋体110の内側には、図2に示されるとおり、凹部があり、この凹部に第1の基板116が収容される。そして、この凹部を塞ぐように平板状の第2の基板112が蓋体110に接合される。したがって、恒温型圧電発振器100は、図1に示される通り、全体として直方体状の形状となる。
ここで第2の基板112の主面に垂直な方向をZ方向とする。また、第2の基板112から見て蓋体110の方向を+Z方向とする。Z方向に垂直な方向の一つをX方向とし、X方向及びZ方向に垂直な方向をY方向とする。+X方向及び+Y方向は、図1に示されるとおりである。なお、図1以外の図に示されたX方向、Y方向、及びZ方向は、図1に示されたものと同じ方向である。
第2の基板112は、上述の通り平板状であり、ガラスエポキシ等で形成される。蓋体110は例えばコバールなどの金属で形成される。蓋体110は、不図示のハンダ等の接合材で第2の基板112の+Z側の主面に接合される。そして、蓋体110と第2の基板112とで囲まれた密閉空間が形成される。
第2の基板112の+Z側の主面からは、図2に示されるとおり、+Z方向に柱状の支持部材118が伸びる。支持部材118は例えば6つ設けられており、導電性の材料からなる。支持部材118の+Z側の端部には第1の基板116が取り付けられている。第1の基板116は平板状である。そして、第1の基板116は第2の基板112とほぼ平行になるように第2の基板112から離間して配置される。したがって、第1の基板116は、第2の基板112の+Z側の配置されることになる。なお、第1の基板116は、第2の基板112と同様にガラスエポキシ等で形成される。
第1の基板116は第1の温度制御回路140によって温度が制御される。第1の温度制御回路140は、第1の温度センサ142と第1の発熱部品144とを有し、第1の温度センサ142で検出した温度によって第1の発熱部品144の発熱が制御されることで、第1の基板116の温度が制御される。この第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144は第1の基板116の−Z側の主面に搭載される。そして、第1の温度センサ142の−Z側には圧電振動子120が配置される。なお、第1の温度制御回路140及び圧電振動子120の詳細は後述する。
ここで、第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144の配置を、図3(a)を参照して説明する。図3(a)は、第1の基板116を−Z方向から見たときの平面図であり、圧電振動子120が取り除かれた状態が現されている。なお、圧電振動子120が配置される場所は図3(a)に点線で記載されている。
第1の温度センサ142は、第1の基板116の−Z側の主面の中央部分に搭載される。この第1の温度センサ142が搭載される位置は、Z方向から見たときに、圧電振動子120の中心とほぼ一致する。そして、第1の温度センサ142の+X側、−X側、+Y側、及び−Y側の4カ所に第1の発熱部品144が配置される。したがって、第1の温度センサ142を取り囲むように4つの第1の発熱部品144が配置されることになる。
次に第1の温度センサ142の−Z側に位置する圧電振動子120について、図2を参照して説明する。圧電振動子120は、円板状の基板である振動子基板122を有する。振動子基板122の主面に垂直な方向がZ方向となるように配置される。振動子基板122には、振動子基板122を貫通する2つのリード端子130が取付けられている。リード端子130は振動子基板122の+Z方向及び−Z方向に伸びる。
2つのリード端子130の−Z側の端部には金属のサポート部材124が取付けられる。そして、2つのサポート部材124の−Z側に、導電性接着剤126によって、圧電素子128の端部が固定される。圧電素子128には水晶が用いられ、圧電素子128は例えば平板状に形成される。圧電素子128の両主面には不図示の励振電極が形成される。それぞれの励振電極からは引出電極が圧電素子128の端部まで引き出されて、導電性接着剤126に接触する。こうして、リード端子130の一方は、サポート部材124の一方及び導電性接着剤126の一方を経由して引出電極の一方に導通する。また、リード端子130の他方は、サポート部材124の他方及び導電性接着剤126の他方を経由して引出電極の他方に導通する。
振動子基板122の−Z側の主面には、凹部を有する振動子蓋体132が接合されて、振動子基板122と振動子蓋体132とで囲まれる空間が密閉される。この密閉された空間に圧電素子128及びサポート部材124が収容される。圧電振動子120はこのように構成される。そして、圧電振動子120が後述する発振回路176と導通することで、発振回路176から所定の周波数の電気信号が得られる。
圧電振動子120は、振動子基板122から+Z方向に伸びる2つのリード端子130が第1の基板116に接合することで、第1の基板116に搭載される。そして、圧電振動子120と第1の基板116との間に第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144が配置される。圧電振動子120と第1の基板116との間は熱伝導性樹脂190で充填される。熱伝導性樹脂190よって、第1の温度センサ142及び圧電振動子120、並びに、第1の発熱部品144及び圧電振動子120が熱的に結合する。
圧電振動子120の−Z側に位置する第2の基板112は、第2の温度制御回路160によって温度が制御される。第2の温度制御回路160は、第2の温度センサ162と第2の発熱部品164とを有し、第2の温度センサ162で検出した温度によって第2の発熱部品164の発熱が制御されることで、第2の基板112の温度が制御される。この第2の温度センサ162及び第2の発熱部品164は第2の基板112の+Z側の主面に搭載される。なお、第2の温度制御回路160の詳細は後述する。
ここで、第2の温度センサ162及び第2の発熱部品164の配置を、図3(b)を参照して説明する。図3(b)は、第2の基板112を+Z方向から見たときの平面図である。なお、Z方向から見たときに圧電振動子120が配置される場所が、図3(b)に点線で記載されている。
第2の温度センサ162は、第2の基板112の+Z側の主面の中央部分に搭載される。この第2の温度センサ162が搭載される位置は、Z方向から見たときに圧電振動子120の中心とほぼ一致する。そして、第2の温度センサ162の+X側、−X側、+Y側、及び−Y側の4カ所に第2の発熱部品164が配置される。したがって、第2の温度センサ162を取り囲むように4つの第2の発熱部品164が配置されることになる。
次に、その他の電子部品180の配置を説明する。電子部品180は恒温型圧電発振器100の回路を構成する電子部品のうちで上記の説明に現れなかった電子部品を表す。具体的には、第1の温度制御回路140を構成する電子部品のうち、第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144以外のもの、例えば、後述するオペアンプ149を構成する電子部品が電子部品180に含まれる。また、後述する発振回路176を構成する電子部品が電子部品180に含まれる。このような電子部品180は、図2、図3(a)、(b)に示されるとおり、第1の基板116の+Z側の主面、−Z側の主面、及び第2の基板112の+Z側の主面の適切な個所に配置される。
恒温型圧電発振器100の回路を構成する第1の温度センサ142等の電子部品は、第1の基板116及び第2の基板112に形成された不図示の導電路で導通する。第1の基板116に搭載された電子部品と、第2の基板112に搭載された電子部品とは、導電性の材料で形成された支持部材118で導通する。また、第2の基板112の−Z側の主面には外部電極114が設けられており、恒温型圧電発振器100の回路と導通する。
<恒温型圧電発振器100の回路>
次に恒温型圧電発振器100の回路を説明する。はじめに図4を参照して、恒温型圧電発振器100の回路の全体構成を説明する。図4は、恒温型圧電発振器100の回路ブロック図である。
恒温型圧電発振器100の回路には、この回路の外部につながる端子が、電源電圧のVcc、出力端子のOUT及びグランドのGNDの3つある。Vcc、OUT及びGNDは、それぞれ異なる外部電極114となる。Vccにはレギュレータ170が接続する。レギュレータ170によって安定した所定の電圧が提供される。レギュレータ170の出力する電圧とGNDとには発振回路176が接続する。発振回路176には圧電振動子120が接続する。そして発振回路176からは所定の周波数の電気信号が出力される。
発振回路176から出力された電気信号は増幅回路174に入力される。増幅回路174は、レギュレータ170の出力する電圧とGNDとに接続される。そして、増幅回路174によって、発振回路176の電気信号の振幅が所定の大きさになるように調整される。増幅回路174で調整された電気信号は出力回路172に入力される。出力回路172は、レギュレータ170の出力する電圧とGNDとに接続される。そして、出力回路172によって、増幅回路174から入力された電気信号が、正弦波、矩形波、三角波又はのこぎり波などの所定の波形に変換されて、OUTに出力される。なお、出力回路172は、電気信号の形状を変換する以外の機能、例えばインピーダンス変換を行うものであってもよい。また、出力回路172は、波形の変換及びインピーダンス変換などの複数の機能をもっていてもよい。
図4に示される通り、恒温型圧電発振器100には上述の回路以外に、第1の温度制御回路140及び第2の温度制御回路160が設けられる。第1の温度制御回路140及び第2の温度制御回路160は、それぞれVcc及びGNDに接続される。第1の温度制御回路140は、第1の基板116の温度を制御する。第2の温度制御回路160は第2の基板112の温度を制御する。次にこれらの回路の詳細を説明する。
はじめに第1の温度制御回路140の構成を、図5を参照して説明する。図5は第1の温度制御回路140の回路図である。第1の温度制御回路140は、VccとGNDとの間に、第1の温度センサ142と抵抗146とが直列に接続される。ここで第1の温度センサ142にはNTCサーミスタを用いる。NTCサーミスタは、温度が高くなると抵抗値が小さくなる抵抗である。そして、第1の温度センサ142と抵抗146との間の点P1は、オペアンプ149の反転入力端子(−)に接続される。さらに、VccとGNDとの間に、抵抗147と抵抗148とが直列に接続される。そして抵抗147と抵抗148との間の点P2はオペアンプの非反転入力端子(+)に接続される。
オペアンプ149の出力端子は抵抗151の一端に接続されており、抵抗151の他端はオペアンプ149の反転入力端子に接続される。このように抵抗151によって負帰還のループが形成される。オペアンプ149の出力端子は、さらに抵抗152の一端に接続される。抵抗152の他端はパワートランジスタ150のベースに接続される。パワートランジスタ150はNPNトランジスタである。パワートランジスタ150のエミッタはGNDに接続される。また、パワートランジスタ150のコレクタは第1の発熱部品144の一端に接続される。第1の発熱部品144の他端はVccに接続される。第1の発熱部品144には抵抗が用いられ、第1の発熱部品144に電流が流れることで発熱する。
次に第1の温度制御回路140の動作を説明する。はじめに第1の温度センサ142が検知する温度が高くなる場合を考える。このとき、第1の温度センサ142はNTCサーミスタであるため、第1の温度センサ142の温度が高くなる結果、第1の温度センサ142の抵抗値が小さくなる。よって、点P1の電圧が上がる。点P2の電圧は、抵抗147と抵抗148とによってVccを分圧したものであり、一定の電圧となるが、点P2の電圧が点P1の電圧より大きい場合を考えると、点P1と点P2との電圧の差が小さくなる。しがたって、オペアンプ149の出力電圧が減少して、第1の発熱部品144に流れる電流が減少する。こうして、第1の発熱部品144の発熱量が減少する。
次に第1の温度センサ142が検知する温度が低くなる場合を考える。このとき、このとき、第1の温度センサ142はNTCサーミスタであるため、第1の温度センサ142の温度が低くなる結果、第1の温度センサ142の抵抗値が大きくなる。よって、点P1の電圧が下がり、点P1と点P2との電圧の差が大きくなる。しがたって、オペアンプ149の出力電圧が大きくなり、第1の発熱部品144に流れる電流が多くなる。こうして、第1の発熱部品144の発熱量が増大する。
すなわち、第1の温度センサ142の検知する温度が高くなると第1の発熱部品144の発熱量が減少し、第1の温度センサ142の検知する温度が低くなると第1の発熱部品144の発熱量が増加する。このような動作によって第1の温度制御回路140が対象とする領域の温度が制御される。
ここで、第1の温度制御回路140の第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144は、図2及び図3(a)に示されるとおり、第1の基板116に搭載される。したがって、第1の温度制御回路140は第1の温度制御回路140の温度を制御するといえる。さらに、図2に示されるとおり、第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144の−Z側には圧電振動子120が配置されており、第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144と、圧電振動子120とは熱伝導性樹脂190で熱的に結合しているといえる。したがって、第1の温度制御回路140は、圧電振動子120の温度も制御しているといえる。
次に第2の温度制御回路160の構成を、図6を参照して説明する。図6は第2の温度制御回路160の回路図である。第2の温度制御回路160は、VccとGNDとの間に第2の温度センサ162と第2の発熱部品164とが直列に接続された構成となる。第2の温度センサ162はPTCサーミスタである。PTCサーミスタは温度が高くなると抵抗値が大きくなる抵抗である。第2の発熱部品164には抵抗が用いられ、第2の発熱部品164に電流が流れることで発熱する。
次に第2の温度制御回路160の動作を説明する。はじめに、第2の温度センサ162が検知する温度が高くなる場合を考える。このとき、第2の温度センサ162はPTCサーミスタであるため、第2の温度センサ162の抵抗値が大きくなる。よって、第2の発熱部品164にかかる電圧が小さくなる。したがって、第2の発熱部品164の発熱量が減少する。
次に、第2の温度センサ162が検知する温度が低くなる場合を考える。このとき、第2の温度センサ162の抵抗値が小さくなる。よって、第2の発熱部品164にかかる電圧が大きくなる。したがって、第2の発熱部品164の発熱量が増大する。
すなわち、第2の温度センサ162の検知する温度が高くなると第2の発熱部品164の発熱量が減少し、第2の温度センサ162の検知する温度が低くなると第2の発熱部品164の発熱量が増加する。このような動作によって第2の温度制御回路160が対象とする領域の温度が制御される。ここで、第2の温度制御回路160の第2の温度センサ162及び第2の発熱部品164は、図2及び図3(b)に示されるとおり、第2の基板112に搭載される。したがって、第2の温度制御回路160は第2の基板112の温度を制御するといえる。
次に、第2の温度センサ162の特性と第2の温度制御回路160の特性との関連について説明する。図7には、第2の温度センサ162の温度と抵抗値との関係が示される。図7には、L1及びL2の2種類の第2の温度センサ162の特性が示される。第2の温度センサ162はPTCサーミスタであるため、L1及びL2は、共に、温度が高くなると抵抗値が高くなっている。
しかし、L1とL2では次のような違いがある。すなわち、L1は、傾きがほぼ一定であって、急激な変化は無い。一方、L2は、図7に示される温度であるTth以下では、抵抗値の変化は小さい。しかし、L2は、温度がTthを超えると抵抗値が急激に増加する。
第2の温度制御回路160に、L1の特性をもつ第2の温度センサ162が使われる場合を考える。このとき、第2の温度センサ162が検知する温度が変化した場合でも、第2の温度センサ162の抵抗値が急激に変化することがない。よって、第2の発熱部品164の発熱量が急激に変化することがない。したがって、第2の発熱部品164によって温度が微調整されて、安定な温度を実現しやすい。
次に、第2の温度制御回路160に、L2の特性をもつ第2の温度センサ162が使われる場合を考える。このとき、第2の温度センサ162の検知する温度がTthより小さいと、第2の温度センサ162の抵抗値は、温度がTthより高いときの抵抗値と比べて小さくなる。よって、第2の発熱部品164の発熱量が大きくなる。したがって、第2の温度制御回路160が温度制御の対象とする第2の基板112を急激に加熱できて、所定の温度まで短時間に加熱できる。一方、第2の温度センサ162の検知する温度がTthより高くなると、第2の温度センサ162の抵抗値は急激に大きくなる。よって、第2の発熱部品164の発熱量が急激に小さくなる。
このような動作から、L2の特性をもつ第2の温度センサ162が使われる場合、第2の温度センサ162はスイッチのように動作すると考えられる。すなわち、第2の温度センサ162の温度がTthより小さいと、第2の温度センサ162は第2の発熱部品164をオンにして、第2の基板112を急激に加熱する。第2の温度センサ162の温度がTthを超えると、第2の温度センサ162は第2の発熱部品164をオフにして、第2の基板112の加熱を抑える。このことから、低温の状態から恒温型圧電発振器100を起動して早期に所定の温度にする必要がある場合などに、第2の温度制御回路160に、L2の特性をもつ第2の温度センサ162が有効である。
以上説明した恒温型圧電発振器100によれば次のような優れた効果が得られる。すなわち、第1の基板116と第2の基板112とは離間して配置される。第1の基板116と第2の基板112との間には圧電振動子120が配置され、圧電振動子120は第1の基板116に搭載される。第1の基板116は第1の温度制御回路140によって温度が制御される。第2の基板112は第2の温度制御回路160によって温度が制御される。
よって、圧電振動子120は、温度制御された第1の基板116と第2の基板112との間に配置されることになる。したがって、圧電振動子120は、温度の変化にさらされるおそれが低減して温度変化が抑えられる。このため、恒温型圧電発振器100の周波数変化が抑えられる。
また、恒温型圧電発振器100は、前述の特許文献1に記載の恒温型圧電発振器と異なり、アウターオーブンの中にインナーオーブンが収容されるような2層のオーブンを必要としない。さらに、恒温型圧電発振器100に用いられる基板は、第1の基板116と第2の基板112のみである。したがって、恒温型圧電発振器100の小型化が実現される。さらに、恒温型圧電発振器100は、2層のオーブンを必要としない分だけ製造工程が簡略化される。
特に、特許文献1に記載の恒温型圧電発振器では箱状のインナーオーブンの側面に温度センサ等が搭載される。このような位置に温度センサを搭載することは、製造工程の複雑化の原因になる。しかし、恒温型圧電発振器100では、第1の温度制御回路140及び第2の温度制御回路160を構成する部品は全て第1の基板116又は第2の基板112に搭載される。したがって、従来からの基板への部品搭載技術を用いることができ、製造工程の複雑化を防止できる。
また、圧電振動子120は第1の基板116に搭載される。そして、第1の基板116は第1の温度制御回路140で温度制御される。よって、第1の基板116は圧電振動子120の温度も制御しているといえる。そして、図5で示される第1の温度制御回路140によって、圧電振動子120の温度の高精度な制御が可能である。したがって、第2の基板112に用いる第2の温度制御回路160は、第1の温度制御回路140程の精度を持つ必要がなく、恒温型圧電発振器100が実装される実装基板の温度変化が圧電振動子120に伝わることを防止できれば十分といえる。よって、第2の温度制御回路160の回路を、図6に示す簡単な構成で実現できる。したがって、恒温型圧電発振器100の部品数の増加を抑制できる。
<第1の変形例>
次に本発明の実施形態の第1の変形例である恒温型圧電発振器200を、図8を参照して説明する。図8は恒温型圧電発振器200の断面図である。なお、以下の説明では、恒温型圧電発振器100と同じ部分に関しては恒温型圧電発振器100と同じ符号を付してその説明を簡略又は省略する。
恒温型圧電発振器200は、恒温型圧電発振器100と異なり、第1の基板116及び第2の基板212の他に、平板状の第3の基板213を有する。第3の基板213はガラスエポキシ等で形成される。図8に示される通り、第3の基板213の+Z側に蓋体110が搭載される。そして、蓋体110と第3の基板213とで囲まれた密閉空間が形成される。この密閉空間に第1の基板116及び第2の基板212が収容される。
第3の基板213の+Z側の主面からは、図8に示される通り、+Z方向に柱状の支持部材118が伸びる。支持部材118の+Z側の端部には第1の基板116が取り付けられている。さらに、支持部材118には、第1の基板116と第3の基板213との間に配置されるように、第2の基板212が取り付けられている。第2の基板212は、第1の基板116及び第3の基板213から離間して配置される。
第1の基板116の−Z側の主面には第1の温度センサ142が搭載される。第1の基板116の−Z側から見たとき、第1の基板116には、第1の温度センサ142の周囲を囲むように第1の発熱部品144が搭載される。第1の温度センサ142の−Z側には圧電振動子120は配置され、圧電振動子120は第1の基板116に接合される。圧電振動子120と第1の基板116との間は熱伝導性樹脂190で充填される。
第2の基板212の+Z側の主面であって、圧電振動子120と対向する領域には第2の温度センサ162が搭載される。第2の基板212を+Z側から見たとき、第2の基板212には、第2の温度センサ162を囲むように第2の発熱部品164が搭載される。第2の基板212は、図2に示された恒温型圧電発振器100の第2の基板112と異なり、外部電極114が形成されていない。外部電極114は、図8に示されるとおり、第3の基板213の−Z側の主面に形成される。
このような恒温型圧電発振器200は、恒温型圧電発振器100と同様に、圧電振動子120では温度の変化にさらされるおそれが低減するため温度変化が抑えられる。したがって、恒温型圧電発振器200の周波数変化が抑えられる。また、恒温型圧電発振器200は、2層のオーブンを必要としないため、小型化及び製造工程の簡略化が実現される。また、第2の温度制御回路160の回路を簡単な構成で実現できるため、恒温型圧電発振器200の部品数の増加を抑制できる。
さらに、第2の基板212は、第3の基板213から離間して配置される。ここで、恒温型圧電発振器200を実装基板に搭載する場合を考える。この実装基板は外部の状態によって温度変化しやすい。この実装基板からの熱は第3の基板213に直接伝わる。しかし、第2の基板212は第3の基板213から離間しているため、実装基板からの熱は第2の基板212に直接伝わらない。よって、第2の基板212は、第2の温度制御回路160によって安定した温度に制御される。したがって、第1の基板116と第2の基板212との間に配置された圧電振動子120の温度も安定する。
なお、恒温型圧電発振器200では、第2の基板212の+Z側に第1の基板116が配置されたが、これを逆にしてもよい。すなわち、第3の基板213の+Z側に第1の基板116を配置し、第1の基板116の+Z側に第2の基板212を配置してもよい。この場合でも恒温型圧電発振器200と同様の効果を得られる。
<第2の変形例>
次に本発明の実施形態の第2の変形例である恒温型圧電発振器300を、図9を参照して説明する。図9は恒温型圧電発振器300の断面図である。図9と図2を比べると分かるように、図9に示される恒温型圧電発振器300は、図2の恒温型圧電発振器100の第1の基板116と第2の基板112とを入れ替えた構成となる。次に具体的に説明する。
第1の基板316の+Z側の主面に蓋体110が搭載される。そして、蓋体110と第3の基板213とで囲まれた密閉空間が形成される。第1の基板316の+Z側の主面からは、図9に示される通り、+Z方向に柱状の支持部材118が伸びる。支持部材118の+Z側の端部には第2の基板312が取り付けられている。第2の基板312は、蓋体110と第3の基板213とで囲まれた密閉空間に収容される。
第1の基板316の+Z側の主面には第1の温度センサ142が搭載される。第1の基板116の+Z側から見たとき、第1の基板116には、第1の温度センサ142の周囲を囲むように第1の発熱部品144が搭載される。第1の温度センサ142の+Z側には圧電振動子120は配置され、圧電振動子120は第1の基板316に接合される。圧電振動子120と第1の基板316との間は熱伝導性樹脂190で充填される。また、第1の基板316の−Z側の主面には外部電極114が形成される。
第2の基板312の−Z側の主面であって、圧電振動子120と対向する領域には第2の温度センサ162が搭載される。第2の基板212を−Z側から見たとき、第2の温度センサ162を囲むように第2の発熱部品164が第2の基板312に搭載される。
このような恒温型圧電発振器300では、恒温型圧電発振器100と同様に、圧電振動子120が温度の変化にさらされるおそれが低減するため温度変化が抑えられる。したがって、恒温型圧電発振器300の周波数変化が抑えられる。また、恒温型圧電発振器300は、2層のオーブンを必要としないため、小型化及び製造工程の簡略化が実現される。また、第2の温度制御回路160の回路を簡単な構成で実現できるため、恒温型圧電発振器100の部品数の増加を抑制できる。
<第3の変形例>
次に本発明の実施形態の第3の変形例である第2の温度制御回路460を、図10を参照して説明する。図10は第2の温度制御回路460の回路図である。
第2の温度制御回路460は、図6に示された第2の温度制御回路160をさらに簡略化したものであり、VccとGNDとに接続された第2の発熱部品464のみからなる。第2の発熱部品464には抵抗が用いられ、第2の発熱部品464に電流が流れることで発熱する。第2の発熱部品464は、第2の基板112の温度に依存せずに、一定の発熱量で発熱する。
このような第2の温度制御回路460が用いられた恒温型圧電発振器100を考える。この場合、図2に示される第2の温度制御回路160が第2の温度制御回路460に置き換わった構成となるが、第2の温度センサ162が無い。よって、第2の温度制御回路160が使われた恒温型圧電発振器100と比べて部品数を減らすことができる。したがって、第2の温度制御回路460を用いた恒温型圧電発振器100は大型化が抑制される。
また、第2の温度制御回路460が用いられた恒温型圧電発振器100は、第2の基板112が第2の発熱部品464で加熱されている。よって、第2の基板112の外側、すなわち、第2の基板112の圧電振動子120とは反対側の温度が変化した場合でも、この温度の変化が圧電振動子120の温度に影響を与えることを低減できる。
<その他の変形例>
次にその他の変形例を説明する。恒温型圧電発振器100に用いた符号を使って説明するが、特別な記載が無い限り他の恒温型圧電発振器でも同様な変形が可能である。
上記のそれぞれの実施の形態では、第1の温度制御回路140と第2の温度制御回路160とが異なる回路の構成であったが、同じ回路の構成であってもよい。すなわち、第2の温度制御回路160が図5に示された回路と同じ構成であってもよい。このとき、第2の温度制御回路160は、第1の温度制御回路140と同様に高精度に第2の基板112の温度を制御できる。したがって、圧電振動子120の温度が安定するため、恒温型圧電発振器100の周波数変化が抑えられる。
圧電振動子120、第1の温度制御回路140を構成する電子部品、及び、第2の温度制御回路160を構成する電子部品の配置は、上記のそれぞれの実施の形態に記載の配置に限定されるものではない。例えば、第1の温度センサ142が第1の基板116の中央部分と異なる位置に配置されてもよい。また、第1の温度センサ142と圧電振動子120とが第1の基板116の異なる主面に配置されてもよい。すなわち、第1の温度センサ142が第1の基板116の一方の主面に配置され、圧電振動子120が第1の基板116の他方の主面に配置されてもよい。また、例えば図1に示される恒温型圧電発振器100では、第1の温度センサ142及び第1の発熱部品144の少なくとも一部が第1の基板116の+Z側の主面に配置されてもよい。また、例えば図8に示される恒温型圧電発振器200では、第2の温度センサ162及び第2の発熱部品164の少なくとも一部が第2の基板212の−Z側の主面に配置されてもよい。
恒温型圧電発振器100には、図4に示された回路以外の回路が含まれてもよい。また、圧電振動子120の圧電素子128は水晶が使われるが、水晶以外の圧電材料、例えばタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム又は圧電セラミックを用いてもよい。
100、200、300 ... 恒温型圧電発振器
110 ... 蓋体
112、212、312... 第2の基板
114 ... 外部電極
116、316、 ... 第1の基板
118 ... 支持部材
120 ... 圧電振動子
122 ... 振動子基板
124 ... サポート部材
126 ... 導電性接着剤
128 ... 圧電素子
130 ... リード端子
132 ... 振動子蓋体
140 ... 第1の温度制御回路
142 ... 第1の温度センサ
144 ... 第1の発熱部品
146、147、148、151、152... 抵抗
149 ... オペアンプ
150 ... パワートランジスタ
160、460 ... 第2の温度制御回路
162 ... 第2の温度センサ
164、464 ... 第2の発熱部品
170 ... レギュレータ
172 ... 出力回路
174 ... 増幅回路
176 ... 発振回路
180 ... 電子部品
190 ... 熱伝導性樹脂
213 ... 第3の基板

Claims (6)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板の一方の主面の側であって、前記第1の基板と離間して配置される第2の基板と、
    前記第1の基板の前記一方の主面に搭載され、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に配置された圧電振動子と、
    前記第1の基板の温度を制御する第1の温度制御回路と、
    前記第2の基板の温度を制御する第2の温度制御回路と、を有することを特徴とする恒温型圧電発振器。
  2. 前記第1の基板又は前記第2の基板のいずれか一方の基板に接合され、前記第1の基板又は前記第2の基板の他方の基板と前記圧電振動子とを収容する蓋体、をさらに有する請求項1に記載の恒温型圧電発振器。
  3. 前記第1の基板及び前記第2の基板から離間して配置された第3の基板と、
    前記第3の基板に接合され、前記第1の基板、前記第2の基板及び前記圧電振動子を収容する蓋体と、をさらに有する請求項1に記載の恒温型圧電発振器。
  4. 前記第2の温度制御回路は、抵抗とPCTサーミスタとを直列に接続したものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の恒温型圧電発振器。
  5. 前記第2の温度制御回路は発熱部品のみからなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の恒温型圧電発振器。
  6. 前記第2の温度制御回路は、前記第1の温度制御回路と同じ構成である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の恒温型圧電発振器。
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