JP2015215199A - 自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法 - Google Patents

自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エッジ付近の欠陥又は輝度むらに影響されることなく、正確に自発光材料の幅を計測することが可能な自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法を提供する。
【解決手段】自発光材料画像処理装置は、画像における自発光材料の幅方向に沿って延びる複数の画素列それぞれから、材料の幅方向両方のエッジ位置を検出し、検出された複数の画素列それぞれにおける2つのエッジ位置から、複数の画素列それぞれにおける幅方向長さを取得し、取得された複数の幅方向長さのうち、長さの順位が特定範囲の複数の幅方向長さを選択し、選択された幅方向長さの平均値を、材料の幅として取得する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自発光材料の画像を処理するための自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法に関する。
赤熱した鋼材又はチタン材など、自発光する材料の画像を処理して、自発光材料のエッジ位置を検出し、検出されたエッジ位置から材料の幅を計測することが行われる(例えば、特許文献1及び2参照)。
エッジ位置から材料の幅を計測する簡単な方法は、画像の幅方向に延びる一ラインの画素列から2つのエッジ位置を検出し、これらの間隔を材料の幅とするものである。また、より計測結果を安定させるために、画像中のある領域で幅方向と直交する方向の輝度値を平均化するプロジェクション処理をエッジ検出の前処理として実施することもある。
特開平2001−82929号公報 特開平2004−170363号公報
上述した従来の計測方法では、カメラの感度設定にもよるが、自発光材料のエッジ付近に存在する傷、汚れなどの欠陥、又はエッジ付近の輝度むらによって、エッジ位置が誤検出されることがある。このような場合には、正確に幅を計測することができない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができる自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の自発光材料画像処理装置は、自発光する材料を撮像して得られた画像を処理する自発光材料画像処理装置であって、前記画像における前記材料の幅方向に沿って延びる複数の画素列それぞれから、前記材料の幅方向両方のエッジ位置を検出するエッジ位置検出手段と、前記エッジ位置検出手段によって検出された前記複数の画素列それぞれにおける2つのエッジ位置から、前記複数の画素列それぞれにおける幅方向長さを取得する幅方向長さ取得手段と、前記材料の幅を含む形状に応じて、前記幅方向長さ取得手段によって取得された複数の幅方向長さのうちの一部の幅方向長さを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された幅方向長さの平均値を、前記材料の幅として取得する平均手段と、を備える。
この態様において、前記選択手段は、前記複数の幅方向長さのうち、前記幅方向長さの順位が、前記材料の幅を含む形状に応じて定まる範囲内のものを選択するように構成されていてもよい。
上記態様において、前記自発光材料画像処理装置は、前記画像に対して処理を行い、前記材料の表面に存在する欠陥を検出する欠陥検出手段をさらに備えていてもよい。
また、上記態様において、前記欠陥検出手段は、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さに基づいて、前記材料の幅方向一方側のエッジ位置である第1エッジ位置と、前記材料の幅方向他方側のエッジ位置である第2エッジ位置とを特定し、特定された前記第1エッジ位置及び前記第2エッジ位置に基づいて、前記画像における欠陥検出対象領域を設定するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記欠陥検出手段は、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さのそれぞれに対応する前記幅方向一方側の複数のエッジ位置を平均して前記第1エッジ位置とし、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さのそれぞれに対応する前記幅方向他方側の複数のエッジ位置を平均して前記第2エッジ位置とするように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記欠陥検出手段は、前記第1エッジ位置によって定まる第1エッジ領域と、前記第2エッジ位置によって定まる第2エッジ領域との間の領域を、前記欠陥検出対象領域とするように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記自発光材料画像処理装置は、前記欠陥検出手段とは異なる処理を、前記第1エッジ領域及び前記第2エッジ領域に対して行うエッジ領域処理手段をさらに備えていてもよい。
また、上記態様において、前記エッジ領域処理手段は、前記第1エッジ領域及び前記第2エッジ領域における欠陥を検出するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記自発光材料画像処理装置は、前記欠陥検出手段によって検出された欠陥のうち、欠陥を抽出するために設定された抽出領域から外れる欠陥を除外して、前記抽出領域に含まれる欠陥を抽出する欠陥抽出手段をさらに備えていてもよい。
また、上記態様において、前記エッジ位置検出手段は、幅方向一方側端から他方側に向けて画素列を走査して、前記材料の幅方向両側のエッジ位置を検出するように構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記エッジ位置検出手段は、幅方向一方側端から他方側に向けて画素列を走査して、前記材料の幅方向一方側のエッジ位置を検出し、幅方向他方側端から一方側に向けて前記画素列を走査して、前記材料の幅方向他方側のエッジ位置を検出するように構成されていてもよい。
また、本発明の一の態様の自発光材料画像処理方法は、自発光する材料を撮像して得られた画像を処理する自発光材料画像処理方法であって、前記画像における前記材料の幅方向に沿って延びる複数の画素列それぞれから、前記材料の幅方向両方のエッジ位置を検出するステップと、検出された前記複数の画素列それぞれにおける2つのエッジ位置から、前記複数の画素列それぞれにおける幅方向長さを取得するステップと、前記材料の幅を含む形状に応じて、取得された複数の幅方向長さのうちの一部の幅方向長さを選択するステップと、選択された幅方向長さの平均値を、前記材料の幅として取得するステップと、を有する。
本発明に係る自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法によれば、エッジ付近の欠陥又は輝度むらに影響されることなく、正確に自発光材料の幅を計測することが可能となる。
実施の形態1に係る自発光材料画像処理装置が設置された製造設備の概略構成を示す模式図。 実施の形態1に係る自発光材料画像処理装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る自発光材料画像処理装置による画像処理の手順を示すフローチャート。 実施の形態1に係るエッジ検出処理を説明する模式図。 鋼板の場合におけるステップS107の処理を説明する模式図。 鋼板の場合におけるステップS108の処理を説明する模式図。 鉄筋バーの場合におけるステップS107の処理を説明する模式図。 鉄筋バーの場合におけるステップS108の処理を説明する模式図。 実施の形態2に係る自発光材料画像処理装置による画像処理の手順を示すフローチャート。 実施の形態2に係るエッジ検出処理を説明する模式図。 従来手法と本手法との計測結果を比較するグラフ。 従来手法と本手法との計測結果を比較するグラフ。 エッジ領域を除外した場合に欠陥状のものとして得られた画像の一例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
[自発光材料画像処理装置の構成]
図1は、本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置が設置された製造設備の概略構成を示す模式図である。自発光材料画像処理装置1は、圧延等の工程において、赤熱した鋼材又はチタン材等の金属材料である自発光材料Sの表面検査を行うものである。自発光材料画像処理装置1は、自発光材料Sの上方に配置されたCCDカメラ200に接続されている。CCDカメラ200は、自発光材料Sを撮像し、それによって得られた画像を自発光材料画像処理装置1へ出力する。
図2は、自発光材料画像処理装置1の構成を示すブロック図である。自発光材料画像処理装置1は、コンピュータ10によって実現される。図2に示すように、コンピュータ10は、本体11と、表示部13と、入力部12とを備えている。本体11は、CPU111、ROM112、RAM113、ハードディスク115、読出装置114、入出力インタフェース116、及び画像出力インタフェース117を備えており、CPU111、ROM112、RAM113、ハードディスク115、読出装置114、入出力インタフェース116、及び画像出力インタフェース117は、バスによって接続されている。
CPU111は、RAM113にロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、自発光材料の表面検査用のコンピュータプログラムである検査プログラム110を当該CPU111が実行することにより、コンピュータ10が自発光材料画像処理装置1として機能する。
ROM112は、マスクROM、PROM、EPROM、又はEEPROM等によって構成されており、CPU111に実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM113は、SRAMまたはDRAM等によって構成されている。RAM113は、ハードディスク115に記録されている検査プログラム110の読み出しに用いられる。また、CPU111がコンピュータプログラムを実行するときに、CPU111の作業領域として利用される。
ハードディスク115は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等、CPU111に実行させるための種々のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータがインストールされている。検査プログラム110も、このハードディスク115にインストールされている。
ハードディスク115には、例えば米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)等のオペレーティングシステムがインストールされている。以下の説明においては、本実施の形態に係る検査プログラム110は当該オペレーティングシステム上で動作するものとしている。
入出力インタフェース116は、例えばUSB,IEEE1394,又はRS-232C等のシリアルインタフェース、SCSI,IDE,又は IEEE1284等のパラレルインタフェース、及びD/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェース等から構成されている。入出力インタフェース116には、キーボード及びマウスからなる入力部12が接続されており、ユーザが当該入力部12を使用することにより、コンピュータ10にデータを入力することが可能である。また、入出力インタフェース116には、CCDカメラ200が接続されており、CCDカメラ200から出力される画像データを受け付けることができる。
画像出力インタフェース117は、LCDまたはCRT等で構成された表示部13に接続されており、CPU111から与えられた画像データに応じた映像信号を表示部13に出力するようになっている。表示部13は、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示する。
[自発光材料画像処理装置の動作]
以下、本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置1の動作について説明する。
CCDカメラ200によって自発光材料Sが撮像され、それによって得られた画像が自発光材料画像処理装置1に出力される。CCDカメラ200では、画像の縦方向が長手方向となり、画像の横方向が幅方向となるように自発光材料Sが撮像される。また、この画像には、左右に背景が含まれた状態で自発光材料Sが撮像される。画像における自発光材料Sの部分(以下、「自発光像」という)は、背景部分(以下、「背景像」という)に比べて輝度が高い。自発光材料画像処理装置1は、かかる画像をハードディスク115に記憶し、この画像に対して以下に説明するような処理を実行して、自発光材料Sの表面検査を行う。
なお、以下の説明において、画像の横方向をX方向といい、画像の縦方向をY方向という。
図3は、本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置1による画像処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU111は、変数nを0に初期化し、画像からn番目の画素列を抽出する(ステップS101)。ここで、画素列とは、画像のX方向に並ぶ一列分の画素の集合のことである。また、n番目の画素列とは、画像の上からn番目の画素列のことである。
CPU111は、抽出した画素列を左から右へと走査し、最初に輝度値が低値から高値へ変化した画素Xl(n)を探索する(ステップS102)。なお、低値から高値へと変化したとは、所定の閾値以上に輝度値が上昇したことを意味する。
次に、CPU111は、抽出した画素列をさらに左から右へと走査し、最初に輝度値が高値から低値へ変化した画素Xr(n)を探索する(ステップS103)。なお、高値から低値へと変化したとは、所定の閾値以上に輝度値が低下したことを意味する。
ステップS102の処理では、n番目の画素列において左側のエッジが検出され、ステップS103の処理では、右側のエッジが検出される。図4は、本実施の形態に係るエッジ検出処理を説明する模式図である。図に示すように、背景像では輝度値が低く、自発光像では輝度値が高い。ステップS102の処理では、背景像に含まれる左端の画素から右へと走査して、隣り合う画素の輝度値が所定の閾値以上に増加するか否かを順番に判別する。輝度値が閾値以上に増加していなければ、低値から高値へと変化していないと判断され、閾値以上に増加していれば、低値から高値へと変化したと判断される。これにより、自発光像の左側のエッジ部分が検出される。
また、ステップ103の処理では、図4に示すように、自発光像の左端のエッジ位置の画素から右へと走査して、隣り合う画素の輝度値が所定の閾値以上に減少するか否かを順番に判別する。輝度値が閾値以上に減少していなければ、高値から低値へと変化していないと判断され、閾値以上に減少していれば、高値から低値へと変化したと判断される。これにより、右側のエッジ部分が検出される。
次にCPU111は、n番目の画素列における右側のエッジ位置Xr(n)と左側のエッジ位置Xl(n)との差W(n)を算出する(ステップS104)。W(n)は、n番目の画素列における幅方向長さである。
その後CPU111は、nが画素列の最後の番号であるか否かを判断し(ステップS105)、nが最後の番号ではない場合(ステップS105においてNO)、nを1だけインクリメントして(ステップS106)、ステップS101へ処理を戻す。これにより、全ての画素列について、エッジ位置が検出され、右側のエッジ位置と左側のエッジ位置との差が求められる。
ステップS105においてnが最後の番号である場合(ステップS105においてYES)、CPU111は、W(n)を昇順にソートする(ステップS107)。W(n)はソートされた後、その順番(昇順)でW’(n)にリナンバリングされる。さらにCPU111は、n=i〜i+kの範囲でW’(n)を選択し、これらの平均値Waを算出し、これを自発光材料の幅とする(ステップS108)。なお、i及びkには、自発光材料の種類に応じて任意の整数が設定される。
図5は、ステップS107の処理を説明する模式図である。図5では、自発光材料が鋼板の場合が示されている。鋼板では、幅が概ね一定とされる。図5に示すように、鋼板のエッジ部分に欠陥が含まれていると、欠陥を含まないようにエッジが誤検出されることがある。図5の例では、11番目の画素列から20番目の画素列までの範囲で、欠陥像が画像に含まれている。このとき、欠陥像が含まれていない0番目及び30番目の画素列における幅W(0)及びW(30)は、欠陥像が含まれた11番目乃至30番目の画素列における幅W(11)乃至W(20)よりも大きい。このため、W(n)をソートすると、W(0)及びW(30)等、欠陥像を含まない画素列のW(n)が先に並び、W(11)乃至W(20)が最後に集まる。リナンバリングされると、nが大きくなるほど、W’(n)の値が小さくなる。
図6は、自発光材料が鋼板の場合のステップS108の処理を説明する模式図である。鋼板の場合には、W’(n)の値が大きいものが実際の幅を反映している場合が多いので、ステップS108の処理においてW’(n)の値が大きいものが選択されるように、i及びkが設定される。図6に示す例では、i=0、k=10と設定されている。これにより、Waは鋼板の幅を正確に反映した値となる。
図7は、自発光材料が鉄筋バーの場合のステップS107の処理を説明する模式図である。鉄筋バーには節が設けられているため、節の部分で幅が大きくなり、節と節との間の部分で幅が小さくなる。図7の例では、10番目付近及び25番目付近に、節の部分が現れている。また、図7に示すように、鉄筋バーのエッジ部分に欠陥が含まれていると、欠陥を含まないようにエッジが誤検出されることがある。図7の例では、20番目付近において、欠陥像が画像に含まれている。このとき、節の部分に対応する10番目及び25番目の画素列における幅W(10)及びW(25)は、節と節との間の部分に対応する0番目及び30番目の画素列における幅W(0)及びW(30)よりも大きい。また、欠陥像が含まれた20番目の画素列における幅W(20)は、欠陥像が含まれていない0番目及び30番目の画素列における幅W(0)及びW(30)よりも小さい。このため、W(n)をソートすると、W(10)、W(25)等、節の部分に対応する画素列のW(n)が最初に並び、W(0)及びW(30)等、節と節との間の部分に対応する画素列のW(n)が中間部分に並び、欠陥像に対応するW(20)等が最後に集まる。リナンバリングされると、nが大きくなるほど、W’(n)の値が小さくなる。
図8は、自発光材料が鉄筋バーの場合のステップS108の処理を説明する模式図である。鉄筋バーの場合には、節の部分の幅を求めたいか、節と節との間の部分の幅を求めたいかで、i及びkの設定値が変わる。つまり、節の部分の幅を求めたいときには、W’(n)の値が大きいものが実際の幅を反映している場合が多いので、ステップS108の処理においてW’(n)の値が大きいものが選択されるように、i及びkが設定される。また、節と節との間の部分の幅を求めたいときには、W’(n)の値が中間のものが実際の幅を反映している場合が多いので、ステップS108の処理においてW’(n)の値が中間のものが選択されるように、i及びkが設定される。図8に示す例では、i=10、k=10と設定されている。これにより、Waは鉄筋バーの節と節との間の部分における幅を正確に反映した値となる。
つぎに、CPU111は、ステップS108で幅Waを与えたW’(n)と同じ画素列のXl(n)及びXr(n)を抽出し、そのXl(n)の平均値を求めて左エッジ平均値Xlaとし、そのXr(n)平均値を求めて右エッジ平均値Xraとして、所定の距離閾値Eを用いて左側の第1エッジ領域Xla±E及び右側の第2エッジ領域Xra±Eを設定する(ステップS109)。第1エッジ領域は、自発光像の左側のエッジ及びその周囲の領域であり、第2エッジ領域は、自発光像の右側のエッジ及びその周囲の領域である。
CPU111は、画像における第1エッジ領域と第2エッジ領域との間の領域を欠陥検出対象領域として設定し、この欠陥検出対象領域に対して欠陥の像を検出する画像処理である欠陥検出処理を実行する(ステップS110)。この欠陥検出処理では、各画素の輝度値に基づいて欠陥候補が検出され、この欠陥候補の形態的な特徴を示す特徴量が抽出され、特徴量に基づいて欠陥が検出される。
最後に、CPU111は、ステップS110で検出された欠陥の部分画像である欠陥画像をハードディスク115に保存し(ステップS111)、処理を終了する。
上記のように、欠陥又は輝度むらの影響を受けていないと考えられる画素列におけるW’(n)を選択し、選択されたW’(n)を用いて幅Waを算出するので、欠陥又は輝度むらが現れた画像を用いていても、正確な幅Waを得ることが可能となる。
また、欠陥又は輝度むらが現れた画像を用いて、自発光材料の幅を計測することが可能であるので、同一の画像を利用して欠陥検査を行うことも可能である。このため、幅計測用のカメラ及び装置と、欠陥検査用のカメラ及び装置とを別々に設ける必要がなく、1つのカメラ及び装置によって、自発光材料の幅の計測及び欠陥検査の両方を行うことが可能となる。
(実施の形態2)
[自発光材料画像処理装置の構成]
本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置の構成は、実施の形態1に係る自発光材料画像処理装置の構成と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
[自発光材料画像処理装置の動作]
図9は、本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置1による画像処理の手順を示すフローチャートである。
CPU111は、画像からn番目の画素列を抽出し(ステップS101)、その後、抽出した画素列を左から右へと走査し、最初に輝度値が低値から高値へ変化した画素Xl(n)を探索する(ステップS202)。
次にCPU111は、抽出した画素列を右から左へと走査し、最初に輝度値が低値から高値へ変化した画素Xr(n)を探索する(ステップS203)。
ステップS202の処理では、n番目の画素列において左側のエッジが検出され、ステップS203の処理では、同じくn番目の画素列において右側のエッジが検出される。図10は、本実施の形態に係るエッジ検出処理を説明する模式図である。ステップS202の処理では、背景像に含まれる左端の画素から右へと走査して、隣り合う画素の輝度値の差を順番に求め、その差が所定の閾値以上であるか否かを判別する。差が閾値未満であれば、低値から高値へと変化していないと判断され、閾値以上であれば、低値から高値へと変化したと判断される。これにより、自発光像の左側のエッジ部分が検出される。
また、ステップ203の処理では、図10に示すように、背景像に含まれる右端の画素から左へと走査して、隣り合う画素の輝度値の差を順番に求め、その差が所定の閾値以上であるか否かを判別する。差が閾値未満であれば、低値から高値へと変化していないと判断され、閾値以上であれば、低値から高値へと変化したと判断される。これにより、自発光像の右側のエッジ部分が検出される。
このようにすることで、実施の形態1の場合に比べて、エッジが検出されるまでの走査される画素数が少なくてすみ、高速にエッジを検出することができる。
本実施の形態に係る自発光材料画像処理装置のその他の動作は、実施の形態1に係る自発光材料画像処理装置の動作と同様であるので、その説明を省略する。
(評価試験)
上記の実施の形態1において説明した本手法によって測定対象の材料の幅を計測し、従来手法によって同一の測定対象の材料の幅を計測して、両者を比較することで本手法の性能を評価した。
測定対象は赤熱した鉄であり、画像は幅1280pixel×縦200pixelを30fpsのフレームレートで取得した。従来手法としては、縦方向200pixelのプロジェクション処理を行ったものに対し、ラプラシアンフィルタをかけてピーク位置の重心を求めたものをエッジとして幅を計測するものを採用した。
モノクロ画像の輝度8bit、256階調に対し、自発光像の輝度平均値がおおよそ120となるようにCCDのゲインを調整し、表面にスケール等が明瞭に観測される状況で幅を計測した。
図11は、従来手法と本手法との計測結果を比較するグラフである。なお、本手法における幅平均は大きいほうから10番目を中心とした3点の平均値とした。従来手法では傾き、外乱となる火花などの影響を受けて、敏感に値が変化しているが、本手法では概ね安定した計測が可能となっていることが分かる。
また、エッジ部分に大きなスケールが流れた計測開始から25秒後においては、従来手法ではプロジェクション後のエッジ変化が緩やかであり、ラプラシアンフィルタ後の変化値が閾値を越えず、計測不能となった。その一方、本手法では計測開始から25秒後も計測可能であった。
このように、本手法においては、明瞭に欠陥像が現れた画像を用いても、欠陥像による影響を従来に比べて低減することができ、正確にエッジが検出された。
図12は、測定対象が撮像範囲から抜ける直前における従来手法と本手法との計測結果を比較するグラフである。この試験では、従来手法及び本手法の両方で2回ずつ測定対象を計測した。1回目の計測では、1241フレーム目で測定対象が完全にCCDの視野から抜け、1240フレーム目ではわずかに測定対象の尾端が残っており、1239フレーム目では尾端で測定対象が細くなりつつゆがんで通過した。2回目の測定では、1247フレーム目で測定対象が完全にCCDの視野から抜け、1246フレーム目ではわずかに測定対象の尾端が残っており、1245フレーム目では尾端で測定対象が細くなりつつゆがんで通過した。図において、1回目の従来手法による計測を従来(1)と示し、1回目の本手法による計測を本手法(1)と示し、2回目の従来手法による計測を従来(2)と示し、2回目の本手法による計測を本手法(2)と示している。
1回目及び2回目のいずれの計測においても、測定対象が抜ける直前の最尾端は両手法とも正確な計測は出来ていない。しかし、測定対象が視野から抜ける5乃至6フレーム前のパスラインが安定しない状況においても、本手法では比較的安定した結果が得られている。
次に、エッジ領域の除外機能を検証した。画像を平滑化フィルタリングした後、フレーム間平均画像との差分画像を作成して表面を移動する欠陥状の画像を強調した。エッジ領域を除外しない場合、輝度値が閾値を越えた箇所を欠陥と認識する処理を行うと2500フレーム中100個近い画像において材ぶれ等の影響で欠陥が過検出された。エッジから30pixelをエッジ領域として除外する処理を行うと、欠陥状のものとして検出される画像は2乃至3個になった。欠陥状のものとして得られた画像例を図13に示す。
上記のように、本手法では幅を正確に計測しつつ欠陥状画像の観察が可能であること、即ち、明瞭に欠陥像が現れた画像においても正確に幅を計測することができることが分かる。
(その他の実施の形態)
なお、上述した実施の形態においては、第1エッジ領域と第2エッジ領域との間の欠陥検出対象領域に対して欠陥を検出し、第1エッジ領域及び第2エッジ領域に対しては欠陥の検出を行わない構成について述べたが、これに限定されるものではない。エッジ近傍は、他の部分に比べて欠陥の誤検出が生じやすい。そのため、ステップS110の欠陥検出処理とは異なるパラメータを用いたり、ステップS110の欠陥検出処理とは異なる処理にしたりするによって、第1エッジ領域及び第2エッジ領域の欠陥を検出するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、第1エッジ領域と第2エッジ領域との間の領域を欠陥検出対象領域として設定し、この欠陥検出対象領域に対して欠陥の像を検出する構成について述べたが、これに限定されるものではない。左エッジ平均値Xlaと右エッジ平均値Xraとの間の領域を欠陥検出対象領域として設定し、この欠陥検出対象領域に対して欠陥の像を検出する構成とすることも可能である。
また、上述した実施の形態においては、同一画像を用いて自発光材料の幅の計測と欠陥検出との両方を行う構成について述べたが、これに限定されるものではない。1つの画像を用いて自発光材料の幅を計測し、欠陥検出を行わない構成とすることも可能である。
また、上述した実施の形態においては、画像における第1エッジ領域と第2エッジ領域との間の領域を欠陥検出対象領域として設定し、この欠陥検出対象領域に対して欠陥の像を検出する画像処理である欠陥検出処理を実行し、検出された欠陥の像を抽出する構成について述べたが、これに限定されるものではない。欠陥検出対象領域とは別に、欠陥の像の抽出領域を設定し、欠陥検出処理において検出された欠陥の像から、この抽出領域に含まれる欠陥の像を抽出する構成とすることも可能である。具体的には、欠陥検出処理によって欠陥検出対象領域から欠陥の像を検出した後、抽出領域に含まれる欠陥の像を選択したり、抽出領域から外れる欠陥の像を無効化し、抽出対象から除外したりする処理を行うことが可能である。
また、上述した実施の形態においては、検査プログラムをCPUで実行することで、自発光材料の幅を計測するための画像処理を実行する構成について述べたが、これに限定されるものではない。上記と同様の画像処理を実行可能なASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)によって、自発光材料の幅を計測する構成とすることも可能である。特に、実施の形態1に記載された画像処理方法では、画素列の左端から順番に走査してエッジ位置を検出しているので、画素列データが全て得られていなくても、左から順番に得られていれば処理を実行することが可能である。したがって、ASIC又はFPGA等によって画像処理回路を構成すれば、画像の取得と並行して画像処理を実行することができる。
また、上述した実施の形態においては、エリアセンサであるCCDカメラ200によって画像を得る構成について述べたが、これに限定されるものではない。自発光材料の幅方向に延びるようにラインセンサを配置し、自発光材料とラインセンサとを相対的に自発光材料の長手方向に移動させつつ、ラインセンサでスキャンして画素列データを連続して取得し、これらの画素列データを結合して画像を生成することも可能である。
本発明の自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法は、自発光材料の画像を処理するための自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法として有用である。
1 自発光材料画像処理装置
200 CCDカメラ
10 コンピュータ
13 表示部
12 入力部
110 検査プログラム
111 CPU
115 ハードディスク
116 入出力インタフェース
117 画像出力インタフェース

Claims (12)

  1. 自発光する材料を撮像して得られた画像を処理する自発光材料画像処理装置であって、
    前記画像における前記材料の幅方向に沿って延びる複数の画素列それぞれから、前記材料の幅方向両方のエッジ位置を検出するエッジ位置検出手段と、
    前記エッジ位置検出手段によって検出された前記複数の画素列それぞれにおける2つのエッジ位置から、前記複数の画素列それぞれにおける幅方向長さを取得する幅方向長さ取得手段と、
    前記材料の幅を含む形状に応じて、前記幅方向長さ取得手段によって取得された複数の幅方向長さのうちの一部の幅方向長さを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された幅方向長さの平均値を、前記材料の幅として取得する平均手段と、
    を備える、
    自発光材料画像処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記複数の幅方向長さのうち、前記幅方向長さの順位が、前記材料の幅を含む形状に応じて定まる範囲内のものを選択するように構成されている、
    請求項1に記載の自発光材料画像処理装置。
  3. 前記画像に対して処理を行い、前記材料の表面に存在する欠陥を検出する欠陥検出手段をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の自発光材料画像処理装置。
  4. 前記欠陥検出手段は、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さに基づいて、前記材料の幅方向一方側のエッジ位置である第1エッジ位置と、前記材料の幅方向他方側のエッジ位置である第2エッジ位置とを特定し、特定された前記第1エッジ位置及び前記第2エッジ位置に基づいて、前記画像における欠陥検出対象領域を設定するように構成されている、
    請求項3に記載の自発光材料画像処理装置。
  5. 前記欠陥検出手段は、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さのそれぞれに対応する前記幅方向一方側の複数のエッジ位置を平均して前記第1エッジ位置とし、前記選択手段によって選択された複数の幅方向長さのそれぞれに対応する前記幅方向他方側の複数のエッジ位置を平均して前記第2エッジ位置とするように構成されている、
    請求項4に記載の自発光材料画像処理装置。
  6. 前記欠陥検出手段は、前記第1エッジ位置によって定まる第1エッジ領域と、前記第2エッジ位置によって定まる第2エッジ領域との間の領域を、前記欠陥検出対象領域とするように構成されている、
    請求項4又は5に記載の自発光材料画像処理装置。
  7. 前記欠陥検出手段とは異なる処理を、前記第1エッジ領域及び前記第2エッジ領域に対して行うエッジ領域処理手段をさらに備える、
    請求項6に記載の自発光材料画像処理装置。
  8. 前記エッジ領域処理手段は、前記第1エッジ領域及び前記第2エッジ領域における欠陥を検出するように構成されている、
    請求項7に記載の自発光材料画像処理装置。
  9. 前記欠陥検出手段によって検出された欠陥のうち、欠陥を抽出するために設定された抽出領域から外れる欠陥を除外して、前記抽出領域に含まれる欠陥を抽出する欠陥抽出手段をさらに備える、
    請求項3乃至8の何れかに記載の自発光材料画像処理装置。
  10. 前記エッジ位置検出手段は、幅方向一方側端から他方側に向けて画素列を走査して、前記材料の幅方向両側のエッジ位置を検出するように構成されている、
    請求項1乃至9の何れかに記載の自発光材料画像処理装置。
  11. 前記エッジ位置検出手段は、幅方向一方側端から他方側に向けて画素列を走査して、前記材料の幅方向一方側のエッジ位置を検出し、幅方向他方側端から一方側に向けて前記画素列を走査して、前記材料の幅方向他方側のエッジ位置を検出するように構成されている、
    請求項1乃至9の何れかに記載の自発光材料画像処理装置。
  12. 自発光する材料を撮像して得られた画像を処理する自発光材料画像処理方法であって、
    前記画像における前記材料の幅方向に沿って延びる複数の画素列それぞれから、前記材料の幅方向両方のエッジ位置を検出するステップと、
    検出された前記複数の画素列それぞれにおける2つのエッジ位置から、前記複数の画素列それぞれにおける幅方向長さを取得するステップと、
    前記材料の幅を含む形状に応じて、取得された複数の幅方向長さのうちの一部の幅方向長さを選択するステップと、
    選択された幅方向長さの平均値を、前記材料の幅として取得するステップと、
    を有する、
    自発光材料画像処理方法。
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