JP2015216134A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2015216134A
JP2015216134A JP2015174676A JP2015174676A JP2015216134A JP 2015216134 A JP2015216134 A JP 2015216134A JP 2015174676 A JP2015174676 A JP 2015174676A JP 2015174676 A JP2015174676 A JP 2015174676A JP 2015216134 A JP2015216134 A JP 2015216134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial connector
fixed
terminal
leaf spring
axis direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015174676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6024802B2 (ja
Inventor
寛之 星場
Hiroyuki Hoshiba
寛之 星場
幸裕 北市
Yukihiro Kitaichi
幸裕 北市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015174676A priority Critical patent/JP6024802B2/ja
Publication of JP2015216134A publication Critical patent/JP2015216134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6024802B2 publication Critical patent/JP6024802B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、可動端子の耐久性の向上を図ると共に、同軸コネクタの小型化を図ることができる同軸コネクタを提供することである。
【解決手段】本発明は、上面部、底面部及び側面部を有し、かつ、穴が該上面部に設けられている本体と、固定端子と、側面部に設けられている引き出し部、引き出し部に対して本体に向かって折り曲げられると共に、本体に固定される固定部、及び、引き出し部に対して折り曲げられることにより固定端子に向かって延在すると共に、固定端子に対して下側から接触している板ばね部を含む可動端子と、を備えており、本体は、下ケース、及び、下ケース上に重ねられる上ケースを含んでおり、固定部は、上ケース及び下ケースにより挟まれることによって本体に固定されており、固定部と板ばね部とは、下ケースにおける上ケースと対向する面上において繋がっていないこと、を特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、同軸コネクタに関し、より特定的には、信号経路の切り換えを行う同軸コネクタに関する。
従来の同軸コネクタに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の同軸コネクタが知られている。図9は、特許文献1に記載の同軸コネクタ500の分解斜視図である。図9において、鉛直方向をz軸方向と定義し、可動端子508及び固定端子510が並ぶ方向をx軸方向と定義し、x軸方向とz軸方向とに直交する方向をy軸方向と定義する。
同軸コネクタ500は、図9に示すように、外部端子502、上ケース504、下ケース506、可動端子508及び固定端子510を備えている。外部端子502は、導電性材料により作製され、接地電位に保たれる。上ケース504及び下ケース506は、樹脂等の絶縁性材料により作製され、同軸コネクタ500の本体を構成している。外部端子502、上ケース504及び下ケース506は、z軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に積み重ねられる。
また、可動端子508及び固定端子510は、上ケース504と下ケース506との間に設けられている。可動端子508は、固定端子510に対して下側から接触している。ただし、図示しないプローブが上ケース504に設けられている孔を介して挿入されると、可動端子508は、プローブにより下側に押される。これにより、可動端子508と固定端子510とが離れる。
ところで、特許文献1に記載の同軸コネクタ500では、可動端子508の耐久性の向上と同軸コネクタ500の小型化との両立が困難であった。より詳細には、可動端子508は、プローブにより押されることにより弾性変形し、固定端子510から離れる。可動端子508の耐久性を向上させるためには、可動端子508が弾性変形によって変位できる量を大きくすることが好ましい。したがって、可動端子508の長さは長い方が好ましい。ところが、可動端子508が長くなると、同軸コネクタ500が大型化する。
特許第4442719号
そこで、本発明の目的は、可動端子の耐久性の向上を図ると共に、同軸コネクタの小型化を図ることができる同軸コネクタを提供することである。
本発明の一形態に係る同軸コネクタは、上面部、底面部及び側面部を有し、かつ、棒状のプローブが上側から挿入される穴が該上面部に設けられている本体と、前記本体に固定されている固定端子と、前記側面部に設けられている引き出し部、該引き出し部に対して前記本体に向かって折り曲げられると共に、前記本体に固定される固定部、及び、該引き出し部に対して折り曲げられることにより前記固定端子に向かって延在すると共に、該固定端子に対して下側から接触している板ばね部を含む可動端子と、を備えており、前記本体は、下ケース、及び、該下ケース上に重ねられる上ケースを含んでおり、前記固定部は、前記上ケース及び前記下ケースにより挟まれることによって前記本体に固定されており、前記固定部と前記板ばね部とは、前記側面部に設けられている前記引き出し部のみを介して繋がっており、かつ、前記下ケースにおける前記上ケースと対向する面上において繋がっておらず、前記板ばね部は、前記プローブによって下側に押されることによって、前記固定端子から離れること、を特徴とする。
本発明によれば、可動端子の耐久性の向上を図ると共に、同軸コネクタの小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る同軸コネクタの外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る同軸コネクタの外観斜視図である。 同軸コネクタの分解斜視図である。 同軸コネクタの分解斜視図である。 下ケース上に可動端子及び固定端子が取り付けられた状態の外観斜視図である。 上ケース上に可動端子及び固定端子が取り付けられた状態の外観斜視図である。 相手方同軸コネクタが装着されていないときの同軸コネクタのxz平面における断面構造図である。 相手方同軸コネクタが装着されているときの同軸コネクタのxz平面における断面構造図である。 特許文献1に記載の同軸コネクタの分解斜視図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタについて、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタ10の外観斜視図である。また、図3及び図4は、同軸コネクタ10の分解斜視図である。図1ないし図4において、外部端子14、上ケース16及び下ケース18が重ねられる方向をz軸方向とする。z軸方向の正方向は、下ケース18から外部端子14へと向かう方向である。また、可動端子20及び固定端子22が並ぶ方向をx軸方向とし、x軸方向とz軸方向に直交する方向をy軸方向とする。x軸方向の正方向は、可動端子20から固定端子22へと向かう方向である。
同軸コネクタ10は、図1ないし図4に示すように、本体12、外部端子14、可動端子20及び固定端子22を備え、1.2mm×1.4mm×0.65mmの大きさを有している。本体12は、図2に示すように、矩形状の平板に円筒が取り付けられた形状をなしており、上面部、底面部及び側面部を有している。上面部とは、本体12の円筒部分及び平板部分のz軸方向の正方向側の面である。底面部とは、本体12の平板部分のz軸方向の負方向側の面である。側面部とは、本体12の平板部分のx軸方向の両側及びy軸方向の両側に位置する面である。また、本体12は、上ケース16及び下ケース18を含んでいる。
下ケース18は、図3に示すように、矩形状をなしており、本体12の平板部分を構成している。下ケース18は、ベース部60及び固定部57a,57b,58を備えている。ベース部60は、z軸方向から平面視したときに、長方形状を成す板状部材である。ベース部60のy軸方向に延在している2辺のそれぞれの中央部には、可動端子20及び固定端子22が外部に引き出されるための矩形の切り欠き部54,55が形成されている。
固定部57a,57bは、ベース部60のz軸方向の正方向側の主面上に設けられており、可動端子20を固定するための平面である。固定部57aは、ベース部60のx軸方向の負方向側の辺のy軸方向の正方向側の端部近傍に設けられている。固定部57bは、ベース部60のx軸方向の負方向側の辺のy軸方向の負方向側の端部近傍に設けられている。
固定部58は、ベース部60のz軸方向の正方向側の主面上に設けられており、固定端子22を固定するための平面である。固定部58は、ベース部60のx軸方向の正方向側の辺のy軸方向の中央近傍に設けられている。すなわち、固定部58は、切り欠き部55に対してx軸方向の負方向側に設けられている。
上ケース16は、図4に示すように、円筒状をなしており、本体12の平板部分の一部及び円筒部分を構成している。上ケース16は、円筒部34及び固定部37a,37b,39を備えている。円筒部34は、z軸方向に延在している円筒状の部材である。円筒部34は、z軸方向の正方向側がすり鉢状に開口している。そして、円筒部34には、xy平面での断面が円形の穴34aが設けられている。これにより、穴34aは、本体12の上面部に設けられている。この穴34aは上ケース16を貫通している。穴34aには、相手方同軸コネクタのプローブがすり鉢状開口側から挿入される。
固定部37a,37bは、円筒部34のz軸方向の負方向側の端部に設けられており、可動端子20を固定するための平面である。固定部37aは、固定部57aと対向する位置に設けられている。これにより、固定部37aは、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部57aと共に可動端子20を挟んで固定する。固定部37bは、固定部57bと対向する位置に設けられている。これにより、固定部37bは、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部57bと共に可動端子20を挟んで固定する。
固定部39は、円筒部34のz軸方向の負方向側の端部に設けられており、固定端子22を固定するための平面である。固定部39は、固定部58と対向する位置に設けられている。これにより、固定部39は、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部58と共に固定端子22を挟んで固定する。
次に、可動端子20及び固定端子22について、図1ないし図6を参照しながら説明する。図5は、下ケース18上に可動端子20及び固定端子22が取り付けられた状態の外観斜視図である。図6は、上ケース16上に可動端子20及び固定端子22が取り付けられた状態の外観斜視図である。
固定端子22は、平板状の金属板を打ち抜き、曲げ加工して形成されており、図3及び図4に示すように、固定部48、リード部(引き出し部)49及び接触部50a,50bにより構成されている。固定部48は、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部39と固定部58との間に挟まれることにより本体12に固定される平坦部分である。リード部49は、固定部48に対してz軸方向の負方向側に折り曲げられて形成されており、本体12のx軸方向の正方向側の側面部上に設けられている。更に、リード部49の先端は、x軸方向の正方向側に向かって折り曲げられている。これにより、リード部49は、図1及び図5に示すように、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、切り欠き部55から本体12の外部に露出している。
接触部50a,50bはそれぞれ、図5及び図6に示すように、固定部48からy軸方向の正方向側及び負方向側に向かって突出しており、固定部48に対してz軸方向の正方向側に折り曲げて形成されている。接触部50a,50bは、z軸方向の負方向側を向く部分において可動端子20と接触する。該接触部50a,50bは、後述する枝部44a,44bに対応するように2つ設けられている。また、該接触部50a,50bと固定部48との間の折れ線は、x軸方向と平行である。
可動端子20は、ばね性を有する金属板を所定の形状に打ち抜き、曲げ加工して形成されており、図3及び図4に示すように、固定部42a,42b、リード部(引き出し部)43及び板ばね部44を備えている。リード部43は、本体12のx軸方向の負方向側の側面部上に設けられている。リード部43の先端は、x軸方向の負方向側に向かって折り曲げられている。これにより、リード部43は、図1及び図5に示すように、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、切り欠き部54から本体12の外部に露出している。
固定部42aは、リード部43に対してx軸方向の正方向側に折り曲げられることにより、本体12に向かってx軸方向(水平方向)に沿って延在している。固定部42aは、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部37aと固定面57aとの間に挟まれることにより本体12に固定される平坦部分である。
固定部42bは、リード部43に対してx軸方向の正方向側に折り曲げられることにより、本体12に向かってx軸方向(水平方向)に沿って延在している。固定部42bは、同軸コネクタ10が組み立てられたときに、固定部37bと固定面57bとの間に挟まれることにより本体12に固定される平坦部分である。
板ばね部44は、図3に示すように、リード部43に対してx軸方向の正方向側に折り曲げられることにより、上ケース16と下ケース18との間においてリード部43から固定端子22に向かってx軸方向(水平方向)に沿って直線状に延在している。板ばね部44は、固定端子22に対してz軸方向の負方向側から接触しており、より詳細には、固定端子22の接触部50a,50bと接触している。更に、板ばね部44の先端ta,tbは、下ケース18に接触しており、下ケース18上を摺動することができる。より詳細には、板ばね部44は、先端ta,tb側(x軸方向の正方向側)において2つに枝分かれして形成されている枝部44a,44bを含んでいる。固定端子22は、該枝部44a,44bの間に位置し、固定端子22の接触部50a,50bはそれぞれ、z軸方向から平面視したときに枝部44a,44bに重なるようにz軸方向の正方向側にいくにしたがってy軸方向に広がっている。また、板ばね部44は、先端ta,tbからリード部43との接続部分までの間の全体にわたってz軸方向の正方向側に突出するように湾曲している。そのため、枝部44a,44bはそれぞれ、接触部50a,50bに板ばね部44の付勢力により圧接している。これにより、可動端子20と固定端子22は、電気的に接続されている。
外部端子14は、相手方同軸コネクタの外導体と接触し、ステンレス(例えば、SUS301)の金属板を打ち抜き、曲げ加工、絞り加工等により形成され、図1及び図2に示すように、フラット部31、円筒部32及び脚部33a,33bを備えている。
フラット部31は、板状部材であり、本体12の上面部をz軸方向の正方向側から覆う。フラット部31のy軸方向の両端に位置する辺には、脚部33a,33bが設けられている。脚部33a,33bは、フラット部31からy軸方向に延在する板状体の一部を折り曲げて形成されており、図1に示すように、上ケース16及び下ケース18を挟み込んで固定する。更に、フラット部31の中央部には、z軸方向の正方向側に突出する円筒部32が設けられている。円筒部32は、円筒部34と同心となるように形成されており、相手方同軸コネクタの外導体と嵌合する。外部端子14は通常アースとして機能しており、外部端子14の外表面には必要に応じてめっきが施される。
以上のように構成された同軸コネクタ10は、以下のように組み立てられる。図6に示すように、固定端子22を位置合わせして上ケース16に取り付け、その後、可動端子20を位置合わせして上ケース16に取り付ける。なお、図6では、脚部33a,33bは、折り曲げられているが、実際には、この段階において、脚部33a,33bは、折り曲げられていない。
次に、図6に示すように、上ケース16に対してz軸方向の正方向側から外部端子14を取り付ける。この際、円筒部34は、円筒部32に挿入される。この後、図4に示すように、上ケース16に対してz軸方向の負方向側から下ケース18を積み重ねる。
最後に、外部端子14の脚部33a,33bをカシメて、図1及び図2に示すような構造を有する同軸コネクタ10を得ることができる。
次に、同軸コネクタ10の動作について図7及び図8を参照して説明する。図7は、相手方同軸コネクタが装着されていないときの同軸コネクタ10のxz平面における断面構造図である。図8は、相手方同軸コネクタが装着されているときの同軸コネクタ10のxz平面における断面構造図である。
図7に示すように、相手方同軸コネクタが装着されていないとき、可動端子20は、x軸方向の中央部がz軸方向の正方向側に膨らんだ状態である。これにより、枝部44a,44b(図7では枝部44bのみ記載)は、接触部50a,50b(図7では、接触部50bのみ記載)に、板ばね部44の付勢力により圧接しており、可動端子20と固定端子22とは、電気的に接続されている。
一方、相手方同軸コネクタが装着されるときには、穴34aを介して相手方同軸コネクタの棒状のプローブ130が、z軸方向の正方向側から負方向側へと挿入される。プローブ130は、板ばね部44に接触し、該板ばね部44をz軸方向の負方向側へと押し下げる。この際、板ばね部44は、図8に示すように、直線状に伸びる。そして、板ばね部44の先端ta,tbは、下ケース18上を摺動しながらx軸方向の正方向側に移動する。これにより、板ばね部44の枝部44a,44b(図8では枝部44bのみ記載)は、接触部50a,50b(図8では接触部50bのみ記載)から離れる。その結果、可動端子20と固定端子22との電気的接続が断たれる一方、プローブ130と可動端子20とが電気的に接続される。同時に、相手方同軸コネクタの外導体(図示せず)が外部端子14に嵌合して、外導体も外部端子14と電気的に接続される。
また、相手方同軸コネクタを同軸コネクタ10から外すと、板ばね部44のx軸方向の中央部は、図7に示すように、z軸方向の正方向側に移動する。これにより、可動端子20と固定端子22とが再び電気的に接続する一方、プローブ130と可動端子20との電気的接続が断たれる。
以上のように構成された同軸コネクタ10によれば、可動端子20の耐久性の向上を図ることができると共に、同軸コネクタ10の小型化を図ることができる。より詳細には、固定部42a,42bは、本体12の側面部上に設けられているリード部43に対してx軸方向の正方向側に向かって折り曲げられて構成されている。そして、可動端子20は、固定部42a,42bが上ケース16と下ケース18とに挟まれることにより本体12に固定されている。すなわち、同軸コネクタ10では、特許文献1に記載の同軸コネクタ500とは異なり、固定部42a,42bは、リード部43と板ばね部44との間に設けられていない。これにより、同軸コネクタ10では、同軸コネクタ500に比べて、同軸コネクタ10のx軸方向の長さを短くすることができる。
更に、板ばね部44は、本体12の側面部上に設けられているリード部43に対して固定端子22に向かって折り曲げられて構成されている。これにより、可動端子20において下ケース18上に配置されている部分の全体を板ばね部44とすることが可能である。以上より、板ばね部44の長さを長くすることができ、可動端子20の耐久性を向上させることができる。
また、同軸コネクタ10によれば、同軸コネクタ10の低背化を図ることができる。より詳細には、固定部42a,42bは、リード部43に対してx軸方向の正方向側に向かって折り曲げられることによって、x軸方向に沿って延在している。そのため、同軸コネクタ10では、固定部がリード部に対して折り曲げられてない同軸コネクタに比べて、低背化が図られる。
また、同軸コネクタ10では、図5に示すように、枝部44aと枝部44bとの間に固定端子22が位置している。すなわち、板ばね部44の先端ta,tbは、固定端子22とy軸方向に並ぶように配置されている。そのため、枝部44a,44bが長くなっても、該枝部44a,44bの先端ta,tbと固定端子22とが接触するおそれがない。これにより、枝部44a,44bを十分に長くとることができ、適切な弾性力を有する板ばね部44を設けることが容易となる。更に、枝部44a,44bの先端ta,tbと固定端子22との距離が十分に確保されているので、先端ta,tbと固定端子22との接触が防止され、可動端子20と固定端子22とのアイソレーションが十分に確保されるようになる。
(その他の実施形態)
本発明に係る同軸コネクタは、同軸コネクタ10に限らずその要旨の範囲内において変更可能である。なお、同軸コネクタ10では、2つの固定部42a,42bが設けられているが、固定部の数は一つであってもよい。
本発明は、同軸コネクタに有用であり、特に、可動端子の耐久性の向上を図ると共に、同軸コネクタの小型化を図ることができる点において優れている。
ta,tb 先端
10 同軸コネクタ
12 本体
14 外部端子
16 上ケース
18 下ケース
20 可動端子
22 固定端子
42a,42b,48,57a,57b,58 固定部
43,49 リード部
44 板ばね部
44a,44b 枝部
60 ベース部
50a,50b 接触部
130 プローブ

Claims (4)

  1. 上面部、底面部及び側面部を有し、かつ、棒状のプローブが上側から挿入される穴が該上面部に設けられている本体と、
    前記本体に固定されている固定端子と、
    前記側面部に設けられている引き出し部、該引き出し部に対して前記本体に向かって折り曲げられると共に、前記本体に固定される固定部、及び、該引き出し部に対して折り曲げられることにより前記固定端子に向かって延在すると共に、該固定端子に対して下側から接触している板ばね部を含む可動端子と、
    を備えており、
    前記本体は、下ケース、及び、該下ケース上に重ねられる上ケースを含んでおり、
    前記固定部は、前記上ケース及び前記下ケースにより挟まれることによって前記本体に固定されており、
    前記固定部と前記板ばね部とは、前記側面部に設けられている前記引き出し部のみを介して繋がっており、かつ、前記下ケースにおける前記上ケースと対向する面上において繋がっておらず、
    前記板ばね部は、前記プローブによって下側に押されることによって、前記固定端子から離れること、
    を特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記板ばね部は、前記上ケースと前記下ケースとの間において前記固定端子に向かって延在していると共に、上側に向かって突出するように湾曲しており、
    前記板ばね部の先端は、前記下ケースに接触しており、かつ、該板ばね部が前記プローブによって下側に押されることによって、該下ケース上を摺動すること、
    を特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記固定部は、前記引き出し部と前記板ばね部との間には設けられておらず、前記上ケースの第1の平面及び該第1の平面と対向する前記下ケースの第2の平面により挟まれていること、
    を特徴とする請求項2に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記板ばね部は、前記固定端子が間に位置するように枝分かれしており、該固定端子に対して下側から接触している複数の枝部を有し、かつ該板ばね部の先端から前記引き出し部との接続部分までの間の全体にわたって中央部が膨らむように湾曲していること、
    を特徴とする請求項2に記載の同軸コネクタ。
JP2015174676A 2015-09-04 2015-09-04 同軸コネクタ Active JP6024802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015174676A JP6024802B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 同軸コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015174676A JP6024802B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 同軸コネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013022988A Division JP5964259B2 (ja) 2013-02-08 2013-02-08 同軸コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015216134A true JP2015216134A (ja) 2015-12-03
JP6024802B2 JP6024802B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=54752814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015174676A Active JP6024802B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 同軸コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6024802B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220131305A1 (en) * 2020-10-27 2022-04-28 Foxconn (Kunshan) Computer Connector Co., Ltd. Electrical connector including a movable terminal having first and second beams

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283998A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸コネクタ用レセプタクル
JP2002359039A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Murata Mfg Co Ltd 同軸コネクタ及び通信装置
WO2009157220A1 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 株式会社村田製作所 同軸コネクタ
US20100227481A1 (en) * 2009-03-09 2010-09-09 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Coaxial connector with a new type of contact
JP2012248315A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Smk Corp スイッチ付き同軸コネクタ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283998A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸コネクタ用レセプタクル
JP2002359039A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Murata Mfg Co Ltd 同軸コネクタ及び通信装置
WO2009157220A1 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 株式会社村田製作所 同軸コネクタ
US20100227481A1 (en) * 2009-03-09 2010-09-09 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Coaxial connector with a new type of contact
JP2012248315A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Smk Corp スイッチ付き同軸コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220131305A1 (en) * 2020-10-27 2022-04-28 Foxconn (Kunshan) Computer Connector Co., Ltd. Electrical connector including a movable terminal having first and second beams
US11799231B2 (en) * 2020-10-27 2023-10-24 Foxconn (Kunshan) Computer Connector Co., Ltd. Electrical connector including a movable terminal having first and second beams

Also Published As

Publication number Publication date
JP6024802B2 (ja) 2016-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5964259B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4442719B2 (ja) 同軸コネクタ
JP5835491B2 (ja) 同軸コネクタ
JP5615157B2 (ja) コネクタ及びそれに用いるコンタクト
EP3196989A1 (en) Coaxial connector equipped with floating mechanism
WO2014013834A1 (ja) 同軸コネクタ
JP5804204B2 (ja) 同軸コネクタ
JP6024802B2 (ja) 同軸コネクタ
US9312621B2 (en) Coaxial connector having a static terminal and a movable terminal
JP2011198627A (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
US20100255733A1 (en) Electrical contact having an upper contact with a thickened base portion
US9502835B2 (en) Electrical connector having a movable terminal and a static terminal
CN113491037B (zh) 多极连接器组件以及电路基板连接构造
JP2015125963A (ja) 同軸コネクタ装置
JP2013105656A (ja) 同軸コネクタ
JP2009187899A (ja) スイッチ付きコネクタ
JP2019003890A (ja) スイッチ装置
JP2015201352A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6024802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150