JP2015217033A - 美容器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧水を皺底まで簡単に到達させ、化粧水の栄養を皺底にも行き渡らせることにより、皮膚を活性化することができる美容器具を提供する。【解決手段】美容器具10は、皮膚にできた皺を伸ばす皮膚伸ばし部20と、皮膚伸ばし部20を支持する器具本体30とを備えている。皮膚伸ばし部20は、皺の両側にそれぞれ当接して、皺を開く方向へ開いて皮膚を伸ばす一対の当接部21と、一対の当接部21の間で、一対の当接部21が開くと、皺に当接する押圧部22とを備えている。一対の当接部21は、器具本体30から延びる一対の腕部211と、腕部211の先端部に設けられたローラー212とにより形成されている。一対の当接部21により開かれ、皺底が浅くなった皺に、押圧部22が当接して、押圧するので、皮膚に塗布され、皺底まで届かなった化粧水を、押圧部22により皺底に付着させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚の健康状態を向上させることができる美容器具に関するものである。
皺は加齢により増えたり、紫外線による影響を受けて増えたりする。皺が多いと老けて見えるため、実年齢より若く見られたいと思う者にとっては、皺を取り除きたいという要望は強い。このような要望から、皺を引き伸ばす器具が開発されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1に記載の「美容装置」は、円筒形の本体先端部に、2つのT字型電極が設けられ、長い方の電極でしわやたるみを伸ばして引き上げ、短い方の電極で伸ばして引き上げた部分を固定すると同時に、2つ電極間に微弱電流を通電させるものである。
また、特許文献2に記載の「皮膚のシワ取り用具」は、スポンジ様部材の皮膚に対向する面上に、シワを挟んで皮膚に貼付し得る少なくとも1対の粘着剤層が形成されたものである。
特開2013−236688号公報 実用新案登録第3157943号公報
皮膚の保湿性の向上や皮膚の引き締め効果を図るために、顔や全身にローション等の化粧水が塗布される。しかし、化粧水を塗布したときに、化粧水が皮膚表面に塗布されるだけで、皺の奥底に到達させることは難しい。
特許文献1,2に記載の従来の美容器具では、単に皺の両側に位置する皮膚を引き伸ばすだけであるため、化粧水を皺底に到達させるには、上記従来の美容器具により、皮膚を引き伸ばした状態を維持しながら、化粧水を塗布する必要があり、従来の美容器具の真下に位置する皺に化粧水を塗布するのは、作業が煩雑である。
そこで本発明は、化粧水を皺底まで簡単に到達させ、化粧水の栄養を皺底にも行き渡らせることにより、皮膚を活性化することができる美容器具を提供することを目的とする。
本発明の美容器具は、皮膚を伸ばす皮膚伸ばし部と、前記皮膚伸ばし部を支持する器具本体とを備え、前記皮膚伸ばし部は、皮膚に当接して開く方向へ開いて伸ばす一対の当接部と、前記一対の当接部の間で、前記一対の当接部が開くと、皮膚に当接する押圧部とを備えたことを特徴とする。
本発明の美容器具によれば、一対の当接部により皮膚が伸ばされ、皺底が浅くなった皺に、押圧部が当接して、押圧するので、皮膚に塗布され、皺底まで届かなった化粧水を、押圧部により皺底に付着させることができる。従って、本発明の美容器具は、化粧水の栄養を皺底にも行き渡らせることができる。
前記一対の当接部は、前記器具本体から延びる一対の腕部と、前記腕部の先端部に設けられたローラーとにより形成されていることが望ましい。皮膚を引き伸ばす際に、一対の腕部の先端部に設けられたローラーが回転しながら、腕部が開くため、皺を引き伸ばす力を適度に調整することができる。
前記押圧部を、前記一対の当接部が開くと、前記器具本体から皮膚への当接方向へ進出するようにすると、当接部が大きく開かなくても、小さい開きにより押圧部を皺に当接させることができる。
前記器具本体に、微弱電流発生手段が格納されていると共に、利用者が把持したときに該利用者に接触する一方の電極が設けられ、前記微弱電流発生手段は、前記一方の電極と、他方の電極として前記押圧部とに接続され、前記一対の電極に微弱電流を通電させるようにすることが望ましい。そうすることで、化粧水を付着させた状態の皺底に、押圧部を介して微弱電流を通電することができるので、より効果的に化粧水を皮膚内に浸透させることができる。
前記器具本体に、電気刺激発生手段が格納され、前記電気刺激発生手段は、導電性を有する前記一対の当接部に微弱電流を通電させるようにすることが望ましい。電気刺激発生手段により発生した微弱電流は、一対の当接部を介して皺底に付与される。従って、この構成によれば、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、微弱電流による電気刺激を付与することができるので、効果的に皮膚を活性化することができる。
前記器具本体に、熱発生手段が格納され、前記熱発生手段は、前記押圧部に発生した熱を伝達するようにすることが望ましい。熱発生手段により発生した熱は、押圧部を介して皺底に付与される。従って、この構成によれば、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、熱による刺激を付与することができるので、効果的に皮膚を活性化することができる。
前記器具本体に、振動発生手段が格納され、前記振動発生手段は、前記押圧部に振動を伝達するようにすることが望ましい。振動発生手段により発生した振動は、押圧部を介して皺底に付与される。従って、この構成によれば、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、振動による刺激を付与することができるので、効果的に皮膚を活性化することができる。
本発明の美容器具は、皺底まで届かなった化粧水を、押圧部により皺底に付着させることができるので、化粧水の栄養を皺底にも行き渡らせることができる。従って、本発明の美容器具は、化粧水を皺底まで簡単に到達させ、化粧水の栄養を皺底にも行き渡らせることにより、皮膚を活性化することができる。
本発明の実施の形態1に係る美容器具を示す斜視図である。 図1に示す美容器具を上方から見た斜視図である。 図1に示す美容器具の上部の断面斜視図である。 図1に示す美容器具のイオン導入手段および皮膚状態測定手段を説明するための概略断面図である 実施の形態1に係る美容器具の使用状況を説明するための図であり、(A)は化粧水が塗布された状態の皮膚の断面図、(B)は引き伸ばされた皺に化粧水が塗布された状態の図である。 図1に示す美容器具の使用状態を説明するための図であり、(A)は皮膚伸ばし部が皮膚に当接した状態の図、(B)は皮膚伸ばし部の当接部が開いて押圧部が皺に当接した状態の図である。 本発明の実施の形態2に係る美容器具を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態3に係る美容器具を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態4に係る美容器具を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態5に係る美容器具を示す図であり、(A)は当接部が皮膚に接した状態の正面図、(B)は当接部が開いた状態の概略断面図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る美容器具について図面に基づいて説明する。
図1から図4に示すように、美容器具10は、皮膚を伸ばす皮膚伸ばし部20と、皮膚伸ばし部20を支持する器具本体30と、器具本体30に内蔵されたイオン導入手段40および皮膚状態測定手段50とを備えている。
皮膚伸ばし部20は、皮膚に当接して開く方向へ移動して皮膚を伸ばす一対の当接部21と、一対の当接部21の間で、一対の当接部21が開くと、皮膚に当接する押圧部22とを備えている。
一対の当接部21は、器具本体30から延びる一対の腕部211と、腕部211の先端部に設けられたローラー212とにより形成されている。
図3に示すように、腕部211の基端部211aには、弾性部材の一例であるコイルばね211bの一端部が付勢した状態で接続されている。腕部211の先端部211cは、ローラー212の両端部の軸部を保持するコ字状の回転軸受部である。腕部211の先端部211cには、ローラー212を摩擦によって回転し難くするブレーキ機構が内蔵されている。ローラー212は、円柱状のローラー本体の円周面に、シリコーン樹脂によるカバー部材が取り付けられている。一対の当接部21は、電極として機能するために導電性を有している。
押圧部22は、先端部が凸曲面に形成された板状の部材である。本実施の形態1では、押圧部22が、イオン導入手段40の一方の電極として機能するため、導体である金属部材により形成されている。押圧部22は、金属部材とする以外に、導電性ゴムなど導電性を有する部材とすることができる。押圧部22は、その側部が、一対の当接部21と接触して導通することを防止するために、絶縁シートなどにより、一対の当接部21と電気的に絶縁されている。
器具本体30は、円柱状に形成されたケーシングである。器具本体30の上面には、腕部211を開いたり、閉じたりさせるためと、押圧部22を器具本体30内部から突出させるために、十字状の開口部31が形成されている。また、器具本体30の底面には、図示しない電池を収納するための蓋部が形成されている。器具本体30は、コイルばね211bの他端部が、器具本体30の天井壁から内側に向かって突出した突起板32に接続されている。
図4に示すように、イオン導入手段40は、器具本体30に内蔵され、回路が搭載されたプリント基板により形成された微弱電流発生手段41を備えている。微弱電流発生手段41は、器具本体30の胴部に設けられ、利用者が把持したときに該利用者に接触する一方の電極(側面電極42)に、配線43により接続されている。また、微弱電流発生手段41は、押圧部22を他方の電極(押圧電極44)として、配線45により接続されている。
微弱電流発生手段41は、皮膚状態を示す信号に応じて、微弱電流の強度を調整することができる。
皮膚状態測定手段50は、一対の当接部21を一対の電極として、皮膚を介して電流を通電して、一対の当接部21間の電圧を測定して、皮膚の抵抗値を測定することで、皮膚の状態を測定するものである。皮膚状態測定手段50は、測定された皮膚の抵抗値を示す信号を微弱電流発生手段41へ出力する。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る美容器具10の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
利用者は、予め化粧水を顔などの皮膚Sに塗布しておく。しかし、図5(A)に示すように、化粧水Lは、溝となった皺Wの周囲や皺Wの縁部付近には塗布されるが、皺底WBには、塗布し難い。
利用者は、図6(A)に示すように、美容器具10の器具本体30を、側面電極42に手のひらが接触するように把持する。次に、利用者は、当接部21のローラー212を、例えば、気になる顔の皺Wが一対のローラー212の間に位置するようにして、皮膚Sに当接させる。
そして、利用者は、腕部211の基端部211aに接続しているコイルばね211bの付勢力より強く、美容器具10を皮膚Sに押し当てることで、図6(B)に示すように、当接部21のローラー212が互いに離れる方向に開く。当接部21のローラー212は、それぞれの腕部211に内蔵されたブレーキ機構により回転し難くなっているため、ローラー212は、僅かに回転しながら皮膚を押し付けて、皮膚を引き伸ばす。
これにより、当初は、皺Wが深く、化粧水Lが皺底WBに到達しない状態であっても、一対のローラー212が皺Wを引き伸ばすことで、図5(B)に示すように、皺底WBが浅くなり、皺W周囲の化粧水を押圧部22に付着させ、皺底WBに押し込むことで、皺底WBに化粧水Lが塗布される。また、化粧水Lが塗布された皺底WBを押圧部22が押圧するため、化粧水Lを皮膚S内に浸透させることができる。
このように、美容器具10は、化粧水Lを一対の当接部21によって引き伸ばされた皺底WBまで簡単に到達させ、化粧水Lの栄養を皺底WBにも行き渡らせることができるので、皮膚を活性化することができる。
また、図6(A)および同図(B)に示すように、皮膚Sを引き伸ばす際に、一対の腕部211の先端部に設けられたローラー212が回転しながら、腕部211が開くため、皺Wを引き伸ばす力を適度に調整することができる。従って、ローラー212は皮膚への負担を軽減することができる。
図4に示すように、利用者が器具本体30に設けられた側面電極42を把持して、側面電極42が利用者に接触すると共に、押圧部22を皮膚に押し当てて、押圧部22が利用者に接触することで、微弱電流発生手段41から、側面電極42、利用者の手、腕、肩、首、顔、押圧電極44(押圧部22)、微弱電流発生手段41へと回路が形成される。
このように、微弱電流発生手段41が発生した微弱電流は、この流れ、またはこの反対の流れで通電するので、押圧電極44から皺底WBに電気刺激を付与することができるので、より効果的に化粧水を皮膚内に浸透させることができる。従って、美容器具10は、更に、皮膚を活性化することができる。
美容器具10は、利用者が把持して皮膚に押圧部22を接触することで、美容器具10および利用者との間に回路ができ、微弱電流を通電しているが、電源スイッチを設けることも可能である。また、美容器具10は、利用者に通電する微弱電流の強弱を選択するスイッチを設けることも可能である。更に、微弱電流発生手段41が微弱電流を通電していて、利用者の皮膚にイオン導入していることを利用者に認知させるために、ランプを設けたり、ブザー音やチャイム音などを発生する音声発生手段を設けたり、振動を発生する振動発生手段を設けたりすることも可能である。
ここで、皮膚状態測定手段50は、一対の当接部21に電流を通電して、一対の当接部21間の電圧を測定して、皮膚の抵抗値を測定する。そして、皮膚状態測定手段50は、測定された皮膚の抵抗値を示す信号を微弱電流発生手段41へ出力する。微弱電流発生手段41は、皮膚状態測定手段50に基づいて微弱電流を調整する。例えば、利用者の皮膚の抵抗値が高いときには、皮膚が乾燥状態であり、微弱電流が通電しにくい状態であるため、微弱電流発生手段41は高めの微弱電流を通電する。
このように、微弱電流発生手段41が皮膚状態測定手段50からの皮膚の状態を示す信号に基づいて微弱電流を調整するので、利用者の皮膚の状態に応じた美容を行うことができる。
なお、皮膚状態測定手段50は常に皮膚の状態を測定する必要はなく、最初の1回だけ行うことも可能である。また、皮膚状態測定手段50を有効としたり、無効としたりする切り替えスイッチを、器具本体30に設けることも可能である。また、皮膚状態測定手段50に無関係に、微弱電流の強弱を選択するスイッチにより微弱電流発生手段41からの出力を決定することも可能である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る美容器具を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態2においては、皮膚伸ばし部20および器具本体30は、実施の形態1に係る美容器具10と同じ構成であるため、同符号を付して説明を省略する。
図7に示す本実施の形態2に係る美容器具10xは、器具本体30に熱発生手段60が格納されている。熱発生手段60は伝熱部材61が押圧部22に接続されており、熱発生手段60が発生した熱を押圧部22へ伝達する。
従って、押圧部22は、通電されないため絶縁体でもよいが、金属製とする方が、樹脂製とするよりも、熱伝導率が高く効率がよいため望ましい。
熱発生手段60は、皮膚を温める温熱を発生する加熱手段とすることができ、皮膚を冷やす冷熱を発生する冷却手段とすることもできる。また、熱発生手段60が、温熱および冷熱の両方を発生する機能を備えているときには、器具本体30に設けた切り替えスイッチにより加熱と冷却とを切り替えるようにしてもよい。
このように、熱発生手段60は、発生した熱を押圧部22へ伝達して、一対の当接部21によって引き伸ばされた皺底に付与することができる。従って、美容器具10は、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、熱による刺激を付与することができるので、効果的に皮膚を活性化することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る美容器具を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態3においても、皮膚伸ばし部20および器具本体30は、実施の形態1に係る美容器具10と同じ構成であるため、同符号を付して説明を省略する。
図8に示す本実施の形態3に係る美容器具10yは、器具本体30に振動発生手段70が格納されている。振動発生手段70は伝達部材71が押圧部22に接続されており、振動発生手段70が発生した振動を押圧部22へ伝達する。従って、押圧部22は、絶縁体でも導電性でもよいため、金属製でも樹脂製でもよい。
振動発生手段70は、回転駆動するモータと、このモータの回転軸に偏心させて取り付けた錘とを備えた振動モータとすることができる。
このように、振動発生手段70は、発生した振動を押圧部22へ伝達して、一対の当接部21によって引き伸ばされた皺底に付与することができる。従って、美容器具10は、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、振動による刺激を付与することができるので、効果的に皮膚を活性化することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る美容器具を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態4においても、皮膚伸ばし部20および器具本体30は、実施の形態1に係る美容器具10と同じ構成であるため、同符号を付して説明を省略する。
図9に示す本実施の形態4に係る美容器具10zは、器具本体30に電気刺激発生手段80が格納されている。電気刺激発生手段80は、一対の当接部21を一対の電極として、皮膚を介して電流を通電して、皮膚に電気刺激を付与するものである。
このように、電気刺激発生手段80は、発生した微弱電流を一対の当接部21を介して、一対の当接部21によって引き伸ばされた皺底に付与することができる。従って、美容器具10zは、引き伸ばされた皺底に、化粧水を塗布すると共に、微弱電流による電気刺激を付与することができるので、更に、効果的に皮膚を活性化することができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る美容器具を図面に基づいて説明する。なお、図10(A)および同図(B)に示す本実施の形態5に係る美容器具11においては、実施の形態1〜4に係る美容器具10,10x〜10zと同じ構成のものは、同符号を付して説明を省略する。また、図10(B)においては、実施の形態1の微弱電流発生手段41、皮膚状態測定手段、実施の形態2の熱発生手段60、実施の形態3の振動発生手段70、実施の形態4の電気刺激発生手段80などは省略している。
本実施の形態1〜4に係る美容器具10,10x〜10zでは、コイルばね211b(例えば、図6参照)により腕部211に弾性力を付与しているが、本実施の形態5に係る美容器具では、腕部自体の弾性力により、当接部の開閉に弾性力を持たせている。また、本実施の形態5に係る美容器具では、一対の当接部が開くと、押圧部が、器具本体から当接方向へ進出する。
図10(A)および同図(B)に示す美容器具11は、一対の当接部21pの腕部211pが、弾力性を有する樹脂により形成されている。腕部211pは、基端部211aが、押圧部22の基端部に固定されている。押圧部22は、器具本体30から当接方向に進出したり、復帰したり、スライド自在に、図示しない機構により保持されている。
従って、利用者は、図10(A)に示すように、美容器具11を皮膚Sに押し当てることで、図10(B)に示すように、腕部211pが弾性変形して撓むことで、当接部21pのローラー212が互いに離れる方向に開く。腕部211pが撓み、ローラー212が互いに離れる方向に開くことで、腕部211pの基端部211aが器具本体30から引き出される。
腕部211pの基端部211aが器具本体30から引き出されることで、押圧部22が器具本体30から引き出されて、器具本体30から皮膚Sへの当接方向に進出する。
押圧部22が皮膚Sへの当接方向に進出することにより、当接部が大きく開かなくても、小さい開きにより押圧部22を皺に当接させることができる。
以上、本実施の形態1〜5に係る美容器具を説明したが、本発明は実施の形態1〜5に限定されるものではない。例えば、実施の形態1〜5に係る美容器具10,10x〜10z,11では、当接部21がローラー212であったが、一対のプレートであってもよい。当接部21を一対のプレートとするときには、腕部211に対してプレートの角度が変わるようにすると、曲面である皮膚にプレートの平面を対応させて接触させることができる。
また、腕部211に内蔵されたブレーキ機構により、両方のローラー212を回転し難くしているが、一方のローラー212を、他方のローラー212より、回転の負荷を高めて回転し難く、または回転させないようにすることができる。
そうすることで、利用者は、一方のローラー212を皺の片側に位置させて、この位置を基準とし、器具本体30を皮膚側に押し付けることで、一方のローラー212は移動せずに、他方のローラー212が、一方のローラー212から離れるようにして皺を伸ばし、押圧部22を皺に当接させることができる。
従って、一方のローラー212を基準に、押圧部22を皺の位置に設定できるため、正確に押圧部22を皺に位置させることができる。
本発明の美容器具は、簡単に皺を伸ばすことができ、皺底に化粧水を塗布することができるので、家庭用、エステサロンや美容室などの業務用、医療機関などの医療用に適用することができる。
10,10x,10y,10z 美容器具
20 皮膚伸ばし部
21,21p 当接部
211 腕部
211p 腕部
211a 基端部
211b コイルばね
211c 先端部
212 ローラー
22 押圧部
30 器具本体
31 開口部
32 突起板
40 イオン導入手段
41 微弱電流発生手段
42 側面電極
43 配線
44 押圧電極
45 配線
50 皮膚状態測定手段
60 熱発生手段
61 伝熱部材
70 振動発生手段
71 伝達部材
80 電気刺激発生手段
S 皮膚
W 皺
WB 皺底
L 化粧水

Claims (7)

  1. 皮膚を伸ばす皮膚伸ばし部と、前記皮膚伸ばし部を支持する器具本体とを備え、
    前記皮膚伸ばし部は、皮膚に当接して開く方向へ移動して皮膚を伸ばす一対の当接部と、
    前記一対の当接部の間で、前記一対の当接部が開くと、皮膚に当接する押圧部とを備えたことを特徴とする美容器具。
  2. 前記一対の当接部は、前記器具本体から延びる一対の腕部と、前記腕部の先端部に設けられたローラーとにより形成された請求項1記載の美容器具。
  3. 前記押圧部は、前記一対の当接部が開くと、前記器具本体から皮膚への当接方向へ進出する請求項1または2記載の美容器具。
  4. 前記器具本体に、微弱電流発生手段が格納されていると共に、利用者が把持したときに該利用者に接触する一方の電極が設けられ、
    前記微弱電流発生手段は、前記一方の電極と、他方の電極として前記押圧部とに接続され、前記一対の電極に微弱電流を通電させる請求項1から3のいずれかの項に記載の美容器具。
  5. 前記器具本体に、電気刺激発生手段が格納され、
    前記電気刺激発生手段は、導電性を有する前記一対の当接部に微弱電流を通電させる請求項1から3のいずれかの項に記載の美容器具。
  6. 前記器具本体に、熱発生手段が格納され、
    前記熱発生手段は、前記押圧部に発生した熱を伝達する請求項1から3のいずれかの項に記載の美容器具。
  7. 前記器具本体に、振動発生手段が格納され、
    前記振動発生手段は、前記押圧部に振動を伝達する請求項1から3のいずれかの項に記載の美容器具。
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