JP2015215399A - 投写用レンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写用レンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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智之 馬場
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由紀子 永利
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正直 川名
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賢 天野
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Akiko Nagahara
暁子 永原
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Abstract

【課題】複合非球面レンズを含みコストおよび良好な光学性能に有利な構成を実現しながら、近年要望されている高輝度の投写型表示装置に使用可能な耐熱性を備えた投写用レンズ、およびこの投写用レンズを具備する投写型表示装置を実現する。【解決手段】投写用レンズは、ガラスレンズLGの面に樹脂層LPが形成され、この樹脂層LPの空気接触面側のレンズ面が非球面形状をなす複合非球面レンズを含む。樹脂層のガラス転移温度をTgとし、その単位を℃としたとき、少なくとも1つの樹脂層のTgは150<Tg<280である。また、この少なくとも1つの樹脂層について所定の条件式を満足するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、投写用レンズおよび投写型表示装置に関し、例えば、ライトバルブにより形成される原画像をスクリーン上に拡大投写するのに好適な投写用レンズおよびこれを用いた投写型表示装置に関するものである。
従来、プレゼンテーション等の際、液晶表示素子やDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス:登録商標)等のライトバルブの画像表示面に表示した画像を投写用レンズによりスクリーン上に拡大投写する投写型表示装置(プロジェクター)が用いられている。画像を投写した際、スクリーン上の拡大投写像の輪郭が歪んでいないこと、および拡大投写像の周辺部で色ズレがないことが好ましく、そのためには投写用レンズには歪曲収差や倍率色収差が良好に補正され、高解像であることが求められる。また、小型化、軽量化、低コスト化の観点から、要求仕様と要求性能を満足した上で投写用レンズのレンズ構成枚数を極力少なくすることが求められる。さらに、近年では短い投写距離で大きな画面サイズが求められる場面が多いことから広角の投写用レンズの需要が増加している。これらの要望を満たすために収差補正効果が高い非球面レンズを用いた投写用レンズが提案されている(例えば、下記特許文献1〜4参照)。
特開2002−072094号公報 特許第3487468号公報 特開2005−084352号公報 特許第4060075号公報
非球面レンズとしては、ガラスレンズのレンズ面を非球面形状に成形したレンズ(以下、ガラス非球面レンズという)、プラスチックレンズのレンズ面を非球面形状に成形したレンズ(以下、プラスチック非球面レンズという)、ガラスレンズのレンズ面に薄い樹脂層を形成し、この樹脂層の空気接触面側のレンズ面を非球面としたレンズ(以下、複合非球面レンズという)がある。しかし、ガラス非球面レンズは高コストであり、プラスチック非球面レンズは温度変化による性能変化がガラスレンズに比べて大きいという不都合がある。複合非球面レンズは、一般にはガラス非球面レンズよりも安価に作製でき、プラスチック非球面レンズよりも温度変化による性能変化が小さいが、樹脂層を含むため高温になる使用状態では注意が必要である。
通常、投写型表示装置においては、光利用効率を良くするため照明光学系の射出瞳位置と投写用レンズの縮小側瞳位置とは実質的に一致するように構成される。このような構成では、投写用レンズの主光線と光軸との交点またはその近傍が、照明光学系で用いられるインテグレーターによって生成される2次光源と共役な位置となり高温になりやすいため、このような位置にレンズを配置する場合は、耐熱性に優れた材質を選択することが必要である。また、近年では、より高輝度の投写型表示装置が求められており、そのために従来より高輝度の光源が用いられ、このような高輝度の投写型表示装置の内部では、上述した主光線と光軸との交点とその近傍以外でも高温になる可能性がある。
高温になる位置に耐熱性を考慮していないプラスチック非球面レンズや複合非球面レンズを配置すると、高温により性能変化が生じるだけではなく、これらのレンズが変質する虞があり、投写用レンズの投写性能を損なう虞がある。上記特許文献1〜3には、複合非球面レンズを用いた投写用レンズが記載されているが、いずれも温度変化や耐熱性を考慮した記載は無い。上記特許文献4には、正、負それぞれの面屈折力を有する2つの複合非球面レンズを用い、プラスチックレンズにおける温度変化による光学特性の変化の問題を緩和することが記載されているが、近年要望されている高輝度の投写型表示装置に使用可能な程度の耐熱性に関する記載は無い。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、複合非球面レンズを含みコストおよび良好な光学性能に有利な構成を実現しながら、近年要望されている高輝度の投写型表示装置に使用可能な耐熱性を備えた投写用レンズおよびこの投写用レンズを具備する投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明の投写用レンズは、ガラスレンズの面に樹脂層が形成されこの樹脂層の空気接触面側のレンズ面が非球面形状をなす複合非球面レンズを含み、少なくとも1つの樹脂層について下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とするものである。
150<Tg<280 (1)
ただし、
Tg:樹脂層のガラス転移温度であり、単位は℃
φDa:樹脂層の空気接触面側のレンズ面の有効直径
d:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合はこの交点と樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離であり、この交点が空気中にない場合は光軸方向でこの交点に最も近いレンズ面と樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離
φDs:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合はこの交点の位置での軸上最周辺光線高さの2倍であり、この交点が空気中にない場合は光軸方向でこの交点に最も近いレンズ面の有効直径
であり、ここで、
投写用レンズが変倍光学系の場合はφDa、d、φDsは全系のFナンバーが最小となる変倍状態のものである。
本発明の投写用レンズは、上記条件式(1)に代わり下記条件式(1’)を満足することが好ましい。本発明の投写用レンズは、上記条件式(2)に代わり下記条件式(2’)を満足することが好ましい。
160<Tg<250 (1’)
また、本発明の投写用レンズは、下記条件式(3)〜(6)、(3’)、(5’)、(6’)のいずれか1つ、あるいは任意の組合せを満足することが好ましい。
φDa/φDs<2.5 (3)
φDa/φDs<2.0 (3’)
10<φDP (4)
1≦φDP/φDLmin<2.0 (5)
1≦φDP/φDLmin<1.5 (5’)
0.4<Zr・y/(Fmin・f) (6)
0.45<Zr・y/(Fmin・f) (6’)
ただし、
φDP:樹脂層の空気接触面側のレンズ面の最大有効直径であり、単位はミリメートル
φDLmin:全系で最小のレンズ有効直径
Zr:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は1であり、変倍光学系の場合は変倍比
y:縮小側を像側とした場合の最大像高
Fmin:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系のFナンバーであり、変倍光学系の場合は全系の最小Fナンバー
f:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系の焦点距離であり、変倍光学系の場合は広角端における全系の焦点距離
であり、ここで、
投写用レンズが変倍光学系の場合は、φDPはとりうる値が最大となる変倍状態のものであり、φDLminはとりうる値が最小となる変倍状態のものである。
本発明の投写用レンズが固定焦点光学系の場合は、下記条件式(7)を満足することが好ましく、下記条件式(7’)を満足することがより好ましい。
0.3<Bf/|exP|<1.0 (7)
0.4<Bf/|exP|<1.0 (7’)
ただし、
Bf:最も縮小側のレンズ面から全系の縮小側焦点位置までの光軸上の空気換算距離
exP:全系の縮小側焦点位置から縮小側瞳位置までの距離
である。
本発明の投写型表示装置は、光源と、光源からの光が入射するライトバルブと、ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用レンズとして本発明の投写用レンズとを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明の投写用レンズにおいて、「拡大側」とは、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。また、本発明の投写用レンズにおいて、「縮小側」とは、原画像表示領域側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
なお、本発明の投写用レンズにおける上記「複合非球面レンズ」は、いわゆるハイブリッド非球面レンズ、レプリカ非球面レンズとも称されるものであり、例えば、ガラスレンズの面に成型により薄い樹脂層を形成し、この樹脂層の空気接触面側のレンズ面を非球面としたレンズであって、ガラスレンズと樹脂層とを一体的に構成して全体として1つの非球面レンズとして機能するレンズである。従って、本発明の投写用レンズにおける上記「複合非球面レンズ」は、ガラスレンズと樹脂からなるレンズとを別個に形成して、これらを接合剤により貼り合わせて構成した接合レンズとは異なるものである。
本発明によれば、ガラスレンズと樹脂層からなる複合非球面レンズを含み、その樹脂層に関する所定の条件式を満足するように構成しているため、コストおよび良好な光学性能に有利な構成を実現しながら、近年要望されている高輝度の投写型表示装置に使用可能な耐熱性を備えた投写用レンズ、およびこの投写用レンズを具備する投写型表示装置を提供することができる。
本発明の実施例1の投写用レンズの構成および光線を示す断面図である 図1に示す投写用レンズの部分拡大図である 本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である 本発明の実施例2の投写用レンズの構成および光線を示す断面図であり、上段が広角端状態、下段が望遠端状態のものである 本発明の実施例3の投写用レンズの構成および光線を示す断面図である 本発明の実施例4の投写用レンズの構成および光線を示す断面図である 本発明の実施例5の投写用レンズの構成および光線を示す断面図であり、上段が広角端状態、下段が望遠端状態のものである 本発明の実施例6の投写用レンズの構成および光線を示す断面図である 本発明の実施例7の投写用レンズの構成および光線を示す断面図である 本発明の実施例1の投写用レンズの諸収差図であり、左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例2の投写用レンズの諸収差図であり、上段が広角端状態、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図いずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例3の投写用レンズの諸収差図であり、左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例4の投写用レンズの諸収差図であり、左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例5の投写用レンズの諸収差図であり、上段が広角端状態、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図いずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例6の投写用レンズの諸収差図であり、左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の実施例7の投写用レンズの諸収差図であり、上段が広角端状態、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図いずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である 本発明の別の実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る投写用レンズの断面図を示し、図2に図1の投写用レンズの要部拡大図を示す。図1に示す例は、後述の実施例1の投写用レンズに対応している。また、図3に、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図を示す。
まず、図3を参照しながら、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置について説明する。図3に示す投写型表示装置100は、光源101と、照明光学系102と、ライトバルブとしてのDMD103と、本発明の実施形態にかかる投写用レンズ104とを備えている。光源101より出射された光束は、不図示のカラーホイールによって、3原色光(R、G、B)の各光に時系列的に選択変換され、照明光学系102によって光束の光軸Zと垂直な断面における光量分布の均一化が図られた後、DMD103に入射する。DMD103においては、入射光の色の切り替わりに応じて、その色光用への変調切替が行われる。DMD103により光変調された光は、投写用レンズ104に入射する。照明光学系102の射出瞳位置と投写用レンズ104の入射瞳位置(投写用レンズ104の縮小側瞳位置に対応)とが実質的に一致するように構成されている。投写用レンズ104により、この光変調された光による光学像がスクリーン105上に投写される。
次に、図1、図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る投写用レンズの構成について詳細に説明する。図1、図2では、図の左側を拡大側、右側を縮小側としている。図1、図2には、上側の軸上最周辺光線4a、下側の軸上最周辺光線4b、上側の最軸外最周辺光線5a、下側の最軸外最周辺光線5b、最軸外主光線5cも図示している。なお、最周辺光線は最大光線とも呼ばれるものであり、最軸外主光線は軸外光線のうち最大像高に関する主光線である。また図1では、投写型表示装置に搭載される場合を想定して、平行平面板状のフィルタ2aと、フィルタ2aの縮小側の面に位置するライトバルブの画像表示面1も合わせて図示している。
なお、図1では、フィルタ2aの縮小側の面の位置と画像表示面1の位置とが一致した例を示しているが、必ずしもこれに限定されない。また、図1には、1枚の画像表示面1のみを記載しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色に分離し、各原色用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示可能とする構成にしてもよい。
本発明に係る投写用レンズは、ガラスレンズの少なくとも1面に樹脂層が形成され、この樹脂層の空気接触面側のレンズ面が非球面形状をなす複合非球面レンズを少なくとも1枚含むように構成される。複合非球面レンズを構成するガラスレンズはレンズ面に非球面を有しない球面レンズであることが好ましく、このようにした場合はコスト的に有利となる。
例えば、図1に示す例の投写用レンズは、固定焦点光学系であり、拡大側から順に、レンズL1〜L13の13枚のレンズからなり、そのうち、レンズL3が複合非球面レンズである。図1のレンズL3は、球面レンズであるガラスレンズLGと、ガラスレンズLGの縮小側の面に形成された樹脂層LPとからなる。樹脂層LPは、ガラスレンズと反対側のレンズ面、すなわち空気接触面側のレンズ面である縮小側のレンズ面が非球面形状とされている。
なお、図1では、ガラスレンズの一方の面のみに樹脂層が形成された複合非球面レンズの例を示しているが、本発明に係る複合非球面レンズは、ガラスレンズの両方の面に空気接触面側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層が形成されたものであってもよい。また、本発明に係る複合非球面レンズを構成するガラスレンズは実質的にパワーを持たないレンズであってもよい。
本発明の投写用レンズは、固定焦点光学系、変倍光学系のいずれでもよい。本発明の投写用レンズが固定焦点光学系である場合は、最も拡大側のレンズを本発明に係る複合非球面レンズとすれば、固定焦点光学系の投写用レンズで多く求められる広角レンズ系の実現に有利となる。というのは、最も拡大側のレンズを非球面レンズとすることで広角レンズ系で大きな課題となる歪曲収差の補正に有利になるからである。さらに、広角レンズ系では最も拡大側のレンズは径が大きなレンズとなりやすく、このレンズをガラス非球面レンズではなく複合非球面レンズで構成することでコスト的にも有利になる。本発明の投写用レンズが変倍光学系の場合は、変倍の際に移動するレンズ群が本発明に係る複合非球面レンズを含むように構成すれば、像面湾曲を補正する効果がより高い位置に非球面レンズを配置することができ、より高性能のレンズ系の実現に有利となる。
本発明に係る複合非球面レンズの樹脂層の材質には耐熱性の高い熱硬化型樹脂を用いることが好ましい。本発明に係る複合非球面レンズを構成する少なくとも1つの樹脂層は、下記条件式(1)を満足するものである。
150<Tg<280 (1)
ただし、
Tg:樹脂層のガラス転移温度であり、単位は°C
である。
なお、本発明において、ガラス転移温度Tgは以下のように測定される。まず、樹脂層と同材質の樹脂を製膜して、窒素ガス雰囲気下で高温で熱硬化させることにより、測定用の樹脂層を5mm×30mmのサイズで作製する。この測定用の樹脂層を、25℃、60%RH(relative humidity)で2時間以上調湿した後に動的粘弾性測定装置(バイブロン、DVA−225(アイティー計測制御株式会社製))で、つかみ(把持点)間距離20mm、昇温速度2℃/分、測定温度範囲30℃から200℃、周波数1Hzで粘弾性を測定し、縦軸に対数軸で貯蔵弾性率、横軸に線形軸で単位が℃の温度を取ってプロットする。貯蔵弾性率が固体領域からガラス転移領域へ移行する際に見受けられる貯蔵弾性率の急激な減少を検知し、この温度を境にして、固体領域におけるプロットにより第1の直線を引き、ガラス転移領域におけるプロットにより第2の直線を引き、第1の直線と第2の直線の交点を求める。この交点の温度が、昇温時に貯蔵弾性率が急激に減少し樹脂層が軟化し始める温度であり、これを樹脂層のガラス転移温度Tgとする。
条件式(1)の下限以下とならないように樹脂層の材質を選択することで、近年要望されている高輝度の投写型表示装置に複合非球面レンズを用いた場合でも、光源の熱によって樹脂層が変質したり、変形したりすることによる投写用レンズの解像性能の低下、樹脂層に形成されたコートの劣化を防止することが可能となる。条件式(1)の上限以上とならないように樹脂層の材質を選択することで、温度変化に対して脆くなる材質を回避することができ、度重なる温度変化による樹脂層のひび割れを防止することができる。条件式(1)を満足することで、投写用レンズを近年要望されている高輝度の投写型表示装置に適用した場合でも、光源の熱による投写用レンズの性能劣化を防止することが可能となる。
上記の条件式(1)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(1’)を満足することが好ましい。
160<Tg<250 (1’)
また、本投写用レンズにおいては、本発明に係る複合非球面レンズを構成し、条件式(1)を満足する少なくとも1つの樹脂層は、下記条件式(2)を満足する。
ただし、
φDa:樹脂層の空気接触面側のレンズ面の有効直径
d:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合はこの交点と樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離であり、この交点が空気中にない場合は光軸方向でこの交点に最も近いレンズ面と樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離
φDs:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合はこの交点の位置での軸上最周辺光線高さの2倍であり、この交点が空気中にない場合は光軸方向でこの交点に最も近いレンズ面の有効直径
である。ここで、投写用レンズが変倍光学系の場合はφDa、d、φDsは全系のFナンバーが最小となる変倍状態のものである。
ただし、全系のFナンバーが最小となる状態でφDaが複数の値をとる場合、例えば、開口径が可変の可変絞りを投写用レンズが含む場合等は、本発明においては、全系のFナンバーが最小となる状態でφDaがとりうる最小の値を用いて条件式(2)を算出する。同様に、全系のFナンバーが最小となる状態でφDsが複数の値をとる場合も、φDsがとりうる最小の値を用いて条件式(2)を算出する。また、φDa、d、φDsは投写距離を無限遠とした状態のものとする。最軸外主光線は投写用レンズの絞り位置、拡大側瞳位置、縮小側瞳位置のいずれかに基づき決めることができる。また、レンズ面の有効直径とは、レンズ面における有効光束の直径であり、有効光束は結像に用いられる光束である。後述の樹脂層の最大有効直径、レンズ有効直径についても同様である。
図2に、図1に示す投写用レンズのレンズL3〜L9とこれらを通る光線の部分拡大図を示す。条件式(2)のdに関わる最軸外主光線5cと光軸Zとの交点の位置は光線が密集する位置であり、この位置に近いほど高温になりやすい。また、φDa、φDsは有効直径に関するものであり、φDsに対してφDaが大きいほど、φDsに比べて樹脂層の径は大きなものとなり、最軸外主光線5cと光軸Zとの交点の位置での光線の密集度に比べ樹脂層での光線の密集度は低く高温になりにくいと考えられる。条件式(2)が満足される構成となるように複合非球面レンズを配置することで、コストおよび耐熱性の両方の点で有利な構成とすることができる。すなわち、仮に、上記φDa、dの定義の「樹脂層の空気接触面側のレンズ面」を「非球面レンズの空気接触面側のレンズ面」とし、条件式(2)が満足されるような非球面レンズを配置する構成を考えたとき、この非球面レンズとしてプラスチック非球面レンズでもなくガラス非球面レンズでもなく複合非球面レンズを選択することで、コストおよび耐熱性の両方の点で有利な構成とすることができる。
条件式(2)に関する効果をより高めるためには下記条件式(2’)を満足することが好ましく、さらにより高めるためには下記条件式(2’’)を満足することがさらにより好ましい。
また、この投写用レンズは、上記条件式(1)、(2)を満足する少なくとも1つの樹脂層の上記φDa、φDsに関して、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
φDa/φDs<2.5 (3)
条件式(3)が満足される構成となるように複合非球面レンズを配置することで、コストおよび耐熱性の両方の点で有利な構成とすることができる。
条件式(3)に関する効果をより高めるためには下記条件式(3’)を満足することがより好ましく、さらにより高めるためには下記条件式(3’’)を満足することがさらにより好ましい。
φDa/φDs<2.0 (3’)
φDa/φDs<1.5 (3’’)
また、この投写用レンズは、上記条件式(1)、(2)を満足する少なくとも1つの樹脂層について下記条件式(4)を満足することが好ましい。条件式(4)の下限以下とならないように樹脂層のサイズを設定することで、ガラス非球面レンズを用いる場合に比べてコスト的に有利な構成とすることができる。
10<φDP (4)
ただし、
φDP:樹脂層の空気接触面側のレンズ面の最大有効直径であり、単位はミリメートル
である。ここで、投写用レンズが変倍光学系の場合は、φDPはとりうる値が最大となる変倍状態のものである。
また、この投写用レンズは、上記条件式(1)、(2)を満足する少なくとも1つの樹脂層について下記条件式(5)を満足することが好ましい。
1≦φDP/φDLmin<2.0 (5)
ただし、
φDLmin:全系で最小のレンズ有効直径
である。ここで、投写用レンズが変倍光学系の場合は、φDLminはとりうる値が最小となる変倍状態のものである。なお、条件式(5)のφDPは条件式(4)のφDPと同じである。
φDPはφDLmin以上となるため、条件式(5)の下限は1となる。条件式(5)の上限以上とならないように複合非球面レンズを配置することで、コストおよび耐熱性の両方の点で有利な構成とすることができる。
条件式(5)に関する効果をより高めるためには下記条件式(5’)を満足することがより好ましく、さらにより高めるためには下記条件式(5’’)を満足することがさらにより好ましい。
1≦φDP/φDLmin<1.5 (5’)
1≦φDP/φDLmin<1.35 (5’’)
また、この投写用レンズは、下記条件式(6)を満足することが好ましい。
0.4<Zr・y/(Fmin・f) (6)
ただし、
Zr:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は1であり、変倍光学系の場合は変倍比
y:縮小側を像側とした場合の最大像高
Fmin:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系のFナンバーであり、変倍光学系の場合は全系の最小Fナンバー
f:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系の焦点距離であり、変倍光学系の場合は広角端における全系の焦点距離
である。
条件式(6)の下限以下とならないように構成することで、達成可能な投写用レンズの仕様の難易度が高くなり、本発明のような耐熱性を考慮した複合非球面レンズを使用することが有効となる。条件式(6)を満足することで、本発明のような耐熱性を考慮した複合非球面レンズを用いて利便性の高い仕様の投写用レンズを実現することができる。
条件式(6)に関する効果をより高めるためには下記条件式(6’)を満足することがより好ましい。また、下記条件式(6’’)を満足することが好ましく、条件式(6’’)の上限以上とならないように構成することで、投写用レンズの仕様の難易度が過度に高くなったり、レンズ系が大きくなったりすることを回避できる。
0.45<Zr・y/(Fmin・f) (6’)
0.45<Zr・y/(Fmin・f)<1.50 (6’’)
この投写用レンズが固定焦点光学系である場合は、下記条件式(7)を満足することが好ましい。
0.3<Bf/|exP|<1.0 (7)
ただし、
Bf:最も縮小側のレンズ面から全系の縮小側焦点位置までの光軸上の空気換算距離
exP:全系の縮小側焦点位置から縮小側瞳位置までの距離
である。
条件式(7)の下限以下とならないように構成することで、Bfが短くなりすぎて投写用レンズと照明光が干渉すること、または照明光を効率よく使用できないことを回避できる。条件式(7)の上限以上とならないように構成することで、レンズ系が大きくなったために投写用レンズと照明光が干渉することや高コストになることを回避できる。
条件式(7)の下限に関する効果をより高めるためには下記条件式(7’)を満足することがより好ましく、さらにより高めるためには下記条件式(7’’)を満足することがさらにより好ましい。
0.4<Bf/|exP|<1.0 (7’)
0.45<Bf/|exP|<1.0 (7’’)
また、この投写用レンズは、下記条件式(8)を満足することが好ましい。条件式(8)の上限以上とならないように構成することで、投写用レンズに要求される明るさを満足することができる。
Fmax<4.0 (8)
ただし、
Fmax:投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系のFナンバーであり、変倍光学系の場合は全系の最大Fナンバー
である。
条件式(8)に関する効果をより高めるためには下記条件式(8’)を満足することがより好ましい。
Fmax<3.5 (8’)
なお、照明光の損失を抑えて投写用レンズに照明光を取り込むためには、縮小側の像面の任意の点に集光する光束の断面において、各光束の上側の最周辺光線と下側の最周辺光線の二等分角線と、各光束の主光線とのなす角度が±3°以内であることが好ましい。
また、本発明の目的とする投写用レンズとして適切な仕様を満足するためには、歪曲収差が約±2%以内に抑えられていることが好ましく、投写用レンズが変倍光学系の場合は変倍全域において歪曲収差が約±2%以内に抑えられていることが好ましい。
なお、上述した好ましい構成や可能な構成は、任意の組合せが可能であり、投写用レンズに要望される事項に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。
次に、本発明の投写用レンズの具体的な実施例について説明する。
<実施例1>
実施例1の投写用レンズのレンズ構成図は図1に示したものであるため、ここでは図面の重複説明を省略する。実施例1の投写用レンズは、固定焦点光学系であり、縮小側が非テレセントリックに構成されている。実施例1の投写用レンズは、拡大側から順に、レンズL1〜L13の13枚のレンズから実質的に構成されている。レンズL3が複合非球面レンズであり、レンズL3は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの縮小側の面に形成され縮小側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。
実施例1の投写用レンズの詳細構成を示す数値データを下記表1〜表3に示す。表1に基本レンズデータを示し、表2に非球面係数を示し、表3にd線に関する諸元と可変面間隔の値等を示す。これらの表では、所定の桁でまるめた数値を記載し、長さの単位にはミリメートルを用い、角度の単位には度を用いている。
表1のSiの欄には最も拡大側の構成要素の拡大側の面を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するように構成要素の面に面番号を付した場合のi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示し、Ndjの欄には最も拡大側の構成要素を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm)に関する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線基準のアッベ数を示す。
ただし、曲率半径の符号は、拡大側に凸面を向けた面形状のものを正とし、縮小側に凸面を向けた面形状のものを負としている。基本レンズデータにはフィルタ2aも含めて示している。非球面の面番号には*印を付しており、非球面の曲率半径の欄には近軸の曲率半径の数値を記載している。
表2に、実施例1の各非球面の非球面係数を示す。表2の非球面係数の数値の「E−n」(n:整数)は「×10−n」を意味する。非球面係数は、下式で表される非球面式における各係数KA、Am(mは3以上の整数であり、各非球面により異なる)の値である。
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率
KA、Am:非球面係数
表1では、可変の面間隔は、DD[ ]という記号を用い、[ ]の中にこの間隔の物体側の面番号を付してDiの欄に記入している。実施例1の投写用レンズでは、レンズL7のみを光軸方向に移動させて合焦を行うことが可能であり、レンズL7の拡大側、縮小側の面間隔に相当する表1のDD[11]、DD[13]が合焦の際に変化する可変面間隔となっている。
表3に、投写距離が無限遠の場合、拡大倍率が−143.57の場合それぞれについて、全系の焦点距離f’、最も縮小側のレンズ面から全系の縮小側焦点位置までの光軸上の空気換算距離Bf、FナンバーFNo.、全画角2ω、上記各可変面間隔の値を示す。なお、Bfは縮小側をバック側とした場合のバックフォーカスに相当するものである。Bfは投写距離が無限遠の場合のみ値を示す。また、表3に、全系の縮小側焦点位置から縮小側瞳位置までの距離exPの値を示す。本明細書では、exPの符号は、全系の縮小側焦点位置よりも縮小側瞳位置が拡大側にある場合を負とし、縮小側にある場合を正としている。
図10に左から順に、拡大倍率が−143.57の場合の実施例1の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。図10において、球面収差図では、d線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)に関する収差をそれぞれ実線、長破線、短破線で示し、非点収差図では、サジタル方向、タンジェンシャル方向のd線に関する収差をそれぞれ実線、短破線で示し、歪曲収差図では、d線に関する収差を実線で示し、倍率色収差図では、C線、F線に関する収差をそれぞれ長破線、短破線で示している。球面収差図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるため、以下の実施例の説明では一部重複説明を省略する。また、以下で説明する各実施例の断面図において、図の左側を拡大側、右側を縮小側としている点、上側の軸上最周辺光線4a、下側の軸上最周辺光線4b、上側の最軸外最周辺光線5a、下側の最軸外最周辺光線5b、最軸外主光線5c、画像表示面1も図示している点は実施例1の断面図と同様であるため、以下の実施例の説明では重複説明を省略する。
<実施例2>
図4に、実施例2の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例2の投写用レンズは、拡大側から順に、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5が配列されてなる5群構成のズームレンズであり、縮小側がテレセントリックに構成されている。図4では「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL1〜L4からなり、第2レンズ群G2は拡大側から順にレンズL5〜L7からなり、第3レンズ群G3はレンズL8のみからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL9〜L12からなり、第5レンズ群G5はレンズL13のみからなる。レンズL9が複合非球面レンズであり、レンズL9は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの拡大側の面に形成され拡大側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。なお、図4では、図1に示すフィルタ2aに代わり、プリズムおよびフィルタ等を想定したガラスブロック2bを配置した例を示している。
表4、表5、表6にそれぞれ、実施例2の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。表6に示す各値は投写距離が無限遠の場合のものである。表6では、広角端状態と望遠端状態それぞれについて、f’、Bf、FNo.、2ω、各可変面間隔の値に加え、変倍比Zrも示している。表4、表6では、変倍の際に変化する可変面間隔をDD[ ]という記号を用いて示している。なお、この投写用レンズは縮小側がテレセントリックに構成されているため、表6ではexPの欄に「テレセントリック」と記載している。以下の実施例でも縮小側がテレセントリックのものはexPの欄は同様に記載している。
図11に左から順に、拡大倍率が−105.46の場合の実施例2の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。図11では、「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。
<実施例3>
図5に、実施例3の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例3の投写用レンズは、固定焦点光学系であり、縮小側がテレセントリックに構成されている。実施例3の投写用レンズは、拡大側から順に、レンズL1〜L9の9枚のレンズから実質的に構成されている。レンズL5が複合非球面レンズであり、レンズL5は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの拡大側の面に形成され拡大側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。また、図5では、レンズL4とレンズL5の間に光束径を決める開口3を配置し、最も縮小側のレンズより縮小側にフィルタ2aとガラスブロック2bを配置した例を示している。
表7、表8、表9にそれぞれ、実施例3の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。表7では、開口3に相当する面の面番号の欄には面番号と(AP)という語句を記載している。表9では、拡大倍率が−67.78の場合の各値を示している。また、図12に左から順に、拡大倍率が−67.78の場合の実施例3の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。
<実施例4>
図6に、実施例4の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例4の投写用レンズは、固定焦点光学系であり、縮小側がテレセントリックに構成されている。実施例4の投写用レンズは、拡大側から順に、レンズL1〜L10の10枚のレンズから実質的に構成されている。レンズL7が複合非球面レンズであり、レンズL7は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの縮小側の面に形成され縮小側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。また、図6では、最も縮小側のレンズより縮小側にガラスブロック2bを配置した例を示している。
表10、表11、表12にそれぞれ、実施例4の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。表12では、拡大倍率が−127.28の場合の各値を示している。また、図13に左から順に、拡大倍率が−127.28の場合の実施例4の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。
<実施例5>
図7に、実施例5の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例5の投写用レンズは、拡大側から順に、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5が配列されてなる5群構成のズームレンズであり、縮小側がテレセントリックに構成されている。図7では「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL1〜L2からなり、第2レンズ群G2は拡大側から順にレンズL3〜L4からなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL5〜L6からなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL7〜L10からなり、第5レンズ群G5はレンズL11のみからなる。レンズL1、L7が複合非球面レンズである。レンズL1は、ガラスレンズLG1と、このガラスレンズLG1の縮小側の面に形成され縮小側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LP1とからなる。レンズL7は、ガラスレンズLG2と、このガラスレンズLG2の拡大側の面に形成され拡大側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LP2と、このガラスレンズLG2の縮小側の面に形成され縮小側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LP3とからなる。なお、図7では、最も縮小側のレンズより縮小側にガラスブロック2bを配置した例を示している。
表13、表14、表15にそれぞれ、実施例5の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。表15では実施例5の投写用レンズについて、表6と同様に各値を示している。また、図14に左から順に、拡大倍率が−81.40の場合の実施例5の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。図14では、「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。
<実施例6>
図8に、実施例6の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例6の投写用レンズは、固定焦点光学系であり、縮小側が非テレセントリックに構成されている。実施例6の投写用レンズは、拡大側から順に、レンズL1〜L11の11枚のレンズから実質的に構成されている。レンズL9が複合非球面レンズであり、レンズL9は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの拡大側の面に形成され拡大側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。また、図8では、最も縮小側のレンズより縮小側にフィルタ2aを配置した例を示している。
表16、表17、表18にそれぞれ、実施例6の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。実施例6の投写用レンズでは、レンズL3〜L5を一体的に光軸方向に移動させて合焦を行うことが可能であり、レンズL3の拡大側の面間隔、レンズL5の縮小側の面間隔それぞれに相当する表16のDD[4]、DD[10]が合焦の際に変化する可変面間隔となっている。表18では、投写距離が無限遠の場合、拡大倍率が−148.39の場合それぞれについて、表3と同様に各値を示している。また、図15に左から順に、拡大倍率が−148.39の場合の実施例6の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。
<実施例7>
図9に、実施例7の投写用レンズの構成および光線を示す断面図を示す。実施例7の投写用レンズは、拡大側から順に、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5が配列されてなる5群構成のズームレンズであり、縮小側がテレセントリックに構成されている。図9では「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL1〜L5からなり、第2レンズ群G2は拡大側から順にレンズL6〜L7からなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL8〜L9からなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL10〜L15からなり、第5レンズ群G5はレンズL16のみからなる。レンズL10が複合非球面レンズである。レンズL10は、ガラスレンズLGと、このガラスレンズLGの拡大側の面に形成され拡大側のレンズ面が非球面形状をなす樹脂層LPとからなる。なお、図9では、最も縮小側のレンズより縮小側にガラスブロック2bを配置した例を示している。
表19、表20、表21にそれぞれ、実施例7の投写用レンズの基本レンズデータ、非球面係数、諸元と可変面間隔の値等を示す。実施例7の投写用レンズでは、レンズL4のみを光軸方向に移動させて合焦を行うことが可能である。表19、表21では、合焦または変倍の際に変化する可変面間隔をDD[ ]という記号を用いて示している。表21では、投写距離が無限遠の場合の広角端状態と望遠端状態それぞれ、拡大倍率が−131.84の場合の広角端状態と望遠端状態それぞれについて、各値を示している。また、図16に左から順に、拡大倍率が−131.84の場合の実施例7の投写用レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図を示す。図16では、「WIDE」と付した上段に広角端状態のものを示し、「TELE」と付した下段に望遠端状態のものを示す。
表22に、上記実施例1〜7の上記条件式(1)〜(8)の対応値とそれに関連する値を示す。表22に示す値はd線に関するものである。なお、表22の「実施例5_1」、「実施例5_2」、「実施例5_3」の欄は、実施例5の投写用レンズが有する3つの樹脂層LP1〜LP3にそれぞれ対応している。上記実施例1〜7の投写用レンズは、例えば明るさが3000〜7000ルーメンの高輝度の投写型表示装置に好適に使用可能である。
図3に本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図を示したが、図17に本発明の別の実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図を示す。上記実施例1、6が図3に示す投写型表示装置に好適に使用可能であり、上記実施例2〜5、7が図17に示す投写型表示装置に好適に使用可能である。
図17に示す投写型表示装置200は、本発明の実施形態にかかる投写用レンズ10と、光源20と、各色光に対応したライトバルブとしての透過型表示素子11a〜11cと、色分解のためのダイクロイックミラー12、13と、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14と、コンデンサレンズ16a〜16cと、光路を偏向するための全反射ミラー18a〜18cとを有する。なお、図17では、投写用レンズ10は概略的に図示している。また、光源20とダイクロイックミラー12の間にはインテグレーターが配されているが、図17ではその図示を省略している。
光源20からの白色光は、ダイクロイックミラー12、13で3つの色光光束(G光、B光、R光)に分解された後、それぞれコンデンサレンズ16a〜16cを経て各色光光束にそれぞれ対応する透過型表示素子11a〜11cに入射して光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成された後、投写用レンズ10に入射する。投写用レンズ10は、透過型表示素子11a〜11cにより光変調された光による光学像をスクリーン205上に投写する。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明の投写用レンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数を適宜変更することが可能である。
また、本発明の投写型表示装置は、上記構成のものに限られるものではなく、例えば、用いられるライトバルブや、光束分離または光束合成に用いられる光学部材は、上記構成に限定されず、種々の態様の変更が可能である。
1 画像表示面
2a フィルタ
2b ガラスブロック
3 開口
4a 上側の軸上最周辺光線
4b 下側の軸上最周辺光線
5a 上側の最軸外最周辺光線
5b 下側の最軸外最周辺光線
5c 最軸外主光線
10、104 投写用レンズ
11a〜11c 透過型表示素子
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
20、101 光源
100、200 投写型表示装置
102 照明光学系
103 DMD
104 投写用レンズ
105、205 スクリーン
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L1〜L16 レンズ
LG、LG1、LG2 ガラスレンズ
LP、LP1〜LP3 樹脂層
Z 光軸

Claims (12)

  1. ガラスレンズの面に樹脂層が形成され該樹脂層の空気接触面側のレンズ面が非球面形状をなす複合非球面レンズを含み、
    少なくとも1つの前記樹脂層について下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする投写用レンズ。
    150<Tg<280 (1)
    ただし、
    Tg:前記樹脂層のガラス転移温度であり、単位は℃
    φDa:前記樹脂層の空気接触面側のレンズ面の有効直径
    d:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合は該交点と前記樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離であり、該交点が空気中にない場合は光軸方向で該交点に最も近いレンズ面と前記樹脂層の空気接触面側のレンズ面との光軸上の距離
    φDs:最軸外主光線と光軸との交点が空気中にある場合は該交点の位置での軸上最周辺光線高さの2倍であり、該交点が空気中にない場合は光軸方向で該交点に最も近いレンズ面の有効直径
    であり、ここで、
    前記投写用レンズが変倍光学系の場合はφDa、d、φDsは全系のFナンバーが最小となる変倍状態のものである。
  2. 下記条件式(3)を満足する請求項1記載の投写用レンズ。
    φDa/φDs<2.5 (3)
  3. 下記条件式(4)を満足する請求項1または2記載の投写用レンズ。
    10<φDP (4)
    ただし、
    φDP:前記樹脂層の空気接触面側のレンズ面の最大有効直径であり、単位はミリメートル
    であり、ここで、
    前記投写用レンズが変倍光学系の場合はφDPはとりうる値が最大となる変倍状態のものである。
  4. 下記条件式(5)を満足する請求項1から3のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    1≦φDP/φDLmin<2.0 (5)
    ただし、
    φDP:前記樹脂層の空気接触面側のレンズ面の最大有効直径
    φDLmin:全系で最小のレンズ有効直径
    であり、ここで、
    前記投写用レンズが変倍光学系の場合は、φDPはとりうる値が最大となる変倍状態のものであり、φDLminはとりうる値が最小となる変倍状態のものである。
  5. 下記条件式(6)を満足する請求項1から4のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    0.4<Zr・y/(Fmin・f) (6)
    ただし、
    Zr:前記投写用レンズが固定焦点光学系の場合は1であり、変倍光学系の場合は変倍比
    y:縮小側を像側とした場合の最大像高
    Fmin:前記投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系のFナンバーであり、変倍光学系の場合は全系の最小Fナンバー
    f:前記投写用レンズが固定焦点光学系の場合は全系の焦点距離であり、変倍光学系の場合は広角端における全系の焦点距離
    である。
  6. 前記投写用レンズが固定焦点光学系であり、
    下記条件式(7)を満足する請求項1から5のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    0.3<Bf/|exP|<1.0 (7)
    ただし、
    Bf:最も縮小側のレンズ面から全系の縮小側焦点位置までの光軸上の空気換算距離
    exP:全系の縮小側焦点位置から縮小側瞳位置までの距離
    である。
  7. 少なくとも1つの前記樹脂層について下記条件式(1’)、(2’)を満足する請求項1記載の投写用レンズ。
    160<Tg<250 (1’)
  8. 下記条件式(3’)を満足する請求項2記載の投写用レンズ。
    φDa/φDs<2.0 (3’)
  9. 下記条件式(5’)を満足する請求項4記載の投写用レンズ。
    1≦φDP/φDLmin<1.5 (5’)
  10. 下記条件式(6’)を満足する請求項5記載の投写用レンズ。
    0.45<Zr・y/(Fmin・f) (6’)
  11. 下記条件式(7’)を満足する請求項6記載の投写用レンズ。
    0.4<Bf/|exP|<1.0 (7’)
  12. 光源と、該光源からの光が入射するライトバルブと、該ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用レンズとしての請求項1から11のいずれか1項記載の投写用レンズとを備えた投写型表示装置。
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