JPWO2016052107A1 - ネットワークシステム、サーバ、機器、および通信端末 - Google Patents

ネットワークシステム、サーバ、機器、および通信端末 Download PDF

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Abstract

状況などに応じて従来よりも適切な情報を出力することができるネットワークシステム、サーバ、機器、および通信端末を提供する。機器200と、機器200と通信可能なサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。サーバ100は、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係121を参照可能であって、入力されたメッセージを機器200に音声出力させた後に、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージを機器200に音声出力させる。

Description

本発明は、家電に音声を出力させるための技術に関する。
従来から、冷蔵庫やエアコンなどの家電に音声を出力させるための技術が提案されている。たとえば、特開2005−103679号公報(特許文献1)には、ロボット装置が開示されている。特開2005−103679号公報(特許文献1)によると、ロボット装置のシステムコントローラは、スケジュール管理情報記憶部に記憶されたスケジュール管理情報に従って、ユーザ毎にその行動をサポートするためのスケジュール管理処理を実行する。スケジュール管理情報記憶部には、ユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報で指定されるユーザが実行すべき行動と、当該行動の開始条件とが対応付けて記憶されている。システムコントローラは、開始条件で指定される条件が成立した場合、その成立した開始条件に対応するユーザ識別情報で指定されるユーザに対して、そのユーザの行動をサポートするためのサポート処理を実行する。
特開2005−103679号公報
しかしながら、現在においても、家庭やオフィスに設置される機器から状況などに応じてより適切な音声を出力するための技術が求められている。そこで、本発明の目的は、状況などに応じて従来よりも適切な情報を出力することができるネットワークシステム、サーバ、機器、および通信端末を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、機器と、機器と通信可能なサーバとを備えるネットワークシステムが提供される。サーバは、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、を機器に音声出力させる
この発明の別の態様に従うと、機器と通信するための通信インターフェイスと、プロセッサとを備えるサーバが提供される。プロセッサは、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、を通信インターフェイスを介して機器に音声出力させる。
この発明の別の態様に従うと、サーバと通信するための通信インターフェイスと、スピーカと、プロセッサとを備える機器が提供される。プロセッサは、サーバからのデータに基づいて、サーバに入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、をスピーカに出力させる。
この発明の別の態様に従うと、複数の機器と通信可能なサーバと通信するための通信インターフェイスと、機器の指定を受け付けるための入力部と、音声の入力を受け付けるためのマイクと、プロセッサとを備える通信端末が提供される。プロセッサは、指定された機器を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータとを通信インターフェイスを介してサーバに送信する。
この発明の別の態様に従うと、機器と、機器と通信可能なサーバとを備えるネットワークシステムが提供される。サーバは、入力情報と出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、を機器に音声出力させる。
この発明の別の態様に従うと、機器と通信するための通信インターフェイスと、プロセッサとを備えるサーバが提供される。プロセッサは、入力情報と出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、を通信インターフェイスを介して機器に音声出力させる。
この発明の別の態様に従うと、サーバと通信するための通信インターフェイスと、スピーカと、プロセッサとを備える機器が提供される。プロセッサは、サーバに入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、をスピーカに出力させる。
この発明の別の態様に従うと、複数の機器と通信可能なサーバと通信するための通信インターフェイスと、機器の指定を受け付けるための入力部と、音声の入力を受け付けるためのマイクと、プロセッサとを備える通信端末が提供される。プロセッサは、指定された機器を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータと入力情報とを通信インターフェイスを介してサーバに送信する。
以上のように、この発明によれば、状況などに応じて従来よりも適切な情報を出力することができるネットワークシステム、サーバ、機器、および通信端末が提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる音声出力サーバ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース121を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる機器200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかるアダプタ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる音声作成サーバ700のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかるアプリケーションサーバ500のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末600のハードウェア構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第3のイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第4のイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第3のイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース124を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース125を示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。 第9の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。 第10の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。 第11の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの全体構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。なお、図1は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。
本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、冷蔵庫200A、洗濯機200B、自走式掃除機200C、照明200D、エアコン200Eなどの機器と、機器の音声出力を制御するための音声出力サーバ100と、通信端末としてのアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eと、アダプタ300A、300B、300C、300D、300Eをインターネットに接続するためのルータ400と、音声の作成のための各種の情報を提供するデータベース701と、データベース701のデータに基づいて音声データを作成して音声出力サーバ100に渡す音声作成サーバ700と、通信端末としてのスマートフォン600A、600B、600Cと、通信端末としてのパーソナルコンピュータ600Dと、当該通信端末とデータを送受信するためのアプリケーションサーバ500と、アプリケーションサーバ500で利用される情報を格納するデータベース501とを含む。
なお、音声出力サーバ100または音声作成サーバ700が、データベース701の情報の一部または全部を記憶してもよいし、アプリケーションサーバ500が、データベース501の情報の一部または全部を記憶してもよい。
音声出力サーバ100は、インターネットやルータ400を介してアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eに接続される。たとえば、音声出力サーバ100は、管理者から発話命令を受け付けたり、音声作成サーバ700からの発話命令を受け付けたり、アプリケーションサーバ500を介して通信端末600のユーザからSNS(social networking service)を介して発話命令を受け付けたりする。音声出力サーバ100は、発話命令に基づいて、アダプタ300A、300B、300C、300D、300Eを介して、冷蔵庫200A、洗濯機200B、自走式掃除機200C、照明200D、エアコン200Eに音声を出力させる。
冷蔵庫200A、洗濯機200B、自走式掃除機200C、照明200D、エアコン200Eなどの機器は、ユーザから受け付けた操作命令やセンサで取得したデータなどをアダプタ300A、300B、300C、300D、300E、ルータ400およびインターネットなどを介して音声出力サーバ100および音声作成サーバ700に送信する。逆に、冷蔵庫200A、洗濯機200B、自走式掃除機200C、照明200D、エアコン200Eなどの機器は、音声出力サーバ100および音声作成サーバ700からの音声データ取得指示、音声データ、発話指示および制御命令に基づいて各種の動作を実行する。
なお、機器は、冷蔵庫200A、洗濯機200B、自走式掃除機200C、照明200D、エアコン200Eに限らず、空気清浄器、加湿器、除湿器、炊飯器などの家電、テレビ、ハードディスクレコーダ、音楽プレーヤーなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、太陽光発電機、インターホン、給湯器、ウォシュレット(登録商標)コントローラなどの住宅設備、などであってもよい。なお、以下では、これらの装置を総称して、機器200ともいう。
本実施の形態にかかる機器200の各々は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの通信インターフェイスを介して、通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eとデータの送受信を行う。
通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eは、UARTなどの通信インターフェイスを介して、機器200と通信を行う。本実施の形態においては、通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eは、WiFi(登録商標)などの無線LAN用の通信インターフェイスを介してルータ400と通信を行う。ただし、通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eは、有線LAN用の通信インターフェイスを介してルータ400と通信を行ってもよい。通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eは、機器200からのデータを、ルータ400やインターネットを介して音声出力サーバ100に送信する。逆に、通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eは、音声出力サーバ100からのデータを機器200に送信する。なお、以下では、通信用のアダプタ300A、300B、300C、300D、300Eを総称して、アダプタ300ともいう。
ルータ400は、アダプタ300とインターネットとを中継する。
アプリケーションサーバ500は、アダプタ300とインターネットとキャリア網とを介して、機器200からの情報をスマートフォン600A、600B、600C、パーソナルコンピュータ600Dなどに送信したり、スマートフォン600A、600B、600C、パーソナルコンピュータ600Dなどからの制御命令や各種の要求を機器200に送信したりする。
スマートフォン600A、600B、600C、パーソナルコンピュータ600Dなどは、SNSのアプリケーションを利用することによってアプリケーションサーバ500を介して、家族でコミュニケーションをとることができる。また、スマートフォン600A、600B、600C、パーソナルコンピュータ600Dなどは、機器制御アプリケーションを利用することによってアプリケーションサーバ500を介して、機器200から情報を入手したり、機器200を制御したりすることができる。なお、以下では、スマートフォン600A、600B、600C、パーソナルコンピュータ600Dなどを総称して、通信端末600ともいう。
<ネットワークシステムの動作概要>
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。
本実施の形態においては、機器200は、ユーザから直接的に、あるいはユーザからリモコンやスマートフォン600Aなどの通信端末600を介して、様々な操作命令を受け付ける。機器200は、受け付けた操作命令に関する情報、すなわち操作情報を、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。また、機器200は、画像センサ、音声センサ、温度センサ、通信インターフェイスなどを介して取得したデータを、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。
そして、ユーザは、SNS機能やカレンダー機能を介して、通信端末600にメッセージを入力する。ユーザは、メッセージの出力先の機器を指定するための情報も通信端末600に入力する。そして特に、ユーザは、通信端末600に、音声メッセージを入力する。
通信端末600に入力されたテキストメッセージはアプリケーションサーバ500に送られて、家族用のページに投稿される。通信端末600に入力された音声メッセージは、アプリケーションサーバ500を介して音声出力サーバ100に送られる。音声出力サーバ100は、音声メッセージからキーワードを検索して、当該キーワードに対応する出力メッセージを音声メッセージに追加して出力用の音声メッセージを作成する。音声出力サーバ100は、ルータ400とアダプタ300Aとを介して、出力用の音声メッセージを機器200に送信する。なお、後述するように、音声出力サーバ100の役割の一部または全部を、アプリケーションサーバ500や他のサーバが担ってもよい。
たとえば、ある家族の父親は、スマートフォン600AのSNSの投稿ページを開いて、スマートフォン600Aに「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」という音声メッセージを入力する。このとき、父親は、メッセージの出力先である冷蔵庫200Aを指定するための命令や操作命令としての伝言命令も入力する。アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報と音声メッセージと出力機器の指定と伝言命令とを音声出力サーバ100に送信する。
音声出力サーバ100は、音声メッセージから「ごめん」というキーワードを抽出して、当該キーワードに対応する「しょうがないよね。」というメッセージを読み出す。音声出力サーバ100は、「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」というメッセージと「しょうがないよね。」というメッセージとが組み合わされた音声データと父親を特定するための情報とをアダプタ300Aに送信する。
冷蔵庫200Aは、アダプタ300からの音声データに基づいて、「お父さんから伝言です。急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。ということです。しょうがないよね。」というメッセージを音声出力する。たとえば、冷蔵庫200Aは、メッセージが蓄積されている旨を示すライトを点滅させて、ユーザからの音声出力命令を受け付ける。
なお、音声出力サーバ100は、音声を取得させるための指示と、機器200に音声を発話させるための指示と、を別々のタイミングでアダプタ300に送信してもよい。これによって、音声出力サーバ100は、毎回音声データを送信することなく、発話指示によって自由な組み合わせ音声を機器200から出力させることが可能になる。また、データ送受信のトラフィック量が比較的少ないときに音声データをダウンロードさせることもできるため、ネットワークのトラフィック量の最大値の増大を抑制することができる。また、発話指示は、音声データを含む必要がなくなるので、データ量が小さい。そのため、WebSocketなどを利用した常時接続によって送信しても、他のデータ送信の妨げになりにくい。つまり、サービスの管理者またはユーザが望むタイミングで、即座に発話指示をアダプタ300に受信させることができる。その結果、サービスの管理者またはユーザが望むタイミングで、即座に機器200に音声を出力させることができる。
以下では、このような機能を実現するためのネットワークシステム1について詳細に説明する。
<音声出力サーバ100のハードウェア構成>
まず、ネットワークシステム1を構成する音声出力サーバ100のハードウェア構成の一態様について説明する。なお、図2は、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図2を参照して、音声出力サーバ100は、主たる構成要素として、プロセッサ110と、メモリ120と、各種ライト130と、各種スイッチ140と、通信インターフェイス160とを含む。
プロセッサ110は、メモリ120あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、音声出力サーバ100の各部を制御する。すなわち、プロセッサ110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)、フラッシュメモリーなどによって実現される。なお、メモリ120は、インターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)(登録商標)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ハードディスク、IC(Integrated Circuit)カード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの記憶媒体などによっても実現される。
メモリ120は、プロセッサ110によって実行されるプログラムや、プロセッサ110によるプログラムの実行により生成されたデータ、スイッチ140から入力されたデータ、機器200、アダプタ300、音声作成サーバ700、アプリケーションサーバ500、通信端末600から受信したデータを記憶する。なお、メモリ120は、メッセージデータベース121を記憶する。ただし、メッセージデータベース121は、音声作成サーバ700に格納されるものであってもよい。あるいは、メッセージデータベース121は、音声出力サーバ100および音声作成サーバ700から参照可能に、その他の装置に格納されるものであってもよい。
ここで、図3は、本実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース121を示すイメージ図である。図3を参照して、メッセージデータベース121は、通信端末600に入力された音声メッセージから抽出されるべき入力キーワードと、機器200で出力される出力メッセージとの対応関係を格納する。プロセッサ110は、メッセージデータベース121を参照して、通信端末600に入力された音声メッセージから入力キーワードを抽出して、当該入力キーワードに対応する出力メッセージを入力された音声メッセージに追加して機器200に送信する。
図2に戻って、ライト130は、プロセッサ110からの信号によって点灯・点滅・消灯することによって、音声出力サーバ100の各種の状態を外部に伝える。
スイッチ140は、管理者からの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ110に入力する。
通信インターフェイス160は、プロセッサ110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介してアダプタ300、機器200、音声作成サーバ700、アプリケーションサーバ500、通信端末600などに送信する。通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介してアダプタ300、機器200、音声作成サーバ700、アプリケーションサーバ500、通信端末600からのデータを受信して、プロセッサ110に受け渡す。
<機器200のハードウェア構成>
次に、機器200のハードウェア構成の一態様について説明する。図4は、本実施の形態にかかる機器200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図4を参照して、機器200は、主たる構成要素として、プロセッサ210と、メモリ220と、各種ライト230と、各種スイッチ240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、リモコン受光部280と、機器駆動部290とを含む。
プロセッサ210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、機器200の各部を制御する。すなわち、プロセッサ210は、メモリ220に格納されているプログラムを実行することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROM、フラッシュメモリーなどによって実現される。メモリ220は、プロセッサ210によって実行されるプログラムや、プロセッサ210によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、音声出力サーバ100から受信したデータなどを記憶する。
ライト230は、プロセッサ210からの信号によって点灯・点滅・消灯することによって、機器200の各種の状態を外部に伝える。
スイッチ240は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ210に入力する。
カメラ250は、プロセッサ110からの命令を受け付けて、静止画像または動画像を撮影する。カメラ250は、静止画像データまたは動画像データをプロセッサ210に受け渡す。
通信インターフェイス260は、プロセッサ210からのデータ、たとえば、機器が検知した各種の状態および機器がユーザからリモコンを介して受け付けた命令など、をアダプタ300に送信する。換言すれば、通信インターフェイス160は、上記データをアダプタ300、ルータ400、インターネットなどを介して音声出力サーバ100、音声作成サーバ700、アプリケーションサーバ500、通信端末600に送信する。通信インターフェイス260は、インターネット、ルータ400、アダプタ300などを介して音声出力サーバ100からのデータ、音声作成サーバ700からのデータ、他の端末からの制御命令、音声データ、発話命令および閲覧命令を受信してプロセッサ210に受け渡す。
スピーカ270は、プロセッサ210からの音声信号に基づいて音声、音楽などの様々な音声を出力する。
リモコン受光部280は、リモコンからの赤外線信号やその他の電波信号を受光して、当該信号をプロセッサ110に入力する。
機器駆動部290は、プロセッサ210からの制御命令に基づいて、モータ、アクチュエータ、センサなどを制御することによって、機器200の主要な役割を果たす。
機器200は、その他にも、マイクなどの音声センサ、温度センサ、人感センサなどを搭載してもよい。そして、プロセッサ210は、当該センサを介して取得した各種の情報を、通信インターフェイス260を介して、サーバ100に送信する。後述するように、メッセージの宛先のユーザが指定される場合には、機器200のプロセッサ210は、カメラやマイクなどのセンサからのデータに基づいてユーザを識別する。
<アダプタ300のハードウェア構成>
次に、アダプタ300のハードウェア構成の一態様について説明する。図5は、本実施の形態にかかるアダプタ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図5を参照して、アダプタ300は、主たる構成要素として、プロセッサ310と、メモリ320と、各種ライト330と、各種スイッチ340と、第1の通信インターフェイス361と、第2の通信インターフェイス362とを含む。
プロセッサ310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、アダプタ300の各部を制御する。すなわち、プロセッサ310は、メモリ320に格納されているプログラムを実行することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROM、フラッシュメモリーなどによって実現される。メモリ320は、プロセッサ310によって実行されるプログラムや、プロセッサ310によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、音声出力サーバ100、音声作成サーバ700、アプリケーションサーバ500、通信端末600から受信したデータなどを記憶する。
なお、本実施の形態においては、音声出力サーバ100からメッセージの音声データがアダプタ300を介して機器200に送信される。ただし、アダプタ300のプロセッサ110は、音声取得指示に基づいて予め音声出力サーバ100または音声作成サーバ700から複数種類の音声データを取得していてもよい。そして、音声出力サーバ100が、アダプタ300に音声を特定するための音声IDを含む発話指示を送った際に、アダプタ300のプロセッサ310が、メモリ320から音声データを取得して、機器200に音声を出力させる。
なお、このような音声データは、機器200に格納されてもよい。この場合は、機器200のプロセッサ210が、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100からの音声取得指示に基づいて、それらのデータを上書きしたり、削除したりしてもよい。
図5に戻って、ライト330は、プロセッサ310からの信号によって点灯・点滅・消灯することによって、アダプタ300の各種の状態を外部に伝える。
スイッチ340は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ310に入力する。
第1の通信インターフェイス361は、UARTなどによって実現されて、プロセッサ310からのデータを機器200に送信したり、機器200からのデータをプロセッサ310に受け渡したりする。たとえば、プロセッサ310は、発話指示に基づいて、第1の通信インターフェイス361を介して、音声データを機器200に送信することによって、機器200に音声を出力させる。
第2の通信インターフェイス362は、WiFi(登録商標)アンテナなどによって実現されて、プロセッサ310からのデータをルータ400およびインターネットを介して音声出力サーバ100または音声作成サーバ700に送信したり、音声出力サーバ100または音声作成サーバ700からのデータのプロセッサ110に受け渡したりする。たとえば、プロセッサ310は、第2の通信インターフェイス362を介して、音声出力サーバ100から音声データ自体や音声データ取得指示や発話指示を受信する。プロセッサ310は、第2の通信インターフェイス362を介して、音声出力サーバ100に音声データの取得が完了した旨の通知や発話が完了した旨の通知を送信する。
<音声作成サーバ700のハードウェア構成>
次に、ネットワークシステム1を構成する音声作成サーバ700のハードウェア構成の一態様について説明する。なお、図6は、本実施の形態にかかる音声作成サーバ700のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図6を参照して、音声作成サーバ700は、主たる構成要素として、プロセッサ710と、メモリ720と、各種ライト730と、各種スイッチ740と、通信インターフェイス760とを含む。
プロセッサ710は、メモリ720あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、音声作成サーバ700の各部を制御する。すなわち、プロセッサ710は、メモリ720に格納されているプログラムを実行することによって各種の処理を実行する。
メモリ720の具体例は、音声出力サーバ100と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。メモリ720は、プロセッサ710によって実行されるプログラムや、プロセッサ710によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、機器200、アダプタ300、音声出力サーバ100から受信したデータを記憶する。なお、メモリ720は、図1に示すデータベース701を記憶してもよい。
ライト730は、プロセッサ710からの信号によって点灯・点滅・消灯することによって、音声作成サーバ700の各種の状態を外部に伝える。
スイッチ740は、管理者からの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ510に入力する。
通信インターフェイス760は、プロセッサ710からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介してアダプタ300、音声出力サーバ100に送信する。通信インターフェイス760は、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介してアダプタ300、音声出力サーバ100からのデータを受信して、プロセッサ710に受け渡す。
<アプリケーションサーバ500のハードウェア構成>
次に、ネットワークシステム1を構成するアプリケーションサーバ500のハードウェア構成の一態様について説明する。なお、図7は、本実施の形態にかかるアプリケーションサーバ500のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図7を参照して、アプリケーションサーバ500は、主たる構成要素として、プロセッサ510と、メモリ520と、各種ライト530と、各種スイッチ540と、通信インターフェイス560とを含む。
プロセッサ510は、メモリ520あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、アプリケーションサーバ500の各部を制御する。すなわち、プロセッサ510は、メモリ520に格納されているプログラムを実行することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ520の具体例は、音声出力サーバ100と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。メモリ520は、プロセッサ510によって実行されるプログラムや、プロセッサ510によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、機器200、アダプタ300、音声出力サーバ100、通信端末600から受信したデータを記憶する。なお、メモリ520は、図1に示すデータベース501を記憶してもよい。
ライト530は、プロセッサ510からの信号によって点灯・点滅・消灯することによって、アプリケーションサーバ500の各種の状態を外部に伝える。
スイッチ540は、管理者からの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ510に入力する。
通信インターフェイス560は、プロセッサ510からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介して音声出力サーバ100、アダプタ300、機器200、通信端末600に送信する。通信インターフェイス560は、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介して音声出力サーバ100、アダプタ300、機器200、通信端末600からのデータを受信して、プロセッサ510に受け渡す。
<通信端末600のハードウェア構成>
次に、通信端末600のハードウェア構成の一態様について説明する。なお、図8は、本実施の形態にかかる通信端末600のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図8を参照して、通信端末600は、主たる構成要素として、プロセッサ610と、メモリ620と、タッチパネル650(ディスプレイ630とポインティングデバイス640)と、通信インターフェイス660と、スピーカ670と、マイク680とを含む。
プロセッサ610は、メモリ620あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末600の各部を制御する。すなわち、プロセッサ610は、メモリ620に格納されているプログラムを実行することによって、各種の処理を実行する。
メモリ620は、各種のRAM、各種のROM、フラッシュメモリーなどによって実現される。なお、メモリ620は、様々なインターフェイスを介して利用される、SDカードやマイクロSDカードのようなメモリカード、USB(登録商標)メモリ、CD、DVD、ハードディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの記憶媒体などによっても実現される。
メモリ620は、プロセッサ610によって実行されるプログラムや、プロセッサ610によるプログラムの実行により生成されたデータ、ポインティングデバイス640を介して入力されたデータ、音声出力サーバ100およびアプリケーションサーバ500から受信したデータなどを記憶する。特に、本実施の形態においては、メモリ620は、機器制御アプリケーションを記憶している。プロセッサ610は、メモリ620の機器制御アプリケーションに従って、機器200の制御命令をアプリケーションサーバ500に送信したり、機器200に音声を出力させるための発話命令を音声出力サーバ100に送信したり、機器200からの情報を受信したりする。
ディスプレイ630は、プロセッサ610からの信号に基づいて、文字や画像を出力する。ポインティングデバイス640は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ610に入力する。なお、本実施の形態においては、通信端末600は、ディスプレイ630とポインティングデバイス640とが組み合わされたタッチパネル650を有する。プロセッサ610は、ディスプレイ630に、機器200を制御するための画面や、SNSの家族の投稿ページや、テキスト、画像などを表示させる。
通信インターフェイス660は、アンテナやコネクタによって実現される。通信インターフェイス660は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置との間でデータをやり取りする。プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、制御命令、テキストデータ、画像データなどを、音声出力サーバ100およびアプリケーションサーバ500などの他の装置に送信する。たとえば、プロセッサ610は、機器200に対する制御命令を音声出力サーバ100およびアプリケーションサーバ500に送信する。また、プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、プログラム、機器200の状態などを示す情報、制御命令、画像データ、テキストデータなどを、音声出力サーバ100およびアプリケーションサーバ500などの他の装置から受信する。
スピーカ670は、プロセッサ610からの音声信号に基づいて通話音声、音楽、動画などの様々な音声を出力する。
マイク680は、ユーザからの音声を受け付けて、音声データをプロセッサ610に入力する。たとえば、プロセッサ610は、マイク680を介してユーザから入力メッセージを受け付ける。
<音声出力サーバ100における情報処理>
次に、図9を参照しながら、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理について説明する。なお、図9は、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。
まず、はじめに、音声出力サーバ100のプロセッサ110が、通信インターフェイス160を介して通信端末600から音声メッセージのデータを受信すると、以下の処理を実行する。プロセッサ110は、受信したデータから音声データを抽出して、メッセージを認識する(ステップS102)。このとき、プロセッサ110は、受信したデータから、メッセージを音声出力する機器200を特定するための情報や、音声メッセージを入力したユーザを識別するための情報も取得する。
プロセッサ110は、メッセージデータベース121を参照して、受け付けたメッセージに含まれるキーワードに対応する出力メッセージを特定する(ステップS104)。
プロセッサ110は、受信した音声データに出力メッセージの音声データを追加することによって、送信用データを作成する(ステップS106)。
プロセッサ110は、通信インターフェイス160を介して、送信用データを、音声を出力すべき機器200に送信する(ステップS108)。
これによって、当該機器200は、通信端末600で受信した音声に出力メッセージを付加した音声を出力することができる。たとえば、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。その結果、通信端末600のユーザが発した音声メッセージだけを機器200に出力させる場合と比較して、より効果的なメッセージを出力させることができる。そして、通信端末600のユーザと機器200の音声を聞くユーザとの関係を良くすることが可能になる。
<音声出力サーバ100における情報処理>
次に、図10〜図13を参照しながら、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とについて説明する。なお、図10は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。図11は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。図12は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第3のイメージ図である。図13は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第4のイメージ図である。
図10(A)に示すように、ユーザは、ユーザIDやパスワードを入力することによって、通信端末600を利用して家族用のメッセージの投稿ページを閲覧する。すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、アプリケーションサーバ500からSNSのデータを受信して、タッチパネル650に家族用のページを表示させる。
図10(B)に示すように、ユーザは、投稿用のボタンを押して、通信端末600に新規メッセージの入力画面を表示させる。機器200に伝言させる場合には、ユーザは、図10(B)のように画像欄を選択する。
ユーザは、図10(C)に示すように、ソースとして家電を選択するためのボタンを押す。ユーザは、図11(A)に示すように、家電を選択する。ユーザは、図11(B)に示すように、家電に対する操作命令を選択する。ここでは、ユーザは、家電に伝言させるためのボタンを押す。
図11(C)に示すように、ユーザは、音声メッセージ用のボタンを押して音声メッセージを入力する。最後に、図12(A)および(B)に示すように、ユーザは、録音の終了ボタンを押したのち、登録ボタンを押して、音声メッセージの入力を完了する。
すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、タッチパネル650を介して機器200の指定を受け付け、マイク680を介して音声メッセージを受け付ける。プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報とをアプリケーションサーバ500へ送信する。アプリケーションサーバ500は、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報とを音声出力サーバ100に送信する。
その後、機器200あるいはアダプタ300は、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを受信した際に、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図12(C)に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを受信した旨を表示させる。
その後、機器200が、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを音声出力した際に、機器200またはアダプタ300は、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図13に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを出力した旨を表示させる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、アプリケーションサーバ500が、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報とを音声出力サーバ100に送信するものであった。ただし、アプリケーションサーバ500が、音声出力サーバ100の機能の一部または全部を実行してもよい。
なお、ネットワークシステム1の全体構成と、各装置のハードウェア構成とについては、第1の実施の形態のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。
本実施の形態においても、機器200は、ユーザから直接的に、あるいはユーザからリモコンやスマートフォン600Aなどの通信端末600を介して、様々な操作命令を受け付ける。機器200は、受け付けた操作命令に関する情報、すなわち操作情報を、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。また、機器200は、画像センサ、音声センサ、温度センサ、通信インターフェイスなどを介して取得したデータを、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。
そして、ユーザは、SNS機能を介して、通信端末600にメッセージを入力する。ユーザは、メッセージの出力先の機器を指定するための情報も通信端末600に入力する。そして特に、ユーザは、通信端末600に、音声メッセージを入力する。通信端末600に入力された音声メッセージは、アプリケーションサーバ500に送られる。アプリケーションサーバ500は、音声メッセージからキーワードを検索して、当該キーワードに対応する出力メッセージを音声メッセージに追加して出力用の音声メッセージを作成する。アプリケーションサーバ500は、音声出力サーバ100とルータ400とアダプタ300Aとを介して、出力用の音声メッセージを機器200に送信する。
たとえば、ある家族の父親は、スマートフォン600AのSNSの投稿ページを開いて、スマートフォン600Aに「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」という音声メッセージを入力する。このとき、父親は、メッセージの出力先である冷蔵庫200Aを指定するための命令や操作命令としての伝言命令も入力する。
アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報と音声メッセージと出力機器の指定と伝言命令とを受信する。本実施の形態においては、アプリケーションサーバ500が、音声メッセージから「ごめん」というキーワードを抽出して、当該キーワードに対応する「しょうがないよね。」というメッセージを読み出す。アプリケーションサーバ500は、「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」というメッセージと「しょうがないよね。」というメッセージとが組み合わされた音声データを作成する。アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報とを音声出力サーバ100を介してアダプタ300Aに送信する。
冷蔵庫200Aは、アダプタ300からの音声データに基づいて、「お父さんから伝言です。急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。ということです。しょうがないよね。」というメッセージを音声出力する。冷蔵庫200Aは、メッセージが蓄積されている旨を示すライトを点滅させて、ユーザからの音声出力命令を受け付ける。
なお、アプリケーションサーバ500は、作成した音声データを取得させるための指示と、機器200に音声を発話させるための指示と、を別々のタイミングでアダプタ300に送信してもよい。これによって、アプリケーションサーバ500は、毎回音声データを送信することなく、発話指示によって自由な組み合わせ音声を機器200から出力させることが可能になる。また、データ送受信のトラフィック量が比較的少ないときに音声データをダウンロードさせることもできるため、ネットワークのトラフィック量の最大値の増大を抑制することができる。また、発話指示は、音声データを含む必要がなくなるので、データ量が小さい。そのため、WebSocketなどを利用した常時接続によって送信しても、他のデータ送信の妨げになりにくい。つまり、サービスの管理者またはユーザが望むタイミングで、即座に発話指示をアダプタ300に受信させることができる。その結果、サービスの管理者またはユーザが望むタイミングで、即座に機器200に音声を出力させることができる。
なお、本実施の形態においては、アプリケーションサーバ500のメモリ520が図3に示すメッセージデータベース121を格納する。
次に、図9を参照しながら、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理について説明する。
まず、はじめに、アプリケーションサーバ500のプロセッサ510が、通信インターフェイス160を介して通信端末600から音声メッセージのデータを受信すると、以下の処理を実行する。プロセッサ510は、受信したデータから音声データを抽出して、メッセージを認識する(ステップS102)。このとき、プロセッサ510は、受信したデータから、メッセージを音声出力する機器200を特定するための情報や、音声メッセージを入力したユーザを識別するための情報も取得する。
プロセッサ510は、メッセージデータベース121を参照して、受け付けたメッセージに含まれるキーワードに対応する出力メッセージを特定する(ステップS104)。
プロセッサ510は、受信した音声データに出力メッセージの音声データを追加することによって、送信用データを作成する(ステップS106)。
プロセッサ510は、通信インターフェイス160を介して、送信用データを、出力機器を特定するための情報とともに、音声出力サーバ100に送信する(ステップS108)。
音声出力サーバ100は、出力機器を特定するための情報に基づいて、送信用データを出力すべき機器200に送信する。
これによって、当該機器200は、通信端末600で受信した音声に出力メッセージを付加した音声を出力することができる。機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。その結果、通信端末600のユーザが発した音声メッセージだけを機器200に出力させる場合と比較して、より効果的なメッセージを出力させることができる。そして、通信端末600のユーザと機器200の音声を聞くユーザとの関係を良くすることが可能になる。
<第3の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、家族用のメッセージの投稿ページから音声メッセージを登録するものであった。しかしながら、音声メッセージの登録は他の方法で行ってもよい。たとえば、ユーザは、家族用のカレンダーを介して音声メッセージを登録してもよい。
なお、ネットワークシステム1の全体構成および動作概要と、各装置のハードウェア構成とについては、第1の実施の形態のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、図14〜図16を参照して、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とについて説明する。図14は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。図15は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。図16は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第3のイメージ図である。
図16(A)に示すように、ユーザは、ユーザIDやパスワードを入力することによって、通信端末600を利用して家族用のカレンダーを閲覧する。すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、アプリケーションサーバ500からカレンダー用のデータを受信して、タッチパネル650に家族用のカレンダーのページを表示させる。
なお、カレンダーの機能は、主に以下のようなものである。
・予定の新規作成、編集、削除
・月表示+予定リスト表示による画面構成
・通知(アラーム)設定
・繰り返し: 毎日、毎週(Ex. 毎週火、金曜日)、毎月(Ex. 毎月5日、第2木曜日)、毎年(Ex. 毎年8月3日)
・既読 / 未読表示
・ごみの日、結婚記念日、出張等のカテゴリを指定する事で冷蔵庫が発話(「今日は燃えるごみの日だよ!」)
・指定した日時に家電をコントロール(伝言など)
・予定からメッセージを作成
ユーザは、新規予定作成するために、たとえば日付のボタンを押して、図14(A)に示すように、通信端末600に新規予定の入力画面を表示させる。指定の日時に機器200に伝言させる場合には、ユーザは、日時を指定して、機器200を選択して、伝言命令を選択する。
より詳細には、ユーザは、ソースとして家電を選択する。ユーザは、図14(B)に示すように、家電に対する操作命令を選択する。ここでは、ユーザは、家電に伝言させるためのボタンを押す。
図14(C)に示すように、ユーザは、音声メッセージ用のボタンを押して音声メッセージを入力する。ユーザは、録音の終了ボタンを押したのち、図15に示すように、決定ボタンを押して音声メッセージの入力を完了する。
すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、タッチパネル650を介して機器200の指定や日時の指定を受け付け、マイク680を介して音声メッセージを受け付ける。プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報と出力日時を指定するための情報とをアプリケーションサーバ500へ送信する。アプリケーションサーバ500は、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報と出力日時を指定するための情報とを音声出力サーバ100に送信する。
その後、機器200あるいはアダプタ300は、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを受信した際に、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、通信端末600に機器200が音声メッセージを受信した旨を表示させる。
その後、指定日時になると、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。機器200が、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを音声出力すると、機器200またはアダプタ300は、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、通信端末600に機器200が音声メッセージを出力した旨を表示させる。
<第4の実施の形態>
第1から第3の実施の形態においては、入力された音声メッセージからキーワードを抽出するものであった。ただし、ユーザが音声メッセージとともにテキストを入力し、サーバが当該テキストからキーワードを抽出するものであってもよい。
なお、ネットワークシステム1の全体構成と、各装置のハードウェア構成とについては、第1の実施の形態のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、まず、図17を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。なお、図17は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。
本実施の形態においては、機器200は、ユーザから直接的に、あるいはユーザからリモコンやスマートフォン600Aなどの通信端末600を介して、様々な操作命令を受け付ける。機器200は、受け付けた操作命令に関する情報、すなわち操作情報を、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。また、機器200は、画像センサ、音声センサ、温度センサ、通信インターフェイスなどを介して取得したデータを、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。
そして、ユーザは、SNS機能を介して、通信端末600にメッセージを入力する。ユーザは、メッセージの出力先の機器を指定するための情報も通信端末600に入力する。そして特に、ユーザは、通信端末600に、音声メッセージを入力する。
通信端末600に入力されたメッセージはアプリケーションサーバ500に送られて、家族用のページに投稿される。通信端末600に入力された音声メッセージは、音声出力サーバ100に送られる。本実施の形態においては、アプリケーションサーバ500または音声出力サーバ100が、入力されたテキストメッセージあるいは絵文字から所定の入力情報を抽出して、当該入力情報に対応する出力メッセージを音声メッセージに追加して出力用の音声メッセージを作成する。音声出力サーバ100は、ルータ400とアダプタ300Aとを介して、出力用の音声メッセージを機器200に送信する。
たとえば、ある家族の父親は、スマートフォン600AのSNSの投稿ページを開いて、スマートフォン600Aに「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」という音声メッセージを入力する。このとき、父親は、テキスト形式の「ごめんね」というメッセージまたは「謝る」という意味を有する絵文字なども入力する。また、父親は、メッセージの出力先である冷蔵庫200Aを指定するための命令や操作命令としての伝言命令も入力する。アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報と音声メッセージとテキスト形式のメッセージまたは絵文字などと出力機器の指定と伝言命令とを音声出力サーバ100に送信する。
音声出力サーバ100は、テキスト形式のメッセージまたは絵文字などから所定の入力情報を抽出して、当該入力情報に対応する「しょうがないよね。」というメッセージを読み出す。音声出力サーバ100は、「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」というメッセージと「しょうがないよね。」というメッセージとが組み合わされた音声データと父親を特定するための情報とをアダプタ300Aに送信する。
冷蔵庫200Aは、アダプタ300からの音声データに基づいて、「お父さんから伝言です。急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。ということです。しょうがないよね。」というメッセージを音声出力する。冷蔵庫200Aは、メッセージが蓄積されている旨を示すライトを点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチを介して受け付ける。
ここで、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100のメモリ120が格納するメッセージデータベース124について説明する。図18は、本実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース124を示すイメージ図である。図18を参照して、メッセージデータベース124は、通信端末600に入力されたテキストから抽出されるべきキーワードや顔文字や絵文字と、機器200で出力される出力メッセージとの対応関係を格納する。プロセッサ110は、メッセージデータベース121を参照して、通信端末600に入力されたテキストから入力キーワードを抽出したり、通信端末600に入力された絵文字を抽出したり、当該入力キーワードおよび絵文字に対応する出力メッセージを入力された音声に追加して機器200に送信する。
次に、図19を参照しながら、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理について説明する。なお、図19は、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。
まず、はじめに、音声出力サーバ100のプロセッサ110が、通信インターフェイス160を介して通信端末600から音声メッセージのデータを受信すると、以下の処理を実行する。プロセッサ110は、受信したデータから音声データを抽出して、メッセージを認識する(ステップS402)。プロセッサ110は、受信したデータからテキストや顔文字や絵文字を認識する(ステップS403)。このとき、プロセッサ110は、受信したデータから、メッセージを音声出力する機器200を特定するための情報や、音声メッセージを入力したユーザを識別するための情報も取得する。
プロセッサ110は、メッセージデータベース124を参照して、受け付けたテキストにキーワードまたは絵文字に対応する出力メッセージを特定する(ステップS404)。
プロセッサ110は、受信した音声データに出力メッセージの音声データを追加することによって、送信用データを作成する(ステップS406)。
プロセッサ110は、通信インターフェイス160を介して、送信用データを、音声を出力すべき機器200に送信する(ステップS408)。
これによって、当該機器200は、通信端末600で受信した音声に出力メッセージを付加した音声を出力することができる。機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。その結果、通信端末600のユーザが発した音声メッセージだけを機器200に出力させる場合と比較して、より効果的なメッセージを出力させることができる。そして、通信端末600のユーザと機器200の音声を聞くユーザとの関係を良くすることが可能になる。
<第5の実施の形態>
第1から第3の実施の形態においては、入力された音声メッセージからキーワードを抽出するものであった。ただし、ユーザが、伝言命令と、投稿に付するスタンプやシールとを選択し、音声メッセージを入力し、サーバが当該スタンプやシールに対応する出力メッセージを抽出するものであってもよい。
なお、ネットワークシステム1の全体構成と、各装置のハードウェア構成とについては、第1の実施の形態のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、まず、図20を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。なお、図20は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示すイメージ図である。
本実施の形態においては、機器200は、ユーザから直接的に、あるいはユーザからリモコンやスマートフォン600Aなどの通信端末600を介して、様々な操作命令を受け付ける。機器200は、受け付けた操作命令に関する情報、すなわち操作情報を、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。また、機器200は、画像センサ、音声センサ、温度センサ、通信インターフェイスなどを介して取得したデータを、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。
そして、ユーザは、SNS機能を介して、通信端末600にメッセージを入力する。本実施の形態においては、ユーザは、機器の操作を選択したり、気持ちなどを表すシールを選択したりすることができる。ユーザは、メッセージの出力先の機器を指定するための情報と伝言命令とを通信端末600に入力する。そして特に、ユーザは、通信端末600に、音声メッセージを入力する。
通信端末600に入力されたメッセージおよびシールはアプリケーションサーバ500に送られて、家族用のページに投稿される。通信端末600に入力された音声メッセージは、音声出力サーバ100に送られる。本実施の形態においては、アプリケーションサーバ500または音声出力サーバ100が、入力されたシールに対応する出力メッセージを音声メッセージに追加して出力用の音声メッセージを作成する。音声出力サーバ100は、ルータ400とアダプタ300Aとを介して、出力用の音声メッセージを機器200に送信する。
たとえば、ある家族の父親は、スマートフォン600AのSNSの投稿ページを開いて、スマートフォン600Aに「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」という音声メッセージを入力する。このとき、父親は、音声メッセージやテキストメッセージとともにシールの選択命令も入力する。また、父親は、メッセージの出力先である冷蔵庫200Aを指定するための命令と伝言命令とも入力する。アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報と音声メッセージとシールと出力機器の指定と伝言命令とを音声出力サーバ100に送信する。
音声出力サーバ100は、シールに対応する「しょうがないよね。」というメッセージを読み出す。音声出力サーバ100は、「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」というメッセージと「しょうがないよね。」というメッセージとが組み合わされた音声データと父親を特定するための情報とをアダプタ300Aに送信する。
冷蔵庫200Aは、アダプタ300からの音声データに基づいて、「お父さんから伝言です。急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。ということです。しょうがないよね。」というメッセージを音声出力する。冷蔵庫200Aは、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。
ここで、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100のメモリ120が格納するメッセージデータベース124について説明する。図21は、本実施の形態にかかるメモリ120に格納されるメッセージデータベース125を示すイメージ図である。図21を参照して、メッセージデータベース124は、通信端末600に入力されるシールと、機器200で出力される出力メッセージと、の対応関係を格納する。プロセッサ110は、メッセージデータベース121を参照して、通信端末600に入力されたシールに対応する出力メッセージを入力された音声に追加して機器200に送信する。
次に、図22を参照しながら、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理について説明する。なお、図22は、本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理を示すフローチャートである。
まず、はじめに、音声出力サーバ100のプロセッサ110が、通信インターフェイス160を介して通信端末600から音声メッセージのデータを受信すると、以下の処理を実行する。プロセッサ110は、受信したデータから音声データを抽出して、メッセージを認識する(ステップS502)。プロセッサ110は、受信したデータからシールを特定する(ステップS503)。このとき、プロセッサ110は、受信したデータから、メッセージを音声出力する機器200を特定するための情報や、音声メッセージを入力したユーザを識別するための情報も取得する。
プロセッサ110は、メッセージデータベース125を参照して、受け付けたシールに対応する出力メッセージを特定する(ステップS504)。
プロセッサ110は、受信した音声データに出力メッセージの音声データを追加することによって、送信用データを作成する(ステップS506)。
プロセッサ110は、通信インターフェイス160を介して、送信用データを、音声を出力すべき機器200に送信する(ステップS508)。
これによって、当該機器200は、通信端末600で受信した音声に出力メッセージを付加した音声を出力することができる。機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。その結果、通信端末600のユーザが発した音声メッセージだけを機器200に出力させる場合と比較して、より効果的なメッセージを出力させることができる。そして、通信端末600のユーザと機器200の音声を聞くユーザとの関係を良くすることが可能になる。
次に、図23〜図24を参照しながら、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とについて説明する。なお、図23は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。図24は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。
図23(A)に示すように、ユーザは、ユーザIDやパスワードを入力することによって、通信端末600を利用して家族用のメッセージの投稿ページを閲覧する。すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、アプリケーションサーバ500からSNSのデータを受信して、タッチパネル650に家族用のページを表示させる。
図23(B)に示すように、ユーザは、投稿用のボタン650Aを押して、通信端末600に新規メッセージの入力画面を表示させる。次にユーザは、シールを選択するために、図23(B)のように画像欄を選択する。
そして、本実施の形態においては、図23(C)に示すように、ユーザは、ソースとしてシールを選択するためのボタンを押す。ユーザは、図24(A)に示すように、シールを選択する。
図24(B)に示す状態から、ユーザは、機器200に伝言させるために、図10(C)に示すように、ソースとして家電を選択するためのボタンを押す。ユーザは、図11(A)に示すように、家電を選択する。ユーザは、図11(B)に示すように、家電に対する操作命令を選択する。ここでは、ユーザは、家電に伝言させるためのボタンを押す。
図24(C)に示す状態から、ユーザは、音声メッセージ用のボタンを押して音声メッセージを入力する。最後に、図12(A)および(B)に示すように、ユーザは、録音の終了ボタンを押したのち、登録ボタンを押して、音声メッセージの入力を完了する。
すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、タッチパネル650を介して機器200の指定と伝言命令とシールの指定とを受け付け、マイク680を介して音声メッセージを受け付ける。プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報と伝言命令とシールの指定とをアプリケーションサーバ500へ送信する。アプリケーションサーバ500は、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報と伝言命令とシールの指定とを音声出力サーバ100に送信する。
その後、機器200あるいはアダプタ300は、音声メッセージとともにシールに対応する出力メッセージを受信した際に、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図12(C)に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを受信した旨を表示させる。
その後、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。機器200が、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを音声出力すると、機器200またはアダプタ300は、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図13に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを出力した旨を表示させる。
<第6の実施の形態>
第5の実施の形態においては、ユーザが音声メッセージと伝言命令と気持ちなどを示すシールと入力するものであった。ただし、気持ちを表すシールが伝言命令を兼ねてもよい。
なお、ネットワークシステム1の全体構成と、各装置のハードウェア構成とについては、第1の実施の形態のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、まず、図20を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。
本実施の形態においては、機器200は、ユーザから直接的に、あるいはユーザからリモコンやスマートフォン600Aなどの通信端末600を介して、様々な操作命令を受け付ける。機器200は、受け付けた操作命令に関する情報、すなわち操作情報を、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。また、機器200は、画像センサ、音声センサ、温度センサ、通信インターフェイスなどを介して取得したデータを、アダプタ300を介して、音声出力サーバ100に送信する。
そして、ユーザは、SNS機能を介して、通信端末600にメッセージを入力する。本実施の形態においては、ユーザは、メッセージとともに、気持ちなどを表すシールを選択することができる。ユーザは、メッセージの出力先の機器を指定するための情報も通信端末600に入力する。そして特に、ユーザは、通信端末600に、音声メッセージを入力する。
通信端末600に入力されたメッセージおよびシールはアプリケーションサーバ500に送られて、家族用のページに投稿される。通信端末600に入力された音声メッセージは、音声出力サーバ100に送られる。本実施の形態においては、アプリケーションサーバ500または音声出力サーバ100が、入力されたシールに対応する出力メッセージを音声メッセージに追加して出力用の音声メッセージを作成する。音声出力サーバ100は、ルータ400とアダプタ300Aとを介して、出力用の音声メッセージを機器200に送信する。
たとえば、ある家族の父親は、スマートフォン600AのSNSの投稿ページを開いて、スマートフォン600Aに「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」という音声メッセージを入力する。このとき、父親は、音声メッセージやテキストメッセージとともにシールの選択命令も入力する。また、父親は、メッセージの出力先である冷蔵庫200Aを指定するための命令も入力する。本実施の形態においては、シールを選択すると自動的に機器200に対する伝言命令であることが認識される。アプリケーションサーバ500は、父親を特定するための情報と音声メッセージとシールと出力機器の指定とを音声出力サーバ100に送信する。
音声出力サーバ100は、シールに対応する「しょうがないよね。」というメッセージを読み出す。音声出力サーバ100は、「急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。」というメッセージと「しょうがないよね。」というメッセージとが組み合わされた音声データと父親を特定するための情報とをアダプタ300Aに送信する。
冷蔵庫200Aは、アダプタ300からの音声データに基づいて、「お父さんから伝言です。急遽、上司と食事に行くことになりました。夕飯は要りません。ごめんね。ということです。しょうがないよね。」というメッセージを音声出力する。機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライトを点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチを介して受け付ける。
本実施の形態にかかる音声出力サーバ100の情報処理については、第5の実施の形態のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
次に、図25〜図26を参照しながら、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とについて説明する。なお、図25は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第1のイメージ図である。図26は、本実施の形態にかかる通信端末600の処理と画面の推移とを示す第2のイメージ図である。
図25(A)に示すように、ユーザは、ユーザIDやパスワードを入力することによって、通信端末600を利用して家族用のメッセージの投稿ページを閲覧する。すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、アプリケーションサーバ500からSNSのデータを受信して、タッチパネル650に家族用のページを表示させる。
図25(B)に示すように、ユーザは、投稿用のボタン650Aを押して、通信端末600に新規メッセージの入力画面を表示させる。次に、ユーザは、シールを選択するために、図25(B)のように画像欄を選択する。
そして、本実施の形態においては、図25(C)に示すように、ユーザは、ソースとしてシールを選択するためのボタンを押す。ユーザは、図26(A)に示すように、シールを選択する。本実施の形態においては、シールが伝言命令であることも特定しているため、家電に対する操作命令を選択する必要はない。
図26(B)に示す状態から、ユーザは、音声メッセージ用のボタンを押して音声メッセージを入力する。最後に、図12(A)および(B)に示すように、ユーザは、録音の終了ボタンを押したのち、登録ボタンを押して、音声メッセージの入力を完了する。
すなわち、通信端末600のプロセッサ610は、タッチパネル650を介して機器200の指定とシールの指定とを受け付け、マイク680を介して音声メッセージを受け付ける。プロセッサ610は、通信インターフェイス660を介して、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報とシールの指定とをアプリケーションサーバ500へ送信する。アプリケーションサーバ500は、ユーザIDと音声メッセージと機器を特定するための情報と伝言命令とシールの指定とを音声出力サーバ100に送信する。
その後、機器200あるいはアダプタ300は、音声メッセージとともにシールに対応する出力メッセージを受信した際に、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図12(C)に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを受信した旨を表示させる。
その後、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付ける。機器200が、音声メッセージとともにキーワードに対応する出力メッセージを音声出力すると、機器200またはアダプタ300は、その旨を音声出力サーバ100を介してアプリケーションサーバ500に伝える。アプリケーションサーバ500は、図13に示すように、通信端末600に機器200が音声メッセージを出力した旨を表示させる。
<第7の実施の形態>
第1から第6の実施の形態においては、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付けるものであった。しかしながら、本実施の形態においては、機器200のプロセッサ110は、カメラ250やマイクなどのセンサを介して人を検知した際に、蓄積されているメッセージを出力しても良い。
<第8の実施の形態>
第1から第6の実施の形態においては、機器200は、メッセージが蓄積されている旨を示すライト230を点滅させて、ユーザからの音声出力命令をスイッチ240を介して受け付けるものであった。しかしながら、メッセージを聞かせるユーザを指定できるものであってもよい。
たとえば、本実施の形態においては、音声出力サーバ100または機器200などがユーザとユーザを識別するための顔データや声データを記憶している。そして、通信端末600においてメッセージの対象者の指定を受け付ける。通信端末600は、音声メッセージや出力機器の指定やシールなどと共にメッセージの対象者を指定するための情報を音声出力サーバ100に送信する。音声出力サーバ100または機器200は、カメラ250やマイクなどのセンサを介して、メッセージの対象者を検知した場合にメッセージを出力する。
<第9の実施の形態>
第1から第8の実施の形態においては、機器200は、アダプタ300を介して、ルータ、インターネット、音声出力サーバ100などと通信するものであった。しかしながら、図27に示すように、機器200が、直接的に、WiFi(登録商標)通信やBluetooth(登録商標)によって、ルータ400を介して、インターネット、音声出力サーバ100と通信するものであってもよい。
<第10の実施の形態>
第1から第4の実施の形態においては、機器200は、アダプタ300を介して、ルータ、インターネット、音声出力サーバ100などと通信するものであった。しかしながら、図28に示すように、機器200が、アダプタ300を介して、直接的に、すなわちルータ400を介さずに、3G回線、4G回線、LTE(登録商標)回線などのモバイル無線通信網などを介して、インターネット、音声出力サーバ100と通信するものであってもよい。
<第11の実施の形態>
さらには、図29に示すように、機器200が、直接的に、すなわちアダプタ300もルータも介さずに、3G回線、4G回線、LTE(登録商標)回線などのモバイル無線通信網などを介して、インターネット、音声出力サーバ100と通信するものであってもよい。
<その他の応用例>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体(あるいはメモリ)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる他の記憶媒体に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<上記の複数の実施の形態のまとめ>
上記の第1〜3および第7〜第11の実施の形態においては、機器200と、機器200と通信可能なサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。サーバ100は、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係121を参照可能であって、入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、を機器200に音声出力させる。
上記の第1〜3および第7〜第11の実施の形態においては、機器200と通信するための通信インターフェイス160と、プロセッサ110とを備えるサーバ100が提供される。プロセッサ110は、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係121を参照可能であって、入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、を通信インターフェイス160を介して機器200に音声出力させる。
上記の第1〜3および第7〜第11の実施の形態においては、サーバ100と通信するための通信インターフェイス260と、スピーカ270と、プロセッサ210とを備える機器200が提供される。プロセッサ210は、サーバ100からのデータに基づいて、サーバ100に入力されたメッセージと、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージと、をスピーカ270に出力させる。
上記の第1〜3および第7〜第11の実施の形態においては、複数の機器200と通信可能なサーバ100と通信するための通信インターフェイス660と、機器200の指定を受け付けるための入力部650と、音声の入力を受け付けるためのマイク680と、プロセッサ610とを備える通信端末600が提供される。プロセッサ610は、指定された機器200を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータとを通信インターフェイス260を介してサーバ100に送信する。
上記の第4〜第11の実施の形態においては、機器200と、機器200と通信可能なサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。サーバ100は、入力情報と出力メッセージとの対応関係124、125を参照可能であって、入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、を機器200に音声出力させる。
上記の第4〜第11の実施の形態においては、機器200と通信するための通信インターフェイス160と、プロセッサ110とを備えるサーバ100が提供される。プロセッサ110は、入力情報と出力メッセージとの対応関係124、125を参照可能であって、入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、を通信インターフェイス160を介して機器200に音声出力させる。
上記の第4〜第11の実施の形態においては、サーバ100と通信するための通信インターフェイス260と、スピーカ270と、プロセッサ210とを備える機器200が提供される。プロセッサ210は、サーバ100に入力されたメッセージと、入力情報に対応する出力メッセージと、をスピーカ270に出力させる。
上記の第4〜第11の実施の形態においては、複数の機器200と通信可能なサーバ100と通信するための通信インターフェイス660と、機器200の指定を受け付けるための入力部650と、音声の入力を受け付けるためのマイク680と、プロセッサ610とを備える通信端末600が提供される。プロセッサ610は、指定された機器200を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータと入力情報とを通信インターフェイス660を介してサーバ100に送信する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :音声出力サーバ
110 :プロセッサ
120 :メモリ
121 :対応関係(メッセージデータベース)
124 :対応関係(メッセージデータベース)
125 :対応関係(メッセージデータベース)
130 :ライト
140 :スイッチ
160 :通信インターフェイス
200 :機器
200A :冷蔵庫
200B :洗濯機
200C :自走式掃除機
200D :照明
200E :エアコン
210 :プロセッサ
220 :メモリ
230 :ライト
240 :スイッチ
250 :カメラ
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :リモコン受光部
290 :機器駆動部
300 :アダプタ
310 :プロセッサ
320 :メモリ
330 :ライト
340 :スイッチ
361 :第1の通信インターフェイス
362 :第2の通信インターフェイス
400 :ルータ
500 :アプリケーションサーバ
501 :データベース
510 :プロセッサ
520 :メモリ
530 :ライト
540 :スイッチ
560 :通信インターフェイス
600 :通信端末
610 :プロセッサ
620 :メモリ
630 :ディスプレイ
640 :ポインティングデバイス
650 :入力部(タッチパネル)
650A :ボタン
660 :通信インターフェイス
670 :スピーカ
680 :マイク
700 :音声作成サーバ
701 :データベース
710 :プロセッサ
720 :メモリ
730 :ライト
740 :スイッチ
760 :通信インターフェイス

Claims (8)

  1. 機器と、
    前記機器と通信可能なサーバとを備え、
    前記サーバは、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージを前記機器に音声出力させた後に、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージを前記機器に音声出力させる、ネットワークシステム。
  2. 機器と通信するための通信インターフェイスと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、入力キーワードと出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、前記通信インターフェイスを介して、入力されたメッセージを前記機器に音声出力させた後に、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージを前記機器に音声出力させる、サーバ。
  3. サーバと通信するための通信インターフェイスと、
    スピーカと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記サーバからのデータに基づいて、前記サーバに入力されたメッセージを前記スピーカに出力させた後に、当該入力されたメッセージの中に含まれる入力キーワードに対応する出力メッセージを前記スピーカに出力させる、機器。
  4. 複数の機器と通信可能なサーバと通信するための通信インターフェイスと、
    機器の指定を受け付けるための入力部と、
    音声の入力を受け付けるためのマイクと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、指定された機器を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータとを通信インターフェイスを介して前記サーバに送信する、通信端末。
  5. 機器と、
    前記機器と通信可能なサーバとを備え、
    前記サーバは、入力情報と出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、入力されたメッセージを前記機器に音声出力させた後に、前記入力情報に対応する出力メッセージを前記機器に音声出力させる、ネットワークシステム。
  6. 機器と通信するための通信インターフェイスと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、入力情報と出力メッセージとの対応関係を参照可能であって、前記通信インターフェイスを介して、入力されたメッセージを前記機器に音声出力させた後に、前記入力情報に対応する出力メッセージを前記機器に音声出力させる、サーバ。
  7. サーバと通信するための通信インターフェイスと、
    スピーカと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記サーバに入力されたメッセージを前記スピーカに出力させた後に、入力情報に対応する出力メッセージを前記スピーカに出力させる、機器。
  8. 複数の機器と通信可能なサーバと通信するための通信インターフェイスと、
    機器の指定を受け付けるための入力部と、
    音声の入力を受け付けるためのマイクと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、指定された機器を特定するためのデータと入力されたメッセージのデータと入力情報とを通信インターフェイスを介して前記サーバに送信する、通信端末。
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