JP2015217563A - 光書込み装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】4個の発光素子61と1個の発光素子62からなる光源部21が複数、配置され、それぞれの光源部21において、走査期間ごとに、光書込みを行う発光素子61のそれぞれに対しては、これに対応する駆動回路56の出力電流Ia,Ibが供給され、光書込みを行わない発光素子61のそれぞれに対しては、これに対応する駆動回路56の出力電流Ic,Idが供給されず、その出力電流Ic,Idを合計した電流Ieが発光素子62に供給されるように、各駆動回路56の出力電流の供給先をそれぞれのスイッチ57で切り換える回路構成とした。
【選択図】図5
Description
特許文献1には、光書込装置として、発光素子である有機EL素子(OLED: Organic Light Emitting Diode)が基板上に主走査方向に沿って多数配列されたラインヘッドが開示されている。
上記の回路構成では、第1発光素子が消灯中に第2発光素子に電流が供給されて第2発光素子が発光することになるため、第2発光素子が発光した場合の光が感光体に照射されないように構成する必要が生じる。この構成例として特許文献2には、第2発光素子から発せられた光を遮光するための金属膜を基板に設ける構成が開示されている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、発光光量のばらつきを抑制しつつ、コスト負担を低減可能な光書込み装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的としている。
また、前記第2発光素子は、前記第1発光素子よりもその面積が大きいとしても良い。
さらに、前記第1発光素子と前記第2発光素子とは形状が異なるとしても良い。
また、前記第2発光素子は、前記第1発光素子よりも定格電流が大きいとしても良い。
また、前記それぞれの第1発光素子の形状と大きさが同じかつ同じ素材から構成されているとしても良い。
本発明に係る画像形成装置は、光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、前記光書込部として上記の光書込み装置を備えることを特徴とする。
<実施の形態1>
(1)画像形成装置の構成
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。
原稿読取部100は、原稿台トレイ101に載置された原稿を自動原稿搬送装置102にて搬送しながら、光学的に読み取って画像データを生成する。画像データは、後述の制御部112に記憶される。
例えば、作像部111Yは、感光体ドラム121、帯電装置122、光書込み装置123、現像装置124及び清掃装置125を備えている。制御部112の制御の下、帯電装置122は、感光体ドラム121の外周面を一様に帯電させる。
光書込み装置123は、後述のように、OLEDからなる複数の発光素子のそれぞれが主走査方向に沿って配列されており、制御部112が生成したデジタル輝度信号に従って各発光素子を発光させ、その各発光素子から発せられた光ビームLにより、感光体ドラム121の外周面に光書込みを行い、静電潜像を形成する(感光体ドラム121の露光)。
感光体ドラム121と中間転写ベルト113を介して対向配置される一次転写ローラー126には、一次転写電圧が印加されており、静電作用により、感光体ドラム121の外周面上に担持されたトナー像を中間転写ベルト113に静電転写(一次転写)する。
同様にして、作像部111M〜111Kのそれぞれも、対応する色のトナー像を形成する。これらのトナー像は互いに重なり合うように中間転写ベルト113上に順次、一次転写(多重転写)され、カラートナー像が形成される。中間転写ベルト113は無端ベルト状の回転体であって、矢印A方向に回転走行し、一次転写されたトナー像を二次転写ローラー114に向けて搬送する。
タイミングローラー対119から搬送されて来るシートSが、転写ニップ部を通過する際に、中間転写ベルト113上のカラートナー像がシートS上に静電転写(二次転写)される。カラートナー像が二次転写された後のシートSは、定着装置115へ搬送される。また、二次転写後、中間転写ベルト113上に残った残留トナーは、更に矢印A方向に搬送された後、クリーニングブレード118によって掻き取られ、廃棄される。
制御部112は、原稿読取部100による原稿読取、画像形成部110によるシートSへのカラー画像の形成、給紙部130によるシートSの給送などの動作を統括的に制御して、プリントなどの各種ジョブを円滑に実行させる。
(2)光書込み装置123の構成
図2は、光書込み装置123による光書込み動作を説明するための図である。
複数の発光素子61のそれぞれは、個別に光ビームLを発する。
ロッドレンズアレイ22は、それぞれの発光素子61から発せられた光ビームLを感光体ドラム121表面に結像させる。
図3に示されるように、OLEDパネル20は、OLEDが一体形成されてなるTFT(thin film transistor)基板30、封止板31及びソースIC32等を備える。
TFT基板30の、発光素子61が配置された側の基板面34は、封止領域となっており、スペーサー枠体33を挟んで封止板31が取着される。これによって、封止領域が外気に触れないように乾燥窒素等を封入した状態で封止される。なお、吸湿のため、封止領域内に吸湿剤を併せて封入しても良い。また、封止板31は、例えば、封止ガラスであっても良いし、ガラス以外の材料からなっていても良い。
TFT基板30の封止領域外には、ソースIC32が実装されている。制御部112の輝度信号出力部135は、フレキシブルワイヤー36を介してソースIC32にデジタル輝度信号を出力する。ソースIC32は、受信したデジタル輝度信号をアナログ輝度信号に変換して、そのアナログ輝度信号を発光素子61ごとに設けられた駆動回路に出力する。駆動回路は、受信したアナログ輝度信号に応じて発光素子61の駆動電流を生成する。
図4は、OLEDパネル20の回路構成を示す図であり、具体的にはTFT基板30におけるサンプルホールド回路(以下、「S/H回路」という。)50、駆動部55、複数の光源部21及びソースIC32の接続関係を示している。
図4に示されるように、それぞれの光源部21は、4個の書込み用の発光素子61(第1発光素子)とこれらとは別であって書込み用ではない1個の発光素子62(第2発光素子)とを含んでなる。
駆動部55は、複数の発光素子61のそれぞれごとに対応して設けられた薄膜トランジスター56、ここではP型の電界効果トランジスター(FET:Field Effect Transistor)と、それぞれの駆動回路56ごとに対応して設けられたスイッチ57を備えている。以下、薄膜トランジスターを駆動回路という。
DAC(Digital to Analogue Converter)回路41は、制御部112の輝度信号出力部135から受け付けたデジタル輝度信号をアナログ輝度信号に変換して、変換したアナログ輝度信号SGをS/H回路50へ出力する。
セレクター51は、シフトレジスター52と、複数の保持素子54のそれぞれごとに対応して設けられたスイッチ53とを備えている。
シフトレジスター52は、ソースIC32の同期信号生成回路40が出力するパルス信号に同期してスイッチ53を1つずつ順番にオンさせる。なお、1つのスイッチ53がオンされている間には、これ以外の全てのスイッチ53がオフ状態にされる。
このため、駆動回路56の出力電流の大きさは、保持素子54に保持されている電荷量、すなわちDAC回路41の出力信号の電圧の大きさにより決まる。つまり、DAC回路41の出力信号SGが駆動回路56の出力電流(発光素子61に供給すべき駆動電流)の大きさを指示する信号になる。
例えば、電源線71の長さ方向における電位降下により保持素子54ごとにその他方の端子への入力電圧に差異が生じる場合に、その差異の影響をできるだけ受けないように、定電圧源70からの距離が遠くなるにつれて、保持素子54ごとに、出力信号SGの電圧をその差異に相当する分だけ本来の電圧に加算する制御を行うことができる。
それぞれの駆動回路56ごとにそのドレイン端子Dから出力された電流は、その該駆動回路56に対応する発光素子61に供給すべき電流として、当該駆動回路56に対応するスイッチ57に供給される。
VIDEO回路42は、プリントに用いられる画像データに基づいて、それぞれの発光素子61に対して走査期間単位で(光書込みタイミングごとに)、感光体ドラム121を露光(発光)させるものと露光させない(消灯させる)ものを選択する。そして、走査期間単位で、発光させる発光素子61についてはこれに対応するスイッチ57に対して第1状態に切り換えるための信号を出力し、消灯させる発光素子61についてはこれに対応するスイッチ57に対して第2状態に切り換えるための信号を出力する。
この発光素子62への電流供給により、発光素子62が発光するが、発光素子62から発せられた光は、後述の遮光部材65(図6)により遮光されるために、発光素子62からの光は感光体ドラム121に至らず、感光体ドラム121が露光されることはない。
これに対し、図5に示す例では、1つの光源部21において、4個の発光素子61のうち、左端の発光素子61と左端から2番目の発光素子61とに対応するそれぞれのスイッチ57が第1状態に、左端から3番目と4番目の発光素子61に対応するそれぞれのスイッチ57が第2状態に切り換えられている。
具体的には例えば、4個の発光素子61のうち、左端の発光素子61だけが発光して、残りの3つが消灯する場合には、次のようになる。
また、例えば4個の発光素子61の全てが消灯する場合には、対応するそれぞれの駆動回路56の出力電流Ia〜Idがいずれの発光素子61にも供給されず、これらを合計した電流Iwが発光素子62に供給される。従って、この場合もトータルの電流量Itは、出力電流Ia〜Idの合計値Iwと同じになる。このことは、他の光源部21のそれぞれについて同じである。
そして、各走査期間において、発光させる(光書込みを行う)発光素子61のそれぞれについてはその対応する駆動回路56の出力電流が供給され、他方、消灯させる(光書込みを行わない)残りの発光素子61のそれぞれについてはその対応する駆動回路56の出力電流の供給を断ち(供給されず)、代わりにその各々の駆動回路56の出力電流の合計の電流が発光素子62に供給されるように、各駆動回路56の出力電流の供給先を切り換える切換回路としての各スイッチ57とこれを制御するVIDEO回路42を設ける回路構成をとっている。
すなわち、ある1つの発光素子61に対応する保持素子54に、走査期間ごとにDAC41から同じ発光量を示す信号が出力されたとする。この場合、その保持素子54には、一方の端子にDAC41からの信号の電圧が入力され、他方の端子に電源線71の電圧が入力される。
上記のように駆動回路56は、ゲート電圧Vgの大きさに応じた電流を出力する電圧駆動型の駆動ドライバーである。従って、走査期間ごとにDAC41から同じ発光量を示す信号が出力されたとしても電源線71の電位変動によりゲート電圧Vgが変動してしまえば、それぞれの走査期間の間に駆動回路56から出力される電流の大きさも異なり、発光素子61に供給される電流量も異なって、電流駆動型である発光素子61の発光光量が走査期間ごとにばらつくことになる。
このように本実施の形態の回路構成では、電源線71の電位降下の変動に起因する各発光素子61の発光光量のばらつきを抑制しつつ、複数の発光素子61に対して1つの発光素子62を対応付けることにより、発光素子61,62を1対1に設ける構成に比べて、発光素子62の全体数を減らすことができ、コスト負担を軽減することもできる。
図6(a)は、TFT基板30の光取り出し面35とは反対側の面35a側から光源部21を見たときのある一部分を拡大して示す概略平面図であり、図6(b)は、図6(a)に示すD−D´線におけるTFT基板30の矢視断面図である。
ここで図6では、説明に必要な主要な部材だけを示し、TFT基板30を面35a側から見たとき(以下、「平面視」という。)に他の部材に隠れて見えない主要な部材については破線で示している。また、同図の左右方向が主走査方向に相当する。これらのことは、以降に説明する各図において同様である。
素子列21a〜21dのうち、隣り合う関係にある一方の素子列を構成する各々の発光素子61と他方の素子列21bを構成する各々の発光素子61とが主走査方向の位置が交互にずれる千鳥状に配置される構成になっている。千鳥状とすることにより、主走査方向における単位長さ当たりの発光素子61の配置数をより多くとることができ、それだけ発光素子61の集積度が高まって高解像度化を図ることができる。なお、発光素子61と発光素子62の位置関係が上記のものに限られることはない。
一方の駆動部形成領域55aは、素子列21eを構成する発光素子61のそれぞれに対応する駆動回路56とスイッチ57が形成されている領域であり、他方の駆動部形成領域55bは、素子列21fを構成する発光素子61のそれぞれに対応する駆動回路56とスイッチ57が形成されている領域である。
それぞれのスイッチ57に接続された引き出し配線91と92のうち、光源部21ごとに、引き出し配線91がこれに対応する発光素子61まで延伸され、引き出し配線92がこれに対応する発光素子62まで延伸されている。この引き出し配線91と92により、駆動回路56の出力電流がスイッチ57を介して発光素子61または発光素子62に供給される。
TFT基板30の断面構成は、図6(b)に示すようにガラス基板140上に配線層160を介して発光層150が積層される構成になっている。
配線層160は、厚み方向に3層の無機絶縁膜が積層される構造であり、3層のうち、発光層150に最も近い層が第1配線層161、ガラス基板140に最も近い層が第3配線層163、第1配線層161と第3配線層163の間に介在する層が第2配線層162になっている。以下、厚み方向を上下方向という場合がある。
配線層160よりも上の発光層150は、有機絶縁膜からなり、発光素子61と発光素子62が設けられている。同図では、それぞれの発光素子の上端側がカソード側、下端側がアノード側であり、アノード側に透明電極63が設けられている様子を示している。この透明電極63が引き出し配線91または92に接続される。
発光素子61から発せられた光ビームLは、それぞれが透光性を有する配線層160とガラス基板140を透過して、ガラス基板140の光取り出し面35から出射される。出射された光ビームLは、感光体ドラム121を露光するための光ビームになる。
図7は、各光源部21における発光制御方法を説明するためのタイミングチャートであり、いわゆるローリング駆動による発光制御方法を示している。
ここで、同図では、複数のスイッチ53のそれぞれを区別するために53−1,2・・(n−1),nと表し、複数のスイッチ57のそれぞれを区別するために57−1,2・・(n−1),nと表している。また、OLEDからなる複数の発光素子61のそれぞれを区別するためにOLED−1,2・・(n−1),nと表している。それぞれに付加されている数値が同じものが対応するもの同士になる。なお、輝度信号SG1,2・・nは、図4に示すDAC回路41から時間順に出力されるものである。
それぞれのOLEDごとに、対応するスイッチ53がオンになっている期間がチャージ期間であり、チャージ期間以外の期間がホールド期間になる。
OLED−1に対するチャージ期間の開始t1からOLED−nに対するチャージ期間の終了t2までの期間が1回の走査期間(1Hsync)になる。この1回の走査期間は、感光体ドラム121上において主走査方向に1ライン分の静電潜像を形成するために要する光書込みのタイミングとして予め決められている。
従って、図7の例では、時点t1〜t2間において、OLED−1〜nのうち、第2状態のスイッチ57−3と4に対応するOLED−3と4が消灯し、これらを除く他のOLEDのそれぞれが発光して、そのOLEDからの光ビームLにより感光体ドラム121の露光が行われる。OLED−3と4については感光体ドラム121の露光が行われない。このことから、時点t1〜t2間で示される走査期間は、OLED−3と4については非書込み時(光書込みを行わない期間)に相当し、他のOLEDのそれぞれについては光書込み時(光書込みを行う期間)に相当する。
図8は、複数の発光素子61に1個の発光素子62を対応付けた構成に係る一実施例を示す図であり、図8(a)はTFT基板30の概略平面図を、図8(b)は図8(a)に示すB−B´線における矢視断面図を示している。
3つの素子列21m〜21pを構成する発光素子61のそれぞれは、主走査方向における位置が交互にずれる千鳥状に配置される構成になっている。
駆動部形成領域55cは、基板30上において複数の駆動回路56と複数のスイッチ57が設けられている領域であり、平面視で主走査方向に沿って長尺状になっており、素子列21pを挟んで素子列21nとは反対側に配置されている。
駆動部形成領域55cに設けられている各スイッチ57に接続されている引き出し配線91,92は、発光素子形成領域21gに向かって延伸されている。
第1配線層161には、素子列21pと21nを構成する複数の発光素子61と、複数の発光素子62のそれぞれに対する引き出し配線91,92が設けられ、第2配線層162には、素子列21mを構成する複数の発光素子61のそれぞれに対する引き出し配線91と、複数の発光素子62のそれぞれに対応する遮光部材65とが設けられている。
ここで、図9に示す比較例は、複数の発光素子61についてはこれらを上記実施例と同じ条件(単位面積当たりの個数と配置位置)で設けた場合の例になっている。
3つの素子列21m〜21pの全てについて、隣り合う2つの発光素子61間に1個の第2発光素子61が配置される構成になっている。このため、主走査方向に隣り合う2つの発光素子61のTFT基板30上における間隔(主走査方向における形成画像の解像度に相当)を上記実施例と同じとすれば、比較例は、実施例よりもTFT基板30上における単位面積当たりの発光素子と引き出し配線の数を多くする必要が生じる。
これに対し、本実施の形態に係る実施例の構成では、複数の発光素子61を同じ条件で配置した比較例よりも、発光素子62と引き出し配線92の合計数が減ることから、配線層160の層数を低減できるようになり、それだけコスト負担を低減することができる。
<実施の形態1に係る変形例>
図10は、当該変形例に係る光源部21の概略平面図であり、ここでの説明に不要な遮光部材などの部材については省略されている。
複数の発光素子61が主走査方向に並ぶ素子列21a〜21dが副走査方向に並ぶように配列され、それぞれの発光素子61の主走査方向における位置が交互にずれる千鳥状に配置される構成になっており、この点は、実施の形態1に係る構成と同じである。
駆動部形成領域55a,55bは、上記図6(a)に示す駆動部と基本的に同じものである。すなわち、駆動部形成領域55aは、素子列21aと21bを構成する発光素子61のそれぞれに対応する駆動回路56とスイッチ57が形成されている領域であり、駆動部形成領域55bは、素子列21cと21dを構成する発光素子61のそれぞれに対応する駆動回路56とスイッチ57が形成されている領域である。
本変形例に対する回路構成は図示されていないが、実施の形態に係る図4に示す回路構成に対し、光源部21ごとに4個の発光素子61のうち2個の発光素子61を削除した回路構成を、本変形例に係る回路構成とすることができる。もちろん、削除された発光素子61に対応する駆動回路56やスイッチ57なども不要になる。
実施の形態では、4個の発光素子61に対して1個の発光素子62が対応付けされる回路構成なので、4個の発光素子61の全部が同時に消灯する場合に発光素子62に流れる電流Ieは、上記のように(Ia+Ib+Ic+Id)になり、これが最大値となる。従って、仮に、Ia〜Idのそれぞれが同程度の値とすれば、本変形例の構成をとれば、実施の形態に係る構成に対して、発光素子62に流れる電流Ieの最大値を約半分の値に低減できることになる。
発光素子62は、感光体ドラム121の露光(画像の書込み)には用いられないが、電源線71の電流変動に伴う発光光量のばらつきを抑制するという役割の中心を担っているものなので、発光素子62が長寿命になるほど発光光量のばらつき抑制効果を長期に亘って維持でき、発光光量のばらつきに起因する形成画像の画質低下を抑制できる。
例えば、それぞれの光源部21において、走査期間ごとに、光源部21に含まれる複数の発光素子61と1個の発光素子62に流れるトータルの電流値の差分が、発光ばらつきを許容できる所定範囲内に収まれば良い。これを実現できるように各発光素子の材料、形状、大きさなどが予め実験などにより決めることができる。
上記実施の形態1では、発光素子61と発光素子62を同じ形状、同じ大きさのものを用いる構成例を説明したが、本実施の形態2では、発光素子62の大きさを発光素子61よりも大きくする構成としており、この点で実施の形態1と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については同符号を付すものとする。
図11(a)に示すように、複数の光源部21のそれぞれは、4個の発光素子61と1個の第2発光素子61を含む。
発光素子62は、発光素子61と同じ形状であるが、発光素子61よりも大きく、ここでは平面視でその面積が大きくなっている。
このように発光素子62を発光素子61よりも面積を大きくしているのは、同じ大きさとする場合に比べて、発光素子62の方が発光素子61よりも同じ大きさの電流が流れる場合における電流密度を低減させるためである。
発光素子61も発光素子62も上記のように電流供給による熱的負荷などが増えると寿命が短くなり易いという特性を有するが、発光素子61よりも最大電流が多くなる発光素子62の方が早く寿命に達してしまうことが多くなり易い。
発光素子62の熱的負荷は、単位面積当たりの電流量(電流密度)が多くなるほど大きくなるので、熱的負荷を減らすには、電流密度をできるだけ低減すれば良く、電流密度を低減するには、最大電流が一定であれば、発光素子62の面積をより大きくすれば良い。
本実施の形態でも、上記の図8の構成例と同様に、主走査方向に長尺状の駆動部形成領域55cと発光素子形成領域21gとが副走査方向に隣り合う位置関係になっている。
駆動部形成領域55cに設けられている各駆動回路56が発光素子形成領域21gに設けられている4列の素子列21a〜21dを構成する複数の発光素子61のそれぞれと複数の発光素子62のそれぞれに駆動電流を供給する構成になっている。
第1配線層161には、複数の発光素子62のそれぞれに対する引き出し配線92が設けられ、第2配線層162には、複数の発光素子61のそれぞれに対する引き出し配線91が設けられ、第3配線層163には、遮光部材65が設けられている。
なお、発光素子62の電流密度を低減する方法として、上記では平面視で発光素子61と発光素子62の形状が同じで発光素子62の面積を発光素子61の面積よりも大きくする構成を説明したが、これに限られない。
例えば、平面視における面積が発光素子61と同じであるが、TFT基板30の厚み方向に発光素子62の厚みを発光素子61よりも大きくする構成をとることもできる。また、面積と厚みの双方を大きくするとしても良い。
また、発光素子61よりも発光素子62のサイズを大きくすることに代えて、例えば発光素子62の方が発光素子61よりも定格電流が大きいものを用いる構成をとることもできる。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(2)上記実施の形態では、遮光部材65を金属製の膜状のものを用いるとしたが、これに限られない。
具体的には、図6(b)に示す配線層162に設けられる引き出し配線91を、遮光性を有するものを用い、かつ、発光素子62の直下に位置する部分を拡幅して、その拡幅部により、発光素子62からの光を遮断する構成が考えられる。
(3)上記実施の形態では、1つの発光素子群を構成するN個(2以上)の発光素子61と1個の発光素子62とからなる(N+1)個の発光素子により、1個の光源部21を構成する例として、図10ではN=2、図8ではN=3、図6,図11ではN=4とする場合を説明したが、これに限られない。
また、発光素子61と発光素子62のそれぞれの基板30上での配置を次のように表すこともできる。
そして、素子列21a〜21dのそれぞれにおける1個の発光素子61と1個の発光素子62とで1個の光源部21が構成されている。この場合、1個の光源部21に含まれる発光素子61の数Nは、4になる。
Nの値が同じ4でも、図6に示すようにPの値が1の場合と、図11に示すようにPの値が3の場合とでは、発光素子61,62の配置(レイアウト)が変わってくるので、装置構成に適したPとMの値の組み合わせを実験などにより決めることにより、発光素子の配置をより適したものにすることができるようになる。
(5)上記実施の形態では、発光素子61から発せられた光ビームLが配線層160、ガラス基板140を透過して感光体ドラム121に向かう、いわゆる下面発光型(ボトムエミッション型)の構成例を説明したが、これに限られない。
(6)上記実施の形態では、発光素子として有機LED(OLED)を用いる構成例を説明したが、これに限られず、例えばLEDを用いることもできる。また、それぞれの発光素子61と、定電圧源70に接続される1本の電源線71との間に設けられる複数の駆動回路56のそれぞれをFETで構成するとしたが、上記同様の電流出力を実行できるものであれば、他の種類の回路を採用するとしても良い。
(7)上記実施の形態では、光書込み装置をカラー複合機に用いる構成例を説明したが、これに限られない。例えば、光書込部からの光ビームにより静電潜像などの画像が書き込まれる感光体ドラム121などの感光体を有する複写機やプリンター等の画像形成装置およびこれに用いられる光書込み装置に適用できる。また、画像形成装置に限られず、光ビームにより感光体に書込みを行う装置一般に適用できる。この場合、例えば2以上の発光素子61が第1方向に沿ってライン状に配列されてなる素子列を複数列、第1方向とは直交する第2方向に隣り合うように配列する構成をとることもできる。
21 光源部
21a,21b,21c,21d、21e,21f,21m,21n,21p
素子列
21g 発光素子形成領域
30 TFT基板
35a 光取り出し面
42 VIDEO回路(切換回路)
55 駆動部
55a,55b,55c 駆動部形成領域
56 駆動回路
57 スイッチ(切換回路)
61 発光素子(第1発光素子)
62 発光素子(第2発光素子)
65 遮光部材
71 電源線
91,92 引き出し配線
112 制御部
121 感光体ドラム
123 光書込み装置
Claims (11)
- 光書込みタイミングごとに、複数の第1発光素子のうちいくつかを選択して発光させ、その光ビームにより感光体に書込みを行う光書込み装置であって、
前記複数の第1発光素子のうち少なくとも2以上の第1発光素子からなる発光素子群に対応して設けられた1個の第2発光素子と、
前記第2発光素子から発せられ前記感光体に向かう光ビームを遮光する遮光部材と、
前記発光素子群に含まれる第1発光素子のそれぞれと1本の電源線との間に設けられ、当該電源線からの電流を制御して、対応する第1発光素子に供給すべき電流を出力する駆動回路と、
各光書込みタイミングにおいて、前記発光素子群に含まれる第1発光素子のうち、光書込みを行う第1発光素子のそれぞれについてはその対応する駆動回路の出力電流が供給され、他方、光書込みを行わない残りの第1発光素子のそれぞれについてはその対応する駆動回路の出力電流の供給を断ち、代わりにその各々の駆動回路の出力電流の合計の電流が前記第2発光素子に供給されるように、前記各駆動回路の出力電流の供給先を切り換える切換回路と、
を備えることを特徴とする光書込み装置。 - 前記複数の第1発光素子と前記1以上の第2発光素子とが設けられる発光素子形成領域を有する基板を備え、
前記発光素子形成領域には、
それぞれの第1発光素子が第1方向に沿ってライン状に配列されてなる素子列が複数列、当該第1方向とは直交する第2方向に隣り合うようにして設けられ、
当該隣り合う同士の2つの素子列を構成する各々の第1発光素子が、前記基板の平面視において前記第1方向の位置が交互にずれる千鳥状になるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。 - 前記基板には、さらに、
前記複数の駆動回路が設けられた駆動部形成領域と、前記第1発光素子ごとにその対応する駆動回路の出力電流の供給を受けるための引き出し配線とが設けられ、
前記発光素子形成領域と前記駆動部形成領域とは、前記基板の平面視において前記第1方向に沿って長尺状かつ前記第2方向に隣り合う位置関係を有し、
前記それぞれの引き出し配線は、前記駆動部形成領域から前記発光素子形成領域内の各第1発光素子に向かって延伸されており、
前記駆動部形成領域に最も近い素子列を構成する2以上の第1発光素子のうち、前記第1方向に隣り合う2つの第1発光素子の間に、前記平面視において、他の素子列を構成する第1発光素子に対応する引き出し配線がP本、通っている構成の場合に、
前記1つの発光素子群を構成する第1発光素子の数Nを、〔(P+1)×M〕(但し、Mは正の整数)としたことを特徴とする請求項2に記載の光書込み装置。 - 前記第2発光素子は、
前記第1発光素子よりも、同じ大きさの電流が流れた場合の電流密度が小さい特性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記第2発光素子は、
前記第1発光素子よりもその面積が大きいことを特徴とする請求項4に記載の光書込み装置。 - 前記第1発光素子と前記第2発光素子とは形状が異なることを特徴とする請求項4または5に記載の光書込み装置。
- 前記第2発光素子は、前記第1発光素子よりも定格電流が大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 前記各駆動回路または前記各第1発光素子に電流を供給するための遮光性を有する配線を備え、
前記遮光部材は、前記配線であり、
前記感光体側から見たときに、全ての第2発光素子が前記配線の背後に隠れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記それぞれの第1発光素子の形状と大きさが同じかつ同じ素材から構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 前記第1発光素子と前記第2発光素子のそれぞれは、有機LEDであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、
前記光書込部として、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光書込み装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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