JP2015220064A - レバースイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレキシブルプリント基板61の第1支持位置81と第2支持位置83との間に位置する可動部61Aが可動空間103内に位置する。操作レバーカバー1Bの端部89には、可動空間103においてフレキシブルプリント基板61の屈曲径が所定の径以上になるようにフレキシブルプリント基板61をガイドするガイド曲面89Aが設けられている。また、ルートカバー71の可動空間103側には、フレキシブルプリント基板61をガイドするガイド曲面71Aが設けられている。
【選択図】図7
Description
しかしながら、フレキシブルプリント基板は、曲げ等による外力に対する耐性が低く、操作レバーの傾動操作によって繰り返し屈曲されると破損し、フレキシブルプリント基板内の導電パターンの断線が発生する。
そのため、要求される耐性を満たすために、屈曲に対して高い耐性を備えた高価なフレキシブルプリント基板を使用しなければならず、高価格化するという問題がある。
また、ガイド部が可動部の屈曲姿勢を規制する役割を果たすことで、大きな負荷が加わらないように可動部を挙動させることができる。
この構成によれば、操作レバー本体及び操作レバーカバーと一体となって揺動する箇所でフレキシブルプリント基板が支持される。そのため、設計段階でフレキシブルプリント基板の揺動規制を容易に把握することができる。
この構成によれば、ガイド曲面を操作レバーカバーと一体成形したことで、部品点数を少なくできると共に、組立効率を高めることができる。
この構成によれば、ガイド曲面をルートカバーと一体成形したことで、部品点数を少なくできると共に、組立効率を高めることができる。
この構成によれば、操作レバーを第1揺動軸及び第2揺動軸の2軸を中心に揺動させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用レバースイッチ装置の外観の一例を示す図である。図2は、図1に示す車両用レバースイッチ装置の主要構成要素の分解斜視図である。図3は、図2に示す構成要素のうち回転機能を実現する構成要素を説明するための拡大分解斜視図である。
車両用レバースイッチ装置は、ハウジング3内に設けられた所定の回転軸を中心に操作レバー1を図1中矢印Aの方向に回転させることで左右のウィンカーの点滅させる操作入力に用いられ、図1中矢印Bの方向に回転させることでハイビーム及びパッシングの操作入力に用いられる。
図2に示すように、操作レバーカバー1Bで囲われた操作レバー本体1Aの長尺部分には、フロントライトのオン/オフ操作を検知するロータリースイッチ49等の電気部品が搭載される。これらの電気部品は、後述するように、フレキシブルプリント基板61を介してハウジング3内の基板6に接続される。
回転ノブ51が操作されると、ロータリースイッチ49のシャフトが回転し、ロータリースイッチ49からフレキシブルプリント基板61を介して基板6に操作信号が伝送される。このように、フレキシブルプリント基板61を用いることで、リード線等のケーブルを用いる場合に比べて、組み立て効率及び耐久性を高めることができる。
操作レバー本体1A及び操作レバーカバー1Bは、一体となって図3及び図4に示す第1揺動軸AX1と第2揺動軸AX2を中心に揺動可能である。
一方、ルートカバー71は固定されており、操作レバー1が揺動しても動かない。
操作レバー本体1Aの作動部材11のルート部11Xと操作レバーカバー1Bのルート部89とでフレキシブルプリント基板61の第1支持手段が構成され、フレキシブルプリント基板61が第1支持位置81において挟み込まれ、位置決めされている。
このように可動部61Aが移動可能な可動空間103を設けることで、操作レバー1の揺動時の可動部61Aの屈曲を緩やかにできると共に、可動部61Aが他の部材と大きな摩擦力で擦れ合うことを回避でき、フレキシブルプリント基板61の寿命を延ばすことができる。
また、ルートカバー71の可動空間103側には、可動空間103において屈曲径が所定の径以上になるようにフレキシブルプリント基板61をガイドするガイド曲面71Aが設けられている。
当該最小屈曲半径とは、フレキシブルプリント基板61の製造元が提供するフレキシブルプリント基板61の屈曲半径と屈曲可能回数との関係を示す情報を基に決定される。具体的には、当該情報は、フレキシブルプリント基板61の屈曲半径で繰り返し屈曲させた場合に、破損に対する耐性がある屈曲可能回数を示している。屈曲半径が大きいほど、屈曲可能回数が多くなる。本実施形態では、屈曲可能回数が1000万回となる屈曲半径を最小屈曲半径として用いている。最小屈曲半径は、例えば、2mm以上である。
このようなガイド曲面29Aを設けることで、可動部61Aの挙動をより確実に制御できる。
図7及び図8に示すように、作動部材11の先端部には孔11Aが形成されており、この孔11Aに押圧子12とバネ13が収容される。バネ13は、孔11Aの外側へ突出するように押圧子12を付勢する。本実施形態において、押圧子12はピン状の部材であり、一方の端部が孔11Aの外側へ突出する。押圧子12の他方の端部は、コイル状のバネ13を貫通する。孔11Aの奥側には、バネ13より小径の孔11Bが形成されており、バネ13を貫通した押圧子12の端部は孔11Bに挿入される。バネ13は、孔11Aと孔11Bの境界に形成された段差と、押圧子12の中間部に形成された大径部との間に挟まれて圧縮される。図9に示すように、作動部材11の孔11Aから突出した押圧子12の尖端は、ハウジング3の第1ケース体31の内壁に形成されたカム面31Cに弾接する。
操作レバー1に連動して第1揺動軸AX1を中心として第1回転部材7のシャフト7Bが回転すると駆動ギア7Aが回転し、それに連動して被駆動ギア4Fが回転し、第1回転検出スイッチ4のスイッチング動作が行われる。
操作レバー1に連動して第2揺動軸AX2を中心として第2回転部材8のシャフト8Bが回転すると駆動ギア8Aが回転し、それに連動して被駆動ギア5Fが回転し、第2回転検出スイッチ5のスイッチング動作が行われる。
操作レバー1を図1に示す矢印Aの時計回りの向きに移動すると、図7に示すように、押圧子12がカム面31Cの図7中上側の曲面に弾接する。
このとき、図7に示すように、フレキシブルプリント基板61の可動部61Aの作動部材11側が屈曲(湾曲)し、第2支持位置83側がガイド曲面71Aに当接した姿勢になる。ここで、ガイド曲面71Aは、レキシブルプリント基板61の最小曲率半径以上の曲率半径を有するため、可動部61Aの曲げの曲率を上記最小曲率半径以上にできる。
このとき、図8示すように、フレキシブルプリント基板61の可動部61Aの第1支持位置81側がガイド曲面89Aに当接した姿勢になる。ここで、ガイド曲面89Aは、レキシブルプリント基板61の最小曲率半径以上の曲率半径を有するため、可動部61Aの曲げの曲率を上記最小曲率半径以上にできる。
すなわち、車両用レバースイッチ装置によれば、フレキシブルプリント基板61を長寿命化できるので、高価なフレキシブルプリント基板61を用いる必要がなく、低価格化を図ることができる。
Claims (6)
- 操作入力手段を備えた操作レバーと、
第1揺動軸を中心に前記操作レバーを揺動自在に支持するレバー支持体と、
前記レバー支持体を支持するハウジングと、
前記操作入力手段と前記ハウジングとの間に配設され、前記操作入力手段からの操作信号を前記ハウジング内に伝送するフレキシブルプリント基板と、
前記操作レバーと一体となって揺動する位置で前記フレキシブルプリント基板を支持する第1支持手段と、
前記ハウジング内の前記操作レバーと一体となって揺動しない位置で前記フレキシブルプリント基板を支持する第2支持手段と、
前記第1支持手段で支持された位置と前記第2支持手段で支持された位置との間に位置する前記フレキシブルプリント基板の可動部が前記操作レバーの前記揺動に応じて移動する可動空間と、
前記可動空間において前記可動部をガイドするガイド曲面を備えたガイド部と
を有するレバースイッチ装置。 - 前記操作レバーは、
前記レバー支持体に揺動自在に支持される操作レバー本体と、
前記操作レバー本体と共に前記フレキシブルプリント基板を収容する収容空間を形成し、前記操作レバー本体と一体となって揺動する操作レバーカバーと
を有し、
前記操作レバー本体と前記操作レバーカバーとによって前記フレキシブルプリント基板を挟み込むことによって前記第1支持手段が実現されている
請求項1に記載のレバースイッチ装置。 - 前記ガイド曲面は、前記操作レバーカバーと一体的に形成されている
請求項2に記載のレバースイッチ装置。 - 前記ハウジングに支持され、前記フレキシブルプリント基板が電気的に接続される基板が設けられたルートカバー
を有し、
前記第2支持手段は、前記ルートカバーに前記フレキシブルプリント基板を位置決めし、
前記ガイド曲面は、前記ルートカバーと一体的に形成されている
請求項1または請求項2に記載のレバースイッチ装置。 - 前記ガイド曲面は、前記フレキシブルプリント基板が前記第1支持手段及び前記第2支持手段の少なくとも一方で支持された位置の前記可動空間側に、前記フレキシブルプリント基板に要求される所定の最小屈曲半径以上の曲率半径を有する
請求項1〜4のいずれかに記載のレバースイッチ装置。 - 前記ハウジングは、前記第1揺動軸と平行な面に対して垂直な第2揺動軸を中心に、前記レバー支持体を介して前記操作レバーを揺動自在に支持する
請求項1〜5のいずれかに記載のレバースイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014102156A JP6249876B2 (ja) | 2014-05-16 | 2014-05-16 | レバースイッチ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017126470A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | トヨタ自動車株式会社 | コンビネーションスイッチレバー |
KR101869841B1 (ko) * | 2017-04-17 | 2018-06-22 | 주식회사 캐프 | 와이퍼 구동장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001188289A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-10 | Nitto Kogaku Kk | カメラ |
JP2005149930A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Tokai Rika Co Ltd | レバースイッチ装置及びその組立方法 |
JP2013214587A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 光トランシーバ |
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2014
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