JP2015217466A - ロボットハンド及びこれを備えた自動組立ロボット - Google Patents

ロボットハンド及びこれを備えた自動組立ロボット Download PDF

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Abstract

【課題】停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークの落下を防止する。
【解決手段】本発明に係るロボットハンド10は、ワークWを把持するハンドアーム11と、ハンドアーム11を駆動する形状記憶合金アクチュエーター12と、を備える。ハンドアーム11は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能である。形状記憶合金アクチュエーター12は、通電時にハンドアーム11を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム11を前記把持状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットハンド及びこれを備えた自動組立ロボットに関する。
従来から、ロボットによる自動組立において用いられるロボットハンドが公知である(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のロボットハンドは、左右方向からワークを把持するためのハンドアームを備えており、このハンドアームの先端近傍には、ワークが下方向にずれないようにし、又はワークが搬送中に落下しないようにするためのツバが設けられている。
実開平1−106423号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のロボットハンドにおいては、前記ハンドアームを駆動するための手段としてエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターを用いている。停電時や非常停止等により電圧が低下した時には、前記ハンドアームがワークを把持する方向への力が解放され得るので、ハンドアームが緩み又は開いて、把持しているワークを落下させてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークの落下を防止することができるロボットハンド及びこれを備えた自動組立ロボットを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ハンドアームを駆動する形状記憶合金アクチュエーターを備えるロボットハンドである。前記ハンドアームは、ワークを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能であり、前記形状記憶合金アクチュエーターは、通電時に前記ハンドアームを前記非把持状態とし、非通電時は、前記ハンドアームを前記把持状態とする。
本発明の第2の態様は、前記ロボットハンドを備えた自動組立ロボットである。
前記ロボットハンドでは、形状記憶合金アクチュエーターへの通電時に前記ハンドアームが非把持状態となり、非通電時には、前記ハンドアームが把持状態となりワークを把持するので、停電時等にも把持しているワークを落下させず保持することが可能である。従って、本発明によれば、停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークの落下を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るロボットハンドの概略図である。 ロボットハンドの左右方向外側から見たハンドアームの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るロボットハンドの概略図である。 本発明の第3実施形態に係るロボットハンドの概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
以下の実施形態は、本発明に係るロボットハンドを、例えば、ロボットによる自動組立ラインで使用するロボットハンドに適用した例である。本発明に係るロボットハンドは、自動組立ロボットに限らず、手動操作されるロボット等にも好適に採用することができる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るロボットハンドを図1及び図2に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係るロボットハンドの概略図であり、(a)はハンドアームの把持状態(非通電時)を示し、(b)はハンドアームの非把持状態(通電時)を示す。また、図2は、図1(b)中の右側のハンドアームをロボットハンドの左右方向外側から見た斜視図である。なお、図1中、符号Wはワークを示し、符号XはワークWを載置する架台を示す。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係るロボットハンド10は、ワークWを把持するハンドアーム11と、ハンドアーム11を駆動する形状記憶合金アクチュエーター12と、を備える。このロボットハンド10は、図示しないロボットアームの先端のリスト部に装着されている。また、ロボットハンド10は、ロボットアームに左右で対をなす二つのハンドアーム11を対向配置したものである。
ハンドアーム11は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能である。具体的には、このハンドアーム11は、ロボットアームの先端のリスト部から下方に延在するハンドアーム本体11aと、ハンドアーム本体11aの先端部に回動可能に設けられるフィンガー(ハンドアーム11の指に相当する部位)11bと、を有する。フィンガー11bは、一つの関節部11cを有し、ハンドアーム本体11aに対してほぼ真っ直ぐに延びる位置(図1(b)参照)と、ハンドアーム本体11aに対して屈曲した状態となる位置(図1(a)参照)との間で回動するようになっている。また、フィンガー11bのワークWと対向する側には、ワークWの把持時にワークWの下面に当接する平坦な支持面11dが形成されている。なお、フィンガー11bの先端部におけるワークWと対向する側と反対側の面11eが、先端に向かって先細り形状に形成されているが、これに限定されず、他の形状に形成されていてもよい。
形状記憶合金アクチュエーター12は、通電時にハンドアーム11を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム11を前記把持状態とする。具体的には、形状記憶合金アクチュエーター12は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する通電型形状記憶合金製のワイヤ(形状記憶合金ワイヤ)12aを有する。このワイヤ12aは、一端部(上端部)がハンドアーム本体11aに取り付けられ、他端部(下端部)がフィンガー11bに取り付けられている。また、図示はしないが、ワイヤ12aには、リード線を介して電気回路が接続されている。
前記ワイヤ12aは、例えば、チタン−ニッケル合金や、鉄系形状記憶合金等からなる。また、ワイヤ12aを構成する形状記憶合金には、いわゆる二方向性の形状記憶合金を用いることが好ましい。ワイヤ12aを構成する形状記憶合金に、一方向性の形状記憶合金を用いる場合には、いわゆるバイアスばねをワイヤ12aと併用するようにするとよい。さらに、この第1実施形態では、ワイヤ12aは、角線形状に形成されているが(図2参照)、これに限定されず、丸線形状等の他の形状に形成されていてもよい。
この第1実施形態においては、ハンドアーム本体11aとフィンガー11bとの間において、ワークWと対向する側とは反対側の面(つまり、ハンドアーム11におけるロボットハンド10の左右方向外側の面)に沿ってワイヤ12aを配設している。
より詳細には、フィンガー11bがハンドアーム本体11aに対して真っ直ぐに延びた状態のときに、ワイヤ12aの一端部をハンドアーム本体11aに、他端部をフィンガー11bに端点固定部品13及びネジ14を用いてネジ止め固定する(図2参照)。また、ワイヤ12aの長手方向中間部に、ワイヤ12aがハンドアーム11から離間する方向である左右方向外側へ浮き上がることを防止する防止カバー15を配設する。防止カバー15は、ワイヤ12aの伸縮方向への可動性を損なわないようにワイヤ12aにおけるロボットハンド10の左右方向外側の面との間に若干の間隙CLを持った構造とされる。この第1実施形態では、防止カバー15をフィンガー11bにネジ16を用いて固定しているが(図2参照)、防止カバー15をハンドアーム本体11aに固定するようにしてもよい。また、この第1実施形態では、防止カバー15は断面ハット状に形成されている。
第1実施形態では、形状記憶合金製のワイヤ12aに電流を流すと、ワイヤ12aが縮むと共に真っ直ぐな状態となり、フィンガー11bがハンドアーム本体11aに対してほぼ真っ直ぐに延びて、ハンドアーム11が図1(b)に示す非把持状態となる。電流を切ると、ワイヤ12aが伸びると共にロボットハンド10の左右方向内側に曲がった状態となり、フィンガー11bがハンドアーム本体11aに対して屈曲した状態となって、図1(a)に示すように、左右一対のハンドアーム11がワークWを把持する。この把持状態においては、フィンガー11bの支持面11dがワークWの下面に下方から当接することにより、左右一対のハンドアーム11がワークWの重量を支持するようになっている。
以下に、第1実施形態による作用効果を説明する。
(1)第1実施形態に係るロボットハンド10は、ワークWを把持するハンドアーム11と、ハンドアーム11を駆動する形状記憶合金アクチュエーター12と、を備える。ハンドアーム11は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能であり、形状記憶合金アクチュエーター12は、通電時にハンドアーム11を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム11を前記把持状態とする。
第1実施形態に係るロボットハンド10では、形状記憶合金アクチュエーター12(ワイヤ12a)への通電時にハンドアーム11が非把持状態となり、非通電時には、ハンドアーム11が把持状態となりワークWを把持する。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。従って、第1実施形態に係るロボットハンド10によれば、停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークWの落下を防止することができる。
(2)第1実施形態に係るロボットハンド10では、ハンドアーム11は、所定方向に延在するハンドアーム本体11aと、ハンドアーム本体11aの先端部に回動可能に設けられるフィンガー11bと、を有する。形状記憶合金アクチュエーター12は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する形状記憶合金製のワイヤ12aを有し、ワイヤ12aは、一端部がハンドアーム本体11aに取り付けられ、他端部がフィンガー11bに取り付けられている。ワイヤ12aへの通電時にフィンガー11bがハンドアーム本体11aに対してほぼ真っ直ぐに延び、ワイヤ12aの非通電時は、フィンガー11bがハンドアーム本体11aに対して屈曲した状態になりワークWを把持する。
第1実施形態に係るロボットハンド10では、形状記憶合金製のワイヤ12aに電流を流すことでフィンガー11bがハンドアーム本体11aに対してほぼ真っ直ぐに延び、電気を切るとフィンガー11bがハンドアーム本体11aに対して屈曲した状態になる。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、フィンガー11bによって、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。
また、第1実施形態に係るロボットハンド10では、上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがないため、ロボットハンド10を非常にシンプルな構造とすることができ、製造コストを低減することが可能となる。また、ロボットハンド10の上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターを配置する必要がないため、ロボットハンド10全体の重さを軽量化することも可能である。これに対して、一般的な構成のロボットハンドにおいては、その上部に、ハンドアームを駆動する手段としてエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがあるため、ロボットハンドが複雑な構造となる共に、ロボットハンド全体の重さも重くなる。
さらに、第1実施形態に係るロボットハンド10では、非把持状態(図1(b)参照)では、フィンガー11bがハンドアーム本体11aに対してほぼ真っ直ぐに延びた状態となり、ハンドアーム11を狭い所に挿入し又は狭い所から引き抜くことができる。また、非把持状態から把持状態に切り替える際に、ハンドアーム11全体の動きを伴わず、ハンドアーム本体11aの先端部に設けたフィンガー11bのみが左右方向内側に回動する。このため、周囲が接近した狭い領域でのワークWのピックアップ、及び、周囲が接近した狭い領域でのワークWの組み込みをロボットハンド10によって自動で行うことができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るロボットハンドを図3に基づいて説明する。図3は、第2実施形態に係るロボットハンドの概略図であり、(a)はハンドアームの把持状態(非通電時)を示し、(b)はハンドアームの非把持状態(通電時)を示す。なお、図3中、符号Wはワークを示し、符号XはワークWを載置する架台を示す。
図3に示すように、第2実施形態に係るロボットハンド20は、ワークWを把持するハンドアーム21と、ハンドアーム21を駆動する形状記憶合金アクチュエーター22と、を備える。このロボットハンド20は、図示しないロボットアームの先端のリスト部に装着されている。また、ロボットハンド20は、ロボットアームに左右で対をなす二つのハンドアーム21を対向配置したものである。
ハンドアーム21は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能である。具体的には、このハンドアーム21は、ロボットアームの先端のリスト部から下方に延在するハンドアーム本体21aと、ハンドアーム本体21aの先端部に回動可能に設けられるフィンガー(ハンドアーム21の指に相当する部位)21bと、を有する。フィンガー21bは、二つの関節部21cを有し、ハンドアーム本体21aに対してほぼ真っ直ぐに延びる位置(図3(b)参照)と、ハンドアーム本体21aに対して屈曲した状態となる位置(図3(a)参照)との間で回動するようになっている。すなわち、ハンドアーム21は、多関節のハンドアームであり、この実施形態に限定されず、三つ以上の関節部21cを有するものであってもよい。また、複数のフィンガー21bのうち最も先端側のフィンガー21bにおけるワークWと対向する側には、ワークWの把持時にワークWの下面に当接する平坦な支持面21dが形成されている。なお、複数のフィンガー21bのうち最も先端側のフィンガー21bの先端部におけるワークWと対向する側と反対側の面21eが、先端に向かって先細り形状に形成されているが、これに限定されず、他の形状に形成されていてもよい。
形状記憶合金アクチュエーター22は、通電時にハンドアーム21を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム21を前記把持状態とする。具体的には、形状記憶合金アクチュエーター22は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する通電型形状記憶合金製のワイヤ(形状記憶合金ワイヤ)22aを有する。このワイヤ22aが、フィンガー21bの各関節部21cにそれぞれ独立して配設されている。また、図示はしないが、ワイヤ22aには、リード線を介して電気回路が接続されている。
前記ワイヤ22aは、例えば、チタン−ニッケル合金や、鉄系形状記憶合金等からなる。また、ワイヤ22aを構成する形状記憶合金には、いわゆる二方向性の形状記憶合金を用いることが好ましい。ワイヤ22aを構成する形状記憶合金に、一方向性の形状記憶合金を用いる場合には、いわゆるバイアスばねをワイヤ22aと併用するようにするとよい。さらに、この第2実施形態では、第1実施形態と同様に、ワイヤ22aは、角線形状に形成されているが、これに限定されず、丸線形状等の他の形状に形成されていてもよい。
この第2実施形態においては、ハンドアーム本体21aとハンドアーム本体21aに隣接するフィンガー21bとの間、複数のフィンガー21b,21b間においてそれぞれ、ワークWと対向する側とは反対側の面に沿ってワイヤ22aを配設している。
より詳細には、ハンドアーム本体21aとハンドアーム本体21aに隣接するフィンガー21bとの間については、次のようにワイヤ22aを配設する。
フィンガー21bがハンドアーム本体21aに対して真っ直ぐに延びた状態のときに、ワイヤ22aの一端部をハンドアーム本体21aに、他端部をフィンガー21bに端点固定部品23及びネジ(図示せず)を用いてネジ止め固定する。また、ワイヤ22aの長手方向中間部に、ワイヤ22aがハンドアーム21から離間する方向である左右方向外側へ浮き上がることを防止する防止カバー25を配設する。防止カバー25は、ワイヤ22aの伸縮方向への可動性を損なわないようにワイヤ22aにおけるロボットハンド20の左右方向外側の面との間に若干の間隙を持った構造とされる。この第2実施形態では、防止カバー25をハンドアーム本体21aにネジ(図示せず)を用いて固定しているが、防止カバー25をフィンガー21bに固定するようにしてもよい。また、この第2実施形態では、第1実施形態と同様に、防止カバー25は断面ハット状に形成されている。
また、複数のフィンガー21b,21b間についても同様に、端点固定部品23、防止カバー25及びネジ等を用いてワイヤ22aを配設する。
第2実施形態では、形状記憶合金製のワイヤ22aに電流を流すと、ワイヤ22aが縮むと共に真っ直ぐな状態となり、二つのフィンガー21bがハンドアーム本体21aに対してほぼ真っ直ぐに延びて、ハンドアーム21が図3(b)に示す非把持状態となる。電流を切ると、ワイヤ22aが伸びると共にロボットハンド20の左右方向内側に曲がった状態となり、二つのフィンガー21bがハンドアーム本体21aに対して屈曲した状態となって、図3(a)に示すように、左右一対のハンドアーム21がワークWを把持する。この把持状態においては、複数のフィンガー21bのうち最も先端側のフィンガー21bの支持面21dがワークWの下面に下方から当接することにより、左右一対のハンドアーム21がワークWの重量を支持するようになっている。
以下に、第2実施形態による作用効果を説明する。
(1)第2実施形態に係るロボットハンド20は、ワークWを把持するハンドアーム21と、ハンドアーム21を駆動する形状記憶合金アクチュエーター22と、を備える。ハンドアーム21は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能であり、形状記憶合金アクチュエーター22は、通電時にハンドアーム21を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム21を前記把持状態とする。
第2実施形態に係るロボットハンド20では、形状記憶合金アクチュエーター22(ワイヤ22a)への通電時にハンドアーム21が非把持状態となり、非通電時には、ハンドアーム21が把持状態となりワークWを把持する。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。従って、第2実施形態に係るロボットハンド20によれば、停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークWの落下を防止することができる。
(2)第2実施形態に係るロボットハンド20では、ハンドアーム21は、所定方向に延在するハンドアーム本体21aと、ハンドアーム本体21aの先端部に回動可能に設けられるフィンガー21bと、を有する。形状記憶合金アクチュエーター22は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する形状記憶合金製のワイヤ22aを有し、ワイヤ22aは、一端部がハンドアーム本体21aに取り付けられ、他端部がフィンガー21bに取り付けられている。ワイヤ22aへの通電時にフィンガー21bがハンドアーム本体21aに対してほぼ真っ直ぐに延び、ワイヤ22aの非通電時は、フィンガー21bがハンドアーム本体21aに対して屈曲した状態になりワークWを把持する。
第2実施形態に係るロボットハンド20では、形状記憶合金製のワイヤ22aに電流を流すことでフィンガー21bがハンドアーム本体21aに対してほぼ真っ直ぐに延び、電気を切るとフィンガー21bがハンドアーム本体21aに対して屈曲した状態になる。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、フィンガー21bによって、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。
また、第2実施形態に係るロボットハンド20では、上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがないため、ロボットハンド20を非常にシンプルな構造とすることができ、製造コストを低減することが可能となる。また、ロボットハンド20の上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターを配置する必要がないため、ロボットハンド20全体の重さを軽量化することも可能である。これに対して、一般的な構成のロボットハンドにおいては、その上部に、ハンドアームを駆動する手段としてエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがあるため、ロボットハンドが複雑な構造となる共に、ロボットハンド全体の重さも重くなる。
さらに、第2実施形態に係るロボットハンド20では、非把持状態(図3(b)参照)では、フィンガー21bがハンドアーム本体21aに対してほぼ真っ直ぐに延びた状態となり、ハンドアーム21を狭い所に挿入し又は狭い所から引き抜くことができる。また、非把持状態から把持状態に切り替える際に、ハンドアーム21全体の動きを伴わず、ハンドアーム本体21aの先端部に設けたフィンガー21bのみが左右方向内側に回動する。このため、周囲が接近した狭い領域でのワークWのピックアップ、及び、周囲が接近した狭い領域でのワークWの組み込みをロボットハンド20によって自動で行うことができる。
(3)第2実施形態に係るロボットハンド20では、ハンドアーム21のフィンガー21bは、複数の関節部21cを有し、フィンガー21bの各関節部21cにそれぞれ独立してワイヤ22aが配設されている。
フィンガー21bの関節部21cを多くすることにより、フィンガー21bが曲がるときの形状をより複雑な形状にできるため、多種のワークWの把持に対応することが可能になる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るロボットハンドを図4に基づいて説明する。図4は、第3実施形態に係るロボットハンドの概略図であり、(a)はハンドアームの把持状態(非通電時)を示し、(b)はハンドアームの非把持状態(通電時)を示す。なお、図4中、符号Wはワークを示し、符号XはワークWを載置する架台を示す。
図4に示すように、第3実施形態に係るロボットハンド30は、ワークWを把持するハンドアーム31と、ハンドアーム31を駆動する形状記憶合金アクチュエーター32と、を備える。このロボットハンド30は、図示しないロボットアームの先端のリスト部に装着されている。また、ロボットハンド30は、ロボットアームに左右で対をなす二つのハンドアーム31を対向配置したものである。
ハンドアーム31は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能である。具体的には、このハンドアーム31は、ロボットアームの先端のリスト部から下方に延在するハンドアーム本体31aと、ハンドアーム本体31aの先端部に出没可能に設けられるフィンガー(ハンドアーム31の指に相当する部位)31bと、を有する。フィンガー31bは、一つの関節部31cを有し、ハンドアーム本体31aに設けた格納部(スリット)37内に格納される位置(図4(b)参照)と、ハンドアーム本体31a外に突出した状態となる位置(図4(a)参照)との間で回動するようになっている。すなわち、ハンドアーム31は、単関節のハンドアームであるが、この実施形態に限定されず、二つ以上の関節部31cを有するものであってもよい。また、フィンガー31bの先端部におけるワークWと対向する側には、ワークWの把持時にワークWの下面に当接する平坦な支持面31dが形成されている。なお、フィンガー31bの先端部におけるワークWと対向する側と反対側の面31eが、先端部に向かって先細り形状に形成されているが、これに限定されず、他の形状に形成されていてもよい。また、第3実施形態では、フィンガー31bはハンドアーム本体31aの先端部に設けられているが、これに限定されず、フィンガー31bをハンドアーム本体31aの長手方向中間部等に設けることもできる。
形状記憶合金アクチュエーター32は、通電時にハンドアーム31を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム31を前記把持状態とする。具体的には、形状記憶合金アクチュエーター32は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する通電型形状記憶合金製のばね(形状記憶合金ばね)32aを有する。このばね32aが、一端部(上端部)がハンドアーム本体31aに取り付けられ、他端部(下端部)がフィンガー31bに取り付けられている。また、図示はしないが、ばね32aには、リード線を介して電気回路が接続されている。
前記ばね32aは、例えば、チタン−ニッケル合金や、鉄系形状記憶合金等からなる。また、ばね32aを構成する形状記憶合金には、いわゆる二方向性の形状記憶合金を用いることが好ましい。ばね32aを構成する形状記憶合金に、一方向性の形状記憶合金を用いる場合には、いわゆるバイアスばねを形状記憶合金製のばね32aと併用するようにするとよい。さらに、この第3実施形態では、ばね32aは、つるまきばね形状に形成されているが、これに限定されず、ぜんまいばね形状等の他のばね形状に形成されていてもよい。
この第3実施形態においては、ハンドアーム本体31aの格納部37内に、ハンドアーム本体31aとフィンガー31bとを連結してばね32aを配設している。
より詳細には、フィンガー31bがハンドアーム本体31aの格納部37内に格納された状態のときに、ばね32aの一端部をハンドアーム本体31aに、他端部をフィンガー31bに取り付ける。その際には、ばね32aの一端部をハンドアーム本体31aに、他端部をフィンガー31bにそれぞれ回動可能に取り付けるのが好ましい。
第3実施形態では、形状記憶合金製のばね32aに電流を流すと、ばね32aが縮んだ状態となり、フィンガー31bがハンドアーム本体31aの格納部37内に格納されて、ハンドアーム31が図4(b)に示す非把持状態となる。電流を切ると、ばね32aが伸びた状態となり、フィンガー31bの先端部がハンドアーム本体31a外に突出した状態となって、図4(a)に示すように、左右一対のハンドアーム31がワークWを把持する。この把持状態においては、フィンガー31bの支持面31dがワークWの下面に下方から当接することにより、左右一対のハンドアーム31がワークWの重量を支持するようになっている。
以下に、第3実施形態による作用効果を説明する。
(1)第3実施形態に係るロボットハンド30は、ワークWを把持するハンドアーム31と、ハンドアーム31を駆動する形状記憶合金アクチュエーター32と、を備える。ハンドアーム31は、ワークWを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能であり、形状記憶合金アクチュエーター32は、通電時にハンドアーム31を前記非把持状態とし、非通電時は、ハンドアーム31を前記把持状態とする。
第3実施形態に係るロボットハンド30では、形状記憶合金アクチュエーター32(ばね32a)への通電時にハンドアーム31が非把持状態となり、非通電時には、ハンドアーム31が把持状態となりワークWを把持する。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。従って、第3実施形態に係るロボットハンド30によれば、停電等により電源が遮断された場合であっても、把持しているワークWの落下を防止することができる。
(2)第3実施形態に係るロボットハンド30では、ハンドアーム31は、所定方向に延在するハンドアーム本体31aと、ハンドアーム本体31aに出没可能に設けられるフィンガー31bと、を有する。形状記憶合金アクチュエーター32は、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する形状記憶合金製のばね32aを有し、ばね32aは、一端部がハンドアーム本体31aに取り付けられ、他端部がフィンガー31bに取り付けられている。ばね32aへの通電時にフィンガー31bがハンドアーム本体31a内に格納され、ばね32aの非通電時は、フィンガー31bがハンドアーム本体31a外に突出した状態になりワークWを把持する。
第3実施形態に係るロボットハンド30では、形状記憶合金製のばね32aに電流を流すことでフィンガー31bがハンドアーム本体31a内に格納され、電気を切るとフィンガー31bがハンドアーム本体31a外に突出した状態になる。このため、停電時や非常停止等により電圧が低下した時でも、フィンガー31bによって、把持しているワークWを落下させず保持することが可能である。
また、第3実施形態に係るロボットハンド30では、上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがないため、ロボットハンド30を非常にシンプルな構造とすることができ、製造コストを低減することが可能となる。また、ロボットハンド30の上部にエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターを配置する必要がないため、ロボットハンド30全体の重さを軽量化することも可能である。これに対して、一般的な構成のロボットハンドにおいては、その上部に、ハンドアームを駆動する手段としてエアーシリンダーや電動モーター等のアクチュエーターがあるため、ロボットハンドが複雑な構造となる共に、ロボットハンド全体の重さも重くなる。
さらに、第3実施形態に係るロボットハンド30では、非把持状態(図4(b)参照)では、フィンガー31bの少なくとも先端部がハンドアーム本体11a内に格納された状態となり、ハンドアーム31を狭い所に挿入し又は狭い所から引き抜くことができる。また、非把持状態から把持状態に切り替える際に、ハンドアーム31全体の動きを伴わず、ハンドアーム本体31aの先端部に設けたフィンガー31bのみが左右方向内側に突出移動する。このため、周囲が接近した狭い領域でのワークWのピックアップ、及び、周囲が接近した狭い領域でのワークWの組み込みをロボットハンド30によって自動で行うことができる。
ところで、本発明のロボットハンド及び自動組立ロボットは前記第1から第3の実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
10、20、30 ロボットハンド
11、21、31 ハンドアーム
11a、21a、31a ハンドアーム本体
11b、21b、31b フィンガー
11c、21c、31c 関節部
12、22、32 形状記憶合金アクチュエーター
12a、22a 形状記憶合金製のワイヤ
32a 形状記憶合金製のばね
W ワーク
X 架台

Claims (5)

  1. ワークを把持するハンドアームと、前記ハンドアームを駆動する形状記憶合金アクチュエーターと、を備え、
    前記ハンドアームは、前記ワークを把持した状態である把持状態と、非把持状態とに切り替え可能であり、
    前記形状記憶合金アクチュエーターは、通電時に前記ハンドアームを前記非把持状態とし、非通電時は、前記ハンドアームを前記把持状態とすることを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記ハンドアームは、所定方向に延在するハンドアーム本体と、前記ハンドアーム本体の先端部に回動可能に設けられるフィンガーと、を有し、
    前記形状記憶合金アクチュエーターは、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する形状記憶合金製のワイヤを有し、
    前記ワイヤは、一端部が前記ハンドアーム本体に取り付けられ、他端部が前記フィンガーに取り付けられており、
    前記ワイヤへの通電時に前記フィンガーが前記ハンドアーム本体に対してほぼ真っ直ぐに延び、前記ワイヤの非通電時は、前記フィンガーが前記ハンドアーム本体に対して屈曲した状態になりワークを把持することを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記ハンドアームの前記フィンガーは、複数の関節部を有し、
    前記フィンガーの各関節部にそれぞれ独立して前記ワイヤが配設されていることを特徴とする請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記ハンドアームは、所定方向に延在するハンドアーム本体と、前記ハンドアーム本体に出没可能に設けられるフィンガーと、を有し、
    前記形状記憶合金アクチュエーターは、通電すると縮み、通電を解除すると伸びる性質を有する形状記憶合金製のばねを有し、
    前記ばねは、一端部が前記ハンドアーム本体に取り付けられ、他端部が前記フィンガーに取り付けられており、
    前記ばねへの通電時に前記フィンガーが前記ハンドアーム本体内に格納され、前記ばねの非通電時は、前記フィンガーが前記ハンドアーム本体外に突出した状態になりワークを把持することを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のロボットハンドを備えた自動組立ロボット。
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