JP3597570B2 - 原子炉解体方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は例えば商業運転を終了した原子力発電所や研究試験炉における原子炉および原子炉圧力容器内の構造物を遠隔操作により解体するための原子炉解体方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電用原子炉や研究用試験炉はその使命を達成すると廃止され、解体されるが、従来の原子炉解体技術については例えば原子力工業Vol.36 No.2(1990) およびVol.37 No.2(1991) に詳しく記載されている。すなわち、Vol.36 No.2 には原子炉解体と遠隔ロボット技術、主要国における技術開発の現状および研究開発の今後の課題が特別記事として、またVol.37 No.2 にはJPDR解体実地試験の現状がワイド特集として記載されている。
【0003】
従来の炉内構造物解体は解体専用の台車または天井クレーンと脚体付架台を有した移動装置を用いて、解体用マニピュレータを解体対象部位まで移動後、脚体を解体する炉壁に展開して固定する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の原子炉解体装置は解体専用の台車または移動装置を新たに製作する必要があり、そのための製作費や製作設備を必要とするだけでなく、その解体個所に適するように設備、治工具類をその都度設計製作し直さなければならない繁雑さがある。
【0005】
また、従来の解体専用台車は解体物を仮置きおよび細分化するための作業場所である燃料プールまでの移動を考慮したものではない。そのため解体専用台車の場合は新たに原子炉建屋側との干渉防止や運転範囲の検討を行う必要がある。
【0006】
解体専用クレーンを用いる場合は大かがりな解体設備となり、コストおよび使用後の廃棄等の点で課題があり、炉解体に際しては原子炉解体装置の設置に伴う工事工程の確保と作業員の放射線被曝の点で課題がある。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、原子力発電所または研究試験炉の原子炉解体作業において、使用目的を終えた燃料交換機および天井クレーンを流用し、新たに解体専用の台車(移動装置)または脚体付架台を全て新たに製作することなく、遠隔でマニピュレータを作業部位までアクセスさせることができる原子炉解体方法およびその装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明は作業員の放射線被曝線量の低減と解体コストを低減するとともに解体工程の短縮および省力化を図り、さらにプラント建屋側との干渉防止、作業の信頼性、装置の保守性、解体作業性等の向上ならびに解体に伴う作業用機材の廃棄量の増加を抑えることができる原子炉解体方法およびその装置を提供することにある。
【0009】
さらに、本発明は既設の設備を利用して解体することにより、解体作業に伴う作業用機材の新たな廃棄物の増加を防ぐことができる原子炉解体方法およびその装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の原子炉解体方法は、主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを使用して、この逆圧サポートリング上に作業用補助架台を連結して原子炉内へ設置し、この作業用補助架台に旋回フレームを設け、この旋回フレームにマニピュレータを有した伸縮マストを設け、この伸縮マストに炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り前記伸縮マストの振れや作業時の反力を防止するスタビライザを設け、前記マスト部をX−Y方向に移動自在に操作しかつスタビライザによってマストを保持して原子炉内または原子炉内構造物の解体作業を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の原子炉解体装置は、原子炉圧力容器内に主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを設け、この逆圧サポートリング上に大型リングを介し、または介することなく作業用補助架台を設け、この作業用補助架台に旋回フレームを設け、この旋回フレームにマニピュレータを有する伸縮マストを設け、この伸縮マストに炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り前記伸縮マストの振れや作業時の反力を防止するスタビライザを設けてなることを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明は、例えば以下のように作用する。すなわち、本発明は、運転を終了し燃料等が全て取り出され一定期間密閉管理後、解体時に使用する原子炉解体装置である。プラント側既設設備である燃料交換機のレールと交換機本体のブリッジ,トロリ,補助ホイストと、天井クレーンや主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを利用する。
【0015】
この交換機本体のブリッジ,トロリ部や逆圧サポートリングに炉内作業補助架台を直接または間接的に取り付ける。この炉内作業補助架台に、解体用マニピュレータを着脱可能に設けて、炉内および燃料プール内の解体箇所へ解体用マニピュレータをアクセスさせ、既設設備と最適に組み合わせて作業を行う。
【0016】
原子炉解体作業は炉および燃料プールに水を満たし、水によるしゃへいを行った後、ブリッジとトロリを用いて所定の作業位置まで移動し、マスト旋回装置と伸縮自在マストによりマニピュレータの向きと高さを調整し、マニピュレータ先端を作業部位に近接させる。
【0017】
電気,空気圧、水圧はブリッジ上の各種駆動源から各種配管によりケーブル処理装置を介してマニピュレータおよび先端の解体工具に供給される。解体物の炉内から燃料プールへの移動は天井クレーン,補助ホイスト,ブリッジに設けたフック等により吊り下げられてカナルを通り移送する。
【0018】
既設の燃料交換機の制御駆動系や天井クレーンを利用することにより建屋側と干渉することなく、解体用マニピュレータの制御部とリンクした動作が可能となる。電気・空気圧等の電力源は、燃料交換機のものを流量し、ウォータージェット用や水圧駆動部の水圧源については新たに設置する。
【0019】
既設レールと燃料交換機ブリッジ制御駆動系とを利用することにより建屋側と干渉することなく、炉内および燃料プール内の解体箇所へ解体用マニピュレータをアクセスさせ、制御部とリンクした動作が可能となる。
【0020】
制御部は計算機の高性能化や機器維持管理上の理由により、解体時に既設計算機が使用困難な場合には、ソフトデータを共用できる計算機を仮設して既存の燃料交換機制御駆動系を利用する。
【0021】
ウォータージェット等の反力が働く治工具を使用する場合には、マニピュレータを搭載したマストの反力による振れや応力による変形を防止するため、作業補助架台や逆圧サポートリングを用い、マストに加わる反力を抑える。
【0022】
【実施例】
図1から図3を参照しながら本発明に係る原子炉解体方法およびその解体装置の第1の実施例を説明する。なお、本発明では沸騰水型原子力発電プラントの原子炉の解体方法と解体装置について説明するが、この原子炉の解体に限定するものではなく、本実施例では解体方法と解体装置とを並行して説明する。
【0023】
図1はこの第1の実施例と後述する第2の実施例とを併用して示しており、図2はこの第1の実施例を示し、図3は図2の要部を拡大して示している。図1中、符号1は原子炉解体装置で、この原子炉解体装置1は原子炉発電プラントに設置されている燃料交換機2を使用する。
【0024】
この燃料交換機2に接続されているマスト3に着脱機構部4を取着し、この着脱機構部4に解体作業を行うための工具類や溶断治具などを掴持するためのマニピュレータ5をマニピュレータベース6を介して取着する。
【0025】
マニピュレータベース6には雲台7,ITVカメラ8および照明9と、着脱自在にスタビライザ10が設けられている。スタビライザ10は炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り、マスト3の振れや作業時の反力を防止する機構を有している。
【0026】
燃料交換機2は図2および図3に示すようにオペレーションフロア11上に敷設されたレール12上を走行するブリッジ13と、このブリッジ13上に設置されたマスト旋回装置14と、このマスト旋回装置14に取着されたマスト3と、トロリ15,補助ホイスト16,現場盤17および監視用カメラ18を備えている。
【0027】
なお、図2および図3中符号19はオペレーションフロア11に設置された燃料プール、20は原子炉圧力容器で、原子炉格納容器21内に設置されている。原子炉圧力容器20の上部側面には蒸気逃し安全弁22を有する主蒸気管23が接続し、主蒸気管23には主蒸気隔離弁24が接続されている。原子炉圧力容器20の上方にはカナル25が設けられている。26はブリッジ13から吊り下げた追加吊りフック、27は原子炉圧力容器20の内面に設けたブラケット、28はガイドロッド、29は本装置1により切断した切断部材をそれぞれ示している。
【0028】
また、燃料交換機2には空気ユニット30を設けている。空気ユニット30は図1に示したようにプラント空気源31およびプラント電源32と接続している。
プラント電源32は燃料交換機制御部33に接続している。この燃料交換機制御部33はインタフェイス34および現場盤17と接続している。インタフェイス34は現場盤17、操作表示部35および制御部36と接続し、操作表示部35は制御部36、複合供給部37および監視カメラ18と接続している。複合供給部37は操作表示部35,水圧装置38,プラント電源32,プラント空気源31,ケーブル処理装置40および供給ユニット41と接続している。水圧装置38はプラント水源39と接続している。
【0029】
ケーブル処理装置40は複合ケーブル42により複合供給部37,燃料交換機2および第2の実施例で説明する連結多段マスト部43の端子箱44に接続している。供給ユニット41は補助架台用複合ケーブル45により炉内作業用補助架台46と接続している。炉内作業用補助架台46はサポートリング47に連設している。
【0030】
原子炉解体装置1は操作・表示部35からの操作や、制御部36の動作指令に基づき各部を制御している。燃料交換機制御部33との制御情報のやりとりは、インタフェイス34部を介して制御部36から燃料交換機2のトロリ15およびブリッジ13を遠隔制御することができる。
【0031】
プラント空気源31は複合供給部37および燃料交換機2へ空気を供給している。プラント水源39は水圧装置38により圧力を調整した上で複合供給部37へ純水を供給している。プラント電源32は原子炉解体装置1の複合供給部37を初めとする各部と、燃料交換機の各部へ電気を供給している。
【0032】
ケーブル処理装置40はマストまたは連結多段マスト部43と原子炉解体装置1の本体側とを結ぶ複合ケーブル42を処理するための装置であり、燃料交換機2用ケーブル処理の流用または、原子炉解体装置1の専用機を用いる構成である。
【0033】
着脱機構部4はマスト3と連結多段マスト部43との何れにも、電気的・機械的接続固定が可能な構造となっている。なお、マスト3と連結多段マスト部43は、複合ケーブル42からの各種供給源と信号伝送を行うための配管伝送路を有している。また、マスト3は既設の燃料交換機2のマストを利用したタイプであってもよい。
【0034】
監視カメラ18は燃料交換機2のトロリ15,ブリッジ13部の炉内作業の監視し易い位置に取り付けられ、操作・表示部35から遠隔にて雲台7およびITVカメラ8の操作を行うと共に、得られた画像を操作・表示部35のモニタに表示する構成となっている。
【0035】
マスト3と連結多段マスト部43とは、作業目的に応じて選択して組み合わせることができるように、電気的・機械的接続部を有している。マスト3を用いる場合には、マスト旋回装置14を介してトロリ15部に取り付けられる構造である。なおトロリ15部は原子炉解体装置専用に製作したものを用いることができる。
【0036】
マニピュレータ5は、マニピュレータベース6へ作業目的を合わせたタイプを取り付けられ、このマニピュレータベース6を介し各種駆動源の供給をうける構成となっている。
【0037】
マニピュレータベース6はマニピュレータ5の他に雲台7,スタビライザ10の着脱機構を有し、マスト3と一体となった着脱機構部4を軸としてマニピュレータベース6から下部が旋回自在に構成している。
【0038】
雲台7はITVカメラ8,照明9,水中マイク等のセンサ類を、俯仰・旋回自在に搭載している。スタビライザ10はマニピュレータベース6へ着脱可能で、炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り、マスト3の振れや作業時の反力を防止するための構造を有している。
【0039】
また、先端部の振れ防止の必要な場合には、スタビライザ10をマニピュレータベース6の着脱機構部4へ取り付けることによりこのスタビライザ6の脚が脚先端の接触座を介して炉内壁面に突張るので保持することができる。
【0040】
つぎに上記第1の実施例の作用を説明する。
この第1の実施例では、原子炉解体装置1はマニピュレータ5の炉内対象部位へのアクセス手段(移動装置)として既設の燃料交換機2を利用してマスト3を使用する。この場合には作業時の反力がなく、位置精度が要求され作業に適している。マスト3の先端部の振れ防止の必要な場合はスタビライザ10の脚が脚先端の接触座を介して炉内壁面に突張ることにより保持することができる。
【0041】
既設の燃料交換機2の利用範囲について大別すると、(1)ブリッジ13まで、(2)ブリッジ13とトロリ15まで、(3)ブリッジ13とトロリ15とマスト3までの3通りがある。
【0042】
マニピュレータ5の機能を考慮した場合は、専用のマスト3を製作してトロリ15に搭載する(2)案のブリッジ13とトロリ15までの利用が適している。また、より作業時の安定性やケーブル処理の専用機化等を考慮すると、専用のトロリを製作しブリッジ13を利用する(1)案になる。
【0043】
原子炉解体装置1は制御部36より複合供給部37、ケーブル処理装置40を介してマスト3または連結多段マスト部43を経由し、マスト3先端のマニピュレータ5および雲台7、ITVカメラ8、スタビライザ10を制御している。
【0044】
既設燃料交換機2の駆動部を原子炉解体装置1の制御部36から制御する場合は、インタフェイス部34を介して燃料交換機制御部33から制御する場合と、制御部36から直接制御する場合とがある。この直接制御は、既設の燃料交換機制御部33が利用できない場合である。
【0045】
炉内作業用補助架台46の制御系は、制御部36から複合供給部37,供給ユニット41,複合ケーブル42を経由し接続されている。供給ユニット41にケーブル処理機能を持たせてもよい。
【0046】
監視カメラ18,ITVカメラ8,各駆動部の位置動作情報,センサからの情報等は制御とは逆の流れで制御部36および操作・表示部35へ伝送される。操作・表示部35は各部の操作に適したマスターアーム,ボタンスイッチ,マウススイッチ等の組み合わせを用いた方式であってもよい。
【0047】
本実施例によれば既設燃料交換機利用の炉内解体時の動作は、図3に示す通り、a−b方向(炉心⇔燃料プール方向)はレール12に沿ってブリッジ13を移動させることにより行う。c−d方向(横方向)はトロリ15を移動させることにより行う。e−f方向(昇降方向)はマスト3の伸縮により行う。
【0048】
自動位置制御は、既設燃料交換機の位置制御ソフト情報を流用し、マニピュレータの動作範囲や専用工具の寸法および動作範囲等の情報と組み合わせて制御部36から指令することにより、プラント設備やRPVとの干渉を防止することができる。
【0049】
図2は既設燃料交換機利用型作業の一例であり、追加吊りフック26は補助ホイスト16によりRPV切断部材29を吊り巻き上げた後、燃料プール19側へ移動し、更にRPV切断部材29の細分化する作業を行うことができる。
【0050】
つぎに図4から図7により本発明に係る原子炉解体方法およびその装置の第2の実施例を説明する。
この第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、原子炉解体装置はマニピュレータ5の炉内対象部位へのアクセス手段(移動装置)として図6(a)に示した主蒸気ラインプラグ48の逆圧サポートリング47を利用して、このサポートリング47上に直接または間接的に炉内作業補助架台46を設置した例である。
【0051】
この第2の実施例は例えばウォータージェット工法等の作業時の際に反力があり、先端部の取扱重量が重い場合に好適しており、逆圧サポートリング47に直接的に炉内作業補助架台46を設置する場合と、大型リング64を介して間接的に炉内作業補助架台46を設置する場合とがある。
【0052】
なお、各図中、図1から図3に示した部分と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。図4はこの第2の実施例において原子炉建屋を原子炉圧力容器の縦断面方向に切断し、炉内作業用補助架台46が設置した状態で旋回フレーム49を長手方向に切断して示している。
【0053】
図5は図4の炉内作業補助架台46の大型リング64に旋回フレーム49を取り付け、この旋回フレーム49に多段連結マスト部43を取り付けた状態を示し、図6は原子炉圧力容器20に主蒸気ラインプラグ48を取り付ける手順と炉内作業補助架台46となる大型リング64に旋回フレーム49を取り付けた状態を示し、図7は多段連結マスト部43を示している。
【0054】
図4および図5において、大型リング64上に旋回フレーム49が載置され、旋回フレーム49の下面には車輪50が設けられた大型リング64をリング面に沿って旋回フレーム49が走行する。旋回フレーム49には横行台車51が半径方向に走行自在に取り付けられ、横行台車51には連結多段マスト部43およびその昇降駆動部52が取着されている。
【0055】
旋回フレーム49と大型リング64の上面には吊り座53が設けられ、大型リング64の下面にはフランジ固定座54と固定具55が設けられている。旋回フレーム49は大型リング64の内面と接する旋回フレーム部材56が取り付けられている。また、大型リング64が位置する近傍の原子炉圧力容器20の内面にはドライヤサポートブラケット57が取着されている。
【0056】
図6(a)から(d)は主蒸気管23(図4参照)に接続する原子炉圧力容器20に設けた主蒸気ノズル58に主蒸気ラインプラグ48を押し込んで密栓する前の状態から密栓したのち炉内作業用補助架台46を設置するまでの手順を示している。
【0057】
図6(a)はサポートリング47および取扱ビーム59を使用して主蒸気ラインプラグ48を主蒸気ノズル58内に押し込む前の状態で、図6(b)は主蒸気ノズル58内に主蒸気ラインプラグ48を押し込んで密栓したのち取扱いビーム59を取り外した状態で、図6(c)はサポートリング47を取り外した状態である。
【0058】
図6(d)は原子炉圧力容器20内にサポートリング47を取り付け、このサポートリング47に大型リング64、炉内作業用補助架台46,旋回フレーム49,台車51,昇降台車52および連結多段マスト部43を設置し、原子炉圧力容器20の真上から見た状態を示している。なお、図6中符号60はガイドロッド,61はロッド案内金具,62は着脱機構,63はブラケット支持枠をそれぞれ示している。
【0059】
図7(a)は図4および図5に示した連結多段マスト43の上下43a,43b部の連結状態を示したもので、この連結多段マスト43は中空体で、その表面には軸方向に沿ってガイドラック65が設けられ、また上部43aには水抜き孔66が形成されている。図7(b)は連結多段マスト43の上部43aと下部43bとを取り外した解体状態を示し、図7(c)は上部43aと下部43bとの接合関係を上面図で示している。
【0060】
すなわち、上部43aの下端には花びら状の凸部67が形成され、下部43bの上端には花びら状凸部68が形成され、これら凸部67と凹部68とを嵌合させて若干ひねり回すことにより取り付け、または取り外すことができるようになっている。昇降駆動部52には歯車69が取着され、歯車69はガイドラック65と噛合している。
【0061】
連結多段マスト部43は上記図7(a)〜(c)から明らかなように,中空円筒体で両端部に接続用フランジ部の凸部67と凹部68とを交互に有し、この凸部17と凹部68とを合わせて差し込みひねり回して、固定位置の穴にスプリングにより押し付けられたピン挿入され(図示せず外部より固定解除可能)、連接多段マストを形成する。
【0062】
なお、中空体円筒内は水抜き孔66を有するフレームにより補強を行っている。ガイドラック65は多段マスト円筒体の外周にマスト軸心と並行な上下方向に一列取付けており、旋回方向の回り止めと垂直方向の駆動時のラックとしての役目を持った構造となっている。
【0063】
また、連結多段マスト43は中空円筒体内を複合ケーブル42を通すケーブルダクトとして利用できるように、案内具を有したフレームであり外部から複合ケーブル42を取り扱える構造であってもよい。
【0064】
図6(d)および図5に示す炉内作業用補助架台46の大型リング64は、下面に一対の固定具55とフランジ固定座54を複数有し、上面に吊り座53を有した輪状であり、旋回フレーム49を旋回フレーム49の両端に取り付けられた旋回フレーム部材56と組み合わせて大型リング64内側の円周を上下に挟み込み、この円周に沿って旋回フレーム49が旋回自在に構成されている。
固定具55とフランジ固定座は54は大型リング64の内側の上下に挟み込んだ旋回部分より外側(外周)に位置し、旋回フレーム49と干渉がない構成である。
【0065】
図6(d)および図5に示す炉内作業用補助架台大型リング64は逆圧サポートリング47の上部の着脱機構部62へ大型リング64下面に取り付けた固定具55を固定することにより逆圧サポートリング47の上に設置する。なお、フランジ固定座により逆圧、サポートリング47のフランジ部との間でも固定される。
【0066】
旋回フレーム49は横行台車51を旋回フレーム49の長手方向の開口部に沿って横行自在に構成し、この旋回フレーム49の旋回と横行台車51の横行との組み合わせにより、原子炉内のX−Y方向の任意の位置へ連結多段マスト部43を移動させることができる。
【0067】
しかして、横行台車は51は昇降駆動部52により連結多段マスト部43を上下方向に昇降自在に構成している。炉内作業用補助架台46は複合ケーブル42により各種の動力の供給と信号のやり取りを行う伝送路を確保している。
【0068】
この図4の場合は、燃料交換機2のケーブル処理装置40を用い複合ケーブル42を連結多段マスト部43内の中空へ案内する構成であり、図1に示すマスト3は使用していない。
【0069】
オペレーションフロア11上に供給ユニット41を設置し炉内作業用補助架台46へ複合ケーブル42を介して各種の動力の供給と信号のやり取りを行っている。
図8は炉内作業用補助架台が解体作業の進捗により炉内の主蒸気ラインプラグ設置位置への接地が困難になった場合に、オペレーションフロア11上に、オペレーションフロア設置アダプタ70を用い設置した例である。
【0070】
オペレーションフロア設置アダプタ70は原子炉圧力容器20の内径よりも小さい炉内作業用補助架台46がオペレーションフロア11上に設置できるように、固定具55とフランジ固定座54との取り合い位置から円周方向に延ばした部材を介してオペレーションフロア11に設置することにより直径を見かけ上増している。
【0071】
先端着座スタビライザ71は必要に応じ連結多段マスト部43の先端部に取着した着脱機構部4に、旋回自由度を妨げることなく着脱機構部4を介し取り付けられ、連結多段マスト部43の円周方向に脚72を展開し、炉内壁面に接触座73を介して保持される。
【0072】
逆圧サポートリング47を利用する実施例では、主蒸気ラインプラグ48の逆圧サポートリング47の設置後、天井クレーンを用いこの逆圧サポートリング47上に直接または大型リング64を介して炉内作業用補助架台46を固定し、自動吊りフック解除機構を有した吊具により解除し天井クレーンを巻き上げ設置を完了する。
【0073】
炉内作業用補助架台46の大型リング64は逆圧サポートリング47の上部の着脱機構部62へ大型リング64の下面に取り付けた固定具55とフランジ固定座54とにより逆圧サポートリング47の着脱機構部62とフランジ部との間で固定される。これらの固定および解除は全て操作表示部35から遠隔で行うことができる。
【0074】
主蒸気ラインプラグは、図6(a)から(c)に示す手順で設置することができるが、サポートリング利用による場合は、ガイドロッド60に案内されてドライヤサポートブラケット(4箇所)57の上に設置した(b)の(主蒸気ラインプラグ48を設置し取扱ビーム59を撤去)状態で用いる。動作は、図5に示す通り旋回フレーム49は駆動部によりe−f方向へ旋回自在に構成されている。
【0075】
横行台車51は、c−d方向(フレームの長手方向)に横行自在に構成し、この旋回フレーム49の旋回と横行台車51の横行との組み合わせと、昇降駆動部52により上下方向に連結多段マスト部43の移動により、炉心内のX−Y−Z方向の任意の位置へマニピュレータ5をアクセスさせることができる。
複合ケーブル42は、燃料交換機2のケーブル処理装置40を利用しないで、専用ケーブル処理装置を設けてもよい。
【0076】
炉の解体が進み、主蒸気ラインの位置に設置できない場合には図8に示したように、炉内作業用補助架台46にオペフロ設置アダプタ70をフランジ固定座54と固定具55に取り付ける。これによりオペレーションフロア11の炉心開口部から落下することなく安定した設置を可能にする。
【0077】
つまり、円周方向に延びた部材74をオペフロ設置アダプタ70を介してオペレーションフロア11上に設置できるようにしている。また、オペフロ設置アダプタ70を用い燃料プールへの設置も可能である。
【0078】
本発明の第2の実施例によれば、原子炉解体装置1は、作業方法および目的により、マニピュレータ5の炉内対象部位へのアクセス手段として、既設の燃料交換機2とマスト3を用いる場合と、主蒸気ラインプラグ48用の逆圧サポートリング47を利用して炉内作業用補助架台46を用いる場合の2通りの構成を選択することができ、既設設備を有効利用した低コストの原子炉解体方法とその装置を提供できる。
【0079】
なお、上記実施例以外に、例えば炉底部までマストを降下させてその先端に図8に示した先端着座スタビライザ71を設けて着座させ安定を確保し、このマスト上をマニピュレータベースが昇降する構成でもよい。また、図1に示すスタビライザ(水平方向)10との組み合わせであってもよい。
【0080】
さらに、主蒸気ラインプラグ48の逆圧サポートリング47を流用せずに、解体専用のリングを製作して炉内作業用補助架台と組合わせてもよいし、炉内作業用補助架台に炉壁への突張りと固定をするスタビライザを直接搭載した構造であってもよい。なお、原子炉解体装置1の連結多段マスト部43および炉内作業用補助架台46等は防水性、除染性にすぐれた構造を採用する。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、原子力発電所の原子炉解体作業において、使用目的を終えた従来既設の燃料交換機および天井クレーンを流用し、新たに解体専用の台車(移動装置)または脚体付架台を全て新たに製作することなく、遠隔でマニピュレータを作業部位までアクセスさせることができる。
【0082】
したがって、作業員の放射線被曝線量の低減および解体コストを低減すると共に、解体工程の短縮・省力化と、プラント建屋側との干渉防止・作業の信頼性・装置の保守性・解体作業性等の向上に大きく寄与することができ、また解体に伴う作業用機材廃棄量の増加を抑えることができる。さらに、既設設備を流用し解体することにより、解体作業に伴う作業用機材の新たな廃棄物の増加を防ぐことができるなど多大な効果を発揮する。
さらに、本発明によれば、主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを使用し、炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張りマストの振れや作業時の反力を防止するスタビライザを設けることによって、マストの振れや作業時の反力を防止または抑制し解体作業の位置精度を向上するという顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉解体方法およびその解体装置の第1実施例および第2の実施例を説明するためのシステム系統図。
【図2】本発明に係る原子炉解体方法およびその解体装置の第1の実施例を示す縦断面図。
【図3】図2における要部を拡大して示す斜視図。
【図4】本発明に係る原子炉解体方法およびその解体装置の第2の実施例を示す縦断面図。
【図5】図4における炉内作業用補助架台およびその近傍を拡大して示す斜視図。
【図6】(a)は本発明の第2の実施例において使用する主蒸気ラインプラグと取扱ビームを原子炉圧力容器内に組み込んだ状態を示す上面図、(b)は取扱ビームを取り外した状態を示す上面図、(c)は(b)においてサポートリングを取り外した状態を示す上面図、(d)は(c)の状態から炉内作業用補助架台を設置した状態を示す上面図。
【図7】(a)は図4における連結多段マスト部の上下部の連結状態を示す斜視図、(b)は(a)における連結多段マスト部の解体状態を示す斜視図、(c)は(b)における連結状態を示す平面図。
【図8】図5における炉内作業用補助架台の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…原子炉解体装置、2…燃料交換機、3…マスト、4…着脱機構部、5…マニピュレータ、6…マニピュレータベース、7…雲台、8…ITVカメラ、9…照明、10…スタビライザ、11…オペレーションフロア、12…レール、13…ブリッジ、14…マスト旋回装置、15…トロリ、16…補助ホイスト、17…現場盤、18…監視用カメラ、19…燃料プール、20…原子炉圧力容器、21…原子炉格納容器、22…蒸気逃し安全弁、23…主蒸気管、24…主蒸気隔離弁、25…カナル、26…追加吊りフック、27…ブラケット、28…ガイドロッド、29…切断部材、30…空気ユニット、31…プラント空気源、32…プラント電源、33…燃料交換制御部、34…インタフェイス、35…操作表示部、36…制御部、37…複合供給部、38…水圧装置、39…プラント水源、40…ケーブル処理装置、41…供給ユニット、42…複合ケーブル、43…連結多段マスト部、44…端子箱、45…補助架台用複合ケーブル、46…炉内作業用補助架台、47…逆圧サポートリング、48…主蒸気ラインプラグ、49…旋回フレーム、50…車輪、51…横向台車、52…昇降駆動部、53…吊り座、54…フランジ固定座、55…固定具、56…旋回フレーム部材、57…ドライヤサポートブラケット、58…主蒸気ノズル、59…取扱ビーム、60…ガイドロッド、61…ロッド案内金具、62…着脱機構部、63…ブラケット支持枠、64…大型リング、65…ガイドラック、66…水抜き孔、67…凸部、68…凹部、69…歯車、70…アダプタ、71…先端着座スタビライザ、72…脚、73…接触座、74…部材。
Claims (2)
- 主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを使用して、この逆圧サポートリング上に作業用補助架台を連結して原子炉内へ設置し、この作業用補助架台に旋回フレームを設け、この旋回フレームにマニピュレータを有した伸縮マストを設け、この伸縮マストに炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り前記伸縮マストの振れや作業時の反力を防止するスタビライザを設け、前記マスト部をX−Y方向に移動自在に操作しかつスタビライザによってマストを保持して原子炉内または原子炉内構造物の解体作業を行うことを特徴とする原子炉解体方法。
- 原子炉圧力容器内に主蒸気ラインプラグの逆圧サポートリングを設け、この逆圧サポートリング上に大型リングを介し、または介することなく作業用補助架台を設け、この作業用補助架台に旋回フレームを設け、この旋回フレームにマニピュレータを有する伸縮マストを設け、この伸縮マストに炉内側面へ少なくとも3方向に脚を突張り前記伸縮マストの振れや作業時の反力を防止するスタビライザを設けてなることを特徴とする原子炉解体装置。
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