JP2015226331A - モータ制御装置およびモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置およびモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能なモータ制御装置を提供する。【解決手段】モータ制御装置1の制御部5は、電源3の電圧(電源電圧)が閾値を超えている場合、等速回転中のモータ2が基準速度で回転し、加速中のモータ2が基準加速度で加速するようにモータ2を駆動制御し、電源電圧が閾値以下になると、等速回転中のモータ2が基準速度よりも遅い速度で回転し、加速中のモータ2が基準加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ2を駆動制御し、その後、電源電圧が閾値を超えるまで回復すると、監視時間の間、所定周期で電源電圧を監視し、監視時間の間、電源電圧が閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源電圧が閾値を超えている場合に、等速回転中のモータ2が基準速度で回転し、加速中のモータ2が基準加速度で加速するようにモータ2を駆動制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置に関する。また、本発明は、ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法に関する。
従来、ロボットを動作させるDCサーボモータを制御するためのモータ制御装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のモータ制御装置は、モータの電源の電圧が瞬間的に低下する現象である瞬低(瞬時電圧低下)が発生すると、モータの回転速度が下がるようにモータを駆動制御している。また、このモータ制御装置は、瞬低が終わって電源の電圧が回復すると、電圧回復後の所定時間経過後に、モータの回転速度が元の速度に戻るようにモータを駆動制御している。
特許文献1に記載のモータ制御装置は、瞬低が発生して電源の電圧が低下すると、モータの回転速度が下がるようにモータを駆動制御しているため、このモータ制御装置でモータを制御すれば、電源の電圧が低下したときのロボットの動作速度を遅くすることが可能になり、その結果、ロボットが不安定な挙動を示すのを防止することが可能になる。また、このモータ制御装置は、瞬低が終わって電源の電圧が回復すると、電圧回復後の所定時間経過後に、モータの回転速度が元の速度に戻るようにモータを駆動制御しているため、このモータ制御装置でモータを制御すれば、電圧回復後のモータの急加速を防止することが可能になり、その結果、ロボットの急激な動作を防止することが可能になる。
国際公開第2012/020714号
特許文献1に記載のモータ制御装置でモータを制御すれば、駆動時のモータに作用する負荷によって電源の電圧降下が発生したときに、モータの回転速度が下がるようにモータを駆動制御することが可能である。また、このモータ制御装置でモータを制御すれば、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電圧降下が解消されて電源の電圧が回復した後の所定時間経過後に、モータの回転速度が元の速度に戻るようにモータを駆動制御することが可能である。
しかしながら、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電圧降下によって一旦低下した電源の電圧が回復してモータの回転速度が元の速度に戻ったときに、再び、モータ負荷に伴う電圧降下が発生していると、回転速度が元の速度に戻った直後に再び回転速度が下がるようにモータが駆動制御される。そのため、このモータ制御装置で制御されるモータでは、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電圧降下が生じると、その後のモータの動作が不安定になり、その結果、ロボットの動作が不安定になるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置において、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能なモータ制御装置を提供することにある。また、本発明の課題は、ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法において、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能となるモータ制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のモータ制御装置は、ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置において、モータを駆動するモータ駆動手段と、モータ駆動手段に電圧を印加する電源の電圧を検出するとともにモータ駆動手段に対して駆動指令を出力する制御手段とを備え、制御手段は、電源の電圧が所定の閾値を超えている場合、モータが等速回転中であれば、モータが所定の基準速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが所定の基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、電源の電圧が閾値以下になったことを検出すると、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度よりも遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、その後、電源の電圧が閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するため、本発明のモータ制御方法は、ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法において、モータの電源の電圧が所定の閾値を超えている場合、モータが等速回転中であれば、モータが所定の基準速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが所定の基準加速度で加速するようにモータを駆動制御し、電源の電圧が閾値以下になると、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度よりも遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御し、その後、電源の電圧が閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度で加速するようにモータを駆動制御することを特徴とする。
本発明のモータ制御装置では、制御手段は、電源の電圧が閾値以下になったことを検出すると、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度よりも遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力している。また、本発明のモータ制御方法では、電源の電圧が閾値以下になると、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度よりも遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御している。そのため、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電源の電圧降下が生じたときに、モータの速度を遅くしたり、加速度を小さくしたりすることが可能になり、その結果、モータの動作を安定させることが可能になる。
また、本発明のモータ制御装置では、制御手段は、電源の電圧が閾値以下になったことを検出した後、電源の電圧が閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力している。また、本発明のモータ制御方法では、電源の電圧が閾値以下になった後、電源の電圧が閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが基準速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが基準加速度で加速するようにモータを駆動制御している。
すなわち、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電圧降下によって一旦低下した電源の電圧が回復したものの、監視時間中に再びモータ負荷に伴う電源の電圧降下等が発生して電源の電圧が低下すれば、監視時間経過直後にモータの速度が基準速度に戻ったり、モータの加速度が基準加速度に戻ったりすることがない。そのため、本発明では、モータの速度が基準速度に戻った直後に再びモータの速度を遅くしたり、モータの加速度が基準加速度に戻った直後に再びモータの加速度を小さくしたりする必要がなくなる。したがって、本発明では、電源の電圧が閾値を超えるまで回復した後のモータの動作を安定させることが可能になる。
このように、本発明では、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が生じたときに、モータの動作を安定させることが可能になるとともに、その後、電源の電圧が閾値を超えるまで回復した後のモータの動作を安定させることが可能になる。したがって、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能になる。また、本発明では、瞬低が発生して電源の電圧が低下した場合にも、その後のモータの動作を安定させることが可能になる。
本発明において、電源の電圧が閾値を超えるまで回復したことが検出された後、監視時間が経過する前に、モータが停止すると、制御手段は、監視時間が経過していなくても、次のモータの起動時に、モータが基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力することが好ましい。モータが停止すると、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が解消されるため、このように構成すると、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が発生した後のモータの動作を安定させつつ、次のモータの起動時にモータを速やかに加速させることが可能になる。
さらに、上記の課題を解決するため、本発明のモータ制御装置は、ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置において、モータを駆動するモータ駆動手段と、モータ駆動手段に電圧を印加する電源の電圧を検出するとともにモータ駆動手段に対して駆動指令を出力する制御手段とを備え、制御手段には、電源の電圧の閾値として値の異なる複数の閾値が設定され、制御手段は、電源の電圧がより小さな閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータがより遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力するとともに、加速中のモータがより小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、複数の閾値のうちの任意の閾値を特定閾値とすると、制御手段は、電源の電圧が特定閾値を超えている場合、モータが等速回転中であれば、モータが所定の特定速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが所定の特定加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、電源の電圧が特定閾値以下になったことを検出すると、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、その後、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力することを特徴とする。
さらにまた、上記の課題を解決するため、本発明のモータ制御方法は、ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法において、モータの電源の電圧の閾値として値の異なる複数の閾値が設定され、電源の電圧がより小さな閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータがより遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、加速中のモータがより小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御するとともに、複数の閾値のうちの任意の閾値を特定閾値とすると、電源の電圧が特定閾値を超えている場合、モータが等速回転中であれば、モータが所定の特定速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが所定の特定加速度で加速するようにモータを駆動制御し、電源の電圧が特定閾値以下になると、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御し、その後、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度で加速するようにモータを駆動制御することを特徴とする。
本発明のモータ制御装置では、制御手段は、電源の電圧が特定閾値以下になったことを検出すると、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力している。また、本発明のモータ制御方法では、電源の電圧が特定閾値以下になると、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御している。そのため、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電源の電圧降下が生じたときに、モータの速度を遅くしたり、加速度を小さくしたりすることが可能になり、その結果、モータの動作を安定させることが可能になる。
また、本発明のモータ制御装置では、制御手段は、電源の電圧が特定閾値以下になったことを検出した後、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力している。また、本発明のモータ制御方法では、電源の電圧が特定閾値以下になった後、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で電源の電圧を監視し、監視時間の間、電源の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間経過時に電源の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータが等速回転中であれば、モータが特定速度で回転するようにモータを駆動制御し、モータが加速中であれば、モータが特定加速度で加速するようにモータを駆動制御している。
すなわち、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴う電圧降下によって一旦低下した電源の電圧が回復したものの、監視時間中に再びモータ負荷に伴う電源の電圧降下等が発生して電源の電圧が低下すれば、監視時間経過直後にモータの速度が特定速度に戻ったり、モータの加速度が特定加速度に戻ったりすることがない。そのため、本発明では、モータの速度が特定速度に戻った直後に再びモータの速度を遅くしたり、モータの加速度が特定加速度に戻った直後に再びモータの加速度を小さくしたりする必要がなくなる。したがって、本発明では、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復した後のモータの動作を安定させることが可能になる。
このように、本発明では、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が生じたときに、モータの動作を安定させることが可能になるとともに、その後、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復した後のモータの動作を安定させることが可能になる。したがって、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能になる。また、本発明では、瞬低が発生して電源の電圧が低下した場合にも、その後のモータの動作を安定させることが可能になる。
また、本発明のモータ制御装置では、制御手段は、電源の電圧がより小さな閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータがより遅い速度で回転するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力するとともに、加速中のモータがより小さい加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力している。また、本発明のモータ制御方法では、電源の電圧がより小さな閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータがより遅い速度で回転するようにモータを駆動制御し、加速中のモータがより小さい加速度で加速するようにモータを駆動制御している。そのため、本発明では、電源の電圧に応じて、段階的にモータの速度を遅くしたり速くしたりすることが可能になるとともに、段階的にモータの加速度を小さくしたり大きくしたりすることが可能になる。したがって、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じた後のモータの動作をより安定させることが可能になる。また、瞬低が発生して電源の電圧が低下した後のモータの動作をより安定させることが可能になる。
本発明において、複数の閾値のうちの最も大きい閾値を第1閾値とすると、制御手段は、電源の電圧が第1閾値を超えている場合、モータが加速中であれば、モータが所定の基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力し、電源の電圧が特定閾値を超えるまで回復したことを検出した後、監視時間が経過する前に、モータが停止すると、監視時間が経過していなくても、次のモータの起動時に、モータが基準加速度で加速するようにモータ駆動手段に駆動指令を出力することが好ましい。モータが停止すると、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が解消されるため、このように構成すると、モータ負荷に伴う電源の電圧降下が発生した後のモータの動作を安定させつつ、次のモータの起動時にモータを速やかに加速させることが可能になる。
以上のように、本発明では、モータ駆動時のモータ負荷に伴ってモータの電源に電圧降下が生じても、その後のモータの動作を安定させることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置およびモータ制御装置に関連する構成を示すブロック図である。 図1に示すモータ制御装置で駆動制御されるモータが等速回転しているときに電源の電圧が変動した場合のモータの速度の変化を説明するためのグラフである。 図1に示すモータ制御装置で駆動制御されるモータが等速回転しているときに電源の電圧が変動した場合のモータの速度の変化を説明するためのグラフである。 図1に示すモータ制御装置で駆動制御されるモータが加速しているときに電源の電圧が変動した場合のモータの加速度の変化を説明するためのグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(モータ制御装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置1およびモータ制御装置1に関連する構成を示すブロック図である。
本形態のモータ制御装置1は、産業用ロボットを動作させるモータ2を制御するための装置である。モータ2は、DCサーボモータであり、たとえば、産業用ロボットのアームを動作させる。図1に示すように、モータ制御装置1には、モータ2の電源3が接続されている。また、モータ制御装置1とモータ2との間には、エンコーダ4が配置されている。エンコーダ4は、たとえば、モータ2の回転軸に固定される円板状のスリット板と、スリット板を挟むように配置される発光素子および受光素子を有する光学式センサとによって構成されており、光学式センサは、モータ制御装置1に接続されている。
また、モータ制御装置1は、MPU等の演算手段、ROM、RAM、不揮発性メモリ等の記憶手段、および、I/Oポート等の入出力手段等によって構成される制御手段としての制御部5と、モータ駆動手段としてのドライバ6とを備えている。制御部5およびドライバ6には、電源3が接続されている。電源3は、ドライバ6に電圧を印加する。
制御部5は、エンコーダ4からの出力信号に基づいて、モータ2の回転位置とモータ2の速度(回転速度)とを算出する。また、制御部5は、電源3の電圧を検出する。また、制御部5は、算出されたモータ2の回転位置および速度と、検出された電源3の電圧とに基づく駆動指令をドライバ6に対して出力する。ドライバ6は、制御部5から出力される駆動指令に基づいてモータ2に電圧を印加してモータ2を駆動する。
本形態では、制御部5に、電源3の電圧の閾値として、値の異なる複数の閾値が設定されている。また、本形態の制御部5は、電源3の電圧がより小さい閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータ2がより遅い速度で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力するとともに、加速中のモータ2がより小さい加速度で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧がより小さい閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータ2がより遅い速度で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、加速中のモータ2がより小さい加速度で加速するようにモータ2を駆動制御する。以下、電源3の電圧が変動したときのモータ2の制御方法を具体的に説明する。
(電源電圧が変動したときのモータの制御方法)
図2は、図1に示すモータ制御装置1で駆動制御されるモータ2が等速回転しているときに電源3の電圧が変動した場合のモータ2の速度の変化を説明するためのグラフである。図3は、図1に示すモータ制御装置1で駆動制御されるモータ2が等速回転しているときに電源3の電圧が変動した場合のモータ2の速度の変化を説明するためのグラフである。図4は、図1に示すモータ制御装置1で駆動制御されるモータ2が加速しているときに電源3の電圧が変動した場合のモータ2の加速度の変化を説明するためのグラフである。
上述のように、制御部5には、電源3の電圧の閾値として、値の異なる複数の閾値が設定されている。本形態では、第1閾値th1、第2閾値th2および第3閾値th3の値の異なる3個の閾値が制御部5に設定されている。3個の閾値th1〜th3のうち、第1閾値th1が一番大きくなっており、第3閾値th3が一番小さくなっている。すなわち、第1閾値th1、第2閾値th2および第3閾値th3は、この順番に小さくなっている。また、本形態では、通常、ドライバ6に印加される電源3の電圧は、第1閾値th1を超えている。なお、電源3の電圧の閾値として制御部5に設定される閾値の数は、2個であっても良いし、4個以上であっても良い。
制御部5は、電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合、モータ2が等速回転中であれば、図2、図3に示すように、モータ2が基準速度V0で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力するとともに、モータ2が加速中であれば、図4に示すように、モータ2が基準加速度AC0で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が基準速度V0で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、モータ2が加速中であれば、モータ2が基準加速度AC0で加速するようにモータ2を駆動制御する。
また、制御部5は、電源3の電圧が第1閾値th1以下になると、モータ2が等速回転中であれば、図2、図3に示すように、モータ2が基準速度V0よりも遅い第1速度V1で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力するとともに、モータ2が加速中であれば、図4に示すように、モータ2が基準加速度AC0よりも小さい第1加速度AC1で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が第1閾値th1以下になると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第1速度V1で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、モータ2が加速中であれば、モータ2が第1加速度AC1で加速するようにモータ2を駆動制御する。
さらに、制御部5は、電源3の電圧が第2閾値th2以下になると、モータ2が等速回転中であれば、図2、図3に示すように、モータ2が第1速度V1よりも遅い第2速度V2で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力するとともに、モータ2が加速中であれば、図4に示すように、モータ2が第1加速度AC1よりも小さい第2加速度AC2で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が第2閾値th2以下になると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第2速度V2で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、モータ2が加速中であれば、モータ2が第2加速度AC2で加速するようにモータ2を駆動制御する。
さらにまた、制御部5は、電源3の電圧が第3閾値th3以下になると、モータ2が等速回転中であれば、図2に示すように、モータ2が第2速度V2よりも遅い第3速度V3で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力するとともに、モータ2が加速中であれば、図4に示すように、モータ2が第2加速度AC2よりも小さい第3加速度AC3で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が第3閾値th3以下になると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第3速度V3で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、モータ2が加速中であれば、モータ2が第3加速度AC3で加速するようにモータ2を駆動制御する。
また、制御部5は、第3閾値th3以下になった電源3の電圧が第3閾値th3を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、図2に示すように、監視時間Tの間、電源3の電圧が第3閾値th3以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第3閾値th3を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第2速度V2で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第3閾値th3以下になった電源3の電圧が第3閾値th3を超えるまで回復すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が第3閾値th3以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第3閾値th3を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第2速度V2で回転するようにモータ2を駆動制御する。
また、制御部5は、第3閾値th3を超えた電源3の電圧がさらに第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、図2に示すように、監視時間Tの間、電源3の電圧が第2閾値th2以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第1速度V1で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第3閾値th3を超えた電源3の電圧がさらに第2閾値th2を超えるまで回復すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が第2閾値th2以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第1速度V1で回転するようにモータ2を駆動制御する。
同様に、制御部5は、第2閾値th2を超えた電源3の電圧がさらに第1閾値th1を超えるまで回復したことを検出すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、図2に示すように、監視時間Tの間、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が基準速度V0で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第2閾値th2を超えた電源3の電圧がさらに第1閾値th1を超えるまで回復すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が基準速度V0で回転するようにモータ2を駆動制御する。
一方、制御部5は、図3に示すように、たとえば、第2閾値th2以下となった電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出しても、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になると、監視時間Tの経過後であっても、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第2速度V2で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。また、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になった場合には、制御部5は、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復していても、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第2速度V2で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。また、制御部5は、図3に示すように、たとえば、第2閾値th2以下となった電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出した後、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になるとともに第3閾値th3以下になると、監視時間Tが経過したか否かにかかわらず、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が第3速度V3で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力する。
また、制御部5は、第3閾値th3以下になった電源3の電圧が第3閾値th3を超えるまで回復したことを検出して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第3閾値th3以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第3閾値th3を超えている場合に、図4に示すように、モータ2が加速中であれば、モータ2が第2加速度AC2で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第3閾値th3以下になった電源3の電圧が第3閾値th3を超えるまで回復して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第3閾値th3以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第3閾値th3を超えている場合に、モータ2が加速中であれば、モータ2が第2加速度AC2で加速するようにモータ2を駆動制御する。
また、制御部5は、第3閾値th3を超えた電源3の電圧がさらに第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第2閾値th2以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えている場合に、図4に示すように、モータ2が加速中であれば、モータ2が第1加速度AC1で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第3閾値th3を超えた電源3の電圧がさらに第2閾値th2を超えるまで回復して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第2閾値th2以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えている場合に、モータ2が加速中であれば、モータ2が第1加速度AC1で加速するようにモータ2を駆動制御する。
同様に、制御部5は、第2閾値th2を超えた電源3の電圧がさらに第1閾値th1を超えるまで回復したことを検出して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合に、モータ2が加速中であれば、モータ2が基準加速度AC0で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、第2閾値th2を超えた電源3の電圧がさらに第1閾値th1を超えるまで回復して、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視した結果、監視時間Tの間、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第1閾値th1を超えている場合に、モータ2が加速中であれば、モータ2が基準加速度AC0で加速するようにモータ2を駆動制御する。
一方、制御部5は、たとえば、第2閾値th2以下となった電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出しても、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になると、監視時間Tの経過後であっても、モータ2が加速中であれば、モータ2が第2加速度AC2で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。また、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になった場合には、制御部5は、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復していても、モータ2が加速中であれば、モータ2が第2加速度AC2で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。また、制御部5は、たとえば、第2閾値th2以下となった電源3の電圧が第2閾値th2を超えるまで回復したことを検出した後、監視時間Tの間に、電源3の電圧が再び第2閾値th2以下になるとともに第3閾値th3以下になると、監視時間Tが経過したか否かにかかわらず、モータ2が加速中であれば、モータ2が第3加速度AC3で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。
このように、本形態では、第1閾値th1、第2閾値th2および第3閾値th3の3個の閾値th1〜th3のうちの任意の閾値を特定閾値とすると、制御部5は、電源3の電圧が特定閾値(すなわち、第1閾値th1、第2閾値th2または第3閾値th3)を超えている場合、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が所定の特定速度(すなわち、基準速度V0、第1速度V1または第2速度V2)で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力し、モータ2が加速中であれば、モータが所定の特定加速度(すなわち、基準加速度AC0、第1加速度AC1または第2加速度AC2)で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が特定閾値を超えている場合、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度で回転するようにモータ2を駆動制御し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度で加速するようにモータ2を駆動制御する。
また、本形態では、制御部5は、電源3の電圧が特定閾値以下になったことを検出すると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度よりも遅い速度(すなわち、第1速度V1、第2速度V2または第3速度V3)で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度よりも小さい加速度(すなわち、第1加速度AC1、第2加速度AC2または第3加速度AC3)で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、電源3の電圧が特定閾値以下になると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータ2を駆動制御し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ2を駆動制御する。
さらに、本形態では、制御部5は、その後に、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復したことを検出すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度で回転するようにドライバ6に駆動指令を出力し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度で加速するようにドライバ6に駆動指令を出力する。すなわち、本形態では、その後に、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度で回転するようにモータ2を駆動制御し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度で加速するようにモータ2を駆動制御する。
なお、制御部5は、電源3の電圧が特定閾値以下になったことを検出すると、ロボットに搭載されるワークやロボット等に損傷が発生しない範囲で可能な限り早くモータ2の速度を遅くしたり、モータ2の加速度を小さくしたりすることが好ましい。また、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならなければ、制御部5は、モータ2の速度が基準速度V0で一定になるようにドライバ6に駆動指令を出力する(図2、図3の二点鎖線参照)。また、電源3の電圧が第1閾値th1以下とならなければ、制御部5は、モータ2の加速度が基準加速度AC0で一定になるようにドライバ6に駆動指令を出力する(図4の二点鎖線参照)。また、モータ2が減速しているときには、逆起電圧が発生するため、通常、電源3の電圧は第1閾値th1以下になることはない。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、電源3の電圧が特定閾値以下になると、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度よりも遅い速度で回転するようにモータ2を駆動制御し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度よりも小さい加速度で加速するようにモータ2を駆動制御している。そのため、本形態では、モータ2の駆動時のモータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が生じたときに、モータ2の速度を遅くしたり、加速度を小さくしたりして、モータ2の動作を安定させることが可能になる。
また、本形態では、電源3の電圧が特定閾値以下になった後、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復すると、監視時間Tの間、所定の周期で電源3の電圧を監視し、監視時間Tの間、電源3の電圧が特定閾値以下とならず、かつ、監視時間Tの経過時に電源3の電圧が特定閾値を超えている場合に、モータ2が等速回転中であれば、モータ2が特定速度で回転するようにモータ2を駆動制御し、モータ2が加速中であれば、モータ2が特定加速度で加速するようにモータ2を駆動制御している。すなわち、本形態では、モータ2の駆動時のモータ2の負荷に伴う電圧降下によって一旦低下した電源3の電圧が回復したものの、監視時間Tの間に再びモータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下等が発生して電源3の電圧が低下すれば、監視時間Tの経過直後にモータ2の速度が特定速度に戻ったり、モータ2の加速度が特定加速度に戻ったりすることはない。そのため、本形態では、モータ2の速度が特定速度に戻った直後に再びモータ2の速度を遅くしたり、モータ2の加速度が特定加速度に戻った直後に再びモータ2の加速度を小さくしたりする必要がなくなる。したがって、本形態では、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復した後のモータ2の動作を安定させることが可能になる。
このように、本形態では、モータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が生じたときに、モータ2の動作を安定させることが可能になるとともに、その後、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復した後のモータ2の動作を安定させることが可能になる。したがって、本形態では、モータ2の駆動時のモータ2の負荷に伴って電源3に電圧降下が生じても、その後のモータ2の動作を安定させることが可能になる。また、本形態では、瞬低が発生して電源3の電圧が低下した場合にも、その後のモータ2の動作を安定させることが可能になる。
本形態では、電源3の電圧がより小さい閾値以下になるにしたがって、等速回転中のモータ2がより遅い速度で回転するようにモータ2を駆動制御するとともに、加速中のモータ2がより小さい加速度で加速するようにモータ2を駆動制御している。そのため、本形態では、電源3の電圧に応じて、段階的にモータ2の速度を遅くしたり速くしたりすることができ、段階的にモータ2の加速度を小さくしたり大きくしたりすることができる。したがって、本形態では、モータ2の駆動時のモータ2の負荷に伴って電源3に電圧降下が生じた後のモータ2の動作をより安定させることが可能になる。また、瞬低が発生して電源3の電圧が低下した後のモータ2の動作をより安定させることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、電源3の電圧が特定閾値を超えるまで回復した後、監視時間Tが経過する前に、産業用ロボットの動作が終了してモータ2が停止した場合には、監視時間Tが経過していなくても、次のモータ2の起動時に、モータ2が基準加速度で加速するようにモータ2を駆動制御しても良い。モータ2が停止すると、モータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が解消されるため、この場合には、モータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が発生した後のモータ2の動作を安定させつつ、次のモータ2の起動時にモータ2を速やかに加速させることが可能になる。
上述した形態では、制御部5に、電源3の電圧の閾値として、値の異なる複数の閾値が設定されている。この他にもたとえば、電源3の電圧の閾値として制御部5に設定される閾値は、1個であっても良い。たとえば、制御部5に設定される閾値は、第1閾値th1のみであっても良い。この場合であっても、上述した形態と同様に、モータ2の駆動時のモータ2の負荷に伴って電源3に電圧降下が生じても、その後のモータ2の動作を安定させることが可能になるといった効果を得ることができる。また、瞬低が発生して電源3の電圧が低下したときに、その後のモータ2の動作を安定させることが可能になるといった効果を得ることができる。
また、この場合には、電源3の電圧が1個の閾値を超えるまで回復した後、監視時間Tが経過する前に、産業用ロボットの動作が終了してモータ2が停止したときに、監視時間Tが経過していなくても、次のモータ2の起動時に、モータ2が基準加速度で加速するようにモータ2を駆動制御しても良い。上述のように、モータ2が停止すると、モータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が解消されるため、このようにすると、モータ2の負荷に伴う電源3の電圧降下が発生した後のモータ2の動作を安定させつつ、次のモータ2の起動時にモータ2を速やかに加速させることが可能になる。
1 モータ制御装置
2 モータ
3 電源
5 制御部(制御手段)
6 ドライバ(モータ駆動手段)
AC0 基準加速度(特定加速度)
AC1 第1加速度(特定加速度)
AC2 第2加速度(特定加速度)
th1 第1閾値(閾値、特定閾値)
th2 第2閾値(閾値、特定閾値)
th3 第3閾値(閾値、特定閾値)
T 監視時間
V0 基準速度(特定速度)
V1 第1速度(特定速度)
V2 第2速度(特定速度)

Claims (6)

  1. ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置において、
    前記モータを駆動するモータ駆動手段と、前記モータ駆動手段に電圧を印加する電源の電圧を検出するとともに前記モータ駆動手段に対して駆動指令を出力する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記電源の電圧が所定の閾値を超えている場合、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが所定の基準速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが所定の基準加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    前記電源の電圧が前記閾値以下になったことを検出すると、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記基準速度よりも遅い速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記基準加速度よりも小さい加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    その後、前記電源の電圧が前記閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で前記電源の電圧を監視し、前記監視時間の間、前記電源の電圧が前記閾値以下とならず、かつ、前記監視時間経過時に前記電源の電圧が前記閾値を超えている場合に、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記基準速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記基準加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電源の電圧が前記閾値を超えるまで回復したことが検出された後、前記監視時間が経過する前に、前記モータが停止すると、前記制御手段は、前記監視時間が経過していなくても、次の前記モータの起動時に、前記モータが前記基準加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. ロボットを動作させるモータを制御するモータ制御装置において、
    前記モータを駆動するモータ駆動手段と、前記モータ駆動手段に電圧を印加する電源の電圧を検出するとともに前記モータ駆動手段に対して駆動指令を出力する制御手段とを備え、
    前記制御手段には、前記電源の電圧の閾値として値の異なる複数の閾値が設定され、
    前記制御手段は、前記電源の電圧がより小さな前記閾値以下になるにしたがって、等速回転中の前記モータがより遅い速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力するとともに、加速中の前記モータがより小さい加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    複数の前記閾値のうちの任意の前記閾値を特定閾値とすると、
    前記制御手段は、
    前記電源の電圧が前記特定閾値を超えている場合、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが所定の特定速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが所定の特定加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    前記電源の電圧が前記特定閾値以下になったことを検出すると、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記特定速度よりも遅い速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記特定加速度よりも小さい加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    その後、前記電源の電圧が前記特定閾値を超えるまで回復したことを検出すると、所定の監視時間の間、所定の周期で前記電源の電圧を監視し、前記監視時間の間、前記電源の電圧が前記特定閾値以下とならず、かつ、前記監視時間経過時に前記電源の電圧が前記特定閾値を超えている場合に、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記特定速度で回転するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記特定加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力することを特徴とするモータ制御装置。
  4. 複数の前記閾値のうちの最も大きい前記閾値を第1閾値とすると、
    前記制御手段は、
    前記電源の電圧が前記第1閾値を超えている場合、前記モータが加速中であれば、前記モータが所定の基準加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力し、
    前記電源の電圧が前記特定閾値を超えるまで回復したことを検出した後、前記監視時間が経過する前に、前記モータが停止すると、前記監視時間が経過していなくても、次の前記モータの起動時に、前記モータが前記基準加速度で加速するように前記モータ駆動手段に前記駆動指令を出力することを特徴とする請求項3記載のモータ制御装置。
  5. ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法において、
    前記モータの電源の電圧が所定の閾値を超えている場合、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが所定の基準速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが所定の基準加速度で加速するように前記モータを駆動制御し、
    前記電源の電圧が前記閾値以下になると、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記基準速度よりも遅い速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記基準加速度よりも小さい加速度で加速するように前記モータを駆動制御し、
    その後、前記電源の電圧が前記閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で前記電源の電圧を監視し、前記監視時間の間、前記電源の電圧が前記閾値以下とならず、かつ、前記監視時間経過時に前記電源の電圧が前記閾値を超えている場合に、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記基準速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記基準加速度で加速するように前記モータを駆動制御することを特徴とするモータ制御方法。
  6. ロボットを動作させるモータを制御するためのモータ制御方法において、
    前記モータの電源の電圧の閾値として値の異なる複数の閾値が設定され、
    前記電源の電圧がより小さな前記閾値以下になるにしたがって、等速回転中の前記モータがより遅い速度で回転するように前記モータを駆動制御し、加速中の前記モータがより小さい加速度で加速するように前記モータを駆動制御するとともに、
    複数の前記閾値のうちの任意の前記閾値を特定閾値とすると、
    前記電源の電圧が前記特定閾値を超えている場合、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが所定の特定速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが所定の特定加速度で加速するように前記モータを駆動制御し、
    前記電源の電圧が前記特定閾値以下になると、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記特定速度よりも遅い速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記特定加速度よりも小さい加速度で加速するように前記モータを駆動制御し、
    その後、前記電源の電圧が前記特定閾値を超えるまで回復すると、所定の監視時間の間、所定の周期で前記電源の電圧を監視し、前記監視時間の間、前記電源の電圧が前記特定閾値以下とならず、かつ、前記監視時間経過時に前記電源の電圧が前記特定閾値を超えている場合に、前記モータが等速回転中であれば、前記モータが前記特定速度で回転するように前記モータを駆動制御し、前記モータが加速中であれば、前記モータが前記特定加速度で加速するように前記モータを駆動制御することを特徴とするモータ制御方法。
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