JP2015213601A - スライドファスナー用スライダーの引手 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザイン性に優れると共に、紐部材を容易に装着することができ、また、紐部材を容易に交換することができるスライドファスナー用スライダーの引手を提供する。【解決手段】引手10は、平板状の引手部材20と、引手部材20に取り付けられる紐部材40と、を備え、引手部材20は、連結部22から延設されて紐部材40が取り付けられる取付部30を有し、取付部30は、表裏方向に貫通する第1挿通孔31及び第2挿通孔32を有し、第1挿通孔31は、取付部30の左右方向中央に配置され、第2挿通孔32は、少なくとも一部が第1挿通孔31と連結部22との間に配置され、紐部材40は、所定長さの紐体41の略中央を折り返して形成した折り返し部を有し、その折り返し部を第1挿通孔31及び第2挿通孔32の少なくとも一方に、少なくとも1度挿通されて取付部30に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、スライドファスナー用スライダーの引手に関し、より詳細には、紐部材が取り付けられるスライドファスナー用スライダーの引手に関する。
アウトドア商品には、スライダーの引手に紐部材を有するスライドファスナーが使用されているものがある。従来のこの種の引手としては、U字状の枠体にリング状の連結環を連結し、枠体の両側枠の中央に折返杆を、また先端に挿通杆を架設して、平紐や丸紐などの紐体を装着したスライドファスナー用スライダーの引手連結具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、連結体の一端に連結環を配置すると共に、連結体に設けた貫通孔に、反連結環側から2条の挿通孔を連設して、簡単な操作によって紐体を連結体に装着できるようにしたスライドファスナー用スライダーの引手連結具が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3523028号公報 特許第3544288号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の引手は、紐体を連結具に装着する操作が面倒であり、実用性重視で装飾性に乏しく、近年デザイン性が求められるようになったアウトドア商品の引手としては、必ずしも適当ではなかった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デザイン性に優れると共に、紐部材を容易に装着することができ、また、紐部材を容易に交換することができるスライドファスナー用スライダーの引手を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)スライドファスナー用スライダーのスライダー胴体に取り付けられる引手であって、引手は、平板状の引手部材と、引手部材に取り付けられる紐部材と、を備え、引手部材は、スライダー胴体に取り付けられる連結部と、連結部から延設されて紐部材が取り付けられる取付部と、を有し、取付部は、表裏方向に貫通する第1挿通孔及び第2挿通孔を有し、第1挿通孔は、取付部の左右方向中央に配置され、第2挿通孔は、少なくとも一部が第1挿通孔と連結部との間に配置され、紐部材は、所定長さの紐体の略中央を折り返して形成した折り返し部を有し、折り返し部を第1挿通孔及び第2挿通孔の少なくとも一方に、少なくとも1度挿通されて取付部に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダーの引手。
(2)第2挿通孔は、その開口幅を狭めるように突出形成された一対の突部を有することを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダーの引手。
(3)引手部材は、第1挿通孔と第2挿通孔とを隔離する隔離領域を有し、隔離領域の表面及び裏面の少なくとも一方の少なくとも一部は、紐部材が架け渡されて隠されることを特徴とする(1)又は(2)に記載のスライドファスナー用スライダーの引手。
(4)スライドファスナー用スライダーのスライダー胴体に取り付けられる引手であって、引手は、平板状の引手部材と、引手部材に取り付けられる紐部材と、を備え、引手部材は、スライダー胴体に取り付けられる連結部と、連結部から延設されて紐部材が取り付けられる取付部と、を有し、取付部は、表裏方向に貫通する第1挿通孔及び第2挿通孔を有し、第1挿通孔は、取付部の左右方向中央に配置され、第2挿通孔は、第1挿通孔の左右両側に一対で形成され、且つ取付部の外側面に開口する開口部を有し、第2挿通孔は、少なくとも一部が第1挿通孔と連結部との間に配置され、紐部材は、第1挿通孔及び第2挿通孔に少なくとも1度挿通されて取付部に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダーの引手。
(5)スライドファスナー用スライダーのスライダー胴体に取り付けられる引手であって、引手は、平板状の引手部材と、引手部材に取り付けられる紐部材と、を備え、引手部材は、スライダー胴体に取り付けられる連結部と、連結部から延設されて紐部材が取り付けられる取付部と、を有し、取付部は、表裏方向に貫通する略U字形の第1挿通孔と、表裏方向に貫通する略逆U字形の第2挿通孔と、第1挿通部と第2挿通部との間に配置される隔離領域と、を有し、第1挿通孔は、取付部の左右方向中央に配置され、第2挿通孔は、少なくとも一部が第1挿通孔と連結部との間に配置され、第1挿通孔に囲まれた第1片部は、隔離領域から連結部側と反対側に延設され、第2挿通孔に囲まれた第2片部は、隔離領域から連結部側に延設され、紐部材は、第1挿通孔及び第2挿通孔に少なくとも1度挿通されて取付部に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダーの引手。
(6)スライドファスナー用スライダーのスライダー胴体に取り付けられる引手であって、引手は、平板状の引手部材と、引手部材に取り付けられる紐部材と、を備え、引手部材は、スライダー胴体に取り付けられる連結部と、連結部から延設されて紐部材が取り付けられる取付部と、を有し、取付部は、表裏方向に貫通する第1挿通孔と、表裏方向に貫通する略C字形の第2挿通孔と、を有し、第1挿通孔は、取付部の左右方向中央、且つ第2挿通孔に囲まれた片部の左右方向中央に配置され、第2挿通孔は、少なくとも一部が第1挿通孔と連結部との間に配置され、紐部材は、第1挿通孔及び第2挿通孔に少なくとも1度挿通されて取付部に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダーの引手。
本発明のスライドファスナー用スライダーの引手によれば、引手部材の取付部は、表裏方向に貫通する第1挿通孔及び第2挿通孔を有し、紐部材は、第1挿通孔及び第2挿通孔の少なくとも一方に挿通されて取付部に取り付けられるため、引手及びこの引手を備えるスライダーのデザイン性を向上することができる。さらに、紐部材を容易に装着することができ、また、紐部材を容易に交換することができる。
本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第1実施形態が取り付けられたスライダーの平面図である。 図1に示す引手の引手部材の斜視図である。 図2に示す引手部材に紐部材が取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第2実施形態の引手部材の斜視図である。 図4に示す引手部材に紐部材が取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第3実施形態の引手部材の斜視図である。 図6に示す引手部材に紐部材を取り付ける第1例を説明する平面図である。 図6に示す引手部材に紐部材を取り付ける第2例を説明する平面図である。 図6に示す引手部材に紐部材を取り付ける第3例を説明する平面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第4実施形態の引手部材の斜視図である。 図10に示す引手部材に紐部材を取り付ける第1例を説明する平面図である。 図10に示す引手部材に紐部材を取り付ける第2例を説明する平面図である。 図10に示す引手部材に紐部材を取り付ける第3例を説明する平面図である。
以下、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、引手(引手部材)に関しては、表側とは図1の紙面に対して手前側、裏側とは図1の紙面に対して奥側、上側とは図1の紙面に対して上側、下側とは図1の紙面に対して下側、左側とは図1の紙面に対して左側、右側とは図1の紙面に対して右側とする。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第1実施形態について説明する。
本実施形態の引手10は、図1に示すように、スライドファスナー用スライダー(以下、単に「スライダー」とも言う)11のスライダー胴体12のカバー部材13に取り付けられている。カバー部材13は、スライダー胴体12にかしめ固定されている。
引手10は、図2及び図3に示すように、平板状の引手部材20と、引手部材20に取り付けられる紐部材40と、を備える。
引手部材20は、スライダー胴体12に取り付けられる連結部22と、連結部22から延設されて紐部材40が取り付けられる取付部30と、有する。また、引手部材20の外形形状は、略台形状の連結部22と略半円形状の取付部30を組み合わせた形状である。
連結部22は、中央に矩形の引手開口部23を設けることで、左右両側に一対の脚部24が形成され、一対の脚部24の先端同士が軸部25で連結されている。軸部25は、スライダー胴体12のカバー部材13に揺動自在に取り付けられる。
取付部30には、左右方向中央に円形の第1挿通孔31が表裏方向に貫通して形成されている。また、第1挿通孔31の左右斜め上方には、第1挿通孔31より小径の一対の第2挿通孔32が表裏方向に貫通して形成されている。従って、一対の第2挿通孔32は、第1挿通孔31に対して左右対称に形成されている。
第2挿通孔32は、斜め上方に向けて取付部30の外側面に開口する開口部33を有する。開口部33には、第2挿通孔32の開口幅を狭めるように突部34が突出して形成されている。また、第2挿通孔32は、第1挿通孔31と連結部22との間に配置されている。
第1挿通孔31は、少なくとも2本の紐体41が挿通可能な大きさに設定されている。第2挿通孔32は、1本の紐体41が挿通可能な開口幅に設定されている。また、突部34により狭められた第2挿通孔32の開口幅は、1本の紐体41の太さより狭く設定されている。
紐部材40は、所定の長さの紐体41が略中央で折り返されてループ状になっており、その折り返された部分が折り返し部を形成している。また、紐体41の揃えられた両端部には、摘み部42が取り付けられている。摘み部42は、例えば、合成樹脂の射出成形により形成されている。
次に、図3を参照して、紐部材40の取付部30への取り付けについて説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20の表面から裏面に向けて第1挿通孔31に挿通する。次いで、引手部材20の裏面側で紐体41を拡げて形成されるループに連結部22を潜らせながら表面側に導き、開口部33を通過させて一対の第2挿通孔32に挿通する。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30に取り付けられる。
続いて、図3を参照して、紐部材40の取付部30に取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、左右の第2挿通孔32間に引っ掛けられ、左右の第2挿通孔32には折り返し部と連続する紐体41が1本ずつ挿通される。より詳細には、紐部材40の折り返し部は、第2挿通孔32間における取付部30の表面及び裏面の一方を覆うように配置され、折り返し部と連続する紐体41が表面及び裏面の他方に向かって第2挿通孔32を通過する。その後、左右の第2挿通孔32を通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、取付部30の表面及び裏面の他方から一方に向かって第1挿通孔31を通過する。
また、引手部材20は、第1挿通孔31と一対の第2挿通孔32とを隔離する一対の隔離領域S1を有しており、この一対の隔離領域S1の裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10によれば、引手部材20の取付部30は、表裏方向に貫通する第1挿通孔31及び一対の第2挿通孔32を有し、紐部材40は、第1挿通孔31及び第2挿通孔32に挿通されて取付部30に取り付けられるため、引手10及びこの引手10を備えるスライダー11のデザイン性を向上することができる。さらに、紐部材40を容易に装着することができ、また、紐部材40を容易に交換することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10によれば、第2挿通孔32の開口幅が突部34により狭められているので、紐部材40の紐体41が第2挿通孔32から外れてしまうのを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図4及び図5を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の引手10Aは、図4及び図5に示すように、平板状の引手部材20Aと、引手部材20Aに取り付けられる紐部材40と、を備える。
引手部材20Aは、スライダー胴体12に取り付けられる連結部22Aと、連結部22Aから延設されて紐部材40が取り付けられる取付部30Aと、有する。また、引手部材20Aの外形形状は、略卵型形状である。
連結部22Aは、中央に略長円形状の引手開口部23Aを設けることで、左右両側に一対の脚部24Aが形成され、一対の脚部24Aの先端同士が軸部25Aで連結されている。軸部25Aは、スライダー胴体12のカバー部材13に揺動自在に取り付けられる。
取付部30Aには、左右方向中央に略U字形の第1挿通孔31Aが、その略U字形の開いた部分を連結部22A側に向けて表裏方向に貫通して形成されている。また、第1挿通孔31Aの上方には、略U字形の第2挿通孔32Aが、その略U字形の開いた部分を第1挿通孔31A側に向けて表裏方向に貫通して形成されている。従って、第2挿通孔32Aは、第1挿通孔31Aに対して左右対称に形成されている。なお、第2挿通孔32Aは略U字形と換言してもよい。
また、取付部30Aは、第1挿通孔31Aと第2挿通孔32Aとの間に配置される隔離領域S2を有する。そして、略U字形の第1挿通孔31Aに囲まれることにより形成される第1片部35Aは、隔離領域S2から連結部22A側と反対側に延設されている。また、略U字形の第2挿通孔32Aに囲まれることにより形成される第2片部36Aは、隔離領域S2から連結部22A側に延設されている。
また、第2挿通孔32Aの外側内周面の左右下端部には、第2挿通孔32Aの開口幅を狭めるように突部34Aが突出して形成されている。また、第2挿通孔32Aは、第1挿通孔31Aと連結部22Aとの間に配置されている。
第1挿通孔31A及び第2挿通孔32Aは、1本の紐体41が挿通可能な開口幅に設定される。また、突部34Aにより狭められた第2挿通孔32Aの開口幅は、1本の紐体41の太さより狭く設定されている。
次に、図5を参照して、紐部材40の取付部30Aへの取り付けについて説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Aの表面から裏面に向けて第1挿通孔31Aに挿通する。このとき、紐体41は、第1挿通孔31Aの左右の上端に1本ずつ分けて挿通する。次いで、紐体41を引手部材20Aの裏面から表面に向けて第2挿通孔32Aに挿通し、第2挿通孔32Aから引き出された紐体41のループに、紐部材40の摘み部42を潜らせる。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Aに取り付けられる。
続いて、図5を参照して、紐部材40の取付部30Aに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部と連続する各紐体41は、第2挿通孔32Aの左右の下端部を、取付部30Aの表面及び裏面の一方から他方に向かって通過する。第2挿通孔32Aを通過した各紐体41は、第1挿通孔31Aの左右の上端部を、表面及び裏面の他方から一方に向かって通過する。その後、第1挿通孔31Aを通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、紐部材40の折り返し部と折り返し部と連続する紐体41により形成されるループを通過する。これにより、紐部材40の折り返し部は、取付部30Aと一対の紐体41との間に配置される。
また、引手部材20Aは、第1挿通孔31Aと第2挿通孔32Aとを隔離する隔離領域S2を有しており、この隔離領域S2の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Aによれば、引手部材20Aの取付部30Aは、表裏方向に貫通する第1挿通孔31A及び第2挿通孔32Aを有し、紐部材40は、第1挿通孔31A及び第2挿通孔32Aに挿通されて取付部30Aに取り付けられるため、引手10A及びこの引手10Aを備えるスライダー11のデザイン性を向上することができる。さらに、紐部材40を容易に装着することができ、また、紐部材40を容易に交換することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Aによれば、第2挿通孔32Aの開口幅が突部34Aにより狭められているので、紐部材40の紐体41が第2挿通孔32A内で移動してしまうのを防止することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図6〜図9を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の引手10Bは、図6及び図7に示すように、平板状の引手部材20Bと、引手部材20Bに取り付けられる紐部材40と、を備える。
引手部材20Bは、スライダー胴体12に取り付けられる連結部22Bと、連結部22Bから延設されて紐部材40が取り付けられる取付部30Bと、を有する。また、引手部材20Bの外形形状は、略ダルマ型形状である。
連結部22Bは、中央に略長円形状の引手開口部23Bを設けることで、左右両側に一対の脚部24Bが形成され、一対の脚部24Bの先端同士が軸部25Bで連結されている。軸部25Bは、スライダー胴体12のカバー部材13に揺動自在に取り付けられる。
取付部30Bには、左右方向中央に円形の第1挿通孔31Bが表裏方向に貫通して形成されている。また、第1挿通孔31Bの外側には、略C字形の第2挿通孔32Bが、その略C字形の開いた部分を下方に向けて表裏方向に貫通して形成されている。また、略C字形の第2挿通孔32Bに囲まれることにより形成される片部36Bの左右方向中央に第1挿通孔31Bが配置されている。従って、第2挿通孔32Bは、第1挿通孔31Bに対して左右対称に形成されている。
第2挿通孔32Bの外側内周面の左右下端部には、第2挿通孔32Bの開口幅を狭めるように突部34Bが突出して形成されている。また、第2挿通孔32Bは、第1挿通孔31Bと連結部22Bとの間に配置されている。
第1挿通孔31Bは、少なくとも2本の紐体41が挿通可能な大きさに設定されている。第2挿通孔32Bは、1本の紐体41が挿通可能な開口幅に設定されている。また、突部34Bにより狭められた第2挿通孔32Bの開口幅は、1本の紐体41の太さより狭く設定されている。
次に、図7を参照して、紐部材40の取付部30Bへの取り付けの第1例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Bの裏面から表面に向けて第1挿通孔31Bに挿通する。次いで、第1挿通孔31Bから引き出された紐体41のループを左右に広げながら、第2挿通孔32Bに引手部材20Bの表面から裏面に向けて挿通する。このとき、紐体41は、第2挿通孔32Bの左右の下端に1本ずつ分けて挿通する。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Bに取り付けられる。
続いて、図7を参照して、上記第1例における紐部材40の取付部30Bに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、第2挿通孔32Bの左右の下端部間における取付部30Bの表面及び裏面の一方を覆うように配置され、折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Bの表面及び裏面の一方から他方に向かって第2挿通孔32Bの左右の下端部を通過する。第2挿通孔32Bを通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、取付部30Bの表面及び裏面の他方から一方に向かって第1挿通孔31を通過する。その後、一対の紐体41は、紐部材40の折り返し部と折り返し部と連続する紐体41により形成されるループを通過する。これにより、一対の紐体41は、紐部材40の折り返し部と取付部30Bとの間に配置される。
また、引手部材20Bは、第1挿通孔31Bと第2挿通孔32Bとを隔離する隔離領域S3を有しており、この隔離領域S3の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
次に、図8を参照して、紐部材40の取付部30Bへの取り付けの第2例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Bの表面から裏面に向けて第1挿通孔31Bに挿通する。次いで、第1挿通孔31Bに挿通された紐体41の折り返し部を、左右の紐体41間に通しつつ取付部30Bの下方を通過させて表面側に引き出した後、引き出された紐体41のループを左右に広げながら、第2挿通孔32Bに引手部材20Bの表面から裏面に向けて挿通する。このとき、紐体41は、第2挿通孔32Bの左右の下端に1本ずつ分けて挿通する。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Bに取り付けられる。
続いて、図8を参照して、上記第2例における紐部材40の取付部30Bに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、第2挿通孔32Bの左右の下端部間における取付部30Bの表面及び裏面の一方を覆うように配置され、折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Bの表面及び裏面の一方から他方に向かって第2挿通孔32Bの左右の下端部を通過する。第2挿通孔32Bを通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、取付部30Bの表面及び裏面の他方から一方に向かって取付部30Bの下方を通過する。取付部30Bの下方を通過した各紐体41は、紐部材40の折り返し部と取付部30Bとの間を通過した後、取付部30Bの表面及び裏面の一方から他方に向かって第1挿通孔31Bを通過する。第1挿通孔31Bを通過した各紐体41は、第2挿通孔32Bの左右の下端部から取付部30Bの下方を通過した左右の紐体41と取付部30Bとの間をそれぞれ通過する。
また、この第2例の場合、上記隔離領域S3の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
次に、図9を参照して、紐部材40の取付部30Bへの取り付けの第3例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Bの表面から裏面に向けて第1挿通孔31Bに挿通する。次いで、第1挿通孔31Bに挿通された紐体41の折り返し部を、取付部30Bの下方を通過させて表面側に引き出した後、引き出された紐体41のループ内に紐部材40の摘み部42を潜らせる。次いで、紐体41のループを左右に広げながら、第2挿通孔32Bに引手部材20Bの表面から裏面に向けて挿通する。このとき、紐体41は、第2挿通孔32Bの左右の下端に1本ずつ分けて挿通する。次いで、第2挿通孔32Bに挿通された紐体41のループを下方に引き出した後、そのループに紐部材40の摘み部42を再度潜らせる。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Bに取り付けられる。
続いて、図9を参照して、上記第3例における紐部材40の取付部30Bに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、取付部30Bの下方に配置され、紐部材40の折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Bの表面及び裏面の一方から他方に向かって第2挿通孔32Bの左右の下端部を通過する。第2挿通孔32Bを通過した各紐体41は、取付部30Bの表面及び裏面の他方から一方に向かって取付部30Bの下方を通過する。取付部30Bの下方を通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、取付部30Bの表面及び裏面の一方から他方に向かって第1挿通孔31Bを通過する。第1挿通孔31Bを通過した各紐体41は、取付部30Bの下方に配置された紐部材40の折り返し部と取付部30Bとの間を通過する。
また、この第3例の場合、上記隔離領域S3の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Bによれば、引手部材20Bの取付部30Bは、表裏方向に貫通する第1挿通孔31B及び第2挿通孔32Bを有し、紐部材40は、第1挿通孔31B及び第2挿通孔32Bに挿通されて取付部30Bに取り付けられるため、引手10B及びこの引手10Bを備えるスライダー11のデザイン性を向上することができる。さらに、紐部材40を容易に装着することができ、また、紐部材40を容易に交換することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Bによれば、第2挿通孔32Bの開口幅が突部34Bにより狭められているので、紐部材40の紐体41が第2挿通孔32B内で移動してしまうのを防止することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、図10〜図13を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの引手の第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の引手10Cは、図10及び図11に示すように、平板状の引手部材20Cと、引手部材20Cに取り付けられる紐部材40と、を備える。
引手部材20Cは、スライダー胴体12に取り付けられる連結部22Cと、連結部22Cから延設されて紐部材40が取り付けられる取付部30Cと、を有する。また、引手部材20Cの外形形状は、略五角形形状である。
連結部22Cは、中央に矩形の引手開口部23Cを設けることで、左右両側に一対の脚部24Cが形成され、一対の脚部24Cの先端同士が軸部25Cで連結されている。軸部25Cは、スライダー胴体12のカバー部材13に揺動自在に取り付けられる。
取付部30Cには、左右方向中央に円形の第1挿通孔31Cが表裏方向に貫通して形成されている。また、第1挿通孔31Cの外側には、略C字形の第2挿通孔32Cが、その略C字形の開いた部分を上方に向けて表裏方向に貫通して形成されている。また、略C字形の第2挿通孔32Cに囲まれることにより形成される片部36Cの左右方向中央に第1挿通孔31Cが配置されている。従って、第2挿通孔32Cは、第1挿通孔31Cに対して左右対称に形成されている。
第2挿通孔32Cの内側内周面の左右上端部には、第2挿通孔32Cの開口幅を狭めるように突部34Cが突出して形成されている。また、第2挿通孔32Cは、その一部が第1挿通孔31Cと連結部22Cとの間に配置されている。
第1挿通孔31Cは、少なくとも2本の紐体41が挿通可能な大きさに設定されている。第2挿通孔32Cは、1本の紐体41が挿通可能な開口幅に設定されている。また、突部34Cにより狭められた第2挿通孔32Cの開口幅は、1本の紐体41の太さより狭く設定されている。
次に、図11を参照して、紐部材40の取付部30Cへの取り付けの第1例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Cの表面から裏面に向けて第2挿通孔32Cに挿通すると共に、挿通した左右の紐体41を第2挿通孔32Cの左右の上端にそれぞれ移動する。次いで、第2挿通孔32Cに挿通された紐体41の折り返し部を、第1挿通孔31Cに引手部材20Cの裏面から表面に向けて挿通する。次いで、第1挿通孔31Cに挿通され表面側に引き出された紐体41のループ内に紐部材40の摘み部42を潜らせる。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Cに取り付けられる。
続いて、図11を参照して、上記第1例における紐部材40の取付部30Cに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、第1挿通孔31Cの近傍において取付部30Cの表面及び裏面の一方に配置され、紐部材40の折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Cの表面及び裏面の一方から他方に向かって第1挿通孔31Cを通過する。第1挿通孔31Cを通過した各紐体41は、取付部30Cの表面及び裏面の他方から一方に向かって第2挿通孔32Cの左右の上端部を通過する。第2挿通孔32Cを通過した各紐体41は、左右方向中央で合流して、紐部材40の折り返し部と折り返し部と連続する紐体41により形成されるループを通過する。
また、引手部材20Cは、第1挿通孔31Cと第2挿通孔32Cとを隔離する隔離領域S4を有しており、この隔離領域S4の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
次に、図12を参照して、紐部材40の取付部30Cへの取り付けの第2例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Cの表面から裏面に向けて第1挿通孔31Cに挿通する。次いで、第1挿通孔31Cに挿通された紐体41の折り返し部を、第2挿通孔32Cに引手部材20Cの裏面から表面に向けて挿通する。次いで、第2挿通孔32Cに挿通され表面側に引き出された紐体41のループ内に紐部材40の摘み部42を潜らせる。次いで、第2挿通孔32Cに挿通した左右の紐体41を第2挿通孔32Cの左右の上端にそれぞれ移動する。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Cに取り付けられる。
続いて、図12を参照して、上記第2例における紐部材40の取付部30Cに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、第2挿通孔32Cの左右の上端部間における取付部30Cの表面及び裏面の一方を覆うように配置され、折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Cの表面及び裏面の一方から他方に向かって第2挿通孔32Cの左右の上端部を通過する。第2挿通孔32Cを通過した各紐体41は、左右方向中央で合流しつつ、取付部30Cの表面及び裏面の他方から一方に向かって第1挿通孔31Cを通過する。
また、この第2例の場合、上記隔離領域S4の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
次に、図13を参照して、紐部材40の取付部30Cへの取り付けの第3例について説明する。まず、紐体41の折り返し部を、引手部材20Cの表面から裏面に向けて第1挿通孔31Cに挿通する。次いで、第1挿通孔31Cに挿通された紐体41の折り返し部を、第2挿通孔32Cに引手部材20Cの裏面から表面に向けて挿通する。次いで、第2挿通孔32Cに挿通され表面側に引き出された紐体41のループ内に紐部材40の摘み部42を潜らせる。次いで、第2挿通孔32Cに挿通した左右の紐体41を第2挿通孔32Cの左右の上端にそれぞれ移動する。次いで、第2挿通孔32Cに挿通された紐体41の折り返し部を、左右の紐体41間に通しつつ第2挿通孔32Cに引手部材20Cの表面から裏面に向けて再度挿通して、取付部30Cの下方まで引き出す。次いで、取付部30Cの下方に引き出された紐体41のループ内に紐部材40の摘み部42を潜らせる。そして、紐体41を下方に引くことで、紐体41が引き絞られて紐部材40が取付部30Cに取り付けられる。
続いて、図13を参照して、上記第3例における紐部材40の取付部30Cに取り付けられた状態について説明する。紐部材40の折り返し部は、取付部30Cの下方に配置され、紐部材40の折り返し部と連続する各紐体41は、取付部30Cの表面及び裏面の一方から他方に向かって第2挿通孔32Cの左右方向中央を通過する。第2挿通孔32Cの左右方向中央を通過した各紐体41は、左右方向中央で合流しつつ、取付部30Cの表面及び裏面の他方から一方に向かって第2挿通孔32Cの左右の上端部を通過する。第2挿通孔32Cの左右の上端部を通過した各紐体41は、取付部30Cの表面及び裏面の一方から他方に向かって第1挿通孔31Cを通過する。第1挿通孔31Cを通過した各紐体41は、第2挿通孔32Cの左右方向中央から第2挿通孔32Cの左右の上端部に延びる一対の紐体41の左右方向外側をそれぞれ通った後、紐部材40の折り返し部と折り返し部と連続する紐体41により形成されるループを通過する。
また、この第3例の場合、上記隔離領域S4の表面及び裏面の一部が架け渡された紐体41により隠されている。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Cによれば、引手部材20Cの取付部30Cは、表裏方向に貫通する第1挿通孔31C及び第2挿通孔32Cを有し、紐部材40は、第1挿通孔31C及び第2挿通孔32Cに挿通されて取付部30Cに取り付けられるため、引手10C及びこの引手10Cを備えるスライダー11のデザイン性を向上することができる。さらに、紐部材40を容易に装着することができ、また、紐部材40を容易に交換することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダーの引手10Cによれば、第2挿通孔32Cの開口幅が突部34Cにより狭められているので、紐部材40の紐体41が第2挿通孔32C内で移動してしまうのを防止することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、本発明は上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、紐部材の引手部材への取り付け方は、各実施形態に示したものに限定されず、任意の取り付け方が可能である。
また、引手部材の外形形状は、各実施形態に示したものに限定されず、任意の形状とすることが可能である。
10,10A,10B,10C 引手
11 スライドファスナー用スライダー
12 スライダー胴体
20,20A,20B,20C 引手部材
22,22A,22B,22C 連結部
30,30A,30B,30C 取付部
31,31A,31B,31C 第1挿通孔
32,32A,32B,32C 第2挿通孔
34,34A,34B,34C 突部
40 紐部材
41 紐体
42 摘み部
S1,S2,S3,S4 隔離領域

Claims (6)

  1. スライドファスナー用スライダー(11)のスライダー胴体(12)に取り付けられる引手(10,10A,10B,10C)であって、
    前記引手(10,10A,10B,10C)は、平板状の引手部材(20,20A,20B,20C)と、前記引手部材(20,20A,20B,20C)に取り付けられる紐部材(40)と、を備え、
    前記引手部材(20,20A,20B,20C)は、前記スライダー胴体(12)に取り付けられる連結部(22,22A,22B,22C)と、前記連結部(22,22A,22B,22C)から延設されて前記紐部材(40)が取り付けられる取付部(30,30A,30B,30C)と、を有し、
    前記取付部(30,30A,30B,30C)は、表裏方向に貫通する第1挿通孔(31,31A,31B,31C)及び第2挿通孔(32,32A,32B,32C)を有し、
    前記第1挿通孔(31,31A,31B,31C)は、前記取付部(30,30A,30B,30C)の左右方向中央に配置され、
    前記第2挿通孔(32,32A,32B,32C)は、少なくとも一部が前記第1挿通孔(31,31A,31B,31C)と前記連結部(22,22A,22B,22C)との間に配置され、
    前記紐部材(40)は、所定長さの紐体(41)の略中央を折り返して形成した折り返し部を有し、前記折り返し部を前記第1挿通孔(31,31A,31B,31C)及び前記第2挿通孔(32,32A,32B,32C)の少なくとも一方に、少なくとも1度挿通されて前記取付部(30,30A,30B,30C)に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10,10A,10B,10C)。
  2. 前記第2挿通孔(32,32A,32B,32C)は、その開口幅を狭めるように突出形成された一対の突部(34,34A,34B,34C)を有することを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10,10A,10B,10C)。
  3. 前記引手部材(20,20A,20B,20C)は、前記第1挿通孔(31,31A,31B,31C)と前記第2挿通孔(32,32A,32B,32C)とを隔離する隔離領域(S1,S2,S3,S4)を有し、
    前記隔離領域(S1,S2,S3,S4)の表面及び裏面の少なくとも一方の少なくとも一部は、前記紐部材(40)が架け渡されて隠されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10,10A,10B,10C)。
  4. スライドファスナー用スライダー(11)のスライダー胴体(12)に取り付けられる引手(10)であって、
    前記引手(10)は、平板状の引手部材(20)と、前記引手部材(20)に取り付けられる紐部材(40)と、を備え、
    前記引手部材(20)は、前記スライダー胴体(12)に取り付けられる連結部(22)と、前記連結部(22)から延設されて前記紐部材(40)が取り付けられる取付部(30)と、を有し、
    前記取付部(30)は、表裏方向に貫通する第1挿通孔(31)及び第2挿通孔(32)を有し、
    前記第1挿通孔(31)は、前記取付部(30)の左右方向中央に配置され、
    前記第2挿通孔(32)は、前記第1挿通孔(31)の左右両側に一対で形成され、且つ前記取付部(30)の外側面に開口する開口部(33)を有し、
    前記第2挿通孔(32)は、少なくとも一部が前記第1挿通孔(31)と前記連結部(22)との間に配置され、
    前記紐部材(40)は、前記第1挿通孔(31)及び前記第2挿通孔(32)に少なくとも1度挿通されて前記取付部(30)に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10)。
  5. スライドファスナー用スライダー(11)のスライダー胴体(12)に取り付けられる引手(10A)であって、
    前記引手(10A)は、平板状の引手部材(20A)と、前記引手部材(20A)に取り付けられる紐部材(40)と、を備え、
    前記引手部材(20A)は、前記スライダー胴体(12)に取り付けられる連結部(22A)と、前記連結部(22A)から延設されて前記紐部材(40)が取り付けられる取付部(30A)と、を有し、
    前記取付部(30A)は、表裏方向に貫通する略U字形の第1挿通孔(31A)と、表裏方向に貫通する略逆U字形の第2挿通孔(32A)と、前記第1挿通部(31A)と前記第2挿通部(32A)との間に配置される隔離領域(S2)と、を有し、
    前記第1挿通孔(31A)は、前記取付部(30A)の左右方向中央に配置され、
    前記第2挿通孔(32A)は、少なくとも一部が前記第1挿通孔(31A)と前記連結部(22A)との間に配置され、
    前記第1挿通孔(31A)に囲まれた第1片部(35A)は、前記隔離領域(S2)から前記連結部(22A)側と反対側に延設され、
    前記第2挿通孔(32A)に囲まれた第2片部(36A)は、前記隔離領域(S2)から前記連結部(22A)側に延設され、
    前記紐部材(40)は、前記第1挿通孔(31A)及び前記第2挿通孔(32A)に少なくとも1度挿通されて前記取付部(30A)に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10A)。
  6. スライドファスナー用スライダー(11)のスライダー胴体(12)に取り付けられる引手(10B,10C)であって、
    前記引手(10B,10C)は、平板状の引手部材(20B,20C)と、前記引手部材(20B,20C)に取り付けられる紐部材(40)と、を備え、
    前記引手部材(20B,20C)は、前記スライダー胴体(12)に取り付けられる連結部(22B,22C)と、前記連結部(22B,22C)から延設されて前記紐部材(40)が取り付けられる取付部(30B,30C)と、を有し、
    前記取付部(30B,30C)は、表裏方向に貫通する第1挿通孔(31B,31C)と、表裏方向に貫通する略C字形の第2挿通孔(32B,32C)と、を有し、
    前記第1挿通孔(31B,31C)は、前記取付部(30B,30C)の左右方向中央、且つ前記第2挿通孔(32B、32C)に囲まれた片部(36B,36C)の左右方向中央に配置され、
    前記第2挿通孔(32B,32C)は、少なくとも一部が前記第1挿通孔(31B,31C)と前記連結部(22B,22C)との間に配置され、
    前記紐部材(40)は、前記第1挿通孔(31B,31C)及び前記第2挿通孔(32B,32C)に少なくとも1度挿通されて前記取付部(30B,30C)に取り付けられることを特徴とするスライドファスナー用スライダー(11)の引手(10B,10C)。
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