JP2012181312A - 波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター - Google Patents

波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター Download PDF

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Abstract

【課題】光源としてのエテンデュを抑えることができ、後段のプロジェクター照明系での光ロスを抑えることによって、高い光利用効率を有する波長変換素子を提供する。
【解決手段】基板3と、励起光と異なる波長領域の蛍光体光を発光する蛍光体層2と、を有する円形の波長変換素子901は、基板3の側面3aに蛍光体層2が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長変換素子、この波長変換素子を用いた光源装置、およびこの光源装置を備えたプロジェクターに関するものである。
従来、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されているように、回転ホイールの主面に蛍光体を扇状に配置し、励起光と異なる蛍光体光を発光させる光源装置が用いられている。
特開2010−164846号公報 特開2010−181529号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の光源装置では、励起光を蛍光体に照射した際、発光した蛍光体光が蛍光体層内を導波してしまい、発光面積が広がってしまう。発光面積が広がることにより、光源としてのエテンデュが大きくなり、後段のプロジェクター照明系での光ロスが大きくなり、光利用効率が低減してしまうという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る波長変換素子は、基板と、励起光と異なる波長領域の蛍光体光を発光する蛍光体層と、を有する波長変換素子であって、前記基板の側面に前記蛍光体層が設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、基板の側面に蛍光体層を設けているため、基板の厚さ方向の発光領域の大きさが基板の厚さ以下に制限される。そのため、エテンデュの増加を抑制することができ、後段の光学系での光ロスを低減することができる。
従って、照明効率の高い波長変換素子を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記基板が円形であることが好ましい。
本適用例によれば、波長変換素子は円形基板であり、回転させることができる。基板が円形であるため、基板を回転させても、蛍光体光の射出方向が一定である。そのため、側面から蛍光体光をピックアップする際に、時間的光量むらが低減できる。また、回転することで波長変換素子の局所的温度上昇を抑えることができる。
[適用例3]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記基板と前記蛍光体層の間に反射面が設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、基板と蛍光体層の間に反射面が設けられているため、基板側に進行した蛍光体光を基板と反対側に反射することができる。従って、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなり、蛍光体光の利用効率を高める効果を得ることができる。さらに、蛍光体層を透過して基板側に進行した励起光を蛍光体層の中へ戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、励起光の利用効率も高めることができる。
[適用例4]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記基板は金属で構成されることが好ましい。
本適用例によれば、基板の側面が光反射面であるため、基板側に進行する蛍光体光と励起光とを基板と反対側に反射することができる。従って、蛍光を所望の方向へ射出させやすくなり、蛍光体光の利用効率を高める効果、及び励起光の利用効率を高める効果を得ることができる。また、基板が金属であるため、反射層を設けなくてもよい。
[適用例5]上記適用例に記載の波長変換素子において、互いに隣り合う第1の凸部と第2の凸部とが前記基板の前記側面に設けられ、前記第1の凸部は、前記基板の主面と交差する方向に延在する第1の側面を有し、前記第2の凸部は、前記基板の前記主面と交差する方向に延在する第2の側面を有し、前記第1の側面と前記第2の側面との間に前記蛍光体層が設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、互いに隣り合う第1の凸部と第2の凸部とが基板の側面に設けられる。そして、第1の凸部は、基板の主面と交差する方向に延在する第1の側面を有し、第2の凸部は、基板の主面と交差する方向に延在する第2の側面を有し、第1の側面と第2の側面との間に蛍光体層が設けられる。これによって、発光領域を互いに隣り合う第1の凸部と第2の凸部との間に制限することができる。これによって、エテンデュの増加を抑制することができ、後段の光学系での光ロスを低減することができる。
従って、照明効率の高い波長変換素子を提供することができる。
[適用例6]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記第1の側面は、光反射面を有するとともに、前記基板の前記側面の法線方向に対し、傾いていることが好ましい。
本適用例によれば、第1の側面が光反射面を有するとともに、基板側面に対して傾いていることで、蛍光体光は第1の側面で基板と反対側に反射する。蛍光体層に戻った蛍光体光は蛍光体に散乱されるため、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなる。従って、照明効率の高い波長変換素子を提供することができる。さらに、蛍光体によって散乱されて第1の側面に向かって進行する励起光を蛍光体層の中へ戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、励起光の利用効率も高めることができる。
[適用例7]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記基板は円形であり、前記第1の側面が、前記基板の半径方向に対して前記第2の側面とは反対側に傾いていることが好ましい。
本適用例によれば、第1の側面が基板の半径方向に対して前記第2の側面とは反対側に傾いていることで、蛍光体光が第1の側面で基板と反対側に反射する。蛍光体層に戻った蛍光体光は蛍光体に散乱されるため、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなり照明効率の高い波長変換素子を提供することができる。さらに、蛍光体によって散乱されて第1の側面に向かって進行する励起光を蛍光体層の中へ戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、励起光の利用効率も高めることができる。
[適用例8]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記蛍光体層が有する複数の面のうち、前記基板の前記側面と交差する方向に延在する面に反射面が設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、前記蛍光体層が有する複数の面のうち、基板の側面と交差する方向に延在する面に反射面が設けられているため、基板の厚さ方向に漏れていた蛍光体光を蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った蛍光体光は蛍光体に散乱されるため、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなる。さらに、基板の厚さ方向に漏れていた励起光も蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、蛍光体光の利用効率および励起光の利用効率を高めることができる。
[適用例9]上記適用例に記載の波長変換素子において、反射面を有する補助基板を備え、前記反射面は、前記蛍光体層が有する複数の面のうち、前記基板の前記側面と交差する方向に延在する面と対向するように設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、反射面を持つ補助基板を有することで、基板の厚さ方向に漏れていた蛍光体光を蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った蛍光体光は蛍光体に散乱されるため、蛍光を所望の方向へ射出させやすくなる。さらに、基板の厚さ方向に漏れていた励起光も蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、蛍光体光の利用効率および励起光の利用効率を高めることができる。
[適用例10]上記適用例に記載の波長変換素子において、前記補助基板は金属で構成されることが好ましい。
本適用例によれば、補助基板が金属で構成されることで、基板の厚さ方向に漏れていた蛍光体光を蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った蛍光体光は蛍光体に散乱されるため、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなる。さらに、基板の厚さ方向に漏れていた励起光も蛍光体層の中に戻すことができる。蛍光体層に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、蛍光体光の利用効率および励起光の利用効率を高めることができる。また、補助基板が金属であるため、反射層を設けなくてもよい。
[適用例11]本適用例に係わる光源装置において、上記適用例に記載の波長変換素子と、前記蛍光体層を構成する蛍光体を励起させる励起光を発光する励起光発光部と、を持つことを特徴とする。
本適用例によれば、照明効率の高い波長変換素子を用いることで、照明効率の高い光源装置を実現できる。
[適用例12]上記適用例に記載の光源装置において、前記基板の主面に直交する所定の回転軸の周りに前記波長変換素子を回転させる制御装置を持つことが好ましい。
本適用例によれば、波長変換素子を回転させることができるため、蛍光体層の特定の位置に励起光が連続的に照射されることがない。そのため、波長変換素子の局所的温度上昇を抑えることができる。さらに、円形基板を用いた際には蛍光体光の射出方向が一定であるため、基板の側面から蛍光体光をピックアップする際に、時間的光量むらが低減できる。
[適用例13]上記適用例に記載の光源装置において、前記励起光は、前記基板の側面方向から前記蛍光体層に入射することが好ましい。
本適用例によれば、基板の側面方向から入射するため、基板の側面に形成した蛍光体層に効率よく励起光を照射することができる。
[適用例14]上記適用例のいずれかに記載の光源装置において、前記励起光発光部は前記励起光を間欠的に発光することが好ましい。
本適用例によれば、励起光発光部が励起光を間欠的に発光することで、瞬時に光量を変更できる。また、基板の側面に凸部がある場合、蛍光体層の部分だけに励起光を照射することができる。そのため、効率よく励起光を蛍光体層に照射することができる。
[適用例15]上記適用例に記載の光源装置において、前記励起光発光部は複数の固体光源で構成されており、前記励起光を前記蛍光体層に集光させる集光光学系を備えていることが好ましい。
本適用例によれば、励起光発光部が複数の固体光源で構成されているため、蛍光体層に照射する励起光量を増やすことができる。これによって、蛍光体光の光量も増やすことができる。従って、輝度の高い光源装置を提供することができる。また、集光光学系を備えることで複数の励起光発光部からの励起光を蛍光体層に集光させることができ、蛍光体光の発光面積を抑えることができる。したがって、照明効率の高い波長変換素子を提供することができる。
[適用例16]上記適用例に記載の光源装置において、前記固体光源はレーザー光源で構成されていることが好ましい。
本適用例によれば、固体光源がレーザー光源で構成されていることで、励起光の出力を上げることができ、蛍光体層に照射する励起光量を増やすことができる。これによって、蛍光体光の光量も増やすことができる。従って、輝度の高い光源装置を提供することができる。
[適用例17]本適用例に係わるプロジェクターは上記適用例に記載の光源装置から射出された光と、前記励起光と同色の光を射出する光源から射出された光とを、画像信号に応じて変調して、投写することを特徴とするプロジェクター。
光源装置から射出される蛍光体光には、励起光発光部から発せられる光は含まれていない。そこで、本適用例にかかるプロジェクターは、励起光発光部から発せられる光と同色の光を射出する光源を備えている。これにより、色再現性が高いプロジェクターを実現できる。従って、照明効率の高いプロジェクターを実現できる。
実施形態1に係る波長変換素子を示す平面図と断面図。 実施形態1に係る光源装置を示す図。 実施形態1に係るプロジェクターの構成図。 変形例1に係る波長変換素子を示す平面図と断面図。 変形例2に係る波長変換素子を示す平面図と側面図。 変形例3に係る波長変換素子を示す部分平面図と平面図。 変形例4に係る波長変換素子を示す平面図と断面図。 変形例5に係る波長変換素子を示す平面図と断面図。 変形例6に係る波長変換素子を示す平面図と断面図。 変形例7に係る波長変換素子を示す平面図と側面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
(実施形態1)
図1(a)は、実施形態1に係る波長変換素子901の平面図、図1(b)は波長変換素子のA−A’断面図である。図2は波長変換素子901を含む光源装置101を示す図である。図2では、波長変換素子901への励起光の照射方法および波長変換素子901から射出される光の集光方法を模式的に示してある。図3は本実施形態によるプロジェクター1001の構成図である。
まず、実施形態1に係る波長変換素子901の概略構成について説明する。図1に示すように波長変換素子901は、蛍光体層2と基板3を備えており、基板3の側面3aに蛍光体層2が設けられている。基板3は、例えば、径が65mmで厚みが1mmの、アルミ二ウム合金からなる円形の基板である。基板3の厚さ方向を矢印Zで示す。基板3には回転モーター57が接続されており、基板3は基板3の主面3bと直交する回転軸Oの周りに回転可能である。
蛍光体層2は、例えば、黄色の蛍光体光を射出するYAG系蛍光体を含有する層である。蛍光体層2として、赤色光及び緑色光を含む蛍光体光を射出する他の蛍光体を含有する層を用いてもよい。また、蛍光体層2として、励起光(青色光)を赤色光に変換する蛍光体と、励起光(青色光)を緑色光に変換する蛍光体との混合物を含有する層を用いてもよい。
基板3を例えば金属材料で構成することにより、基板3と蛍光体層2の間に反射面を設けてもよい。基板3と蛍光体層2の間に反射面を設けることで、基板3側に進行した蛍光体光を基板3と反対側に反射することができる。従って、蛍光体光を所望の方向へ射出させやすくなり、蛍光体光の利用効率を高める効果を得ることができる。
さらに、蛍光体層2を透過して基板3側に進行した励起光を蛍光体層2の中へ戻すことができる。蛍光体層2に戻った励起光は蛍光体に吸収され、蛍光体光に変換される。従って、励起光の利用効率も高めることができる。また、基板3がアルミニウム合金からなる金属であるため、別途反射層を設けなくてもよいが、さらに高い光反射率を必要とする場合は、基板3と蛍光体層2の間にたとえば銀からなる反射層を設けてもよい。
図2に示すように、本実施形態に係る光源装置101は、上記の波長変換素子901と、励起光発光部としての励起光光源アレイ54と、励起光光源アレイ54から射出された青色励起光Bを反射すると共に波長変換素子901から射出された蛍光体光Lを透過するダイクロイックミラー55と、コリメート光学系56とを備える。
励起光光源アレイ54から射出された青色励起光Bは、ダイクロイックミラー55で反射され、さらにコリメート光学系56で集光される。コリメート光学系56で集光された青色励起光Bは、波長変換素子901の側面1a(基板3の側面3a)に垂直な方向から蛍光体層2に照射される。
青色励起光Bにより蛍光体が発光し、蛍光体層2から射出された蛍光体光Lは、コリメート光学系56によって、基板3の側面3aに垂直な方向からピックアップされるとともにコリメートされ、ダイクロイックミラー55を透過する。
励起光光源アレイ54の光源は例えば、レーザーダイオードを用いる。
波長変換素子901は、制御装置としての回転モーター57により、回転軸Oの周りに回転させることができる。
以上述べたように、本実施形態に係る波長変換素子901によれば、以下の効果を得ることができる。
基板3の側面3aに蛍光体層2が形成されているため、基板3の厚さ方向Z(Z方向)の発光領域の大きさが基板3の厚さ以下に制限される。そのため、蛍光体光Lを基板3の側面3aに垂直な方向からピックアップする場合、エテンデュの増加を抑制することができ。これにより、後段の光学系での光ロスを低減することができる。
また、基板3が円形であるため、回転軸Oの周りに基板3を回転させても蛍光体光Lの射出方向が一定である。そのため、基板3の側面3aに垂直な方向から蛍光体光Lをピックアップする際に、時間的光量むらが低減できる。また、回転することで波長変換素子901の局所的温度上昇を抑えることができる。
本実施形態に係る光源装置101によれば、以下の効果を得ることができる。
青色励起光Bを波長変換素子901の側面1a(基板3の側面3a)に垂直な方向から蛍光体層2へ照射することで、基板3の側面3aに形成した蛍光体層2に効率よく青色励起光Bを照射することができる。また、基板3の側面3aに垂直な方向から蛍光体光Lをピックアップすることで、エテンデュの増大を低減することができる。
また、励起光発光部を複数の励起光光源からなる励起光光源アレイ54にすることで青色励起光Bの光量を増やすことができる。さらに、青色励起光Bを蛍光体層2に集光させることでエテンデュを抑えることができる。光源アレイをレーザーダイオードにすることで青色励起光Bの出力を上げることができ、蛍光体層2に照射する青色励起光Bの光量を増やすことができる。これによって、蛍光体光Lの光量を増やすことができる。
このように、本実施形態に係る照明効率の高い波長変換素子901を用いることで、照明効率の高い光源装置101を実現できる。
図3に示すように、本実施形態によるプロジェクター1001は、上記の光源装置101、青光光源アレイ53、色分離導光光学系200、光変調装置としての液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600を備えている。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210、反射ミラー220、反射ミラー230、反射ミラー240を備えている。色分離導光光学系200は、光源装置101から射出された蛍光体光Lを赤色光と緑色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bに導光する機能を有する。
ダイクロイックミラー210は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して他の波長領域の光を通過させる波長選択透過膜が形成されたミラーである。ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分を反射するダイクロイックミラーである。反射ミラー220は、緑色光成分を反射するミラーである。反射ミラー230は、赤色光成分を反射するミラーである。反射ミラー240は、青色光成分を反射するミラーである。
ダイクロイックミラー210を通過した赤色光は、反射ミラー230で反射され、赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、反射ミラー220でさらに反射され、緑色光用液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
青光光源アレイ53からは、例えばレーザー光である青色光LBが射出される。青光光源アレイ53から射出された青色光LBは、拡散板52を透過し、反射ミラー240で反射され青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
光源装置101から射出される蛍光体光Lには、励起光光源アレイ54から発せられる青色光は含まれていない。そこで、本実施形態にかかるプロジェクター1001は、青色励起光Bと同色の光を射出する青光光源アレイ53を備えている。
青光光源アレイ53からは、蛍光体光Lに不足している青色光LBが射出されるため、蛍光体光Lとは別の光路で青色光を得ることができる。これにより、色再現性が高いプロジェクター1001を実現できる。
なお、青色励起光Bと同色の光とは、青色励起光Bの分光スペクトルと同一の分光スペクトルを有する光に限るわけではない。本実施形態では、蛍光体光Lは黄色であり、励起光光源アレイ54から発せられる光は青色であるため、青光光源アレイ53から射出される光は、概ね青色の光であればよい。つまり、青光光源アレイ53から射出される光は、液晶光変調装置400Bに入射される光である。
液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bは、入射した色光を画像情報に応じて変調しカラー画像を形成するものである。液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bは、光源装置101の照明対象となる。図示を省略したが、液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bには、それぞれに入射側偏光板、射出側偏光板、及び入射側集光レンズが配置されている。入射側偏光板、液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400B、及び射出側偏光板によって、入射した各色光の光変調が行われる。
液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bは、一対の透明なガラス基板の間に電気光学物質である液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置である。液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、液晶光変調装置400Bは、例えばポリシリコンTFTをスイッチング素子として備え、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板から入射した1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された、色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。クロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形形状をなす。直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、緑色光及び青色光を通過させ赤色光を反射する誘電体多層膜であり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光及び緑色光を通過させ青色光を反射する誘電体多層膜である。略X字状の界面に形成された2種類の誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーン上で画像を形成する。
上記構成のプロジェクター1001によれば、励起光光源アレイ54から射出された青色励起光Bによって蛍光体層2が励起され、複数の色光が放射される。そのため、一種類の蛍光体層2を用いながら複数の色光を得ることができる。複数の色光はロットインテグレーター102で均一化される。
以上述べたように、本実施形態に係るプロジェクター1001によれば、照明効率の高い光源装置101を用いることで、照明効率の高いプロジェクターを実現できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図4(a)は、変形例1に係る波長変換素子902の平面図、図4(b)は波長変換素子902のB−B’断面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。上記実施形態1では、図1のように、例えば、アルミ二ウム合金からなる基板3の側面3aに蛍光体層2を形成していた。本変形例1では基板3の代わりに、例えば、ガラスからなる透明基板4を用い、透明基板4の側面4aに例えば銀の薄膜5を蒸着することで反射面5aを作成し、反射面5a上に蛍光体層2を形成する。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子902によれば、透光性のある透明基板4を用いた場合でも、実施形態1での効果を得ることができる。
(変形例2)
図5(a)は変形例2に係る波長変換素子903の平面図、図5(b)は波長変換素子903の側面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。
上記実施形態1では、図1のように基板3の側面3aに蛍光体層2を形成していた。本変形例2に係る波長変換素子903では、基板3の側面3aに複数の凸部7が設けられている。そして、互いに隣り合う2つの凸部7の間に蛍光体層2が設けられている。凸部7の長さWは基板3の厚さtと等しい。また、凸部7の、側面3aからの高さH3は、蛍光体層2の厚さH2以上である。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。また、図5(a)および図5(b)では、作図を容易にするために、基板3の側面3aに8個の凸部7が設けられている例を示したが、凸部7の個数は8に限定されるものではない。
本変形例2に係る波長変換素子903について、具体的に説明する。
ここで、基板3の主面3bと対向する基板3の他の面を、図5(b)に示したように、基板3の第3の面3cと呼ぶことにする。凸部7は、畝の形状を有し、基板3の主面3bから基板3の第3の面3cにわたって延在するように設けられている。また、凸部7の延在方向は基板3の厚さ方向である。
図5(a)に示したように、基板3の側面3aには、複数の凸部7が設けられており、第1の凸部7aと第2の凸部7bとは互いに隣り合っている。第1の凸部7aは、基板3の主面3bと交差する方向に延在する第1の側面71を有し、第2の凸部7bは、基板3の主面3bと交差する方向に延在する第2の側面72を有している。そして、第1の側面71と第2の側面72との間に蛍光体層2aを設ける。第1の側面71と第2の側面72との距離は、例えば1mmとする。これによれば、蛍光体層2aの内部を導波する蛍光体光の一部は、第1の側面71と蛍光体層2aとの界面または第2の側面72と蛍光体層2aとの界面によって反射されるため、発光領域を第1の凸部7aと第2の凸部7bとの間に制限することができる。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子903によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。実施形態1では、基板3の側面3a上において、基板3の主面3bと平行な方向yへの蛍光体光の伝播(にじみ)を抑制することができなかったが、本変形例では、方向yへのにじみを抑制することができる。第1の側面71と第2の側面72との距離が1mmであれば、1mm四方の面積のエテンデュを持つ光源を作成でき、後段の光学系での光ロスを低減することができる。
(変形例3)
図6(a)は、変形例3に係る波長変換素子904の部分平面図であり、図6(b)は波長変換素子904の全体を示す平面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。
上記変形例2では、図5のように、基板3の側面3aに設けた複数の凸部7間に蛍光体層2を形成していたが、本変形例では、凸部7の側面を光反射面によって構成している。本変形例では、凸部7はアルミニウム合金などの金属によって構成されているが、樹脂で形成された凸部の表面に金属薄膜を形成することによって、凸部7の側面に光反射面を設けてもよい。さらに、本変形例では、凸部7の側面は、側面3aの法線方向に対して傾いている。基板3が円形の場合には、基板3の半径方向rに対して凸部7の側面が傾いている。なお、上述した実施形態、および変形例と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
具体的には、第1の凸部7aの第1の側面71と、第2の凸部7bの第2の側面72は、光反射面によって構成されている。また、第1の側面71は半径方向rに対して第2の側面72とは反対側に傾いている。第1の側面71と半径方向rとのなす角θは、例えば45°であり、第2の側面72と半径方向rとのなす角θは、例えば45°である。そして、第1の側面71と第2の側面72との間に蛍光体層2aが設けられている。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子904によれば、変形例2の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。すなわち、蛍光体層2と凸部7との界面における蛍光体光の反射率が高くなるため、発光領域を第1の凸部7aと第2の凸部7bとの間に確実に制限することができる。本変形例では、第1の側面71と、第2の側面72と、がともに光反射面によって構成されているが、第1の側面71と第2の側面72のうち少なくとも一方が光反射面によって構成されていれば、発光領域を制限する効果を変形例2の場合よりも高めることができる。
さらに、変形例2では、基板3の主面3bと平行な方向yに導波した成分を反射させ、蛍光体層2内に戻すだけであったが、変形例3においては凸部7の第1の側面71と、第2の側面72と、を基板3の側面3aの法線方向に対して傾かせることで、蛍光体層2の内部を導波した成分を蛍光体層2表面から出射しやすくする。そのため、発光効率を向上させることができる。
(変形例4)
図7(a)は、変形例4に係る波長変換素子905の平面図、図7(b)は波長変換素子905のC−C’断面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。
変形例4においても、上記実施形態1と同様に、基板3の側面3aに蛍光体層2を形成している。本変形例4に係る波長変換素子905は、さらに、蛍光体層2が有する複数の面のうち、基板3の側面3aに交差する方向に延在する面21に、例えば、銀薄膜からなる反射部材8を有する。反射部材8は蛍光光に対する反射面として機能する。図7(a)に示したように、反射面(反射部材8)は、平面視で蛍光体層2と重なるように、環状に設けられている。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子905によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。本変形例4では、蛍光体層2が有する複数の面のうち、基板3の側面3aに交差する方向に延在する面21に反射面(反射部材8)を設けることで、Z方向に導波した成分を反射させ、蛍光体層2内に戻す。戻った光の一部は蛍光体で反射され、蛍光体層2から取り出すことができ、発光効率をさらに向上させることができる。
(変形例5)
図8(a)は、変形例5に係る波長変換素子906の平面図、図8(b)は波長変換素子906のD−D’断面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。
上記実施形態1では、図1のように、基板3の側面3aに蛍光体層2を形成していた。本変形例5に係る波長変換素子906は、基板3と蛍光体層2とを基板3の厚さ方向Zから挟み込む、例えばアルミニウム合金からなる2枚の補助基板9を有する。補助基板9は光反射面として機能する。なお、上述した、実施形態および変形例と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
補助基板9は、基板3と同様に円形状であり、蛍光体層2が有する複数の面のうち、基板3の側面3aと交差する方向に延在する面21と対向するように設けられている。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子906によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。本変形例5では、光反射面として機能する補助基板9を設けることで、Z方向に導波した成分を反射させ、蛍光体層2内に戻す。戻った光の一部は蛍光体で反射され、蛍光体層2から取り出すことができ、発光効率をさらに向上させることができる。
(変形例6)
図9(a)は、変形例6に係る波長変換素子907の平面図、図9(b)は波長変換素子907のE−E’断面図である。ただし、回転モーター57は図示していない。
上記実施形態1では、図1のように、基板3の側面3aに蛍光体層2を形成していた。本変形例6に係る波長変換素子907は、基板3と蛍光体層2とを基板3の厚さ方向Zから挟み込む、例えばガラスからなる2枚の透明補助基板10を有する。透明補助基板10の蛍光体層2と対向する領域には、例えば銀の薄膜からなる反射部材8を有する。図9(a)に示したように、反射面(反射部材8)は、平面視で蛍光体層2と重なるように、環状に設けられている。なお、上述した、実施形態および変形例と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子907によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。本変形例6では、反射面(反射部材8)を設けることで、Z方向に導波した成分を反射させ、蛍光体層2内に戻す。戻った光の一部は蛍光体で反射され、蛍光体層2から取り出すことができ、発光効率をさらに向上させることができる。
(変形例7)
図10(a)は、変形例7に係る波長変換素子908の平面図、図10(b)は波長変換素子908の側面図である。変形例7に係る波長変換素子908は、変形例2に係る波長変換素子903とは、2枚の補助基板9を備えている点で異なる。本変形例における補助基板9は変形例5における補助基板9と同一の効果を有している。変形例2および変形例5と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
以上述べたように、本変形例に係る波長変換素子908によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。本変形例7では、基板3の主面3bと平行なy方向のにじみの低減及び、基板3の厚さ方向Zに導波した成分のロスを抑えることができ、発光効率をさらに向上させることができる。
上記実施形態1および変形例1乃至7では、励起光光源アレイ54は青色励起光Bを連続的に射出していたが、励起光光源アレイ54が青色励起光Bを間欠的に射出するように構成してもよい。これにより、瞬時に光量を変更できるという効果が得られる。
また、変形例2に係る波長変換素子903、変形例3に係る波長変換素子904、または変形例7に係る波長変換素子908のように、基板3の側面3aに凸部7がある場合、回転している基板3の側面3aにおける青色励起光Bの照射スポットに蛍光体層2が重なった時だけ、励起光光源アレイ54が青色励起光Bを間欠的に射出するように構成すれば、蛍光体層2の部分だけに青色励起光Bを照射することができる。そのため、効率よく青色励起光Bを蛍光体層2に照射することができる。
なお、変形例2、変形例3および変形例7では、凸部7の高さを蛍光体層2の厚さと等しくしたが、凸部7の高さは蛍光体層2の厚さ以上であってもよい。
901…波長変換素子、2…蛍光体層、3…基板、3a…側面、3b…基板の主面、4…透明基板、5…薄膜、5a…反射面、7…凸部、7a…第1の凸部、7b…第2の凸部、71…第1の側面、72…第2の側面、8…反射部材、9…補助基板、10…透明補助基板、57…回転モーター、101…光源装置、1001…プロジェクター。

Claims (17)

  1. 基板と、
    励起光と異なる波長領域の蛍光体光を発光する蛍光体層と、
    を有する波長変換素子であって、
    前記基板の側面に前記蛍光体層が設けられていることを特徴とする波長変換素子。
  2. 前記基板は円形であることを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
  3. 前記基板と前記蛍光体層の間に反射面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の波長変換素子。
  4. 前記基板は金属で構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  5. 互いに隣り合う第1の凸部と第2の凸部とが前記基板の前記側面に設けられ、
    前記第1の凸部は、前記基板の主面と交差する方向に延在する第1の側面を有し、
    前記第2の凸部は、前記基板の前記主面と交差する方向に延在する第2の側面を有し、
    前記第1の側面と前記第2の側面との間に前記蛍光体層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  6. 前記第1の側面は、光反射面を有するとともに、前記基板の前記側面の法線方向に対し、傾いていることを特徴とする請求項5に記載の波長変換素子。
  7. 前記基板は円形であり、
    前記第1の側面が、前記基板の半径方向に対して前記第2の側面とは反対側に傾いていることを特徴とする請求項6に記載の波長変換素子。
  8. 前記蛍光体層が有する複数の面のうち、前記基板の前記側面と交差する方向に延在する面に反射面が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  9. 反射面を有する補助基板を備え、
    前記反射面は、前記蛍光体層が有する複数の面のうち、前記基板の前記側面と交差する方向に延在する面と対向するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  10. 前記補助基板は金属で構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の波長変換素子と、
    前記蛍光体層を構成する蛍光体を励起させる励起光を発光する励起光発光部と、
    を持つことを特徴とする光源装置。
  12. 基板の主面に直交する所定の回転軸の周りに前記波長変換素子を回転させる制御装置をもつことを特徴とする請求項11に記載の光源装置。
  13. 前記励起光は、前記基板の側面方向から前記蛍光体層に入射することを特徴とする請求項11または12に記載の光源装置。
  14. 前記励起光発光部は前記励起光を間欠的に発光することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の光源装置。
  15. 前記励起光発光部は複数の固体光源で構成されており、
    前記励起光を前記蛍光体層に集光させる集光光学系を備えたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の光源装置。
  16. 前記固体光源はレーザー光源で構成されていることを特徴とする請求項15に記載の光源装置。
  17. 請求項11乃至16のいずれかに記載の光源装置から射出された光と、前記励起光と同色の光を射出する光源から射出された光とを、画像信号に応じて変調して、投写することを特徴とするプロジェクター。
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