JP7075113B2 - 美容機器 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 第30条第2項適用、平成29年11月1日株式会社アテックスに納品
本発明は、顔、腕、脚などの筋肉を適切にエクササイズし、筋肉を引き締めることのできる美容機器に関する。
近年、美容機器として、例えば、顔をマッサージすることによりフェイスライン等を引き締めるべく、多種多様な美顔器が提供されている。
この種の美顔器としては、例えば、把持部と、把持部から延びる2本のアーム部を有し、アーム部の先端にそれぞれローラーを回転可能に支持したものが既に提案されている。
(特許文献1、2)。
すなわち、一般的に、ほうれい線や口の両脇のしわ等の顔のたるみは、加齢や無表情等の理由によって、顔のいわゆる表情筋や広頚筋の筋力の低下が原因とされている。
そこで、上記美顔器は、上記ローラー間で顔を挟み込んだ状態にし、アーム部の弾性力でローラーを顔面に付勢した状態でローラーを顔面に沿って転動させることによって、筋肉に圧を加えて刺激(エクササイズ)して筋肉を強化することによってフェイスラインを引き締めるようにしている。
実用新案登録第3131494号公報 意匠登録第1468600号公報
しかしながら、上記従来の美容機器においては、ローラーによる押圧力を樹脂で形成されたアーム部の弾性復元力によって確保するようになっているため、十分な押圧力を得ることが難しい。
また、昨今は、ローラー部分に電極を設けるとともに、把持部内に給電装置を設け、電極と給電装置をアーム部に設けられた中空部を介してコードで接続し、電極に通電することによって、ローラーによる押圧とともに、顔の筋肉に電気刺激を与えるようにした美顔器(美容ローラー)も提案されているが、上記のように中空部を設ける場合、アーム部を構成する樹脂としては、剛性の高いものにせざるを得ない。
したがって、アーム部の撓みが少なく、ローラーによる押圧力の不足を招くおそれが高くなる。
本発明は、上記事情に鑑みて、ローラーによるローラー作用部への押圧力を高めることができる美容機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる美容機器(以下、「本発明の美容機器」と記す)は、把持部と、この把持部に一端が支持された状態で前記把持部から延設され、他端が開放された一対のアーム部と、各アーム部の開放端側でそれぞれ前記アーム部に回転自在に支持されたローラーを備え、2つのアーム部間にローラー作用部が配置された状態で、前記把持部をアーム部方向に前後動させるに伴って、前記各ローラーが、各アーム部から伝達される付勢力によって、前記ローラー作用部を押圧しつつ前記ローラー作用部表面に沿って転動可能に構成され、前記把持部が、前記アーム部の回動中心となるアーム支持軸を有し、前記一対のアーム部が、前記ローラー間を離接可能に、前記アーム支持軸にそれぞれ軸支されているとともに、前記把持部に、前記一対のアーム部の前記ローラー間隔が規定された初期間隔より拡がった状態で、前記ローラー間隔を狭める方向に前記アーム部を付勢する付勢手段が設けられている美容機器であって、前記把持部は、ハウジングを有し、このハウジング内に前記アーム支持軸が設けられていて、前記アーム部は、アーム部本体と、このアーム部本体から延出し、前記ハウジング内で前記アーム支持軸に軸支される軸挿通孔を有する軸支部を備え、前記付勢手段が、前記ハウジング内に内蔵されたゴムブロックであって、このゴムブロックの圧縮方向の一端が、前記ハウジング内で固定された固定受け部材の、ハウジング壁と前記ゴムブロックの間に介在する付勢手段受部で受けられ、前記ゴムブロックの圧縮方向の他端が、前記ハウジング内に内蔵され、各アーム部の回動動作で前記付勢手段受部方向に進退するスライド部材の圧縮部に受けられていることを特徴としている。
本発明において、ローラー作用部とは、顔、頭、腕、脚などが挙げられる。
本発明において、規定最小間隔とは、アーム部に外力が加わらず、ローラー間に何も挟んでいない状態のローラー間の間隔をいう。
本発明の美容機器は、前記アーム部は、アーム部本体が樹脂成形されていて、前記軸支部が、前記アーム部本体に残部がインサート成形またはアウトサート成形された金属部材で形成されている構成とすることが好ましい。
なお、上記アーム部本体を形成する樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂を含むポリマーアロイ化樹脂などが挙げられ、剛性に優れていることからポリカーボネート樹脂、あるいは、ポリカーボネート樹脂を含むポリマーアロイ化樹脂が好ましい。
金属部材としては、特に限定されないが、軽量化を図るためアルミニウムあるいはその合金からなるダイキャスト製のものが好ましい。
本発明において、アーム支持軸は、アーム部毎に1本ずつ設けても構わないし、1本のアーム支持軸で2本のアーム部の軸支部を軸支するようにしても構わない
なお、上記ゴムブロックを構成するゴム材料としては、特に限定されないが、NBR,シリコーンゴム、熱可塑性樹脂エラストマーなどが挙げられる。
本発明の美容機器は、固定受け部材が、付勢手段受部と、少なくとも前記アーム部支持軸が挿通される軸挿通孔を有する固定部とを有する構成とすることが好ましい。
すなわち、上記の構成にすれば、アーム部支持軸によって固定受け部材の位置が規制され、付勢手段受部に加わる付勢力が固定部を介してアーム部支持軸に受けられる。
本発明の美容機器は、スライド部材が、前記圧縮部と、この圧縮部の両側から同方向に折れ曲がるように設けられた2つの脚部を有し、前記圧縮部の脚部側の面が、前記一対のアーム部の軸支部の端面間に跨るように配置された状態で、前記圧縮部に直交する方向に進退可能に前記把持部のハウジング内に収容されている構成とすることが好ましい。
すなわち、上記構成のようにすれば、アーム部の回動動作に連動してゴムブロックが付勢手段受部と圧縮部との間で挟み込まれて、ゴムの圧縮反力を確実に軸支部に伝えることができる。
本発明の美容機器は、前記アーム部の回動角規制機構を備えていることが好ましい。
すなわち、回動角規制機構を備えているので、初期状態でのローラー間隔が規定された間隔に保たれるので、ローラー作用部を容易に挟み込める。また、過度に回動し、アーム部が破損したり、把持部が破損したりすることを防止できる。
前記回動角規制機構としては、ハウジング内に前記アーム支持軸と平行にストッパピンを設け、アーム部の前記ローラー間隔が定常位置のあるとき、前記ストッパピンに当接する第1当接部と、アーム部の前記ローラー間隔が設定された最大間隔になったとき前記ストッパピンに当接する第2当接部とを軸支部に設ける構成が挙げられる。
本発明の美容機器は、上記のように、把持部と、この把持部に一端が支持された状態で前記把持部から延設され、他端が開放された一対のアーム部と、各アーム部の開放端側でそれぞれ前記アーム部に回転自在に支持されたローラーを備え、2つのアーム部間にローラー作用部が配置された状態で、前記把持部をアーム部方向に前後動させるに伴って、前記各ローラーが、各アーム部から伝達される付勢力によって、前記ローラー作用部を押圧しつつ前記ローラー作用部表面に沿って転動可能に構成され、前記把持部が、前記アーム部の回動中心となるアーム支持軸を有し、前記一対のアーム部が、前記ローラー間を離接可能に、前記アーム支持軸にそれぞれ軸支されているとともに、前記把持部に、前記一対のアーム部の前記ローラー間隔が規定された初期間隔より拡がった状態で、前記ローラー間隔を狭める方向に前記アーム部を付勢する付勢手段が設けられている美容機器であって、前記把持部は、ハウジングを有し、このハウジング内に前記アーム支持軸が設けられていて、前記アーム部は、アーム部本体と、このアーム部本体から延出し、前記ハウジング内で前記アーム支持軸に軸支される軸挿通孔を有する軸支部を備え、前記付勢手段が、前記ハウジング内に内蔵されたゴムブロックであって、このゴムブロックの圧縮方向の一端が、前記ハウジング内で固定された固定受け部材の、ハウジング壁と前記ゴムブロックの間に介在する付勢手段受部で受けられ、前記ゴムブロックの圧縮方向の他端が、前記ハウジング内に内蔵され、各アーム部の回動動作で前記付勢手段受部方向に進退するスライド部材の圧縮部に受けられている
したがって、本発明の美容機器は、以下のようの効果を備えている。
(1)ゴムブロックによる付勢力によって、ローラーによる押圧力を調整して、筋肉を効率よく強化できるものにできる。
(2)アーム部が、アーム部本体と、このアーム部本体から延出し、ハウジング内で前記アーム支持軸に軸支される軸挿通孔を有する軸支部を備えていて、軸支部がハウジング内に入り込んで外部から見えないので、美容機器全体が意匠性の高いものとなる。
(3)ゴムブロック一端が固定受け部材の付勢手段受部で受けられ、付勢力がハウジング壁に直接加わらないようになっているので、ハウジングがゴムブロック又はバネの付勢力によって破損することを防止できる。
本発明の美容機器の1つの実施の形態である美顔器の斜視図である。 図1の美顔器のアーム部が規定状態の平面図である。 図1の美顔器のアーム部が最大まで開いた状態の平面図である。 図2のX-X断面図である。 図2のY-Y断面図である。 図1の美顔器の要部分解斜視図である。 図1の美顔器のハウジングのカバーを取り除いた状態の要部斜視図である。 図1の美顔器のアーム部の軸支部を説明する斜視図である。 図1の美顔器のローラー間隔が規定最小間隔にあるときの、ゴムブロックの状態を説明する図である。 図1の美顔器のローラー間隔が最大間隔にあるときの、ゴムブロックの状態を説明する図である。
以下に、本発明の実施の形態の一例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1~図3は、本発明の美容機器の1つの実施の形態である美顔器をあらわしている。
図1~図3に示すように、この美顔器Aは、把持部1と、一対のアーム部2と、一対のローラー3を備えている。
各アーム部2は、アーム本体21と、図6および図8に示すように、アーム本体21の一側端から延出し、後で詳述するアーム支持軸14に軸支される平行に設けられた一対の軸支部25を備えている。
アーム本体21は、二股に分かれた一対の分岐部21aを備え、この分岐部21aの開放端間にローラー3が回転自在に軸支されている。
また、アーム本体21は、ポリカーボネート樹脂で形成されたアームベース22と、アームカバー23を備えている。
アームベース22は、図6および図8に示すように、一端に軸支部25をそれぞれ有するステンレス鋼等で形成された2枚の板金部材24の残部と、2枚の板金部材24の間隔を規定し、板金部材24間に樹脂の進入を防止するように設けられたスペーサ部26aを有し、アーム部2の骨組を構成するアームコア26とがインサートされた状態に成形されている
アームカバー23は、アームベース22との間に中空部を形成するようにアームベース22にセットされている。
軸支部25は、図8に示すように、軸挿通孔25aと、脚部受部25bと、第1当接部25cと、第2当接部25dを備えている。
また、一対のアーム部2は、ローラー3を対向させた状態で、それぞれ後述する把持部1の一端に設けられた開口から把持部1のハウジング11内に軸支部25が入り込んで、図5に示すように、POM樹脂製の第1摺動部材6の筒部および第2摺動部材7の筒部を介してハウジング11内に平行に設けられたアーム支持軸14に支持されていて、アーム支持軸14を中心に回動可能になっている。
一方、把持部1は、図6に示すように、ベース11aとカバー11bからなるハウジング11内に、給電装置13と、前述のアーム支持軸14と、ステンレス鋼等の金属材料からなるストッパピン15と、ステンレス鋼等の金属材料からなる固定受け部材4と、付勢手段としてのNBR等のゴム製のゴムブロック5と、前述の第1摺動部材6および第2摺動部材7と、ステンレス鋼等の金属材料からなる金属カバー部材8と、ステンレス鋼等の金属材料からなるスライド部材9を備えている。
給電装置13は、図示していないが、充電池と、制御装置と、図1~図3に示すように、スイッチS1,S2を備えている。
ストッパピン15は、2つのアーム支持軸14と平行に設けられていて、図1および図2に示すように、ローラー3の間隔が所期間隔にあるとき、図9に示すように、軸支部25の第1当接部25cが当接し、アーム部2が初期間隔以下まで回動しないようにするとともに、図3に示すように、ローラー3の間隔が規定最大間隔となる位置までアーム部2が回動したとき、図10に示すように、軸支部25の第2当接部25dが当接し、アーム部2が規定最大間隔以上に回動しないようになっている。
金属カバー部材8は、図4に示すように、ハウジング11のベース部11aに固定されている。
スライド部材9は、図4に示すように、圧縮部91と、圧縮部91の両側から圧縮部91に対して直交するように設けられた2つの脚部92を備え、圧縮部91と両脚部92の一方の側面が金属カバー部材8にスライド可能に受けられている。
また、スライド部材9は、図9および図10に示すように、圧縮部91が一対のアーム部2の軸支部25に跨るように配置されている。
そして、スライド部材9は、ローラー3の間隔が初期間隔のとき、図9に示すように、軸支部25の圧縮部受部25bの全面で受けられるとともに、ローラー間隔が初期間隔よりローラー間隔が広がる方向に、アーム部2が回動するに伴い、図10に示すように、圧縮部受部25bのエッジ部分によって押されて、後述する固定受け部材4の付勢手段受部42側に移動するようになっている。
ゴムブロック5は、図4に示すように、圧縮方向の一端面が圧縮部91に当接し、圧縮方向の他端面が後述する固定受け部材4の付勢手段受部42に当接するように設けられている。
固定受け部材4は、固定部41と、この固定部41に対して直交するように設けられた付勢手段受部42を備えている。
固定部41は、2つのアーム支持軸挿通孔41aと、1つのストッパピン挿通孔41bが穿設されている。
そして、固定受け部材4は、固定部41のアーム支持軸挿通孔41aにアーム支持軸14が挿通され、固定部41のストッパピン挿通孔41bにスットパピン15が挿通されるとともに、図7に示すように、アーム支持軸14にEリング16を装着することによって、付勢手段受部42がゴムブロック5とハウジング11の側壁との間でゴムブロック5の圧縮方向の他端面を受けるようにハウジング11内で固定されている。
ローラー3は、図1に示すように、それぞれ2つのリング状の電極31と、この二つの電極31を絶縁状態で支持する絶縁部32と、カバー部33を備えている。
2つの電極31は、アーム本体21内を通る配線(図示せず)によって、把持部1のハウジング11内の給電装置13と接続されていて、スイッチS1,S2を操作することによって電極31に接触した顔の筋肉に電気刺激を与えること、および、顔の表層にラジオ波を流すことが、同時に、あるいは、個別にできるようになっている。
この美顔器Aは、上記のように、付勢手段としてゴムブロック5を備え、ローラー間隔が拡がると、図4に示すように、スライド部材9が付勢手段受部42方向に移動するので、図10に示すように、ゴムブロック5が付勢手段受部42と、圧縮部91との間で圧縮される。
そして、この圧縮により生じた圧縮反力によって軸支部25を介してアーム部2をローラー間隔が狭まる方向に付勢力が働くので、ローラー作用部である顔をローラー3間に挟んだ状態で、手で持った把持部1をアーム部2方向に前後動させれば、ローラー3に十分な圧を保たせながら、ローラー3を顔の表面に沿って転動させることができる。
したがって、ローラー3によって、顔の表情筋や広頚筋に適切な圧力を加えて筋肉の強化を効率よく行うことができる。
また、この美顔器Aは、ゴムブロック5の一端面が、ハウジング11の側壁面との間に介在する固定受け部材4の付勢手段受部42に受けられているので、ゴムブロック5が圧縮されても、圧縮反力がポリカーボネート樹脂製のハウジング11の側壁面に加わらない。
また、固定受け部材4の固定部41が2本のアーム支持軸14およびストッパピン15によって支持されているので、固定部41にかかるゴムブロック5の圧縮反力が分散されてハウジング11に伝達される。
したがって、ゴムブロック5を反発力の強いものにしても、ハウジング11が圧縮反力によって破損することが防止できる。
すなわち、他の部分の構造を変更することなく、ゴムブロック5の材質や厚み等を変更するだけで、ローラー3による顔への圧力を調整することができる。
この美顔器Aは、ローラー3の間隔が初期間隔のとき、軸支部25の第1当接部25cがストッパピン15に当接し、アーム部2が初期間隔以下まで回動することを防止できる。
したがって、アーム部2が破損したり、把持部1が破損したりすることを防止できる。
また、ローラー3の間隔が規定最大間隔となる位置までアーム部2が回動したとき、軸支部25の第2当接部25dがストッパピン15に当接して、アーム部2が規定最大間隔以上の回動を防止できるようになっているので、アーム部が必要以上に回動して、ローラーからローラー作用部へ加わる圧が不足することを防止できる。
この美顔器Aは、アーム部2の骨組みを構成するアームコア26が、アルミダイキャストで形成されているので、アーム部2が軽量化できる。
軸支部25が、板金部材24で形成されているので、軸支部25が強度的に優れたものとなる。すなわち、軸支部25もアルミダイキャストで形成すると、使用状態によっては金属疲労によって軸支部25が破損するおそれがある。
この美顔器Aは、各ローラー3に一対の電極31を設け、この電極31間に電流を流したり、ラジオ波を流すことができるので、筋肉に電気的刺激を与えたり、皮膚内で熱を発生させてより美顔効果を高めることができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、アーム部にローラーが1つずつ支持されていたが、2つ以上設けても構わない。
上記の実施の形態では、ハウジング内に一対のアーム支持軸を設け、一方のアーム部の軸支部を一方のアーム支持軸に軸支し、他方のアーム部の軸支部を他方のアーム支持軸に軸支していたが、把持部の中心軸に1本のアーム支持軸を設け、両アーム部の軸支部を共にこの一本のアーム支持軸に軸支するようにしても構わない。
上記の実施の形態では、2枚の板金部材の間にアームコアのスペーサ部を介在させた状態で、アーム本体部にインサート成形するようにしていたが、無垢の削り出し金属部材をインサートやアウトサートして軸支部を形成するようにしても構わない。
上記の実施の形態では、ハウジング内に設けた1つのストッパピンに2つのアーム部の軸支部が当接して回動角が規制されるようになっていたが、アーム部毎に軸支部の回動角を規制する手段をハウジング内部あるいは外部に設けるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、ローラーが電極を備え、把持部のハウジング内に設けられた給電装置から電極に給電して、筋肉に電気的刺激を与えたり、ラジオ波を流せたりするようにしていたが、いずれか一方でも構わないし、ローラーに電極が設けられていなくても構わない。
A 美顔器(美容機器)
1 把持部
11 ハウジング
11a ベース部
11b カバー
13 給電装置
14 アーム支持軸
15 ストッパピン
16 Eリング
2 アーム部
21 アーム部本体
21a 分岐部
22 アームベース
23 アームカバー
24 板金部材(金属部材)
25 軸支部
25a 軸挿通孔
25b 圧縮部受部
25c 第1当接部
25d 第2当接部
26 アームコア
26a スペーサ部
3 ローラー
31 電極
32 カバー部
33 絶縁部
4 固定受け部材
41 固定部
41a アーム支持軸挿通孔
41b ストッパピン挿通孔
42 付勢手段受部
5 付勢手段
6 第1摺動部材
7 第2摺動部材
8 金属カバー部材
9 スライド部材
91 圧縮部
92 脚部
S1 スイッチ
S2 スチッチ

Claims (7)

  1. 把持部と、この把持部に一端が支持された状態で前記把持部から延設され、他端が開放された一対のアーム部と、各アーム部の開放端側でそれぞれ前記アーム部に回転自在に支持されたローラーを備え、
    2つのアーム部間にローラー作用部が配置された状態で、前記把持部をアーム部方向に前後動させるに伴って、前記各ローラーが、各アーム部から伝達される付勢力によって、前記ローラー作用部を押圧しつつ前記ローラー作用部表面に沿って転動可能に構成され、
    前記把持部が、前記アーム部の回動中心となるアーム支持軸を有し、
    前記一対のアーム部が、前記ローラー間を離接可能に、前記アーム支持軸にそれぞれ軸支されているとともに、
    前記把持部に、前記一対のアーム部の前記ローラー間隔が規定された初期間隔より拡がった状態で、前記ローラー間隔を狭める方向に前記アーム部を付勢する付勢手段が設けられている美容機器であって、
    前記把持部は、ハウジングを有し、このハウジング内に前記アーム支持軸が設けられていて、
    前記アーム部は、アーム部本体と、このアーム部本体から延出し、前記ハウジング内で前記アーム支持軸に軸支される軸挿通孔を有する軸支部を備え、
    前記付勢手段が、前記ハウジング内に内蔵されたゴムブロックであって、
    このゴムブロックの圧縮方向の一端が、前記ハウジング内で固定された固定受け部材の、ハウジング壁と前記ゴムブロックの間に介在する付勢手段受部で受けられ、
    前記ゴムブロックの圧縮方向の他端が、前記ハウジング内に内蔵され、各アーム部の回動動作で前記付勢手段受部方向に進退するスライド部材の圧縮部に受けられていることを特徴とする美容機器。
  2. 前記スライド部材が、前記圧縮部と、この圧縮部の両側から同方向に折れ曲がるように設けられた2つの脚部を有し、
    前記圧縮部の脚部側の面が、前記一対のアーム部の軸支部の端面間に跨るように配置された状態で、前記圧縮部に直交する方向に進退可能に前記把持部のハウジング内に収容されている請求項1に記載の美容機器。
  3. 前記固定受け部材が、前記付勢手段受部と、少なくとも前記アーム部支持軸が挿通される軸挿通孔を有する固定部とを有する請求項1または請求項2に記載の美容機器。
  4. 前記アーム部は、アーム部本体が樹脂成形されていて、前記軸支部が、前記アーム部本体に残部がインサート成形またはアウトサート成形された金属部材で形成されている請求項1~請求項3のいずれかに記載の美容機器。
  5. 前記ハウジング内に一対のアーム支持軸を備え、これらのアーム支持軸のうち、一方のアーム支持軸に、一方の前記アーム部の軸支部が軸支され、他方のアーム支持軸に、他方の前記アーム部の軸支部が軸支されている請求項1~請求項4のいずれかに記載の美容機器。
  6. ハウジング内に前記アーム支持軸と平行に設けられたストッパピンと、前記アーム部の軸支部に設けられ、前記アーム部の前記ローラー間隔が初期間隔にあるとき、前記ストッパピンに当接する第1当接部と、前記アーム部の軸支部に設けられ、前記アーム部の前記ローラー間隔が設定された規定最大間隔になったとき前記ストッパピンに当接する第2当接部とからなる請求項1~請求項5のいずれかに記載の美容機器。
  7. 前記固定受部材は、固定部と、この固定部に対して直交するように設けられた前記付勢手段受部を備え、前記固定部が、2つのアーム支持軸挿通孔と、ストッパピン挿通孔を有し、前記アーム支持軸挿通孔に前記アーム支持軸が挿通され、前記ストッパピン挿通孔に前記ストッパピンが挿通された状態でハウジング内に収容されている請求項6に記載の美容機器。
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