JP2015224537A - 室外着脱式移動ルーバー - Google Patents

Abstract

【課題】 従来技術のルーバーは、固定形は着脱および上下左右移動が出来ない。また、ルーバー付雨戸は、窓際で使用するため、直射日光を遮っても窓際の輻射熱は伝導するので室内温度は高くなり、室外の間接的な外光が遮られるので室内は暗くなる。
【解決手段】 ルーバーを窓と離れた室外に設置し、着脱および上下左右移動を実施するるために、上階スラブ下面沿いに溝形材の溝を下向きに、ベランダの壁高欄沿いに溝形材の溝を上向きに平行設置する。また、ルーバーが上下左右移動するために、上記、平行溝形材の溝形断面内に嵌合できる断面寸法の溝形材で枠組した枠内にルーバーを組立てる。次に、上階スラブ下面およびベランダの壁高欄に設置した、平行で上下に向合った溝形材設置間に、溝形材で枠組したルーバーを嵌合取付けする。以上の発明により、季節に応じたルーバーの着脱および上下左右移動が可能となり、直射日光に対応した日よけ対策ができる室外着脱式移動ルーバーとなる。
【選択図】図１

Description

この発明は、窓と離れた室外で用いるルーバーの設置に関する。

従来のルーバーは、建物に固定して着脱及び移動が出来ないルーバーと、窓際で使用するブラインドを兼ねたルーバー付雨戸である。

特許公開 ２０１０−２０９６１４号公報

不二サッシ株式会社 ルーバー付雨戸

このような従来技術のルーバーは、固定形は着脱および上下左右移動が出来ない。又、ルーバー付雨戸は、窓際で使用する為、直射日光を遮っても窓際の輻射熱は伝導するので室内温度は高くなり、更に、窓際で使用するため室外の間接的な外光が遮られるので室内は暗くなる。そこで、この発明は直射日光を遮り輻射熱を減少させて、室外の間接的な外光を遮らない効果と、通風に対しても窓の開閉を自由に提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、ルーバーを窓と離れた室外に設置し、ルーバーの着脱および上下左右移動を特徴とする、室外着脱式移動ルーバーである。
第二発明は、室外の上階スラブ下面とベランダの壁高欄または高欄設備との間に、ルーバーを後付け設置できることを特徴とする、室外着脱式移動ルーバーである。

第一発明は、窓と離れた室外にルーバーを設置するので、直射日光が当るルーバーから窓への輻射熱が減少し室内温度が上がりにくく、間接的な外光を遮らないので室内が暗くならない。又、ルーバーの着脱および遮光の必要箇所へ移動が出来るため、季節に応じたルーバーの着脱と直射日光に対応した日よけ対策が可能となる室外着脱式移動ルーバー。
第二発明は、窓際から離れた室外の上階スラブ下面沿いに溝形材の溝を下向きに、ベランダの壁高欄または高欄設備沿いに溝形材を上向きに平行設置し、溝形材の平行部材間をルーバーの上下左右移動または必要な時に着脱できることを特徴とする、室外に後付け設置ができる室外着脱式移動ルーバー。

この発明の、ルーバーを異なる場所に移動した実施形態を示す、室外着脱式移動ルーバーの正面図である。 この発明の、室外着脱式移動ルーバーを設置し、側面から見た断面図である。

以下、この発明を図の具体例を用いて詳細に説明する。

この発明の実施の形態を、図１に示す。
この図は、室外の上階スラブ下面１０沿いに溝形材５を下向きに、ベランダの壁高欄８沿いに溝形材５を上向きに平行設置し、ルーバー溝形枠３内側にルーバー１を取付けて、下向き溝形材５と上向き溝形材５との間にルーバー溝形枠３を嵌合させた状態で、上下左右移動している実施の形態である。

１ ルーバー
２ ルーバー着脱金具
３ ルーバー溝形枠
４ ルーバー溝形枠着脱金具
５ 溝形材
６ 溝形材固定金具
７ ベランダの手摺高欄
８ ベランダの壁高欄
９ 床面
１０ 上階スラブ下面
１１ 窓ガラス
１２ 窓枠

Claims (2)

1. ルーバーを窓と離れた室外に設置し、ルーバーの着脱および上下左右移動を特徴とする室外着脱式移動ルーバー。
2. 室外の上階スラブ下面とベランダの壁高欄および高欄設備との間に、ルーバーを後付け設置できることを特徴とする、請求項１記載の室外着脱式移動ルーバー。

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