JP2015222178A - 多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム - Google Patents

多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム Download PDF

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Abstract

【課題】
原子炉建屋内の構造物に対し相対的に搖動する状況下においても、確実に作業対象である構造物へのアクセスを可能とし、作業性の向上を図り得るシステムを提供する。
【解決手段】
一端が原子炉建屋17内の所望の位置に取り付けられる多関節マニピュレータの本体3に分岐部4を設け、分岐部4より分岐する第1多関節マニピュレータ5、第2多関節マニピュレータ6を有する分岐型多関節マニピュレータ1と、第1把持部5b近傍に設置される第1撮像装置7aと第2把持部6b近傍に設置される第2撮像装置7bを有する。第1撮像装置7a及び第2撮像装置7bからの撮像画像に基づき、多関節マニピュレータ5,6を遠隔にて操作する遠隔操作部56を備える。そして、第1把持部5bにより原子炉建屋17内の所望の構造物23を把持し、第2把持部6bにより構造物23に対する処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、沸騰水型原子力プラントにおける原子炉建屋内の構造物の取扱システムに係り、特に、多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムに関する。
発電設備等の作業員が立ち入ることが困難な場所で作業するロボットに関し、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、シリンダ室内に液媒体が充填される第1のシリンダ体と第2のシリンダ体、液媒体が充填される中空部を備えたピストン体、これら第1のシリンダ体とピストン体と第2のシリンダ体により形成される液媒体空間内に液圧を供給する液圧供給機構を備えた液圧駆動のアクチュエータが記載されている。ピストン体は可撓性を有する曲がる素材で形成され、アクチュエータ全体として曲がりながらシリンダ−ピストン駆動により伸縮でき、この液圧駆動のアクチュエータの端部に把持部を備えることで液圧駆動のロボットを形成することが記載されている。
特開2011−106529号公報
特許文献1では、液圧駆動のアクチュエータの先端部に把持部を有する構成が開示されるものの、1体のアクチュエータに1つの把持部を有する構成であるため、これを多関節マニピュレータとして使用した場合、以下の不具合が生じ得る。
例えば、原子炉圧力容器上蓋を取り外す場合において、原子炉圧力容器より取り外された原子炉圧力容器上蓋を、吊り天秤に取り付けられたケーブル先端部のフックに係合する必要がある。この場合、取り外された上蓋及び吊り天秤は静止状態になく、揺れ動く。このような状況下では、1つの多関節マニピュレータの把持部により、上蓋にフックを係合する作業は困難を極める。すなわち、作業対象となる構造物及びマニピュレータ間で相対的な搖動が生じる場合において、その作業性が低下する。
そこで、本発明は、原子炉建屋内の構造物に対し相対的に搖動する状況下においても、確実に作業対象である構造物へのアクセスを可能とし、作業性の向上を図り得る多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムは、一端が原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる多関節マニピュレータの本体に分岐部を有し、前記分岐部より延伸し第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記分岐部より前記第1多関節マニピュレータと異なる方向へ延伸し第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、前記第1把持部近傍に設置され前記第1把持部前方を撮像する第1撮像装置と、前記第2把持部近傍に設置され前記第2把持部前方を撮像する第2撮像装置と、前記第1撮像装置及び第2撮像装置からの撮像画像を表示する表示装置と、前記表示装置に表示される撮像画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、前記第1把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第2把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムは、原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる固定台座と、前記固定台座より延伸し所望の方向へ変位可能な本体の先端部に取り付けられた第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記本体の中間部に分岐部を有し、前記分岐部より前記本体と異なる方向へ延伸しその先端部に第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、前記第1把持部近傍に設置され前記第1把持部前方を撮像する第1撮像装置と、前記第2把持部近傍に設置され前記第2把持部前方を撮像する第2撮像装置と、前記第1撮像装置及び第2撮像装置からの撮像画像を表示する表示装置と、前記表示装置に表示される撮像画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、前記第2把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第1把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする。
更にまた、本発明の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムは、一端が原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる多関節マニピュレータの本体に分岐部を有し、前記分岐部より延伸し第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記分岐部より前記第1多関節マニピュレータと異なる方向へ延伸し第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、前記第1把持部近傍に設置され、前記第1把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像する第1撮像装置と、前記第2把持部近傍に設置され、前記第2把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像する第2撮像装置と、少なくとも前記第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータを含み、その周囲を広域に撮像する第3撮像装置と、前記第1撮像装置と前記第2撮像装置からの局所画像と、前記第3撮像装置からの広域画像を画面上で領域分割して表示する表示装置と、前記局所画像及び広域画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、前記第1把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第2把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、原子炉建屋内の構造物に対し多関節マニピュレータが相対的に搖動する状況下においても、確実に作業対象である構造物へのアクセスを可能とし、作業性の向上を図ることが可能となる。
また、例えば、多関節マニピュレータが侵入する狭隘部に障害物が存在し、その障害物の裏側に把持すべき対象物である原子炉建屋内の構造物が存在する場合においても、確実に作業を行うことが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
沸騰水型原子力プラントの概略構成図である。 本発明の一実施例に係る分岐型多関節マニピュレータの全体構成図である。 図2に示す分岐型多関節マニピュレータ本体の縦断面図である。 図3に示す分岐型多関節マニピュレータ本体のA−A断面矢視図である。 本発明の一実施例に係る分岐型多関節マニピュレータの動作説明図である。 本発明の一実施例に係る分岐型多関節マニピュレータの分岐部周辺の拡大縦断面図である。 図2に示す第1撮像装置の横断面図である。 本発明の一実施例に係る多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムを用いた原子炉圧力容器上蓋の取り外し作業の説明図である。 本発明の一実施例に係る多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムを用いた原子炉圧力容器上蓋の取り外し作業の説明図である。 本発明の一実施例に係る多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムを用いた原子炉圧力容器上蓋の取り外し作業の説明図である。 本発明の一実施例に係る多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムを用いた原子炉圧力容器上蓋の取り外し作業の説明図である。 本発明の他の実施例に係る分岐型多関節マニピュレータの全体構成図である。 図12に示す分岐型多関節マニピュレータの分岐部周辺の拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
まず、本発明の一実施に係る多関節マニピュレータを有る原子炉建屋構造物の取扱システムが適用される沸騰水型原子力プラントについて説明する。図1に、沸騰水型原子力プラントの概略構成図を示す。沸騰水型原子力プラント11は、原子炉15及び原子炉格納容器16を備えている。原子炉格納容器16は、原子炉建屋17内に設置されて、上端部に原子炉格納容器上蓋18が取り付けられて密封されている。原子炉格納容器16は、内部に形成されたドライウェル19、及び冷却水が充填された圧力抑制プールが内部に形成された圧力抑制室(ウェットウェル)20を有する。ドライウェル19に連絡されるベント通路21の一端が、圧力抑制室20内の圧力抑制プールの冷却水中に浸漬されている。原子炉格納容器上蓋18の真上に複数に分割された放射線遮蔽体であるシールドプラグ22が配置され、これらのシールドプラグ22が、原子炉建屋17の運転床42に設置されている。
原子炉格納容器16の上部には、原子炉停止時に原子炉圧力容器24の蓋を開けて燃料集合体29を取り出し、隣接する使用済燃料貯蔵プール41へ移す際に通すプールであって、放射線の遮蔽等のために水を張るための原子炉ウェル39が設けられている。なお、燃料集合体29の取り出し及び使用済燃料貯蔵プール41への移送は、燃料交換機43にて行われる。さらに、この原子炉ウェル39を挟み込むように、ドライヤ・セパレータプール40及び使用済みの燃料を一時的に保管する使用済燃料貯蔵プール41が設けられている。ドライヤ・セパレータプール40は、定期検査時に蒸気乾燥器27や気水分離器26といった炉内構機器を仮置きする場所として使われる。
原子炉15、原子炉圧力容器上蓋23が取り付けられて構成される原子炉圧力容器24、核燃料物質を含む複数の燃料集合体29が装荷された炉心25、蒸気乾燥器27及び気水分離器26を備えている。炉心25、蒸気乾燥器27及び気水分離器26は原子炉圧力容器24内に配置される。原子炉圧力容器24内に設置された炉心シュラウド28が、炉心25を取り囲んでいる。炉心25内に装荷された各燃料集合体29は、下端部が炉心支持板30によって支持され、上端部が上部格子板31によって保持される。気水分離器26は炉心25の上端部に位置する上部格子板31よりも上方に配置され、蒸気乾燥器27が気水分離器26の上方に配置される。ここで、燃料集合体29は、図示しない核燃料物質として例えばMOX燃料のペレットを、ステンレス製の被覆管内にその軸方向に複数充填された燃料棒を有する。複数の燃料棒を横断面四角形状のチャンネルボックス内に正方格子状に配列して燃料集合体29が形成されている。
複数の制御棒案内管32が炉心25の下方に配置され、複数の制御棒案内管32を含むサポートシリンダが形成されている。炉心25内の燃料集合体29間に出し入れされて原子炉出力を制御する制御棒33が、各制御棒案内管32内に配置されている。複数の制御棒駆動機構ハウジング34が、原子炉圧力容器24の下鏡35に取り付けられている。制御棒駆動機構(図示せず)が、それぞれの制御棒駆動機構ハウジング34内に設置され、制御棒案内管32内の制御棒33と連結されている。原子炉圧容器24内に設置された蒸気乾燥器27、気水分離器26、炉心シュラウド28、上部格子板31、炉心支持板30、サポートシリンダ、制御棒案内管32、炉心シュラウド下部胴は、炉内構造物である。
原子炉圧力容器24は、原子炉格納容器16内の底部に設けられたコンクリートマット36上に設けられた筒状のペデスタル37上に据え付けられている。筒状のγ線遮蔽体38が、ペデスタル37の上端に設置され、原子炉圧力容器24を取り囲んでいる。
本明細書においては、上記炉内構造物を含み、後述する作業ハウス内に設置される各機器も含め原子炉建屋内構造物という。
次に、原子炉建屋内構造物を取り扱うための本発明の実施例1による分岐型多関節マニピュレータについて説明する。図2に、本実施例の分岐型多関節マニピュレータの全体構成図を示す。分岐型多関節マニピュレータ1は、一端が原子炉建屋17内の構造体に取り付け可能な固定台座2、固定台座2より伸長する本体3、分岐部4、分岐部4より分岐する第1アーム5a及び第1把持部5bよりなる第1多関節マニピュレータ5、及び、分岐部4より分岐する第2アーム6a及び第2把持部6bよりなる第2多関節マニピュレータより構成される。第1多関節マニピュレータ5には、第1把持部5bと第1アーム5aとの接続部付近に第1撮像装置7aが取り付けられ、第1撮像装置7aにより第1把持部5bをその撮像視野の略中央部としその周辺の画像が撮像される。また、同様に、第2の多関節マニピュレータ6には、第2把持部6bと第2アーム6aとの接続部付近に第2撮像装置7bが取り付けられている。固定台座2は、例えば、水等の液媒体を供給するためのポンプ及びタンク(図示せず)からなる液圧供給部9とホースにて接続されている。
図3に図2に示す分岐型多関節マニピュレータ1の本体3の縦断面図を示し、図4に、図3におけるA−A断面矢視図を示す。図3に示すように、分岐型多関節マニピュレータ1の本体3は、上下に対向する2つの正方形状の平板である固定座46に、それぞれ、フランジ45、フランジ45上にシリンダ44、対向するシリンダ44に両端が挿入され保持されるチューブ47、及び対向する固定座46に両端が接続されチューブ47より固定座46の外縁部に位置するばね48より1つのユニットが形成され、これら複数のユニットを縦方向に連接することで本体3を構成する。ここで、図示しないが、フランジ45及び固定座46には水等の液媒体をシリンダ44とフランジ45の間に通流するための孔が形成されている。また、連節される2つのユニットは、それぞれ固定座46の裏面(フランジ45等が取り付けられた面とは反対側の面)同士を、例えば、溶接あるはボルト締結等により固定される。図3に示す状態では、各ユニットを構成する4本のシリンダ44とフランジ45の間に液圧供給部9より供給される液媒体による液圧と、4本のばね48によるばね力とが平衡状態にあることにより本体3は曲がることなく真直ぐな状態を維持している。また、チューブ47は、液圧供給部9より供給される液媒体による液圧に耐え得ること、及び耐放射線性を考慮し、例えばポリエーテル系又はポリエステル系樹脂のチューブ体が用いられる。
図4に示すように、各ユニットは、固定座46の表面上の四隅にそれぞれ、フランジ45、シリンダ44及びチューブ47が配置される。また、対向する2つの固定座46を引き付けるよう付勢するばね48は、固体座46の表面上各辺の略中央部であってチューブ47より外縁部側に配置される。また、図3及び図4に示すように、正方形状の固定座46に外接するよう円筒状の外筒49が溶接等により取り付けられ、外筒49の取り付け位置、すなわち、各ユニットの固定台座46の裏面同士の固定部が関節に相当する役割を担う。固定座46及び外筒49等の構造部材は、金属材料を主体とするが、軽量化を図るため例えば炭素繊維強化プラスチック(Carbon−Fiber−Reinforced−Plastic:CFRP)を使用しても良い。
また、図4に示すように、外筒49の内周面と固定座46の各側面との間に空間が形成されており、図4において上部及び下部の空間にそれぞれ4本の本体3への液圧供給ホース50aが、左側の空間には4本の第1アーム5aへの液圧供給ホース50b、及び右側の空間には4本の第2アーム6aへの液圧供給ホース50cが配置されている。図面上説明を分かり易くするため、それぞれ4本の液圧供給ホースを配置する例を示しているが、これら各液圧供給ホース50a,50b,50cは、一端が液圧供給部9に接続され、他端は各ユニットを構成するチューブ47へシリンダ44を介して接続される。従って、実際には、本体3、第1アーム5a及び第2アーム6aを構成するユニット数に相当する本数となる。
図5に、本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1の動作を示す。図5においては、本体3の動作を示すが、第1アーム5a及び第2アーム6aも同様の構成であるため、同様の動作を行うものである。図5に示すように、縦断面図上左側に位置するチューブ47を挟んで存在するシリンダ44とフランジ45の間に選択的に液圧供給部9より液媒体を供給することにより、その液圧に応じてシリンダ44とフランジ45の間がピストン動作により間隙が広がる。このとき、ばね48のばね力に抗して(打ち勝ち)、シリンダ44とフランジ45の間隙が広がった分、周長が伸長することにより、右側に位置するシリンダ44とフランジ45の間隙との長さの差分が生じる。このとき、チューブ47は柔軟性を有することから、左側と右側の周長差により曲がり(変形して)本体3は右側へと曲がる。このとき、このように各ユニットを構成するシリンダ44を介して選択的に液媒体を供給し、チューブ47を挟んで存在するシリンダ44とフランジ45の間に液圧を印加することにより、所望の方向に曲げることが可能となる。
図6は、図2に示す本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1の分岐部4の周辺を拡大した縦断面図である。図6に示すように、本体3を構成する先端部に位置するユニットの固定座46、第1アーム5aを構成する初段のユニットの固定座46及び第2アーム6aを構成する初段のユニットの固定座46が、それぞれ相互に接続される固定座46の側面同士を溶接等により接合され縦断面三角形状の内部に空間を有する分岐部4が形成される。図4に示した第1アームへの液圧供給ホース50bは、分岐部4を介して、本体3の外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙から引き出され、第1アーム5aの外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙へと引き回される(図6では図示省略)。また、第2アーム6aへの液圧供給ホース50cは、同様に、分岐部4を介して、本体3の外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙から引き出され、第2アーム6aの外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙へと引き回される。これにより、第1アーム5a及び第2アーム6aは、上述の図5において説明した本体3と同様に所望の方向に動作させることが可能となる。また、分岐部4の外周部は、図示しない略円錐形状のカバーにて覆うことで、分岐部4を介して引き回される第1アーム5aへの液圧供給ホース50b及び第2アームへの液圧供給ホース50cを保護する。略円錐形状のカバー、及び外筒49を含む構造部材は、同様に、金属材料を主体とするが軽量化を図るため、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製のものを使用すれば良い。
次に、図2に示した第1撮像装置7aについて説明する。図7に第1撮像装置7aの横断面を示す。本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1は、後述するように高線量下において使用されるものである。そのため、図7に示すように、直進性を有するγ線から撮像面を保護するため、CCD51の受光面が撮像視野と正対することなく、遮蔽付き窓53及びガルバノミラー52を介して略直角方向に偏向しCCD51の受光面へと到達する光路を形成する。そのため、図7に示す、遮蔽付き窓53、ガルバノミラー52及びCCD51を筐体54内に配置している。筐体54は、例えば、ステンレス製で形成される。なお、筐体54及び遮蔽付き窓53等を水密性に作りこむことにより、ガルバノミラー52をスキャンすることで、第1把持部5bを含むその周囲の撮像視野を更に拡張することが可能となり。分岐型多関節マニピュレータ1の操作性を更に向上させることができる。
なお、第1撮像装置7aとして図7に示す構成例を説明したが、これに限られず、例えば、筐体内にCCD51の受光面が撮像視野と正対するよう配置し、γ線を遮蔽するための遮蔽水を収容する透明容器をCCD51の受光面の前方に水密構造で取り付ける構成としても良い。但し、この場合、CCD51の受光面に到達する光量が減少することにより多少解像度は低下する。第2撮像装置7b及び後述する第3撮像装置7cについても、第1撮像装置7aと同様とする。
本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1を有する原子炉建屋17内の構造物の取扱システムを用いた作業工程について説明する。図8から図11に作業工程の一例として、原子炉圧力容器上蓋23の取り外し作業について説明する。
図8に示すように、予め原子炉建屋17の運転床42の上方に作業ハウス62を設ける。
シールドプラグ22の上方に設置される作業ハウス62は、四方が4つの作業ハウス側壁で囲まれ、天井面と床面とで閉鎖空間(放射線遮蔽空間)を形成する。但し、作業ハウス62の床面には開口部が形成されており、この開口部がシールドプラグ22の真上に位置するよう作業ハウス62が位置付けられる。また、2つの対向する作業ハウス側壁の内壁上部には作業ハウス内レール65が敷設され、作業ハウス内レール65の長手方向に沿って走行する走行台車64、走行台車64と直交する方向に走行可能な横行台車63よりクレーン装置(以下、作業ハウスクレーン装置)が構成される。
ここで、作業ハウス62の床面に形成される開口部の大きさは、少なくとも真下に位置する原子炉圧力容器24の横断面円形状の開口よりも大きく、また、望ましくは、原子炉格納容器16の横断面円形状の開口よりも大きい。これにより、後述するように、原子炉圧力容器24内に収容される炉内機器へのアクセスが可能となる。また、作業ハウス40の床面に形成される開口部の形状は、必ずしも、原子炉圧力容器24及び原子炉格納容器16の横断面開口の円形に相似するものでなくとも良く、例えば矩形状であっても良い。
作業ハウスクレーン装置から懸垂する4本のワイヤの先端部は、吊り天秤58の上面とフックを介して接続されている。また、吊り天秤58の下面には、原子炉建屋の構造物である炉内機器を吊上げるためのワイヤ及びフックが取り付けられている。作業ハウスクレーン装置と吊り天秤58との間には、架台59上に設けられ、内部に遮蔽水を注入可能な袋状遮蔽体60が設けられている。袋状遮蔽体60は、区画化された複数の貯水袋を接合することで構成され、内部に注入された遮蔽水を漏洩することなく作業ハウスクレーン装置より懸垂する4本のワイヤを貫通させる貫通口を備えている。架台59は、袋状遮蔽体60の貫通口と連通するよう同様に貫通口を有する。なお、袋状遮蔽体60を構成する各貯水袋の底面には、遮蔽水を内部に注入する注入ポート及び内部に貯水された遮蔽水を排出するための排水ポート(図示せず)が備えられている。図8に示す状態は、気水分離プラグ61よりシールドプラグ22が搬出され、更に原子炉格納容器上蓋18が搬出された後の状態を示している。
また、図8に示す作業ハウス62の走行台車64に、上述の分岐型多関節マニピュレータ1がその固定台座2により取り付けられている。更に分岐型多関節マニピュレータ1には、上述の第1多関節マニピュレータ5及び第2多関節マニピュレータ6が動作する周囲の環境を撮像するための第3撮像装置7cを把持する第1多関節マニピュレータ5と同構造の第3撮像装置用マニピュレータ8が備えられている。この第3撮像装置用マニピュレータ8は、分岐型多関節マニピュレータ1と同様に先端途中での分岐構造としても良い。なお、吊り天秤58に取り付けられる分岐型多関節マニピュレータ1にも、図示しないが、同様に第3撮像装置及7c及びそれを把持する第3撮像装置用マニピュレータ8が備えられている。図面の関係から、以下に説明する分岐型多関節マニピュレータ1では、第1撮像装置7a及び第2撮像装置7bを便宜上省略している。
本実施例の分岐型多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムは、上述の分岐型多関節マニピュレータ1、液圧供給部9及び遠隔操作装置10より構成される。遠隔操作装置10は、放射線を遮蔽する作業ハウス62の外部に設置され、表示装置55及びコントローラ56より構成される。コントローラ56としては、例えば、グローブ型のコントローラ、あるいはハンドレバー式等が用いられる。コントローラ56から作業員により操作入力される分岐型多関節マニピュレータ1に対する操作量は、図示しない演算装置にて入力される操作量を液圧供給部9より供給すべき、第1多関節マニピュレータ5、第2多関節マニピュレータ6及び本体3を構成する各ユニットの対応するシリンダ44へ選択的に印加する液圧に変換し出力する。なお、図示しない演算装置、コントローラ56は、例えば、各種プログラムが格納されるROM、演算過程のデータを格納するRAM、外部記憶装置等のメモリと、各種プログラムを読み出し実行するCPU等のプロセッサより構成される。
また、図示しないが、第1撮像装置7a、第2撮像装置7b及び第3撮像装置7cより得られるが撮像データは、信号線を介して遠隔操作装置10へ入力され、表示装置55の画面上に表示される。表示装置55の画面上には、第3撮像装置7cより得られる分岐型多関節マニピュレータ1の周囲の状況を示す画像(以下、広域画像)を表示するウィンドウ、第1撮像装置7aより得られる第1多関節マニピュレータ5の第1把持部をその撮像視野の略中央とし、その周囲の状況を示す画像(以下、局所画像)を表示するウィンドウ、同様に、第2撮像装置7bより得られる局所画像を表示するウィンドウが、それぞれ領域分割されて表示される。作業員はこれらのウィンドウに表示される広域画像及び局所画像を参照しつつコントローラ56を操作し、分岐型多関節マニピュレータ1を直感的に、自由に操作することができる。また、これとは逆に作業員は、コントローラ56を操作し、第3撮像装置用マニピュレータを動作させることにより、上記広域画像の表示領域を所望の位置に移動することができる。
図8においては、遠隔操作装置10により、第3撮像装置用マニピュレータ8に保持される第3撮像装置7cから得られる広域画像を表示装置55の画面上で、確認しつつ分岐型多関節マニピュレータ1が取り付けられた吊り天秤58を、原子炉圧力容器上蓋23の直上と作業ハウスクレーン装置を操作し、降下させる。
続いて、図9に示すように、作業員は、吊り天秤58に取り付けられた分岐型多関節マニピュレータ1の第3撮像装置7cからの広域画像及び第1多関節マニピュレータ5に取り付けられた第1撮像装置7aからの局所画像を表示装置55の画面上で、確認しコントローラ56を操作し、第1多関節マニピュレータ1を、原子炉圧力容器上蓋23に設けられた原子炉圧力容器上蓋スプレイ用フランジ57へと第1把持部5bを移動させる。その後、上記局所画像を参照しつつ、第1把持部5bにより原子炉圧力容器上蓋スプレイ用フランジ57を把持する。これにより、作業ハウスクレーン装置による降下及び第1多関節マニピュレータ5の動作により搖動する吊り天秤58は静止状態となる。すなわち、分岐型多関節マニピュレータ1と原子炉圧力容器上蓋23の相対位置関係が固定される。
図10に示すように、第2撮像装置7bより得られる第2多関節マニピュレータ6の第2把持部6b付近の局所画像を確認しつつ、作業員はコントローラ56を操作し、吊り天秤58の下面に取付けられたワイヤの先端部に位置するフックを、第2把持部6bにより把持する。第2把持部6bにて把持されたフックを原子炉圧力容器上蓋23の上面に設けられた吊上げ金具に係合させる。この作業が終了した状態が図10に示されている。第2把持部6bによるフックの把持から吊上げ金具への係合の作業の間、原子炉圧力力容器上蓋スプレイ用フランジ57は第1多関節マニピュレータ5の第1把持部5bにより把持された状態が維持されるため、フックの係合作業の容易化が図られ、作業性を向上することが可能となる。
図10に示す作業工程により、吊り天秤58により懸垂されるワイヤに取り付けられた全てのフックが、原子炉圧力容器上蓋23の上面に設けられた全ての吊上げ金具と係合されると、図11に示すように、コントローラ56の操作により、第1把持部5b及び第2把持部6bはそれぞれ原子炉圧力容器上蓋スプレイ用フランジ57及びフックから解放されると共に、第3撮像装置7cからの広域画像を確認しつつ、作業ハウスクレーン装置の駆動により吊り天秤58は作業ハウス62側へと上昇する。これにより、原子炉圧力容器上蓋23の取り外し作業が完了する。原子炉建屋内構造物の一例として原子炉圧力容器上蓋23の取り外し作業を説明したが、同様に、他の炉内機器である、蒸気乾燥器27あるいは気水分離器26の取り外し作業も実行される。
また、作業ハウス62内には、図示しない空調設備、照明設備あるいは遮蔽水を貯留するタンク、この遮蔽水貯留タンクより袋状遮蔽体60へ遮蔽水を供給するためのバルブ、及び炉内機器搬出時の除染装置等、各種機器が設置されている。作業ハウス62内に設置される分岐型多関節マニピュレータ1は、これらの機器の操作及び保守に用いられる。但し、作業ハウス内でのこれら各種機器の配置状況によっては、例えば、遮蔽水貯留タンクの裏側であって、作業ハウスの側壁との狭隘部に操作すべきバルブあるいは各種機器のスイッチが配置される場合がある。このとき、遮蔽水貯留タンクは、分岐型多関節マニピュレータ1にとって、狭隘部へ侵入する上での障害物となり得る。このような状況下において、第1乃至第3撮像装置7a〜7cにより得られる広域画像又は局所画像を表示装置55により確認しつつ、障害物としての遮蔽水貯留タンクを回避しつつ狭隘部への侵入、あるいは、第1多関節マニピュレータ5の第1把持部5bにより遮蔽水貯留タンクの裏側端部を押さえ、第2多関節マニピュレータ6を操作し狭隘部に侵入し、上記バルブあるいは各種機器のスイッチ等を第2把持部6bにより操作することも可能となる。また、炉内機器の搬出時に使用する除染装置の保守に関しても、保守対象となるモータ等の駆動部は、除染ノズルを有するアームの裏側の影となる部分に位置することが考えられ、障害物となる除染ノズルを有するアーム部分を回避しつつ狭隘部への侵入、あるいは第1多関節マニピュレータ5の第1把持部5bにより除染ノズルを有するアームを押さえてモータ等の駆動部に接近し、保守を実施することも可能となる。
なお、本実施例においては、分岐型多関節マニピュレータ1が第3撮像装置7c及びこれを把持する第3撮像装置用マニピュレータ8を備える構成としたが、これに限られず、第1撮像装置7a又は第2撮像装置7bにより周囲の状況を撮像する構成としても良い。
また、遠隔操作装置10を原子炉建屋17に設置された作業ハウス62の外部に設置する構成としたが、これに限られず、有線又は無線による通信を可能とすることで、原子炉建屋17外の所望の施設に設置しても良い。
本実施例によれば、原子炉圧力容器上蓋23等の原子炉建屋構造物に対し相対的に搖動するような状況下においても、分岐型多関節マニピュレータ1によりこれら原子炉建屋構造物との相対位置関係を固定することができ、作業性を向上することができる。
また、本実施例によれば、分岐型多関節マニピュレータ1が侵入する狭隘部に障害物が存在する場合においても、確実に作業を行うことが可能となる。
図12に本発明の他の実施例に係る分岐型多関節マニピュレータの全体構成図を示す。図2に示した実施例1による分岐型多関節マニピュレータ1と、分岐部の構成が異なり、その他の点は実施例1と同様であるため以下では説明を省略する。
図12に示すように、本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1’は、固定台座2より、本体3及び第1多関節マニピュレータ5を、分岐部4’を介して直線状に配置すると共に、第2多関節マニピュレータ6を、分岐部4’より、本体3及び第1多関節マニピュレータ5に直交するよう配置している。
図13は、図12に示す本実施例の分岐型多関節マニピュレータ1’の分岐部4’の周辺を拡大した断面図である。図13に示すように、本体3を構成する先端部に位置するユニットの固定座46の1つの側面、本体3と対向する位置に配置される第1アーム5aを構成する初段のユニットの固定座46の1つの側面と、第2アーム6aを構成する初段のユニットの固定座46の2つの側面とをそれぞれ溶接等により接合し、縦断面矩形状の内部空間を有する分岐部4’を形成する。図4に示した第1アームへの液圧供給ホース50bは、分岐部4’を介して、本体3の外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙から引き出され、第1アーム5aの外筒49の内周面と固定座の46の側面との間隙へと曲げられることなく、真直ぐに導入される。一方、第2アーム6aへの液圧供給ホース50cは、分岐部4’を介して、本体3の外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙から引き出され、第2アーム6aの外筒49の内周面と固定座46の側面との間隙へと曲げて引き回される。また、分岐部4’の外周部は、略円筒形状のカバーに覆うことで、分岐部4’を介する第1アーム5aへの液圧供給ホース50b及び第2アームへの液圧供給ホース50cを保護する。略円筒形状のカバー、及び外筒49を含む構造部材は、同様に、金属材料を主体とするが軽量化を図るため、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製のものを使用すれば良い。
本実施例による分岐型多関節マニピュレータ1’では、本体3に直交する方向に配置される第2の多関節マニピュレータ6を、実施例1にて説明した原子炉圧力容器注水フランジ57を把持する、すなわち、分岐型多関節マニピュレータ1’と原子炉圧力容器上蓋23との相対位置関係を固定するための専用のマニピュレータとして用い、第1多関節マニピュレータ5を作業用に使用する。
本実施例によれば、実施例1の効果に加え、分岐部の構成を単純化することが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1,1’・・・分岐型多関節マニピュレータ、2・・・固定台座、3・・・本体、4,4’・・・分岐部、5・・・第1多関節マニピュレータ、5a・・・第1アーム、5b・・・第1把持部、6・・・第2多関節マニピュレータ、6a・・・第2アーム、6b・・・第2把持部、7a・・・第1撮像装置、7b・・・第2撮像装置、7c・・・第3撮像装置、8・・・第3撮像装置用マニピュレータ、9・・・液圧供給部、10・・・遠隔装操作装置、11・・・沸騰水型原子力プラント、15・・・原子炉、16・・・原子炉格納容器、17・・・原子炉建屋、18・・・原子炉格納容器上蓋、19・・・ドライウェル、20・・・圧力抑制室(ウェットウェル)、21・・・ベント通路、22・・・シールドプラグ、23・・・原子炉圧力容器上蓋、24・・・原子炉圧力容器、
25・・・炉心、26・・・気水分離器、27・・・蒸気乾燥器、28・・・炉心シュラウド、29・・・燃料集合体、30・・・炉心支持板、31・・・上部格子板、32・・・制御棒案内管、33・・・制御棒、34・・・制御棒駆動機構ハウジング、35・・・下鏡、36・・・コンクリートマット、37・・・ペデスタル、38・・・γ線遮蔽体、39・・・原子炉ウェル、40・・・ドライヤ・セパレータプール、41・・・使用済燃料貯蔵プール、42・・・運転床、43・・・燃料交換機、44・・・シリンダ、45・・・フランジ、46・・・固定座、47・・・チューブ、48・・・ばね、49・・・外筒、50a・・・本体への液圧供給ホース、50b・・・第1アームへの液圧供給ホース、50c・・・第2アームへの液圧供給ホース、51・・・CCD、52・・・ガルバノミラー、53・・・遮蔽付き窓、54・・・筐体、55・・・表示装置、56・・・コントローラ、57・・・原子炉圧力容器上蓋スプレイ用フランジ、58・・・吊り天秤、59・・・架台、60・・・袋状遮蔽体、61・・・気水分離プラグ、62・・・作業ハウス、63・・・横行台車、64・・・走行台車、65・・・作業ハウス内レール

Claims (20)

  1. 一端が原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる多関節マニピュレータの本体に分岐部を有し、前記分岐部より延伸し第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記分岐部より前記第1多関節マニピュレータと異なる方向へ延伸し第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、
    前記第1把持部近傍に設置され前記第1把持部前方を撮像する第1撮像装置と、
    前記第2把持部近傍に設置され前記第2把持部前方を撮像する第2撮像装置と、
    前記第1撮像装置及び第2撮像装置からの撮像画像を表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される撮像画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、
    前記第1把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第2把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  2. 請求項1に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1多関節マニピュレータは、前記分岐部と前記第1把持部を接続する第1アームを有し、
    前記第2多関節マニピュレータは、前記分岐部と前記第2把持部を接続する第2アームを有し、
    前記分岐部は、縦断面形状が略三角形状の中空部を有し、前記第1アーム及び前記第2アームとの接続部を略円錐形状のカバーにて覆われることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  3. 請求項2に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記分岐型多関節マニピュレータは、
    前記第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータを含み、その周囲を広域に撮像する第3撮像装置と、
    前記第3撮像装置を把持する第3撮像装置用マニピュレータを有することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  4. 請求項3に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1撮像装置は、前記第1把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像し、
    前記第2撮像装置は、前記第2把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像し、
    前記表示装置は、前記第1撮像装置による局所画像、前記第2撮像装置による局所画像及び前記第3撮像装置による広域画像を、それぞれ画面上の異なる領域に表示することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  5. 請求項4に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1、第2及び第3撮像装置は、筐体内に、遮蔽付き窓とガルバノミラー及びCCDを収容し、
    前記CCDの受光面は撮像視野と正対することなく、前記遮蔽付き窓及びガルバノミラーを略直角方向に偏向し前記CCDの受光面に到達する光路を形成するよう配置されることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  6. 請求項4に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記分岐型多関節マニピュレータを構成する本体、第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータは、
    上下に対向配置される2つの正方形状の平板である固定座と、前記各固定座の四隅に取り付けられたフランジと、当該フランジ上に設けられたシリンダにより両端が保持されるチューブと、前記対向する固定座に両端が接続され前記チューブより前記固定座の外縁部に位置する4本のばねよりなるユニットを有し、
    前記ユニットを縦方向に複数連接してなることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  7. 請求項4に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記原子炉建屋の運転床上方に予め設置される作業ハウス内のクレーン装置により懸垂されるワイヤに接続される吊り天秤の下面に、前記分岐型多関節マニピュレータが取り付けられ、
    前記第1把持部は、搬出する機器の突出部を把持し、
    前記第2把持部は、前記吊り天秤より懸垂するワイヤに取り付けられたフックを、前記搬出する機器に係合することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  8. 請求項7に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記表示装置及び前記遠隔操作部は、前記作業ハウスの外部に設置されることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  9. 原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる固定台座と、前記固定台座より延伸し所望の方向へ変位可能な本体の先端部に取り付けられた第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記本体の中間部に分岐部を有し、前記分岐部より前記本体と異なる方向へ延伸しその先端部に第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、
    前記第1把持部近傍に設置され前記第1把持部前方を撮像する第1撮像装置と、
    前記第2把持部近傍に設置され前記第2把持部前方を撮像する第2撮像装置と、
    前記第1撮像装置及び第2撮像装置からの撮像画像を表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される撮像画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、
    前記第2把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第1把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  10. 請求項9に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第2多関節マニピュレータは、前記分岐部より前記第1多関節マニピュレータの本体に対し略直交する方向へ分岐することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  11. 請求項10に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記分岐部は、縦断面形状が略正方形状の中空部を有し、前記第2多関節マニピュレータとの接続部を略円筒状のカバーにて覆われることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  12. 請求項10に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記分岐型多関節マニピュレータは、
    前記第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータを含み、その周囲を広域に撮像する第3撮像装置と、
    前記第3撮像装置を把持する第3撮像装置用マニピュレータを有することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  13. 請求項12に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1撮像装置は、前記第1把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像し、
    前記第2撮像装置は、前記第2把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像し、
    前記表示装置は、前記第1撮像装置による局所画像、前記第2撮像装置による局所画像及び前記第3撮像装置による広域画像を、それぞれ画面上の異なる領域に表示することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  14. 請求項13に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1、第2及び第3撮像装置は、筐体内に、遮蔽付き窓とガルバノミラー及びCCDを収容し、
    前記CCDの受光面は撮像視野と正対することなく、前記遮蔽付き窓及びガルバノミラーを略直角方向に偏向し前記CCDの受光面に到達する光路を形成するよう配置されることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  15. 請求項13に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記分岐型多関節マニピュレータを構成する本体、第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータは、
    上下に対向配置される2つの正方形状の平板である固定座と、前記各固定座の四隅に取り付けられたフランジと、当該フランジ上に設けられたシリンダにより両端が保持されるチューブと、前記対向する固定座に両端が接続され前記チューブより前記固定座の外縁部に位置する4本のばねよりなるユニットを有し、
    前記ユニットを縦方向に複数連接してなることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  16. 請求項13に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記原子炉建屋の運転床上方に予め設置される作業ハウス内のクレーン装置により懸垂されるワイヤに接続される吊り天秤の下面に、前記分岐型多関節マニピュレータが取り付けられ、
    前記第2把持部は、原子炉圧力容器内の炉内機器のフランジを把持し、前記分岐型多関節マニピュレータと前記炉内機器との相対位置関係を固定し、
    前記第1把持部は、前記吊り天秤より懸垂するワイヤに取り付けられたフックを、前記炉内機器に係合することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  17. 一端が原子炉建屋内の所望の位置に取り付けられる多関節マニピュレータの本体に分岐部を有し、前記分岐部より延伸し第1把持部を有する第1多関節マニピュレータと、前記分岐部より前記第1多関節マニピュレータと異なる方向へ延伸し第2把持部を有する第2多関節マニピュレータと、を有する分岐型多関節マニピュレータと、
    前記第1把持部近傍に設置され、前記第1把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像する第1撮像装置と、
    前記第2把持部近傍に設置され、前記第2把持部をその撮像視野の略中央部とし、その周囲を含む局所領域を撮像する第2撮像装置と、
    少なくとも前記第1多関節マニピュレータ及び第2多関節マニピュレータを含み、その周囲を広域に撮像する第3撮像装置と、
    前記第1撮像装置と前記第2撮像装置からの局所画像と、前記第3撮像装置からの広域画像を画面上で領域分割して表示する表示装置と、
    前記局所画像及び広域画像に基づき、前記多関節マニピュレータを遠隔にて操作する遠隔操作部と、を備え、
    前記第1把持部により前記原子炉建屋内の所望の構造物を把持し、前記第2把持部により前記所望の構造物に対する所定の処理を行うことを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  18. 請求項17に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記第1、第2及び第3撮像装置は、筐体内に、遮蔽付き窓とガルバノミラー及びCCDを収容し、
    前記CCDの受光面は撮像視野と正対することなく、前記遮蔽付き窓及びガルバノミラーを略直角方向に偏向し前記CCDの受光面に到達する光路を形成するよう配置されることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  19. 請求項18に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記原子炉建屋の運転床上方に予め設置される作業ハウス内のクレーン装置により懸垂されるワイヤに接続される吊り天秤の下面に、前記分岐型多関節マニピュレータが取り付けられ、
    前記第1把持部は、搬出する機器の突出部を把持し、
    前記第2把持部は、前記吊り天秤より懸垂するワイヤに取り付けられたフックを、前記搬出する機器に係合することを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
  20. 請求項19に記載の多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システムにおいて、
    前記表示装置及び前記遠隔操作部は、前記作業ハウスの外部に設置されることを特徴とする多関節マニピュレータを有する原子炉建屋内構造物の取扱システム。
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