JP2010187060A - 恒温型圧電発振器 - Google Patents

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JP2010187060A JP2009028199A JP2009028199A JP2010187060A JP 2010187060 A JP2010187060 A JP 2010187060A JP 2009028199 A JP2009028199 A JP 2009028199A JP 2009028199 A JP2009028199 A JP 2009028199A JP 2010187060 A JP2010187060 A JP 2010187060A
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Atsushi Matsuoka
淳 松岡
Tadanaka Soga
忠央 曽我
Toshiyuki Kurita
利幸 栗田
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Abstract

【課題】二重恒温槽構造タイプの高安定圧電発振器において更なる低背化を実現しながら
も、10―8乗オーダーを越える周波数安定度(例えば、10―9乗オーダー)を確保する

【解決手段】ベース部材2と、プリント基板5と、プリント基板に搭載された圧電振動子
10、及び発振回路部品15と、圧電振動子を加熱する第1の発熱部品21、第2の感温
素子22、及び第1の温度制御回路部品23と、プリント基板、圧電振動子、発振回路部
品、第1の発熱部品、及び第1の感温素子を収容し且つ下方が開放したオーブン30と、
オーブンを加熱する第2の発熱部品41、第2の感温素子42、及び第2の温度制御回路
部品43と、を備え、オーブンは、開放部周縁をプリント基板上面に密着して配置され、
第2の発熱部品は、オーブンの側面に開口した挿入穴31を介してオーブン内部に突出さ
されている。
【選択図】図2

Description

本発明は恒温槽を備えた恒温型圧電発振器の改良に関する。
GPS周波数発生装置や携帯端末用基地局等の基準用信号源として使用される各種圧電
発振器には、共振特性に優れ、高い周波数安定度を有する水晶を用いた圧電発振器(水晶
発振器)が使用されている。近年、前記各種装置や基地局等に用いられる水晶発振器には
、周囲温度変化や高温多湿等の劣悪環境下においても安定した発振出力を確保することが
求められており、このような要請を満たすことができる発振器として恒温槽付き水晶発振
器(OCXO:Oven Controlled Xtal Oscillator)が多用されている。
従来型のOCXOについて、図8に示す。
このOCXOは、上下のプリント基板(回路実装基板)101、102と、上プリント
基板101にリード端子103aを接続すると共に恒温槽104内に収容された水晶振動
子103と、恒温槽104に取付けた感温素子105と、下プリント基板102に搭載さ
れた温度制御回路部品106と、上プリント基板101に搭載された発振回路部品107
と、上下プリント基板101、102間を貫通して電気的機械的に接続するピン108と
、これらを包囲する外側ケーシング110と、を備えている。外側ケーシング110は、
底板を構成する下ケース111と、上記各構成要素を含む下ケース111上の空間を包囲
する上ケース112と、を有している。ピン108の下端部は下ケース111を貫通して
下方へ突出することにより、図示しないマザーボード側へこの発振器を搭載する際の接続
手段となる。
上プリント基板101は、水晶振動子103と発振回路部品107等を搭載する手段で
あり、下プリント基板102は発振器を搭載するマザープリント基板から電力の供給を受
けると共に生成した信号を出力するためのインターフェイスである。恒温槽104は上プ
リント基板上の各部品を熱的に密閉させる手段である。プリント基板を上下二枚設けた理
由は、熱を逃がさないための配慮から来ている。
恒温槽104は、周囲温度変化に対し槽内を一定温度に保つように感温素子105と温
度制御回路106により制御されることにより、内部の水晶振動子103を一定温度とす
る。恒温槽104を組み付けた上下のプリント基板101、102はピン108によって
電気的機械的に接続固定された状態で、ピン108を介して下ケース111により支持さ
れる。下ケース111には上ケース112が被せられ、シールド効果や、恒温槽からの放
熱を防ぐ効果を発揮する。以上のように構成されたOCXOの周囲温度変化における周波
数安定度(周波数温度特性)としては、10-8乗程度の安定度を得ることが可能である。
前記OCXOよりも高安定な発振出力を得る発振器として、例えば実開昭60−142
536号公報には、水晶振動子、及び発振回路を魔法瓶からなる断熱ケースに収容するこ
とで、恒温槽の熱容量を大きくしてより高い温度安定度を得るようにした発振器が開示さ
れている。また、特開昭62−003527号公報、特開2006−295570号公報
には、インナーオーブンとアウターオーブンから構成された二重恒温槽を用いることによ
り、より高い温度安定度を得るようにした発振器が開示されている。また、特開2003
−309432号には、内部に圧電振動子と発振回路部品を収容した恒温槽を金属ケース
内に配置した高安定圧電発振器が開示されている。
図9はインナーオーブンとアウターオーブンから構成された二重恒温槽を用いた高安定
圧電発振器の構成説明図である(特開2006−295570公報に開示された構造と類
似)。
この高安定圧電発振器は、圧電振動子112、及び発振回路部品113を備えた発振回
路ユニット111と、発振回路ユニット111を収容するインナーオーブン(インナー下
ケース部材115a、インナー上ケース部材115b)115と、インナーオーブン11
5を収容するアウターオーブン(アウター下ケース部材120a、アウター上ケース部材
120b)120と、これらを支持するベースプリント基板125と、アウターオーブン
120及びベースプリント基板125を覆うための外側金属ケース(金属製下ケース13
0a及び上金属ケース部材130b)130とを備えている。インナーオーブン115内
にはインナープリント基板116が配置され、圧電振動子112、発振回路部品113を
支持している。アウターオーブン120内にはアウタープリント基板121が配置され、
インナーオーブン115、発熱部品122、発熱部品122の温度制御回路部品を支持し
ている。ベースプリント基板125は発熱部品126と、発熱部品126の温度制御回路
部品を支持している。
このタイプの高安定圧電発振器にあっては、恒温槽(オーブン)を二重構造にすると共
に、恒温槽を外側金属ケース内に封止することによって、10-10乗オーダーの周波数安
定度を実現することができ、高安定な発振出力を得るには最適な構造と考えられている。
しかし、2つの恒温槽115、120と外側金属ケース130とを入れ子式に離間配置
した構成を採っているため、アウターオーブン120はインナーオーブン115全体を包
み込む構造となっており、図8に示した単一の恒温槽を備えたタイプに比して高さ寸法が
大幅に増大することとなり、低背化という要請に反する構成となっている。また、インナ
ーオーブン115とアウターオーブン120の各下面に夫々発熱部品を配置したことも高
さ寸法の増大をもたらす大きな原因となっている。
これに対して図8に示した単一恒温槽構造の高安定圧電発振器にあっては、発熱部品と
温度センサを含む温度制御回路が1系統のみであり、アウターケーシングが存在せず、プ
リント基板数及び発熱部品数が少ない分だけ高さ寸法が小さくなっているが、周波数安定
度という点では10-8乗オーダー程度であり二重恒温槽構造に劣る。
実開昭60−142536号公報 特開2006−295570公報 特開昭62−003527号公報 特開2003−309432公報
以上のように二重恒温槽を用いた高安定圧電発振器においては、恒温槽の熱容量を大き
くして周波数の高安定化を図っているため温度に対する高い安定度を得ることができるメ
リットがある一方で、2つの恒温槽と外側のケースを離間配置した構成を採っているため
、単一の恒温槽を備えたタイプに比して高さ寸法が大幅に増大することとなり、低背化と
いう要請に反する構成となっている。また、インナーオーブンとアウターオーブンの各下
面に夫々発熱部品を配置するため高さ寸法が更に増大している。
一方、従来の単一の恒温槽を備えた高安定圧電発振器にあっては、周波数安定度という
点では10-8乗オーダー程度であり二重恒温槽構造に劣るが、小型化、低背化という点で
は二重恒温槽構造に比して優れたメリットを提供する。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、二重恒温槽構造の高安定圧電発振器におい
て更なる低背化を実現し、従来の単一恒温槽構造の高安定圧電発振器を越える周波数安定
度(例えば、10-9乗オーダー)を確保できる構造の高安定圧電発振器を提供することを
目的としている。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本発明に係る恒温型圧電発振器は、マザーボードへの搭載用のベース部材
と、該ベース部材上面から離間した位置で該ベース部材から延びる接続ピンにより電気的
機械的に接続支持されたプリント基板と、該プリント基板に搭載された圧電振動子、及び
発振回路部品と、前記圧電振動子を加熱する第1の発熱部品、第1の感温素子、及び第1
の温度制御回路部品からなる第1の温度制御部と、前記プリント基板、前記圧電振動子、
前記発振回路部品、前記第1の発熱部品、及び前記第1の感温素子を収容し且つ下方が開
放したオーブンと、該オーブンを加熱する第2の発熱部品、第2の感温素子、及び第2の
温度制御回路部品からなる第2の温度制御部と、前記プリント基板、前記第1及び第2の
温度制御部、及び前記オーブンを覆うための外側金属ケースと、を備え、前記オーブンは
、前記開放部周縁を前記プリント基板上面に密着して配置され、前記第2の発熱部品は、
前記オーブンの側面に開口した挿入穴を介して気密的に該オーブン内部に少なくとも一部
を突出させた状態で支持されていることを特徴とする。
本発明においては、オーブンの側面に挿入穴を設けてオーブン加熱用の第2の発熱部品
をこの挿入穴からオーブン内に差し込んだ。このため、圧電振動子の厚みに第2の発熱部
品の厚みが加算されることがなくなり、低背化が可能となった。つまり、オーブンと第2
の発熱部品とを横並び状態とし、縦積み関係をなくしたので、発熱部品の高さ分だけ高さ
寸法を低減できる。
また、オーブンの下面を開放し、プリント基板面に直に接触させたので、プリント基板
とオーブン下面とのギャップがなくなり、その分だけ低背化が可能となった。
温度制御部を一つだけ設けた場合には、圧電振動子の温度は周囲温度変化に対して温度
制御されることとなるが、本発明においてはオーブンが恒温化されているため、圧電振動
子の温度はオーブン内の温度に対して温度制御されればよく、その結果として圧電振動子
の温度変化を低減できる。つまり、温度制御部を2つ備えることで、周囲温度に対する圧
電振動子の温度変化を極力小さくすることができ、温度制御部が一つの場合に比して圧電
振動子の温度変化を1/10に低減することができる。
本発明によれば、二重恒温槽構造の高安定圧電発振器であっても低背化を実現し、単一
恒温槽構造の高安定圧電発振器を越える周波数安定度(例えば、10-9乗オーダー)を確
保することができる。
[適用例2]本発明に係る恒温型圧電発振器は、前記第1の発熱部品を前記圧電振動子
の下面に配置すると共に、前記プリント基板に形成した開口部内に前記第1の発熱部品の
少なくとも一部を嵌合配置したことを特徴とする。
第1の発熱部品を開口部内に嵌合させた厚み分だけ発振器を低背化することができる。
[適用例3]本発明に係る恒温型圧電発振器は、前記開口部内周縁と前記第1の発熱部
品との間隙を充填材により密封したことを特徴とする。
第1の発熱部品を開口部内周縁との間の間隙を充填材により密封することによりオーブ
ン内に空気が進入して温度低下を招くことを防止できる。
[適用例4]本発明に係る恒温型圧電発振器は、前記ベース部材は、前記外側金属ケー
スとの協働によって前記恒温槽を形成する金属製下ケースであり、前記接続ピンは、該金
属製下ケースに設けた穴を絶縁材を介して貫通して下端部を外部に突出させていることを
特徴とする。
[適用例5]本発明に係る恒温型圧電発振器は、前記ベース部材は、表面実装用のベー
スプリント基板であり、前記接続ピンの下端部を支持していることを特徴とする。
表面実装部品化することができる。
本発明の第1の実施形態に係る恒温型圧電発振器(高安定圧電発振器)の外観構成を示す斜視図である。 (a)及び(b)はこの恒温型圧電発振器の縦断面図、及び要部平面図である。 各構成要素を分解した正面図である。 (a)及び(b)は第1の発熱部品挿入用の穴を示す側面図、及び第1の発熱部品を挿入した状態の説明図である。 本発明の恒温型圧電発振器を表面実装タイプとした構成例を示した断面図である。 (a)(b)及び(c)は本発明の第2の実施形態に係る恒温型圧電発振器(高安定圧電発振器)の要部平面図、分解図、及び組立状態を示す縦断面図である。 (a)及び(b)は第1の実施形態に係る恒温型圧電発振器との要部比較図である。 従来の単一恒温槽タイプの恒温型圧電発振器の構成を示す縦断面図である。 従来の二重恒温槽タイプの恒温型圧電発振器の構成を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る恒温型圧電発振器(高安定圧電発振器)の外観構
成を示す斜視図であり、図2(a)及び(b)はこの恒温型圧電発振器の縦断面図、及び
要部平面図であり、図3は各構成要素を分解した正面図であり、図4(a)及び(b)は
第1の発熱部品挿入用の穴を示す側面図、及び第1の発熱部品を挿入した状態の説明図で
ある。
恒温型圧電発振器1は、マザーボードMBへの搭載用のベース部材2と、ベース部材2
の上面から離間した位置でベース部材2から延びる接続ピン3により電気的機械的に接続
支持されたプリント基板5と、プリント基板5に搭載された圧電振動子10、及び発振回
路部品15と、圧電振動子10を加熱する第1の発熱部品(例えば、パワートランジスタ
、その他、ジュール熱を発生するチップ抵抗、ヒータ等)21、第1の感温素子22、及
び第1の温度制御回路部品23からなる第1の温度制御部20と、前記各部品(群)5、
10、15、21、22を収容し且つ下方が開放したアルミニウム等からなるオーブン3
0と、オーブン30を加熱する第2の発熱部品(例えば、パワートランジスタ、その他、
ジュール熱を発生するチップ抵抗、ヒータ等)41、第2の感温素子42、及び第2の温
度制御回路部品43からなる第2の温度制御部40と、プリント基板5、第1及び第2の
温度制御部20、40、及びオーブン30を覆うための外側金属ケース50と、を備えて
いる。
発振回路部品15は、圧電振動子10を発振させるためのIC化された発振素子と、例
えばバリキャップダイオード等の可変容量素子と、を備えている。なお、可変容量素子を
備えているのは、恒温型圧電発振器1の発振周波数を必要に応じて外部より可変するため
である。
圧電振動子10は、例えば水晶振動子であり、金属ケース内に圧電振動素子(水晶振動
素子)を気密封止し、金属ケース内に延びるリード端子10aの内側端部により圧電振動
素子を金属ケースと非接触に支持した構成を有している。圧電振動素子とは、圧電基板(
水晶基板)の主面に励振電極を形成した素子である。
図2(b)に示すようにプリント基板5にはその周縁に接続ピン3を貫通させ接続・固
定するためのスルーホール6aが複数個形成されている。また、プリント基板5には、圧
電振動子10のリード端子10a用の複数のスルーホール6b、第1の発熱部品21のリ
ード端子21a用の複数のスルーホール6c、第1の感温素子22のリード端子22a用
の複数のスルーホール6d等が形成されている。
第1及び第2の温度制御回路部品23、43は、夫々第1の感温素子22、及び第2の
感温素子42からの各温度検知信号に基づき、第1及び第2の発熱部品21、41を制御
する。
圧電振動子加熱専用の第1の発熱部品21は、圧電振動子10の下面に固定されており
、圧電振動子10は第1の発熱部品21を介してプリント基板5の上面に固定されている
。第1の感温素子22は低背化の障害とならぬように圧電振動子10の横側面に固定され
ている。
本例では、プリント基板5の上面には発振回路部品15が搭載され、下面には第1の温
度制御回路部品23と、第2の温度制御回路部品43が夫々搭載されている。なお、発振
回路部品15と各温度制御回路部品23、43のプリント基板5における図示した配置は
一例に過ぎず、どのように配置してもよい。
なお、本例では、ベース部材2は金属製下ケースを構成しており、金属製下ケース2は
、金属製上ケースとしての外側金属ケース50と共に外側ケース55を構成している。
本発明の恒温型圧電発振器1の更に詳細な構成(組付け手順)は以下の通りである。
圧電振動子10の図中下面に第1の発熱部品(例えばパワートランジスタ等)21をク
リーム半田を用いて半田付けするか、あるいは熱伝導の良好な接着剤等を用いて接着・固
定し、圧電振動子10の側面に第1の感温素子22(例えばサーミスタ等)を、接着剤を
用いて接着・固定して圧電振動子ブロック体を構成する。圧電振動子ブロック体の第1の
発熱部品21のリード端子21a(パワートランジスタの場合は3本)は、所定の位置か
ら第1の発熱部品21の主表面に対して略直角に折り曲げられている。第1の感温素子の
端子22a(2本)は、第1の発熱部品のリード端子21a、圧電振動子のリード端子1
0aに比べて細く、柔軟であり、予め曲げておく必要はない。
圧電振動子ブロック体のリード端子10a、21a、22aを、プリント基板5に設け
たスルーホール6b、6c、及び6dに通し、圧電振動子10下面の第1の発熱部品21
をプリント基板5に当接させて、各リード端子10a、21a、22aをスルーホール6
b、6c、及び6dに半田付けして、プリント板ブロックを構成する。圧電振動子10は
、第1の発熱部品21と、リード端子10aとを介して、プリント基板5と熱的に結合さ
れている。
次に、ベース部材2と接続ピン3とを絶縁材を介して接続する。具体的には、ベース部
材2に金属板を用いる場合には金属板に複数の穴を開け、これらの穴に充填したハーメチ
ックシール材(絶縁材料)を介して接続ピン3を挿通支持する。
なお、第1の発熱部品21と第1の感温素子22を圧電振動子10の金属ケースに直接
半田付けするようにしたが、本願発明にあってはこれに限らず。例えば、一端が開口した
筒状の金属ケースを用意し、これに第1の発熱部品21と第1の感温素子22とを取付け
た後に、圧電振動子10を筒状の金属ケースの中に収納し、この筒状の金属ケースの内面
と圧電振動子10の金属ケースの外面とが密着するようにしても良い。
このようにすれば、圧電振動子10に直接に熱衝撃が加わらないようにできるという利
点がある。なお、本発明は独立した温度制御回路を2系統備えているため、圧電振動子1
0の金属ケース、または、前記筒状の金属ケースをインナーオーブン相当と見なし、基本
的には二重恒温槽型タイプの圧電発振器として位置付けて説明する。
また、後述するようにベース部材2として表面実装用のプリント基板、セラミック基板
等の絶縁材を用いる場合には、これらの絶縁材に複数の凹所を形成し、各凹所内に金属性
の接続ピンの下端部を支持して半田付けする。
ベース部材2面と直交して伸びる接続ピン3をプリント板ブロックのスルーホール6a
に通し、スルーホール6aと接続ピン3とを半田で接続・固定する。
更に、プリント板ブロックを覆うように外側金属ケース50を被せ、ベース部材2の外
側周縁と外側金属ケース50の下部とを半田付けして、恒温型圧電発振器1を完成する。
図示した例では、ベース部材2は、外側金属ケース(上金属ケース)50との協働によ
って恒温槽を形成する金属製下ケースであり、接続ピン3は、金属製下ケース2に設けた
穴内を絶縁材を介して貫通して下端部を外部に突出させている。
本発明に係る恒温型圧電発振器(高安定圧電発振器)1に用いる圧電振動子には、例え
ばSCカット水晶振動子を用いる。SCカット水晶振動子は二回回転の水晶基板を用いた
水晶振動子で、3つの振動モードが励振され、その中で一番低い周波数である主振動は厚
みすべり振動モード(Cモード)である。この振動モードより高周波側に厚みねじれモー
ド(Bモード)、厚み縦モード(Aモード)等が存在する。主振動のCモード(共振周波
数f1)に隣接するBモードの共振周波数(f2)は、Cモードの共振周波数f1より約
9〜10%程度高周波側に存在するため、周波数ジャンプ現象等を引き起こさないように
発振回路に工夫を施す必要がある。
また、SCカット振動子(Cモード)の周波数温度特性は3次曲線を呈し、その変曲点
温度(Ti)は約95℃にある。そして、変曲点温度(Ti)より低温側で零温度係数を
示す頂点温度Tpは、切断する2回回転角に依存し、頂点温度Tpの設定範囲は70℃〜
85℃程度となる。従って、第1の温度制御部20の設定温度を頂点温度Tpの近傍に設
定する。
本実施形態に係る恒温型圧電発振器1の特徴的な構成は、プリント基板5を一枚だけ使
用した点と、下側が開放したオーブン30の開放部周縁をプリント基板5の上面に密着さ
せて配置した点と、オーブン30の側面に開口した挿入穴31内に第2の発熱部品41の
少なくとも一部を気密的に差し込むことにより、オーブン内部に発熱部品41の少なくと
も一部を突出させた状態で支持した点にある。何れの構成も発振器の低背化を実現するた
めに貢献している。
まず、従来の単一恒温槽タイプの圧電発振器(例えば、図8の従来例)にあっては、二
枚のプリント基板を上下位置関係で離間配置しているばかりでなく、下プリント基板とオ
ーブンの下部とが離間していたため、発振器の全高が大きくなっていた。
これに対して本発明の恒温型圧電発振器1にあっては、従来タイプにおける上プリント
基板を廃止してプリント基板を下側の一枚のみとしてこのプリント基板上に圧電振動子1
0と、第1の温度制御回路部品23と、第2の温度制御回路部品43を搭載し、しかも下
面が開放したオーブン30の下部をプリント基板と密着させたため、低背化が促進されて
いる。つまり、一枚のプリント基板の両面上に圧電振動子10、第1の温度制御回路部品
23、第2の温度制御回路部品43、及びオーブン30を搭載し、しかもマザーボードM
Bとの間のインターフェース機能部を集約して搭載しているために、従来の単一恒温槽タ
イプに比べた場合の低背化の実現が可能となる。特に、従来はオーブンの下面にオーブン
を加熱するための発熱部品を配置していたため、オーブンの下方に位置するプリント基板
とオーブン下縁部とを密着させることが不可能であったが、本発明においてはオーブンの
下面を開放してプリント基板上面と密着させると共に、圧電振動子10を加熱する専用の
第1の発熱部品21とは別に設けたオーブン加熱専用の第2の発熱部品41をオーブンの
側面からその内部に差込み装着したので、オーブンの下面に発熱部品を配置しない分だけ
の低背化が可能となっている。
また、本発明では、圧電振動子10を第1の発熱部品21により専属的に加熱する一方
で、プリント基板5、圧電振動子10、発振回路部品15、第1の発熱部品21、第1の
感温素子22を収容するオーブン30を専属的に加熱する第2の発熱部品41を設けてい
るため、オーブン30は従来の二重恒温槽と単一恒温槽の中間的な構造となっており、1
-9乗オーダーの周波数安定度を確保することが可能となっている。即ち、第2の発熱部
品41からの発熱によりオーブン30の温度制御を厳密化することを可能としている。但
し、二重恒温槽タイプに比べると簡易的な恒温槽構造となるため、二重恒温槽タイプの発
振器のような10-10乗オーダーの周波数安定度を得ることは難しいが、従来の単一恒温
槽タイプの発振器における10-8乗オーダーの周波数安定度を越える安定度を得ることが
できる。
換言すれば、温度制御部を一つだけ設けた場合には、圧電振動子の温度は周囲温度変化
に対して温度制御されることとなるが、本発明においてはオーブンが恒温化されているた
め、圧電振動子の温度はオーブン内の温度に対して温度制御されればよく、その結果とし
て圧電振動子の温度変化を低減できる。つまり、温度制御部を2つ備えることで、周囲温
度に対する圧電振動子の温度変化を極力小さくすることができ、温度制御部が一つの場合
に比して圧電振動子の温度変化を1/10に低減することができる。
このことを更に詳細に説明すると、本発明の恒温型圧電発振器(高安定圧電発振器)1
の他の特徴は、圧電振動子10の温度を、零温度係数を示す頂点温度Tpに保持する第1
の温度制御部20と、発振回路部品15を恒温型圧電発振器1の使用温度範囲の上限より
略2℃高く保持する第2の温度制御部40と、の2つの温度制御部を設けたことである。
圧電振動子10は第1の発熱部品21を介してプリント基板5と接触しており、第1の発
熱部品21が発生する熱は、プリント基板5にも伝導する。
恒温型圧電発振器1の周囲の温度が変化すると、発振回路部品15の温度も変化し、圧
電振動子10からみた発振回路部品15の負荷容量が変化することになる。発振回路部品
15の負荷容量がわずかに変化しても恒温型圧電発振器1の発振周波数が変動する。
従来の二重恒温槽タイプの高安定圧電発振器は、内側の恒温槽に圧電振動子を収容し、
外側の恒温槽に発振回路部品を収容して、内側の恒温槽の温度を略0.1℃、外側の温度
を略1℃に保持し、周波数安定度として10-10程度を得ていた。このことからも周囲の
温度変化に対し発振回路部品の温度を恒温に保持することが重要であることが分かる。
しかし、移動体通信の基地局、例えばWCDMA基地局では小型(一例として25mm
×20mm×12)、低価格であり、周波数安定度が10-9程度の周波数可変型の高安定
圧電発振器が要求されている。周波数可変型にするには可変容量素子(バリキャップダイ
オード等)を搭載する必要がある。
そこで、本発明の恒温型圧電発振器1は以上のことを考慮し、オーブン30内部を専属
的に加熱する第2の発熱部品41を設け、発振回路部品15を構成する発振回路素子、可
変容量素子の温度変化を所定の温度範囲内に保持できるようにした。つまり、圧電振動子
10の温度保持は第1の温度制御部20により、発振回路部品15の温度保持は第2の温
度制御部40により、夫々個別に制御することにした。このように個別に制御することに
より、圧電振動子10を最適な温度、つまり零温度係数を示す頂点温度Tpに、発振回路
部品15を使用温度範囲の上限より略2℃だけ高めに、と夫々個別に設定することが可能
となった。
例えばSCカット水晶振動子を用いる場合には、零温度係数を示す頂点温度Tpは80
℃近傍であり、第1の温度制御部20の設定温度を80℃近傍に設定する。一方、恒温型
圧電発振器1の一例の使用温度範囲の上限は70℃程度であり、第2の温度制御部40の
設定温度は上限の温度より略2℃高い72℃程度に設定する。つまり、第1の温度制御部
及び第2の温度制御部20、40の夫々の消費電力量は、第1の温度制御部の設定温度が
高いため、第1の温度制御部の消費電力量が第2の温度制御部の消費電力量より大きくな
る。
このように、第1及び第2の2つの温度制御部20、40により、圧電振動子10と、
プリント基板5上に搭載された発振回路部品15とを夫々高精度で温度制御することによ
り、恒温型圧電発振器1の安定度を改善すると共に、省電力化にも効果がある。その上、
発振回路部品15等の温度を過度に上げないことにより、発振回路部品15の故障率を低
減し、信頼性を向上させるという効果もある。
なお、圧電振動子10に接する第1の発熱部品11(11’)にパワートランジスタ、
またはヒータ線を用いることにより、所定温度までの温度上昇の速度が速く、また温度制
御が容易になり、小型化も図れるという効果がある。
また、恒温型圧電発振器1の安定度に寄与するのは、第1及び第2の発熱部品11、1
5で発生する熱の外部への伝導を抑えることであり、プリント基板5とベース部材2とを
接続する接続ピン3の太さを細くして熱抵抗を高める等の細かい点の考慮も必要である。
また、ベース部材2が金属部材で形成され、ベース部材2とケース50との協働によっ
て前記恒温槽を形成することにより、気密で堅牢な恒温型圧電発振器が構成できるという
効果がある。更に、金属製のケースとベース部材により外部からのノイズを遮断すると共
に、外部に対してもノイズの放射を防ぐ効果がある。
上記した図1乃至図4に示した第1の実施形態では、ベース部材2は、外側金属ケース
50との協働によって外側ケース55を形成する金属製下ケースであり、接続ピン3は、
金属製下ケース2に設けた穴を絶縁材を介して貫通して下端部を外部に突出させている。
この接続ピン3の下端部はマザーボードMBに設けたスルーホール内に挿通されて半田接
続される。
これに対して同様の構成を備えた発振器を表面実装タイプとして変形させて使用するこ
ともできる。
即ち、図5に本発明の恒温型圧電発振器を表面実装タイプとした構成例を示している。
この恒温型圧電発振器1にあっては、ベース部材2は、表面実装用のベースプリント基板
60であり、接続ピン3の下端部をベースプリント基板60により支持している。ベース
プリント基板60はその底部に実装端子61を備え、外側金属ケース50の下部開口の周
縁部をベースプリント基板60の上面に固定することにより、外側金属ケース50はプリ
ント基板5、圧電振動子10、発振回路部品15、第1の温度制御部20(21、22、
23)、オーブン30、及び第2の温度制御部40(41、42、43)を包囲している

実装端子61を介して発振回路部品、第1及び第2の温度制御部に電力が供給されると
共に、恒温型圧電発振器の生成する発振周波数をマザーボード側に供給する。
このようにベース部材2として表面実装用のベースプリント基板60を用いて恒温型圧
電発振器を構成することにより、表面実装タイプの恒温型圧電発振器が可能となり、マザ
ーボードへの実装が自動化できるという効果がある。
次に、図6(a)(b)及び(c)は本発明の第2の実施形態に係る恒温型圧電発振器
(高安定圧電発振器)の要部平面図、分解図、及び組立状態を示す縦断面図であり、図7
(a)及び(b)は第1の実施形態に係る恒温型圧電発振器との要部比較図である。
なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、重複した構成、効果の説明は省
略する。
本実施形態に係る恒温型圧電発振器1では、圧電振動子10の下面に固定した第1の発
熱部品21の少なくとも一部をプリント基板5に形成した開口部(穴、切欠きを含む)7
内に嵌合配置することによって、第1の発熱部品21が開口部7内に落ち込んだ寸法分だ
けの低背化を実現している。即ち、図7(a)に示すように第1の実施形態では第1の発
熱部品21がプリント基板5の上面に搭載されているため、第1の発熱部品21の厚み寸
法がそのまま発振器の高さ寸法に加算されることとなる。これに対して図6の実施形態で
は図7(b)に示すように第1の発熱部品21の少なくとも一部が開口部7内に嵌合して
いるため、嵌合している厚さ分だけ発振器の高さ寸法を低背化させることができる。
なお、本実施形態においてはプリント基板5に開口部7を形成しているため、プリント
基板5とオーブン30により形成される空所内に空気が入り込んで熱が逃げる余地が形成
されるが、第1の発熱部品21と開口部7内周縁との間に隙間が形成されないように両者
の寸法、形状を設定したり、隙間にシリコン樹脂等の充填材を充填して隙間を埋める(密
閉する)ようにすればよい。
1…恒温型圧電発振器、2…ベース部材、3…接続ピン、7…開口部、10…圧電振動
子、10a…リード端子、11…発熱部5…プリント基板、品、15…発振回路部品、2
0…第1の温度制御部、21…第1の発熱部品、21a…リード端子、22…第1の感温
素子、22a…リード端子、23…第1の温度制御回路部品、30…オーブン、31…挿
入穴、40…第2の温度制御部、41…第2の発熱部品、42…第2の感温素子、43…
第2の温度制御回路部品、50…外側金属ケース、55…外側ケース、60…ベースプリ
ント基板、61…実装端子

Claims (5)

  1. マザーボードへの搭載用のベース部材と、
    該ベース部材上面から離間した位置で該ベース部材から延びる接続ピンにより電気的機
    械的に接続支持されたプリント基板と、
    該プリント基板に搭載された圧電振動子、及び発振回路部品と、
    前記圧電振動子を加熱する第1の発熱部品、第1の感温素子、及び第1の温度制御回路
    部品からなる第1の温度制御部と、
    前記プリント基板、前記圧電振動子、前記発振回路部品、前記第1の発熱部品、及び前
    記第1の感温素子を収容し且つ下方が開放したオーブンと、
    該オーブンを加熱する第2の発熱部品、第2の感温素子、及び第2の温度制御回路部品
    からなる第2の温度制御部と、
    前記プリント基板、前記第1及び第2の温度制御部、及び前記オーブンを覆うための外
    側金属ケースと、を備え、
    前記オーブンは、前記開放部周縁を前記プリント基板上面に密着して配置され、
    前記第2の発熱部品は、前記オーブンの側面に開口した挿入穴を介して気密的に該オー
    ブン内部に少なくとも一部を突出させた状態で支持されていることを特徴とする恒温型圧
    電発振器。
  2. 前記第1の発熱部品を前記圧電振動子の下面に配置すると共に、前記プリント基板に形
    成した開口部内に前記第1の発熱部品の少なくとも一部を嵌合配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の恒温型圧電発振器。
  3. 前記開口部内周縁と前記第1の発熱部品との間隙を充填材により密封したことを特徴と
    する請求項2に記載の恒温型圧電発振器。
  4. 前記ベース部材は、前記外側金属ケースとの協働によって前記恒温槽を形成する金属製
    下ケースであり、前記接続ピンは、該金属製下ケースに設けた穴を絶縁材を介して貫通し
    て下端部を外部に突出させていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の
    恒温型圧電発振器。
  5. 前記ベース部材は、表面実装用のベースプリント基板であり、前記接続ピンの下端部を
    支持していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の恒温型圧電発振器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012195788A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Seiko Epson Corp 原子発振器
JP2012209621A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 発振器
US9484928B2 (en) 2013-12-24 2016-11-01 Seiko Epson Corporation Oscillator, electronic apparatus, and moving object

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