JP2015216163A - 蓋体開閉装置およびマルチチャンバー処理システム - Google Patents

蓋体開閉装置およびマルチチャンバー処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、チャンバー本体の蓋体の開閉装置とマルチチャンバー処理システムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、蓋体の対角位置に第1支持部と第2支持部が形成され、チャンバー本体設置位置の両側に、互いに平行な直線状の第1ガイド部材と第2ガイド部材が設けられ、第1ガイド部材が第1支持部の下方近傍位置を基点としチャンバー本体の側部側に延在され、第2ガイド部材が第2支持部の下方近傍位置を基点としチャンバー本体から離れる方向に延在され、第1支持部と第2支持部を結ぶ仮想線がガイド部材の延在方向に傾斜され、第1ガイド部材と第2ガイド部材に沿って移動自在に第1横行機と第2横行機が設けられ、第1横行機と第2横行機に立設された昇降機によって第1支持部と第2支持部が支持され、蓋体がガイド部材の延在方向に移動自在に支持された構成を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板のような被処理体に所定の処理を施す処理装置に適用される蓋体開閉装置およびそれを備えたマルチチャンバー処理システムに関する。
従来から、例えば、LCD(液晶表示装置)基板の製造工程において、減圧雰囲気において基板にエッチング処理、成膜処理等の所定の処理を施す真空処理装置を複数備えた、マルチチャンバータイプの真空処理システムが使用されている。
この真空処理システムは、基板を搬送するロボットアームを有する基板搬送機構を設けた搬送室と、その周囲にゲートバルブを介し接続された複数の真空処理装置及びロードロックチャンバーとから構成されている。
搬送室に設けられているロボットアームによって基板を各真空処理装置にゲートバルブを介し搬入するとともに、各真空処理装置において処理した基板をゲートバルブを介し搬送室に戻し、この基板を再度別の真空処理装置に搬送して基板表面に対し必要な種々の処理を行うことができる。
この種の真空処理システムにおいて、真空処理装置のチャンバーは、内部のメンテナンスを可能とする開閉自在な蓋体を有している。この蓋体の開閉機構として従来から、図6に示すように、箱型のチャンバー本体101の上部にヒンジ103を介し上下に回動自在に蓋体102を設けた構造が知られている。この蓋体102はチャンバー本体101の側部に設けた油圧シリンダー等のシリンダー装置104によりヒンジ103を支点として回動自在に設けられている。即ち、シリンダー装置104のピストンロッド105を伸張させることで蓋体102を上方に押し上げ、チャンバー本体101の開口部を開放することができる。
図6に示す開閉機構では、チャンバー本体101のサイズが基板サイズの拡大に比例して大型化すると、蓋体102も大型化するので、蓋体102を開放した場合に大きな蓋体102が工場の天井等に干渉するおそれが出ている。例えばLCD用の基板サイズがG8〜G10などのように基板幅2〜3mものサイズになると、チャンバー本体101の上方に3mを超える空間を確保しなくてはならず、通常の工場に設置可能な限界を超えるおそれが生じている。
チャンバー本体101に設けられる蓋体102には、エッチング等のガスを用いる処理を行う場合のために蓋体102の内側にガスを吐出するためのシャワーヘッドや各種配管等の付属重量物が収容されるため、総重量も装置の規模によって1〜10t程度に大きくなる傾向がある。このため、蓋体102を開放する場合、ヒンジ103の回動角度、解放後の蓋体102の安定性等も考慮し、蓋体102の開放角度を90゜よりも20〜30゜程度低い開放角度とする設計がなされている。ところが、このため、蓋体102の開放角度が小さくなるので、チャンバー本体101の内部メンテナンス、内部機器の取り外しや交換、蓋体102の裏面側のメンテナンス、蓋体102の内部に取り付けた機器のメンテナンスや交換のために、十分なスペースや空間を確保できない問題が生じていた。
また、G5世代以降と称される大型の真空処理装置のチャンバーでは、図7に例示するようにチャンバー本体106の側部に大型のヒンジ107を介し蓋体108を回動自在に接続し、ヒンジ107の支持軸109を大型のモーター装置110を用いて回動する構成が採用されている。この構成によれば、蓋体108を180゜開いてメンテナンスできる利点があり、メンテナンススペース的には問題がない特徴を有する。
ところが、図7に示す構成では大型のモーター装置110に加えて減速機が必要になり、装置全体の重量が大きくなる問題があり、支持軸109の駆動部付近に偏荷重が発生する。このため、工場の床の強度を高めることが必要となり、装置自身の構造フレームにも高い強度が要求される。これらのことから、図7に示す装置は製造コスト、設備コストが高くなる問題を有していた。
このため、これらの問題を解決するための構造が以下の特許文献1に提案されている。特許文献1に記載された構造は、処理チャンバーの蓋体の着脱機構として蓋体を水平方向にスライドさせるスライド機構と蓋体を回転させる回転機構を有し、スライド機構により蓋体をチャンバー本体の側方に重ならなくなる位置までスライドさせた後、蓋体を回転できるように構成されている。
特開2001−185534号公報
特許文献1に記載されている構造は、箱型のチャンバー本体の両側面にレール状の水平のリニアガイドを設け、このリニアガイドに沿ってスライド移動部を移動自在に設け、このスライド移動部を蓋体側面に取り付けてなる。また、スライド移動部は蓋体側面に対し回動自在に取り付けられていて、蓋体をチャンバー本体の側方に移動させた後、蓋体を回転させて裏返しできるように構成されている。
特許文献1に記載されている構造によれば、蓋体をチャンバー本体の側方に移動させて蓋体とチャンバー本体を相互に干渉しない位置に移動させた後、蓋体を裏返しすることにより、蓋体の内側の隅々までメンテナンスすることができる。また、スライド移動部の取り付け位置を蓋体側面の幅方向中央側にしておくならば、蓋体を回転させる際、上方に必要な空間高さは、蓋体の一辺の長さの1/2程度でよいので、蓋体のサイズが2〜3mもの大きさとなっている場合、工場の天井部側への干渉も少なくできる利点がある。
ところが、上述の構造では、スライド移動部やリニアガイドをチャンバー本体側面と蓋体側面に設けているため、チャンバー本体側面と蓋体側面に1〜10tにもなる重量物の蓋体を支持回転できる強度と大きさのスライド移動部やリニアガイドを設ける必要がある。即ち、チャンバー本体側面側と蓋体側面側にこれらスライド移動部やリニアガイドなどの重量物が取り付けられるので、真空装置に重量物を支持するための機構を別途設けることとなり、エッチングや成膜処理などのために必要な真空装置としての強度以上に堅牢な構造とする必要があった。
また、マルチチャンバータイプの真空処理システムとして考慮した場合、前記スライド移動部やリニアガイドが、搬送室と真空処理装置の境界に設けられるゲートバルブと干渉する可能性があり、適用できない問題があった。なお、スライド移動部やリニアガイドとゲートバルブが直接干渉しなくとも、ゲートバルブの周囲に必要なメンテナンス領域とこれらの重量物の取り付け領域が干渉するおそれがあった。
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、チャンバー本体の横方向に蓋体をスライド移動できるとともに蓋体を回転させて裏返すことができ、蓋体のメンテナンスが可能であるとともに、チャンバー本体側面と蓋体側面に直に特別な部材を取り付けることなくスライド移動と回転が可能であり、マルチチャンバー処理システム用としても適用可能な蓋体開閉装置、およびその開閉装置を備えたマルチチャンバー処理システムの提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明の蓋体開閉装置は、チャンバー本体上に着脱可能に設けられた平面視矩形状の蓋体の開閉装置であって、前記チャンバー本体の上に設置された前記蓋体の両側部に、平面視した前記蓋体の対角位置に第1支持部と第2支持部が形成され、前記チャンバー本体の設置位置の両側に、互いに平行な直線状の第1ガイド部材と第2ガイド部材が設けられ、前記第1ガイド部材が前記第1支持部の近傍位置下方を基点として前記チャンバー本体の側部に沿って前記チャンバー本体の横に延在するように、前記第2ガイド部材が前記第2支持部の近傍位置下方を基点として前記チャンバー本体から離れる方向に延在するように、かつ、前記第1支持部と前記第2支持部を結ぶ仮想線が前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の延在方向と傾斜するように配置され、前記第1ガイド部材に沿って移動自在に第1横行機が、前記第2ガイド部材に沿って移動自在に第2横行機がそれぞれ設けられ、前記第1横行機に立設された第1昇降機によって前記第1支持部が支持され、前記第2横行機に立設された第2昇降機によって前記第2支持部が支持され、前記第1横行機と前記第2横行機により前記蓋体が前記第1ガイド部材と第2ガイド部材の延在方向に移動自在に支持され、前記第1昇降機と前記第2昇降機により前記蓋体が上下に移動自在に支持され、前記第1昇降機と第2昇降機に前記仮想線を回転中心軸として前記蓋体を回転させる回転機構が設けられたことを特徴とする。
本発明の蓋体開閉装置において、前記第1ガイド部材が前記チャンバー本体の一方の側面近傍に設置され、前記第2ガイド部材が前記チャンバー本体の他方の側面の延長面近傍に設置されたことが好ましい。
本発明の蓋体開閉装置において、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材がこれらの延在方向に沿う前記チャンバー本体の長さよりも長く形成され、前記第1横行機と前記第2横行機の移動により前記蓋体が前記チャンバー本体の側方側に前記チャンバー本体上方から離脱する位置まで移動自在とされたことが好ましい。
本発明のマルチチャンバー処理システムは、被処理物を搬送可能な機能を備えた中空構造の搬送室に対し、該搬送室の周囲を囲むように複数のチャンバー本体が前記搬送室の側部に形成されたゲートバルブを介し接続され、前記チャンバー本体にそれぞれ蓋体が設けられたマルチチャンバー型の処理システムであって、前記複数のチャンバー本体に先のいずれかに記載の蓋体開閉装置が適用されたことを特徴とする。
本発明のマルチチャンバー処理システムにおいて、前記搬送室の周囲において隣接するチャンバー本体の内の一方に形成された前記第2ガイド部材の先端部が隣接する前記他方のチャンバー本体の第1ガイド部材の基端側に配置され、前記第1横行機と第2横行機により前記1つのチャンバー本体から前記蓋体を離脱させる位置が隣接する他のチャンバー本体の側方位置であることが好ましい。
本発明の蓋体開閉装置によれば、第1横行機と第2横行機によりチャンバー本体の蓋体をチャンバー本体の横方向に移動させ、チャンバー本体の側方に蓋体を離脱させることでチャンバー本体に影響されずに蓋体のメンテナンスができる。このため、蓋体に各種機器が設置されている構成であっても支障なく蓋体のメンテナンスができる。
チャンバー本体の側方に蓋体を移動させた後、第1昇降機と第2昇降機により蓋体を下降できるので、蓋体のメンテナンスを行う場合、作業員にとって好適な高さに蓋体を移動させてメンテナンス作業できるので、メンテナンスの作業性向上に寄与する。
蓋体の対角位置に第1支持部と第2支持部を設けたので、第1支持部と第2支持部を結ぶ対角線を回転中心軸として蓋体を回転することができ、ヒンジを介して蓋体を上下に回動自在としていた従来装置よりも蓋体の回転時に蓋体の上方空間に干渉エリアを広くとる必要がない。このため、従来装置を設置する場合よりも低い天井高さの建屋に適用可能となり、チャンバー本体周囲に種々の機器が設置されている設置環境であっても適用可能となる。
本発明のマルチチャンバー処理システムによれば、複数のチャンバー本体から個々に蓋体を移動させて回転させ、複数のチャンバー本体の蓋体のメンテナンス作業を行うことができる。
また、チャンバー本体のゲートバルブ設置側と反対側に第1ガイド部材を設け、ゲートバルブ設置部の側方に第2ガイド部材を設ける構成とするならば、蓋体をチャンバー本体およびゲートバルブの側方側に移動させて回転させメンテナンスができる。このため、チャンバー本体のゲートバルブ設置側と反対側であって、処理システムの外側に蓋体を移動させる構造と対比し、蓋体を移動させるスペースを外側に拡げなくとも、チャンバー本体の横の空きスペースを有効利用できるので、マルチチャンバー処理システムとしての占有面積を外側に拡げなくても蓋体開閉装置の設置が可能となる。
更に、マルチチャンバー処理システムとして、複数のチャンバー本体に蓋体の開閉装置を設ける場合、1つのチャンバー本体から蓋体を離脱させる位置を隣接する他のチャンバーの側方位置となるようにするならば、隣接するチャンバー本体間の空いたスペースを有効に利用して蓋体の移動と回転ができる。このため、省スペース構成の蓋体開閉装置を備えたマルチチャンバー処理システムを提供できる。
本発明に係る蓋体の開閉装置を備えたマルチチャンバー型処理システムの第一実施形態を示す平面図。 同処理システムに設けられたチャンバー本体に対し蓋体を上昇させた状態を示す側面図。 同処理システムに設けられたチャンバー本体に対し蓋体を水平移動させた状態を示す側面図。 同処理システムに設けられたチャンバー本体に対し蓋体を回転させた状態を示す側面図。 同処理システムに設けられたチャンバー本体に対し蓋体を回転後下降させる状態を示す側面図。 従来の処理装置に設けられている蓋体開閉機構の一例を示す斜視図。 従来のG5世代以降の処理装置に設けられている蓋体開閉機構の一例を示す斜視図。 本発明に係る蓋体の開閉装置を備えたマルチチャンバー型処理システムの第二実施形態を示す構成図。 同第二実施形態の側面図。 同第二実施形態の部分構成の拡大図であり、図10(A)は反転機構の平面図、図10(B)は昇降機構の側面図、図10(C)は反転機構の側面図。 同第二実施形態においてチャンバー本体から蓋体を上昇させて移動させている途中の状態を示す側面図。 同第二実施形態においてチャンバー本体から外した蓋体を回転させている途中の状態を示す側面図。 同第二実施形態においてチャンバー本体から外した蓋体を回転させて裏返した状態を示す側面図。 同第二実施形態においてチャンバー本体から蓋体を外す状態を段階的に示す図であり、図14(A)はチャンバー本体から蓋体を上昇させた状態を示す斜視図、図14(B)はチャンバー本体から蓋体を上昇させた状態を示す斜視図、図14(C)は蓋体を途中まで移動させた状態を示す斜視図、図14(D)は図14(A)に示す状態の側面図、図14(E)は図14(B)に示す状態の側面図、図14(F)は図14(C)に示す状態の側面図。 同第二実施形態においてチャンバー本体から蓋体を外す状態を段階的に示す図であり、図15(A)はチャンバー本体から外れる位置まで蓋体を移動させた状態を示す斜視図、図15(B)は蓋体を裏返す途中の状態を示す斜視図、図15(C)は蓋体を裏返した状態を示す斜視図、図15(D)は図15(A)に示す状態の側面図、図15(E)は図15(B)に示す状態の側面図、図15(F)は図15(C)に示す状態の側面図。 本発明に係る蓋体の開閉装置を備えたマルチチャンバー型処理システムの第三実施形態を示す構成図。 同第三実施形態において蓋体の開閉機構の要部を示すもので、図17(A)は台車の移動機構と蓋体の回転機構の要部を示す平面略図、図17(B)は同要部の側面図。 同第三実施形態においてチャンバー本体から蓋体を外す状態を段階的に示す図であり、図18(A)はチャンバー本体上に蓋体が載置されている状態を示す正面図、図18(B)はチャンバー本体の上方に蓋体を移動させた状態を示す正面図、図18(C)は蓋体をチャンバー本体の側方に移動させながら回転した状態を示す正面図、図18(D)はチャンバー本体の側方に移動させた蓋体を下降させた状態を示す正面図。
「第一実施形態」
以下に、本発明の第一実施形態に係る蓋体の開閉装置について、図面を適宜参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る蓋体の開閉装置を備えたチャンバー装置を搬送室の周囲に3基備えたクラスター型のマルチチャンバー処理システムの一例を示す平面図である。
この処理システムAは、中央部に設置された平面視略8角形状の搬送室1を有し、この搬送室1の側面のうち、3つの側面にゲートバルブ2を介し平面視矩形状のチャンバー本体3、4、5が平面視90゜間隔で接続されている。また、チャンバー本体3、4、5が接続されていない面の1つにゲートバルブ2を介しロードロックチャンバー6が接続されている。搬送室1に対しチャンバー本体3、4、5とロードロックチャンバー6は平面視搬送室1の周囲を囲むように90゜間隔で配置され、全体が建屋のクリーンルームなどに設置されている。
各チャンバー本体3、4、5の上にはそれぞれ開閉可能に設置された蓋体3A、4A、5Aが設けられ、それぞれチャンバー装置が構成され、各チャンバー装置において以下に説明する開閉装置により蓋体3A、4A、5Aが開閉される。なお、各チャンバー本体3、4、5に設けた開閉装置は同等構造であるので、以下、1つのチャンバー本体3を例として開閉機構について説明する。なお、蓋体3A、4A、5Aは箱型のチャンバー本体3、4、5の上に着脱自在に設置され、後述する搬送機構によりチャンバー本体3、4、5の開口面から持ち上げることで蓋体3A、4A、5Aをチャンバー本体3、4、5から取り外すことができるように構成されている。
チャンバー本体3は、図1の平面図では搬送室1の一方に描かれている平面視矩形状のチャンバー本体であり、チャンバー本体3の1つの側面がゲートバルブ2を介し搬送室1に接続されている。搬送室1は、内部にロボットアーム等の図示略の搬送機が備えられ、ロードロックチャンバー6とゲートバルブ2を介し搬送室の内部に搬送されたLCD用などの矩形状の基板等の被処理物を必要に応じゲートバルブ2を介しチャンバー本体3、4、5の何れかに搬送できる構成とされている。また、各チャンバー本体3、4、5のいずれかにおいて処理した被処理物を搬送室1に戻し、必要に応じて他のチャンバー本体3、4、5のいずれかに搬送することで、被処理物に対し複数の成膜やエッチング等の複数の処理ができる構成とされている。各チャンバー本体3、4、5は真空ポンプ等の図示略の排気装置に接続され、内部を減圧してエッチングや各種成膜等の目的に使用するための成膜室を構成する。マルチチャンバー型処理システムAにおいて、各チャンバー本体3、4、5のいずれかを利用して被処理物に成膜やエッチングなどの各種の処理を施した後、ロードロックチャンバー6に被処理物を搬送後、被処理物を外部に搬出できるように構成されている。
チャンバー本体3において、ゲートバルブ2を介し搬送室1に接続された側の側面を第1側面3a、反対側の側面を第2側面3bと規定し、残り2つの側面のうち、ロードロックロックチャンバー6に近い側の側面を第3側面3c、残りの側面を第4側面3dと規定して以下に説明する。
チャンバー本体3において第2側面3bに隣接する床面上にチャンバー本体3の第2側面3bの横幅よりも若干長いレール状の第1ガイド部材10が設置されている。この第1ガイド部材10は、チャンバー本体3においてゲートバルブ2の接続側と反対側の側面である第2側面3bに隣接する位置に第2側面3bと平行に設けられている。また、チャンバー本体3において、第1側面3aの延長面位置近傍、即ち、ゲートバルブ2を設置した位置の側方側の床面上に第1ガイド部材10より若干長いレール状の第2ガイド部材11が設置されている。この第2ガイド部材11は第1ガイド部材10と平行に、かつ、ロードロックチャンバー6の第1側面3aと平行に設置されている。
第1ガイド部材10の上には、図2〜図5に示すように車輪12、12を台車13の下に備えた第1横行機15が第1ガイド部材10に沿って移動自在に設けられている。第1横行機15において台車13の下部側には、車輪12を回転駆動して第1ガイド部材10に沿って台車13を移動させる走行用のモーター装置14が設けられている。
第1横行機15において、台車13の上にはジャッキ型の第1昇降機16が立設され、この第1昇降機16の上端部にブロック状の第1支持部17が取り付けられ、この第1支持部17が蓋体3Aの一方の角部に水平に延出形成された支持ロッド18を支持している。第1昇降機16はジャッキ機構あるいは油圧シリンダー機構などからなる上下に伸縮自在の構造とされ、第1昇降機16のシリンダー部材16Aに対し昇降ロッド16Bが上下移動することで第1支持部17を所定距離、上下昇降移動させることができる。また、第1昇降機16の上端部に取り付けられた架台19の側部に前記第1支持部17に接続されて前記支持ロッド18をその軸周りに回転させる反転機(回転機構)20が設置されている。
第2ガイド部材11の上には、車輪22、22を台車23の下に備えた第2横行機25が第2ガイド部材11に沿って移動自在に設けられている。
第2横行機25において、台車23の上には柱状の第2昇降機26が立設され、この第2昇降機26の上端部にブロック状の第2支持部27取り付けられ、この第2支持部27が蓋体3Aの他方の角部に水平に延出形成された支持ロッド28を支持している。
本実施形態の蓋体3Aは平面視正方形に近い長方形状とされ、その対角位置に支持ロッド18と支持ロッド28が形成されているので、第1支持部17と第2支持部27は、平面視矩形状の蓋体3Aの略対角位置に配置されている。また、蓋体3Aの対角線Lにほぼ沿うように支持ロッド18、28が蓋体3Aに取り付けられているので、第1支持部17と第2支持部27を結ぶ仮想線は蓋体3Aの対角線Lとほぼ共通にされている。
第2昇降機26は第1昇降機16と同等のジャッキ構造とされており、第2昇降機26のシリンダー部材26Aに対し昇降ロッド26Bが上下移動することで第2支持部27を所定距離、上下昇降移動できる。
第1横行機15の台車13と第2横行機25の台車23は平面視L字型のフレーム部材30により接続されていて、第1ガイド部材10に沿って第1横行機15が移動すると、第2ガイド部材11に沿って第2横行機25が追従して同期移動できる。
図1に示す処理システムにおいて、チャンバー本体4、5に対しチャンバー本体3と同様に第1ガイド部材10と第2ガイド部材11が設置されている。
チャンバー本体4の側面4a、4b、4c、4dのうち、ゲートバルブ2が設けられた側の側面4aに対し反対側の側面4bに沿って床面上に第1ガイド部材10が設けられ、ゲートバルブ2が設けられた側の側面4aの延長面に沿って床面上に第2ガイド部材11が設置されている。チャンバー本体4に対し設けられている第2ガイド部材11は、先のチャンバー本体3の側面3dに隣接配置され、第2ガイド部材11の先端部はチャンバー本体3に対し設けられている第1のガイド部材10の端部近傍に配置されている。
チャンバー本体4に対し設けられた第1ガイド部材10と第2ガイド部材11の上にも先に説明したチャンバー本体3用に設けられた開閉機構と同等の構造が適用されている。
即ち、第1ガイド部材10の上に車輪12と台車13を備えた第1横行機15と第1昇降機16と第1支持部17と架台19と反転機20が設けられている。第2ガイド部材11の上に車輪22と台車23を備えた第2横行機25と第1昇降機26と第2支持部27と架台29が設けられている。
チャンバー本体5の側面5a、5b、5c、5dのうち、ゲートバルブ2が設けられた側の側面5aに対し反対側の側面5bに沿って床面上に第1ガイド部材10が設けられ、ゲートバルブ2が設けられた側の側面5aの延長面に沿って床面上に第2ガイド部材11が設置されている。チャンバー本体5に対し設けられる第2ガイド部材11は、先のチャンバー本体4の側面4dに隣接配置され、第2ガイド部材11の先端部はチャンバー本体4に対し設けられている第1のガイド部材10の端部近傍に配置されている。
チャンバー本体5に対し設けられた第1ガイド部材10と第2ガイド部材11の上にも先に説明したチャンバー本体3用に設けられた開閉機構と同等の構造が適用されている。
即ち、第1ガイド部材10の上に車輪12と台車13を備えた第1横行機15と第1昇降機16と第1支持部17と架台19と反転機20が設けられている。第2ガイド部材11の上に車輪22と台車23を備えた第1横行機25と第1昇降機26と第1支持部27と架台29が設けられている。
これらチャンバー本体4、5に設けられている開閉機構はチャンバー本体3に設けられている開閉機構と同等であるので、以下、蓋体の開閉動作について、チャンバー本体3の蓋体3Aの開閉動作の場合を代表例として以下に説明する。
以上のように構成された開閉装置を用いてチャンバー本体3の蓋体3Aをメンテナンスなどのために開放するには、エッチングや成膜のために使用していたチャンバー本体3の減圧を解除して大気圧に戻し、内部に配管等を介し処理ガス等を供給している場合はガス供給を停止し、蓋体3Aを取り外し可能な状態としておく。
蓋体3Aの開放を開始する初期状態において蓋体3Aはチャンバー本体3の上面開口部を閉じるようにチャンバー本体3の開口部に載置されている。図1に示すように第1横行機15は第1ガイド部材10の始端部(図1の左端部)に位置し、第2横行機25は第2ガイド部材11の始端部(図1の左端部)に位置している。
図1に実線で示す第1横行機15と第2横行機25の位置で第1昇降機16と第2昇降機26ジャッキ機構を伸張し、蓋体3Aを図2の矢印で示すように上昇させ、チャンバー本体3の開口部から蓋体3Aを分離する。
蓋体3Aを十分な高さに上昇させたならば、図3に示すように第1ガイド部材10と第2ガイド部材11に沿ってそれらの終端側まで第1横行機15と第2横行機25を走行させ、蓋体3Aをチャンバー本体3の側方に移動させる。
第1ガイド部材10と第2ガイド部材11の終端側まで第1横行機15と第2横行機25を移動させることで、蓋体3Aは図1の2点鎖線に示すようにチャンバー本体3の側方側であって、ロードロックチャンバー6の側方側の空きスペースまで移動する。
図1の2点鎖線あるいは図3に示す位置まで蓋体3Aを移動したならば、図4に示すように反転機20を作動させて支持ロッド18、28を回転中心軸として蓋体3Aを回転させ、図5に示すように裏返す。この際、蓋体3Aは支持ロッド18、28に沿う蓋体3Aの対角線を回転中心軸として回転される。ここで、蓋体3Aが回転するために要する空間の幅と高さは図6に示す従来構造のように蓋体102がヒンジ103を回転中心としてそのまま上方に移動するために必要な空間の幅と高さより狭くなる。このため、一辺2〜3mなどのように大型の蓋体3Aを回転させて裏返す場合であっても、従来構造よりも狭い空間で蓋体3Aの回転ができるので、天井が低いクリーンルーム、あるいは、チャンバー本体3Aの周囲に種々の配管や設備などが配置されるクリーンルームであっても支障なく適用が可能となる。
蓋体3Aを裏返したならば、第1昇降機16と第2昇降機26を用いて蓋体3Aを必要な高さまで下降させることで、メンテナンス作業のし易い高さに位置調節ができる。
蓋体3Aの内面側には、チャンバー本体3の内部空間にガスを供給するための配管やシャワーヘッド等の各種機器が装着されている場合があるので、これらの機器を含めた蓋体3Aのメンテナンス作業を行うことができる。
メンテナンス作業が終了したならば、図5に示す状態のように蓋体3Aを上昇させ、引き続き図4に示すように蓋体3Aを反転させ、図3に示す状態から第1横行機15と第2横行機25を図2に示す状態に走行させ、チャンバー本体3の直上に蓋体3Aを戻し、この状態から蓋体3Aを下降させることでチャンバー本体3の開口部を蓋体3Aで閉じることができる。以上の操作により蓋体3Aの開閉動作とメンテナンス作業を終了できる。
なお、ここまでの説明において蓋体3Aを裏返すタイミングは図4に示すように蓋体3Aをチャンバー本体3の側方に完全に移動させてから行うように説明した。しかし、蓋体3Aを側方に移動させながら、移動途中に蓋体3Aを徐々に回転させて裏返すように操作しても良い。蓋体3Aをチャンバー本体3の側方に蓋体3Aの横幅の数分の一程度移動させると蓋体3Aを回転させてもチャンバー本体3と蓋体3Aが干渉しなくなるので、蓋体3Aを移動させている最中に反転機20を用いて蓋体3Aを徐々に回転させることで蓋体3Aを裏返ししても良い。このような回転動作を行った方が蓋体3Aの移動と回転を同時に行えるので、重量物である蓋体3Aを無理なく円滑に裏返すことができる。
チャンバー本体3の蓋体3Aに対し行った開閉動作とメンテナンス作業は、チャンバー本体4の蓋体4Aに対しても同様に実施できる。また、チャンバー本体3の蓋体3Aに対し行った開閉動作とメンテナンス作業は、チャンバー本体5の蓋体5Aに対しても同様に実施できる。
以上説明のように本実施形態の処理システムAにおいて、複数のチャンバー本体3、4、5を設けた場合、いずれのチャンバー本体3、4、5の蓋体3A、4A、5Aに対しても開閉動作とメンテナンス作業が円滑にできる。
蓋体3A、4A、5Aのいずれについてもチャンバー本体3、4、5の側方の空きスペースに蓋体3A、4A、5Aを移動させ、それらの空きスペースを利用して開閉動作とメンテナンス作業ができるので、処理システムAの周囲の空間を有効利用できる。
また、処理システムAを平面視した場合、各チャンバー本体3、4、5の外側ではなく各チャンバー本体3、4、5の横側に蓋体3A、4A、5Aを移動させる構成であるので、各チャンバー3、4、5の外側に蓋体3A、4A、5Aを移動させる構成と対比し、小さい面積に処理システムAを設置可能となり、設置スペースを有効利用できる特徴を有する。
「第二実施形態」
図8〜図13は本発明の第二実施形態に係る蓋体の開閉装置を備えたクラスター型のマルチチャンバー処理システムBを示すもので、この形態の処理システムBにおいて、搬送室1の周囲にチャンバー本体3、4、5とロードロックチャンバー6が設けられ、チャンバー本体3、4、5の上にそれぞれ蓋体3A、4A、5Aが設けられている点は第一実施形態の構造と同等である。
また、図8に示すように搬送室1に対しチャンバー本体4とロードロックチャンバー6を接続した位置が図1に示す処理システムAの位置と左右逆にされている点を除くと、第一実施形態の処理システムAと第二実施形態の処理システムBは基板等の被処理物をエッチングするか成膜するという処理システムとして同等構造である。
第二実施形態の構造において第一実施形態の構造と異なっているのは、蓋体3A、4A、5Aを上下に昇降させる機構とガイド部材10、11に沿って移動させる機構である。
その他の構造は位置関係が異なるのみで第1実施形態の構造と第二実施形態の構造は同等であるので、同一符号を付して共通部分の説明は省略する。また、第二実施形態において蓋体3A、4A、5Aを開閉するためのそれぞれの開閉装置はいずれも同等構造であるので、以下チャンバー本体3の蓋体3Aを開閉する装置を代表として以下に説明する。
チャンバー本体3の蓋体3Aを開閉するために設けられているガイド部材10、11について第一実施形態の構造と第二実施形態の構造は同等である。
第二実施形態の構造において、図8に示すように台車43が第一実施形態の台車13より長く、ガイド部材10の全長より若干短い長さに、かつ、横断面コ字型に形成されてガイド部材10の上に被さるようにガイド部材10上に設置されている。台車43には、前後に複数の車輪42が設けられていて、台車43はガイド部材10に沿って移動自在に設けられている。台車43の上には横行用のモーター装置44が設けられ、このモーター装置44の回転軸に取り付けられているスプロケットホイール44A、44Aに2つのチェーン部材44Bが掛け渡されている。各チェーン部材44Bは台車43の前部側と後部側に設けられている複数の車輪付ホイール部材42Aに掛け渡され、モーター装置44の駆動により各車輪を回転させることでガイド部材10に沿って台車43が移動自在に構成されている。
台車43の先端側には昇降用のモーター装置50が設けられ、このモーター装置50の出力軸が接続シャフト51を介し台車43の後端部に設けられたボックス型のギア機構52に接続されている。ギア機構52は台車43の後端側に立設された支柱型の第1昇降機46の根本部分に収容され、ギア機構52の上部に接続された軸部材52Aが第1昇降機46の内部に沿って上方に延出されている。ギア機構52は水平に接続されている接続シャフト51の回転力を受け、この回転力をギア機構52に上に接続されている軸部材52Aに伝達してこの軸部材52Aを軸周りに回転する機能を有する。ギア機構52の内部には複数のギアが組み込まれていて、水平に配置されている接続シャフト51の軸周りの回転力を垂直に配置されている軸部材52Aの軸周りの回転に変換するギア装置である。
第1昇降機46は中空のシリンダー部材46Aに対し上下に摺動自在に収容された中空の昇降ロッド46Bを備え、昇降ロッド46Bの内底部側には軸部材52Aの回転力を昇降ロッド46Bの上下昇降動作に変換するための送りネジ機構が内蔵されている。
第1昇降機46の昇降ロッド46Bはモーター装置50の回転力により上下に昇降し、架台19とその上の第1支持部17および第1支持部17が支持している支持ロッド18を上下に昇降させる。
ガイド部材11側に設けられている第2横行機55の台車53は台車43と同様に複数の車輪を有し、ガイド部材11に沿って移動自在に設けられている。また、台車43と台車53はI型のフレーム部材57により一体接続され、台車43がガイド部材10に沿って移動することで台車53もガイド部材11に沿って同期移動する。
また、台車43に設けられているモーター装置50には2本目の接続シャフト58がフレーム部材57に沿って台車53側に延在されている。台車53の先端側には、第2昇降機66が設けられ、この第2昇降機66の底部側に設けられているボックス型のギア機構62に第2の接続シャフト58が接続されている。第2昇降機66も先の第1昇降機46と同様に中空のシリンダー部材66Aと中空の昇降ロッド66Bとギア機構52を備え、モーター装置50の駆動力に従い昇降ロッド66Bが上下に昇降される。
以上の構成により、モーター装置50の駆動力を受けて回転する接続シャフト51と接続シャフト58が同期回転されるので、第1昇降機46の昇降ロッド46Bと第2昇降機66の昇降ロッド66Bは同期して上下移動する。
第二実施形態の昇降装置Bは、モーター装置50による第1昇降機46と第2昇降機66の昇降動作により先の第一実施形態の装置と同様にチャンバー本体3の蓋体3Aを上下に昇降できる構成とされている。また、以下に説明する構造により蓋体3Aを第1実施形態の装置と同様、回転させて反転できる。
第二実施形態の処理システムBにおいて特徴的な構造は、台車43と台車53がガイド部材10、11に沿って移動するのと同期するように蓋体3Aを回転できる点にある。
モーター装置44の出力軸に第3のスプロケットホイールが設けられ、この第3のスプロケットホイールに第3のチェーン部材59の一端側が巻き掛けられ、このチェーン部材59の他端側が第1昇降機46に隣接されているギア機構60のクラッチ装置61に接続されている。ギア機構60はマイタギアを内蔵した構成であり、その上には反転駆動シャフト63が立設され、この反転駆動シャフト63は架台19の上に設けられているギア機構65に接続され、ギア機構65の出力軸は反転機20に接続されていて、反転機20が操作する支持ロッド18の回転角度を調節できるように構成されている。
すなわち、モーター装置44の回転駆動力をクラッチ装置61を介し反転機20に伝達することで台車43と台車53がガイド部材10、11に沿って移動する動作と同期させて反転機20を動作させ、支持している蓋体3Aの回転角度を調整することができる。
例えば、台車43、55を移動させて蓋体3Aをチャンバー本体3の上方から若干移動させると同期させて蓋体3Aの回転を開始させ、蓋体3Aがチャンバー本体3の上方位置から外れる際には蓋体3Aの回転をほぼ完了するように作動させることができる。
図11に蓋体3Aをチャンバー本体3の上方に移動後、チャンバー本体3の側方に蓋体3Aの幅の数分の一程度移動させた状態を示し、図12に蓋体3Aを移動させながら回転している状態を示し、図13に回転させた蓋体3Aを裏返した状態を示す。
一例として、図14(A)、(D)に示すように蓋体3Aをチャンバー本体3の上方に上昇させた状態から、図14(B)、(E)に示すように蓋体3Aの幅の1/4程度(数分の一程度)蓋体3Aを水平方向に移動させた後、蓋体3Aの回転を開始する。
次いで、図15(A)、(D)〜図15(B)、(E)に示すように蓋体3Aの水平移動とともに蓋体3Aの回転を進行させ、図15(C)、(F)に示すように蓋体3Aをチャンバー本体3の側方にチャンバー本体3の上方から外れる位置まで移動させた場合に蓋体3Aの回転も終了させるように動作させることができる。
図14〜図15に示すように蓋体3Aの移動と回転を同期させて同時に行うならば、蓋体3Aの移動を終了させたと同時に蓋体3Aの裏返しも完了できる。このため、蓋体3Aの移動を完了させた後、直ちにメンテナンス作業に取りかかることができる。
その他、第二実施形態の処理システムBにおいても第一実施形態の処理システムAと同様の作用効果を得ることができる。例えば、ゲートバルブ2のメンテナンスエリアと干渉することなく開閉機構を設置できる利点を有する。また、蓋体3Aの対角位置を支持することと、横行機45、55の移動により蓋体3Aを移動できるので、蓋体3を回転させる際の高さ制限を少なくでき、メンテナンス作業時に蓋体3Aを好適な高さに調節できる。
更に、クラスター型のマルチチャンバー処理システムBであっても、装置の外側ではなく横側に蓋体3A、4A、5Aを移動させてメンテナンス作業ができるので、設置エリアを拡げることなく適用できる利点を有する。
第二実施形態の処理システムBにおいては、横行機45、55を移動させるモーター装置44の動力を利用し、モーター装置44の駆動力をギア機構60、65により反転機20に伝達して蓋体3Aを回転できるので横行機45、55の移動とともに円滑に蓋体3Aを回転できる。
また、処理システムBが大型化した場合であっても、第1ガイド部材10と第2ガイド部材11をゲートバルブ2のメンテナンスエリアと干渉することのない床上に設置できるのでガイド部材10、11の大型化を支障なく実現できる。
第二実施形態の処理システムBにおいて、昇降機46、66により蓋体3Aを上昇させた後、横行機45、55により横向きに移動しながら蓋体3Aの横移動中に蓋体3Aを回転開始しても良いし、蓋体3Aの横移動を終了した後に蓋体3Aを反転させても良い。また、蓋体3Aを反転させる必要がない場合は、蓋体3Aの横移動を行い、横移動完了状態でメンテナンス作業を行っても良い。
勿論、蓋体3Aのメンテナンス作業の必要性が無く、蓋体3Aを開ける動作のみを行っても良いのは勿論である。
「第三実施形態」
図16〜図18は本発明の第三実施形態に係る蓋体の開閉装置を備えたクラスター型のマルチチャンバー処理システムCを示すもので、この形態の処理システムCにおいて、搬送室1の周囲にチャンバー本体3、4、5とロードロックチャンバー6が設けられ、チャンバー本体3、4、5の上にそれぞれ蓋体3A、4A、5Aが設けられている点は第二実施形態の構造と同等である。なお、図16ではチャンバー本体4、5と蓋体4A、5Aは記載を略し、チャンバー本体3と蓋体3Aとロードロックチャンバー6のみを記載している。
第三実施形態の処理システムCと第二実施形態の処理システムBは基板等の被処理物をエッチングするか成膜するという処理システムとして同等構造である。
第三実施形態の構造において蓋体3Aを上下に昇降させる機構とガイド部材10、11に沿って移動させる機構は類似構造であるが、機構の一部が異なっている。
第三実施形態の構造において第二実施形態の構造と同等部分の構造は、同一符号を付してそれら同等部分の構造説明は省略する。また、第三実施形態において蓋体3A、4A、5Aを開閉するためのそれぞれの開閉装置はいずれも同等構造であるので、以下チャンバー本体3の蓋体3Aを開閉する装置を代表として以下に説明する。
チャンバー本体3の蓋体3Aを開閉するために設けられているガイド部材10、11について第三実施形態の構造と第二実施形態の構造は同等である。
第三実施形態の構造において、図16、図17に示すように台車73Aと台車73Bをフレーム部材73Cで平面視コ字型に連結し、台車73A、73Bでガイド部材10、11の上に被さるようにガイド部材10、11上に台車73A、73Bが設置されている。台車73A、73Bには、ガイド部材10、11に沿う位置に図18に示すように複数の車輪72が設けられていて、台車73A、73Bはガイド部材10、11に沿って移動自在に設けられている。フレーム部材73Cの上部であってガイド部材10に近い位置には横行用のモーター装置74が設けられている。
このモーター装置74の一方の出力軸74aが一対のかさば歯車を組み合わせたマイタギア75と接続シャフト76を介し台車73Bの後端部に設けられたギア機構77に接続されている。このギア機構77の上部には垂直に配置されたギア軸78が立設され、このギア軸78が第1支持部17に接続された反転機(回転機構)20に接続され、接続シャフト76の回転を受けて反転機20を駆動して支持ロッド18を介し蓋体3Aを第二実施形態の構造と同様に回転できるように構成されている。
前記ギア機構77の内部にはマイタギアが組み込まれ、接続シャフト76の軸周りの回転をギア軸78の軸周りの回転に変換することができる。ギア軸78はスクリュー軸型に構成され、ギア軸78の上部側には内周面にスクリュー溝を形成したシリンダー軸79が嵌合されている。シリンダー軸79はギア軸78の回転に伴い、ギア軸78に沿って上昇するか下降することができる。
前記モーター装置74の他方の出力軸74bは、台車73の中央部側に延出されてその先端部にスクリューギア80が取り付けられている。このスクリューギア80の下方の床上にはガイド部材10、11と平行かつ水平にラック81が敷設されている。スクリューギア80の近傍に図17(B)に示すように鉛直方向に伝達軸82が設置され、この伝達軸82の下端部に前記ラック81の歯に噛み合うピニオン83が取り付けられ、伝達軸82の上端部に前記スクリューギア80に噛み合う歯車85が取り付けられている。
以上の機構により、モーター装置74の出力軸74bの回転により伝達軸82を介しピニオン83を回転させることができ、これにより台車73A、73Bを走行させることができる。また、モーター装置74の出力軸73aの回転力をマイタギア75を介し接続シャフト76に伝達し、接続シャフト76を回転させることができる。この接続シャフト76の回転力をギア軸78とシリンダー軸79を介し反転機20に伝達することで支持ロッド18を介し蓋体3Aを回転させることができる。
このため、第三実施形態の構造では、モーター装置74の駆動力を利用し、出力軸74bの回転力をスクリューギア80、歯車85、伝達軸82を介しピニオン83に回転力として伝達し、ピニオン83とラック81の噛み合いを利用して台車73A、73Bの推進力とすることができる。この実施形態では、モーター装置74、出力軸74b、スクリューギア80、歯車85、伝達軸82、ピニオン83、ラック81が台車73A、73Bの移動推進機構を構成する。
第三実施形態において蓋体3Aを昇降させる機構は先の第二実施形態の構造と同等である。第1昇降機46と第2昇降機66が設けられ、第1昇降機46により第1支持部17と支持軸18を昇降自在であり、第2昇降機66により第2支持部27と第2支持軸28を昇降自在である点は第二実施形態の構造と同等である。台車73上に設置されているモーター装置50により接続シャフト51、58を回転させることで第1昇降機46と第2昇降機66を作動させて蓋体3Aを昇降できる点は第二実施形態の構造と同様である。
図16に符号90で示すものはロードロックチャンバー6の側部側に設けられた作業台であり、符号91で示すものは、チャンバー本体3の第4の側面3dに沿って設けられた作業台であり、符号92で示すものはガイド部材11に沿ってその側方に設けられた作業台である。
以上構成の第三実施形態によれば、モーター装置74の出力軸74bを回転させることでピニオン83がラック81に沿って回転するので、台車73A、73Bを移動することができる。それぞれの作業台には必要に応じて階段が取り付けられ、メンテナンスのための作業員が移動できるようになっている。
第三実施形態の構造では、台車73がガイド部10、11に沿って移動すると同時にモーター装置74の出力軸74aの回転がマイタギア75を介し接続シャフト76に伝達され、この回転力を反転機20に伝達できるので、蓋体3Aを回転駆動できる。
図18(A)は、蓋体3Aをチャンバー本体3の上に設置した初期状態を示すが、この初期状態から第1昇降機46と第2昇降機66を伸張させて蓋体3Aをチャンバー本体3の上方に図18(B)に示すように持ち上げる。
この状態から台車73をガイド部材10、11に沿って図18(C)に示すように徐々に移動させると蓋体3Aの移動距離に応じた回転角で蓋体3Aを徐々に回転させることができる。
図18(C)に示すように蓋体3Aの位置がチャンバー本体3の側方に移動した場合、蓋体3Aを180゜回転させて蓋体3Aを上下逆にすることができる。この状態から図18(D)に示すように必要な高さ位置に移動させることで、蓋体3Aのメンテナンスができる。メンテナンス作業は作業台92を利用して適宜行うことができる。また、チャンバー本体3のメンテナンス作業を作業台91を利用して行うことができる。
第三実施形態の構造によれば、先の第二実施形態の構造と同等の作用効果を得ることができる。
なお、第三実施形態の構造では蓋体3Aをチャンバー本体3の側方に移動させた状態で蓋体3Aの回転による裏返しを完了できる。即ち、蓋体3Aの移動と回転を同時に少しずつなし得るので、蓋体3Aの移動と回転を個別に行うよりも短時間で回転と裏返しができる。特に、第5世代以降の装置のチャンバー本体は大型化されているので、蓋体3Aも例えば数t〜10tもの大重量物となっている。このため、蓋体3Aの回転速度はある程度以上速くできない。このため、蓋体3Aの移動後に回転動作を行うよりも、移動と同時に徐々に回転動作を行う方が、蓋体3Aを効率良く回転できる。即ち、蓋体3Aの移動とともに蓋体3Aを回転できるので、同時動作による蓋体3Aの回転時間短縮ができる。
第三実施形態の構造では、駆動源をできるだけ少なくして制御系の誤動作を削減し、蓋体3Aの移動並びに回転動作を円滑かつ安全に実施できる。特に、制御系部品を削減することで誤動作を無くすることができ、誤動作による蓋体3Aとチャンバー本体3の接触事故を防止できる。また、制御系部品と駆動源の数を削減することで装置コストの削減に寄与する。
A…処理システム、1…搬送室、2…ゲートバルブ、3、4、5…チャンバー本体、6…ロードロックチャンバー、10…第1ガイド部材、11…第2ガイド部材、12、22…車輪、13、23…台車、14…モーター装置、15…第1横行機、16…第1昇降機、16A…シリンダー部材、16B…昇降ロッド、17…第1支持部、18、28…支持ロッド、20…反転機(回転機構)、25…第2横行機、26…第2昇降機、26A…シリンダー部材、26B…昇降ロッド、27…第2支持部、30…フレーム部材、
B…処理システム、42…車輪、43、53…台車、44…モーター装置、45…第1横行機、46…第1昇降機、46A…シリンダー部材、46B…昇降ロッド、50…モーター装置、51…接続シャフト、52…ギアボックス、55…第2横行機、57…フレーム部材、59…チェーン装置、61…クラッチ装置、66…第2昇降機、66A…シリンダー部材、66B…昇降ロッド、73A、73B…台車、74…モーター装置、80…スクリューギア、81…ラック、82…伝達軸、83…ピニオン。

Claims (6)

  1. チャンバー本体上に着脱可能に設けられた平面視矩形状の蓋体の開閉装置であって、
    前記チャンバー本体上の前記蓋体の両側部であって、平面視した前記蓋体の対角位置に第1支持部と第2支持部が形成され、
    前記チャンバー本体の設置位置の両側に、互いに平行な直線状の第1ガイド部材と第2ガイド部材が設けられ、前記第1ガイド部材が前記第1支持部の近傍位置下方を基点として前記チャンバー本体の側部に沿って前記チャンバー本体の横に延在するように、前記第2ガイド部材が前記第2支持部の近傍位置下方を基点として前記チャンバー本体から離れる方向に延在するように、かつ、前記第1支持部と前記第2支持部を結ぶ仮想線が前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の延在方向と傾斜するように配置され、
    前記第1ガイド部材に沿って移動自在に第1横行機が、前記第2ガイド部材に沿って移動自在に第2横行機がそれぞれ設けられ、前記第1横行機に立設された第1昇降機によって前記第1支持部が支持され、前記第2横行機に立設された第2昇降機によって前記第2支持部が支持され、前記第1横行機と前記第2横行機により前記蓋体が前記第1ガイド部材と第2ガイド部材の延在方向に移動自在に支持され、前記第1昇降機と前記第2昇降機により前記蓋体が上下に移動自在に支持され、前記第1昇降機と第2昇降機に前記仮想線を回転中心軸として前記蓋体を回転させる回転機構が設けられたことを特徴とする蓋体開閉装置。
  2. 前記第1ガイド部材が前記チャンバー本体の一方の側面近傍に設置され、前記第2ガイド部材が前記チャンバー本体の他方の側面の延長面近傍に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の蓋体開閉装置。
  3. 前記横行機に該横行機を走行させるモーター装置が設けられ、前記横行機に前記モーター装置からの回転動力を伝達して前記回転機構を前記横行機の移動と連動させて動作させ、前記蓋体を前記横行機の移動中に回転させる動力伝達機構が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋体開閉装置。
  4. 被処理物を搬送可能な機能を備えた中空構造の搬送室に対し、該搬送室の周囲を囲むように複数のチャンバー本体が前記搬送室の側部に形成されたゲートバルブを介し接続され、前記チャンバー本体にそれぞれ蓋体が設けられたマルチチャンバー処理システムであって、
    前記複数のチャンバー本体の少なくとも1つに請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓋体開閉装置が適用されたことを特徴とするマルチチャンバー処理システム。
  5. 前記チャンバー本体の前記ゲートバルブ設置側と反対側に前記第1ガイド部材が設けられ、前記チャンバー本体において前記ゲートバルブ設置部の側方に前記第2ガイド部材が設けられたことを特徴とする請求項4に記載のマルチチャンバー処理システム。
  6. 前記搬送室の周囲において隣接するチャンバー本体の内の一方に形成された前記第2ガイド部材の先端部が隣接する前記他方のチャンバー本体の第1ガイド部材の基端側に配置され、前記第1横行機と第2横行機により前記1つのチャンバー本体から前記蓋体を離脱させる位置が隣接する他のチャンバー本体の側方位置であることを特徴とする請求項5に記載のマルチチャンバー処理システム。
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