JP2015221882A - 樹脂組成物および樹脂成形体 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂成形体とした際のブリードの発生が抑制される樹脂組成物の提供。【解決手段】樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、を含む樹脂組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、樹脂組成物および樹脂成形体に関する。
従来、樹脂組成物としては種々のものが提供され、家電製品や自動車の各種部品、筐体、事務機器、電子電気機器の筐体などの部品にも熱可塑性樹脂が使用されている。
例えば、特許文献1には、(A)飽和ポリエステル100質量部、(B)エポキシ当量が1000以下のビスフェノール型エポキシ樹脂1から25質量部、(C)オレフィン系樹脂および(D)水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステル系単量体0.01から20質量部、および芳香族ビニル化合物0.01から50質量部がオレフィン系樹脂100質量部にグラフト重合された変性オレフィン系樹脂、成分(C)と成分(D)の合計が5から50質量部であり、かつ成分(C)と成分(D)の比率が質量比で0対100から95対5、(E)亜リン酸エステル0.1から3質量部、(F)ガラス繊維5から150質量部からなるポリエステル樹脂組成物が開示されている。
特許文献2には、1種または複数種のポリマーと、アイオノマー樹脂からなる相溶化剤と、難燃剤と、無機フィラーと、を含む難燃性プラスチック材料が開示されている。
本発明の目的は、樹脂成形体とした際の表面への含有成分の移行および析出(以下「ブリード」とも称す)の発生が抑制される樹脂組成物を提供することにある。
上記課題は、以下の本発明によって達成される。
即ち、請求項1に係る発明は、
樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂組成物である。
即ち、請求項1に係る発明は、
樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂組成物である。
請求項2に係る発明は、
樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂成形体である。
樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂成形体である。
請求項1に係る発明によれば、ポリエチレンテレフタレート樹脂とポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂とを主成分とする樹脂組成物に対し難燃剤としてポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方を前記の範囲で含まない場合に比べ、樹脂成形体とした際のブリードの発生が抑制される樹脂組成物が提供される。
請求項2に係る発明によれば、ポリエチレンテレフタレート樹脂とポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂とを主成分とする樹脂組成物に対し難燃剤としてポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方を前記の範囲で含まない場合に比べ、ブリードの発生が抑制される樹脂成形体が提供される。
以下、本発明の樹脂組成物および樹脂成形体の実施形態について説明する。
<樹脂組成物>
本実施形態に係る樹脂組成物は、樹脂の主成分としてポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を含み、且つ難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)およびリン酸メラミン(MP)の少なくとも一方を含む。
尚、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンは、総量として、前記ポリエチレンテレフタレート樹脂と、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、の総量(つまり前記PET、PP、ABS、およびPEの総量)100質量部に対し、5質量部以上40質量部以下含まれる。
本実施形態に係る樹脂組成物は、樹脂の主成分としてポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を含み、且つ難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)およびリン酸メラミン(MP)の少なくとも一方を含む。
尚、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンは、総量として、前記ポリエチレンテレフタレート樹脂と、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、の総量(つまり前記PET、PP、ABS、およびPEの総量)100質量部に対し、5質量部以上40質量部以下含まれる。
ここで、主成分とは、本実施形態に係る樹脂組成物中または樹脂成形体中に含まれる全ての樹脂に対し、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の総含有量60質量%以上であることを意味する。
尚、樹脂中におけるポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の総含有量は、更に65質量%以上であることがより好ましく、70質量%以上であることが更に好ましい。
尚、樹脂中におけるポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の総含有量は、更に65質量%以上であることがより好ましく、70質量%以上であることが更に好ましい。
ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)と、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を主成分とする樹脂組成物に対し、更に難燃性を付与する観点で難燃剤を添加した場合、樹脂成形体とした際に表面への含有成分の移行および析出(ブリード)が発生することがあった。尚、樹脂成形体が置かれる環境が高温である程、また高湿である程、上記ブリードの発生が顕著であった。
これに対し本実施形態では、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)と、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を主成分とする樹脂組成物に対し、難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)およびリン酸メラミン(MP)の少なくとも一方が添加され、且つその量が上記範囲に制御される。この組合せによれば、優れた難燃性を獲得しつつ、且つブリードの発生も特異的に抑制し得ることが見出された。
また、本実施形態の樹脂および難燃剤の組合せによれば、初期における機械特性にも優れることが見出された。
また、本実施形態の樹脂および難燃剤の組合せによれば、初期における機械特性にも優れることが見出された。
尚、本実施形態に係る樹脂組成物は、更にアクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂からなる樹脂成形体、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂とポリカーボネート樹脂とからなる樹脂成形体等と同等の耐衝撃性、自立形状保持性(これを実現するための弾性率)、荷重たわみ温度等の機械的特性、および湿熱特性を持つ樹脂成形体が得られる。また、樹脂組成物は、透明性も高いことから、着色剤による着色性に優れた樹脂成形体も得られる。
次いで、各成分について説明する。
−樹脂−
本実施形態では、樹脂の主成分としてポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)と、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を含む。
本実施形態では、樹脂の主成分としてポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)と、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、を含む。
・ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)
ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)は、エチレングリコールとテレフタル酸との脱水縮合により得られるポリエチレンテレフタレートなど、公知のポリエチレンテレフタレートが用いられる。尚、バイオマスPET、またはリサイクルPETを用いてもよい。
ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)は、エチレングリコールとテレフタル酸との脱水縮合により得られるポリエチレンテレフタレートなど、公知のポリエチレンテレフタレートが用いられる。尚、バイオマスPET、またはリサイクルPETを用いてもよい。
ポリエチレンテレフタレート樹脂の重量平均分子量としては、特に限定されるものではないが、10000以上500000以下が好ましく、更には30000以上10000以下がより好ましい。
尚、ポリエチレンテレフタレート樹脂の重量平均分子量の測定は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)により行われる。GPCによる分子量測定は、測定装置として東ソー社製、HPLC1100を用い、東ソー製カラム・TSKgel GMHHR−M+TSKgel GMHHR−M(7.8mmI.D.30cm)を使用し、クロロホルム溶媒で行われる。重量平均分子量は、この測定結果から単分散ポリスチレン標準試料により作製した分子量校正曲線を使用して算出される。
後述するポリエチレン樹脂(PE)等の他の樹脂の重量平均分子量についても、同様の方法で測定する。
尚、ポリエチレンテレフタレート樹脂の重量平均分子量の測定は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)により行われる。GPCによる分子量測定は、測定装置として東ソー社製、HPLC1100を用い、東ソー製カラム・TSKgel GMHHR−M+TSKgel GMHHR−M(7.8mmI.D.30cm)を使用し、クロロホルム溶媒で行われる。重量平均分子量は、この測定結果から単分散ポリスチレン標準試料により作製した分子量校正曲線を使用して算出される。
後述するポリエチレン樹脂(PE)等の他の樹脂の重量平均分子量についても、同様の方法で測定する。
ポリエチレンテレフタレート樹脂と併用される樹脂としては、汎用樹脂として知られている、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂である。
・ポリプロピレン樹脂(PP)
ポリプロピレン樹脂(PP)は、立体規則性の違いにより、アイソタクチック(イソタクチック)、シンジオタクチック、アタクチックなど、公知のポリプロピレン樹脂が用いられ、プロピレンの単独重合体であっても、エチレン等の他の単量体との共重合体であってもよい。尚、バイオマスPP、またはリサイクルPPを用いてもよい。
ポリプロピレン樹脂(PP)は、立体規則性の違いにより、アイソタクチック(イソタクチック)、シンジオタクチック、アタクチックなど、公知のポリプロピレン樹脂が用いられ、プロピレンの単独重合体であっても、エチレン等の他の単量体との共重合体であってもよい。尚、バイオマスPP、またはリサイクルPPを用いてもよい。
・アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)
アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)は、アクリロニトリル、スチレン、およびブタジエンの共重合体であり、それらの混合品、またはバルク重合品であってもよい。尚、バイオマスABS、またはリサイクルABSを用いてもよい。
アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)は、アクリロニトリル、スチレン、およびブタジエンの共重合体であり、それらの混合品、またはバルク重合品であってもよい。尚、バイオマスABS、またはリサイクルABSを用いてもよい。
・ポリエチレン樹脂(PE)
ポリエチレン樹脂(PE)は、極低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなど、公知のポリエチレンが用いられ、エチレンの単独重合体であっても、α−オレフィン等の他の単量体との共重合体であってもよい。尚、バイオマスPE、またはリサイクルPEを用いてもよい。
ポリエチレン樹脂(PE)は、極低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなど、公知のポリエチレンが用いられ、エチレンの単独重合体であっても、α−オレフィン等の他の単量体との共重合体であってもよい。尚、バイオマスPE、またはリサイクルPEを用いてもよい。
ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の重量平均分子量としては、特に限定されるものではないが、10000以上500000以下が好ましく、更には10000以上300000以下がより好ましい。
本実施形態におけるポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)と、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と、の質量比率は、95:5乃至50:50の範囲が好ましく、更には95:5乃至60:40の範囲がより好ましく、90:10乃至70:30の範囲が更に好ましい。
・その他の樹脂
本実施形態における樹脂組成物には、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と併用して、更に他の樹脂を用いてもよい。但し、他の樹脂を併用する場合における該他の樹脂の割合は、10質量%以下であることが好ましい。
本実施形態における樹脂組成物には、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂と併用して、更に他の樹脂を用いてもよい。但し、他の樹脂を併用する場合における該他の樹脂の割合は、10質量%以下であることが好ましい。
他の樹脂としては、例えば、従来公知の熱可塑性樹脂が挙げられ、具体的には、ポリカーボネート樹脂;ポリエステル樹脂;ポリオレフィン樹脂;ポリエステルカーボネート樹脂;ポリフェニレンエーテル樹脂;ポリフェニレンスルフィド樹脂;ポリスルフォン樹脂;ポリエーテルスルフォン樹脂;ポリアリーレン樹脂;ポリエーテルイミド樹脂;ポリアセタール樹脂;ポリビニルアセタール樹脂;ポリケトン樹脂;ポリエーテルケトン樹脂;ポリエーテルエーテルケトン樹脂;ポリアリールケトン樹脂;ポリエーテルニトリル樹脂;液晶樹脂;ポリベンズイミダゾール樹脂;ポリパラバン酸樹脂;芳香族アルケニル化合物、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、及びシアン化ビニル化合物からなる群より選ばれる1種以上のビニル単量体を、重合若しくは共重合させて得られるビニル系重合体若しくは共重合体樹脂;ジエン−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂;シアン化ビニル−ジエン−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂;芳香族アルケニル化合物−ジエン−シアン化ビニル−N−フェニルマレイミド共重合体樹脂;シアン化ビニル−(エチレン−ジエン−プロピレン(EPDM))−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂;ポリオレフィン;塩化ビニル樹脂;塩素化塩化ビニル樹脂;などが挙げられる。これら樹脂は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
・相溶化剤
本実施形態においては、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂との分散を良好にする観点で、更に相溶化剤を添加してもよい。
ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂との分散に効果的な相溶化剤としては、特に限定されるものではなく、公知の相溶化剤が用いられ、例えばエポキシ樹脂等のエポキシ基含有共重合体が挙げられる。
本実施形態においては、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂との分散を良好にする観点で、更に相溶化剤を添加してもよい。
ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂との分散に効果的な相溶化剤としては、特に限定されるものではなく、公知の相溶化剤が用いられ、例えばエポキシ樹脂等のエポキシ基含有共重合体が挙げられる。
前記エポキシ樹脂は、例えば、分子内外にエポキシアクリルを含むものが挙げられる。
これらエポキシ樹脂のうち、より具体的には、日油製のA4300、A4400、CL430等が挙げられる。
尚、相溶化剤は1種のみを用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
これらエポキシ樹脂のうち、より具体的には、日油製のA4300、A4400、CL430等が挙げられる。
尚、相溶化剤は1種のみを用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
相溶化剤の添加量は、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対して、0.1質量部以上100質量部以下が好ましく、更には0.5質量部以上20質量部以下がより好ましく、1質量部以上10質量部以下が更に好ましく、1質量部以上5質量部以下が更に好ましい。
−難燃剤−
本実施形態においては、難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)およびリン酸メラミン(MP)の少なくとも一方を含む。
本実施形態においては、難燃剤としてポリリン酸アンモニウム(APP)およびリン酸メラミン(MP)の少なくとも一方を含む。
ポリリン酸アンモニウム(APP)とリン酸メラミン(MP)との総含有量は、前記ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、並びにポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、およびポリエチレン樹脂(PE)から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し、5質量部以上40質量部以下である。
5質量部未満であると、優れた難燃性を獲得し得ない。一方、40質量部を超えると、樹脂成形体におけるブリードが発生し、また初期の機械特性にも劣る。
5質量部未満であると、優れた難燃性を獲得し得ない。一方、40質量部を超えると、樹脂成形体におけるブリードが発生し、また初期の機械特性にも劣る。
尚、ポリリン酸アンモニウム(APP)は、リン酸アンモニウムの重合体であれば、特に限定されるものではない。ポリリン酸アンモニウムの重量平均分子量も、特に制限はないが、例えば300以上10000以下がよく、望ましくは1000以上5000以下である。
・他の難燃剤
また、本実施形態では、その効果を損なわない範囲で他の難燃剤を更に添加してもよい。但し、他の難燃剤を併用する場合における該他の難燃剤の割合は、全難燃剤の含有量に対し、30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更に好ましい。
また、本実施形態では、その効果を損なわない範囲で他の難燃剤を更に添加してもよい。但し、他の難燃剤を併用する場合における該他の難燃剤の割合は、全難燃剤の含有量に対し、30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更に好ましい。
他の難燃剤としては、例えば、リン系、シリコーン系、含窒素系、硫酸系、無機水酸化物系等の難燃剤が挙げられる。
上記リン系難燃剤としては、縮合リン酸エステル、リン酸アルミニウムなどが、上記シリコーン系難燃剤としては、ジメチルシロキサン、ナノシリカ、シリコーン変性ポリカーボネートなどが、上記含窒素系難燃剤としては、メラミン化合物、トリアジン化合物などが、上記硫酸系難燃剤としては、硫酸メラミン、硫酸グアニジンなどが、上記無機水酸化物系難燃剤としては、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどが挙げられる。
上記リン系難燃剤としては、縮合リン酸エステル、リン酸アルミニウムなどが、上記シリコーン系難燃剤としては、ジメチルシロキサン、ナノシリカ、シリコーン変性ポリカーボネートなどが、上記含窒素系難燃剤としては、メラミン化合物、トリアジン化合物などが、上記硫酸系難燃剤としては、硫酸メラミン、硫酸グアニジンなどが、上記無機水酸化物系難燃剤としては、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどが挙げられる。
−その他の成分−
本実施形態では、必要に応じて、さらに、上述した以外のその他の成分を含んでいてもよい。
その他の成分としては、例えば、可塑剤、酸化防止剤、離型剤、耐光剤、耐候剤、着色剤、顔料、改質剤、ドリップ防止剤、帯電防止剤、耐加水分解防止剤、充填剤、補強剤(ガラス繊維、炭素繊維、タルク、クレー、マイカ、ガラスフレーク、ミルドガラス、ガラスビーズ、結晶性シリカ、アルミナ、窒化ケイ素、窒化アルミナ、ボロンナイトライド等)などが挙げられる。
これらの成分の含有量は、樹脂組成物全体に対してそれぞれ、0質量%以上5質量%以下であることが望ましい。ここで、「0質量%」とはその他の成分を含まないことを意味する。
本実施形態では、必要に応じて、さらに、上述した以外のその他の成分を含んでいてもよい。
その他の成分としては、例えば、可塑剤、酸化防止剤、離型剤、耐光剤、耐候剤、着色剤、顔料、改質剤、ドリップ防止剤、帯電防止剤、耐加水分解防止剤、充填剤、補強剤(ガラス繊維、炭素繊維、タルク、クレー、マイカ、ガラスフレーク、ミルドガラス、ガラスビーズ、結晶性シリカ、アルミナ、窒化ケイ素、窒化アルミナ、ボロンナイトライド等)などが挙げられる。
これらの成分の含有量は、樹脂組成物全体に対してそれぞれ、0質量%以上5質量%以下であることが望ましい。ここで、「0質量%」とはその他の成分を含まないことを意味する。
[樹脂組成物の製造方法]
本実施形態に係る樹脂組成物は、例えば、上記成分の混合物を溶融混練することにより製造される。ほかに、本実施形態に係る樹脂組成物は、例えば、上記成分を溶剤に溶解することにより製造される。溶融混練の手段としては公知の手段が挙げられ、具体的には、二軸押出機、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサー、単軸スクリュー押出機、多軸スクリュー押出機、コニーダ等が挙げられる。
本実施形態に係る樹脂組成物は、例えば、上記成分の混合物を溶融混練することにより製造される。ほかに、本実施形態に係る樹脂組成物は、例えば、上記成分を溶剤に溶解することにより製造される。溶融混練の手段としては公知の手段が挙げられ、具体的には、二軸押出機、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサー、単軸スクリュー押出機、多軸スクリュー押出機、コニーダ等が挙げられる。
<樹脂成形体>
本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物からなる。つまり、本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物と同じ組成で構成されている。
具体的には、本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物を成形して得られる。成形方法は、例えば、射出成形、押し出し成形、ブロー成形、熱プレス成形、カレンダ成形、コーティング成形、キャスト成形、ディッピング成形、真空成形、トランスファ成形などを適用してよい。
本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物からなる。つまり、本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物と同じ組成で構成されている。
具体的には、本実施形態に係る樹脂成形体は、本実施形態に係る樹脂組成物を成形して得られる。成形方法は、例えば、射出成形、押し出し成形、ブロー成形、熱プレス成形、カレンダ成形、コーティング成形、キャスト成形、ディッピング成形、真空成形、トランスファ成形などを適用してよい。
本実施形態に係る樹脂成形体の成形方法は、形状の自由度が高い点で、射出成形が望ましい。本実施形態に係る樹脂組成物は、流動性が高く射出成形を適用し得る。射出成形は、例えば、日精樹脂工業製NEX150、日精樹脂工業製NEX70000、東芝機械製SE50D等の市販の装置を用いて行ってもよい。
樹脂成形体を成形する際の成形温度(例えば射出成形であればシリンダ温度)は、例えば200℃以上300℃以下が好ましく、より好ましくは220℃以上280℃以下である。
尚、射出成形による場合の金型温度は、例えば40℃以上60℃以下であり、45℃以上55℃以下がより望ましい。
尚、射出成形による場合の金型温度は、例えば40℃以上60℃以下であり、45℃以上55℃以下がより望ましい。
本実施形態に係る樹脂成形体は、電子・電気機器、事務機器、家電製品、自動車内装材、容器などの用途に好適に用いられる。より具体的には、電子・電気機器や家電製品の筐体;電子・電気機器や家電製品の各種部品;自動車の内装部品;CD−ROMやDVD等の収納ケース;食器;飲料ボトル;食品トレイ;ラップ材;フィルム;シート;などである。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
〔実施例1乃至24、比較例1乃至12〕
表1〜表3に示す成分を、2軸混練装置(東芝機械製、TEM58SS)にて、シリンダ温度270℃で混練し、樹脂組成物ペレットを得た。
得られたペレットを射出成形機(日精樹脂工業製、NEX150)にて、シリンダ温度270℃、金型温度50℃で、長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片(ISO527引張試験、ISO178曲げ試験に対応、試験部厚さ4mm、幅10mm)、およびUL−94におけるVテスト用UL試験片(厚さ:0.8mm、1.6mm)を成形した。
表1〜表3に示す成分を、2軸混練装置(東芝機械製、TEM58SS)にて、シリンダ温度270℃で混練し、樹脂組成物ペレットを得た。
得られたペレットを射出成形機(日精樹脂工業製、NEX150)にて、シリンダ温度270℃、金型温度50℃で、長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片(ISO527引張試験、ISO178曲げ試験に対応、試験部厚さ4mm、幅10mm)、およびUL−94におけるVテスト用UL試験片(厚さ:0.8mm、1.6mm)を成形した。
尚、下記表1〜表3に記載の成分の詳細は、以下の通りである。
・ポリマー
「PET」=ポリエチレンテレフタレート樹脂(豊田通商製、BCB80)
「PP」=ポリプロピレン樹脂(ポリプロ製、ノバテックPP MA3)
「ABS」=アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(日本A&L AT05)
「PE」=ポリエチレン樹脂(豊田通商製、SHA7260)
「相溶化剤」=エチレングリシジルメタアクリレート−アクリロニトリルスレンコポリマー、日油製、A4400
・難燃剤
「APP」=ポリリン酸アンモニウム(クラリアント社製、商品名:AP422)
「MP」=リン酸メラミン(日産化学社製、商品名:MC)
「リン酸アンモニウム」=(太平洋化学社製、商品名:リン酸一アンモニウム)
「リン酸エステル」=(大八化学社製、商品名:PX−200)
・ポリマー
「PET」=ポリエチレンテレフタレート樹脂(豊田通商製、BCB80)
「PP」=ポリプロピレン樹脂(ポリプロ製、ノバテックPP MA3)
「ABS」=アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(日本A&L AT05)
「PE」=ポリエチレン樹脂(豊田通商製、SHA7260)
「相溶化剤」=エチレングリシジルメタアクリレート−アクリロニトリルスレンコポリマー、日油製、A4400
・難燃剤
「APP」=ポリリン酸アンモニウム(クラリアント社製、商品名:AP422)
「MP」=リン酸メラミン(日産化学社製、商品名:MC)
「リン酸アンモニウム」=(太平洋化学社製、商品名:リン酸一アンモニウム)
「リン酸エステル」=(大八化学社製、商品名:PX−200)
<評価試験>
−難燃性−
UL試験片を用いて、UL−94規格のVテストに従い、難燃性を評価した。判定基準は、難燃性が優れる順にV−0、V−1、V−2、延焼である。
−難燃性−
UL試験片を用いて、UL−94規格のVテストに従い、難燃性を評価した。判定基準は、難燃性が優れる順にV−0、V−1、V−2、延焼である。
−引張り強さ、伸び−
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片を用い、ISO527に準拠して、評価装置(島津製作所製、精密万能試験機オートグラフAG−IS 5kN)にて、引張り強さ、および伸びについて測定した。
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片を用い、ISO527に準拠して、評価装置(島津製作所製、精密万能試験機オートグラフAG−IS 5kN)にて、引張り強さ、および伸びについて測定した。
−耐衝撃性−
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片にノッチ加工を施し、これを用い、JIS−K7111(2006年)に準拠して、評価装置(東洋精機製DG−UB2)にて、シャルピー衝撃試験より耐衝撃性を測定した。
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片にノッチ加工を施し、これを用い、JIS−K7111(2006年)に準拠して、評価装置(東洋精機製DG−UB2)にて、シャルピー衝撃試験より耐衝撃性を測定した。
−荷重たわみ温度(HDT)−
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片を用い、ISO178曲げ試験に準拠して、HDT測定装置(東洋精機社製、HDT−3)にて、1.8MPaの荷重における荷重たわみ温度(℃)を測定した。
長さ方向の両側にゲートを設けて成形した試験片を用い、ISO178曲げ試験に準拠して、HDT測定装置(東洋精機社製、HDT−3)にて、1.8MPaの荷重における荷重たわみ温度(℃)を測定した。
(湿熱下ブリード性)
試験片を温度65℃/湿度85%RHの恒温槽に入れ、500時間放置し、試験片表面のブリード発生の有無を肉眼で確認した。
試験片を温度65℃/湿度85%RHの恒温槽に入れ、500時間放置し、試験片表面のブリード発生の有無を肉眼で確認した。
尚、上記表4〜表6の比較例3、比較例7、比較例11に示す「※」は、射出成形機中で分解し、成形し得なかったことを意味する。
Claims (2)
- 樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂組成物。 - 樹脂の主成分として、ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂、並びにポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、およびポリエチレン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂の総量100質量部に対し5質量部以上40質量部以下の、ポリリン酸アンモニウムおよびリン酸メラミンの少なくとも一方の難燃剤と、
を含む樹脂成形体。
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JP2014107354A JP2015221882A (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 樹脂組成物および樹脂成形体 |
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JP2017206632A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | ヒロセ株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
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2014
- 2014-05-23 JP JP2014107354A patent/JP2015221882A/ja active Pending
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