JP2015224573A - 動弁機構 - Google Patents

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陽彦 佐伯
Akihiko Saeki
陽彦 佐伯
剛太郎 町田
Gotaro Machida
剛太郎 町田
川原 和周
Kazuchika Kawahara
和周 川原
正輝 貴志
Masateru Kishi
正輝 貴志
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Abstract

【課題】熱膨張や熱変形による不具合を生じないようにしつつも、カムの摩耗、損傷を簡易な構成によって抑制することができる動弁機構を提供する。
【解決手段】動弁機構11は、カム21と、カムが接触するローラ面31aを有するロッカーアーム31と、ロッカーアームのうちローラ面よりも一端側に先端を接触させた支持部材51と、ロッカーアームのうちローラ面よりも他端側に、バルブステム41cのバルブステムエンド41bを対向させたバルブ41と、を備え、カムによってローラ面が押圧されると、支持部材の先端51bを支点としてロッカーアームが揺動し、ロッカーアームによってバルブステムエンドが押圧されてバルブステムが軸方向に移動し、バルブのバルブヘッド41aが吸気ポート7のバルブシート7aから離間する。また、ローラ面をカムに押し付ける付勢力を、支持部材を介してロッカーアームに作用させる付勢部材53を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カムの回転動力を、ロッカーアームを介してバルブに伝達する動弁機構に関する。
従来の動弁機構として、例えば特許文献1に示されるように、所謂スイングアーム式の動弁機構が知られている。この動弁機構においては、ロッカーアームの一端側に、ピボット部(アジャストスクリュの先端)が接触するピボット受けが形成され、他端側にバルブステムを押圧する押圧部が形成されている。そして、カムによってロッカーアームのローラ面が押圧されると、ピボット部を支点としてロッカーアームが揺動し、押圧部によってバルブステムが軸方向に移動して、吸気ポートまたは排気ポートが開弁される。
特開2008−280976号公報
上記の動弁機構においては、カムとロッカーアームとの間にバルブクリアランスが設けられており、バルブリフトしていない状態、すなわち、ロッカーアームが揺動しておらず初期の姿勢に保持されている状態では、カムとロッカーアームとが非接触となるように設計されている。これにより、熱膨張や熱変形によって、バルブステムがロッカーアーム側に伸長したとしても、この伸長分がバルブクリアランスによって吸収され、不具合が生じないようになっている。
しかしながら、上記のようにバルブクリアランスを設けると、カムとロッカーアームとが非接触状態となっているときに、カムの外周面に対してローラ面が傾くようにロッカーアームが振動する場合がある(所謂ピッチング)。このように、ローラ面がカムの外周面に対して傾いた状態で、カムとロッカーアーム(ローラ面)との接触が開始されると、カムの外周面が、ローラ面にエッジ当たりしてしまい、カムの外周面が摩耗、損傷するという課題がある。
そこで、本発明は、熱膨張や熱変形による不具合を生じないようにしつつも、カムの摩耗、損傷を簡易な構成によって抑制することができる動弁機構を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の動弁機構は、カムと、前記カムが接触するローラ面を有するロッカーアームと、前記ロッカーアームのうち前記ローラ面よりも一端側に先端を接触させた支持部材と、前記ロッカーアームのうち前記ローラ面よりも他端側に、バルブステムのバルブステムエンドを対向させたバルブと、を備え、前記カムによって前記ローラ面が押圧されると、前記支持部材の先端を支点として前記ロッカーアームが揺動するとともに、該ロッカーアームによって前記バルブステムエンドが押圧されて前記バルブステムが軸方向に移動し、該バルブステムに設けられたバルブヘッドが吸気ポートまたは排気ポートのバルブシートから離間する動弁機構であって、前記ローラ面を前記カムに押し付ける付勢力を、前記支持部材を介して前記ロッカーアームに作用させる付勢部材を備え、前記支持部材は、先端が球面状に形成されたピボットで構成され、前記ロッカーアームには、前記ピボットの先端が接触するピボット受けが形成されていることを特徴とする。
また、前記吸気ポートまたは前記排気ポートが形成されるシリンダヘッドを備え、前記シリンダヘッドには、先端を外部に突出させた状態で前記支持部材が収容される嵌合穴が形成され、前記付勢部材は、前記嵌合穴内に設けられるとともに、前記支持部材が該嵌合穴から突出する方向に付勢力を作用させるとよい。
本発明によれば、熱膨張や熱変形による不具合を生じないようにしつつも、カムの摩耗、損傷を簡易な構成によって抑制することができる。
動弁機構の概略断面図である。 変形例の支持部材を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
一般的な4サイクルエンジンにおいては、ピストンが収容されたシリンダブロックにシリンダヘッドが固定されており、シリンダヘッド、シリンダブロックおよびピストンに囲繞された燃焼室が形成される。シリンダヘッドには、吸気通路および排気通路が形成されており、吸気通路は吸気ポートを介して燃焼室に連通し、排気通路は排気ポートを介して燃焼室に連通している。また、シリンダヘッドには、吸気ポートおよび排気ポートごとにバルブが設けられており、このバルブのリフト動作によって、吸気ポートおよび排気ポートが開弁される。
以下では、吸気ポートおよび排気ポートを機械的に開閉する動弁機構について説明する。なお、本実施形態の4サイクルエンジンにおいては、シリンダヘッドに、吸気ポートおよび排気ポートがそれぞれ2つ設けられており、動弁機構も吸気ポートおよび排気ポートごとに設けられているが、基本的な構成はいずれも同じであるため、ここでは、1つの吸気ポートと、それを開閉する1つの動弁機構について図を用いて説明する。
図1は、動弁機構11の概略断面図である。本実施形態の4サイクルエンジンEは、不図示のシリンダブロックにシリンダヘッド1が固定されており、シリンダブロックとシリンダヘッド1との間に燃焼室3が形成されている。そして、シリンダヘッド1には、吸気通路5が形成されており、この吸気通路5が、吸気ポート7を介して燃焼室3に連通している。
そして、シリンダヘッド1には、吸気ポート7を開閉するための動弁機構11が設けられている。動弁機構11は、不図示のクランクシャフトの回転に連動するカム21と、カム21の回転に伴って揺動するロッカーアーム31と、ロッカーアーム31の揺動に伴って可動するバルブ41と、ロッカーアーム31を支持する支持部材51と、を含んで構成される。
カム21は、カムシャフト23に固定されており、カムシャフト23と一体回転する。4サイクルエンジンEは、燃焼室3における爆発圧力によって摺動するピストンに連係された不図示のクランクシャフトと、このクランクシャフトの回転動力をカムシャフト23に伝達する不図示のタイミングベルトと、を備えている。タイミングベルトは、クランクシャフトとカムシャフト23とに巻き回されており、カムシャフト23はクランクシャフトと一体回転する。このようにしてカムシャフト23が回転することにより、カム21が回転することとなる。
カム21は、非リフト面21aと、この非リフト面21aに連続するリフト面21bとで構成される外周面を有している。非リフト面21aは、回転中心からの距離が等しく、同一半径内に位置する面であり、リフト面21bは、回転中心から最も離隔した頂点21cに向かって、回転中心からの距離が漸増する面である。
ロッカーアーム31は、カム21の非リフト面21a、リフト面21bに接触するローラ面31aを備えている。ローラ面31aは、曲率が一定の円弧面で構成されており、その幅は、カム21の非リフト面21a、リフト面21bの幅(回転軸方向の厚さ)とほぼ等しい。また、ロッカーアーム31には、ローラ面31aよりも一端側(図中左側)にピボット受け31bが形成されている。このピボット受け31bは、カム21に対向する側の面と反対側の面に形成された半球面状の凹みであり、上記の支持部材51の先端が接触する。一方、ロッカーアーム31のうち、ローラ面31aよりも他端側(図中右側)には、押圧部31cが形成されている。この押圧部31cは、ロッカーアーム31のうちピボット受け31bと同一面側に設けられた曲面で構成されている。
バルブ41は、先端にバルブヘッド41aが形成され、基端にバルブステムエンド41bを有するバルブステム41cを備えており、シリンダヘッド1に摺動自在に保持されている。具体的には、シリンダヘッド1には貫通孔1bが形成されており、この貫通孔1bに嵌め込まれたバルブステムガイド43に、バルブステム41cが摺動自在に挿通されている。
そして、バルブステム41cのうち、貫通孔1bよりもバルブステムエンド41b側には、アッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45bが設けられており、これらアッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45b間に、バルブスプリング47が設けられている。このバルブスプリング47は圧縮コイルバネで構成されており、アッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45bが、バルブステム41cの軸方向に互いに離間する弾性力を作用させている。このバルブスプリング47の弾性力により、バルブ41はバルブステムエンド41b側に常時付勢され、バルブヘッド41aがバルブシート7aに着座して吸気ポート7を閉弁することとなる。
支持部材51は、円筒状の本体51aの先端51bが球面状に形成されたピボットで構成され、シリンダヘッド1に形成された嵌合穴1cに本体51aが収容されている。この状態では、支持部材51の先端51bが嵌合穴1cの外部に突出して位置しており、嵌合穴1c内、より詳細には、本体51a内には、圧縮コイルバネからなる付勢部材53が収容されている。この付勢部材53は、支持部材51が嵌合穴1cから突出する方向に付勢力を作用させている。
ここで、支持部材51の先端51bは、ロッカーアーム31のうちローラ面31aよりも一端側に設けられたピボット受け31bに接触しており、バルブ41のバルブステムエンド41bは、アッパスプリングシート45aを介して、ロッカーアーム31のうちローラ面31aよりも他端側に設けられた押圧部31cに接触している。
換言すれば、ロッカーアーム31は、支持部材51の先端51bがピボット受け31bに接触し、バルブ41のバルブステムエンド41bが、アッパスプリングシート45aを介して押圧部31cに接触することにより、図示の位置に保持されている。このとき、支持部材51には、付勢部材53の付勢力が作用しており、この付勢力によって、ロッカーアーム31には、押圧部31cを支点としてピボット受け31b側を押し上げる力が作用する。このように、付勢部材53の付勢力によってロッカーアーム31のピボット受け31b側が押し上げられると、ロッカーアーム31のローラ面31aが、カム21の外周面に押し付けられる。つまり、付勢部材53は、ローラ面31aをカム21に押し付ける付勢力を、支持部材51を介してロッカーアーム31に常時作用させていると言える。
なお、ローラ面31aは、その全幅がカム21の外周面に押し付けられ、付勢部材53の付勢力は、押圧部31cがバルブステムエンド41bを押圧する力となってバルブ41に作用する。ただし、付勢部材53の付勢力は、バルブスプリング47の弾性力よりも小さく設定されており、付勢部材53によってバルブ41が開弁してしまうことはない。
上記の構成からなる動弁機構11によれば、非リフト面21aがローラ面31aに対向しているとき、ローラ面31aが非リフト面21aに対して全幅に亘り接触する。このとき、バルブ41は、バルブスプリング47の弾性力によってバルブステムエンド41b側に押し付けられ、バルブヘッド41aがバルブシート7aに着座して吸気ポート7が閉じられている。この状態からカム21が回転してリフト面21bがローラ面31aに対向すると、リフト面21bによってローラ面31aが押圧され、支持部材51の先端51bを支点としてロッカーアーム31が揺動する。このようにしてロッカーアーム31が揺動すると、押圧部31cによってバルブステムエンド41bが押圧されてバルブステム41cが軸方向に移動し、バルブ41のバルブヘッド41aが吸気ポート7のバルブシート7aから離間して吸気ポート7が開かれることとなる。
以上のように、カム21の回転動力がロッカーアーム31を介してバルブ41に伝達されるが、ロッカーアーム31のローラ面31aがカム21の全周に亘って、常時、接触状態に維持されることで、次のような作用、効果が実現される。すなわち、従来の動弁機構では、本実施形態の付勢部材53が設けられておらず、非リフト面21aがローラ面31aに対向しているとき、すなわち、バルブリフトしていない状態では、ローラ面31aと非リフト面21aとの間にバルブクリアランスが形成されていた。これは、熱膨張や熱変形によって、バルブステム41cがロッカーアーム31側に伸長したとしても、この伸長分をバルブクリアランスによって吸収して、不具合が生じないようにするためである。
しかしながら、上記のようにバルブクリアランスを設けると、カム21とロッカーアーム31とが非接触状態となっているときに、ローラ面31aがカム21の外周面に対して傾くようにロッカーアーム31が振動する、所謂、ピッチングが発生する場合がある。通常、ローラ面31aの幅方向、および、カム21の幅方向は、いずれもカムシャフト23の軸方向と平行な関係となっており、ローラ面31aとカム21の外周面との距離は、幅方向の一端側から他端側まで等しい。ところが、上記のピッチング発生時には、ローラ面31aとカム21の外周面との距離が、幅方向の一端側において小さくなり、幅方向の他端側において大きくなる。このように、ローラ面31aがカム21の外周面に対して傾いた状態で、ローラ面31aとカム21のリフト面21bとが対向、接触を開始すると、カム21の外周面が、ローラ面31aにエッジ当たりしてしまい、カム21の外周面が摩耗、損傷するおそれがある。
これに対して、本実施形態の動弁機構11によれば、付勢部材53の付勢力により、ロッカーアーム31のローラ面31aが、カム21の全周に亘って、常時、接触状態に維持される。このようにローラ面31aとカム21の外周面とが接触状態に維持されることで、そもそもロッカーアーム31にピッチングが発生しなくなり、カム21の外周面が、ローラ面31aにエッジ当たりすることもなくなる。
また、熱膨張や熱変形によって、バルブステム41cがロッカーアーム31側に伸長した場合には、付勢部材53が撓むことで、バルブステム41cの伸長分が吸収されるので、不具合が生じることもない。以上のように、本実施形態の動弁機構11によれば、熱膨張や熱変形による不具合を生じないようにしつつも、カム21の摩耗、損傷を簡易な構成によって抑制することができる。
なお、上記の4サイクルエンジンEの組み付け工程では、嵌合穴1cに、付勢部材53を収容した後に、続けて支持部材51を収容するといった作業が必要となる。こうした作業は、吸気ポート7や排気ポートの数だけ必要となり、気筒数が多くなるほど、組み付け作業が煩雑となってしまう。そこで、図2に示す変形例のように、支持部材と付勢部材とをユニット化した構成としてもよい。
この図2に示す変形例の支持部材61は、上記の支持部材51と同様に、円筒状の本体61aの先端61bが球面状に形成されたピボットで構成されている。そして、本体61a内に付勢部材63が収容された状態で、本体61aの基端61cにベース体65が嵌め込まれている。本体61aには、径方向に貫通するピン孔61dが形成されており、ベース体65には、ピン孔61dに対して径方向に対向する抜け止め孔65aが形成されている。ピン孔61dおよび抜け止め孔65aにはピン67が挿通されており、このピン67によって、本体61aからベース体65が抜け落ちるのが防止されている。
ただし、本体61aに形成された抜け止め孔65aは、ピン67の直径よりも、支持部材61の軸方向に長さを有する長孔で構成されており、ベース体65は、支持部材61に対して軸方向に僅かに移動可能となっている。付勢部材63は、本体61aとベース体65との間に圧縮された状態で収容されており、ベース体65が支持部材61の基端61cから抜け落ちる方向に付勢力を作用させている。したがって、通常は、図2に示すように、支持部材61の基端61cとベース体65との間に隙間が維持されており、基端61cとベース体65とが近接する方向に力が作用すると、付勢部材63の付勢力に抗して、基端61cとベース体65とが近接することとなる。このように、支持部材61と付勢部材63とをユニット化することで、上記実施形態と同様の作用効果を実現しつつ、組み付け作業を簡素化することができる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
上記実施形態では、バルブ41によって吸気ポート7が開閉される場合について説明したが、排気ポートを開閉する動弁機構も上記と同様の構成である。また、上記の動弁機構11は、吸気ポートおよび排気ポートのいずれか一方にのみ採用してもよい。
また、上記実施形態では、支持部材51が、先端51bを球面状に形成したピボットで構成され、ピボットの先端51bが接触するピボット受け31bが、ロッカーアーム31に形成されている場合について説明した。しかしながら、例えば、球面状の凹みからなるピボット受けを支持部材の先端に形成し、このピボット受けに接触、支持される球面状の突起をロッカーアームに形成してもよい。いずれにしても、カムによってローラ面が押圧されると、支持部材の先端を支点としてロッカーアームが揺動する関係性を有していれば、支持部材やロッカーアームの形状、構成については特に限定されるものではない。
本発明は、カムの回転動力を、ロッカーアームを介してバルブに伝達する動弁機構に利用できる。
1 …シリンダヘッド
1c …嵌合穴
7 …吸気ポート
7a …バルブシート
11 …動弁機構
21 …カム
31 …ロッカーアーム
31a …ローラ面
31b …ピボット受け
41 …バルブ
41a …バルブヘッド
41b …バルブステムエンド
41c …バルブステム
51、61 …支持部材
51b、61b …先端
53、63 …付勢部材

Claims (2)

  1. カムと、
    前記カムが接触するローラ面を有するロッカーアームと、
    前記ロッカーアームのうち前記ローラ面よりも一端側に先端を接触させた支持部材と、
    前記ロッカーアームのうち前記ローラ面よりも他端側に、バルブステムのバルブステムエンドを対向させたバルブと、を備え、
    前記カムによって前記ローラ面が押圧されると、前記支持部材の先端を支点として前記ロッカーアームが揺動するとともに、該ロッカーアームによって前記バルブステムエンドが押圧されて前記バルブステムが軸方向に移動し、該バルブステムに設けられたバルブヘッドが吸気ポートまたは排気ポートのバルブシートから離間する動弁機構であって、
    前記ローラ面を前記カムに押し付ける付勢力を、前記支持部材を介して前記ロッカーアームに作用させる付勢部材を備え、
    前記支持部材は、先端が球面状に形成されたピボットで構成され、
    前記ロッカーアームには、前記ピボットの先端が接触するピボット受けが形成されていることを特徴とする動弁機構。
  2. 前記吸気ポートまたは前記排気ポートが形成されるシリンダヘッドを備え、
    前記シリンダヘッドには、先端を外部に突出させた状態で前記支持部材が収容される嵌合穴が形成され、
    前記付勢部材は、前記嵌合穴内に設けられるとともに、前記支持部材が該嵌合穴から突出する方向に付勢力を作用させることを特徴とする請求項1に記載の動弁機構。
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