JP2019003890A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂部の厚みの低減を図りつつ、可動接点と固定接点との間に比較的高い接触圧を確保すること。【解決手段】第1金属部材に形成される第1接続端子と、第2金属部材に形成され、第1方向で第1接続端子から離れた第2接続端子と、第1金属部材に形成され、片持ち梁状に第1方向で第2接続端子の第2基部に向かう側に延在し、弾性を有し、かつ第1方向に垂直な第2方向の第1側に押下げ可能な可動接点と、第2金属部材に形成され、第1方向で第1接続端子の第1基部に向かう側に延在し、かつ可動接点の先端部に第2方向で当接することで可動接点を弾性変形状態で保持する固定接点と、可動接点及び固定接点が露出する態様で第1金属部材の第1基部を含む一部及び第2金属部材の第2基部を含む一部を樹脂材料で内包する樹脂部と、第1金属部材及び第2金属部材のうちの少なくともいずれか一方に形成され、第1方向で第1接続端子と第2接続端子との間の領域に延在し、かつ樹脂部に内包される補強部とを含む、スイッチ装置が開示される。【選択図】図7B

Description

本開示は、スイッチ装置に関する。
筐体の内部空間において、一方の側面から他方へ向かって突出する片持ち梁状の板バネ(可動接点)の先端が、他方の側面の対向する位置に配置された接点(固定接点)に接触するB接点(ノーマルクローズ)構造のスイッチ装置が知られている。
実開昭58-8813号公報 実開昭63-159225号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、可動接点及び固定接点をそれぞれ形成する各金属部材を樹脂部で一体化した場合、樹脂部の厚みの低減を図りつつ、可動接点と固定接点との間に比較的高い接触圧を確保することが難しい。可動接点と固定接点との間の接触圧を高くすると、クローズ時の接触安定性が高まる反面、反力に起因して樹脂部にかかる力が大きくなる。このような樹脂部にかかる力の増加は、樹脂部の厚みの低減を図る際の障害となる。
そこで、1つの側面では、本発明は、樹脂部の厚みの低減を図りつつ、可動接点と固定接点との間に比較的高い接触圧を確保することを目的とする。
1つの側面では、第1金属部材と第2金属部材とを含むノーマルクローズ型のスイッチ装置であって、
前記第1金属部材に形成される第1接続端子と、
前記第2金属部材に形成され、第1方向で前記第1接続端子から離れた第2接続端子と、
前記第1金属部材に形成され、片持ち梁状に前記第1方向で前記第2接続端子の第2基部に向かう側に延在し、弾性を有し、かつ前記第1方向に垂直な第2方向の第1側に押下げ可能な可動接点と、
前記第2金属部材に形成され、前記第1方向で前記第1接続端子の第1基部に向かう側に延在し、かつ前記可動接点の先端部に前記第2方向で当接することで前記可動接点を弾性変形状態で保持する固定接点と、
前記可動接点及び前記固定接点が露出する態様で前記第1金属部材の前記第1基部を含む一部及び前記第2金属部材の前記第2基部を含む一部を樹脂材料で内包する樹脂部と、
前記第1金属部材及び前記第2金属部材のうちの少なくともいずれか一方に形成され、前記第1方向での前記可動接点の延在範囲と前記第1方向での前記固定接点の延在範囲のうちの少なくともいずれか一方と重なる範囲で前記第1方向に延在し、かつ前記樹脂部に内包される補強部とを含む、スイッチ装置が提供される。
1つの側面では、本発明によれば、樹脂部の厚みの低減を図りつつ、可動接点と固定接点との間に比較的高い接触圧を確保することが可能となる。
一実施例によるスイッチ装置1を示す斜視図である。 スイッチ装置1の分解斜視図である。 スイッチ装置1の側面図である。 クローズ状態における可動接点20と固定接点30との関係を示す模式図である。 オープン状態における可動接点20と固定接点30との関係を示す模式図である。 第1金属部材100の斜視図である。 第2金属部材200の斜視図である。 樹脂破損抑制機能の説明図である。 樹脂破損抑制機能の説明図である。 スイッチ装置1の製造途中の各状態を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例によるスイッチ装置1を示す斜視図である。図2は、スイッチ装置1の分解斜視図である。図3は、スイッチ装置1の側面図である。
図1には、直交する3軸X,Y,Zが定義されている。また、Z軸等には、それぞれの側がZ1,Z2で示される。Z方向(第2方向の一例)は、スイッチ装置1の厚み方向に対応し、以下では、説明上、Z1側を"上側"とする。図2には、プロジェクション3が透視で示されている。
スイッチ装置1は、第1接続端子11と、第2接続端子12とを含む。スイッチ装置1は、ノーマルクローズ型であり、第1接続端子11及び第2接続端子12は、常態で導通している。第1接続端子11及び第2接続端子12は、外部回路(図示せず)に電気的に接続される。例えば、スイッチ装置1は、基板上に実装され、第1接続端子11及び第2接続端子12は、それぞれ、基板上の配線に電気的に接続される。
スイッチ装置1は、図2に示すように、第1金属部材100と、第2金属部材200とを含む。
第1金属部材100は、例えば板金部材である。第1金属部材100には、第1接続端子11、可動接点20、及び、後述の第1補強部50(図5参照)が形成される。
可動接点20は、第1接続端子11から片持ち梁状にX方向(第1方向の一例)に延在する。可動接点20は、第2接続端子12の第2基部12a(図6や図7A参照)に向かう側(X2側)に延在する。尚、「X方向に延在する」とは、必ずしもX方向に平行に延在することを意味せず、Z方向やY方向の成分を有しつつX方向に延在する態様を含む。また、第2接続端子12の第2基部12aとは、第2接続端子12の根元に係る部位であって樹脂部40で覆われる部位を指す。
可動接点20は、弾性を有し、弾性変形することで第1接続端子11に対して可動である。可動接点20は、X方向の長さが比較的長く、それ故に、有意な弾性を有する。可動接点20は、下側(第1側の一例)に押下げ可能である。可動接点20は、弾性変形した状態で、先端部(自由端)が固定接点30の下側表面にZ方向に当接する。このようにして、可動接点20は、固定接点30により上側への変位が拘束される態様で、弾性変形した状態で保持される。
第2金属部材200は、例えば板金部材である。第2金属部材200には、第2接続端子12、固定接点30、及び、後述の第2補強部60(図5参照)が形成される。
固定接点30は、第2接続端子12からX方向で第1接続端子11の第1基部11a(図5や図7A参照)に向かう側に延在する。固定接点30は、X方向の長さが比較的短く、それ故に、有意な弾性を有さない。固定接点30は、上述のように、可動接点20の先端部にZ方向で当接することで可動接点20を弾性変形状態で保持する。尚、第1接続端子11の第1基部11aとは、第1接続端子11の根元に係る部位であって樹脂部40で覆われる部位を指す。
スイッチ装置1は、図2に示すように、第1金属部材100と第2金属部材200とを一体化する樹脂部40を含む。
樹脂部40は、可動接点20及び固定接点30が露出する態様で第1金属部材100の第1基部11aを含む一部及び第2金属部材200の第2基部12aを含む一部を樹脂材料で内包する。樹脂部40に内包される第1金属部材100の部位は、第1基部11aの他、X方向で第1接続端子11の第1基部11aと可動接点20の間の部位や、後述の第1補強部50を含む。樹脂部40に内包される第2金属部材200の部位は、第2基部12aの他、X方向で第2接続端子12の第2基部12aと固定接点30の間の部位や、後述の第2補強部60を含む。
樹脂部40に内包される第1金属部材100の一部と第2金属部材200の一部とは、互いに電気的に絶縁される。即ち、樹脂部40は、第1金属部材100及び第2金属部材200の間の電気的な絶縁(可動接点20と固定接点30との間以外での電気的な絶縁)を保ちつつ、第1金属部材100と第2金属部材200とを一体化する。
樹脂部40は、上面視(Z方向に視たビュー)で中央部に、Z方向に貫通する空洞41を形成する。空洞41には、可動接点20が延在するとともに、固定接点30が配置される。換言すると、樹脂部40は、上面視で、可動接点20及び固定接点30を囲繞する態様で形成される。このようにして、樹脂部40が空洞41を有することで(即ち上下方向に開口することで)、スイッチ装置の上部と下部を樹脂で覆う場合に比べて、樹脂部40の厚み及びそれに伴いスイッチ装置1の厚みの低減を図ることができる。即ち、スイッチ装置の上部と下部を樹脂で覆う場合に比べて、上部と下部の肉厚分だけ厚みを低減できる。
スイッチ装置1は、図2に示すように、更に、トップフィルム2(フィルム部材の一例)と、プロジェクション3と、ボトムフィルム4とを含む。
トップフィルム2は、樹脂部40の上側で空洞41を塞ぐ。即ち、トップフィルム2は、空洞41の上側を密閉する。これにより、スイッチ装置1の薄型を保ちつつ、固定接点30と可動接点20の接触位置に異物が入らなくなり、電気的接続がより安定化する。尚、トップフィルム2は、プロジェクション3が設けられる部位を中心としてその周囲が若干上方に突状に膨らむ形態であってよい。
プロジェクション3は、トップフィルム2の下側表面に設けられる。これにより、確実に可動接点20をプロジェクション3を介して押下することができ、可動接点20と固定接点30との電気的な接続状態をより確実に切り替えることができる。また、組み込み時の位置ずれによる感触変化を抑制でき、端押しや斜め押しに対しても安定した操作性を確保できる。
ボトムフィルム4は、樹脂部40の下側で空洞41を塞ぐ。即ち、ボトムフィルム4は、空洞41の下側を密閉する。これにより、スイッチ装置1の薄型を保ちつつ、固定接点30と可動接点20の接触位置に異物が入らなくなり、電気的接続がより安定化する。
図4Aは、スイッチ装置1のクローズ状態における可動接点20と固定接点30との関係を示す模式図である。図4Bは、スイッチ装置1のオープン状態における可動接点20と固定接点30との関係を示す模式図である。図4A及び図4Bは、スイッチ装置1の側面視で、可動接点20と固定接点30との関係を非常に模式的に示す。
クローズ状態では、上述のように、固定接点30は、可動接点20を弾性変形させた状態で保持する。このため、可動接点20は、図4Aに示すように、固定接点30を弾性力F2で押圧し、弾性力F2が、可動接点20と固定接点30との間の接触圧を決める。弾性力F2を高めることは、クローズ時の接触安定性が高まる観点からは有効である。例えば、弾性力F2は、0.5N程度に設定されてよい。
オープン状態では、図4Bに示すように、可動接点20は、固定接点30から下方へと離反する。オープン状態は、ユーザによる下側への押下げ力F1により実現される。即ち、ユーザが可動接点20を押し下げると、押下げ力F1が弾性力F2に打ち勝つことで、可動接点20が押下げられる。これにより、可動接点20と固定接点30との間の電気的な接続状態が解除され、オープン状態となる。
次に、図5及び図6を参照して、第1補強部50及び第2補強部60を説明する。図5は、第1金属部材100の斜視図である。図6は、第2金属部材200の斜視図である。
第1補強部50及び第2補強部60は、X方向での可動接点20の延在範囲とX方向での固定接点30の延在範囲のうちの少なくともいずれか一方と重なる範囲で延在しかつ樹脂部40に内包されることで、後述のように樹脂部40の割れなどの破損を抑制する機能(以下、「樹脂破損抑制機能」と称する)を有する。尚、X方向での可動接点20の延在範囲とX方向での固定接点30の延在範囲のうちの少なくともいずれか一方と重なる範囲で延在することは、X方向で可動接点20の基部(根本)と第2接続端子12の基部(根本)との間の領域に延在することと等価である。後述のように、第1補強部50及び第2補強部60は、必ずしも、X方向で可動接点20の基部(根本)と第2接続端子12の基部(根本)との間の領域の全体にわたり延在する必要はなく、一部にわたり延在する態様であってもよい。
具体的には、第1補強部50は、図5に示すように、第1接続端子11から片持ち梁状にX方向に延在する。第1補強部50は、可動接点20と同様、固定接点30に向かう側に延在する。第1補強部50は、好ましくは、図5に示すように、樹脂破損抑制機能を高めるために、固定接点30付近まで(第2補強部60の根元まで)延在する。また、第1補強部50は、好ましくは、図5に示すように、樹脂破損抑制機能のY方向のバランスを保つために、Y方向の両側に設けられる。即ち、第1補強部50は、対をなす態様で、Y方向で可動接点20の両側に設けられる。
尚、図5に示す例では、第1補強部50は、可動接点20と同一の高さに延在する。即ち、第1金属部材100は、第1接続端子11から上側に曲げられており、第1接続端子11よりも上側に第1補強部50及び可動接点20が延在する。
第2補強部60は、図6に示すように、第2接続端子12から片持ち梁状にX方向に延在する。第2補強部60は、可動接点20に向かう側に延在する。第2補強部60は、好ましくは、図6に示すように、樹脂破損抑制機能を高めるために、第1補強部50の根元まで延在する。また、第2補強部60は、好ましくは、図6に示すように、樹脂破損抑制機能のY方向のバランスを保つために、Y方向の両側に設けられる。即ち、第2補強部60は、対をなす態様で、Y方向で可動接点20の両側に設けられる。
第2補強部60は、好ましくは、樹脂破損抑制機能を高めるために、第1補強部50とY方向の位置が同じである。即ち、第2補強部60は、好ましくは、樹脂破損抑制機能を高めるために、上面視で重なる。第2補強部60は、第1補強部50と同一の幅(Y方向の幅)で形成されてもよい。第2補強部60は、第1補強部50の下側に延在する。
次に、図7A及び図7Bを参照して、第1補強部50及び第2補強部60による樹脂破損抑制機能を説明する。
図7Aは、クローズ状態における可動接点20を通るY方向の断面を示し、第1補強部50及び第2補強部60については透視で示す。図7Bは、クローズ状態における第1補強部50及び第2補強部60を通るY方向の断面を示し、可動接点20については透視で示す。
図7Aに示すように、クローズ状態では、上述のように、固定接点30は、可動接点20を弾性変形させた状態で保持する。このため、可動接点20は、図7Aに示すように、固定接点30を弾性力F2で押圧する。この結果、固定接点30は、図7Aにて力F3で示すように、樹脂部40を上側に押圧する。また、可動接点20は、図7Aにて力F4で示すように、樹脂部40を下側に押圧する。このような力F3、F4は、樹脂部40の割れなどの破損の原因となり得る。
この点、本実施例によれば、図7Bに示すように、第1補強部50及び第2補強部60が設けられるので、力F3、F4が相殺され、樹脂部40の割れなどの破損を抑制できる。具体的には、第1補強部50は、図7Bに模式的に示すように、力F4に対応する力F5を、樹脂部40における固定接点30付近に下向きに付与できる。これにより、樹脂部40における固定接点30付近においてトータルとして樹脂部40にかかる力が低減され、樹脂部40の割れなどの破損を抑制できる。同様に、第2補強部60は、図7Bに模式的に示すように、力F3に対応する力F6を、樹脂部40における可動接点20の根元付近に上向きに付与できる。すなわち、上方から平面視したときに、第1補強部50と第2補強部60とが重なるとともに、第1補強部50が第2補強部60の上方に配置されているため、第1補強部50に働く下向きの力である力F5を下方に配置された第2補強部60が受け、第2補強部60に働く上向きの力である力F6を上方に配置された第1補強部50が受ける構造となっている。これにより、樹脂部40における可動接点20の根元付近においてトータルとして樹脂部40にかかる力が低減され、樹脂部40の割れなどの破損を抑制できる。
次に、図8を参照して、スイッチ装置1の製造方法を概説する。
図8は、スイッチ装置1の製造途中の各状態を概略的に示す図である。図8では、矢印に沿って製造工程が進む。
図8に示すように、まず、第1工程に示すように、第2金属部材200がプレス成形され、ついで、第2工程に示すように、第2金属部材200をインサート成形することによって、第2金属部材200の周囲に一部を除いて第1樹脂部401が成形される。ここで、第2金属部材200と第1樹脂部401とが一体となったものを1次成形部材と呼ぶ。第1樹脂部401は、第2補強部60の大部分を内包し、かつ、固定接点30を露出させる態様で形成される。次いで、第3工程に示すように、第1樹脂部401上に、第1金属部材100をセットする。この際、第1補強部50と第2補強部60とが重なる位置となるように、第1補強部50は第2補強部60に対応する箇所の第1樹脂部401の上に載せてセットされている。これにより、第1樹脂部401は、第1補強部50と第2補強部60との間が接触しないように、第1金属部材100と第2金属部材200との間の位置関係を定める機能を果たす。また、可動接点20の先端部は固定接点30の上側に載せて配置されている。次いで、第4工程に示すように、第1金属部材100と1次成形部材とをインサート成形することによって、第1金属部材100の周囲に第2樹脂部402が成形される。この時、第1金属部材100、第2樹脂部402および1次成形部材は一体になっている。第2樹脂部402は、第1補強部50を内包し、第2補強部60の露出部を内包し、かつ、可動接点20を露出させる態様で形成される。第2樹脂部402が第2補強部60の露出部にも形成されることで、第1樹脂部401と第2樹脂部402との間の接合面積が増加し、第1樹脂部401と第2樹脂部402との間の結合が強固となる。次いで、第5工程に示すように、可動接点20を固定接点30の下方へとはめ込む。その後、図示は省略するが、トップフィルム2等が取り付けられて、スイッチ装置1が完成する。
一度のインサート成形で第1金属部材100と第2金属部材200との周りに樹脂部を成形させる場合には、流れる成形樹脂材の圧力により第1補強部50と第2補強部60とが動き、最悪の場合、第1補強部50と第2補強部60とが接触した状態で成形される恐れがあった。
上記の製造工程では1次成形部材を形成したあとに、1次成形部材とともに第1金属部材100をインサート成形しているので、第1補強部50と第2補強部60とが接触した状態で成形されることはなくなる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、好ましい例として、第1補強部50及び第2補強部60は、Y方向の両側に対で設けられるが、Y方向の一方側だけに設けられてもよい。また、第1補強部50及び第2補強部60のうちの一方だけが設けられてもよい。また、第1補強部50及び第2補強部60は、好ましい例として、互いの根元付近まで延在するが、かかる長さに比べて有意に短い長さであってもよい。
また、上述した実施例では、第1接続端子11及び第2接続端子12は、樹脂部40のX方向両側で樹脂部40からX方向に露出されているが、これに限られない。例えば、第1接続端子11及び第2接続端子12は、樹脂部40のX方向両側で樹脂部40からY方向に露出されてもよい。
1 スイッチ装置
2 トップフィルム
3 プロジェクション
4 ボトムフィルム
11 第1接続端子
12 第2接続端子
20 可動接点
30 固定接点
40 樹脂部
41 空洞
50 第1補強部
60 第2補強部
100 第1金属部材
200 第2金属部材
401 第1樹脂部
402 第2樹脂部

Claims (7)

  1. 第1金属部材と第2金属部材とを含むノーマルクローズ型のスイッチ装置であって、
    前記第1金属部材に形成される第1接続端子と、
    前記第2金属部材に形成され、第1方向で前記第1接続端子から離れた第2接続端子と、
    前記第1金属部材に形成され、片持ち梁状に前記第1方向で前記第2接続端子の第2基部に向かう側に延在し、弾性を有し、かつ前記第1方向に垂直な第2方向の第1側に押下げ可能な可動接点と、
    前記第2金属部材に形成され、前記第1方向で前記第1接続端子の第1基部に向かう側に延在し、かつ前記可動接点の先端部に前記第2方向で当接することで前記可動接点を弾性変形状態で保持する固定接点と、
    前記可動接点及び前記固定接点が露出する態様で前記第1金属部材の前記第1基部を含む一部及び前記第2金属部材の前記第2基部を含む一部を樹脂材料で内包する樹脂部と、
    前記第1金属部材及び前記第2金属部材のうちの少なくともいずれか一方に形成され、前記第1方向での前記可動接点の延在範囲と前記第1方向での前記固定接点の延在範囲のうちの少なくともいずれか一方と重なる範囲で前記第1方向に延在し、かつ前記樹脂部に内包される補強部とを含む、スイッチ装置。
  2. 前記補強部は、前記第1金属部材に形成されかつ片持ち梁状に前記第1方向で前記第2接続端子の前記第2基部に向かう側に延在する第1補強部と、前記第2金属部材に形成され前記第1補強部よりも前記第2方向の前記第1側にかつ片持ち梁状に前記第1方向で前記第1接続端子の前記第1基部に向かう側に延在する第2補強部とを含み、
    前記第1補強部と前記第2補強部は、前記第2方向に視て少なくとも一部が重なる、請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記第1補強部及び前記第2補強部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方に垂直な第3方向で前記可動接点を挟む態様で、それぞれ対で設けられる、請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記第1補強部は、前記第2補強部の根元部まで延在し、
    前記第2補強部は、前記第1補強部の根元部まで延在する、請求項2又は3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記樹脂部は、前記第2方向に視て中央部に、前記第2方向に貫通しかつ前記可動接点が延在する空洞を形成する、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記樹脂部における前記第2方向の前記第1側とは逆の第2側に設けられ、前記空洞を塞ぐフィルム部材を更に含む、請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記第2方向で前記フィルム部材と前記可動接点との間に設けられるプロジェクションを更に含む、請求項6に記載のスイッチ装置。
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