JP2015219786A - スケジュール管理装置、メッセージ提示システム、情報端末、スケジュール管理装置の制御方法、情報端末の制御方法、制御プログラム - Google Patents

スケジュール管理装置、メッセージ提示システム、情報端末、スケジュール管理装置の制御方法、情報端末の制御方法、制御プログラム Download PDF

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孝之 永松
千絵 秀石
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千絵 秀石
安志 村崎
Yasushi Murazaki
安志 村崎
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Koji Nakajima
孝司 中島
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Abstract

【課題】スケジュールの開始予定時刻に、スケジュールに関連するメッセージを提示する。
【解決手段】スケジュール管理サーバ(21)は、登録されたスケジュールに関連するメッセージを生成し、生成したメッセージを、該スケジュールの開始予定時刻に家族伝言板に投稿するメッセージ生成部(214)を備え、該メッセージの提示対象として予め登録された家族に対して提示可能な状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のメンバーのスケジュールを一括して管理する技術に関する。
予定されたスケジュールに従ってユーザが行動するために、スケジュールを通知する機能を備える機器が広く利用されている。例えば、特許文献1には、ゴミ捨てなどのスケジュールを、ユーザが曜日情報または時刻情報とともに登録でき、登録されているスケジュールを表示したり、アラーム音を鳴らしたりして、ユーザに知らせる手段を具備するインターホンシステムにおける住宅情報盤が開示されている。特許文献1の住宅情報盤を利用すれば、インターホンシステムにおいて、ゴミ捨てなどのスケジュールを管理することができる。
一方、家庭内などで用いられる家庭用電気製品(以下、家電と称する)の高機能化および多機能化が進んでおり、家電は予め設定されたスケジュールに従って自動で動作を開始および終了するように予約することも可能である。
特許文献2は、汎用機やワークステーション上で動作するジョブ運用システムを家電の運転制御装置として組み込むことで、家電の一機能として自動運転機能を実現する自動運転システムが開示されている。
特開2009−225352号公報(2009年10月 1日公開) 特開2008−252441号公報(2008年10月16日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、ユーザに対してスケジュールの時刻を通知するものの、スケジュールに関する時間を通知したり、家電を自動運転させたりするために特化されたものであるため、利便性が高くないという問題がある。
例えば、特許文献1の住宅情報盤は、ゴミ捨てなどのスケジュールを実行する曜日または時刻になったときに、ゴミ捨てなどのスケジュールを知らせてくれるものの、スケジュールに連携して家電を自動運転させたりすることはできない。
特許文献2の自動運転システムは、家電を運転させる日時を予約して自動で予約運転させることが可能であるが、スケジュールに関連する情報を閲覧可能な状態にすることはできない。
本発明は、上記の本題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、スケジュールの開始予定時刻に合わせて、該スケジュールに関連するメッセージを閲覧可能な状態にするスケジュール管理装置などを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るメッセージ生成装置は、スケジュール管理装置は、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置であって、上記スケジュール情報に含まれる開始予定時刻情報に基づいて、上記スケジュールの開始予定時刻を検知する時計手段と、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るスケジュール管理装置の制御方法は、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置の制御方法であって、上記スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御ステップを含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るメッセージ提示システムは、登録されたスケジュールを管理し、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするスケジュール管理装置と、上記メンバーが上記メッセージの提示を受ける情報端末と、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報端末は、スケジュールの開始予定時刻を示す開始予定時刻情報を含む、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を、スケジュールを管理するスケジュール管理装置に登録する登録手段と、上記スケジュール管理装置から取得した上記スケジュールおよび上記スケジュールに関連するメッセージを提示する提示手段と、を備え、上記メッセージは、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態となる。
本発明の一態様によれば、スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを閲覧可能な状態にする、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るスケジュール管理サーバおよび家族伝言板サーバの要部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る家族伝言板システムの概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係るエージェントサーバの要部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る対象家電の要部構成例を示すブロック図である。 (a)はユーザのスケジュールを一括して管理する共有カレンダを携帯端末の表示部に表示したときの一例を示す図であり、(b)はユーザのスケジュールを共有カレンダに登録する際に記入された入力画面の一例を示す図であり、(c)は(b)の入力画面によって登録されたスケジュールに関連するメッセージがタイムライン上に表示された表示画面の一例を示す図である。 (a)はメニュー表示を携帯端末の表示部に表示したときの一例を示す図であり、(b)は既に登録されているスケジュールの情報を表示したときの一例を示す図であり、(c)は既に登録されているスケジュールの情報を編集する際の入力画面の一例を示す図である。 (a)はスケジュールを登録する際に用いる入力画面の一例を示す図であり、(b)はスケジュールカテゴリに対応するカテゴリアイコンの例を示す図であり、(c)は対象家電を選択させる画面を表示画面に表示したときの一例を示す図である。 (a)は冷蔵庫を指示対象とする命令シールの具体例を示す図であり、(b)は登録するスケジュールに録音した音声を含める場合に、音声を録音する際に表示画面に表示される画面の一例を示す図である。 スケジュールに対応するメッセージを生成して家族伝言板に投稿するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 スケジュールに含まれる対象家電への操作指示に従って、対象家電を操作し、対象家電の操作に関する報告コメントを家族伝言板に投稿するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが識別可能となっている命令シールの画像例を示す図である。 命令シールごとに、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが予め規定されている例を示す図である。 図13に規定されている命令シールを含むスケジュールを登録する際の入力画面の一例を示す図である。 スケジュールに操作指示対象として含まれる対象家電毎に、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが予め規定されている例を示す図である。 図15に規定されている対象家電に対する操作指示を含むスケジュールを登録する際の入力画面の一例を示す図である。 (a)はスケジュールを登録するユーザと予定対象者とが互いに異なる場合における入力画面の一例を示す図であり、(b)は対象家電に対する操作指示をスケジュールとして登録する際の入力画面の一例を示す図であり、(c)はスケジュールを登録するユーザと予定対象者とが同一である場合の入力画面の一例を示す図である。 (a)および(b)は、スケジュールを登録するユーザが所定の年齢以下の子供である場合における入力画面の一例を示す図である。 上記家族伝言板システムを構成する各装置として利用可能なコンピュータの構成を例示したブロック図である。
以下で説明する各実施形態では、本発明のスケジュール管理装置を、家族伝言板システム(メッセージ提示システム)100におけるスケジュール管理サーバ(スケジュール管理装置)21に適用した場合を例に挙げて具体的に説明する。ここで、家族伝言板システム100は、エージェントサーバ(機器制御装置)1と、1以上の携帯端末(情報端末)(4a〜4c)が利用可能な共有カレンダを管理するスケジュール管理サーバ21および家族伝言板(電子掲示板)を管理する家族伝言板サーバ22とを含んで構成される。なお、以下の図面において同一または相当する構成については、同一の参照符号を付すものとし、それらの説明は重複して行わない。また、図面における長さ、大きさおよび幅などの寸法、形状は、図面の明瞭かと簡略化のために適宜変更されており、実際の寸法および形状を表してはいない。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(家族伝言板システム100の概略)
本発明の実施形態における家族伝言板システム100の概要を図2に基づいて説明する。図2は、家族伝言板システム100の概要を示す図である。
図2に示すとおり、家族伝言板システム100は、エージェントサーバ(機器制御装置)1、スケジュール管理サーバ(スケジュール管理装置)21、家族伝言板サーバ22、およびホームサーバ3を含む。すなわち、本発明のメッセージ提示システムは、家族伝言板システム100を構築する上記の各サーバと、その各サーバに通信可能に接続する携帯端末4(携帯端末4a、4b、および、4cなど)と、携帯端末4によって遠隔操作され得る対象家電(機器)9とによって構成され得る。
家族伝言板システム100とは、家族伝言板サーバ22が提供する家族伝言板(電子掲示板)を介して、例えば、1世帯の家族(グループ)が1つのコミュニティを形成し、家族の各メンバー(例えば、お父さん、お母さん、子供など。以下、ユーザと称する)が、それぞれの携帯端末4a〜4cを用いて、コメントを投稿するシステムである。なお、家族伝言板サーバ22は、家族毎に家族伝言板を提供してもよいし、家族以外の、例えばユーザの親族またはユーザの近隣の世帯も含むコミュニティに対して家族伝言板を提供してもよい。
本実施形態では、ユーザがスケジュールをスケジュール管理サーバ21に登録すると、そのスケジュールの開始予定時刻に、家族伝言板にそのスケジュールに関連するメッセージが投稿される。投稿されるメッセージでは、スケジュールを登録したユーザ、およびスケジュールの開始予定時刻などの内容を示す情報が明示される。また、ユーザが登録したスケジュールに、対象家電9に対する操作指示の開始予定時刻および操作指示の内容が含まれている場合、当該開始予定時刻に、対象家電9を該操作指示に従って動作させることが可能である。すなわち、家族伝言板システム100は、ユーザ(家族の各メンバ)のスケジュール管理をサポートすると共に、対象家電9の予約運転などの設定を遠隔で行うことを可能とする。
ここで、スケジュールの開始予定時刻とは、スケジュール情報に含まれる開始予定時刻情報が示す該スケジュールの開始予定時刻であって、例えば、該スケジュールの開始日時、および終了日時を示している。以下の説明では、日付の情報を省略し、単に開始予定時刻と記載している。
なお、家族伝言板には、ユーザ(図示の例ではお父さん、お母さん、子供)が所持する携帯端末4a、4b、および4cからアクセス可能であり、各ユーザは自身の携帯端末4a〜4cを用いて、家族伝言板を介して、書き込みおよび閲覧を行うことができるようになっている。なお、携帯端末4a〜4cとしては、表示画面上にタッチパネルが設けられた表示部(提示手段)41を備える、いわゆるスマートフォンおよびタブレットである。タッチパネルは、ユーザによるタッチ操作を受け付けるユーザインタフェースとして機能する操作入力部42を構成する。なお、携帯端末4の操作入力部42は、タッチパネルに限定されず、例えば、非接触による入力操作を検知するセンサ、および音声による入力操作を受け付けるマイクなどであってもよい。
ユーザがスケジュールを登録する際には、携帯端末4に表示される入力画面の所定の欄に、登録するスケジュールの開始時間、終了時間、関連する情報、および対象家電9への操作指示の内容などを入力して、スケジュールを登録する。ユーザが登録するスケジュールが、自身又は他のユーザを予定対象者とするスケジュールであっても、対象家電9への操作指示のスケジュールであっても、この入力画面は共通のものを用いられる。対象家電9に対する操作指示のスケジュールを登録する場合には、対象家電9の機能が紐付けられている画像を、入力画面に添付することにより行うことができる。以下では、対象家電9の機能が紐付けられている画像を「命令シール」という用語を用いて説明するが、この「命令シール」という用語には制限されず、任意の名称を用いてもよい。なお、ユーザがスケジュールを登録する際に用いる入力画面については後に具体例を挙げて詳細に説明する。
ユーザは、予め対象家電9の機能が紐付けられた画像である命令シール(操作指示情報)を携帯端末4a〜4cの画面上で選択し、所望の命令シールを入力画面に添付してスケジュール登録を行うことによって、対象家電9に対する操作指示のスケジュールをスケジュール管理サーバ21に送信できる(図2参照)。すなわち、登録されたスケジュールを示すスケジュール情報に含まれる命令シールは、これに限定されるものではないが、例えば、対象家電9の動作の予約などを行う際に用いられる対象家電操作指示として機能する。
なお、命令シール付きの書き込みが家族伝言板に書き込まれると、該書き込みと共に送信された命令シールに紐付けられた機能がエージェントサーバ1に伝達され、エージェントサーバ1は、ホームサーバ3と通信して、命令シールに紐付けられた機能を実行するように対象家電9を制御してもよい。また、家族伝言板を利用する各ユーザは、他のユーザ宛てのコメントを投稿し、家族伝言板を介してユーザ間で会話をしてもよい。
本発明のメッセージ生成装置は、上述の家族伝言板システム100において、スケジュール管理サーバ21として実現される。スケジュール管理サーバ21は、家族伝言板を利用するユーザが書き込みや閲覧が可能な共有カレンダを提供する。ユーザは、携帯端末4を用いてスケジュール管理サーバ21にアクセスすることで、共有カレンダに登録されたスケジュールを閲覧したり、入力画面にスケジュール情報を記入してスケジュールを共有カレンダに登録したりすることができる。スケジュール管理サーバ21は、ユーザによって登録されたスケジュールに、前述の命令シール(図2の「対象家電操作指示」)が含まれている場合、該命令シールをエージェントサーバ1に送信する。スケジュール管理サーバ21は、エージェントサーバ1が管理している対象家電9のすべての機能のうち、上記家族伝言板を利用する各ユーザが呼び出せる機能について、命令シールと紐付けて保持していてもよい。ユーザが共有カレンダにスケジュールを登録する際に用いる入力画面において、命令シールを添付する方法については後に具体例を挙げて説明する。
また、スケジュール管理サーバ21は、共有カレンダに登録されたスケジュールに関連するメッセージを、該スケジュールの開始予定時刻に生成する。生成されたメッセージは、家族伝言板サーバ22に送信され、家族伝言板において、上記スケジュールを登録したユーザからのメッセージであるかのように提示される。これにより、登録されたスケジュールの内容に、およびそのスケジュールを登録したユーザが誰であるかを、該スケジュールの開始予定時刻に他のユーザに知らせることができる。よって、家族伝言板を利用するユーザは、共有カレンダに登録されたスケジュールを容易に確認することができる。また、提示されるメッセージに当該スケジュールの登録を行ったユーザが明示されるため、スケジュールの変更などを、当該スケジュールを登録したユーザに容易に相談することが可能である。
エージェントサーバ1は、スケジュール管理サーバ21に登録されたスケジュールに添付された命令シールを取得し、該命令シールが示す対象家電操作指示の内容に基づいて、上記家族の家宅内で稼働する対象家電9に対して、指示された機能を実行するように命令を供給する。なお、エージェントサーバ1は、図示しないコメント生成部(図示せず)を備えている。コメント生成部は、家宅内で稼働する対象家電9に、家族の一員としての疑似人格を付与し、その擬人化された対象家電9(以下、擬人化機器とも称する)の代理で、当該家族の上記家族伝言板に投稿するコメントを生成することができる。すなわち、エージェントサーバ1は、冷蔵庫9aに「ひえぞう」、ロボット掃除機9zに「ここちゃん」、空気清浄器9eに「空清ちゃん」などという名称を付与して、あたかも対象家電9が家族伝言板にコメントを投稿したように提示する。これにより、対象家電9からのコメントを、より親しみやすく、かつ広い年代のユーザに確認されやすいコメントとして活用することができる。
エージェントサーバ1は、家族伝言板を利用するコミュニティ(例えば、家族)ごとに、設置されている対象家電9の情報を保持する。また、エージェントサーバ1は、各種の対象家電9の機能の一覧を保持し、どのような機能を命令シールによって制御することができるのかをユーザの携帯端末4a〜4cに提示するようにしてもよい。エージェントサーバ1は、スケジュール管理サーバ21から取得した命令シールを、ホームサーバ3または対象家電9が理解する命令シーケンス(図2の対象家電操作指示)に変換する機能を有しており、この変換は、上記ユーザが居住する家宅の間取りに応じて実行されてもよい。
家族伝言板サーバ22は、携帯端末4a〜4cに対する家族伝言板の表示部41の提示、および書き込みの管理(投稿されたコメント、メッセージを組み込んだ家族伝言板のタイムラインの生成、およびタイムラインの送信)などの、家族伝言板に関する処理全般を行う。なお、家族伝言板サーバ2もスケジュール管理サーバと同様に、エージェントサーバ1が管理しているすべての対象家電9の機能のうち、上記家族伝言板を利用する各ユーザが呼び出せる機能について、命令シールと紐付けて保持していてもよい。
ホームサーバ3は、対象家電9と、エージェントサーバ1との間の情報の送受信を統括して制御する。具体的には、ホームサーバ3は、エージェントサーバ1から受信した操作指示を解析し、その操作指示に従って対象家電9の動作制御を行う。また、ホームサーバ3は、ロボット掃除機9zから取得した情報、および他の対象家電9から取得した情報をエージェントサーバ1に送信する。ここでエージェントサーバ1に送信する、ロボット掃除機9zから取得した情報は、家庭内に配置されたセンサが生成したセンサ情報およびロボット掃除機9zが撮影した写真などを含み、他の対象家電9から取得した情報は、対象家電9が生成した動作ログ、および動作情報を含んでもよい。
ここで、上記センサ情報とは、冷蔵庫9aの庫内に収納されている物の総重量、エアコン9dの設定温度および設定湿度、照明装置(図示せず)の照度など、の他に、対象家電9が配置された場所およびロボット掃除機9zが現在存在する場所の室温、湿度、照度などの環境情報を含む。また、上記動作情報とは、対象家電9の状態を示す情報であり、対象家電9の電源のオン・オフ状態を示す情報およびエラー情報も含まれる。対象家電9のエラー情報の例としては、これに限定されるものではないが、例えば、冷蔵庫9aのドア開放警告(ドアが長時間閉められていない)、冷蔵庫9a内の温度上昇エラー、ロボット掃除機9zの自走不能エラー(物体に乗り上げた)などが挙げられる。
ホームサーバ3には、ロボット掃除機9zが無線通信接続されていると共に、その他の対象家電9が有線または無線にて通信接続されている。なお、ロボット掃除機9zが他の対象家電9を直接制御してもよい。ロボット掃除機9zによって制御され得る対象家電9として、冷蔵庫9a、洗濯機9b、調理機器9c、エアコン9d、空気清浄器9e、テレビ9fなどが図示されているが、対象家電9の種類および数は特に限定されない。
対象家電9としては、図1に示された機器の他に、照明装置、イオン発生器、録画装置、加湿器、扇風機などの各種家電が含まれていてもよい。なお、ここでは対象家電9として主に家宅内で使用される機器を例に挙げて説明するが、これに限定されない。例えば、対象家電9は屋外で使用される機器であってもよい。
なお、対象家電9とエージェントサーバ1とが、直接情報を送受信する構成であってもよい。すなわち、家宅の複数の対象家電9に対する統括的な制御の必要がない場合には、ホームサーバ3を設ける必要が無いため、エージェントサーバ1と対象家電9との間の情報の送受信を、ホームサーバ3を介さずに行ってもよい。また、対象家電9自体が、ホームサーバ3およびエージェントサーバ1などとの間の通信機能を備えていなくてもよい。例えば、家電にネットワークアダプタを取り付けることで、エージェントサーバ1などとの間の通信機能を家電に付与してもよい。
携帯端末4a〜4cは、共有カレンダおよび家族伝言板の閲覧、書き込み、特に、対象家電9の操作指示を行うための装置である。図2では、携帯端末4a〜4cがスマートフォンである例を示しているが、共有カレンダおよび家族伝言板の閲覧、書き込みを行うことができるものであればこれに限られない。携帯端末4a〜4cを特に区別する必要がない場合には、以下において、これらの総称として携帯端末4として記載する場合がある。
ロボット掃除機9zは、自動で家宅の床の掃除を行う自走式の掃除機である。さらに、ロボット掃除機9zは、他の対象家電9に制御信号を送信してこれを操作する機能を有している。制御信号を送信する機構としては、赤外線、Bluetooth(登録商標)などの適宜の近距離無線通信機構が採用される。また、ロボット掃除機9zは、上述の機能の他にも、動作ログの記憶機能、ダストボックス内のごみの蓄積具合の検出機能、充電残量の検出および出力機能、画像撮影機能、音声認識機能、音声出力機能などを備えている。
冷蔵庫9a、洗濯機9b、調理機器9c、エアコン9d、空気清浄器9e、およびテレビ9fなどの対象家電9は、一般的なホームサーバ3およびロボット掃除機9zとの通信機能に加えて、スピーカなどを備え、音声の出力を行ってもよい。これにより、対象家電9は、ユーザが登録したスケジュールに伝言として録音された音声信号を受信し、該伝言を音声として出力する機能を備えることができる。
以上のとおり、家族伝言板システム100において、スケジュール管理サーバ21は、共有カレンダに登録されたスケジュールに関連するメッセージを、該スケジュールの開始予定時刻に家族伝言板に投稿する。また、スケジュール管理サーバ21は、遠隔操作できる対象家電9の機能を示す命令シールをユーザに提示し、ユーザによる対象家電9に対する操作指示を含むスケジュールも共有カレンダに登録させることができる。登録されたスケジュールに命令シールが添付されている場合、スケジュール管理サーバ21は、指示対象の対象家電9がスケジュールの開始予定時刻に動作するように、該命令シールをエージェントサーバ1に送信する。なお、登録されたスケジュールに命令シールが添付されている場合、該スケジュールに関連するメッセージを、該スケジュールの開始予定時刻に、エージェントサーバ1が投稿する構成であってもよい。
(スケジュール管理サーバ21および家族伝言板サーバ22の構成)
次に、スケジュール管理サーバ21の構成を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスケジュール管理サーバ21および家族伝言板サーバ22の要部構成例を示すブロック図である。
(スケジュール管理サーバ21の構成)
スケジュール管理サーバ21は、スケジュール管理サーバ通信部(メッセージ制御手段、操作指示送信手段)211、スケジュール情報管理部(入力画面表示手段)212、メッセージ投稿判定部(提示要否決定手段)213、メッセージ生成部(メッセージ制御手段)214、記憶部23、およびスケジュール管理サーバ時計部(時計手段)24を備えている。スケジュール管理サーバ21は、ユーザによって共有カレンダに登録されたスケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理する。スケジュール管理サーバ21は、スケジュール情報に含まれる開始予定時刻情報に基づいて、そのスケジュールの開始予定時刻を検知するスケジュール管理サーバ時計部24と、スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを、家族伝言板を利用する家族のメンバー(ユーザを含む)が閲覧可能な家族伝言板に投稿するメッセージ生成部214とを備えている。メッセージの投稿は、スケジュール管理サーバ通信部211から家族伝言板サーバ22にメッセージを送信することにより行われてもよい。投稿されたメッセージは、家族伝言板のタイムラインに組み込まれ、家族伝言板を閲覧する家族に対して提示される。
ここで、スケジュール情報とは、ユーザによって共有カレンダに登録されたスケジュールを示す情報であり、スケジュール情報データベース(スケジュール情報DB)231に格納されるスケジュール情報の一覧テーブル(図示せず)に予め設けられた各項目に対応する情報である。具体的には、これに限定されるものではないが、スケジュールの登録者(登録者情報)、スケジュールの名称、開始日時、終了日時、予定対象者(対象者情報)、命令シールの画像、添付された画像、スケジュールカテゴリ、場所、他の参加者、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿して家族に提示可能な状態とするか否かを示す情報(提示要否情報)などが挙げられる。スケジュールを登録するユーザによって用いられる入力画面において、これらのスケジュール情報が入力される例については、後に具体的に説明する。
スケジュールの共有カレンダへの登録は、携帯端末4を用いて入力された、該スケジュールを示すスケジュール情報を、スケジュール管理サーバ21へと送信することによって行われる。
スケジュール管理サーバ通信部211は、登録するスケジュールを示す情報として受信したスケジュール情報をスケジュール情報管理部212に送る。受信したスケジュール情報には、命令シールを含むものと、命令シールを含まないものとがある。また、スケジュール管理サーバ通信部211は、共有カレンダに含まれるスケジュール情報を携帯端末4へと送信する。
スケジュール情報管理部212は、ユーザが携帯端末4を使ってスケジュールを共有カレンダに登録する際に、スケジュール管理サーバ21にアクセスしている携帯端末4の表示部41に、該スケジュールの内容であるスケジュール情報を入力するための入力画面が表示されるように、入力画面のデータを携帯端末4に送信する。この入力画面のデータの送信はスケジュール管理サーバ通信部211を介して行う。
スケジュール情報管理部212は、取得したスケジュール情報に対象家電9への操作指示を表す画像である命令シールを含むか否か、を判定する。命令シールが含まれていないスケジュール情報である場合、該スケジュール情報は記憶部23のスケジュール情報DB231に格納される。命令シールが含まれているスケジュール情報である場合、スケジュール情報管理部212は、該スケジュール情報をスケジュール情報DB231に格納すると共に、該スケジュール情報に含まれている命令シールを抽出して、該命令シールをスケジュール管理サーバ通信部211に送る。スケジュール情報管理部212からスケジュール管理サーバ通信部211に送られた命令シールは、該命令シールを含んでいたスケジュール情報の一部(スケジュールを登録したユーザ名、開始予定時刻、終了予定時刻、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否か、など)と共に、スケジュール管理サーバ通信部211からエージェントサーバ1へ送信される。この、スケジュール情報管理部212による命令シールの抽出および送信は、スケジュールが共有カレンダに登録される度に行うようにしてもよい。
なお、命令シールが含まれているスケジュール情報である場合、スケジュール情報管理部212が、該スケジュール情報のすべてをスケジュール情報DB231に格納すると共に、スケジュール管理サーバ通信部211に送る構成でもよい。この構成によれば、スケジュール情報管理部212からスケジュール管理サーバ通信部211に送られた、命令シールを含むスケジュール情報は、スケジュール管理サーバ通信部211からエージェントサーバ1へ送信される。これにより、エージェントサーバ1は、受信したスケジュール情報と、該スケジュール情報に含まれる命令シールとに基づいて、指示対象である対象家電9を特定し、該対象家電9がスケジュール情報に含まれる開始予定時刻に動作するように制御したり、終了予定時刻に動作を終了するように制御したりすることができる。また、エージェントサーバ1は、受信したスケジュール情報に基づいて、該スケジュールに関連するメッセージを生成し、該スケジュールの開始予定時刻に、家族伝言板に該メッセージを投稿することができる。このとき、エージェントサーバ1は、受信したスケジュール情報に含まれる、該スケジュールを登録したユーザ名を用いて、該ユーザ名が含まれるメッセージとして投稿してもよい。
スケジュール情報管理部212は、スケジュール情報をスケジュール情報DB231に格納すると共に、該スケジュール情報に含まれている命令シールを抽出して、該命令シールをスケジュール管理サーバ通信部211に送る。
スケジュール情報管理部212は、スケジュール情報DB231に格納されているスケジュールの開始予定時刻が、スケジュール管理サーバ時計部24から取得した現在の時刻と一致するスケジュールを抽出する。前述のように、共有カレンダに登録されたスケジュールを示すスケジュール情報には、スケジュール毎に、該スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿して家族に提示可能な状態とするか否か、を示す情報が含まれていてもよい。スケジュール情報管理部212が抽出したスケジュールを示すスケジュール情報は、メッセージ投稿判定部213に出力される。
メッセージ投稿判定部213は、スケジュール情報管理部212からユーザが登録したスケジュール毎に、該スケジュールを示すスケジュール情報に含まれる提示要否情報に基づいて、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを決定する。例えば、メッセージの投稿を希望するか否かをユーザに入力させるチェックボックスを入力画面に設け、そのチェックボックスにチェックが入力されたか否かに基づいてスケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを確認してもよい。また、メッセージ投稿判定部213は、スケジュール情報に含まれる情報(命令シールを含む)が所定の条件を満たすか否か、に基づいて、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを決定してもよい。なお、メッセージ投稿判定部213がスケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを、スケジュール毎に決定する方法については、後に具体例を挙げて説明する。
メッセージ生成部214は、スケジュールに家族伝言板に投稿される、スケジュールに関連するメッセージを生成する。すなわち、メッセージ生成部214は、メッセージ投稿判定部213がメッセージを投稿することを決定した場合、該スケジュールを示すスケジュール情報をメッセージ投稿判定部213から取得して、該スケジュールに関連するメッセージを生成する。生成されたメッセージは、スケジュール管理サーバ通信部211へと出力される。メッセージ生成部214は、生成したメッセージを家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221へと出力する。なお、図1では、メッセージ生成部214が生成したメッセージを家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221に直接出力する構成を示しているが、これに限定されない。例えば、スケジュール管理サーバ通信部211および家族伝言板サーバ通信部222を介して、メッセージ生成部214が生成したメッセージを家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221に送信する構成であってもよい。
なお、1つのスケジュール管理サーバ21内で各々の機能を実現してもよいし、各々の機能を有するスケジュール管理サーバ21以外のサーバが個別に複数存在してもよいし、個々のサーバは異なる事業者によって管理されていてもよい。ここでは、スケジュール管理サーバ通信部211、スケジュール情報管理部212、メッセージ投稿判定部213、メッセージ生成部214、記憶部23、およびスケジュール管理サーバ時計部(時計手段)24が行う処理のすべてを、スケジュール管理サーバ21が実行する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、上記のスケジュール管理サーバ通信部211、スケジュール情報管理部212、メッセージ投稿判定部213、メッセージ生成部214、記憶部23、およびスケジュール管理サーバ時計部(時計手段)24が行う処理の一部またはすべてを、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ22、ホームサーバ3、対象家電9、および家電に取り付け可能なネットワークアダプタのいずれかが実行する構成であってもよい。
上記の構成によれば、登録されたスケジュール毎に、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するかどうかを決定する。これにより、すべてのスケジュールの中から選択された一部のスケジュールに関連するメッセージのみを、家族伝言板に投稿することができる。スケジュールに関連するメッセージは、家族伝言板に投稿されることによって、該家族伝言板を利用するユーザによって閲覧可能となる。
(家族伝言板サーバ22の構成)
続けて、家族伝言板サーバ22の構成を図1に基づいて説明する。
家族伝言板サーバ22は、家族伝言板システム100を利用する家族のメンバーが閲覧可能な家族伝言板(電子掲示板)を管理する。家族伝言板を利用するユーザは、携帯端末4を用いて家族伝言板サーバ22にアクセスすることで、家族伝言板に投稿されたコメント、メッセージなどが時系列に配列されたタイムラインの表示を閲覧することができる。なお、家族伝言板サーバ22が生成したタイムラインを携帯端末4に送信する構成であってもよい。家族伝言板サーバ22は、タイムライン管理部221、および家族伝言板サーバ通信部222を備えている。タイムライン管理部221が生成したタイムラインを随時保存するための記憶部(図示せず)などを備えていてもよいが、本発明に直接的な関係が無い他の構成要素は、説明を簡略化するために図示していない。
タイムライン管理部221は、スケジュール管理サーバ21のメッセージ生成部214が生成したメッセージを取得し、該メッセージが投稿された時刻より前に投稿されたコメントまたはメッセージの次の位置に該メッセージを配列して、家族伝言板のタイムラインを生成する。タイムライン管理部221は、携帯端末4から投稿される書き込み(コメント)、エージェントサーバ1から投稿されるメッセージ、対象家電9の書き込み、および報告コメントなどを家族伝言板サーバ通信部222から取得し、これらを投稿された時刻順に配列して、家族伝言板のタイムラインを生成する。タイムライン管理部221は、記憶部(図示せず)に格納されている生成済みのタイムラインを読み出し、これに、新たに取得したメッセージ、および報告コメントなどを追加することで、新しいタイムラインを生成してもよい。
家族伝言板サーバ通信部222は、携帯端末4からの書き込み(コメント)、スケジュール管理サーバ21から投稿されるメッセージ、およびエージェントサーバ1から投稿されるメッセージ、対象家電9の書き込み、および報告コメントなどを受信し、これらをタイムライン管理部221に送る。また、家族伝言板サーバ通信部222は、携帯端末4からのアクセスに応じて、最新のタイムラインを携帯端末4へと送信する。
(エージェントサーバ1の構成)
次に、家族伝言板システム100が備えるエージェントサーバ1の構成について、図3を用いて説明する。本発明の一実施形態に係るエージェントサーバ1の要部構成例を示すブロック図である。エージェントサーバ1は、スケジュール管理サーバ21に登録されたスケジュールに添付された命令シールを取得し、該命令シールが示す対象家電操作指示の内容に基づいて、指示された機能を実行するように、対象家電9に対して命令を供給する。すなわち、エージェントサーバ1は、対象家電9に対する遠隔からの操作指示に従って、対象家電9の動作を制御する。エージェントサーバ1は、通信部101、各対象家電管理部102、およびエージェントサーバ時計部103を備えている。
通信部101は、スケジュール管理サーバ21から命令シールおよび該命令シールを含んでいたスケジュール情報の一部(スケジュールを登録したユーザ名、開始予定時刻、終了予定時刻、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否か、など)を受信し、該命令シールに紐付けられた機能を対象家電9が実行するように、対象家電9に対象家電操作指示を送信する。対象家電操作指示としては、命令シールに紐付けられた機能を対象家電9が解釈できる場合、該命令シールそのものを対象家電9に送信してもよい。また、通信部101は、対象家電9から動作の開始、終了、およびセンシングデータなどを受信する。さらに、通信部101は、各対象家電管理部102が生成した対象家電9の書き込み、メッセージ、および報告コメントを家族伝言板サーバ22へと送信する。
各対象家電管理部102は、通信部101から取得した命令シールおよび該命令シールを含んでいたスケジュール情報の一部(スケジュールを登録したユーザ名、開始予定時刻、終了予定時刻、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否か、など)に従って、対象家電操作指示を作成する。作成された操作指示は、対象家電9が動作を開始する時刻および終了する時刻などを含んでいてもよい。各対象家電管理部102は、エージェントサーバ時計部103から取得する現在の時刻が、命令シールを含んでいたスケジュール情報に含まれる開始予定時刻と一致したときに、該対象家電操作指示を指示対象である対象家電9へ送信するために通信部101へ出力する。
各対象家電管理部102は、対象家電9から受信した動作ログを通信部101から取得して、家族伝言板に投稿する報告コメントを生成してもよい。生成した報告コメントは家族伝言板におけるタイムライン上では、動作ログを送信した対象家電9が投稿者として表示されるように生成される。例えば、対象家電操作指示をエージェントサーバ1から受信したことを示す対象家電9からの動作ログ、および対象家電操作指示に従って動作を開始したことを示す動作ログなどに基づいて、報告コメントを作成する。なお、命令シールを含むスケジュール情報が示すスケジュールに関連するメッセージを投稿しない場合、各対象家電管理部102は、該命令シールに基づく対象家電操作指示に対応する動作ログに基づいて報告コメントを投稿してもよいし、しなくてもよい。各対象家電管理部102が報告コメントを生成して投稿する処理の具体例は、後に説明する。なお、各対象家電管理部102は、対象家電9からのセンシングデータに基づくメッセージを生成してもよく、このメッセージは、適宜家族伝言板に投稿される。
なお、エージェントサーバ1が、前述のスケジュール管理サーバ21のスケジュール情報管理部212、メッセージ投稿判定部213、メッセージ生成部(メッセージ制御手段)214の各機能を備え、取得したスケジュール情報に含まれる、該スケジュールを登録したユーザ名、開始予定時刻等を用いて、ユーザが登録した該スケジュールに対応するメッセージを生成してもよい。この構成によれば、エージェントサーバ1で生成されたメッセージは、エージェントサーバ時計部103から取得する現在の時刻が、スケジュール情報に含まれる開始予定時刻と一致したときに、通信部101から家族伝言板サーバ2へ送信される。
(携帯端末4の構成)
次に、携帯端末4の構成を図4に基づいて説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る携帯端末4の要部構成例を示すブロック図である。なお、携帯端末4が備える、本発明に直接的な関係が無い他の構成要素(例えば、記憶部、マイク、およびスピーカなど)は、説明を簡略化するために図示していない。
携帯端末4は、スマートフォン、タブレット端末などの通信機器であり、スケジュール管理サーバ21が管理する共有カレンダ、および家族伝言板サーバ22が管理する家族伝言板のタイムラインを表示部41に表示して閲覧することができる。また、携帯端末4は、操作入力部42を用いて、スケジュールを共有カレンダに登録したり、家族伝言板にコメントおよびメッセージなどの書き込みを投稿したりすることができる。携帯端末4は、携帯端末通信部(登録手段)44、操作入力部42、表示制御部43、および表示部(提示部)41を備えている。すなわち、携帯端末4は、スケジュールの開始予定時刻を示す開始予定時刻情報を含む、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を、スケジュールを管理するスケジュール管理サーバ21に登録する携帯端末通信部44と、スケジュール管理サーバ21から取得したスケジュールおよび該スケジュールに関連するメッセージを表示(提示)する表示部41と、を備えている。スケジュールに関連するメッセージは、スケジュールの開始予定時刻に家族伝言板に投稿されるため、スケジュールに関連するメッセージは、家族伝言板を利用するユーザに対して提示可能な状態となる。
携帯端末通信部44は、家族伝言板サーバ22から送信されるタイムラインを受信し、表示制御部43に出力する。また、携帯端末通信部44は、スケジュール管理サーバ21から共有カレンダに含まれるスケジュール情報を受信して、表示制御部43に出力する。一方、携帯端末通信部44は、スケジュールを登録するためにユーザが入力画面に入力したスケジュール情報をスケジュール管理サーバ21に送信する。また、携帯端末通信部44は、ユーザの入力した、家族伝言板に投稿するコメントなどを家族伝言板サーバ22に送信する。
操作入力部42は、ユーザによる操作入力を受け付ける。ユーザによる入力操作としては、これに限定されるものではないが、例えば、表示部41の表示画面に重畳されたタッチパネルへのタッチ操作、各種のボタンの押下、キーボードを用いた文字列などの入力操作、音声による入力操作などが挙げられる。
表示部41は、表示画面と、表示画面に重畳されたタッチパネル(図示せず)とを含んで構成されている。すなわち、表示部41の表示画面は、ユーザによるタッチ操作を受け付けるユーザインタフェースとして機能する。
表示制御部43は、表示部41の表示画面における各種の表示を制御する。具体的には、タイムライン、および共有カレンダなどの表示を制御したり、共有カレンダに登録するスケジュールを示すスケジュール情報を入力する入力画面などの表示を制御したりする。ユーザがスケジュール情報を入力するための入力画面については後に具体例を挙げて説明する。
(対象家電9の構成)
対象家電9の構成を図5に基づいて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る対象家電9の要部構成例を示すブロック図である。各対象家電9が備える、本発明に直接的な関係が無い他の構成要素は、説明を簡略化するために図示していない。
対象家電9は、エージェントサーバ1との通信機能を備え、対象家電通信部901、動作制御部902、実行部903、動作ログ生成部904、および対象家電時計部905を備えている。
対象家電通信部901は、エージェントサーバ1から送信される対象家電操作指示を受信し、動作制御部902に出力する。なお、図5ではエージェントサーバ1から直接対象家電9が対象家電操作指示を取得する例を示しているが、図2に示すように、ホームサーバ3を介して、対象家電操作指示を取得する構成でもよいし、スケジュール管理サーバ21から直接、対象家電操作指示を取得する構成でもよい。
動作制御部902は、取得した対象家電操作指示に従って対象家電9が動作するように実行部903を制御する。対象家電操作指示に動作の開始予定時刻が含まれている場合、対象家電時計部905から現在の時刻を取得し、開始予定時刻と現在の時刻とが一致したときに、対象家電操作指示に示されている動作を実行する。また、動作制御部902は、実行部903の動作が開始または終了したことに関する通知を実行部903から取得し、動作ログ生成部904に出力する。
実行部903は、動作制御部902による制御に従って、対象家電9が備える各種機能を実行する。
動作ログ生成部904は、動作制御部902から、実行部903の動作が開始または終了したことに関する通知を取得して、対象家電9が対象家電操作指示に従って動作したことを示す動作ログを生成する。生成された動作ログは、対象家電通信部901からエージェントサーバ1へ送信される。
なお、図5に示した対象家電通信部901、動作制御部902、実行部903、動作ログ生成部904、および対象家電時計部905の一部またはすべての機能を備えるネットワークアダプタであって、家電に取り付け可能なネットワークアダプタを用いる構成であってもよい。このネットワークアダプタを家族伝言板システム100に対応していない家電に取り付けることで、該家電を対象家電9として利用することができる。すなわち、ネットワークアダプタを取り付けられた家電は、エージェントサーバ1などとの間の通信機能を付与されると共に、ネットワークアダプタによって受信した対象家電操作指示に応じて動作を開始したり、動作ログを送信したりすることができる。
(共有カレンダへのスケジュール情報の登録)
ここでは、スケジュールの管理に用いられる共有カレンダへのスケジュール情報の登録ついて、図6の(a)を用いて説明する。図6の(a)はユーザのスケジュールを一括して管理する共有カレンダを携帯端末4の表示部41に表示したときの一例を示す図である。なお、共有カレンダは、家族伝言板システム100を利用する家族毎に利用されるカレンダであってもよいし、ユーザの親族またはユーザの近隣の世帯、および店舗なども含むコミュニティに利用されるカレンダであってもよい。
図6の(a)に示すように、携帯端末4の表示部41には、ほぼ1か月ごとの日付と曜日とが表示されるカレンダ表示領域45および登録されたスケジュールのタイトルが時系列順に配列して表示されるスケジュール表示領域46とを備えている。カレンダ表示領域45の端部(ここでは上端部)には、これに限定されるものではないが、例えば、操作入力領域D、共有カレンダの名称T(○○家)、および操作入力領域Fが含まれている。共有カレンダの名称Tは、ここではある家族(○○家)の共有カレンダを例示しているが、これに限定されない。
操作入力領域Dは、各種の機能メニューのリストへと表示を切り替える指示を入力するための領域である。操作入力領域Fは、スケジュールの追加、および既に登録されているスケジュールの編集または削除などを行うための入力画面へと表示を切り替える指示を入力するための領域である。
図6の(a)には、2014年7月13日のスケジュールと共有カレンダとを携帯端末4の表示部41に表示させた状態を示している。このとき、カレンダ表示領域45の7月13日の日付を表す数字「13」には下線が表示されている。
13日にはスケジュール「出張準備」が既に登録されていることが分かるように、日付を表す数字である「13」の上にマークH1が表示される。同様にスケジュールH2が登録されている7月14日の日付を示す数字「14」、およびスケジュールJ2が登録されている7月17日の日付を表す数字「17」の上にもマークJ1が表示されている。このように、カレンダ表示領域45の各日付には、スケジュールが登録されているか否かを容易に視認可能な表示が用いられることが望ましい。これにより、既に登録されているスケジュールの有無をユーザに対して明示することができる。例えば、ユーザが着目する日に共有カレンダに登録されたスケジュールが有るか否かを、カレンダ表示領域45のみから確認することができる。
カレンダ表示領域45の7月13日の日付の位置に対するタッチ操作を検知すると、スケジュール表示領域46において、7月13日以降のスケジュールが表示されるように制御される。これにより、ユーザが着目した日(図6の(a)では、7月13日)の予定として登録されているスケジュール「出張準備」およびそれ以降に予定されているスケジュールを容易に参照することができる。なお、各スケジュールの表示は、縦方向および横方向など、任意の方向に配列され得る。図6の(a)に示す例では、スケジュール表示領域46に7月13日のスケジュール「出張準備」、7月14日のスケジュールH2「ひえぞうに伝言」、および7月17日のスケジュールJ2「お父さん出張」の3つが、各スケジュールの開始日時の順に表示されている。表示されるスケジュールの数は3つに限定されず、適宜表示するスケジュールの数は変更できるように構成してもよい。
カレンダ表示領域45およびスケジュール表示領域46はそれぞれ、ユーザによるスライド操作を受け付けてもよい。例えば、スケジュール表示領域46に対するスライド操作が入力されると、該スライド操作に対応する時間方向に表示が移動するようにしてもよい。これにより、注目するスケジュールおよびその前後のスケジュールを閲覧したいユーザに対して、スケジュール表示領域46の利便性を向上させることができる。カレンダ表示領域45に対するユーザによるスライド操作を受け付ける構成についても同様の効果を奏する。
なお、カレンダ表示領域45の7月13日の日付の位置に対するタッチ操作を検知した場合に、カレンダ表示領域45に表示されている7月13日の日付を表す数字「13」の部分を囲むようにハイライトG2が表示してもよい。
共有カレンダの上部の「TODAY」という表示G1は、ユーザが確認している表示から今日の表示へと切り替えるショートカットキーとして機能する。例えば、3月17日に、7月のスケジュールを確認し終えたユーザが、表示G1に対してのタッチ操作を行うと、カレンダ表示領域45には3月の共有カレンダが表示され、スケジュール表示領域46には3月17日以降のスケジュールが表示される。これにより、ユーザに対して、今日(当日)のスケジュールの表示を迅速に確認することができる。
スケジュール表示領域46には、登録されたスケジュールが日付順に表示されている。各スケジュールは図6の(a)に示すように、スケジュールを登録したときに付された「ひえぞうに伝言」(スケジュールH2)、「お父さん出張」(スケジュールJ2)などのタイトルが表示されている。
スケジュール表示領域46に表示される各スケジュールについて、これに限定されるものではないが、タイトルに加えて、画像、音声などが各スケジュールに含まれていることを示す表示を含んでいてもよい。例えば、スケジュールH2は、ユーザが音声を録音した音声データを含んだスケジュールであるため、マークMのようなマイクのアイコンが表示されている。また、スケジュールH2は、冷蔵庫9aに対して、音声または文字を表示することによって、伝言を指示する内容の操作指示の命令シールの画像を含んだスケジュールであるため、その画像を縮小した画像のアイコン(マークK)が表示されている。また、例えば、スケジュールJ2は、お父さんの出張先の地図の画像を含んだスケジュールであるため、地図の画像を縮小した画像のアイコン(マークP)が表示されている。
さらに、図6の(a)の例では、スケジュール表示領域46に表示される各スケジュールのタイトルの左に、カレンダのようなアイコンを表示している例を示しているが、ここには、各スケジュールが登録されたときに選択されたスケジュールカテゴリおよび詳細な分類を表すカテゴリアイコンを表示させてもよい。
このように、スケジュール表示領域46において表示される各スケジュールは、日時およびタイトルの他に、スケジュールカテゴリおよび音声の有無などが視認できるようになっていることが望ましい。これにより、各スケジュールの詳細な情報をユーザに確認させることなく、各スケジュールのおおよその内容をユーザに伝えることができる。
続いて、ユーザのスケジュールを共有カレンダに登録する際に用いられる入力画面について、図6の(b)および図8の(a)を用いて説明する。図8の(a)は、スケジュールを登録する際に用いる入力画面の一例を示す図であり、ユーザによる操作入力領域Fへのタッチ操作を検知した場合に表示される。図6の(b)は、ユーザのスケジュールH2をカレンダに登録する際に記入された入力画面の一例を示す図である。図6の(b)では、お母さんが携帯端末4bを用いて、2014年7月14日のスケジュールH2を示すスケジュール情報を、図8の(a)に示す入力画面に入力したときの入力画面「新規予定作成」の具体例を示している。
欄401にはスケジュールの登録者である「お母さん」という文字列と、お母さんに予め対応付けられた画像が表示される。この例では、登録者を「お母さん」としているが、共有カレンダを複数の家族が利用する場合には、本名またはニックネームを登録してもよい。また、スケジュールの登録者が個人ではなく商店などである場合には、店の名称であってもよい。例えば、スケジュールの登録者が病院である場合、「今月の休診日」などの情報を、共有カレンダを利用する利用者全員に告知することができる。
欄402は、登録するスケジュールが、どのスケジュールカテゴリおよび詳細な分類に分類されるかを表すアイコンを表示する欄である。このスケジュールカテゴリおよび詳細な分類に対応するアイコンについては、後に説明する。
欄403には、このスケジュールのタイトルが入力される。欄403には大抵、「たろうの誕生日」、「お父さん出張」など、端的に各スケジュールの内容を明示するタイトルが入力される。また、対象家電9に対するユーザからの命令を登録する場合には、例えば、「冷蔵庫9aへの伝言」、または予め登録されている冷蔵庫9aを擬人化した名称「ひえぞう」を用いて、「ひえぞうへの伝言」と入力されてもよい。欄403に記入されるタイトルは、家族伝言板を利用するユーザにとって分かりやすいものであればよい。後述の欄411に命令シールが添付される場合、欄403に記入されるタイトルに、予め家族伝言板に登録されている対象家電9のうちのどの対象家電9に対する命令シールであるか、が分かるように記入されることが望ましい。例えば、冷蔵庫9aに伝言を指示する命令シールA1が欄411に入力された際に、欄403には該命令シールA1に対応付けられた文字列である「ひえぞうに伝言」が自動的に記入されてもよい。
欄404には、スケジュールの開始日および開始予定時刻(開始時刻)が入力される。欄405には、スケジュールの終了日および終了予定時刻(終了時刻)が入力される。登録されるスケジュール情報が含む対象家電操作指示が、予め設定した時刻に動作を終了させる対象家電の動作である場合、入力画面において、該スケジュールの終了予定時刻を入力可能としてもよい。終了予定時刻が明確ではない場合、または遅くまで終了しないスケジュールである場合には、終了予定時刻が入力される代わりに、終日であることを示すチェックを入力できるチェックボックスが設けられていてもよい。
欄406は、登録したスケジュールの開始予定時刻を通知するアラームなどの設定を行うための欄であり、「あり」または「なし」のいずれかが入力され得る。
欄407は、登録するスケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿することを希望するか否かを示す提示要否情報を、ユーザに入力させるチェックボックスである。ユーザによって手動でこの欄407のチェックボックスにチェックが入力されたスケジュールが登録されると、例えば、該スケジュールの開始予定時刻(欄404参照)に該スケジュールに関連するメッセージが家族伝言板に投稿される。
欄408は、ゴミ回収などのように毎週繰り返し行われるスケジュールや、誕生日などの記念日のように毎年繰り返し行われるスケジュールを登録する場合に、使用される欄である。毎日、毎週(例えば、毎週金曜日)、毎月(例えば、毎月5日、第2木曜日)、毎年(例えば、毎年3月17日)などと入力され得る。
欄409は、予定対象者が誰であるかを入力させるための欄である。例えば、登録されるスケジュールがお父さんの誕生日であれば、「お父さん」と入力される。なお、登録されるスケジュールが、対象家電9への命令シールを含む場合、欄409は空欄でもよいし、「ひえぞう」など命令シールが示す対象家電9の名称が入力されてもよい。
欄410には、スケジュールの内容が記入される。欄410には、各スケジュールの特徴、性質などに応じて任意に記入され得る。
欄411には、スケジュールに関連する画像を添付させたり、予め対象家電9の機能が紐付けられた画像である命令シール(例えば、命令シールA1など)を添付させたりする欄である。例えば、スケジュールJ2「お父さん出張」の場合、欄411で添付した出張先の地図の画像が、図6の(a)のマークPのように表示される。命令シールを含むスケジュールが共有カレンダに登録されると、命令シールに紐付けられた機能が該スケジュールの開始予定時刻にエージェントサーバ1に伝達される。エージェントサーバ1は、ホームサーバ3と通信して、上記機能を実行するように対象家電9に指示して、各種の操作を実現する。
欄412に対するタッチ操作を検知すると、携帯端末4bは、音声を録音する機能を起動する。音声が録音されると、このスケジュールを実行するように登録された時間において、録音された音声の再生が行われる。例えば、図5の(a)に示すスケジュールH2「ひえぞうに伝言」には、録音された音声データが含まれていることを示すマークMが表示されている。このスケジュールH2には、7月14日に伝達すべき事項をお母さんが録音した音声などが登録されている。すなわち、この音声は、音声による伝言メモとして機能し得る。例えば、スケジュールH2が登録された後でお母さん以外のユーザ(お父さんなど)が冷蔵庫9aのスピーカ(図示せず)などの音声再生機能を用いて再生することで、お母さんからの伝言を聞くことができる。なお、図6の(b)に示す例では、伝言が聞かれるべき時間帯として12時から15時までの間として設定されている。このように、登録されているスケジュールに含まれる音声による伝言を、所定の時間(該スケジュールの開始予定時刻から終了予定時刻まで)に限定し、再生させるようにすることができる。
欄413は、各スケジュールが実行される場所を記入させる欄である。図5の(a)に示すスケジュールJ2「お父さん出張」であれば、例えば、出張先の地名を示す「東京」、「北海道」、「シカゴ」、宿泊するホテル名などを文字列として記入してもよいし、出張先に関連するウェブサイトのURLなどを記入してもよい。欄413において、そのスケジュールに関連する場所を示す住所や郵便番号など、該当する場所の地図を特定できる情報を入力してもよい。その場合、公知の地図アプリなどと連携して、スケジュールに関連する場所の地図を特定し、その地図の画像を縮小した画像のアイコンをマークP(図5の(a)参照)に表示してもよい。
(スケジュールに関連するメッセージなどの家族伝言板への投稿)
続いて、登録されたスケジュールに関連するメッセージが、家族伝言板に投稿されてタイムライン上のメッセージとして表示された際の表示部41の表示例について、図6の(c)を用いて説明する。図6の(c)は、図6の(b)の入力画面によって登録されたスケジュールに関連するメッセージがタイムライン上に表示された表示画面の一例を示す図である。ユーザのスケジュールを一括して管理する共有カレンダを携帯端末4の表示部41に表示したときの一例を示す図である。
図6の(b)に示すようなスケジュールH2がお母さんによって登録されると、スケジュール情報管理部212は、スケジュールH2を示すスケジュール情報をスケジュール情報DB231に格納する。また、スケジュール情報管理部212は、このスケジュール情報に含まれている命令シールA1および伝言の音声メッセージ、スケジュールH2の開始予定時刻である2014年7月14日の12:00、終了予定時刻である2014年7月14日の15:00、および家族伝言板にスケジュールH2に関連するメッセージを投稿することを示す情報などをエージェントサーバ1に送信する。
スケジュール情報管理部212は、スケジュールH2を示すスケジュール情報に含まれる開始予定時刻(2014年7月14日の12:00)と一致する2014年7月14日の12:00になると、スケジュール情報DB231からスケジュールH2を読み出して、メッセージ投稿判定部213に送る。
メッセージ投稿判定部213は、取得したスケジュールH2を示すスケジュール情報において、欄407にチェックが入力されていることに基づいて、家族伝言板にスケジュールH2に関連するメッセージを投稿することを決定する。
メッセージ生成部214は、スケジュールH2に関連するメッセージ「ひえぞう、伝言をお願い!」を生成する。生成されたメッセージ「ひえぞう、伝言をお願い!」は、メッセージ生成部214から家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221へと送信される。図6の(c)では、タイムライン上に、スケジュールH2に関連するメッセージ47が、スケジュールH2の開始予定時刻である12時に投稿されている様子が示されている。
なお、ここでは、スケジュール情報管理部212が、スケジュールH2を示すスケジュール情報に含まれる開始予定時刻(2014年7月14日の12:00)と一致する2014年7月14日の12:00になったときに、スケジュール情報DB231からスケジュールH2を読み出す例を説明したが、これに限定されない。スケジュールH2を示すスケジュール情報に含まれる開始予定時刻(2014年7月14日の12:00)より早い時刻(例えば、2014年7月14日の11:58)にスケジュール情報DB231からスケジュールH2を読み出して、メッセージ生成部214に出力してもよい。
タイムライン上のメッセージ47には、投稿された日時である「7/14 12:00」、スケジュールH2をカレンダに登録したユーザである「お母さん」、生成されたメッセージである「ひえぞう、伝言をお願い!」、および伝言には音声が含まれることを示す「音声メッセージあり」などの文字列と、スケジュールH2に含まれている命令シールA1の画像とが含まれている。なお、ここで示すメッセージ47は単なる例示であり、スケジュールに関連するメッセージの内容、表示方法などは様々に変更され得る。
スケジュールH2は命令シールA1を含んでいる。上述のように、スケジュール管理サーバ21からエージェントサーバ1へ、このスケジュール情報に含まれている命令シールA1および伝言の音声メッセージ、スケジュールH2の開始予定時刻である2014年7月14日の12:00、終了予定時刻である2014年7月14日の15:00、および家族伝言板にスケジュールH2に関連するメッセージを投稿することを示す情報などが送信されている。
エージェントサーバ1は、スケジュールH2を示すスケジュール情報に含まれる命令シールA1が紐付けられている対象家電9である冷蔵庫9aに対する対象家電操作指示を作成し、冷蔵庫9aへと送信する。
なお、図6の(c)に示すように、この送信が完了した際に、エージェントサーバ1の各対象家電管理部102がその旨を通知する報告コメント48「伝言を受け取ったよ」を生成し、この報告コメントを家族伝言板に投稿するようにしてもよい。これにより、冷蔵庫9aが伝言を行うことが可能な状態になったことをユーザに知らせることができる。なお、冷蔵庫9aから対象家電操作指示の受信を完了したことを示す動作ログをエージェントサーバ1が受信し、各対象家電管理部102がその動作ログに基づいて報告コメント48を生成してもよい。または、対象家電9または家電に取り付け可能なネットワークアダプタにおいて報告コメント48「伝言を受け取ったよ」を生成して、家族伝言板に投稿する構成でもよい。
図6の(c)に示す例では、報告コメント48はメッセージ47が投稿された12:00より1分後に投稿されている。このように、メッセージ47に関連する報告コメントを家族伝言板に投稿する場合、その報告コメント48の投稿のタイミングは、メッセージ47が投稿されてから所定の時間(例えば、1分)だけ遅れて投稿されることが望ましい。また、対象家電操作指示の指示対象である対象家電9からの投稿であるかのように、冷蔵庫9a「ひえぞう」が投稿したような報告コメント48として投稿されてもよい。
図6の(c)に示す例では、対象家電操作指示を受信した冷蔵庫9aは、対象家電操作指示に従い、動作制御部902は、2014年7月14日の12:00から(2014年7月14日の15:00まで)伝言の音声を出力できるように実行部(スピーカ)903を制御する。例えば、動作制御部902は、冷蔵庫9aに設けられた伝言再生ボタン(図示せず)などの押下を2014年7月14日の12:00から2014年7月14日の15:00までに検知したときに、伝言の音声をスピーカなどの実行部903から出力するように制御する。このように、スケジュールの入力画面における終了予定時刻は、スケジュールH2のように、登録されるスケジュール情報が含む対象家電操作指示が、予め設定した時刻に動作を終了させる対象家電の動作であることが検出された時に、入力可能となってもよいし、逆に、対象家電操作指示が、予め設定した時刻に動作を終了させる対象家電の動作でないことが検出された時に、入力不可能となってもよい。
対象家電9がカメラおよびマイクなどを備え、伝言の出力を要求するユーザを顔認識機能、声紋認証機能によって特定できるように構成してもよい。この構成によれば、例えば、スケジュールH2のお母さんからの伝言が、たろうくんへの伝言であることが指定されている場合、冷蔵庫9aは、伝言再生ボタンを押下したユーザがたろうくんであれば、伝言の出力を開始するが、お父さんなど、たろうくん以外のユーザが押下した場合には、伝言の出力を開始しない。これにより、スケジュールに入力した特定の相手に対して、伝言することができる。なお、ユーザを顔認識機能、声紋認証機能によって特定するのではなく、対象家電9がランプまたは表示部などを備え、誰に対する伝言であるかをユーザに表示するようにしてもよい。
また、動作制御部902は、伝言の音声を出力したことを示す情報を実行部903から取得すると、動作ログ生成部904に該情報を送る。動作ログ生成部904は、動作制御部902から取得した情報から、動作ログを生成する。この動作ログは、操作指示に従って伝言を出力した対象家電9の名称(例えば、ひえぞう)、伝言の出力を開始した時刻(例えば、12:15)、および、スケジュールの終了予定時刻(15:00)までに伝言を出力しなかった場合には「伝言できなかった」旨を示す情報、などが含まれ得る。
生成された動作ログは、エージェントサーバ1へと送信される。エージェントサーバ1の各対象家電管理部102は取得した動作ログに基づいて、例えば、報告コメント49「12時00分の伝言を伝えたよ」を生成し、生成された報告コメント49はエージェントサーバ1から家族伝言板に投稿するように構成してもよい。このとき、対象家電操作指示に従って動作した対象家電9からの投稿であるかのように、冷蔵庫9a「ひえぞう」が投稿したような報告コメント48として投稿されてもよい。なお、対象家電9または家電に取り付け可能なネットワークアダプタにおいて報告コメント49「12時00分の伝言を伝えたよ」を生成して、家族伝言板に投稿する構成でもよい。
(メニュー表示例)
ここでは、メニュー表示の一例について、図7の(a)を用いて説明する。図7の(a)はメニュー表示を携帯端末4の表示部41に表示したときの一例を示す図である。
図6の(a)および図6の(c)に示す操作入力領域Dは、各種の機能メニューのリストへと表示を切り替える指示を入力するための領域であり、この操作入力領域Dへのタッチ操作を検出すると、図7の(a)に示すようなメニュー画面が表示される。
メニュー表示N1は、現在、このメニューを表示している携帯端末4のユーザとして登録されている者の名称が表示する。例えば、複数のユーザの共有物として使用される携帯端末4であれば、携帯端末4を用いて家族伝言板にログインしたユーザ名がこのメニューN1に表示される。
メニュー表示N2は、ホーム画面へのショートカットキーとして機能する表示である。例えば、家族伝言板のホーム画面として、家族伝言板のタイムラインを表示する画面が設定されている場合、ユーザによってメニュー表示N2が表示されると、図6の(c)に示すような、家族伝言板のタイムライン表示を表示する画面に切り替わる。
メニュー表示N3は、タイムラインを表示する画面へのショートカットキーとして機能する表示である。図7の(a)に示すメニュー表示N3のように、「NEW」という文字列が表示されている場合、新しいコメントやメッセージが家族伝言板に投稿され、タイムラインが更新されたことを示している。
メニュー表示N4は、共有カレンダを表示する画面へのショートカットキーとして機能する表示である。共有カレンダを表示する画面とは、例えば、図6の(a)に示すような、ほぼ1か月ごとの日付と曜日とが表示されるカレンダ表示領域45および登録されたスケジュールのタイトルが時系列順に配列して表示されるスケジュール表示領域46とを表示する画面である。
メニュー表示N5は、家族伝言板を利用する際の各種の設定を変更するための設定画面へのショートカットキーとして機能する表示である。設定画面では、これに限定されるものではないが、例えば文字の大きさ、背景のデザイン、メニュー表示N1に表示されているようなユーザ毎に対応する画像などの変更を受け付ける。
メニュー表示N6は、家族伝言板システム100のサポートガイドを表示する画面へのショートカットキーとして機能する表示である。サポートガイドが所定のウェブページにおいて提供されている場合、メニュー表示N6へのタッチ操作によって、該ウェブページにアクセスするように構成してもよい。
メニュー表示N7は、家族伝言板システム100に招待する旨のメッセージを、送信するための入力画面へのショートカットキーとして機能する表示である。例えば、家族伝言板システム100の利用者として追加したい人のメールアドレスなどをユーザが入力するだけで、ユーザの家族伝言板システムに参加する意思を確認し、参加を促す内容の電子メールを自動送信する。
メニュー表示N8は、家族伝言板システム100に対象家電9として新規に登録する。
メニュー表示N9は、家族伝言板システム100を識別するための情報などを表示する画面へのショートカットキーとして機能する表示である。
(詳細表示、およびスケジュール編集の画面表示)
続いて、登録済のスケジュールについて、表示部41に、そのスケジュールの詳細を表示する場合、およびスケジュールを編集する場合、に表示する画面表示を図7の(b)および(c)を用いて説明する。図7の(b)は既に登録されているスケジュールH2の情報を表示したときの一例を示す図であり、(c)は既に登録されているスケジュールH2の情報を編集する際の編集画面の一例を示す図である。
スケジュールH2を登録したお母さんが携帯端末4bを用いて、図6のスケジュール表示領域46のスケジュールH2が表示されている領域をタッチ操作すると、図7の(b)に示すように、登録済のスケジュールH2の内容が表示される。これにより、お母さんは自分が登録したスケジュールの内容、およびスケジュールH2に関連するメッセージが家族伝言板に投稿されることなどを確認することができる。
スケジュールH2を登録したお母さんが携帯端末4bを用いて、図7(b)に示す画面の編集Rに対するタッチ操作を検知すると、スケジュールH2の内容を入力したときの画面(図6の(b)参照)と同じ内容が示されている編集画面が表示される。
例えば、お母さんがスケジュールH2の開始予定時刻を12:00から16:00に変更し、終了予定時刻を15:00から18:00に変更する場合、お母さんは、編集画面の欄404の時刻を16:00に変更し、欄405の時刻を18:00に変更して、登録すればよい。
このように、スケジュールを登録したユーザは容易に、既に登録されている該スケジュールの情報を確認したり、編集したりすることができる。
(入力画面へのスケジュールの入力)
ここでは、スケジュールを登録するために用いる入力画面に、スケジュールを入力する際の画面表示の具体例について、図8および図9を用いて説明する。図8の(a)はスケジュールを登録する際に用いる入力画面の一例を示す図であり、(b)はスケジュールカテゴリに対応するカテゴリアイコンの例を示す図であり、(c)は対象家電を選択させる画面を表示画面に表示したときの一例を示す図である。また、図9の(a)は冷蔵庫9aを指示対象とする命令シールの具体例を示す図であり、(b)は登録するスケジュールに録音した音声を含める場合に、音声を録音する際に表示部41に表示される画面の一例を示す図である。
図8の(a)に示す入力画面において、ユーザによる欄402へのタッチ操作が検知されると、図8の(b)に示すようなアイコンの一覧が表示される。この一覧の中から、登録するスケジュールに該当するスケジュールカテゴリおよび詳細な分類に対応するアイコンが見つかれば、該アイコンをタッチすることで、欄402に選択したアイコンが表示される。図6の(b)には、図8の(b)に示したアイコン一覧の中から「記念日」の「誕生日」に対応するケーキの画像(イラスト)のアイコンを選択した様子が示されている。なお、図8の(b)に示すアイコンの中からいずれかのアイコンが選択されたとき、アイコンの一覧の表示は終了し、図6の(b)の入力画面「新規予定作成」の画面に戻る。また、登録するスケジュールに対応するスケジュールカテゴリ、または詳細な分類が無い場合には、図8の(b)に示す「カテゴリアイコン無し」を選択する。
図8の(a)に示す入力画面において、ユーザによる欄411へのタッチ操作が検知されると、携帯端末4bに格納されている写真などの画像、インターネットなどの外部ネットワークからダウンロードされた画像データ、および命令シールの画像のうちのいずれかをユーザに選択させる画面表示(図示せず)が表示される。該画面において、命令シールによる対象家電への操作指示を選択した場合、図8の(c)に示すような画面を表示して、どの対象家電に対する命令シールを選択するかをユーザに選択させる。
ユーザによる冷蔵庫9a「ひえぞう」が表示されている画面の領域(図8の(c)の破線で囲まれた領域)へのタッチ操作が検知されると、図9の(a)に示すように、冷蔵庫9aに対する操作指示の命令シールの一覧が表示される。例えば、図6の(b)に示したスケジュールH2の入力例では、図9の(a)に示された命令シールの中から、命令シールA1が選択されている。命令シールA1が選択されるには、これに限定されるものではないが、例えば、命令シールA1が表示されている画面の領域へのタッチが検出されればよい。
命令シールが選択されると、図9の(a)のような冷蔵庫9aに対する操作指示の命令シールの一覧を表示する画面から、入力画面へと切り替わる。なお、欄411に入力する命令シールは1つに限定されない。例えば、異なる対象家電に対応する複数種の命令シールを欄411に入力することも可能である。また、命令シールと、命令シールではない写真などの画像とを欄411に一度に入力してもよい。
図8の(a)に示す入力画面において、欄412へのタッチ操作を検出すると、図9の(b)に示すような画面表示に切り替わる。図9の(b)には、音声録音機能を実行中であることを示す「録音中」という文字列、最長で30秒間の音声録音が可能であり現在はその1秒経過時点であることを示す表示v、および録音を停止する際に押下される「停止」ボタン(破線で囲まれている領域)などが表示されている。録音が未だ開始されていないときには、この「停止」ボタン(破線で囲まれている領域)は、「録音」、「開始」などの文字列が表示された「録音」を開始するボタンが表示されており、タッチ操作が検出されることをトリガとして録音を開始する。
(スケジュールに関連するメッセージを提示する処理)
次に、ユーザが携帯端末を用いてスケジュールを登録してから、該登録されたスケジュールに関連するメッセージを生成して、生成したメッセージを、登録されたスケジュールの開始予定時刻にユーザに提示する処理について、図10を用いて説明する。図10は、スケジュールに対応するメッセージを生成して家族伝言板に投稿するまでの処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここではスケジュールに関連するメッセージをユーザに提示する方法として、家族伝言板へのメッセージの投稿を例に挙げて説明する。
携帯端末4の表示部41に表示された入力画面(図8の(a)参照)に、登録するスケジュールを示すスケジュール情報が入力される(S401)。入力が済むと、ユーザによる所定の操作(「登録」または「決定」)に応じて、該スケジュール情報がスケジュール管理サーバ21に送信される(S402)。スケジュール管理サーバ21は、携帯端末4からのスケジュール情報(図10では、「スケジュール登録(対象家電操作指示 有/無)」と記されている)を受信する(S211)。
スケジュール情報管理部212は、受信したスケジュール情報に命令シール、すなわち対象家電操作指示が含まれている場合(S212においてYES)、該スケジュール情報に含まれる対象家電操作指示を抽出する。抽出された対象家電操作指示はスケジュール管理サーバ通信部211からエージェントサーバ1に送信される(S213)。S213において、エージェントサーバ1に命令シールを送信する際に、命令シールおよび該命令シールを含んでいたスケジュール情報の一部(スケジュールを登録したユーザ名、開始予定時刻、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否か、など)を受信する。
受信したスケジュール情報に命令シールが含まれる場合(S212においてYES)も、含まれない場合(S212においてNO)も、スケジュールを示すスケジュール情報をスケジュール情報DB231に格納する(S214)。
スケジュール情報管理部212は、スケジュール情報DBに格納されたスケジュールのうち、家族伝言板にスケジュールに関連するメッセージを投稿することが指定されている(図6の(b)の欄407参照)スケジュールの開始予定時刻を示す開始予定時刻情報が、スケジュール管理サーバ時計部24から取得される現在の時刻と一致するスケジュールを、スケジュール情報DBから抽出する(S215)。
S215において抽出されたスケジュールを示すスケジュール情報を取得したメッセージ投稿判定部213は、スケジュール情報に含まれる提示要否情報、例えば、ユーザによる所定の入力(例えば、図6の欄407へのチェックなど)がなされているか否かを確認し、そのスケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿することを決定する。
メッセージ生成部214は、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿することが決定されたスケジュールを示すスケジュール情報を取得し、該スケジュール情報を用いてメッセージを生成する(S216)。S216において生成されたメッセージは、家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221に送信される(S217:メッセージ制御ステップ)。
S221において、家族伝言板サーバ22のタイムライン管理部221がメッセージを受信すると、次に、タイムライン管理部221は、受信したメッセージを加えたタイムラインを生成する(S222)。生成されたタイムラインは、家族伝言板サーバ通信部222に出力され、携帯端末4へと送信される(S223)。
S223において送信されたタイムラインは、携帯端末4によって受信され(S403)、携帯端末4は表示部41において該タイムラインを表示する(S404)。
上記のように、スケジュール管理サーバ21は、登録されたスケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージをメッセージの提示対象として予め登録された家族が閲覧可能な家族伝言板に投稿する。よって、ユーザは、該スケジュールを、該スケジュールに関連するメッセージを閲覧することで確認したり、他のユーザに通知したりすることができる。
また、スケジュール管理サーバ21に登録されるスケジュールは、ユーザの行動予定でもよいし、対象家電9の動作の予定でもよい。対象家電9の動作の予定は、命令シールを含むスケジュールとして登録することができる。これにより、ユーザの行動予定と、対象家電9の動作の予定とを区別することなく同じようにスケジュール管理を行い、スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿することができる。
(スケジュールに対象家電への操作指示が含まれている場合における処理)
次に、登録されたスケジュールに命令シールなどの対象家電9への操作指示が含まれている場合に、登録されたスケジュールの開始予定時刻に対象家電9の動作させる処理について、図11を用いて説明する。図11は、スケジュールに含まれる対象家電9への操作指示に従って、対象家電9を操作し、対象家電9の操作に関する報告コメントを家族伝言板に投稿するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
図10のS213においてエージェントサーバ1に送信された対象家電操作指示を受信すると(S101)、エージェントサーバ1は、該対象家電操作指示の指示対象である対象家電9へと、対象家電操作指示を送信する(S102)。
エージェントサーバ1から対象家電操作指示を受信(S901)した対象家電9の動作制御部902は、対象家電操作指示に従って動作するように実行部903を制御する(S902)。
動作制御部902は、実行部903の動作に関する通知を実行部903から取得し、動作ログ生成部904に出力する。動作ログ生成部904は、動作制御部902から、実行部903の動作が開始または終了したことに関する通知を取得して、対象家電9が対象家電操作指示に従って動作したことを示す動作ログを生成する(S903)。生成された動作ログは、対象家電通信部901からエージェントサーバ1へ送信される(S904)。
エージェントサーバ1が動作ログを受信すると(S103)、受信した動作ログに基づいて、家族伝言板に投稿する報告コメント(図6の(c)の報告コメント48および報告コメント49参照)を生成する(S104)。S104において生成された報告コメントは、家族伝言板サーバ22へと送信される(S105)。
エージェントサーバ1から送信された報告コメントを受信(S224)した家族伝言板サーバ22は、受信した報告コメントを加えたタイムラインを生成する(S225)。生成されたタイムラインは、家族伝言板サーバ通信部222に出力され、携帯端末4へと送信される(S226)。
送信されたタイムラインを受信した携帯端末4(S403)は、表示部41において該タイムラインを表示する(S406)。
なお、登録されたスケジュールに、対象家電9への操作指示を示す操作指示情報と開始予定時刻情報とに加えて、終了予定時刻情報が含まれている場合、エージェントサーバ1は、該終了予定時刻情報が示す終了予定時刻に、対象家電9の動作を停止させる指示、または対象家電9が受信している操作指示情報を無効にする指示を、対象家電9に対して送信してもよい。これにより、スケジュール情報に開始予定時刻情報とともに、終了予定時刻情報が含まれている場合に、対象家電9の動作を開始予定時刻に開始させるだけでなく、終了予定時刻に終了させるように制御することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図12は、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが識別可能となっている命令シールの画像例を示す図である。
本実施形態では、登録されたスケジュールが対象家電9への操作指示を示す画像である命令シールに、対象家電9の機能に加えて、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かを示す情報も紐付けられている。スケジュール管理サーバ21のメッセージ投稿判定部213は、スケジュールに含まれる命令シールに紐付けられている情報(提示要否情報)に基づいて、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かを決定する。
図12には、冷蔵庫9a(ひえぞう)に対する操作指示に用いられる命令シールの一覧が例示されている。そして、「おいそぎ製氷ON」の機能に紐付けられている命令シールには、命令シールA2aと命令シールA2bとが示されている。と命令シールA2bとは、命令シールA2bの画像には鉛筆マークがあり、命令シールA2aの画像には鉛筆マークは無い。この鉛筆マークの有無は、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かを示す情報が紐付けられているか否かを表している。すなわち、鉛筆マーク付の命令シールA2bには、鉛筆マークの無い命令シールA2bと共通の対象家電操作指示の他に、この命令シールを含むスケジュールが登録された場合には、該スケジュールに関連するメッセージの投稿をすることを指示する情報が追加されている。鉛筆マーク付の命令シール(例えば、命令シールA2b)が含まれるスケジュール情報を取得したスケジュール管理サーバ21のメッセージ投稿判定部213は、鉛筆マーク付の命令シールの該スケジュールに関連するメッセージの投稿をすることを指示する情報に基づいて、メッセージの投稿を決定する。
このように、スケジュールに対象家電9に対する命令シールが含まれている場合、スケジュールに含まれている命令シールに、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かを決定するための情報が紐付けられている。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図13および図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、前述の実施形態とは異なり、登録されたスケジュールが対象家電9への操作指示を示す命令シールを含む場合、その操作指示の命令シールによって、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かが、予め規定されている。このような場合について、図13および図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図13は、命令シールごとに、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを示す情報(提示要否情報)が予め規定されている例を示す図である。図14は、図13に規定されている命令シールを含むスケジュールを登録する際の入力画面の一例を示す図である。
図13に示すように、冷蔵庫9a(ひえぞう)およびロボット掃除機9z(ここちゃん)などの対象家電9に対する操作指示のために使用される命令シールは、その命令シールを含むスケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿するか否か、について予め規定されている。そして、スケジュール管理サーバ21のメッセージ投稿判定部213は、図14の入力画面の内容のスケジュールに含まれている命令シールA2cであることから、図13を参照して、このスケジュールに関連するメッセージを投稿しないことを決定する。
(変形例)
登録されたスケジュールが対象家電9への操作指示を示す命令シールを含む場合、その操作指示の対象となる対象家電9が何かによって、スケジュールに関連するメッセージを投稿するか否かを判定してもよい。このような場合について、図15および図16に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図15は、スケジュールに操作指示対象として含まれる対象家電9毎に、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが予め規定されている例を示す図である。
図15に示すように、対象家電9として家族伝言板に登録されている各対象家電9について、その対象家電9への操作指示が含まれるスケジュールに関連するメッセージを提示するか否かが予め規定されている。図15に示す例では、冷蔵庫9a(ひえぞう)およびロボット掃除機9z(ここちゃん)への操作指示を含むスケジュールの場合、そのスケジュールに関連するメッセージは家族伝言板に投稿されることが規定されている。一方、空気清浄器9e(空清ちゃん)への操作指示を含むスケジュールの場合、そのスケジュールに関連するメッセージは投稿されない(生成されない)ことが規定されている。対象家電9毎に、スケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かを規定する、図15に示すような投稿要否家電テーブルは、これに限定されるものではないが、例えば、スケジュール管理サーバ21の記憶部23に格納されている。
このように、対象家電9毎にスケジュールに関するメッセージを家族伝言板に投稿するか否かが予め規定されている場合における処理の具体例を、図16を用いて以下に説明する。図16は、図15に規定されている対象家電9に対する操作指示である命令シールを含むスケジュールを登録する際の入力画面の一例を示す図である。
図16は、「お母さん」が空気清浄器9e「空清ちゃん」に対して、「空清ちゃん、花粉モードで運転をお願い」という内容の命令シールA3を含む2014年7月14日の10時のスケジュールを登録するために入力した入力画面を例示している。メッセージ投稿判定部213は、この入力画面の内容のスケジュールに含まれている命令シールA3から、このスケジュールが空気清浄器9eに対する操作指示を含んでいることを判定し、投稿要否家電テーブル(図15)を参照して、このスケジュールに関連するメッセージを投稿しないことを決定する。
〔実施形態4〕
次に、本発明の他の実施形態について、図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図17の(a)はスケジュールを登録するユーザと予定対象者とが互いに異なる場合における入力画面の一例を示す図であり、(b)は対象家電9に対する操作指示をスケジュールとして登録する際の入力画面の一例を示す図であり、(c)はスケジュールを登録するユーザと予定対象者とが同一である場合の入力画面の一例を示す図である。
前述のように、登録されたスケジュールに関連するメッセージを提示することで、誰がそのスケジュールを登録したかを他のユーザに対して知らせる効果がある。すなわち、あるユーザが、他のユーザが予定対象者であるスケジュール、または対象家電9への操作指示を含むスケジュールを登録した場合には、登録されたスケジュールに関連するメッセージを他のユーザに対しても提示して、当該スケジュールの内容が確認されることが望ましい場合がある。一方、上記の例のように、ユーザが自分のスケジュールとして登録した場合には、登録されたスケジュールに関連するメッセージを他のユーザに対しても提示する必要性は低い。そこで、本実施形態では、ユーザが自分以外のユーザ(および対象家電)を予定対象者(または操作対象)とするスケジュールを登録した場合、そのスケジュールに関連するメッセージは提示しない。
図17の(a)は、「お母さん」が「お父さん」に対して、「ケーキ買ってきてね」という内容を含む2014年7月17日の16時のスケジュールを登録するために入力した入力画面を例示している。メッセージ投稿判定部213は、この入力画面の内容のスケジュールを投稿した「お母さん」と、欄409に入力されている予定対象者(お父さん)とが異なることから、このスケジュールに関連するメッセージを提示することを決定する。
図17の(b)は、「お母さん」が冷蔵庫9a「ひえぞう」に対して、「ひえぞう、おいそぎ製氷ONをお願い」という内容の命令シールA2aを含むスケジュール(2014年7月17日の16時)を登録するために入力した入力画面を例示している。メッセージ投稿判定部213は、この入力画面の内容のスケジュールを投稿した「お母さん」と、欄409に入力されている予定対象者(操作対象「ひえぞう」)とが異なることから、このスケジュールに関連するメッセージを提示することを決定する。
一方、図17の(c)は、「お母さん」が自分に対して、「お母さんのスマホを鳴らして」という内容の命令シールA4を含む、2014年7月17日の6時のスケジュールを登録するために入力した入力画面を例示している。メッセージ投稿判定部213は、この入力画面の内容のスケジュールを投稿した「お母さん」と、欄409に入力されている予定対象者(お母さん)とが同じであることから、このスケジュールに関連するメッセージを提示しないことを決定する。なお、命令シールA4は、例えば、お母さんの携帯端末4bに対する操作指示を示しており、所定の時間に振動するように操作指示するための命令シールである。
あるユーザが、他のユーザが予定対象者であるスケジュール、または対象家電9への操作指示を含むスケジュールを登録した場合には、登録されたスケジュールに関連するメッセージを他のユーザに対しても提示して、当該スケジュールの内容が確認されることが望ましい場合がある。一方、上記の例のように、ユーザが自分のスケジュールとして登録した場合には、登録されたスケジュールに関連するメッセージを他のユーザに対しても提示する必要性は低い。そこで、メッセージ投稿判定部213は、スケジュールを登録したユーザ(欄401に表示される名称)と、そのスケジュールの予定対象者(欄409に記入される名称)とが異なる場合、該スケジュールに関連するメッセージを提示することを決定する。
〔実施形態5〕
続いて、本発明の他の実施形態について、図18に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図18の(a)および(b)は、スケジュールを登録するユーザが所定の年齢(例えば、10才など)以下の子供である場合における入力画面の一例を示す図である。
前述の実施形態4では、スケジュールを登録したユーザ(欄401に表示される名称)と、そのスケジュールの予定対象者(欄409に記入される名称)とが同じであれば、そのスケジュールに関連するメッセージを提示しない構成について説明した。例えば、子供がスケジュールを登録した場合には、そのスケジュールの確認を上記グループの大人のメンバーが確認する方が良い場合がある。そこで、本実施形態では、スケジュールを登録したユーザが所定の年齢以下の子供である場合には、該スケジュールの登録を行った者ではない第三者(親など)が、スケジュールに関連するメッセージを確認できるように提示する。すなわち、スケジュールを登録したユーザの属性によって、そのユーザが登録した全スケジュールに関連するメッセージを提示するか否かを決定する。ここで、ユーザの属性とは、家族伝言板を利用するユーザとして予め登録されている各ユーザの年齢、性別などの情報であり、これに限定されるものではないが、例えば、スケジュール管理サーバ21の記憶部23に格納されている。
図18の(a)は、「たろうくん」が2014年7月17日の朝6時30分に「たろうくんのスマホを鳴らして」をスケジュールとして登録するために入力した入力画面を例示している。図18の(a)に示す入力画面によってスケジュールが登録されると、メッセージ投稿判定部213は、このスケジュールを登録したユーザが「たろうくん」であること、およびたろうくんが現在所定の年齢以下であることに基づいて、当該スケジュールに関連するメッセージを生成して、家族伝言板にそのメッセージを投稿することを決定する。スケジュールの開始予定時刻に家族伝言板に投稿される、メッセージ生成部214が生成したメッセージ(例えば、「7/17 6:30 たろうくん たろうくんのスマホを鳴らして」)が、2014年7月17日の朝6時30分にスケジュール管理サーバ21から家族伝言板に投稿される(図示せず。図6の(c)参照)。投稿されたメッセージは、例えば、6時から起きているお母さんに対して携帯端末4bの表示部41に表示される家族伝言板のタイムラインの中のメッセージとして提示される。これにより、6時30分を過ぎても「たろうくん」が起床してこなかった場合、お母さんがたろうくんを起こすことができる。よって、たろうくんは寝坊することなく予定されたスケジュールを遂行することができる。
さらに、本実施形態の別の例を挙げて説明すれば以下である。図18の(b)は、「たろうくん」が冷蔵庫9aに対して、2014年7月17日の16時から急いで製氷するように指示する命令シールA2aを含むスケジュールを登録するために入力した入力画面を例示している。
図18の(b)に示す入力画面によってスケジュールが登録されると、メッセージ投稿判定部213は、このスケジュールを登録したユーザが「たろうくん」であること、およびたろうくんが現在所定の年齢以下であることに基づいて、当該スケジュールに関連するメッセージを生成して、家族伝言板にそのメッセージを投稿することを決定する。スケジュールの開始予定時刻(16:00)にメッセージ生成部214が生成したメッセージ(例えば、「7/17 16:00 たろうくん ひえぞう、おいそぎ製氷ONをお願い」)が、2014年7月17日の16時に家族伝言板に投稿される。
スケジュールに含まれている命令シールが、スケジュールに関連するメッセージを投稿しないことを規定された命令シール(図12、13参照)である場合、および、スケジュールに関連するメッセージを投稿しないことを規定された対象家電9を指示対象とする命令シール(図15参照)である場合においても、そのスケジュールを登録したユーザが所定の年齢以下の子供であれば、スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿してもよい。
投稿されたメッセージは、携帯端末4の表示部41に表示される家族伝言板のタイムラインの中のメッセージとして提示される。16時においそぎ製氷を開始させる操作指示を含むスケジュールを登録したユーザがたろうくんであることを他のユーザに通知することができる。これにより、子供が登録したスケジュールの適否について大人が判断し、スケジュールの了承または変更を行うことができる。
ここでは、スケジュールを登録したユーザが子供である場合を例に挙げて説明したが、メッセージ投稿判定部213がメッセージの投稿を行うか否かを決定するために用いるユーザの属性は、これに限定されない。例えば、スケジュールを登録したユーザの年齢が所定の年齢(例えば、70才)より上である場合にも、該ユーザが登録する全スケジュールに関連するメッセージを家族伝言板に投稿してもよい。このように、メッセージの投稿を行うか否かを決定するために用いるユーザの属性は、家族伝言板を利用するユーザの家族構成などに応じて設定されてもよい。
なお、前述の各実施形態において記載された判定方法は、メッセージ投稿判定部213がメッセージの投稿を行うか否かを判定する方法を例示したものであり、これらには制限されない。また、メッセージ投稿判定部213が用い得る判定方法としては、前述の実施形態に記載された判定方法を適宜組み合わせて任意に適用され得る。
〔実施形態6〕
スケジュール管理サーバ21、携帯端末4、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ22、および対象家電9の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、上記のスケジュール管理サーバ21、携帯端末4、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ22、および対象家電9を、図19に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。図19は、上記のスケジュール管理サーバ21、携帯端末4、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ22、および対象家電9として利用可能なコンピュータ700の構成を例示したブロック図である。
コンピュータ700は、図19に示すように、バス710を介して互いに接続された演算装置720と、主記憶装置730と、補助記憶装置740と、入出力インタフェース750とを備えている。演算装置720、主記憶装置730、および補助記憶装置740は、それぞれ、例えばCPU、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブであってもよい。なお、主記憶装置730は、コンピュータ読み取り可能な「一時的でない有形の媒体」であればよく、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路などを用いることができる。
入出力インタフェース750には、入力装置500および出力装置600が接続される。上記エージェントサーバ1の入力装置500および出力装置600は、対象家電9から送信されるデータの受信、および対象家電9へのデータの送信を行う。また、上記エージェントサーバ1の入力装置500および出力装置600は、家族伝言板サーバ2との間でのデータの受信および送信を行う。対象家電9の入力装置500および出力装置600は、上記のエージェントサーバ1からのデータの受信、および該サーバへのデータの送信等を行う。携帯端末4の入力装置500および出力装置600は、上記のエージェントサーバ1からのデータの受信、および該サーバへのデータの送信等を行う。
補助記憶装置740には、コンピュータ700を、上記のエージェントサーバ1、対象家電9、携帯端末4として動作させるための各種プログラムが格納されている。そして、演算装置720は、補助記憶装置740に格納された上記各プログラムを主記憶装置730上に展開し、主記憶装置730上に展開された上記各プログラムに含まれる命令を実行することによって、コンピュータ700を、エージェントサーバ1、対象家電9、携帯端末4のそれぞれが備える各部として機能させる。
なお、ここでは、内部記録媒体である補助記憶装置740に記録されている上記各プログラムを用いてコンピュータ700を機能させる構成について説明したが、外部記録媒体に記録されているプログラムを用いてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るスケジュール管理装置(スケジュール管理サーバ21)は、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置であって、上記スケジュール情報に含まれる開始予定時刻情報に基づいて、上記スケジュールの開始予定時刻を検知する時計手段(スケジュール管理サーバ時計部24)と、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御手段(メッセージ生成部214)と、を備える。
上記の構成によれば、スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージをメッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とする。これにより、スケジュールに関連するメッセージを、当該スケジュールの開始予定時刻に、上記グループのメンバーが閲覧可能とすることができる。よって、上記グループのメンバーは、提示されるメッセージを適宜閲覧することにより、スケジュールを管理することができる。
本発明の態様2に係るスケジュール管理装置は、上記態様1において、上記スケジュールは、上記グループのメンバーの予定、および、上記グループのメンバーによって操作可能な機器(対象家電9)の動作の予定、を含んでもよい。
上記の構成によれば、スケジュール管理装置は、上記グループのメンバーの行動予定、および上記グループのメンバーによって操作可能な機器の動作の予定に関連するメッセージを、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とする。これにより、グループのメンバーの行動予定と、上記グループのメンバーによって操作可能な機器の動作の予定とを区別することなく同じように管理することができる。
本発明の態様3に係るスケジュール管理装置は、上記態様2において、上記機器の動作の予定を示すスケジュールのスケジュール情報が含む、上記機器を制御するための操作指示情報を、制御の対象となる上記機器あるいは上記機器を制御する機器制御装置(エージェントサーバ1)に送信する操作指示送信手段(スケジュール管理サーバ通信部211)を備えてもよい。
上記の構成によれば、上記機器の動作の予定を示すスケジュールのスケジュール情報が含む、上記機器を制御するための操作指示を、該操作指示の指示対象である上記機器あるいは上記機器を制御する機器制御装置に送信する。これにより、機器を、該操作指示に従って動作させることができる。
本発明の態様4に係るスケジュール管理装置は、上記態様3において、上記操作指示情報は、上記スケジュールの終了予定時刻を示す終了予定時刻情報を含んでもよい。
これにより、終了予定時刻情報を受信した機器制御装置は、終了予定時刻情報に従って、対象機器の動作を終了予定時刻に終了(停止)させたり、機器へ送信済みの操作指示を終了予定時刻に無効とするように指示したりすることが可能である。すなわち、終了予定時刻情報を受信した機器は、自機器の動作を終了予定時刻に終了することができる。
本発明の態様5に係るスケジュール管理装置は、上記態様4において、上記グループのメンバーが上記スケジュール情報を入力するための入力画面を、情報端末に表示する入力画面表示手段(スケジュール情報管理部212)を備え、上記入力画面表示手段は、入力される上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が、予め設定した時刻に動作を終了させる上記機器の動作である場合、上記入力画面において、上記スケジュールの上記終了予定時刻を入力可能としてもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が、予め設定した時刻に動作を終了させる上記機器の動作である場合、上記スケジュールの上記終了予定時刻を入力可能とする。これにより、メンバーがスケジュールを登録/変更する際、機器の動作を終了予定時刻に終了(停止)させたり、機器へ送信済みの操作指示を終了予定時刻に無効とすることが可能な動作指示情報を入力する場合に、該メンバーにスケジュールの終了予定時刻を入力させることができる。また、機器の動作を終了予定時刻に終了(停止)させたり、機器へ送信済みの操作指示を終了予定時刻に無効とするように指示したりできない動作指示情報を入力する場合には、メンバーがスケジュールの終了予定時刻を入力できないようにしてもよい。
本発明の態様6に係るスケジュール管理装置は、上記態様1から5において、上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段(メッセージ投稿判定部213)を備えてもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを提示可能な状態とするかどうかを決定する。これにより、すべてのスケジュールの中から選択された一部のスケジュールに関連するメッセージのみを、提示可能な状態とすることができる。よって、提示が必要なメッセージのみを提示することができるため、不要なメッセージを提示して、メッセージを提示する効果が低減することを避けることができる。
本発明の態様7に係るスケジュール管理装置は、上記態様6において、上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを指定する提示要否情報を含み、上記提示要否決定手段は、上記提示要否情報に従って、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定してもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュール情報に含まれる上記提示要否情報に従って、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とする。これにより、スケジュールに関連するメッセージを上記グループのメンバーに対して提示するか否かを、例えば、スケジュールの登録者がスケジュールを登録する際に指定することができる。
本発明の態様8に係るスケジュール管理装置は、上記態様6において、上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールを登録した登録者を示す登録者情報および該スケジュールの対象者を示す対象者情報を含み、上記提示要否決定手段は、上記登録者と上記対象者が異なる場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とすることを決定してもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュールを登録した登録者と上記対象者が異なる場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とする。これにより、あるメンバーが、自分以外の行動予定のスケジュールを登録した場合、該登録されたスケジュールに関連するメッセージを、該スケジュールの登録者以外のメンバー(対象者を含む)が確認できる。
本発明の態様9に係るスケジュール管理装置は、上記態様6において、上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールを登録した登録者を示す登録者情報を含み、上記提示要否決定手段は、上記登録者情報が示す登録者の属性が所定の条件を満たす場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とすることを決定してもよい。
例えば、子供がスケジュールを登録した場合には、そのスケジュールの適否などの確認を上記グループの大人のメンバーが確認する方が良い場合がある。上記の構成によれば、上記スケジュールを登録した登録者の属性が所定の条件を満たす場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とする。これにより、上記グループの大人のメンバーが上記メッセージの提示を受けて、子供が登録したスケジュールについて確認することができる。
本発明の態様10に係るスケジュール管理装置は、上記態様3から5において、上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段を備え、上記提示要否決定手段は、上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が示す上記機器の動作の内容に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定してもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が示す上記機器の動作の内容に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定する。これにより、機器の動作の予定を、上記グループのメンバーに適切に知らせることができる。
本発明の態様11に係るスケジュール管理装置は、上記態様3から5において、上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段を備え、上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールの対象者を示す対象者情報を含み、上記提示要否決定手段は、上記スケジュール情報が上記操作指示情報を含む場合、上記スケジュール情報が含む上記対象者情報が示す上記機器に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定してもよい。
上記の構成によれば、上記スケジュール情報が上記操作指示情報を含む場合、上記スケジュール情報が含む上記対象者情報が示す上記機器に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定する。これにより、機器の動作の予定を、上記グループのメンバーに適切に知らせることができる。
本発明の態様12に係るスケジュール管理装置は、上記態様1から11において、上記メッセージ制御手段は、上記グループのメンバーが閲覧可能な電子掲示板(家族伝言板)に上記メッセージを投稿することによって、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態としてもよい。
上記の構成によれば、スケジュールに関連するメッセージは、上記グループのメンバーが閲覧可能な電子掲示板に投稿される。これにより、上記メッセージを上記グループのメンバーに円滑に提示することができる。
本発明の態様13に係るメッセージ提示システム(家族伝言板システム100)は、登録されたスケジュールを管理し、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするスケジュール管理装置と、上記メンバーが上記メッセージの提示を受ける情報端末(携帯端末4)と、を含む。
上記の構成によれば、スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージをメッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して、該メッセージを情報端末において提示する。これにより、スケジュールに関連するメッセージを、当該スケジュールの開始予定時刻に、上記グループのメンバーが使用する情報端末上で閲覧することができる。
本発明の態様14に係る情報端末は、スケジュールの開始予定時刻を示す開始予定時刻情報を含む、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を、スケジュールを管理するスケジュール管理装置に登録する登録手段(携帯端末通信部44)と、上記スケジュール管理装置から取得した上記スケジュールおよび上記スケジュールに関連するメッセージを提示する提示手段(表示部41)と、を備え、上記メッセージは、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態となる。
これにより、スケジュール管理装置へのスケジュール情報の登録、および上記スケジュール管理装置から取得した上記スケジュールおよび上記スケジュールに関連するメッセージの提示を、情報端末を用いて行うことができる。
本発明の態様15に係るスケジュール管理装置の制御方法は、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置の制御方法であって、上記スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御ステップを含む。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係るスケジュール管理装置、および情報端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記スケジュール管理装置、および情報端末が備える各手段として動作させることにより上記スケジュール管理装置、および情報端末をコンピュータにて実現させる上記スケジュール管理装置、および情報端末の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、ユーザのスケジュールを管理する装置や家電などに利用することができる。
1 エージェントサーバ(機器制御装置)
4 携帯端末(情報端末)
9 対象家電(機器)
21 スケジュール管理サーバ(スケジュール管理装置)
24 スケジュール管理サーバ時計部(時計手段)
41 表示部(提示手段)
44 携帯端末通信部(登録手段)
100 家族伝言板システム(メッセージ提示システム)
211 スケジュール管理サーバ通信部(メッセージ制御手段、操作指示送信手段)
212 スケジュール情報管理部(入力画面表示手段)
213 メッセージ投稿判定部(提示要否決定手段)
214 メッセージ生成部(メッセージ制御手段)
S217 メッセージ制御ステップ

Claims (17)

  1. スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置であって、
    上記スケジュール情報に含まれる開始予定時刻情報に基づいて、上記スケジュールの開始予定時刻を検知する時計手段と、
    上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御手段と
    を備えることを特徴とするスケジュール管理装置。
  2. 上記スケジュールは、上記グループのメンバーの予定、および、上記グループのメンバーによって操作可能な機器の動作の予定、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理装置。
  3. 上記機器の動作の予定を示すスケジュールのスケジュール情報が含む、上記機器を制御するための操作指示情報を、制御の対象となる上記機器あるいは上記機器を制御する機器制御装置に送信する操作指示送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール管理装置。
  4. 上記操作指示情報は、上記スケジュールの終了予定時刻を示す終了予定時刻情報を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のスケジュール管理装置。
  5. 上記グループのメンバーが上記スケジュール情報を入力するための入力画面を、情報端末に表示する入力画面表示手段を備え、
    上記入力画面表示手段は、入力される上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が、予め設定した時刻に動作を終了させる上記機器の動作である場合、上記入力画面において、上記スケジュールの上記終了予定時刻を入力可能とする
    ことを特徴とする請求項4に記載のスケジュール管理装置。
  6. 上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスケジュール管理装置。
  7. 上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを指定する提示要否情報を含み、
    上記提示要否決定手段は、上記提示要否情報に従って、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のスケジュール管理装置。
  8. 上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールを登録した登録者を示す登録者情報および該スケジュールの対象者を示す対象者情報を含み、
    上記提示要否決定手段は、上記登録者と上記対象者が異なる場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とすることを決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のスケジュール管理装置。
  9. 上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールを登録した登録者を示す登録者情報を含み、
    上記提示要否決定手段は、上記登録者情報が示す登録者の属性が所定の条件を満たす場合、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とすることを決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のスケジュール管理装置。
  10. 上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段を備え、
    上記提示要否決定手段は、上記スケジュール情報が含む上記操作指示情報が示す上記機器の動作の内容に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のスケジュール管理装置。
  11. 上記スケジュール毎に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするかどうかを決定する提示要否決定手段を備え、
    上記スケジュール情報は、該スケジュール情報が示す上記スケジュールの対象者を示す対象者情報を含み、
    上記提示要否決定手段は、上記スケジュール情報が上記操作指示情報を含む場合、上記スケジュール情報が含む上記対象者情報が示す上記機器に応じて、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とするか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のスケジュール管理装置。
  12. 上記メッセージ制御手段は、上記グループのメンバーが閲覧可能な電子掲示板に上記メッセージを投稿することによって、上記メッセージを上記グループのメンバーに対して提示可能な状態とする
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のスケジュール管理装置。
  13. 登録されたスケジュールを管理し、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするスケジュール管理装置と、
    上記メンバーが上記メッセージの提示を受ける情報端末と、を含む
    ことを特徴とするメッセージ提示システム。
  14. スケジュールの開始予定時刻を示す開始予定時刻情報を含む、スケジュールの内容を示すスケジュール情報を、スケジュールを管理するスケジュール管理装置に登録する登録手段と、
    上記スケジュール管理装置から取得した上記スケジュールおよび上記スケジュールに関連するメッセージを提示する提示手段と、を備え、
    上記メッセージは、上記スケジュールの開始予定時刻に、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態となる
    ことを特徴とする情報端末。
  15. スケジュールの内容を示すスケジュール情報を用いて、スケジュールを管理するスケジュール管理装置の制御方法であって、
    上記スケジュールの開始予定時刻に、該スケジュールに関連するメッセージを、上記メッセージの提示対象として予め登録されたグループのメンバーに対して提示可能な状態とするメッセージ制御ステップを含む
    ことを特徴とするスケジュール管理装置の制御方法。
  16. 請求項1から12のいずれか1項に記載のスケジュール管理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  17. 請求項14に記載の情報端末としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
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