JP2015225769A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、一端側を収束し他端側を2つに分岐させるとともに被照明体を挟んで対向した2本の導光体であって、夫々の導光体の長手方向に沿った外側の側面に光反射手段あるいは光拡散手段を形成し内側の側面を光出射面とした2本の導光体と、2本の導光体の収束した一端側の端面に臨ませて配置した1個の発光ダイオードと、各導光体の前記一端側又は前記光反射手段あるいは光拡散手段の箇所より発光ダイオード側に配置された、蛍光体又は燐光体を分散してなるフィルタとを備え、各導光体のフィルタは、発光ダイオードの光を受けた時に互いに異なる波長の光を発する蛍光体又は燐光体を分散させたものである照明装置が知られている(特許文献2参照)。
また、本発明の実施形態として、一つの前記入射面側に設けられた前記入射側制限部と、当該入射面と前記導光路を共有する前記出射面側に設けられた前記出射側制限部とは、通過させる光の偏光(または波長)を共通の偏光(または波長)に制限する偏光フィルタ(または波長フィルタ)であるとしてもよい。
また、本発明の実施形態として、前記入射面毎の入射側制限部は、前記入射面毎に設けられた前記光源であって互いに偏光状態(または波長)が異なる光を発する複数の光源を少なくとも含むとしてもよい。
(装置の概略)
図1は、発光装置10を含む電子機器100の一部を斜視図により例示している。電子機器100には、筐体表面にインジケータを必要とする製品であればあらゆる製品が該当し、例えば、テレビ、レコーダ、PC(パーソナルコンピュータ)、モバイル機器、その他、通信機器、AV機器、記憶装置等が該当する。発光装置10は、電子機器100に収容されており、その一部(出射面23)を、電子機器100の筐体101に形成された孔を介して外部に露出させている。つまり、出射面23が、電子機器100の外部からユーザに視認されるインジケータである。
以下に、本発明に含まれる発光装置10の例を説明する。
図2は、第1実施例にかかる導光部材20を斜視図により例示し、図3は、第1実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。発光装置10は、導光部材20と、光源30とを含む。導光部材20は、複数の導光路21(21a,21b)を一体的に形成した物であり、全体が透明な樹脂等の素材で作られている。図2,3に示した導光部材20においては、2つの導光路21a,21bが連結部26によって連結されている。上述したような素材で複数の導光路21を一体成型することで、複数の導光路21を製造するコストを抑えることができる。
図4は、第2実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。第2実施例においては、第1実施例と異なる構成について説明する。
第2実施例では、発光装置10は、入射面22(22a,22b)毎に設けられた光源30(30c,30d)を有する。これら光源30c,30dは、互いに偏光状態が異なる光を発する複数の光源の例である。第2実施例では、第1実施例のような入射面22(22a,22b)側の偏光フィルタ24a,24bは、有っても無くてもよい。この意味で、第2実施例では、光源30(30c,30d)も、導光路21毎の入射面22側に設けられ入射面22に入射させる光の特性を入射面22毎に異なる特性に制限する「入射側制限部」の概念に含まれる。なお図4では、偏光フィルタ24a,24bが設けられていない場合を図示している。
図5は、第3実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。第3実施例においては、第1・第2実施例と異なる構成について説明する。第3実施例では、導光部材20の形状が第1・第2実施例と異なる。具体的には、導光部材20は、光源30が発する光を入射する入射面22を共有しつつ光を出射するための出射面23(23a,23b)を夫々有する複数の導光路21(21a,21b)を、一体的に形成している。第3実施例(および後述の第6実施例)でも、透明な樹脂等の素材で複数の導光路21を一体成型することで、複数の導光路21を製造するコストを抑えるようにしている。
第4実施例は、概念的には、第1実施例における「偏光」という言葉を、「波長」という言葉に置き換えたものである。
図6は、第4実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。第4実施例においては、第1実施例と異なる構成について説明する。
第5実施例は、第1実施例に対して第2実施例が差異点を有するのと同様に、第4実施例に対して差異点を有するものである。また、第5実施例は、概念的には、第2実施例における「偏光」という言葉を、「波長」という言葉に置き換えたものである。
図7は、第5実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。第5実施例においては、第4実施例と異なる構成について説明する。
第5実施例では、発光装置10は、入射面22(22a,22b)毎に設けられた光源30(30e,30f)を有する。これら光源30e,30fは、互いに波長が異なる光を発する複数の光源の例である。第5実施例では、第4実施例のような入射面22(22a,22b)側の波長フィルタ27a,27bは、有っても無くてもよい。この意味で、第5実施例では、光源30(30e,30f)も、導光路21毎の入射面22側に設けられ入射面22に入射させる光の特性を入射面22毎に異なる特性に制限する「入射側制限部」の概念に含まれる。なお図7では、波長フィルタ27a,27bが設けられていない場合を図示している。
第6実施例は、第1・第2実施例に対して第3実施例が差異点を有するのと同様に、第4・第5実施例に対して差異点を有するものである。また 第6実施例は、概念的には、第3実施例における「偏光」という言葉を、「波長」という言葉に置き換えたものである。
図8は、第6実施例にかかる発光装置10を斜視図により例示している。第6実施例においては、第4・第5実施例と異なる構成について説明する。第6実施例では、導光部材20の形状は、第3実施例(図5)と同じである。光源30の数は、入射面22が一つであることから第3実施例と同じく一つである。
光源30の点灯/消灯や、入射光可変部31,32が通過させる光の偏光や波長の変更は、電子機器100が備える図示しないIC等の制御回路によって制御される。
・上記各実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること、
・上記各実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記各実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること、
・上記各実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記各実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること、
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (10)
- 光源と、
前記光源が発する光を入射する入射面と当該入射面に入射した光を出射する出射面とを有する複数の導光路を、一体的に形成した導光部材と、
前記導光路毎の入射面側に設けられ、前記入射面に入射させる光の特性を前記入射面毎に異なる特性に制限する入射側制限部と、
前記導光路毎の出射面側に設けられ、前記出射面から出射させる光の特性を、前記導光路を共有する前記入射面に入射する光の特性に制限する出射側制限部と、
を備えることを特徴とする発光装置。 - 前記光の特性とは、偏光であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 一つの前記入射面側に設けられた前記入射側制限部と、当該入射面と前記導光路を共有する前記出射面側に設けられた前記出射側制限部とは、通過させる光の偏光を共通の偏光に制限する偏光フィルタであることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
- 前記入射面毎の入射側制限部は、前記入射面毎に設けられた前記光源であって互いに偏光状態が異なる光を発する複数の光源を少なくとも含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の発光装置。
- 前記光の特性とは、波長であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 一つの前記入射面側に設けられた前記入射側制限部と、当該入射面と前記導光路を共有する前記出射面側に設けられた前記出射側制限部とは、通過させる光の波長を共通の波長に制限する波長フィルタであることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
- 前記入射面毎の入射側制限部は、前記入射面毎に設けられた前記光源であって互いに波長が異なる光を発する複数の光源を少なくとも含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の発光装置。
- 光源と、
前記光源が発する光を入射する入射面を共有しつつ光を出射するための出射面を夫々有する複数の導光路を、一体的に形成した導光部材と、
前記導光路の入射面側に設けられ、前記入射面に入射させる光の特性を変更可能な入射光可変部と、
前記導光路毎の出射面側に設けられ、前記出射面から出射させる光の特性を、前記入射光可変部が変更可能ないずれかの特性であって前記出射面毎に異なる特性に制限する出射側制限部と、
を備えることを特徴とする発光装置。 - 前記光の特性とは、偏光であることを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
- 前記光の特性とは、波長であることを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016031810A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | ティアック株式会社 | インジケータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285287A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | 河口湖精密株式会社 | 表示装置 |
JP2010067396A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Fujitsu Ltd | 状態表示装置及びプラグインユニット |
JP2015022814A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | 表示装置とライトパイプ |
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2014
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