JP2015216298A - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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【課題】ウェーハやチップの抗折強度を低下させることなく、ウェーハを加工する。【解決手段】保持ステップにおいて、ウェーハ20を保持手段13で保持し、位置付けステップにおいて、保持手段13に保持されたウェーハ20のストリートにワイヤ15を位置付け、切断ステップにおいて、ワイヤ15とウェーハ20との間に電圧を印加しつつ電解液43を供給することにより、電気化学反応でストリートに沿ってウェーハ20を切断する。電気化学反応によりウェーハ20を切断するので、加工歪みや熱歪みの発生を防ぐことができ、チップの抗折強度の低下を防止することができる。また、物理的な加工や熱的な加工よりも加工エネルギーを小さくすることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、ウェーハを加工する加工方法に関する。
ストリートによって区画されて表面に複数のデバイスが形成されたウェーハをストリートに沿って分断するにあたっては、切削ブレードやレーザビームが用いられている。
特開2009−295727号公報 特開2008−290086号公報
しかし、切削ブレードを用いてウェーハを切削すると、切削縁にチッピングと呼ばれる微小な欠けが生じるとともに切断面に切削歪みが生成され、切削したウェーハや切り出されたチップの抗折強度を低下させるという問題がある。レーザビームを利用してウェーハを分断する場合においても、ウェーハには熱歪み等が生じ、同様にウェーハやチップの抗折強度を低下させる。
本発明は、上記の問題にかんがみなされたもので、ウェーハやチップの抗折強度を低下させることなく、ウェーハを加工することを目的とする。
本発明に係る加工方法は、導体または半導体からなる基板の表面の複数のストリートで区画され各領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハの加工方法であって、該ウェーハを保持手段で保持する保持ステップと、該保持手段で保持されたウェーハの該ストリートにワイヤを位置付ける位置付けステップと、該位置付けステップを実施した後、ウェーハと該ワイヤとの間に電圧を印加するとともに、少なくとも該ウェーハと該ワイヤとに電解液を供給することにより、該ストリートに沿って電気化学反応で該ウェーハを切断するウェーハ切断ステップと、を備える。
前記ウェーハ切断ステップにおいては、前記保持手段を介して前記ウェーハに正電圧を帯電させ、前記ワイヤに負電圧を印加することが好ましい。
前記ウェーハが前記基板の表面側に該基板と材質の異なる積層体を備える場合は、前記位置付けステップを実施した後、前記ウェーハ切断ステップを実施する前に、該ワイヤと該ウェーハとにスラリーを供給しつつ該ワイヤをウェーハに対して切断送りすることにより該積層体を分断する積層体分断ステップを備えることが好ましい。
前記位置付けステップでは、複数の前記ワイヤを複数の前記ストリートに位置付け、前記ウェーハ切断ステップでは、複数の該ワイヤとウェーハ間に電圧を印加して複数の該ストリートに沿ってウェーハを切断することが好ましい。
前記ウェーハ切断ステップで切断したウェーハの切断面にデバイスの金属汚染を防止する防御層を形成する防御層形成ステップを備えることが好ましい。
本発明に係る加工方法では、電気化学反応によりウェーハを切断するため、加工歪みや熱歪みの発生を防ぐことができ、チップの抗折強度の低下を防止することができる。また、物理的な加工や熱的な加工よりも加工エネルギーを小さくすることができる。
電気化学反応によるウェーハの切断時に、ウェーハに正電圧、ワイヤに負電圧を印加すれば、ワイヤの相対移動方向にウェーハを切断することができる。
電気化学反応では切断できない積層体がウェーハの表面に設けられている場合は、スラリーによる機械的な加工によって積層体を分断し、基板は電気化学反応によって分断することで、一台の加工装置で積層体と基板とを切断することができる。
複数のストリートに複数のワイヤを位置付けて切断すれば、複数のストリートを一度に分断可能であるため、特に、大径のウェーハやストリートの数が多いウェーハの加工において加工時間を短縮することができる。
切断面に防御層を形成すれば、デバイスが金属汚染されるのを防ぐことができる。
保持ステップ及び位置付けステップを示す断面図。 積層体分断ステップを示す断面図。 洗浄ステップを示す断面図。 ウェーハ切断ステップ及び防御層形成ステップを示す断面図。 積層体分断ステップの別の例を示す断面図。
図1に示す加工装置10は、電解液を貯める電解液槽11を備えている。電解液槽11の側面には電解液が流入する供給口111が設けられ、供給口111は、電磁弁122を介して電解液供給源121に連結されている。電解液槽11の底面には電解液を排出するための排出口112が設けられ、排出口112には排出弁123が連結されている。
電解液槽11の中には、被加工物を保持する保持手段13が配設されている。保持手段13は、移動手段14によって駆動されて回転可能であるとともに±Z方向に昇降可能となっている。
電解液槽11の中には、±X方向に平行な軸を中心として回転可能な円柱形状の従動ローラ162,163が配設されている。2つの従動ローラ162,163の間には、ワイヤ15が螺旋状に巻き架け渡されている。ワイヤ15は、±X方向に複数平行に並んで配置されている。
ワイヤ15は、±X方向に平行な軸を中心として回転可能な円柱形状の転動ローラ161にも巻かれており、転動ローラ161の回転によって従動ローラ162を回転させることができる。また、電解液槽11の外側には、ワイヤ15と保持手段13との間に電圧を印加する直流電圧源164が設けられている。
保持手段13に保持されたウェーハ20は、導体やシリコンなどの半導体で形成された基板21の表面に、基板21とは材質の異なる評価用要素群(TEG)や低誘電率材料(low−k)などの積層体22が形成され、複数のデバイスが形成されている。それぞれのデバイスが形成されている領域は、複数のストリートによって区画され、このストリートに沿ってウェーハ20を分割することにより、個々のチップが形成される。以下では、加工装置10を用いてストリートに沿ってウェーハ20を切断する方法について説明する。なお、ここでいう「切断」は、ウェーハ20を完全に切断して複数のチップに分割する「完全切断」だけでなく、例えば基板21の途中まで切断する「ハーフカット」も含む意味で用いる。ハーフカットの場合は、その後、ハーフカットされたウェーハ20に外力を付与することによりブレーキングして複数のチップに分割する構成であってもよいし、ハーフカットされたウェーハ20の裏面側を研削してウェーハ20を薄化することにより複数のチップに分割する構成であってもよい。
(1)保持ステップ
保持ステップでは、図1に示すように、ウェーハ20の裏面側に導電性テープ30を貼着し、導電性テープ30が貼着された裏面側を下にして、ウェーハ20を保持手段13に載置する。保持手段13は、例えば金属などの導体で形成されており、載置されたウェーハ20を導電性テープ30を介して吸引などにより保持する。これにより、ウェーハ20は、デバイスや積層体22が形成された表面側が露出した状態で、保持手段13に保持される。
(2)位置付けステップ
次に、位置付けステップでは、図2に示すように、保持手段13に保持されたウェーハ20のストリートにワイヤ15を位置付ける。ウェーハ20のストリートは、例えば互いに平行な複数の第1のストリートと、第1のストリートと直交する複数の第2のストリートとからなる。複数の第1のストリートの間隔は等間隔であり、複数の第2のストリートの間隔も等間隔である。これに対応し、ワイヤ15も、ストリートの間隔と同じ間隔で±Y方向に平行な平行線を形成している。移動手段14が保持手段13を回動させて、複数の第1のストリート(あるいは第2のストリート)の向きを±Y方向に平行にすることにより、複数のワイヤ15を複数のストリートに位置付ける。
(3)積層体分断ステップ
位置付けステップを実施した後、積層体分断ステップでは、図2に示すように、移動手段14が保持手段13を+Z方向に上昇させて、ウェーハ20のストリートにワイヤ15を接触させる。ウェーハ20の上方には、スラリーを吐出するスラリー供給手段17が配置され、排出弁123を開放し、例えば炭化珪素(SiC)などの砥材を含むスラリー41をスラリー供給手段17がワイヤ15及びウェーハ20に供給しながら、転動ローラ161が従動ローラ162を回転させて、ワイヤ15をウェーハ20に対して切断送りする。そうすると、ワイヤ15とウェーハ20との間にスラリー41が入り込み、ウェーハ20の上側に露出した積層体22が削り取られる。これにより、ストリートに沿って積層体22が分断されてその部分から基板21が露出する。使用済みのスラリー41は、排出口112から電解液槽11の外へ排出される。
(4)洗浄ステップ
次に、洗浄ステップでは、図3に示すように、移動手段14が保持手段13を−Z方向へ下降させて、ウェーハ20のストリートからワイヤ15を離間させる。そして、ウェーハ20の上方に、洗浄水を噴出する洗浄水供給手段18を配置し、洗浄水供給手段18が洗浄水42をワイヤ15及びウェーハ20に供給して、削り取られた積層体22などの加工屑を洗い流す。使用済の洗浄水42は、排出口112から電解液槽11の外へ排出される。
(5)ウェーハ切断ステップ
次に、ウェーハ切断ステップでは、図4に示すように、移動手段14が保持手段13を+Z方向へ上昇させて、ウェーハ20のストリートにワイヤ15を接近させる。そして、排出弁123を閉じ、電磁弁122を開放することにより、電解液供給源121から供給される電解液43を電解液槽11の中に貯め、ウェーハ20を電解液43に浸漬させる。
電解液43は、例えば基板21を切断するための電解液と、ウェーハ20の切断面に防御層を形成するための電解液とを混合した混合液である。基板21を切断するための電解液は、例えば、フッ化水素と、硫酸と、硝酸との混合液である。一方、防御層を形成するための電解液は、例えば、五塩化タンタルと、アルキルイミダゾリウムクロライドと、フッ化リチウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土類金属のフッ化物とからなる溶解塩である。
転動ローラ161が従動ローラ162を回転させてワイヤ15を移動させながら、直流電圧源164がワイヤ15に負電圧を印加し保持手段13に正電圧を印加すると、ワイヤ15はマイナスに帯電し、導電性テープ30を介して保持手段13と導通しているウェーハ20はプラスに帯電する。ワイヤ15がウェーハ20に接触しないようにしながら、移動手段14が保持手段13を+Z方向へ上昇させ、ウェーハ20に対してワイヤ15を相対的に下降させると、ウェーハ20に帯電した電荷がワイヤ15に引き寄せられて、ワイヤ15に近い領域に集まる。基板21は、電荷が集まった部分だけが、電気化学反応により腐食する。これにより、ウェーハ20がストリートに沿って切断される。
なお、電解液槽11の中に電解液を貯めてウェーハ20を浸漬させるのではなく、ノズルから電解液を噴き付けるなどしてウェーハ20やワイヤ15に電解液を供給しながら、基板21の切断や防御層の形成をする構成であってもよい。すなわち、少なくとも、ウェーハ20とワイヤ15とに電解液が供給されればよい。また、防御層形成ステップでは、ウェーハ20に対してワイヤ15を相対的に上昇させるのではなく、ウェーハ20に対してワイヤ15を相対的に下降させる構成であってもよい。
(6)防御層形成ステップ
次に、防御層形成ステップでは、直流電圧源164が印加する電圧や転動ローラ161がワイヤ15を移動させる速度などの加工条件を防御層の形成に適したものに変更する。移動手段14が保持手段13をゆっくりと−Z方向へ下降させ、ウェーハ20に対してワイヤ15を相対的に上昇させる。これにより、ワイヤ15に沿ってタンタルメッキ層などのバリア層(防御層)が電解によって形成される。バリア層をウェーハ20の切断面に形成することにより、金属不純物が切断面から侵入してデバイスに到達するのを防ぎ、デバイスの金属汚染を防止することができる。その後、電磁弁122を閉じ、排出弁123を開放して、電解液槽11のなかの電解液43を排出する。
なお、基板21を切断するための電解液と、防御層を形成するための電解液とを混合した混合液を用いるのではなく、ウェーハ切断ステップで、基板21を切断するための電解液を使って基板21を切断した後、基板21を切断するための電解液を排出し、防御層形成ステップで、防御層を形成するための電解液を使って防御層を形成する構成であってもよい。
また、防御層形成ステップにおいては、タンタルメッキなどによって切断面にバリア層を形成して防御層とするのではなく、切断面にゲッタリング層を形成して、チップ内部の金属不純物を捕獲することによりデバイスの金属汚染を防止する防御層とすることもできる。その場合は、ワイヤ15として、例えばダイヤモンドなどの砥粒をニッケル電着した固定砥粒ワイヤを用いる。防御層形成ステップでは、直流電圧源164のスイッチを切るなどして、ワイヤ15と保持手段13との間に電圧を印加するのを停止する。そして、超音波振動手段などを用いてワイヤ15を超音波振動させることにより、ワイヤ15をウェーハ20の切断面に接触させ、転動ローラ161がワイヤ15を移動させることにより、切断面に微小な歪みを形成する。微小な歪みは、ワイヤ15の走行方向である±Y方向に発生するので、チップの抗折強度を低下させることなくゲッタリング層を形成することができる。なお、ウェーハ切断ステップで用いるワイヤは、防御層形成ステップで用いるワイヤと同じであってもよいし、防御層形成ステップで用いるワイヤと異なるワイヤであってもよい。
このように、電気化学反応によってウェーハを切断するので、機械的にウェーハを切断する場合と比べて加工エネルギーが小さくて済む。また、ウェーハに加工歪みが発生するのを防ぐことができるので、抗折強度の低下を防ぐことができる。また、レーザビームや放電により切断する場合と比べても、加工エネルギーが小さくて済み、ウェーハに熱歪みが発生するのを防ぐことができるので、抗折強度の低下を防ぐことができる。
さらに、ウェーハの表面に電気化学反応では切断できない積層体が形成されている場合でも、機械的に積層体を分断して基板を露出させることにより、ウェーハを切断することができる。なお、ウェーハに積層体が形成されていない場合には、積層体分断ステップは実施しなくてもよい。
従動ローラ162,163に1本のワイヤ15を螺旋状に巻き架け渡すことにより、平行な複数のストリートに同時に位置付けることができる。これにより、複数のストリートを並行して同時に切断したり防御層を形成したりすることができるので、ウェーハの径が大きい場合やチップの大きさが小さい場合など、切断すべきストリートの数が多い場合であっても、加工時間を短縮することができる。
なお、ワイヤ15は、螺旋状巻き架け渡すのではなく、複数本に分かれていてもよい。この場合も、複数本のワイヤは、それぞれが±Y方向に平行な向きに配置される。また、平行なすべてのストリートにワイヤを同時に位置付けて、平行なすべてのストリートを同時に切断する構成であってもよいし、1本または複数のストリートにワイヤを位置付けて切断した後、位置付けステップに戻って別のストリートにワイヤを位置付け、分断ステップから防御層形成ステップまでを繰り返すことにより、平行なすべてのストリートを切断する構成であってもよい。
平行なすべてのストリートの切断が終わったら、位置付けステップに戻り、移動手段14が保持手段13を90度回転させて、切断されたストリートと直交するストリートの向きを±Y方向に平行にすることにより、まだ切断されていないストリートにワイヤ15を位置付ける。そして、分断ステップから防御層形成ステップまでを繰り返すことにより、すべてのストリートを切断する。
図5に示す加工装置10Aは、図1〜4に示した加工装置10に加えて、ワイヤ15をウェーハ20に押圧する加圧ローラ19を備えている。加圧ローラ19は、±X方向に平行な軸を中心とする円柱形状に形成され、この軸を中心として回転可能である。
この加工装置10Aを用いる場合は、積層体分断ステップにおいて、加圧ローラ19をウェーハ20の表面側に押し付けて、±Y方向に移動させることにより、加圧ローラ19が転動し、ワイヤ15を積層体22に押圧する。これにより、積層体22を容易に分断することができる。
なお、ウェーハ20をハーフカットする場合は、保持ステップにおいて、導電性テープ30を裏面に貼着したウェーハ20を保持手段13で保持するのではなく、導電性テープ30を貼らずにウェーハ20を保持手段13で直接保持する構成であってもよい。
ウェーハ切断ステップや防御層形成ステップ以外のステップでは、直流電圧源164のスイッチを切るなどして、ワイヤ15と保持手段13との間に電圧を印加するのを停止する構成であってもよい。
10,10A:加工装置
11:電解液槽 111:供給口 112:排出口
121:電解液供給源 122:電磁弁 123:排出弁
13:保持手段 14:移動手段 15:ワイヤ
161:転動ローラ 162,163:従動ローラ 164:直流電圧源
17:スラリー供給手段 18:洗浄水供給手段 19:加圧ローラ
20:ウェーハ 21:基板 22:積層体
30:導電性テープ
41:スラリー 42:洗浄水 43:電解液

Claims (5)

  1. 導体または半導体からなる基板の表面の複数のストリートで区画され各領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハの加工方法であって、
    該ウェーハを保持手段で保持する保持ステップと、
    該保持手段で保持されたウェーハの該ストリートにワイヤを位置付ける位置付けステップと、
    該位置付けステップを実施した後、ウェーハと該ワイヤとの間に電圧を印加するとともに、少なくとも該ウェーハと該ワイヤとに電解液を供給することにより、該ストリートに沿って電気化学反応で該ウェーハを切断するウェーハ切断ステップと、
    を備えた、加工方法。
  2. 前記ウェーハ切断ステップにおいて、前記保持手段を介して前記ウェーハに正電圧を帯電させ、前記ワイヤに負電圧を印加する、請求項1に記載の加工方法。
  3. 前記ウェーハは、前記基板の表面側に、該基板と材質の異なる積層体を備え、
    前記位置付けステップを実施した後、前記ウェーハ切断ステップを実施する前に、該ワイヤと該ウェーハとにスラリーを供給しつつ該ワイヤをウェーハに対して切断送りすることにより該積層体を分断する積層体分断ステップを備えた、
    請求項1又は2に記載の加工方法。
  4. 前記位置付けステップでは、複数の前記ワイヤを複数の前記ストリートに位置付け、
    前記ウェーハ切断ステップでは、複数の該ワイヤとウェーハ間に電圧を印加して複数の該ストリートに沿ってウェーハを切断する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の加工方法。
  5. 前記ウェーハ切断ステップで切断したウェーハの切断面にデバイスの金属汚染を防止する防御層を形成する防御層形成ステップを備えた、
    請求項1〜4のいずれかに記載の加工方法。
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