JP2015218621A - 内燃機関の燃焼室構造 - Google Patents

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広岡 久人
Hisato Hirooka
久人 広岡
鈴木 久雄
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
幸四郎 木村
Koshiro Kimura
幸四郎 木村
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Abstract

【課題】失火を抑制することができる内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】燃焼室天井部の吸気ポート1間または燃焼室天井部の排気ポート間の少なくとも一方に、点火プラグ近傍における気流の方向が前記燃焼室天井部から離れる方向になるように燃焼室内のタンブル流を整流する溝10を設けることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、内燃機関の燃焼室構造に関する。
従来、例えば特許文献1には、着火ミスが生じたと判定された場合に点火プラグの点火エネルギーを増大させる制御手法が開示されている。この制御手法を採用することで、着火安定性が向上する。
特開昭62−189350号公報 特開2012−127218号公報
しかしながら、上記制御手法によって点火エネルギーを増大させると、スパークの経路が延長し、スパークがペントルーフに接触しやすくなる。この結果、失火が起こる可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、失火を抑制することができる内燃機関の燃焼室構造を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の燃焼室構造であって、燃焼室天井部の吸気ポート間または燃焼室天井部の排気ポート間の少なくとも一方に、点火プラグ近傍における気流の方向が前記燃焼室天井部から離れる方向になるように燃焼室内のタンブル流を整流する溝を設けることを特徴とする。
第1の発明によれば、溝を設けることによって、点火プラグ近傍のタンブル流の向きを変化させ、スパークが燃焼室天井部に接触することを防止することができる。この結果、失火を抑制することができる。
燃焼室の構造を表した図である。 燃焼室において生じる課題について説明するための図である。 実施の形態1において溝が設けられた燃焼室を表した図である。 燃焼室におけるタンブル流の向きをシミレーションした結果を表した図である。 実施の形態2の燃焼室の構造を表した図である。 実施の形態3の燃焼室の構造を表した図である。
実施の形態1.
図1は、燃焼室の構造を表した図である。燃焼室11は、シリンダブロック8、ピストン7、そしてペントルーフ5によって構成されている。燃焼室11には、吸気ポート1及び排気ポート2が接続されている。吸気ポート1と燃焼室11との接続部には、吸気バルブ3が設けられている。排気ポート2と燃焼室11との接続部には、排気バルブ4が設けられている。
燃焼室11には、直噴インジェクタ9が設けられている。また、燃焼室11には、点火プラグ6が取り付けられている。点火プラグ6は、燃焼室天井部であるペントルーフ5の最上部に取り付けられている。
図2は、燃焼室11において生じる課題について説明するための図である。図2の破線の矢印は、燃焼室内で発生する気流の向きを示している。この気流は、燃焼室内を縦巻きに流れるタンブル流である。また、図2には、タンブル流の影響で点火プラグ6のスパークがペントルーフ5に接触している様子が示されている。このように、スパークがペントルーフ5に接触すると、混合気への着火が正常に行われずに失火が発生する。
そこで、着火確率を向上させ失火を抑制するために、実施の形態1では、点火プラグ6近傍のタンブル流の向きを変える溝をペントルーフ5に設けることとした。以下、図3及び図4を参照して上記溝について説明する。
図3は、実施の形態1において溝が設けられた燃焼室11を表した図である。図3上図に示すように、2つの吸気ポート1の間のペントルーフ5には、溝10が設けられている。溝10を設けることによって、図3下図の破線の矢印が示すように、点火プラグ6近傍におけるタンブル流の向きをペントルーフ5から離れる方向に変化させることができる。
図4は、燃焼室11におけるタンブル流の向きを計測した実験結果を表した図である。図4のAは、溝10が設けられていない燃焼室11におけるタンブル流の向きについて表した図である。図4のAには、点火プラグ6の近傍において、タンブル流がペントルーフ5側に流れる様子が示されている。対して図4のBは、溝10が設けられている燃焼室11における気流の向きについて表した図である。図4のBには、点火プラグ6の近傍において、気流がペントルーフ5から離れる方向に向けて流れている様子が示されている。
上記説明したように、溝10を設けることによって、点火プラグ6近傍のタンブル流の向きを変化させ、スパークがペントルーフ5に接触することを防止することができる。この結果、失火を抑制することができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2の燃焼室11の構造を表した図である。図5上図に示すように、2つの吸気ポート1の間のペントルーフ5には溝10−1が、2つの排気ポート2の間のペントルーフ5には溝10−2がそれぞれ設けられている。このように、吸気ポート1間及び排気ポート2間の両方に溝が設けられていてもよい。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3の燃焼室11の構造を表した図である。図6に示すように、実施の形態3における点火プラグ6のネジ部には、スリット12が設けられている。このスリット12は、溝10と同じ幅を有している。スリット12を設けることで、ペントルーフ5から離れる方向のタンブル流を点火プラグ6の中心電極とネジ部の絶縁空間に導入することができる。この結果、整流効果を増加させることができる。
1 吸気ポート
2 排気ポート
5 ペントルーフ
6 点火プラグ
10 溝
11 燃焼室

Claims (1)

  1. 燃焼室天井部の吸気ポート間または燃焼室天井部の排気ポート間の少なくとも一方に、点火プラグ近傍における気流の方向が前記燃焼室天井部から離れる方向になるように燃焼室内のタンブル流を整流する溝を設けることを特徴とする内燃機関の燃焼室構造。
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