JP2015214796A - 引戸の制御装置 - Google Patents

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【課題】開閉操作が乱暴になりがちな用途にも適用可能とする引戸の制御装置を提供する。
【解決手段】引戸21に搭載する油圧ダンパ11と、油圧ダンパ11のピニオン11aが噛み合う戸先側、戸尻側のラック13と、エアダンパ14とを設け、ラック13は、それぞれ閉じ動作中、開き動作中の引戸21を制動する戸先側、戸尻側の制動区間Bを形成し、エアダンパ14は、引戸21の全開時の衝撃を緩和する緩和区間Cを形成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、開閉操作が乱暴になりがちな用途に特に好適な引戸の制御装置に関する。
引戸装置は、吊戸形式にして床面をバリアフリーにするとともに、自動閉止機構を組み込んで自閉式に構成することにより、一般住宅から公共施設などを含むあらゆる建築物の開口部を開閉する用途に広く適用されている。
従来の自閉式の引戸装置は、自動閉止機構として、たとえばぜんまいばねやコイルばねを介して引戸を閉じ方向に付勢するもの、ウェイトを介して引戸を閉じ方向に牽引するものなどの他、引戸を吊下する吊車用のガイドレールを戸先側に斜め下向きに傾け、引戸を自重により閉じ方向に駆動するものなどが実用されている。また、自閉式の引戸装置は、引戸に搭載する単一の回転式の油圧ダンパのピニオンを戸先側のラック、戸尻側のラックに交互に選択的に噛み合わせることにより、全閉時、全開時の双方の衝撃を緩和して良好な操作性、経済性を実現することができる(たとえば特許文献1)。自閉式の引戸は、自動閉止機構により全閉に閉じるときに加えて、急激に開き方向に操作すると、全開時にも過大な衝撃を生じることがあるが、単一の油圧ダンパにより、これらの双方の衝撃を有効に緩和することができるからである。
特開平8−218726号公報
かかる従来技術によるときは、引戸は、たとえば学校などの公共施設等において、極端に強い力で乱暴に開き操作すると、油圧ダンパによる衝撃緩和効果が不足して全開時に過大な衝撃音を生じたり、戸当りなどが破損したりすることがあるという問題があった。また、全開時の衝撃緩和効果が十分大きくなるように油圧ダンパを調整すると、自動閉止機構による自閉時において、引戸が全閉になり難くなり、実用性に欠けることにもなりかねない。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、油圧ダンパに加えてエアダンパを併用することによって、開閉操作が乱暴になりがちな用途にも十分好適に適用することができる引戸の制御装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、引戸に搭載する回転式の油圧ダンパと、油圧ダンパのピニオンが噛み合い、閉じ動作中の引戸を制動する戸先側の制動区間用の戸先側のラックと、油圧ダンパのピニオンが噛み合い、開き動作中の引戸を制動する戸尻側の制動区間用の戸尻側のラックと、引戸の全開時の衝撃を緩和する緩和区間用のエアダンパとを備えてなり、戸尻側の制動区間は、戸先側の制動区間より長く、緩和区間は、戸尻側の制動区間より短く設定することをその要旨とする。
なお、戸先側の制動区間は、全開位置の引戸が自動的に滑らかに全閉位置に閉じるように設定することができる。
また、戸尻側の制動区間は、戸先側の制動区間の1.3〜2.1倍に設定してもよく、緩和区間は、戸尻側の制動区間の0.3〜0.7倍に設定してもよい。
かかる発明の構成によるときは、引戸に搭載する回転式の油圧ダンパは、戸先側、戸尻側のラックにピニオンが噛み合うことにより、それぞれ閉じ動作中、開き動作中の引戸を制動することができ、エアダンパは、油圧ダンパとともに開き動作中の引戸を有効に減速させ、全開時の引戸の衝撃を緩和することができる。なお、戸先側のラックが形成する戸先側の制動区間は、たとえば自閉式の引戸が自動的に全開位置から全閉位置に閉じる際に、過大な衝撃を生じることなく、しかも過大な時間を要することなく、滑らかに自閉動作するように設定するものとする。また、戸尻側のラックが形成する戸尻側の制動区間は、乱暴な開き操作に備えて、戸先側の制動区間より長く設定し、エアダンパが形成する緩和区間は、エアダンパの実用的な有効ストロークを考慮するとともに、油圧ダンパのバックアップとしての動作を考慮して、戸尻側の制動区間より短く設定するのがよい。
なお、この発明において、引戸は、たとえば上吊り式の吊戸形式であって、吊車用のガイドレールを戸先側に斜め下向きに傾けて自閉式に構成されている。また、回転式の油圧ダンパは、外部のピニオンを介して回転駆動する油圧用のギヤポンプと、逆止弁付きの循環経路と、流量調整弁付きのバイパス経路とを一体に組み込む機械式のダンパユニットであって、ピニオンの一定方向の回転時に所定の制動トルクを発生し、他方向の回転時に制動トルクを発生することがない。エアダンパは、シリンダの一端側からピストンロッドを挿入し、他端側に逆止弁付きのエア吸入路、流量調整弁付きのエア排出路を設けることにより、ピストンロッドの急速縮退時に大きな反発力を生じるとともに、一定の押圧力によりピストンロッドを押し縮めることができ、さらに、実質的な抵抗を生じることなくピストンロッドを伸長させることができる。なお、ここでいう各制動区間、緩和区間の長短は、それぞれの有効区間の長短をいうものとする。
戸先側のラック、油圧ダンパによる戸先側の制動区間を設定する際、全開位置の引戸が全閉位置に自動的に閉じるに要する時間は、たとえば数秒以上10秒未満を目安にするのがよく、引戸の開口幅1200mmで約6秒、600mmで4〜5秒程度が好ましい。戸尻側のラック、油圧ダンパによる戸尻側の制動区間は、長くすれば油圧ダンパによる開き操作時の衝撃緩和効果が大きくなるが、長過ぎると、開き操作時に油圧ダンパの制動力により過大な操作力の必要区間が長くなって操作性を害するおそれがあり、短か過ぎると、衝撃緩和効果が不足しがちである。また、エアダンパによる緩和区間は、長過ぎると、エアダンパのピストンロッドが伸長時に下向きに傾いてエアダンパの動作が不安定になりがちであり、短か過ぎると、衝撃緩和効果が不足しがちである。そこで、実験により、戸尻側の制動区間、緩和区間の実用的な最適範囲として、それぞれ戸先側の制動区間の1.3〜2.1倍、戸尻側の制動区間の0.3〜0.7倍を見出した。
全体構成摸式分解斜視図 要部構成説明図(1) 要部拡大分解斜視図(1) 戸先側の吊車の吊下形態を示す図1のX矢視相当図 要部拡大分解斜視図(2) 戸先側の吊車の吊下形態を示す図1のY矢視相当図 要部構成説明図(2) 動作説明図
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
引戸の制御装置は、引戸21に搭載する回転式の油圧ダンパ11と、油圧ダンパ11のピニオン11aが噛み合う戸先側、戸尻側のラック12、13と、エアダンパ14とを備えてなる(図1、図2)。ただし、戸先側のラック12は、引戸21用のガイドレール24上に上向きに設置されており、戸尻側のラック13は、ガイドレール24上のブラケット13aに対して下向きに固定されている。
引戸21は、戸先側、戸尻側の吊車22、23を介し、上方のガイドレール24から前後に移動走行自在に吊下されている。ガイドレール24は、吊車22、23の車輪22a、23aが転動するレール部24aを有し、上枠25に対し、戸先側が低くなるように傾けて固定されている。吊車22、23には、それぞれ車輪22a、23aの外れ止め用のピン22b、23bが付設されており、ガイドレール24の戸先側、戸尻側の先端には、それぞれ引戸21の移動ストロークを規定する吊車22、23用のストッパ26、27が取付ブロック26a、27aを介して固定されている。また、床上には、引戸21の振れ止め用のガイドローラ28が立設されており、引戸21用の戸先側、戸尻側の戸当り29a、29bが配置されている。ガイドローラ28は、引戸21の移動ストロークの全部に亘り、引戸21の下端の図示しない下向きのガイド部材に相対移動自在に係合することができる。
引戸21は、吊車22、23がガイドレール24に沿って前後に移動走行することにより、戸先側のストッパ26、戸当り29aによって規定される全閉位置と、戸尻側のストッパ27、戸当り29bによって規定される全開位置との間に往復移動させることができる。また、引戸21は、ガイドレール24が戸先側に低く傾いていることにより、任意の位置から自重により自動的に全閉位置に閉じる自閉式に構成されている。
ストッパ26用の取付ブロック26aは、ガイドレール24の戸先側の先端にねじ止めされている(図1、図3)。ガイドレール24のレール部24aは、断面L字状のガイドレール24の水平片の先端に形成されており、ストッパ26は、レール部24aの外側に位置し、引戸21上の戸先側の吊車22にねじ止めするブラケット22cの戸先側下部に対向している。なお、ブラケット22cの上部には、戸尻側のエアダンパ14に対向するプッシャ14cが付設されている。ただし、プッシャ14cは、図示しない磁石を内蔵しており、エアダンパ14のピストンロッド14aの先端の受け座14b内の図示しない磁性材を吸着してピストンロッド14aを伸長方向に引き出すことができる。
戸先側のラック12は、ガイドレール24の水平片の中央部に上向きに組み付けられており、ストッパ26用の取付ブロック26aの戸尻側に所定の長さに形成されている。ラック12には、油圧ダンパ11のピニオン11aが上方から噛み合うことができる(図3、図4)。ただし、油圧ダンパ11は、引戸21の吊車22に組み付けられており、油圧ダンパ11のピニオン11aは、引戸21が戸先側の全閉位置に近付くと、ラック12に自動的に噛み合うことができる。なお、図4には、吊車22の車輪22aの外れ止め用のピン22bがガイドレール24の水平片の直下に位置する点が併せて図示されている。
ストッパ27用の取付ブロック27aは、ガイドレール24の戸尻側の先端にねじ止めされている(図1、図5)。ストッパ27は、引戸21上の戸尻側の吊車23にねじ止めするブラケット23cの戸尻側下部に対向している。なお、吊車23には、戸尻側に向けて小径の垂直回転形のローラ23dが付設されており、ローラ23dは、吊車23上のブラケット23cがストッパ27に当接する引戸21の全開位置において、ストッパ27用の取付ブロック27aにねじ止めする板ばね片27bの屈曲先端部に係合し、引戸21を全開位置に軽く保持することができる。
戸尻側のラック13は、ガイドレール24の上縁に連結する断面L字状のブラケット13aを介し、ガイドレール24の上方に下向きに配置されている(図1、図2)。引戸21が全開位置の近傍にまで移動すると、ラック13に対し、引戸21上の油圧ダンパ11のピニオン11aが下方から噛み合うことができる(図2、図6)。一方、エアダンパ14は、ラック13と平行に、戸先側に向けて固定されている。エアダンパ14は、両端のブラケット14d、14dを介して上枠25に取り付けられている。ただし、図2、図6には、それぞれエアダンパ14の戸先側のブラケット14dのみが図示されている。
戸尻側のラック13は、全開位置の引戸21上の油圧ダンパ11のピニオン11aの位
置から戸先側に向けて所定の長さに形成されている。また、エアダンパ14は、全開位置の引戸21上のプッシャ14cによりピストンロッド14aのほぼ全長を縮退させ得るように、ラック13の戸尻側の上方に位置決めされている。
引戸の制御装置の作動は、たとえば次のとおりである。
まず、引戸21が戸先側の全閉位置に向けて移動すると(図7の矢印K1 方向)、引戸21が全閉位置に到達するに先き立って、引戸21上の油圧ダンパ11のピニオン11aが戸先側のラック12に噛み合う(同図の位置P1 )。なお、ラック12は、ピニオン11aを円滑に噛み合わせるために、歯先の高さを滑らかに変化させる短い遷移区間aを位置P1 の戸尻側に設けている。
そこで、その後のピニオン11aは、引戸21の進行とともに、ラック12により図7において反時計方向に回転しながら、引戸21の全閉位置に対応する位置Po にまで進行して停止する(同図の二点鎖線)。一方、油圧ダンパ11は、ピニオン11aの反時計方向の回転により所定の制動力を発生し、引戸21は、ピニオン11aが図7の位置P1 〜Po を進行する間に制動され、過大な衝撃を生じることなく全閉位置に閉じることができる。すなわち、ラック12は、油圧ダンパ11とともに、全閉位置に向けて閉じ動作中の引戸21を制動する戸先側の制動区間Aを形成することができる。
次に、全閉位置の引戸21を戸尻側に向けて開き操作すると、戸先側の制動区間A内において、油圧ダンパ11のピニオン11aは、ラック12により図7において時計方向に回転する。しかし、このときの油圧ダンパ11は、制動力を発生することがなく、引戸21の開き操作が重くなることがない。
開き操作中の引戸21上の油圧ダンパ11のピニオン11aが戸尻側のラック13に噛み合うと(図2の矢印K2 方向、位置Q1 )、その後のピニオン11aは、引戸21が進行するに従って、ラック13により図2において反時計方向に回転しながら、引戸21の全開位置に対応する位置Qo にまで進行して停止する。そこで、このときの油圧ダンパ11は、所定の制動力を発生して引戸21を制動することができ、ラック13は、油圧ダンパ11とともに、開き動作中の引戸21を制動する戸尻側の制動区間Bを位置Q1 〜Qo に形成することができる。ただし、ラック13は、ピニオン11aを円滑に噛み合わせるために、短い遷移区間bが制動区間Bの戸先側に設けられている。
一方、制動区間Bの途中において、全開位置に向けて進行中の引戸21上のプッシャ14cがエアダンパ14のピストンロッド14aの先端の受け座14bに当接すると(図2の位置Q2 )、以後、引戸21の進行とともにピストンロッド14aが押圧されて縮退し、エアダンパ14は、所定の衝撃緩和機能を発揮することができる。すなわち、エアダンパ14は、図2の位置Q2 〜Qo において、制動区間Bより短い緩和区間Cを形成することができる。ただし、プッシャ14cが受け座14bに当接するとき、エアダンパ14のピストンロッド14aは、伸長限にまで伸長されている。
引戸21は、全開位置において、ローラ23dが板ばね片27bに係合することにより軽く保持されて停止している(図5)。そこで、全開位置の引戸21を閉じるときは、引戸21を戸先側に軽く押してローラ23dを板ばね片27bから外せばよく、以後、引戸21は、それ自体が自閉式であることにより自動的に全閉位置に閉じることができる。なお、このような閉じ動作中の引戸21に対し、戸尻側のラック13は、油圧ダンパ11のピニオン11aを図2において時計方向に回転させるため、油圧ダンパ11の制動力が生じることがない。また、エアダンパ14のピストンロッド14aは、閉じ動作中の引戸21上のプッシャ14c内の磁石により受け座14b内の磁性材が吸着されて伸長限にまで引き出され、その後、プッシャ14cが受け座14bから自動的に分離する。
戸先側のラック12による戸先側の制動区間A、戸尻側のラック13による戸尻側の制動区間B、エアダンパ14による緩和区間Cは、それぞれ引戸21の全閉位置、全開位置に関連付けると、図8のように図示することができる。戸先側の制動区間Aは、たとえば自閉式の引戸21が全開位置から全閉位置に自動的に閉じるとき、引戸21が過大な衝撃を生じることなく、適切な時間内に滑らかに全閉位置に閉じるように設定するものとする。一方、戸尻側の制動区間Bは、戸先側の制動区間Aより長く、たとえば制動区間Aの1.3〜2.1倍に設定することにより、強い力で乱暴に開き操作されたときの衝撃に備えるとともに、バックアップ用の緩和区間Cは、戸尻側の制動区間Bより短く、たとえば制動区間Bの0.3〜0.7倍に設定することにより、全開時に過大な衝撃が生じることを有効に防止することができる。
すなわち、戸先側、戸尻側の制動区間A、Bは、共通の油圧ダンパ11を使用するから、乱暴な開き操作に備えるために、制動区間Bを制動区間Aより長くする必要がある。一方、エアダンパ14による緩和区間Cは、エアダンパ14の有効ストロークを考慮すると、制動区間Bより短くすることが実用的に好ましい。
なお、引戸21の戸先側の吊車22上の油圧ダンパ11、プッシャ14cは、前者のピニオン11aの軸心が後者の前面と同一鉛直面上に位置している(図2、図7)。しかし、ピニオン11aの軸心、プッシャ14cの前面は、必ずしも同一鉛直面上に揃える必要はなく、ラック12、13、エアダンパ14との相対位置関係を保つことにより、図8のように、引戸21の全閉位置で終端する適切な制動区間A、全開位置で終端する適切な制動区間B、緩和区間Cを実現できればよい。また、引戸21に対する油圧ダンパ11、プッシャ14cの搭載位置、搭載形態などについても、図示以外の任意の形態に変更可能である。さらに、引戸21は、ガイドレール24を戸先側に低く傾ける形態以外の他の形式の自閉式に構成してもよい。
この発明は、たとえば学校などのように、開閉操作が乱暴になりがちな任意の用途に対し、広く好適に適用することができる。
A、B…制動区間
C…緩和区間
11…油圧ダンパ
11a…ピニオン
12、13…ラック
14…エアダンパ
21…引戸

特許出願人 小松ウオール工業株式会社

Claims (4)

  1. 引戸に搭載する回転式の油圧ダンパと、該油圧ダンパのピニオンが噛み合い、閉じ動作中の引戸を制動する戸先側の制動区間用の戸先側のラックと、前記油圧ダンパのピニオンが噛み合い、開き動作中の引戸を制動する戸尻側の制動区間用の戸尻側のラックと、引戸の全開時の衝撃を緩和する緩和区間用のエアダンパとを備えてなり、前記戸尻側の制動区間は、前記戸先側の制動区間より長く、前記緩和区間は、前記戸尻側の制動区間より短く設定することを特徴とする引戸の制御装置。
  2. 前記戸先側の制動区間は、全開位置の引戸が自動的に滑らかに全閉位置に閉じるように設定することを特徴とする請求項1記載の引戸の制御装置。
  3. 前記戸尻側の制動区間は、前記戸先側の制動区間の1.3〜2.1倍に設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の引戸の制御装置。
  4. 前記緩和区間は、前記戸尻側の制動区間の0.3〜0.7倍に設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の引戸の制御装置。
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