JP2015223209A - 水面浮遊揮散剤収容容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成にて、浴槽等の水に浮かべて使用可能であり、使用者にリラクゼーション効果をもたらせるようにする。
【解決手段】揮発性を有する揮散剤を収容可能なゴム状弾性容器部10を有し、水に浮かべて使用するための水面浮遊揮散剤収容容器1において、ゴム状弾性容器部10は、その壁に、気体状態の揮散剤40を外部に徐放可能であって、液体状態の揮散剤40を外部に漏れ出させない径の細孔を有し、揮散剤40を収容した状態で水に入れられると、ゴム状弾性容器部10の少なくとも一部が外部の空気中に露出し、ゴム状弾性容器部10の空気中に露出した部分の細孔から、気体状態の揮散剤40を外部に徐放するように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】揮発性を有する揮散剤を収容可能なゴム状弾性容器部10を有し、水に浮かべて使用するための水面浮遊揮散剤収容容器1において、ゴム状弾性容器部10は、その壁に、気体状態の揮散剤40を外部に徐放可能であって、液体状態の揮散剤40を外部に漏れ出させない径の細孔を有し、揮散剤40を収容した状態で水に入れられると、ゴム状弾性容器部10の少なくとも一部が外部の空気中に露出し、ゴム状弾性容器部10の空気中に露出した部分の細孔から、気体状態の揮散剤40を外部に徐放するように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、揮散剤を収容し、例えば、浴槽の水に浮かべて使用するための水面浮遊揮散剤収容容器に関する。
従来、入浴時にリラクゼーション効果を得るために、香りや視覚的効果をもたらす種々の物品が知られている。例えば、特許文献1には、グアバの葉の乾燥粉末を透水性袋に収容した入浴剤が開示されている。このような粉末の入浴剤は、気軽に香りを楽しむものとして、一般家庭にかなり普及している。また、特許文献2には、アロマテラピー効果を得るために、容器内部に浴用剤を収容し、容器を浴槽内に浮かべて、浴用剤を浴槽の湯に流出させて芳香を発生させる技術が開示されている。また、特許文献3には、スチーム入力における蒸気噴出騒音を低減し、且つ浴室内を芳香剤の香りで満たす装置が開示されている。
しかし、上述の従来の技術には、次のような問題がある。例えば、特許文献1のような粉末を用いた入浴剤を利用する場合には、複数人で異なる入浴剤を使用するためには、それぞれの人が入浴するために排湯して給湯する必要があり、水を無駄にしてしまう。また、粉末からの薬剤の成分が浴槽を汚す等するために、浴槽の清掃が困難である。
また、特許文献2に開示された技術においては、使用者が芳香剤の詰め替え作業や、容器自体の洗浄作業を行う必要があり大変である。また、容器の外観が人工的であるために、発せられる芳香と、容器の見た目とのギャップから使用者のリラックス感を興ざめたものとしてしまう場合もある。
また、特許文献3に開示された技術は、装置が大掛かりなため、一般的な家庭において、その日の気分で、随時好きな芳香に変えたいような場合には、適していない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、簡易な構成にて、浴槽等の水に浮かべて使用可能であり、使用者にリラクゼーション効果をもたらすことのできる水面浮遊揮散剤収容容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器は、揮発性を有する揮散剤を収容可能なゴム状弾性容器部を有し、水に浮かべて使用するための水面浮遊揮散剤収容容器であって、ゴム状弾性容器部は、その壁に、気体状態の揮散剤を外部に徐放可能であって、液体状態の揮散剤を外部に漏れ出させない径の細孔を有し、揮散剤を収容した状態で水に入れられると、ゴム状弾性容器部の少なくとも一部が外部の空気中に露出し、ゴム状弾性容器部の空気中に露出した部分の細孔から、気体状態の揮散剤を外部に徐放する。
本発明の別の形態は、さらに、ゴム状弾性容器部の少なくとも1箇所に突出して形成される開口部に挿入される栓を更に有し、栓が嵌められた開口部が、ゴム状弾性容器部の内側方向に押し込まれている水面浮遊揮散剤収容容器である。
本発明の別の形態は、また、ゴム状弾性容器部を、主としてシリコーンゴムから構成した水面浮遊揮散剤収容容器である。
本発明の別の形態は、また、ゴム状弾性容器部をボール形状とした水面浮遊揮散剤収容容器である。
本発明の別の形態は、また、ゴム状弾性容器部がその内部に充填する揮散剤と関連するものを表した形態を有する水面浮遊揮散剤収容容器である。
本発明の別の形態は、さらに、ゴム状弾性容器部を、揮散剤と関連するものの形状を具現化した形態とする水面浮遊揮散剤収容容器である。
本発明によれば、簡易な構成にて、浴槽等の水に浮かべて使用可能であり、使用者にリラクゼーション効果をもたらすことのできる水面浮遊揮散剤収容容器を提供できる。
次に、本発明に係る水面浮遊揮散剤収容容器の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器に揮散剤を収容した状態の上面斜視図(1A)、下面斜視図(1B)、側面斜視図(1C)、及び水面浮遊揮散剤収容容器を水に浮かせた状態の斜視図(1D)を示す。
この実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器1は、少なくとも気体若しくは液体を含み揮発性を有する揮散剤を収容し、気体状態の揮散剤を外部に徐放できる容器である。水面浮遊揮散剤収容容器1は、揮散剤を収容した状態あるいは揮散剤を収容していない状態のいずれの状態でも市場に流通可能である。水面浮遊揮散剤収容容器1は、(1A)に示すように、略球状であり、(1B)及び(1C)に示すように、栓20が嵌められた部分は、内側に凹状となっている。水面浮遊揮散剤収容容器1は、(1D)に示すように、揮散剤を収容した状態で、水Wに浮いて、ゴム状弾性容器10の一部が外部の空気中に露出するように構成されている。水面浮遊揮散剤収容容器1中の気体状態の揮散剤は、ゴム状弾性容器10の外部の空気中に露出された部分から外部に徐放される。
図2は、本発明の一実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器に揮散剤を収容した状態の縦断面斜視図を示す。図3は、図2の水面浮遊揮散剤収容容器を形成する直前の状態の斜視図(3A)及び縦断面斜視図(3B)を示す。
水面浮遊揮散剤収容容器1は、揮発性を有する揮散剤40を収容可能で、その壁に、気体状態の揮散剤を外部に徐放可能であって、液体状態の揮散剤を外部に漏れ出させない径の細孔を有するゴム状弾性容器10と、そのゴム状弾性容器10の少なくとも1箇所に形成される後述する開口部11に着脱可能に挿入される栓20と、を備える。水面浮遊揮散剤収容容器1は、対象とする揮散剤を内部に収容した状態で水に入れられると、水に浮いて、ゴム状弾性容器10の少なくとも一部が外部の空気中に露出するように設計されている。ここで、本明細書において用いる「水」は、低温や常温の水だけではなく、湯とも呼ばれる高温の水も含む。
図2に示す水面浮遊揮散剤収容容器1は、図3の(3A)及び(3B)に示すように、ゴム状弾性容器10の外部に突出した開口部11に栓20が嵌められている水面浮遊揮散剤収容容器1に対して、栓20が嵌められた開口部11をゴム状弾性容器10の内側方向に押し込めることで形成される。
ゴム状弾性容器10は、略球状であり、一方に円筒状の開口部11を有する。ゴム状弾性容器10は、薄い皮にて形成され、その内側に空間13を有し、同じく薄い皮で形成される開口部11と連通する。揮散剤収容部(空間13を有する部位)は、球状、いわゆるボール形状であるが、完全な球である必要はなく、縦もしくは横に少し長い形状でも、ボール形状の範疇に入る。ゴム状弾性容器10は、開口部11を除く部分において、好ましくは厚さ0.5〜4.0mm、より好ましくは厚さ1.5〜2.5mmの肉厚を持つ。開口部11は、上記範囲の肉厚にて形成されてもよいが、栓20が嵌めこまれる部分であって、開口部11を構成する壁から揮散剤40を積極的に透過させる必要がないので、比較的高い強度を付与する観点から、上記肉厚よりも大きな肉厚で形成されても良い。
ゴム状弾性容器10は、弾性的に伸縮自在な容器である。ゴム状弾性容器10は、特にその構成材料に制約は無く、例えば、シリコーンゴム、ウレタンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、エチレンプロピレンジエンゴムあるいはスチレンブタジエンゴム等の熱硬化性エラストマー; ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフィン系、ブタジエン系あるいはフッ素系等の熱可塑性エラストマー; あるいはそれらの複合物等などから好適に構成され、より好ましくは、主としてシリコーンゴムから構成される。ここで、「主として」とは、50体積%を超える体積を占めることを意味する。また、ゴム状弾性容器10は、揮散剤40と接触しても容易に変性しないように、耐酸性若しくは耐アルカリ性、耐油性、耐溶剤性等の高いゴム状弾性材料にて構成されていても良く、そのような特性を要求される場合には、例えば、フッ素系のエラストマーから好適に構成される。ただし、ゴム状弾性容器10の内部の空間13の表面に、フッ素コーティングを施し、ゴム状弾性容器10自体にシリコーンゴムを用いても良い。
揮散剤40としては、気体のみ、液体のみ、気体と液体の混合物、気体と固体の混合物、液体と固体の混合物、気体と液体と固体の混合物のいずれかであれば特に制限無く、芳香剤のように、気体状態で、ゴム状弾性容器10の空間13から壁を透過して徐放させて効果を発揮するものを好適に用いることができる。
ゴム状弾性容器10は、好適には、揮散剤40を大気圧と同一もしくは大気圧の1.5倍までの圧力で封入する容器として用いることができる。ただし、ゴム状弾性容器10内の揮散剤40の封入圧は、上記圧力に必ずしも限定されるものではない。ゴム状弾性容器10の壁は、気体状態の揮散剤40を通過させることができ、液体状態の揮散剤40を通過させない大きさの径の細孔を有している。したがって、ゴム状弾性容器10の外側が空気に露出していれば、その細孔を通して気体状態の揮散剤40を外部に徐放することができる一方、液体状態の揮散剤40については、外部に漏らすことがない。これは、この実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器1の特徴の一つである。このような特徴により、揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1を浴槽等の水に入れた際に、水面浮遊揮散剤収容容器1の外部の空気中に露出しているゴム状弾性容器10の部分の細孔からは、気体状態の揮散剤40が徐放されることにより、周囲に揮散剤40の芳香が漂うこととなる。一方、液体状態の揮散剤40は、ゴム状弾性容器10の細孔を通って周囲の水に漏れ出すことがないので、周囲の水を汚染等することがない。
開口部11は、図3に示す状態においては、揮散剤収容部から外方向に突出する筒状突出部である。より具体的には、開口部11は、ゴム状弾性容器10と接続する部位から外部に向かって内径をほぼ同一にして突出する。開口部11の内側の領域は、ゴム状弾性容器10と接続する部位から外部に向かって同一の直径で構成されていても、あるいは直径を徐々に小さくするように構成されていても良い。開口部11の外径は、特に制約はなく、ゴム状弾性容器10と接続する部位から外部に向かって、どのような大きさで設計されていても良い。
栓20は、開口部11の内方に嵌め込み、開口部11を閉鎖可能に構成される部材である。この実施形態では、栓20の材料としては、ゴム、樹脂、コルクなどを例示できるが、特に制約はない。例えば、栓20の材料としては、ゴム状弾性容器10と同様の上述の弾性変形可能な材料が好ましく、特にシリコーンゴムが好ましい。栓20は、ゴム状弾性容器10と同一材料から構成されても良いが、ゴム状弾性容器10に比して揮散剤40を通過困難に構成されるのが好ましい。例えば、そのために、栓20の平均細孔径をゴム状弾性容器10の平均細孔径よりも小さくすることができる。栓20は、開口部11から抜ける方向に抵抗となる部分であって、開口部11と揮散剤収容部との境界から揮散剤収容部の方向において、径方向に拡径する第1拡径部26を有する。また、栓20は、第1拡径部26に加え、開口部11より外部方向において、径方向に拡径する第2拡径部25を有する。第2拡径部25は、栓20の高さ方向の上面21側に形成される鍔である。第1拡径部26は、栓20の高さ方向の下面22側に形成される鍔である。第1拡径部26は、好ましくは、第2拡径部25の外径よりも大きな外径を備える。ゴム状弾性容器10の内方からの圧力によって、栓20が開口部11から抜けるのを効果的に防止するためである。栓20は、第1拡径部26と第2拡径部25との間に胴部27を有する鼓の形状を有する。栓20は、胴部27を筒状突出部の中位に、第1拡径部26を揮散剤収容部に、第2拡径部25を筒状突出部の外部に、それぞれ位置するように、開口部11を封鎖可能である。
栓20は、上述のような構造を有するため、栓20が開口部11の外方向に力を受けて移動しようとしても、栓20のより径の大きな部位(第1拡径部26)が開口部11を通過しようとする状態になり、抵抗が大きくなる。したがって、栓20は、開口部11から容易に抜けない。
この実施形態において、水面浮遊揮散剤収容容器1は、開口部11の外から環状に締める締結部材30を、さらに備える。開口部11は、その外側面であって少なくとも最外口側に、径方向に拡径する第1フランジ部15を有する。この実施形態では、開口部11の外側面であって、ゴム状弾性容器10と接続する部位の近傍にも、径方向に拡径する第2フランジ部16を有するが、開口部11は、第1フランジ部15のみを備えていても良い。締結部材30は、第1フランジ部15と第2フランジ部16との間において環状に位置し、開口部11の外側面から径方向内側に向かって、開口部11を締める機能を有する。締結部材30は、その内径を調整自在なバンド、その内径を調整困難なリングのいずれのタイプでも良い。この実施形態では、締結部材30としてリングの形式の部材を用いている。締結部材30の材料としては、特に制約はないが、ゴム状弾性容器10から取り外すことなく一緒に廃棄できる材料であって、ゴム状弾性容器10よりも硬質な樹脂(例えば、熱可塑性樹脂)を好適に例示できる。締結部材30の材料として、ステンレススチールのような金属を選択することもできるが、ゴム状弾性容器10の開口部11を傷付ける危険性が低く、かつ水面浮遊揮散剤収容容器1の廃棄の際に締結部材30をゴム状弾性容器10と分別する必要性も低い樹脂を選択する方がより好ましい。
この実施形態では、開口部11、栓20、及び締結部材30(ここでは、これらを開口周囲部という)は、図2に示すように、ゴム状弾性容器10の内側方向に押し込まれて、その部分が凹部とされ、開口周囲部の側面がゴム状弾性容器10に覆われた状態となる。このように、水面浮遊揮散剤収容容器1の開口周囲部を凹部にすることができるので、開口周囲部がユーザに接触する可能性を低減でき、結果として、比較的滑らかな部分のみがユーザに接触するようにできる。
図4は、水面浮遊揮散剤収容容器の開口部に栓を嵌める方法を説明する縦断面斜視図を示す。図5は、図4に続く同方法および揮散剤の充填までを説明する縦断面斜視図をそれぞれ示す。
水面浮遊揮散剤収容容器1の開口部11を栓20にて閉鎖する場合、まず、栓20の第1拡径部26を開口部11に挿入し、開口部11の内側を径方向に押し広げながら、開口部11から空間13に向かって栓20aを押し進める(図4参照)。開口部11は、ゴム状弾性体にて形成されているので、栓20の第1拡径部26の外径が開口部11の内径より大きくても、第1拡径部26を通過可能に容易に拡張できる。また、栓20もゴム状弾性体にて形成されていると、栓20は、第1拡径部26の外径を小さくするように変形可能である。したがって、栓20を開口部11に容易に挿入できる。その後、栓20を開口部11から空間13内に完全に落とし込む。
次に、締結部材30を開口部11の外側面に取り付ける。次に、ゴム状弾性容器10の底部18を空間13側に押し込み、底部18の壁を介して栓20を開口部11の下方側の口に押し入れる。この際、栓20に、開口部11の内径よりも大径の第2拡径部25を備えていると、栓20aを開口部11内に押し入れる際に抵抗が生じる。しかし、前述のように、開口部11は、ゴム状弾性体にて形成されているので、第2拡径部25を通過可能に容易に拡張できる。また、栓20もゴム状弾性体にて形成されていると、栓20は、第2拡径部25の外径を小さくするように変形可能である。したがって、栓20を開口部11の下方から上方に向けて容易に挿入できる。ただし、締結部材30を開口部11の外側面に取り付けているため、栓20を開口部11から空間13に押し込んだときよりも、栓20を開口部11の下方から上方に押し上げるときの方が大きな力を要する。また、締結部材30が開口部11の径方向の拡張を規制し、第2拡径部25を通過可能としても、第1拡径部26を通過困難にすることにより、栓20を開口部11に確実に嵌め込むことができる。
こうして、栓20を開口部11に嵌め込んだ後、図5に示すように、栓20の上面21から下面22に向かって、揮散剤40を入れたシリンジ50の針51を貫通させ、シリンジ50のピストンを押し込んで、空間13内に揮散剤40を注入する。なお、空間13内に空気も注入しても良く、空間13における空気の占める割合を大きくすることにより、揮散剤40が注入された水面浮遊揮散剤収容容器1を水に投入した際に、水面浮遊揮散剤収容容器1を浮き易くし、外部の空気中に露出するゴム状弾性容器10の部分の面積を大きくすることができる。この後、栓20から針51を抜くと、揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1ができる。最後に、栓20が嵌められた開口部11を全体的に空間13側に押し込むことにより、図2に示すような、開口部11が内部に押し込まれた形状の水面浮遊揮散剤収容容器1が完成する。
このように、揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1によると、ゴム状弾性容器10の少なくとも一部が外部の空気中に開放された状態では、比較的長期間(例えば、数週間程度)に亘って、揮散剤40が外部に徐放される。なお、水面浮遊揮散剤収容容器1のゴム状弾性容器10を密封しておくことにより、揮散剤40の外部への徐放が停止又は抑制されるので、未使用時、又は使用停止時には、水面浮遊揮散剤収容容器1のゴム状弾性容器10を密封しておけば、揮散剤40を減らすことなく長期間保存することができる。このため、揮散剤40の注入は、ユーザではなく、水面浮遊揮散剤収容容器1の製造者側で行うことができる。
以上説明したように、水面浮遊揮散剤収容容器1は、少なくとも気体若しくは液体を含み揮発性を有する揮散剤40を収容し、収容されている揮散剤40を外部に徐放できる水面浮遊揮散剤収容容器であって、揮散剤40を収容可能で、壁に揮散剤40を徐放可能な細孔を有するゴム状弾性容器10と、ゴム状弾性容器10の少なくとも1箇所に形成される開口部11に着脱可能に挿入される栓20とを備え、栓20には、開口部11から抜ける方向に抵抗となる部分であって、開口部11よりゴム状弾性容器10の揮散剤収容部の方向に拡径する第1拡径部23を有する。このため、水面浮遊揮散剤収容容器1は、簡易な構成にて、安全に廃棄可能である。第1拡径部25は、ゴム状弾性容器10内部から開口部11に向かう圧力に抗して、栓20が開口部11から抜けるのを防止する機能を有する。
また、第1拡径部26は、開口部11と揮散剤収容部との境界から揮散剤収容部の方向に拡径するように構成されている。このため、栓20の下方に拡径部位を形成するだけで、栓20を開口部11から外部に抜けるのを効果的に防止できる。
また、栓20は、第1拡径部26に加え、開口部11より外部方向に拡径する第2拡径部25を有する。第2拡径部25の形成により、栓20の上面21からシリンジ50の針51を差し込む際に外側から空間13に向かって力が加えられても、栓20が開口部11内に押し込まれるのを防止できる。
また、開口部11は、揮散剤収容部から外方向に突出する筒状突出部であって、栓20は、第1拡径部26と第2拡径部25との間に胴部27を有する鼓形状であって、栓20は、胴部27を筒状突出部の中位に、第1拡径部26を揮散剤収容部に、第2拡径部25を筒状突出部の外部に、それぞれ位置するように、開口部11を封鎖可能としている。このため、栓20は、ゴム状弾性容器10の内部および外部の両方向からの圧力に対して、開口部11を通過する際の大きな抵抗を生じせしめる。第1拡径部26の外径を第2拡径部25の外径よりも大きくすると、栓20が開口部11の外部方向に抜けるのを優先的に防止でき、かつ栓20を空間13側から開口部11に向かって押し上げる際に、押し上げやすくなると共に確実に開口部11内に停止させることができる。
開口部11の外から環状に締める締結部材30を備えると、栓20が開口部11の外側から容易に挿入できるように、開口部11の内径を設計しつつ、栓20が開口部11を閉鎖した状態では、栓20が開口部11の外側に容易に抜けないようにすることができる。また、締結部材30による開口部11の締め付け力を調整すれば、栓20の第1拡径部26が締結部材30を取り付けていない開口部11を容易に通過でき、締結部材30を取り付けた後の開口部11を容易に通過できないようにすることができる。
栓20をゴム状弾性体にて形成すると、開口部11の内外いずれの方向からも容易に挿入できる。また、開口部11に栓20を装着した後、栓20に針51を貫通させ、空間13に揮発剤40を注入し、かつ注入後に揮散剤40の漏れを防止することができる。
揮散剤収容部は、その底部18を、開口部11と揮散剤収容部との境界まで押し上げ可能に柔軟に形成されているので、栓20を空間13に完全に入れた後、底部18を持ち上げて、栓20を開口部11の下方の口にあてがい、栓20を開口部11に押し入れることができる。
ゴム状弾性容器10は、主としてシリコーンゴムから成るため、揮散剤40を外部から視認しやすい。また、浴槽内に浮遊させて使用する環境下において、シリコーンゴムの高い耐熱性に起因して、水面浮遊揮散剤収容容器1が熱で溶けるのを効果的に防止できる。
また、揮散剤収容部が略ボール形状であるため、空間13内の圧力を均等に分散し、局所的に圧力が高まるのを防止できる。
図6は、本発明の一実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器のバリエーションを示す。図6中の(6A)は、実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器1のゴム状弾性容器10を、木材をボール状に加工した外観を持つ形態とする水面浮遊揮散剤収容容器1を、図6中の(6B)〜(6D)は、実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器1のゴム状弾性容器10を果物の外観を持つ形態とする水面浮遊揮散剤収容容器1を、それぞれ示す。
(6A)の水面浮遊揮散剤収容容器1は、檜をボール状に加工した檜ボールを高リアリティにて模したゴム状弾性容器10を有する。同様に、(6B)〜(6D)の水面浮遊揮散剤収容容器1は、柚子、すだち、カボスをそれぞれ高リアリティにて模したゴム状弾性容器10を有する。ゴム状弾性容器10は、その内部に充填する揮散剤40と関連するものを表した形態を有する。より具体的には、ゴム状弾性容器10は、揮散剤40と関連するものの形状を具現化した形態である。ここで、「揮散剤40と関連するもの」とは、揮散剤40に含まれる匂い成分が天然成分である場合にはその天然成分を含む果物、野菜、花、草木等の天然物、あるいはその天然物から人工的に製造される人工物を意味し、揮散剤40に含まれる匂い成分が天然成分に似せて製造された人工成分である場合には、その人工成分に類似する天然成分を含む果物、野菜、花、草木等の天然物、あるいはその天然物から人工的に製造される人工物を意味する。例えば、揮散剤40が柚子の香りを発するものである場合には、その香りが柚子から抽出された匂い成分であるか、それとも柚子の香りに似せて製造された人工成分であるかを問わず、ゴム状弾性容器10を柚子の形態に似せて具現化したものとする。水面浮遊揮散剤収容容器1中に、ゴム状弾性容器10の外観に相当する果物、野菜等の抽出物あるいはそれに似せた人工物を含有させた揮散剤40を入れることにより、ユーザは、外観に合った香りを楽しむことができるとともに、この外観による視覚的な演出効果を楽しむことができる。これにより、入浴時のユーザのリラックス効果が向上する。
また、水面浮遊揮散剤収容容器1を、果物、野菜、花、草木等をそれぞれイラストの形態で三次元的に表現したゴム状弾性容器10を有するようにしても良い。ここで、ゴム状弾性容器10をイラストの形態にすることも、「揮散剤40と関連するものを表した形態」にすることを意味する。
ゴム状弾性容器10に具現化する果物および野菜としては、桃、りんご、メロン、スイカのような比較的、球に近いものの他、カボチャ、パイナップル、キウイ、檸檬、みかん、夏みかん、苺のような異方球形状のものを好適に例示できるが、これらに限定されず、種々の果物あるいは野菜の形態を採用できる。例えば、椰子の実、グレープフルーツ、マンゴー、梨、さくらんぼ、トマト等を具現化し、ゴム状弾性容器10を製造しても良い。
バナナ、葡萄、ニンジンのような球あるいは異方球形状以外の形態を有する果物や野菜をゴム状弾性容器10に具現化することもできるが、その場合には、例えば、ゴム状弾性容器10に、葡萄等の写真やイラストを印刷あるいは貼付するようにしても良い。すなわち、ゴム状弾性容器10には、揮散剤40と関連するものが印刷あるいは貼付されていても良い。ゴム状弾性容器10に上記写真やイラストを印刷あるいは貼付することも、「揮散剤40と関連するものを表した形態」にすることを意味する。
ゴム状弾性容器10に具現化する対象としては、果物や野菜に限定されることなく、例えば、花を含めることができる。例えば、バラの画像をゴム状弾性容器10の表面に描き、水面浮遊揮散剤収容容器1のゴム状弾性容器10内部にバラの匂い成分を含む揮散剤40を入れることにより、ユーザは、外観に合った香りを楽しむことができる。花は、バラ以外でも良く、例えば、杏子、水蝋の木、梅、鬼縛り、からたねおがたま、カロライナジャスミン、黄素馨、桐、樒、沈丁花、扉、難波津、匂い檜葉、野茨、白丁花、はごろもジャスミン、花韮、番茉莉、白檀、ヒヤシンス、ボロニア、木香薔薇、モリシマアカシア、モルセラ、ライラック、ロケットサラダ、夜来香、イランイラン、カレープラント、梔子、月下美人、泰山木、定家葛、バジル、浜梨、プルメリア、ベルガモット、茉莉花、木斛、夜香木、夕菅、ラベンダー、ルー、薄黄木犀、金木犀、銀木犀、山茶花、ジンジャー、薙刀香需、柊、柊木犀、ミント、水仙、ルクリア、蝋梅、くちなし、ニオイエビネ、牡丹、なでしこ、チューリップ、桜、菊なども例示できる。
また、比較的球に近い花であれば、球状の果物や野菜と同様、ゴム状弾性容器10を球状の花に具現化しても良い。具体的には、ゴム状弾性容器10を、アリウムギガンチウム、紫陽花、ゴールドスティック、セファランサス・オキシデンタリスなどの球状の花を模しても良い。
ゴム状弾性容器10にイラストや写真を印刷あるいは貼付する場合には、果物、野菜、花そのもの以外に、バニラ、チョコレートなどの匂いを発生する材料を用いても良い。
図7は、本発明の一実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器の使用方法の一例を示す。
揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1を、例えば浴槽の水に入れて使用する場合には、水面浮遊揮散剤収容容器1を1つ浴槽に入れるようにしても良く、より強い香りを所望する場合には、例えば、図7に示すように、揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1を複数用意し、網等にまとめて入れて、浴槽に入れるようにしても良い。また、複数の異なる種類の芳香を楽しみたい場合には、異なる揮散剤40を収容した複数の水面浮遊揮散剤収容容器1を選んで、それら水面浮遊揮散剤収容容器1を浴槽に入れるようにしても良い。このようにすると、組み合わせる水面浮遊揮散剤収容容器1を変えることにより、ユーザは、その時の気分に応じて所望する芳香を容易に楽しむことができるようになる。
また、入浴するユーザによって、使用する水面浮遊揮散剤収容容器1を換えるようにしても良い。この実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器1によると、上述したように、揮散剤40は、ゴム状弾性容器10の細孔を通って周囲の水に漏れ出すことがなく、周囲の水を汚染等することがない。このため、水面浮遊揮散剤収容容器1を取り除くと、浴槽の水から水面浮遊揮散剤収容容器1に収容されていた揮散剤40の芳香が香ることがない。よって、異なる揮散剤40を収容した水面浮遊揮散剤収容容器1を浴槽の水に入れることにより、新たに入れた水面浮遊揮散剤収容容器1に収容された揮散剤40の芳香が周囲に漂うこととなる。これにより、浴槽の水を入れ替えることなく、それぞれのユーザの所望する芳香を容易に漂わせることができるようになる。
以上、本発明の水面浮遊揮散剤収容容器の各実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限定されず、種々の変形を施すことができる。
例えば、本発明の実施形態に係る水面浮遊揮散剤収容容器は、次のように変形を施すことができる。
図8は、本発明の変形例に係る水面浮遊揮散剤収容容器の一例を示す。
変形例に係る水面浮遊揮散剤収容容器1aは、図8に示すように、前述の実施形態に係るゴム状弾性体容器10に代えて、縦長のゴム状弾性体容器10aを備えるようにしたものである。水面浮遊揮散剤収容容器1aのように、縦長のゴム状弾性体容器10aを備えても、本発明特有の作用・効果を奏することができる。なお、ゴム状弾性体容器の形状は、野球あるいはテニスに用いるボール形状、図8に示す縦長のラグビーボール形状の他、いかなる形状でも良い。
また、上記実施形態では、図2に示すように、栓20が嵌められた開口部11の全体を中央に押し込んだ形態の水面浮遊揮散剤収容容器1をユーザが利用する際の形態としていたが、図3に示すように、開口部11が外部に突出した状態のままの形態をユーザが利用する際の形態としても良い。
開口部11は、1個のみに限定されずに、2個以上であっても良い。水面浮遊揮散剤収容容器に2個以上の開口部11を備える場合には、それぞれの開口部11に栓を着脱可能に備える。開口部11は、ゴム状弾性容器10の外方に筒状に突出する筒状突出部ではなく、ゴム状弾性容器10の内方に向かって突出する部位でも良い。開口部11の内部空間の水平断面は、円ではなく、楕円あるいは三角以上の多角形状の断面でも良い。その場合、栓20の水平断面も、開口部11の水平断面と同一形状とするのが好ましい。また、栓20は、その上面21に第2拡径部25を備えるが、第1拡径部26よりも栓20の上面21側にあれば、第2拡径部25は、栓20の上面21より下方に形成されていても良い。さらに、第2拡径部25は、必ずしも栓20に形成されていなくても良く、第1拡径部26のみを栓20に形成しても良い。
また、締結部材30は、必ずしも備えなくても良い。栓20は、ゴム状弾性体以外の材料で構成されても良い。また、透明性、耐熱性を考慮しないなら、栓20は、シリコーンゴム以外のゴム状弾性体で構成しても良い。ただし、栓20に針51などを貫通させて揮散剤40を空間13に充填し、その後、針51を抜いても揮散剤40が外部に漏れないようにするには、栓20をゴム状弾性体で構成するのが好ましい。ゴム状弾性容器10の揮散剤収容部の底部18は、開口部11と揮散剤収容部との境界まで押し上げ可能に柔軟に形成されている方が好ましいが、かかる高い柔軟性は必須の機能ではない。栓20を開口部11に取り付ける方法としては、一旦、空間13内に栓20を入れることなく、開口部11の外から挿入して、途中で栓20を停止する方法でも良い。
本発明は、例えば、芳香剤などの揮散剤を徐放する容器として利用できる。
1 水面浮遊揮散剤収容容器
10 ゴム状弾性容器(ゴム状弾性容器部)
11 開口部
13 空間
20 栓
40 揮散剤
10 ゴム状弾性容器(ゴム状弾性容器部)
11 開口部
13 空間
20 栓
40 揮散剤
Claims (6)
- 揮発性を有する揮散剤を収容可能なゴム状弾性容器部を有し、水に浮かべて使用するための水面浮遊揮散剤収容容器であって、
前記ゴム状弾性容器部は、その壁に、気体状態の前記揮散剤を外部に徐放可能であって、液体状態の前記揮散剤を外部に漏れ出させない径の細孔を有し、
前記揮散剤を収容した状態で水に入れられると、前記ゴム状弾性容器部の少なくとも一部が外部空気中に露出し、前記ゴム状弾性容器部の前記外部空気中に露出した部分の前記細孔から、気体状態の前記揮散剤を外部に徐放する水面浮遊揮散剤収容容器。 - 前記ゴム状弾性容器部の少なくとも1箇所に突出して形成される開口部に挿入される栓を更に有し、
前記栓が嵌められた前記開口部が、前記ゴム状弾性容器部の内側方向に押し込まれている請求項1に記載の水面浮遊揮散剤収容容器。 - 前記ゴム状弾性容器部は、ボール形状である請求項1または請求項2に記載の水面浮遊揮散剤収容容器。
- 前記ゴム状弾性容器部は、主としてシリコーンゴムにより構成されている
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の水面浮遊揮散剤収容容器。 - 前記ゴム状弾性容器部は、前記揮散剤と関連するものを表わした形態を有する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水面浮遊揮散剤収容容器。 - 前記ゴム状弾性容器部は、前記揮散剤と関連するものの形状を具現化した形態とする
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の水面浮遊揮散剤収容容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
- 2014-05-26 JP JP2014108016A patent/JP2015223209A/ja active Pending
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