JP2015219506A - 実像結像レンズ系および撮像装置 - Google Patents

実像結像レンズ系および撮像装置 Download PDF

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【課題】新規な実像結像レンズ系を実現する。
【解決手段】この発明の実像結像レンズ系は、物体の実像を結像する実像結像レンズ系であって、物体側に正の屈折力の第1群I、像側に正の屈折力の第2群IIを配してなり、第1群Iは、3枚のレンズL11ないしL13により構成され、第2群は、6枚のレンズL21ないしL29により構成され、群内のレンズ間に開口絞りSTを有し、第1群Iと第2群IIの間に物体の中間像を実像として結像させ、第2群IIの像側に前記物体の実像を結像させるものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、実像結像レンズ系および撮像装置に関する。
物体の実像を結像する実像結像レンズ系は、通常の撮影カメラに広く用いられ、近来は、監視カメラや車載カメラ等にも用いられるようになってきている。
比較的近年に提案された実像結像レンズ系に関する特許文献として、特許文献1〜10を挙げる。
実像結像レンズ系には、画角が広いことや、諸収差が良好に補正されていること、Fナンバが小さく明るいことが、一般的に要請されている。
この発明は、新規な実像結像レンズ系の実現を課題とする。
この発明の実像結像レンズ系は、物体の実像を結像する実像結像レンズ系であって、物体側に正の屈折力の第1群、像側に正の屈折力の第2群を配してなり、第1群は、3枚のレンズにより構成され、第2群は、6枚のレンズにより構成され、群内のレンズ間に開口絞りを有し、第1群と第2群の間に物体の中間像を実像として結像させ、第2群の像側に前記物体の実像を結像させるものである。
この発明によれば、新規な実像結像レンズ系を実現できる。
実施例1の実像結像レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例1の実像結像レンズ系の縦収差図である。 実施例1の実像結像レンズ系の横収差図である。 実施例2の実像結像レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例2の実像結像レンズ系の縦収差図である。 実施例2の実像結像レンズ系の横収差図である。 実施例3の実像結像レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例3の実像結像レンズ系の縦収差図である。 実施例3の実像結像レンズ系の横収差図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1、図4、図7に、実施の形態を3例示す。これらは、この順序で、後述する具体的な実施例1〜3に対応する。
これらの図における左方が物体側であり、右方が像側である。
煩雑を避けるため、これらの図において、符号を共通化する。すなわち、物体側に配される第1群を符号Iで表し、像側に配される第2群を符号IIで表す。
符号STにより「開口絞り」を表す。図中における符号DGは「ダミーガラス」を示し、符号Imは「像面」を示す。
上記各図に示す実施の形態の実像結像レンズは「CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を用いる撮像装置」に用いることが想定されている。
従って、上記各図に示す実施の形態はまた「この発明の実像結像レンズ系を用いて、撮像対象の実像を、撮像素子の受光面上に結像させて撮像を行う撮像装置」の実施の形態をも示すものである。
図示されない撮像素子は受光面を、ダミーガラスDGの像側面に一致した像面Imに合致させて配置される。
ダミーガラスDGは、赤外光カットフィルタ等の各種のフィルタや撮像素子のカバーガラスを、これらに「光学的に等価」な平行平板ガラスで置換したものである。
レンズに関しては、符号Lijをあてる。Lijにおける「i」は群を表し、第1群は「i=1」、第2群は「i=2」である。また、jは、物体側から数えたレンズの番号であり、第1レンズから第9レンズの順にj=1〜9である。
図1、図4、図7に示すように、撮像対象である物体からの光は第1群Iに入射する。
第1群Iに入射した光は、第1群Iにより、第1群Iと第2群IIとの間に中間像として結像したのち、第2群IIにより像面Im上に実像として結像する。
第1群Iと第2群IIとの間に結像する中間像は、撮像対象である物体の倒立像であり、像面Imに結像する実像は、撮像対象である物体の正立像である。
説明を補足する。
上記各図に示された実施の形態の実像結像レンズ系は、半画角が60度程度、歪曲収差が±2%程度で、Fナンバが略2である。
即ち、実施の各形態の実像結像レンズ系は、広画角で明るく、且つ、歪曲収差が極めて小さい。
この発明の実像結像レンズ系は、第1群と第2群の間に「中間像」を形成する構成とすることにより、広画角と歪曲収差の良好な補正と、明るさの実現を容易にしている。
この発明の実像結像レンズ系は、以下の条件(1)〜(3)の1以上を満足することが好ましい。
(1) −11.0 < fG1/f < −8.5
(2) −0.09 < n凸−n凹 < 0.1
(3) −2.8 < ν凸−ν凹 < 13.3 。
条件(1)〜(3)におけるパラメータの記号の意味は以下の通りである。
「f」は、全系のe線に対する焦点距離、「fG1」は、第1群のe線に対する合成焦点距離である。
「n凸」は、全系における2枚以上の正レンズの材質のd線に対する屈折率の平均値、「n凹」は、2枚以上の負レンズの材質のd線に対する屈折率の平均値である。
「ν凸」は、全系における2枚以上の正レンズの材質のアッベ数の平均値、「ν凹」は、全系における2枚以上の負レンズの材質のアッベ数の平均値である。
なお、アッベ数は「d線に関するもの」である。
条件(1)は、全系の屈折力に対する第1群の屈折力の好適な範囲を規定するものである。
条件(1)のパラメータが上限を超えると、第1群の屈折力が過大になり易く、諸収差の良好な補正が困難になり易い。
条件(1)のパラメータが下限を超えると、第1群の屈折力が不足気味となり易く、レンズが大きくなってコストアップを招来しやすい。
実像結像レンズのコンパクト化・低コスト化や「諸収差の良好な補正」のためには、条件(1)が満足されることが好ましい。
条件(2)は、実像結像レンズ系を構成する凸レンズと凹レンズの材質の屈折率の範囲を定めるものである。
条件(2)の上限を超えると、ペッツバール和が過小となって「像面が正の側に倒れる像面湾曲」が大きくなり易い。
条件(2)の下限を超えると、逆にペッツバール和が過大となり「像面が負の側に倒れる像面湾曲」が大きくなり易い。
説明中の実施の形態や、後述の実施例では、前述のように、撮像素子の受光面上に実像を結像することを想定している。
撮像素子の受光面は平面であるから、結像する実像の像面が受光面に良好にフィットするために、条件(2)を満足することが好ましい。
条件(3)は、軸上の色収差を良好に補正するのに好ましい条件である。
条件(3)の上限を超えると「軸上の色収差が補正過剰」となり易く、主波長より短波長側で軸上の色収差が正の側に大きくなり易い。
また、上限(3)の下限を超えると「軸上の色収差が補正不足」となり易く、主波長より短波長側で負の側に軸上の色収差が大きくなり易い。
カラー画像の結像のためには、条件(3)を満足することが好ましい。
上記の如く、条件(1)〜(3)を満足することによる効果は、互いに別箇であるから、これらを個別に満足することにより、条件に応じた効果が得られる。
また、条件(1)〜(3)を同時に満足させることにより、これらの条件による全ての効果を期待できる。
図1、図4、図7に実施の形態を示す実像結像レンズ系は、第1群Iが、物体側から像側へ向かって順次、第1レンズL11ないし第3レンズL13の3枚のレンズを配してなる。
第2群は、物体側から像側へ向かって順次、第4レンズL24ないし第9レンズL29の6枚のレンズを配し、第5レンズL25と第6レンズL26との間に開口絞りSTを配してなる。
第1レンズL11は「両凸レンズ」、第2レンズL12は「凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ」、第3レンズL13は「両凸レンズ」である。
第1レンズL11と第2レンズL12は整合されて「正のパワーの接合レンズ」をなす。
第4レンズL24は「凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズ」、第5レンズL25は「凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ」である。
第6レンズL26は「両凸レンズ」、第7レンズL27は「両凸レンズ」、第8レンズL28は「両凹レンズ」、第9レンズL29は「正レンズ」である。
第7レンズL27と第8レンズL28は接合されて「負のパワーの接合レンズ」をなしている。
この発明の実像結像レンズ系のように、第1群Iと第2群IIの間で中間像を実像として結像させる構成で、第1群のレンズ外径を小径化することを考慮すると、第1群を射出する光線の主光線が光軸に略平行になる(物体側にテレセントリック)か、または「第2群への入射角が小さく」なるようにするのが良い。
第1群のレンズ径の小径化には、第1群の最も物体側のレンズL11を正レンズとするのがよい。
この状態で、第2群への入射角を小さくするため、正レンズL11の像側にさらに1枚の正レンズを配する。
説明中の実施の各形態では、第1群を3枚の正レンズL11、L12、L13により構成している。
第1群をこのような構成にするとともに、第2群を上記の如き6枚のレンズL24〜L29で構成することにより、後述の実施例の如く、第1群により結像する中間像を物体とする良好な像を結像することが容易に実現される。
図1、図4、図7に示すように、第3レンズL13と第4レンズL24において結像光線が大きく屈折している。従って、少なくとも、第1群Iの最も像側に配された第3レンズL13と、第2群IIの最も物体側に配された第4レンズL24とに非球面を採用することが、レンズ系のコンパクト化と、諸収差の良好な補正に有効である。
後述する実施例1〜3の実像結像レンズ系は、これを構成する9枚のレンズの何れもがガラスレンズで、しかも、ガラス材料は鉛、砒素などの有害物質を含有していない。
このように、全てのレンズを「化学的に安定で鉛や砒素等の有害物質を含まない光学ガラス」で構成することにより、材料のリサイクル化が可能で省資源的である。
また、加工時の廃液による水質汚染が無く、CO等の発生を低減でき、環境を汚染することが少ない。
以下、具体的な実施例を3例挙げる。
各実施例において用いられる記号の意味は以下の通りである。
f :全系のe線の合成焦点距離
FNo :Fナンバ
ω :半画角(度)
Y’ :像高
ri(i=1〜17):物体側から数えてi番目の面(絞りの面を含む)の曲率半径
di(i=1〜16):物体側から数えてi番目とi+1番目の面の面間隔
nj(j=1〜9) :物体側から数えてj番目のレンズの材料の屈折率
νj(j=1〜9) :物体側から数えてj番目のレンズの材料のアッベ数
rc1〜2 :ダミーガラスの物体側の曲率半径
dc1 :ダミーガラスの肉厚および面間隔
nc1 :ダミーガラスの屈折率
νc1 :ダミーガラスのアッベ数
nd :d線の屈折率
ne :e線の屈折率
n凸 :正の屈折力を有するレンズのndの平均
n凹 :負の屈折力を有するレンズのndの平均
ν凸 :正の屈折力を有するレンズのndの平均
ν凹 :負の屈折力を有するレンズのndの平均 。
非球面は、光軸からの高さ:Y、光軸から高さYにおける非球面の非球面頂点における接平面からの距離:X、近軸曲率半径:R、円錐定数:K、非球面係数:A4、A6、A8、A10として、周知の次式(A)で表現される。
X=(1/R)×Y/[1+√{1−(1+K)×(Y/R))}]
+A4・Y+A6・Y+A8・Y+A10・Y10 (A)
なお、以下にあげる実施例1〜3は何れも、監視カメラ用の実像結像レンズ系として想定され、物体面から第1群の最も物体側のレンズ面までの距離:Sを1400mmに設定されている。
即ち、第1群の最も物体側のレンズ面から、光軸上で1400mmの位置にある物体が、実像結像レンズ系により像面(撮像素子の受光面)に実像として結像する。
なお、「長さの次元」を有するものの単位は、特に断らない限り「mm」である。
「実施例1」
f=-0.65 、F=2.0523 、Y’=1.0818 、ω=59.0゜
実施例1のデータを表1に挙げる。
Figure 2015219506
「非球面データ」
非球面のデータを表2に示す。
Figure 2015219506
「実施例2」
f=-0.65 、F=2.0523 、Y’=1.0818 、ω=59.0゜
実施例2のデータを表3に示す。
Figure 2015219506
「非球面データ」
非球面のデータを表4に示す。
Figure 2015219506
「実施例3」
f=-0.54 、F=2.0523 、Y’=1.1258 、ω=64.375゜
実施例3のデータを表5に示す。
Figure 2015219506
「非球面データ」
非球面のデータを表6に示す。
Figure 2015219506
「各条件のパラメータの値」
実施例1〜3における条件(1)〜(3)のパラメータの値を表7に示す。
Figure 2015219506
図2に実施例1に関する縦収差を示し、図3に横収差を示す。図5に実施例2に関する縦収差を示し、図6に横収差を示す。図8に実施例1に関する縦収差を示し、図9に横収差を示す。
これらの収差図において、「e」はe線(546.07nm)、[F]はF線(486.13nm)、[C]はC線(656.27nm)を示す。
また、非点収差の図で、実線はサジタル光線、点線はメリディオナル光線を示す。
実施例1〜3の実像結像レンズ系は何れも、半画角が60度前後と非常に広画角でありながら、歪曲収差が±2%程度と極めて小さく抑えられ、Fナンバも略2と明るい。
また、C線(656.27nm)からF線(486.13nm)までの広い波長範囲で軸上の色収差が良好に補正され、諸収差も良好に補正された良好な性能を有している。
以上のように、この発明によれば、以下の如き実像結像レンズ系と撮像装置を実現できる。
[1]
物体の実像を結像する実像結像レンズ系であって、物体側に正の屈折力の第1群I、像側に正の屈折力の第2群IIを配してなり、第1群は、3枚のレンズL11〜L13により構成され、第2群は、6枚のレンズL24〜L29により構成され、群内のレンズL25、L26間に開口絞りSTを有し、第1群Iと第2群IIの間に物体の中間像を実像として結像させ、第2群IIの像側に前記物体の実像を結像させるものである実像結像レンズ系。
[2]
[1]に記載の実像結像レンズ系において、全系のe線に対する焦点距離:f、第1群のe線に対する合成焦点距離:fG1が、条件:
(1) −11.0 < fG1/f < −8.5
を満足する実像結像レンズ系。
[3]
[1]または[2]に記載の実像結像レンズ系において、全系における、正レンズの材質のd線に対する屈折率の平均:n凸、負レンズの材質のd線に対する屈折率の平均:n凹が、条件:
(2) −0.09 < n凸−n凹 < 0.1
を満足する実像結像レンズ系。
[4]
[1]ないし[3]の何れか1に記載の実像結像レンズ系において、全系における正レンズの材質の、アッベ数の平均:ν凸、全系における負レンズの材質の、アッベ数の平均:ν凹が、条件:
(3) −2.8 < ν凸−ν凹 < 13.3
を満足する実像結像レンズ系。
[5]
[1]ないし[4]の何れか1に記載の実像結像レンズ系において、第1群Iが、物体側から像側へ向かって順次、第1レンズL11ないし第3レンズL13の3枚のレンズを配してなり、第2群IIが、物体側から像側へ向かって順次、第4レンズL24ないし第9レンズL29の6枚のレンズを配し、第5レンズL29と第6レンズL26との間に開口絞りSTを配してなり、第1レンズL11は両凸レンズ、第2レンズL12は凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ、第3レンズL13は両凸レンズであり、第1レンズL11と第2レンズL12は整合されて正のパワーの接合レンズをなし、第4レンズL24は凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズ、第5レンズL25は凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ、第6レンズL26は両凸レンズ、第7レンズL27は両凸レンズ、第8レンズL28は両凹レンズ、第9レンズL29は正レンズであり、第7レンズL27と第8レンズL28は接合されて負のパワーの接合レンズをなす、実像結像レンズ系。
[6]
[1]ないし[5]の何れか1に記載の実像結像レンズ系において、少なくとも、第1群Iの最も像側に配された第3レンズL13と、第2群IIの最も物体側に配された第4レンズL24とが非球面を有する実像結像レンズ系。
[7]
[1]ないし[6]の何れか1に記載の実像結像レンズにおいて、全てのレンズがガラスレンズであり、そのガラス材料は鉛、砒素などの有害物質を含有していないことを特徴とする実像結像レンズ。
[8]
[1]ないし[7]の何れか1に記載の実像結像レンズにおいて、半画角が略60度、歪曲収差が±2%程度で、Fナンバが略2である実像結像レンズ系。
[9]
[1]ないし[8]の何れか1に記載の実像結像レンズを用いた撮像装置。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
I 第1群
II 第2群
ST 開口絞り
DG ダミーガラス
Im 像面
L11、L12、L13 第1群のレンズ
L24、L25、L26、L27、L28、L29 第2群のレンズ
特開2010−256627号公報 特許第 4915077号公報 特開2007−322656号公報 特開2006−220691号公報 特開2011−128210号公報 特開2006−145770号公報 特許第5138884号公報 特開2003−232993号公報 特許第5272614号公報 特開2012−220741号公報

Claims (9)

  1. 物体の実像を結像する実像結像レンズ系であって、
    物体側に正の屈折力の第1群、像側に正の屈折力の第2群を配してなり、
    第1群は、3枚のレンズにより構成され、
    第2群は、6枚のレンズにより構成され、群内のレンズ間に開口絞りを有し、
    第1群と第2群の間に物体の中間像を実像として結像させ、第2群の像側に前記物体の実像を結像させるものである実像結像レンズ系。
  2. 請求項1記載の実像結像レンズ系において、
    全系のe線に対する焦点距離:f、第1群のe線に対する合成焦点距離:fG1が、条件:
    (1) −11.0 < fG1/f < −8.5
    を満足する実像結像レンズ系。
  3. 請求項1または2項に記載の実像結像レンズ系において、
    全系における、正レンズの材質のd線に対する屈折率の平均:n凸、負レンズの材質のd線に対する屈折率の平均:n凹が、条件:
    (2) −0.09 < n凸−n凹 < 0.1
    を満足する実像結像レンズ系。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載の実像結像レンズ系において、
    全系における正レンズの材質の、アッベ数の平均:ν凸、全系における負レンズの材質の、アッベ数の平均:ν凹が、条件:
    (3) −2.8 < ν凸−ν凹 < 13.3
    を満足する実像結像レンズ系。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の実像結像レンズ系において、
    第1群が、物体側から像側へ向かって順次、第1レンズないし第3レンズの3枚のレンズを配してなり、
    第2群が、物体側から像側へ向かって順次、第4レンズないし第9レンズの6枚のレンズを配し、第5レンズと第6レンズとの間に開口絞りを配してなり、
    第1レンズは両凸レンズ、第2レンズは凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ、第3レンズは両凸レンズであり、
    第1レンズと第2レンズは整合されて正のパワーの接合レンズをなし、
    第4レンズは凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズ、第5レンズは凹面を物体側に向けた正メニスカスレンズ、第6レンズは両凸レンズ、第7レンズは両凸レンズ、第8レンズは両凹レンズ、第9レンズは正レンズであり、
    第7レンズと第8レンズは接合されて負のパワーの接合レンズをなす、実像結像レンズ系。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の実像結像レンズ系において、
    少なくとも、第1群の最も像側に配された第3レンズと、第2群の最も物体側に配された第4レンズとが非球面を有する実像結像レンズ系。
  7. 請求項1ないし6の何れか1項に記載の実像結像レンズにおいて、
    全てのレンズがガラスレンズであり、そのガラス材料は鉛、砒素などの有害物質を含有していないことを特徴とする実像結像レンズ。
  8. 請求項1ないし7の何れか1項に記載の実像結像レンズにおいて、
    半画角が略60度、歪曲収差が±2%程度で、Fナンバが略2である実像結像レンズ系。
  9. 請求項1ないし8の何れか1項に記載の実像結像レンズを用いた撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023243154A1 (ja) * 2022-06-16 2023-12-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学系、画像投写装置および撮像装置

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