JP2015216383A - 発光素子、光源装置及びプロジェクター - Google Patents
発光素子、光源装置及びプロジェクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015216383A JP2015216383A JP2015114729A JP2015114729A JP2015216383A JP 2015216383 A JP2015216383 A JP 2015216383A JP 2015114729 A JP2015114729 A JP 2015114729A JP 2015114729 A JP2015114729 A JP 2015114729A JP 2015216383 A JP2015216383 A JP 2015216383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- medium
- light emitting
- emitting element
- phosphor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
Description
そのため、蛍光体層に励起光が入射する光入射面と蛍光体層から光が射出される光射出面の面積が等しい。そのため、発光面積(光射出面の面積)を小さくするためには、励起光を集光して光入射面の面積を小さくする必要があった。これに対して、本発明の構成では、蛍光体から放射された光を反射面で反射して光入射面よりも面積の小さい光射出面に導いているので、励起光が入射する光入射面の面積を大きくして、蛍光体に入射する光の密度を小さくすることができる。よって、発光効率の低下を抑制しつつエテンデューを低減して光利用効率を高めることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクター1000の光学系を示す模式図である。なお、図1において、符号100axは照明光軸(光源装置100から色分離導光光学系200に向けて射出される光の光軸)である。なお、光軸とは、光学系において、系全体を透過する光束の代表となる仮想的な光線を指すものとする。また、照明光軸と平行な方向をY軸とする。
蛍光体11は、波長が約445nmの青色光によって効率的に励起され、黄色光(蛍光)に変換して射出する。蛍光体粒子としては、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。例えば、平均粒径が10μmの(Y,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ceで示される組成のYAG系蛍光体(屈折率:約1.8)を用いることができる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る発光素子の製造工程を示す図である。
先ず、図3(a)に示すように、光透過性の媒体10の内部に蛍光体11(複数の蛍光体粒子)が分散された、錐台(四角錐台など)の形状を有する部材を用意する。
図4は、図1に対応した、本発明の第2実施形態に係るプロジェクター2000の光学系を示す模式図である。なお、図4において、符号101axは照明光軸(光源装置101から色分離導光光学系201に向けて射出される光の光軸)、符号700axは照明光軸(光源装置700から色分離導光光学系201に向けて射出される光の光軸)である。
図6は、本発明に係る発光素子の第1変形例を示す断面図である。
図6に示すように、本変形例に係る発光素子2Aは、光透過性の媒体20Aと、蛍光体21Aと、反射膜22Aと、波長選択反射膜23Aと、反射防止膜24Aと、保持部材27Aと、を備えている。
図7は、図2に対応した、本発明に係る発光素子の第2変形例を示す断面図である。図7に示すように、本変形例に係る発光素子1Aは、媒体10を保持する保持部材17が配置されている点で、上述の発光素子1と異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図2と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
保持部材17の媒体10側の面は、反射面17frとなっている。保持部材17の熱伝導率は、媒体10の熱伝導率よりも大きくなっている。
図8は、図7に対応した、本発明に係る発光素子の第3変形例を示す断面図である。図8に示すように、本変形例に係る発光素子1Bは、蛍光体11Bが層構造である点、光拡散板18が設けられている点、上述の発光素子1Aと異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図7と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9は、本発明に係る発光素子の第4変形例を示す断面図である。
図9に示すように、本変形例に係る発光素子2Bは、光透過性の媒体20Bと、蛍光体21Bと、反射膜22Bと、波長選択反射膜23Bと、反射防止膜24Bと、保持部材27Bと、を備えている。
体、10f1,20f1,20f2…光入射面、10f2,20f2…光射出面、10f
3…側面(複数の面のうち光入射面及び光射出面とは異なる面)、11,21,21A…
蛍光体、12,22,22A…反射膜、12fr,17fr,22fr,22Afr…反
射面、13,23,23A…波長選択反射膜、15…光透過部材、17,27,27A,
27B…保持部材、20Af1…第1の側面、20Af2…第2の側面、20Af3…第
3の側面、20Bf1…第1の側面、20Bf2…第2の側面、20Bf3…第3の側面
、20Bf4…第4の側面、30…励起光源、400R,400G,400B…液晶光変調
装置(光変調装置)、600…投写光学系、1000…プロジェクター
Claims (15)
- 光入射面と光射出面とを含む複数の面を有する媒体と、
前記光入射面に入射した励起光を受けて前記光射出面から蛍光を放射する蛍光体と、を備え、
前記複数の面のうち前記光入射面及び前記光射出面とは異なる面には、前記蛍光体から放射された前記蛍光を反射して前記光射出面に導く反射面が設けられており、
前記光射出面の面積が前記光入射面の面積よりも小さいことを特徴とする発光素子。 - 前記光入射面には、前記励起光を透過し前記蛍光を反射する波長選択反射膜が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
- 前記蛍光体は、蛍光体粒子として前記媒体の内部に分散されていることを特徴とする請求項2に記載の発光素子。
- 前記波長選択反射膜の前記媒体と対向する面とは反対側の面に接して、前記励起光を透過する光透過部材が配置されており、
前記光透過部材の熱伝導率は、前記波長選択反射膜の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の発光素子。 - 前記励起光の入射光軸と直交する前記媒体の断面の面積は、前記光入射面から遠ざかるに従って徐々に小さくなっていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記媒体は、前記光入射面を下底面、前記光射出面を上底面、前記反射面を側面とする錐台の形状を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記反射面には、前記媒体を保持する保持部材が配置されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記保持部材の前記媒体側の面は、前記反射面となっていることを特徴とする請求項7に記載の発光素子。
- 前記保持部材の熱伝導率は、前記媒体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする請求項7または8に記載の発光素子。
- 前記媒体は、前記光入射面を側面、前記光射出面を上底面、前記反射面を下底面とする錐台の形状を有しており、
前記上底面が、前記励起光と前記蛍光の双方を透過し、前記光入射面としても機能することを特徴とする請求項2または3に記載の発光素子。 - 前記媒体は、前記光入射面を第1の側面、前記光射出面を第2の側面、前記反射面を第3の側面とする三角柱の形状を有していることを特徴とする請求項2または3に記載の発光素子。
- 前記媒体は、前記光入射面を第1の側面、前記光射出面を第2の側面、前記反射面を第3の側面及び第4の側面とする四角柱の形状を有していることを特徴とする請求項2または3に記載の発光素子。
- 前記媒体はガラスであることを特徴とする請求項2〜12のいずれか一項に記載の発光素子。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の発光素子と、
前記発光素子の前記光入射面に前記励起光を入射させる励起光源と、
を備えていることを特徴とする光源装置。 - 請求項14に記載の光源装置と、
前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114729A JP6044674B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114729A JP6044674B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011027234A Division JP5759198B2 (ja) | 2011-02-10 | 2011-02-10 | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015216383A true JP2015216383A (ja) | 2015-12-03 |
JP6044674B2 JP6044674B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=54752944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015114729A Active JP6044674B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6044674B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021004910A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | セイコーエプソン株式会社 | 波長変換素子、光源装置およびプロジェクター |
JPWO2020110963A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2021-10-07 | 京セラ株式会社 | 光源装置および照明装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010044240A1 (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-22 | 株式会社小糸製作所 | 発光モジュール、発光モジュールの製造方法、および灯具ユニット |
JP2012169340A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Seiko Epson Corp | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
-
2015
- 2015-06-05 JP JP2015114729A patent/JP6044674B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010044240A1 (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-22 | 株式会社小糸製作所 | 発光モジュール、発光モジュールの製造方法、および灯具ユニット |
JP2012169340A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Seiko Epson Corp | 発光素子、光源装置及びプロジェクター |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020110963A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2021-10-07 | 京セラ株式会社 | 光源装置および照明装置 |
JP7163408B2 (ja) | 2018-11-26 | 2022-10-31 | 京セラ株式会社 | 光源装置および照明装置 |
US11781737B2 (en) | 2018-11-26 | 2023-10-10 | Kyocera Corporation | Light source device and lighting device |
JP2021004910A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | セイコーエプソン株式会社 | 波長変換素子、光源装置およびプロジェクター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6044674B2 (ja) | 2016-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5759198B2 (ja) | 発光素子、光源装置及びプロジェクター | |
JP6236975B2 (ja) | プロジェクター | |
JP2012129151A (ja) | 発光素子、光源装置及びプロジェクター | |
US9206959B2 (en) | Wavelength conversion element, light source device, and projector | |
JP5659775B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP6323020B2 (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP2016070947A (ja) | 波長変換素子、光源装置、プロジェクター | |
JP6926589B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2016061852A (ja) | 波長変換素子、光源装置、およびプロジェクター | |
JP6919269B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2012189938A (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2012083695A (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
TW201243482A (en) | Projector | |
US20130201458A1 (en) | Wavelength conversion element, light source device, and projector | |
JP2015088636A (ja) | 蛍光発光素子、光源装置、およびプロジェクター | |
JP2016099566A (ja) | 波長変換素子、光源装置、およびプロジェクター | |
JP2017191280A (ja) | 波長変換素子、照明装置およびプロジェクター | |
JP5659794B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2013080578A (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2012063488A (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2016061853A (ja) | 光源装置、およびプロジェクター | |
JP2020024318A (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
JP2015082091A (ja) | 照明装置、およびプロジェクター | |
JP2013105143A (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP2012181312A (ja) | 波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6044674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |