JP2015225130A - アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 - Google Patents
アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015225130A JP2015225130A JP2014108531A JP2014108531A JP2015225130A JP 2015225130 A JP2015225130 A JP 2015225130A JP 2014108531 A JP2014108531 A JP 2014108531A JP 2014108531 A JP2014108531 A JP 2014108531A JP 2015225130 A JP2015225130 A JP 2015225130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- frequency
- noise
- sound
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 29
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims abstract description 65
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 51
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 41
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 41
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 11
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
【解決手段】騒音Qを計測する計測用マイク3と、騒音を低減するための制御音Sを作成し出力する制御コントローラ6と、制御音を放出する制御用スピーカー9とを備え、制御コントローラは、騒音中の、制御対象周波数帯域の周波数成分のみを透過させるバンドパスフィルタ6aと、バンドパスフィルタを透過した周波数成分から制御対象卓越周波数を推定する適応フィルタ6bと、予め計測された制御コントローラの周波数毎の位相遅れに基づき、制御対象卓越周波数に対する位相遅れについて時間制御で位相補正を行い、さらにその逆位相の制御音を作成する制御信号演算部6cとを備える。
【選択図】図1
Description
(1)適応フィルタ6bによって推定された制御対象卓越周波数の1波長(1周期分の波;A〜Bの範囲)のデータ数Nを、制御の時間刻みに基づいて求める。
(2)制御開始時刻Bから、上記求めた1波長(1周期分)の波形データ(データ数N個で表現される波形)を記憶する。
(3)適応フィルタ6bによって推定された制御対象卓越周波数に対する、制御コントローラ6の位相遅れφ(rad )を求める。推定された周波数の位相と、上記無響室10での計測で取得されている周波数の位相から求められる。
(4)位相遅れに相当するデータ数Npを求める。(Np=N×(φ/2π))
(5)1波長(1周期分)のデータ数Nから位相遅れに相当するデータ数Npを差し引いたデータ数Nxを求める。
(6)記憶した1波長分の波形データから、制御開始時刻Bを起点として遡って、差し引いたデータ数Nxを取り去り、この位置の位相補正された音圧(位相)Hを本来の音圧(位相)Rと判断する。これは、波の位相が、0〜2πで繰り返されることに基づく。
2 騒音源
3 計測用マイク
6 制御コントローラ
6a バンドパスフィルタ
6b 適応フィルタ
6c 制御信号演算部
9 制御用スピーカー
Q 騒音
S 制御音
Claims (8)
- 騒音源から発せられる騒音を計測する計測用マイクと、騒音を低減するための制御音を作成し出力する制御コントローラと、該制御コントローラから出力される制御音を放出する制御用スピーカーとを備え、
上記制御コントローラは、上記計測用マイクから入力される騒音中の、制御対象周波数帯域の周波数成分のみを透過させるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタを透過した周波数成分から制御対象卓越周波数を推定する適応フィルタと、予め計測された上記制御コントローラの周波数毎の位相遅れに基づき、上記適応フィルタから入力される上記制御対象卓越周波数に対する位相遅れについて時間制御で位相補正を行い、さらにその逆位相の制御音を作成して上記制御用スピーカーへ出力する制御信号演算部とを備えることを特徴とするアクティブノイズコントロールシステム。 - 前記適応フィルタは、前記バンドパスフィルタを透過した周波数成分から前記制御対象卓越周波数の音圧を推定し、
前記制御信号演算部は、予め計測された前記計測用マイク及び前記制御用スピーカーの周波数毎のゲイン特性に基づき、上記適応フィルタから入力される上記制御対象卓越周波数に対する音圧についてゲイン補正を行った制御音を作成することを特徴とする請求項1に記載のアクティブノイズコントロールシステム。 - 前記制御信号演算部が行う位相遅れに対する位相補正は、
前記適応フィルタによって推定された前記制御対象卓越周波数の1波長のデータ数Nを求める工程と、
制御時刻から、上記求めた1波長の波形データを記憶する工程と、
上記適応フィルタによって推定された上記制御対象卓越周波数に対する前記制御コントローラの位相遅れを求める工程と、
上記位相遅れに相当するデータ数Npを求める工程と、
上記1波長のデータ数Nから上記位相遅れに相当するデータ数Npを差し引いたデータ数Nxを求める工程と、
上記記憶した1波長の波形データから、制御時刻を起点として遡って、差し引いたデータ数Nxを取り去って位相補正することを特徴とする請求項1または2に記載のアクティブノイズコントロールシステム。 - 前記制御信号演算部は、予め計測された前記制御コントローラの周波数毎の位相遅れに加えて、予め計測された前記計測用マイク及び前記制御用スピーカーの周波数毎の位相遅れに基づき、前記適応フィルタから入力される前記制御対象卓越周波数に対する位相遅れについて時間制御で位相補正を行うことを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載のアクティブノイズコントロールシステム。
- 前記制御信号演算部は、予め計測された前記計測用マイク及び前記制御用スピーカーの周波数毎のゲイン特性に加えて、予め計測された前記制御コントローラの周波数毎のゲイン特性に基づき、前記適応フィルタから入力される前記制御対象卓越周波数に対する音圧についてゲイン補正を行った制御音を作成することを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載のアクティブノイズコントロールシステム。
- 請求項1に記載のアクティブノイズコントロールシステムを用い、前記計測用マイクで、前記騒音源から発せられる騒音を計測し、次に、前記バンドパスフィルタで、上記計測用マイクから入力される騒音中の、前記制御対象周波数帯の周波数成分のみを透過させ、次に、前記適応フィルタで、上記バンドパスフィルタを透過した周波数成分から前記制御対象卓越周波数を推定し、次に、前記制御信号演算部で、予め計測された前記制御コントローラの周波数毎の位相遅れに基づき、上記適応フィルタから入力される上記制御対象卓越周波数に対する位相遅れについて時間制御で位相補正を行い、さらにその逆位相の制御音を作成して前記制御用スピーカーへ出力し、最後に、上記制御用スピーカーで、上記制御信号演算部から入力される制御音を放出することを特徴とするアクティブノイズコントロール方法。
- 前記適応フィルタは、前記制御対象卓越周波数を推定する際、前記バンドパスフィルタを透過した周波数成分から該制御対象卓越周波数の音圧を推定し、
前記制御信号演算部は、上記適応フィルタから入力される上記制御対象卓越周波数に対する位相遅れについて時間制御で位相補正を行う際、予め計測された前記計測用マイク及び前記制御用スピーカーの周波数毎のゲイン特性に基づき、該適応フィルタから入力される該制御対象卓越周波数に対する音圧についてゲイン補正を行って制御音を作成することを特徴とする請求項6に記載のアクティブノイズコントロール方法。 - 前記制御信号演算部が行う位相遅れに対する位相補正は、
前記適応フィルタによって推定された前記制御対象卓越周波数の1波長のデータ数Nを求める工程と、
制御時刻から、上記求めた1波長の波形データを記憶する工程と、
上記適応フィルタによって推定された上記制御対象卓越周波数に対する前記制御コントローラの位相遅れを求める工程と、
上記位相遅れに相当するデータ数Npを求める工程と、
上記1波長のデータ数Nから上記位相遅れに相当するデータ数Npを差し引いたデータ数Nxを求める工程と、
上記記憶した1波長の波形データから、制御時刻を起点として遡って、差し引いたデータ数Nxを取り去って位相補正することを特徴とする請求項6または7に記載のアクティブノイズコントロール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014108531A JP6377412B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014108531A JP6377412B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015225130A true JP2015225130A (ja) | 2015-12-14 |
JP6377412B2 JP6377412B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=54841932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014108531A Active JP6377412B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6377412B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017138094A1 (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 三菱電機株式会社 | 能動騒音制御装置 |
JP2021047333A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 株式会社奥村組 | アクティブ消音装置及びアクティブ消音方法 |
KR20210076478A (ko) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 인천대학교 산학협력단 | 아이 울음소리 상쇄 장치 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350998A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-05 | Fujitsu Ten Ltd | 雑音低減装置 |
JPH0844372A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-16 | Calsonic Corp | 能動型消音器 |
JPH11259078A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 能動騒音制御装置 |
JP2005133588A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Hitachi Ltd | 消音装置及びそれを用いたプロジェクタ装置 |
JP2005138837A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Harman Internatl Industries Inc | 振動センサを備える自動車オーディオコントローラ |
JP2010276773A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 対象波低減装置 |
-
2014
- 2014-05-26 JP JP2014108531A patent/JP6377412B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350998A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-05 | Fujitsu Ten Ltd | 雑音低減装置 |
JPH0844372A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-16 | Calsonic Corp | 能動型消音器 |
JPH11259078A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 能動騒音制御装置 |
JP2005133588A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Hitachi Ltd | 消音装置及びそれを用いたプロジェクタ装置 |
JP2005138837A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Harman Internatl Industries Inc | 振動センサを備える自動車オーディオコントローラ |
JP2010276773A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 対象波低減装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017138094A1 (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 三菱電機株式会社 | 能動騒音制御装置 |
JPWO2017138094A1 (ja) * | 2016-02-09 | 2018-04-12 | 三菱電機株式会社 | 能動騒音制御装置 |
JP2021047333A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 株式会社奥村組 | アクティブ消音装置及びアクティブ消音方法 |
JP7181848B2 (ja) | 2019-09-19 | 2022-12-01 | 株式会社奥村組 | アクティブ消音装置及びアクティブ消音方法 |
KR20210076478A (ko) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 인천대학교 산학협력단 | 아이 울음소리 상쇄 장치 |
KR102286220B1 (ko) * | 2019-12-16 | 2021-08-06 | 인천대학교 산학협력단 | 아이 울음소리 상쇄 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6377412B2 (ja) | 2018-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6343970B2 (ja) | 信号処理装置、プログラム、レンジフード装置 | |
JP6429174B2 (ja) | 信号処理装置、プログラム、レンジフード装置、および信号処理装置における周波数ビンの選択方法 | |
US10591169B2 (en) | Signal processing device, signal processing method, program, and rangehood apparatus | |
EP2395501A1 (en) | Adaptive noise control | |
US20170229111A1 (en) | Signal processing device, program, and range hood device | |
JP5757346B2 (ja) | 能動振動騒音制御装置 | |
JP6377412B2 (ja) | アクティブノイズコントロールシステム及びアクティブノイズコントロール方法 | |
Wang et al. | Stochastic analysis of FXLMS-based internal model control feedback active noise control systems | |
WO2014128857A1 (ja) | 能動振動騒音制御装置 | |
Sachau et al. | Development and experimental verification of a robust active noise control system for a diesel engine in submarines | |
CN105103219A (zh) | 降低噪音的方法 | |
JP6270136B2 (ja) | アクティブノイズ制御装置およびアクティブノイズ制御方法 | |
JP5315904B2 (ja) | 音場支援装置、音場支援方法およびプログラム | |
JP6116300B2 (ja) | 能動型消音システム | |
Landau et al. | Active noise control: Adaptive vs. robust approach | |
US10197456B2 (en) | Systems and methods for measuring temperature in a gas turbine using acoustic interference | |
JP5546795B2 (ja) | 対象波低減装置 | |
JP6666466B2 (ja) | 音に能動的に影響を与えるためのシステムおよび方法 | |
JP5708693B2 (ja) | イコライザのパラメータを制御する装置、方法およびプログラム | |
JP2010276773A5 (ja) | ||
Figwer et al. | On initialization of adaptation in active noise control | |
JP2023146733A (ja) | チューニング機能を備えたアクティブノイズコントロールシステム及びそのチューニング方法 | |
JP2020027201A (ja) | アクティブノイズコントロールシステム | |
JP2008040410A (ja) | 能動型騒音低減装置 | |
JPH0635482A (ja) | アクティブ消音方法及び消音装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6377412 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |