JP2015223548A - 遠心分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心分離装置において、簡易な構成でバランスをとる。【解決手段】遠心分離装置のロータ52の吊り下げアーム56-1〜56-4の端には、それぞれ試料容器を搭載したバケット22-1〜22-4が吊り下げられている。4個のバケットが、時計回りに22-1、22-2、22-3、22-4と配列された状態で、インバランスであると、バケットを並べ替えて22-1、22-2、22-4、22-3と配列する。この配列でもインバランスであると、更に並べ替えて22-1、22-3、22-2、22-4と配列する。全ての配列において、インバランスであるとエラー処理がなされる。【選択図】図3

Description

本発明は、遠心分離装置に関し、特にそのバランス取りに関する。
採取した血液などの試料に対して遠心分離を行う遠心分離装置が知られている。遠心分離装置は、ロータに保持されたバケットを有し、バケットは試料を収めた試料容器を搭載する。バケットは、ロータの回転軸上に共通重心が位置するように複数個が配置される。例えば、バケットが4個の場合は、ロータの交差する二つの直径上の、回転軸から等距離の位置に4個のバケットが各々配置される。
ロータを高速回転させるとバケットが旋回し、試料が遠心力によって分離される。ロータを回転させるとき、複数のバケット間で重量のばらつきがあると、インバランスが生じ、振動が発生する。下記特許文献1には、複数のバケット間の重量のバランスをとる手法が示されている。下記特許文献1では、試料容器は、複数個ごとにラックに収められ、ラックに収められた状態で、バケットに搭載される。試料容器を収めた状態でラックごとに重量を計測し、バケットに搭載された複数のラック(試料容器を含む)の重量から重量バランスを把握する。インバランスがある場合には、計測された各ラックの重量に基づき、交換すべきラックを選び、複数のバケット間でラックの交換してバランス調整する。
特開平9−276743号公報
上述の特許文献1では、ラックごとに重量を計測し、またラックに対応付けて計測された重量を記憶しておく必要があり、これらのために新たな構成を設けなくてはならない。
本発明は、遠心分離装置において、重量バランスを取るための構成をより簡易にすることを目的とする。
本発明に係る遠心分離装置は、試料を収容した試料容器が搭載されるバケットと、バケットが配置され、試料に遠心力を加えるための4個以上の配置部を有するロータと、回転するロータの振動を検出するインバランスセンサと、バケットを配置部に配置し、また配置されたバケットを配置部から取り出す移載機構と、インバランスセンサで検出された振動が所定値以上のときに、移載機構に、配置部に配置されるバケットの並べ替えを実行させる制御部と、を有する。
制御部は、インバランスが解消するまで、バケットの並べ替えを実行させるようにでき、バケットの全ての配列においてインバランスである場合、エラーを報知するようにできる。
4個以上のバケットを備えた装置においては、バケットの配列が複数通り存在し、バケットの重量が異なる場合、配列によって重量バランスが異なる。したがって、一つの配列でバランスが取れなかった場合でも、配列を変えることでバランスがとれる場合がある。遠心分離装置において、インバランスセンサおよび移載機構は、標準的に備えられており、これを利用することができる。
試料容器を搭載したバケットの重量を取得するための構成を設けることなく、遠心分離装置に標準的に備わるインバランスセンサおよび移載機構によってバランスを取るための処理を実行できる。
本実施形態の遠心分離装置の概略構成を示す平面図である。 遠心分離部の概略構成を示す斜視図である。 バケットの並べ替えを説明するための図である。 本実施形態の遠心分離装置の通常の動作シーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、遠心分離装置10の概略構成を示す平面図である。遠心分離装置10は、試料に遠心力を作用させて遠心分離を行う遠心分離部12と、遠心分離部12に試料を供給し、遠心分離部12から試料を回収する試料供給・回収部14を含む。
試料供給・回収部14は、試料が入った試料容器16を収容可能な容器ラック18を搬送するラック搬送機構20と、試料容器16を容器ラック18からバケット22に移載し、更にバケット22を遠心分離部12に移載する移載機構24を含む。移載機構24はまた、遠心分離部12からバケットを取り出し、さらにバケット22から試料容器16を容器ラック18に移載する。試料容器16は、細い管状の試験管であってよい。容器ラック18は、複数、例えば5個の試料容器16を1列に収容することができる。また、試料容器16を複数列に収容するようにしてもよい。試料容器16を収容した容器ラック18は、主搬送路26に沿って送られ、第1供給側ラック配列部28と第2供給側ラック配列部30のいずれかに送られる。容器ラック18は、収容されている試料容器16がバケット22に移載されるまで、第1供給側ラック配列部28または第2供給側ラック配列部30で待機する。試料容器16が移載されて空になった容器ラック18は、主搬送路26と並行して延びる副搬送路32を通って回収側ラック配列部34に送られる。回収側ラック配列部34に送られた空の容器ラック18は、遠心分離処理が終了した試料容器16を受け入れるために、ここで待機する。容器ラック18は、遠心分離処理された試料容器16を収容すると、主搬送路26に戻され、次の処理工程、例えば分析行程に送られる。
移載機構24は、試料容器16およびバケット22を移載する容器・バケット移載装置36と、バケット22を置くための2個のバケット載置テーブル38,40を含む。容器・バケット移載装置36は、試料容器16およびバケット22を移載する際、これを保持するマニピュレータ42を有する。マニピュレータ42は、互いに直交する3方向に自由度を有する三自由度駆動機構44により移動可能である。三自由度駆動機構44は、図1において、左右方向、上下方向、および紙面を貫く方向にマニピュレータ42を移動させることができ、これらの方向を以降、X方向、Y方向、およびZ方向と記す。三自由度駆動機構44は、X軸方向に移動可能なベース46と、ベース46に搭載されY軸方向に伸縮する移送アーム48と、移送アーム48の先端に配置されマニピュレータ42を吊り下げるロッドとを有する。マニピュレータ42は、ベース46の移動によりX軸方向に駆動され、移送アーム48の伸縮によりY軸方向に駆動される。マニピュレータ42のZ軸方向の移動は、これを吊り下げるロッドの伸縮により実現される。マニピュレータ42を駆動する機構は、上記の三自由度駆動機構44に限らず、例えば関節アーム式の駆動機構を採用してもよく、また三自由度を超える自由度を有する機構を採用してもよい。
第1バケット載置テーブル38は、第1供給側ラック配列部28に対応して設けられている。第1供給側ラック配列部28に位置する容器ラック18から容器・バケット移載装置36により試料容器16が取り出されて、第1バケット載置テーブル38に置かれたバケット22に移載される。試料容器16を所定数(この実施形態では10個)をバケット22に搭載したら、容器・バケット移載装置36によりバケット22を遠心分離部12に移載する。遠心分離処理が終了すると、バケット22は、容器・バケット移載装置36によって第1バケット載置テーブル38に戻され、更にバケット22内から容器・バケット移載装置36によって試料容器16が取り出されて、回収側ラック配列部34に配列されている空の容器ラック18に移載される。マニピュレータ42は、試料容器16を把持するための部分と、バケット22を把持するための部分を有し、把持する対象に応じてこれらの部分を使い分けている。
第2バケット載置テーブル40は、第2供給側ラック配列部30に対応して設けられている。第2バケット載置テーブル40にもバケット22が置かれ、このバケット22には、第2供給側ラック配列部28から試料容器16が移載される。第2バケット載置テーブル30から遠心分離部12へのバケット22の移載およびその逆向きの移載、さらに第2バケット載置テーブル40から回収側ラック配列部34へ試料容器16の移載については、第1バケット載置テーブル38の場合と同様であるので、説明を省略する。
図2は、遠心分離部12の概略構成を示す図である。遠心分離部12は、モータ50に駆動されるロータ52を有する。ロータ52は、モータ50の出力軸に結合されている、または一体の回転シャフト54と、回転シャフト54の軸線に直交する方向に延びる4本の吊り下げアーム56を有する。回転シャフト54は、モータ50によって自身の軸線回りに回転し、吊り下げアーム56は、回転シャフト54と一体となって回転する。吊り下げアーム56の先端部にバケット22の中央に設けられた支柱58が係合して、バケット22が吊り下げられる。この態様のロータ52においては、吊り下げアーム56の先端部がバケット22が配置される配置部である。第1または第2バケット載置テーブル38,40から送られてきたバケット22は、4本の吊り下げアーム56のいずれかの先端部に、吊り下げられるように配置される。各バケット22は、吊り下げられた状態で、振り子のように揺動可能である。遠心分離処理において、モータ50によって駆動されてロータ52が回転し、各バケット22が旋回する。旋回時には、各バケット22は、遠心力によって半径方向外側に振り出され、試料に対して試料容器16の底に向けて遠心力が作用する。遠心分離処理終了後、各バケット22は、元の第1または第2バケット載置テーブル38,40に移載される。
この遠心分離部12のロータ52は、4本の吊り下げアーム56が90度間隔(等間隔)で配列されているが、ロータ52の回転軸線に直交し、互いに交差する2本の直線上に吊り下げアーム56が配置されてもよい。また、4本より多くの吊り下げアーム56を設けることもできる。吊り下げアームが4本より多い場合においても、吊り下げアームを周方向に等間隔で配置すればバランスがとれる。しかし、偶数本の場合、等間隔でなくてもバランスがとれる配置があり、このような配置を採用することも可能である。
また、ロータの態様は、他の態様であってもよい。例えば、回転駆動される円板と、その円板上面の周付近に設けられた凹部を含む態様であってもよい。この凹部にバケットが配置され、円板の回転によって、バケットに搭載された試料容器内の試料に遠心力が作用する。この場合、凹部が、バケットが配置される配置部として機能する。
ロータ52は、ハウジングに収められ、バケット22の入れ替えは、1箇所に設けられた開閉可能な開口から行われる。この実施形態では、図1に示した状態で、図中の下に位置するバケット22が開口に対向しており、交換可能となっている。
各バケット22の重量に不均衡があると、ロータ52が回転する際、振動が生じる場合がある。この振動を検知するために、遠心分離部12には、インバランスセンサ60が設けられている。インバランスセンサ60は、支柱58の表面までの距離を検出する近接センサとすることができる。また、インバランスセンサ60は、振動により生じる加速度を検知する加速度センサとすることができる。以下、インバランスセンサ60として近接センサを採用した場合の実施形態に則して説明する。支柱58の、インバランスセンサ60が対向する位置は、ロータの回転軸線と同軸の円板または円柱形状とする。この円板または円柱の円筒状の側面に対し、半径方向においてインバランスセンサ60が対向する。これにより、ロータ52がバランスのとれた状態で回転している場合は、インバランスセンサ60と支柱58の検出対象表面の距離は一定となる。インバランスな状態でロータ52を回転させると、インバランスセンサ60と支柱58の検出対象表面の距離は変動する。インバランスセンサ60の出力は、制御部62に送出され、制御部62には、この出力があらかじめ定められた値以上に変動した場合、バケット22間の重量に不均衡があり、ロータ52がインバランスとなっていると判断する。
制御部62は、インバランスの判断すると、バケット22の並べ替えを行う。バケット22の並べ替えについて、図3を用いて説明する。図3の(a)は、最初に各バケット22が吊り下げアーム56に吊り下げられた状態を示している。このときのバケット22と吊り下げアーム56の関係を示すために各符号に枝番号「1,2,3,4」を付す。つまり、吊り下げアーム56-1にバケット22-1が吊り下げられ、吊り下げアーム56-2にバケット22-2が吊り下げられる。以下、同様である。(a)に示す状態でインバランスが検知されると、バケット22-3とバケット22-4を入れ替え、(b)に示す状態とする。入れ替えは、例えばまずバケット22の交換のための開口に位置するバケット22-3を取り出し、第1、第2バケット載置テーブル38,40のうち、元あったテーブルに戻す。次に、ロータを反時計回りに90°回し、吊り下げアーム56-4からバケット22-4を取り外す。ロータ52を反時計回りに270°回し、バケット22-4を吊り下げアーム56-3に移し替える。さらに、ロータ52を反時計回りに90°回し、第1または第2バケット載置テーブル38,40に退避させておいたバケット22-3を吊り下げアーム56-4に吊り下げる。ロータ52が時計回りにも回転させることができる場合には、上記で反時計回りに270°回すのに代えて、時計回りに90°回すようにできる。バケットの入れ替えは、他の手順で行ってもよい。
(b)の状態でロータ52を回転させて、なおインバランスが検知されれば、次にバケット22-1とバケット22-3を入れ替え、(c)に示す状態とする。例えば、バケット22-1を、第1、第2バケット載置テーブル38,40のうち、元あったテーブルに戻し、次にバケット22-3を吊り下げアーム56-4から吊り下げアーム56-1に移し替え、さらにバケット22-1を吊り下げアーム56-4に吊り下げる。バケットの入れ替えは、他の手順で行ってもよい。
バケット22が4個の場合は、上記の3通りが全ての配列となる。(c)に示す状態でもインバランスが解消されない場合は、制御部62は、処理を中止し、エラーの報知を行う。バケット22の数が4個を超える場合においても、全ての配列が試された後、いずれの配列でもインバランスが解消されなければ、エラーの報知を行う。
図4は、遠心分離装置10の動作シーケンスを示す図である。この動作シーケンスは、制御部62により制御される。試料容器16が移動する道筋のうち、第1供給側ラック配列部28から第1バケット載置テーブル38を通り遠心分離部12へ至る道筋に沿うラインを第1供給ラインと呼び、第2供給側ラック配列部30から第2バケット載置テーブル40を通って遠心分離部12へ至る道筋に沿うラインを第2供給ラインと呼ぶ。また、第1または第2バケット載置テーブル38,40から回収側ラック配列部に至る道筋を回収ラインと呼ぶ。
まず、主搬送路26から第1供給側ラック配列部28に、試料容器16を収容した容器ラック18を搬送する(100)。容器・バケット移載装置36により、第1供給側ラック配列部28に位置する容器ラック18から、第1バケット載置テーブル38上に置かれている4個のバケット22に試料容器16を移載する(102)。4個のバケットがいっぱいになったら、バケット22をロータ52に移載する(104)。第1供給ラインにおいて試料容器16のバケット22への移載が行われているのと並行して、第2供給ラインにおいて、主搬送路26から第2供給側ラック配列部30に試料容器16を収容した容器ラック18を搬送する(200)。
4個のバケット22をロータ52に移載したら、遠心分離部12において、遠心処理を開始する。遠心処理中に、第1供給ラインにおいて空になった容器ラック18を回収側ラック配列部34へと移動する(106)。一方、第2供給ラインにおいては、容器・バケット移載装置36により、第2供給側ラック配列部30に位置する容器ラック18から、第2バケット載置テーブル40上に置かれている4個のバケット22に試料容器16を移載する。
遠心処理が終了すると、バケット22をロータ52から第1バケット載置テーブル38に移載する(108)。次に、第2バケット載置テーブル40からバケット22をロータ52に移載する(204)。
バケット22の移載が終了したら、遠心処理を開始する。遠心処理中に、回収ラインにおいて、容器・バケット移載装置36により、第1バケット載置テーブル38上の遠心処理済みの試料容器16をバケット22から回収側ラック配列部34に位置する容器ラック18に移載する(300)。これと並行して、第1供給ラインにおいて、第1供給側ラック配列部28に、試料容器16を収容した容器ラック18を搬送する(110)。回収ラインにおいて、工程300が終了したら、遠心処理済みの試料容器16を収容した容器ラック18を主搬送路26へ送り出す(302)。一方、第1供給ラインにおいては、容器・バケット移載装置36により、第1供給側ラック配列部28に位置する容器ラック18から、第1バケット載置テーブル38上に置かれている4個のバケット22に試料容器16を移載する(112)。工程110,112は、前述の工程100,102と同一の動作を行う工程である。回収ラインの工程302が終了したら、第2供給ラインにおいて空になった容器ラック18を回収側ラック配列部34へと移動する(206)。
遠心処理終了後、バケット22をロータ52から第2バケット載置テーブル40に移載する(208)。第2供給ラインの工程208が終了したら、第1供給ラインにおいて、第1バケット載置テーブル38からバケット22をロータ52に移載する(114)。工程114は、前述の工程104と同一の動作を行う工程である。
工程114で、ロータ52へのバケット22の移載が終了したら、容器・バケット移載装置36により、第2バケット載置テーブル40上の遠心処理済みの試料容器16をバケット22から回収側ラック配列部34に位置する容器ラック18に移載する(304)。これと並行して、第2供給ラインにおいて、第2供給側ラック配列部28に、試料容器16を収容した容器ラック18を搬送する(210)。回収ラインにおいて、工程304が終了したら、遠心処理済みの試料容器16を収容した容器ラック18を主搬送路26へ送り出す(306)。一方、第2供給ラインにおいては、容器・バケット移載装置36により、第2供給側ラック配列部30に位置する容器ラック18から、第2バケット載置テーブル40上に置かれている4個のバケット22に試料容器16を移載する(212)。工程210,212は、前述の工程200,202と同一の動作を行う工程である。回収ラインの工程306が終了したら、第1供給ラインにおいて空になった容器ラック18を回収側ラック配列部34へと移動する。
以下、上記の工程を繰り返す。図4に示す、正常状態の動作シーケンスにおいて、遠心処理の最初の段階でロータのバランスが取れているかが判断される。インバランスが検出された場合、第1および第2供給ライン、回収ラインの動作は停止され、インバランスを解消する処理、つまりバケット22の並べ替えが実行される。並べ替えによりインバランスが解消すれば、通常の動作シーケンスを再開する。全ての配列を試みてもインバランスが解消しなければ、エラーを報知し、エラー解除されるまで動作を停止する。
10 遠心分離装置、12 遠心分離部、16 試料容器、18 容器ラック、22 バケット、24 移載機構、28 第1供給側ラック配列部、30 第2供給側ラック配列部、34 回収側ラック配列部、36 容器・バケット移載機構、38 第1バケット載置テーブル、40 第2バケット載置テーブル、50 モータ、56 吊り下げアーム、60 インバランスセンサ、62 制御部。

Claims (2)

  1. 試料を収容した試料容器が搭載されるバケットと、
    バケットが配置され、試料に遠心力を加えるための4個以上の配置部を有するロータと、
    回転するロータの振動を検出するインバランスセンサと、
    バケットを配置部に配置し、また配置されたバケットを配置部から取り出す移載機構と、 インバランスセンサで検出された振動が所定値以上のときに、移載機構に、配置部に配置されるバケットの並べ替えを実行させる制御部と、
    を有する遠心分離装置。
  2. 請求項1に記載の遠心分離装置であって、制御部は、インバランスが解消するまで、バケットの並べ替えを実行し、バケットの全ての配列においてインバランスであると、エラーを報知する、遠心分離装置。
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