JP2015219140A - 電流検出装置 - Google Patents

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希 木全
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Abstract

【課題】小型化及び検出精度に優れた電流検出装置を提供する。【解決手段】電流検出装置1は、バスバー10に流れる電流の一部が流れる主路と、バスバー10に流れる電流の一部が流れる副路と、副路に装着され、副路に流れる電流を検出する検出ユニット20と、を有し、検出ユニット20は、副路に流れる電流を導通させる導体部22bを有して構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、電流検出装置に関し、特に、バスバーに取り付けられて電流検出を行なう電流検出装置に関する。
従来、バスバーに流れる電流を分流し、その分流した電流を検出センサにより測定し、バスバーに流れる電流を測定する電流センサがある。特許文献1によれば、このような電流センサは、高抵抗電流路は、バスバーの長手方向の中間部にコの字型に形成され、被測定電流Iinの流れる方向に略平行で低抵抗電流路に近い第1の折曲げラインと、第1の折曲げラインと平行で低抵抗電流路から遠い第2の折曲げラインとに沿ってそれぞれ略直角に折り曲げられて庇状になっている。そしてコの字型の高抵抗電流路の底辺(底部)は低抵抗電流路の幅内で低抵抗電流路の上方に位置する。高抵抗電流路の底辺(底部)の長手方向の中間部を囲むようにリング状磁気コアが配置される。このリング状磁気コアのギャップ部に配置されたホールICにより高抵抗電流路に流れる電流に基づく磁界の強さを検出し、これに基づいて、高抵抗電流路に流れる電流、低抵抗電流路に流れる電流を算出する。これにより、バスバーに流れる電流を検出する。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の構成では、磁気コアを要することから装置として大型化するという問題があった。また、低抵抗電流路を流れる電流により発生する磁界がホールICに影響するという問題があった。
特開2010−85228号公報
従って、本発明の目的は、小型化及び検出精度に優れた電流検出装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するために、バスバーに流れる電流の一部が流れる主路と、前記バスバーに流れる電流の一部が流れる副路と、前記副路に装着され、前記副路に流れる電流を検出する検出ユニットと、を有し、前記検出ユニットは、前記副路に流れる電流を導通させる導体部を有して構成されていることを特徴とする電流検出装置を提供する。
[2]前記検出ユニットは、ホール素子を備えることを特徴とする上記[1]に記載の電流検出装置であってもよい。
[3]また、前記主路、前記副路は、前記バスバーの中心線に対して対称に形成され、前記検出ユニットは、前記バスバーの中心線上に配置されていることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の電流検出装置であってもよい。
[4]また、前記検出ユニットは、前記バスバーの板厚内に収容されていることを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか1に記載の電流検出装置であってもよい。
本発明によると、小型化及び検出精度に優れた電流検出装置が可能となる。
図1(a)は、本願発明の実施の形態に係る電流検出装置を説明するための全体斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面を示す断面図である。 図2は、図1のB方向から見たバスバーの上平面図である。 図3(a)は、図1のB方向から見た検出ユニットの上平面図であり、図3(b)は、図1のD方向から見た検出ユニットの下平面図である。 図4(a)は、図1のD方向から見たバスバーであって、電流検出装置に流れる電流を示す上平面図であり、図4(b)は、図4(a)のE−E断面を示す断面図であって、電流により発生する磁界を示す断面図である。 図5は、従来技術を説明するための図である。
[本発明の実施の形態]
(電流検出装置の構成)
図1(a)は、本願発明の実施の形態に係る電流検出装置を説明するための全体斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面を示す断面図である。
本願発明の実施の形態に係る電流検出装置1は、バスバー10に流れる電流の一部が流れる主路と、バスバー10に流れる電流の一部が流れる副路と、副路に装着され、副路に流れる電流を検出する検出ユニット20と、を有し、検出ユニット20は、副路に流れる電流を導通させる導体部22bを有して構成されている。
ここで、主路は、バスバー10に形成された貫通穴部13及び副路を除く断面部を電流が流れる経路である。本実施の形態では、主路は、第1経路11と第2経路12から構成されている。
また、副路は、バスバー10に形成された接続部14、15と検出素子22の中を貫通して電流が流れる導体部22bで構成されている。
本願発明の実施の形態に係る電流検出装置1は、バスバー10に流れる電流を分流し、電流の一部を第1経路11と第2経路12に流し、電流の一部を接続部14、15を経由して検出素子22の中に設けられた導体部22bに流す。これにより、導体部22bに流れた電流から電流量を測定し、バスバー10全体に流れる電流を測定できる構成とされている。
図2は、図1のB方向から見たバスバーの上平面図である。バスバー10は、電流を流すための導体で形成されており、本実施の形態では、図1等に示すような帯状の長尺形状に形成されている。
検出ユニット20が装着される領域には、貫通穴部13が形成されている。貫通穴部13の両側は、電流が流れる第1経路11と第2経路12となる。また、バスバー10の上流及び下流側の中央部には、貫通穴部13の端部に接続部14、15が板厚方向に突設されている(図1(a)参照)。これにより、バスバー10全体に流れる電流Iは、主路である第1経路11及び第2経路12を流れる電流I、Iと、副路である接続部14、15を経由する検出ユニット20に流れる電流I(図4参照)に分流される。
図3(a)は、図1のB方向から見た検出ユニットの上平面図であり、図3(b)は、図1のD方向から見た検出ユニットの下平面図である。
基板21は、プリント配線基板(PCB)であって、図3(a)に示すように、矩形の一部に接続部14、15に嵌合する切欠部21a、21bが形成されている。
図3(b)に示す基板21の表面には、接続部14、15と電気的な接続がされて、検出素子22に接続される配線パターン23a、23bが形成されている。また、基板中央部には、検出素子22が、配線パターン23a、23bにリード部22cで電気的に接続されて基板上に実装されている。
検出素子22は、図3(b)に示すように、パッケージ内に、ホール素子22aとその近傍を通過する導体部22bを収容して構成されている。ホール素子22aは、リード部22cにより電源供給、検出信号の出力等がされる。また、導体部22bは、リード部22cにより配線パターン23a、23bと電気的に接続される。
上記のように、検出ユニット20は、基板21に実装された検出素子22により構成されている。この検出ユニット20は、図1(a)、(b)に示すように、検出素子22が貫通穴部13内に収容される向きに組み付けられる。基板21の片面がバスバー10の表面に当て付けられた状態で、接続部14、15と配線パターン23a、23bがはんだ付け又は溶接等によって電気的に接続される。これにより、バスバー10と検出ユニット20によって電流検出装置1が構成される。
図4(a)は、図1のD方向から見たバスバーであって、電流検出装置に流れる電流を示す上平面図であり、図4(b)は、図4(a)のE−E断面を示す断面図であって、電流により発生する磁界を示す断面図である。図4は、検出素子22や配線パターン23a、23b等が見えるように、図1のD方向から見た図としている。
図4(a)に示すように、バスバー10全体に流れる電流Iは、主路である第1経路11及び第2経路12を流れる電流I、Iと、副路である接続部14、15を経由する検出ユニット20に流れる電流Iに分流される。ここで、図4(b)に示すように、第1経路11を流れる電流Iは第1経路11の断面積S、第2経路12を流れる電流Iは第2経路12の断面積Sに比例する。また、検出ユニット20に流れる電流Iは、ホール素子22a内の導体部22bの断面積S等により決まる。詳細には、配線パターン23a、23bと導体部22bにかかる各電圧の和が接続部14、15間の電圧値となる条件から決まる。しかし、導体部22bの断面積Sが検出ユニット20に流れる電流の律速条件となるように設定することにより、検出ユニット20に流れる電流Iが導体部22bの断面積Sに比例する構成とすることができる。
(電流検出動作)
上記のことから、バスバー10に流れる電流Iは、次のように求められる。まず、検出ユニット20内のホール素子22aで、検出ユニット20内の導体部22bに流れる電流Iにより発生する磁界の強さを測定する。この測定された磁界の強さから電流Iが換算により求まり、面積比(S+S)/Sを掛けることにより電流I+Iが求まる。したがって、バスバー10に流れる電流Iは、電流I+I+Iから、I=I(S+S+S)/Sにより求めることができる。
図4(b)に示すように、第1経路11を流れる電流Iによって第1経路11の周りに磁界Bが発生すると共に、第2経路12を流れる電流Iによって第2経路12の周りに磁界Bが発生する。この磁界B、Bは、アンペールの法則(右ねじの法則)に従って発生するが、ホール素子22aの位置においては向きが互いに逆である。したがって、ホール素子22aの位置において、主路(第1経路11及び第2経路12)を流れる電流による影響を打ち消すことができる。
図1、図4に示すように、バスバー10の中心線CLに対して、第1経路11、第2経路12、貫通穴部13を対称に形成し、検出ユニット20をこの中心線CL上に配置することにより、ホール素子22aの位置において、主路(第1経路11及び第2経路12)を流れる電流による影響を受けないようにできる。
また、図1に示すバスバー10の板厚H内に検出素子22、ホール素子22aが収まるように配置することによって、さらにホール素子22aを対称な位置に配置することができる。これにより、さらに、ホール素子22aの位置において、主路(第1経路11及び第2経路12)を流れる電流による影響を受けないようにできる。
(比較例)
図5は、従来技術(特許文献1)を説明するための図である。バスバー100と高抵抗電流路101に電流が分流され、高抵抗電流路101に流れる電流により発生する磁束B100をコア102のギャップ部に配置した磁気センサ(ホール素子)103で検出する。この検出された磁界の強さにより、バスバー100に流れる電流量を検出する。
しかし、図5からわかるように、紙面の左右方向には対称であるが、上下方向には対称な配置ではない。したがって、主路(バスバー100)に流れる電流による影響を受ける。これにより、高抵抗電流路101に流れる電流により発生する磁束B100は誤差を有し、また、磁気センサ(ホール素子)103も主路(バスバー100)に流れる電流による磁界の影響を受ける。よって、電流検出の精度が低下することになる。
(本発明の実施の形態の効果)
以上から、本発明の実施の形態に係る電流検出装置1は、以下のような効果を有する。
(1)検出ユニット20は、内部に導体部22bを備えたホール素子22aを有して構成されるので、コアを必要としない。これにより、電流検出装置の小型化が可能となる。また、コアを必要としないため、電流検出装置の低コスト化が可能となる。
(2)検出ユニット20は、内部に導体部22bを備えたホール素子22aを有して構成されるので、検出ユニット20の取付精度が悪くても、検出精度が低下しないという効果を有する。
(3)本発明の実施の形態に係る電流検出装置1は、バスバー10の中心線CLに対して、第1経路11、第2経路12、貫通穴部13を対称に形成し、検出ユニット20をこの中心線CL上に配置することが可能である。このような構成にすることで、ホール素子22aの位置において、主路(第1経路11及び第2経路12)を流れる電流による影響を受けないようにできる。これにより、検出精度に優れた電流検出装置が可能となる。
(4)本発明の実施の形態に係る電流検出装置1は、図1に示すバスバー10の板厚H内に検出素子22、ホール素子22aが収まるように配置することが可能である。このような構成にすることで、さらに、ホール素子22aの位置において、主路(第1経路11及び第2経路12)を流れる電流による影響を受けないようにできる。これにより、検出精度に優れた電流検出装置が可能となる。
1…電流検出装置
10…バスバー、11…第1経路、12…第2経路、13…貫通穴部、14、15…接続部
20…検出ユニット、21…基板、21a、21b…切欠部、22…検出素子、22a…ホール素子、22b…導体部、23、23a、23b…導体部
、I、I、I…電流
、S、S…断面積
CL…中心線

Claims (4)

  1. バスバーに流れる電流の一部が流れる主路と、
    前記バスバーに流れる電流の一部が流れる副路と、
    前記副路に装着され、前記副路に流れる電流を検出する検出ユニットと、を有し、
    前記検出ユニットは、前記副路に流れる電流を導通させる導体部を有して構成されていることを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記検出ユニットは、ホール素子を備えることを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  3. 前記主路、前記副路は、前記バスバーの中心線に対して対称に形成され、前記検出ユニットは、前記バスバーの中心線上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電流検出装置。
  4. 前記検出ユニットは、前記バスバーの板厚内に収容されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電流検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022219866A1 (ja) * 2021-04-13 2022-10-20 株式会社村田製作所 電流センサ

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