JP2015213400A - 電動機駆動装置 - Google Patents

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晴之 宮崎
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Abstract

【課題】電圧飽和を正確に判断することで、電圧飽和に起因するモータの制御不安定化を回避し、低速回転域から高速回転域まで良質な駆動を可能にする。
【解決手段】ある一定の期間における、インバータの出力デューティが所定の各割合のときの回数をカウントする出力デューティカウント部21と、全体の回数に対して、デューティが100%の回数の割合を算出する含有率算出部22と、所定の電圧飽和判断基準値を記憶する電圧飽和判断基準値設定部25と、含有率が所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に電圧飽和と判断する電圧飽和判断部23と、含有率が所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、含有率が所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、電動機の進角を増加させる、もしくは電動機の速度減速指示のうち、少なくとも一方を実施することで電圧飽和を回避する電圧飽和回避制御部24を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスDCモータなどの電動機を任意の回転数で駆動する、電動機駆動装置に関するものである。
電動機を駆動する際の加速運転等による電流急変時などに、インダクタンスと電流変化の積に起因して電圧指令に相当するPWM駆動指令信号が大きくなる。しかし、PWM駆動指令信号が直流電源電圧を超える範囲では、PWM駆動出力信号が制限される電圧飽和が生じる。このような場合、電動機を加速させるためにPWM駆動指令信号を大きくさせても、直流電源電圧を越える範囲ではPWM駆動出力信号が制限される。よって、PWM駆動出力信号が直流電源電圧より小さい範囲でしか、PWM駆動出力信号を大きくさせることはできない。
そのため、PWM駆動出力信号が制限される範囲が増加するにつれ、電動機の加速を制限される範囲が増加する。これにより、電動機の速度ムラが生じ、電動機が振動するなどの駆動が不安定になることが一般的に知られている。そこで、電圧飽和に起因する電動機の駆動不安定化を回避する技術が提案されている。
電圧飽和に起因する電動機の駆動不安定化を回避する方法としては、PWM駆動指令信号のピーク値とDC電圧を検出する直流電圧検出器の情報をもとに電圧飽和を判断し、電圧飽和時には、電動機の速度指令値を減速させることにより行う方法である。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−33957号公報
電動機の誘起電圧歪みや、速度制御器もしくは電流制御器のPI演算のゲイン設定によって、PWM駆動指令信号が図2のPattern2、3のような非正弦波状の場合、従来技術における電圧飽和の判断方法を用いると、従来技術における飽和度合いの判断指標(PWM駆動指令信号のピーク値と直流電圧の比率)が同等の場合であっても、PWM駆動指令信号の波形によって、PWM駆動指令信号が直流電源電圧を超える範囲が異なる。
つまり、従来技術における電圧飽和の判断方法を用いると、PWM駆動出力信号が制限される範囲を正しく認識できない。そのため、図2のPattern1〜3のような場合においても、電圧飽和に起因する電動機の不安定化現象を回避するために、電圧飽和の判断基準を厳しく(PWM駆動出力信号が制限される範囲が広いほうにあわせて)設定しなければならない。このように設定することで、電動機の駆動が安定している状態にも関わらず電圧飽和と判断し、電圧飽和を回避するための速度減速指示によって、電動機の駆動範囲が制限されることが課題となる。
本発明では、上記従来の課題を解決するもので、電圧飽和に起因する電動機の駆動不安定化を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限拡大することができる電動機駆動装置を提供することを目的とする。
ある一定期間において、インバータの出力デューティが0%の回数と、前記デューティが100%の回数と、それ以外の回数と、全体の回数の少なくとも二つをカウントする出力デューティカウント部と、出力デューティカウント部から得られる情報から、全体の回数に対して、出力デューティカウント部から得られるデューティが100%となる回数と、デューティが0%となる回数のうち少なくとも一つの割合を算出する含有率算出部と、所定の電圧飽和判断基準値を記憶する電圧飽和判断基準値設定部と、含有率算出部から得られる含有率と、電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を比較し、含有率算出部から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、電圧飽和と判断する電圧飽和判断部を用いて電圧飽和かどうかを判断する。
これによって、PWM駆動指令信号が非正弦波状であっても、PWM駆動出力信号が制限される範囲を正しく認識することができるので、電動機の駆動が安定している状態にも関わらず、電圧飽和と判断することがないため、電圧飽和の判断基準を厳しく設定する必要がない。
本発明では、PWM駆動指令信号が非正弦波状であっても、電圧飽和に起因する電動機の不安定化を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限活用することができる。
本発明の実施形態に係る電動機駆動装置に関するブロック図である。 PWM駆動指令信号のピーク値と直流電圧のピーク値が同等の場合における、PWM駆動指令信号とPWM駆動出力信号の関係を示す図である。 電動機の相電流の時間変化の一例を表す図である。 PWM信号の変化の一例を示す図である。 図4における、PWM信号の変化時の電動機及びインバータに流れる電流を示す図である。 PWM信号の変化の一例を示す図である。 図6における、PWM信号の変化時の電動機及びインバータに流れる電流を示す図である。 PWM信号の変化の一例を表す図である。 本発明の含有率算出部に関する図である。 三相変調時のPWM駆動指令信号と直流電圧を表す図である。 電圧飽和かどうかを判断するタイミングに関する図である。 二相変調(下張り付き)時のPWM駆動指令信号とPWM駆動出力信号の関係を表す図である。 従来例を表すブロック図である。
第1の発明は、ある一定期間において、インバータの出力デューティが0%の回数と、前記デューティが100%の回数と、それ以外の回数と、全体の回数の少なくとも二つをカウントする出力デューティカウント部と、出力デューティカウント部から得られる情報から、全体の回数に対して、出力デューティカウント部から得られるデューティが100%となる回数と、デューティが0%となる回数のうち少なくとも一つの割合を算出する含有率算出部と、所定の電圧飽和判断基準値を記憶する電圧飽和判断基準値設定部と、含有率算出部から得られる含有率と、電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を比較し、含有率算出部から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、電圧飽和と判断する電圧
飽和判断部と、含有率算出部から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、含有率算出部から得られる含有率が、電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、電動機の進角を増加させる、もしくは電動機の速度減速指示のうち、少なくとも一方を実施することで電圧飽和を回避するように制御する電圧飽和回避制御部を備えることにより、電動機の誘起電圧歪みや、速度制御部16もしくは電流制御部17のPI演算のゲイン設定などによって、PWM駆動指令信号が非正弦波の場合においても、電圧飽和に起因する電動機の駆動が不安定になる現象を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限拡大することができる。
第2の発明は、含有率算出部では、電気角1周期の整数倍の期間における出力デューティカウント部から得られる全体の回数に対して、電気角1周期の整数倍の期間における出力デューティカウント部から得られるデューティが100%となる回数と、デューティが0%となる回数のうち少なくとも一つの割合を算出することにより、電動機の誘起電圧歪みや、速度制御部16もしくは電流制御部17のPI演算のゲイン設定などによって、PWM駆動指令信号が非正弦波の場合においても、電圧飽和に起因する電動機の駆動が不安定になる現象を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限拡大することができる。
第3の発明は、電圧飽和回避制御部では、含有率算出部から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、電動機の進角を増加させる。それでも、含有率算出部から得られる含有率が、電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合のみ、含有率算出部から得られる含有率が、電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、電動機の誘起電圧歪みや、速度制御部16もしくは電流制御部17のPI演算のゲイン設定などによって、PWM駆動指令信号が非正弦波の場合においても、電圧飽和に起因する電動機の駆動が不安定になる現象を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限拡大することができる。
第4の発明は、電圧飽和判断基準部では、PWM駆動指令信号生成部におけるPWM信号生成の際の変調方式によって、電圧飽和判断基準部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を切替えることにより、電動機の誘起電圧歪みや、速度制御部16もしくは電流制御部17のPI演算のゲイン設定などによって、PWM駆動指令信号が非正弦波の場合においても、電圧飽和に起因する電動機の駆動が不安定になる現象を回避しつつ、
電動機の駆動範囲を最大限拡大することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態に係るインバータ及びブラシレスモータの駆動装置に関するブロック図である。
直流電源1により供給される直流電圧は、インバータ4により所望の周波数及び電圧の交流電圧に変換され、ブラシレスモータ9に供給される。インバータ4は、制御部13によってスイッチング制御される。ブラシレスモータ9は、中性点を中心にY結線された3つの相巻線10u、10v、10wが取り付けられる固定子10、及び磁石が装着されている回転子11を備える。U相巻線10uの非結線端にU相端子12u、V相巻線10vの非結線端にV相端子12v、W相巻き線10wにW相端子12wが接続される。
インバータ4は、一対のスイッチング素子からなるハーフブリッジ回路をU相、V相、W相の三相備えている。ハーフブリッジ回路の一対のスイッチング素子は、直流電源1の
高圧側と低圧側に直列に接続され、ハーフブリッジ回路に直流電源1から出力される直流電圧が印加される。U相のハーフブリッジ回路は、高圧側のスイッチング素子5uと低圧側の6uから成る。V相のハーフブリッジ回路は、高圧側のスイッチング素子5vと低圧側の6vから成る。W相のハーフブリッジ回路は、高圧側のスイッチング素子5wと低圧側の6wから成る。また、各スイッチング素子と並列に還流ダイオード7u、7v、7w、8u、8v、8wが接続されている。インバータ4のスイッチング素子5u、6uの相互接続点、スイッチング素子5v、6vの相互接続点、スイッチング素子5w、6wの相互接続点に、ブラシレスモータ9の端子12u、12v、12wが接続される。インバータ4に印加されている直流電圧が、上述したインバータ4のスイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)などによって三相の交流電圧に変換されことにより、ブラシレスモータ9が駆動される。
次に、制御部13は、誘起電圧推定部14と、磁極位置・速度推定部15と、速度制御部16と、電流制御部17とPWM駆動指令信号生成部18と、デューティ補正部19と、出力デューティカウント部21と、含有率算出部22と、電圧飽和判断部23と、電圧飽和回避制御部24と、電圧飽和判断基準値設定部25から構成される。速度制御部16は、外部よりブラシレスモータ9に与える速度指令と、ブラシレスモータ9の回転子の磁極位置及び速度を推定する磁極位置・速度推定部15から求められる推定速度との偏差が0に収束するように電流指令を求める。電流制御部17は、速度制御部16で求められた電流指令値と、インバータ4の母線電流を観察し、その母線電流からブラシレスモータ9の相電流を検出する架線電流センサ3の情報をもとに、電流指令と検出電流の偏差が0に収束するように電圧指令を求める。
PWM駆動指令信号生成部18では、電流制御部17で求められた電圧指令を出力するために、インバータ4の各スイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)を駆動するためのPWM駆動指令信号を生成する。さらに、生成されたPWM駆動指令信号はデューティ補正部19で補正される。補正後のPWM駆動指令信号は、ドライバ20でスイッチング素子を電気的に駆動するためのドライブ信号に変換され、各スイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)が動作する。
誘起電圧推定部14は、架線電流センサ3で検出されたブラシレスモータ9の相電流と、PWM駆動指令信号生成部18で演算された電圧と、直流電圧検出部2で検出されたインバータ4の直流電圧から、ブラシレスモータ9の誘起電圧を推定する。また、磁極位置・速度推定部15では、誘起電圧推定部14で推定された情報をもとに、ブラシレスモータ9の磁極位置及び回転速度を推定する。推定された回転子磁極位置の情報をもとに、PWM駆動指令信号生成部18でブラシレスモータ9を駆動するためのPWM信号が生成される。
次に、誘起電圧推定部14の動作について説明する。ブラシレスモータ9の各相の巻線に流れる相電流(iu、iv、iw)は、架線電流センサ3で検出されたインバータ4の母線電流から得られる。また、各相の巻線に印加される相電圧(vu、vv、vw)は、PWM駆動指令信号生成部18で演算された電圧と、直流電圧検出部2で検出された情報から求められる。原理的には、これらより下記の式(1)〜(3)の演算によって、各相の巻線に誘起される誘起電圧(eu、ev、ew)が求められる。下記式のRは巻線抵抗、Lはインダクタンスを意味する。また、d(iu)/dt、d(iv)/dt、d(iw)/dtは各々iu、iv、iwの時間微分を意味する。
eu=vu−R×iu−L×d(iu)/dt (1)
ev=vv−R×iv−L×d(iv)/dt (2)
eu=vw−R×iw−L×d(iw)/dt (3)
ここで、式(1)〜(3)を展開すると、下記式(4)〜(6)となる。
eu=vu−R×iu
−(la+La)×d(iu)/dt
−Las×cos(2θ)×d(iu)/dt
−Las×iu×d{cos(2θ)}/dt
+0.5×La×d(iv)/dt
−Las×cos(2θ−2π/3)×d(iv)/dt
−Las×iv×d{cos(2θ−2π/3)}/dt
+0.5×La×d(iw)/dt
−Las×cos(2θ+2π/3)×d(iw)/dt
−Las×iw×d{cos(2θ+2π/3)}/dt (4)
ev=vv−R×iv
−(la+La)×d(iv)/dt
−Las×cos(2θ+2π/3)×d(iv)/dt
−Las×iu×d{cos(2θ+2π/3)}/dt
+0.5×La×d(iw)/dt
−Las×cos(2θ)×d(iw)/dt
−Las×iw×d{cos(2θ)}/dt
+0.5×La×d(iu)/dt
−Las×cos(2θ−2π/3)×d(iu)/dt
−Las×iu×d{cos(2θ−2π/3)}/dt (5)
ew=vw−R×iw
−(la+La)×d(iw)/dt
−Las×cos(2θ−2π/3)×d(iw)/dt
−Las×iw×d{cos(2θ−2π/3)}/dt
+0.5×La×d(iu)/dt
−Las×cos(2θ+2π/3)×d(iu)/dt
−Las×iu×d{cos(2θ+2π/3)}/dt
+0.5×La×d(iv)/dt
−Las×cos(2θ)×d(iv)/dt
−Las×iv×d{cos(2θ)}/dt (6)
ここで、d/dtは時間微分を表し、三角関数に関する微分の演算に現れるdθ/dtには推定速度(ωest)を電気角速度に変換したものを用いる。また、d(iu)/dt、d(iv)/dt、d(iw)/dtは、1次オイラ近似で求める。尚、W相電流(iw)は式(22)のように、U相電流(iu)と、V相電流(iv)との和の符号を変えたものとする。ここで、Rは巻線一相あたりの抵抗、laは巻線一相あたりの漏れインダクタンス、Laは巻線一相あたりの有効インダクタンスの平均値、及びLasは巻線一相あたりの有効インダクタンスの振幅である。
誘起電圧推定部14においては、式(4)、(5)、(6)を簡略化した次式(7)、(8)、(9)を使用する。簡略化は、相電流(iu、iv、iw)が正弦波であると仮定し、電流指令振幅(ia)と電流指令位相(βT)から相電流(iu、iv、iw)を簡略化したものである。
eu=vu+R×ia×sin(θ+βT)
+1.5×(la+La)×cos(θ+βT)
−1.5×Las×cos(θ−βT) (7)
ev=vv+R×ia×sin(θ+βT−2π/3)
+1.5×(la+La)×cos(θ+βT−2π/3)
−1.5×Las×cos(θ−βT−2π/3) (8)
ew=vw+R×ia×sin(θ+βT+2π/3)
+1.5×(la+La)×cos(θ+βT+2π/3)
−1.5×Las×cos(θ−βT+2π/3) (9)
次に、磁極位置・速度推定部15の動作について説明する。誘起電圧推定部14で推定された推定誘起電圧値(eu、ev、ew)から回転子11の位相と速度を推定する。これは、磁極位置・速度推定部15が認識している推定位相(θest)を、誘起電圧の誤差を用いて補正することにより、真値に収束させるものである。また、そこから、推定速度(ωest)を作成する。まず、各相の誘起電圧基準値を下記の式で求める。ここで、誘起電圧振幅値(em)は、推定誘起電圧(eum、evm、ewm)の振幅値と一致させることにより求める。
eum=em×sin(θ+βT) (10)
eum=em×sin(θ+βT−2π/3) (11)
eum=em×sin(θ+βT+2π/3) (12)
このようにして、求めた誘起電圧基準値(ejm)と誘起電圧推定値(ej)との偏差(ε)を式13から求める(j=u、v、w(jは相を意味する))。
ε=ej−eim (j=u、v、w) (13)
この偏差(ε)が0になれば推定位相(θest)が真値になるので、偏差(ε)が0に収束するように推定位相(θest)をPI演算などから求める。また、磁極位置・速度推定部15で推定位相(θest)の変動値を演算することにより、推定速度(ωest)を求める。
速度制御部16は、外部から与える速度指令(ωref)と、磁極位置・速度推定部15で求めた推定速度(ωest)の偏差が0に収束するように、次式(14)から電流指令振幅(Iref)を求める。
Iref=Kps×(ωref−ωest)
+Kis×∫(ωref−ωest)dt (14)
ここでは、Kpsは比例ゲイン、Kisは積分ゲインを意味する。
速度制御部16から求められる電流指令振幅(Iref)と、予め設定されていた電流指令位相(βT)を用いて、次式からdq軸電流指令値(idref、iqref)を求める。
idref=−Iref×sin(βT) (15)
iqref=Iref×cos(βT) (16)
また、ブラシレスモータ9の固定子巻線の相電流指令値(iuref、ivref、iwref)は、dq軸指令電流値(idref、iqref)と推定位相(θest)から、二相/三相変換することによって求められる。
電流制御部17では、相電流指令値(iuref、ivref、iwref)と、架線電流センサ3から得られる相電流検出値(iu、iv、iw)との偏差が0に収束するように、PI演算などで相電圧指令値(vuref、vvref、vwref)が求められる。
vuref=Kpc×(iuref−ωest)
+Kic×∫(iuref−iu)dt (17)
vvref=Kpc×(ivref−ωest)
+Kic×∫(ivref−iu)dt (18)
vwref=Kpc×(iwref−ωest)
+Kic×∫(iwref−iu)dt (19)
ここでは、Kpcは比例ゲイン、Kicは積分ゲインを意味する。
また、架線電流センサ3から得られる相電流検出値(iu、iv、iw)を三相/二相変換して、dq軸電流検出値(id、iq)を求め、電流制御部17でdq軸電流指令値(idref、iqref)との偏差が0に収束するように、PI演算でdq軸電圧指令値(vdref、vqref)を求めた後、二相/三相変換で相電圧指令値(vuref、vvref、vwref)を求めてもよい。
vdref=Kpc’×(iuref−ωest)
+Kic’×∫(iuref−iu)dt (20)
vqref=Kpc’×(ivref−ωest)
+Kic’×∫(ivref−iu)dt (21)
ここでは、Kpc’は比例ゲイン、Kic’は積分ゲインを意味する。
さらに、上記のように求められた相電圧指令値(vuref、vvref、vwref)を出力するために、インバータ4の各スイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)のPWM信号は、デューティ補正部19によって補正された後、ドライバ20に出力される。インバータ4の各スイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)は、補正後のPWM信号に従い駆動する。
ここで、インバータ4の母線電流にブラシレスモータ9の相電流が現れる様子を、図3〜8を用いて説明する。図3は、ブラシレスモータ9の各相の巻線に流れる相電流の状態と、電気角60°毎の各相の巻線に流れる相電流の状態が変化していく様子が示されている。
図3を参照すると、電気角0°〜60°の区間では、U相巻線10uと、W相巻線10wには非結線端から中性点に向けて、V相巻線10vには中性点から非結線端に向けて電流が流れていることを示している。電気角60°〜120°の区間においては、U相巻線10uには非結線端から中性点に向けて、V相巻線10vとW相巻線10wには中性点から非結線端に向けて電流が流れていることを示している。以降の区間についても0°〜60°の区間と同様に、電気角60°毎に各相の巻線に流れる相電流の状態が変化していく様子が示されている。
例えば、図3において電気角30°の時にPWM駆動指令信号生成部18で生成されたPWM信号が、図3のように変化した場合(U相はスイッチング素子5uを、V相はスイッチング素子5vを、W相はスイッチング素子5wを、Xはスイッチング素子を6u、Yはスイッチング素子6vを、Zはスイッチング素子6wを動作させる信号で、アクティブHiで記載)、インバータ4の母線には図5に示すようにタイミング1では0(電流が流れない)、タイミング2ではW相巻線10wに流れる電流(W相電流)、タイミング3ではV相巻線10vに流れる電流(V相電流)が現れる。
上記以外にも、図3において電気角30°の時にPWM駆動指令信号生成部18で生成されたPWM信号が図6のように変化した場合、インバータの母線には図7に示すようにタイミング1では0(電流が流れない)、タイミング2ではU相巻線10uに流れる電流(U相電流)、タイミング3ではV相巻線10vに流れる電流が現れる。(V相電流)このように、インバータ4の各スイッチング素子(5u、5v、5w、6u、6v、6w)
の状態によってインバータ母線にブラシレスモータ9の相電流が現れることが分かる。
上述のように、近接したタイミングでU相、V相、W相のうち、ニ相分の電流を判断できれば、
iu+iv+iw=0 (22)
式(22)から、三相の電流が求められる。
しかし、図3において電気角30°の時に、PWM駆動指令信号生成部18で生成されたPWM信号が図7のような場合、インバータ4の母線にはタイミング1で0(電流が流れない)、タイミング3でV相巻線10vに流れる電流(V相電流)しか現れない。このような場合には、三相それぞれの電流を求めることができず、誘起電圧推定部14で誘起電圧の推定が出来ないため、ブラシレスモータ9の駆動ができなくなる。
上記の場合を回避するために、デューティ補正部19において、ブラシレスモータ9の各相の巻線の相電流を検出する必要がある期間では、PWM駆動指令信号生成部18で生成されたPWM信号を確認する。もし、PWM信号が二相分の相電流を検出できない場合、PWM信号を二相分の相電流を検出できるように補正する。補正したPWM信号は、架線電流センサ3でインバータ4の母線電流を検出している期間は変化させないようにする。
また、デューティ補正部19から出力されたPWM信号のデューティ情報は、架線電流センサ3にも入力される。架線電流センサ3は、インバータ4の母線電流にブラシレスモータ9のどの相の電流が現れているのかを判断し、各相の電流値に変換する。架線電流センサ3による各相の検出電流値は誘起電圧推定部14での誘起電圧推定の演算に活用される。
以上のように、電流センサなどの電流検出手段をインバータ4とブラシレスモータ9の線間で2つ以上設けることなく、安価なシステム構成で位置センサレス駆動を実現する。
次に、PWM駆動指令信号生成部18の変調方式を三相変調として、本発明の特徴である出力デューティカウント部21と、含有率算出部22と、電圧飽和判断部23と、電圧飽和回避制御部24と、電圧飽和判断基準値設定部25について説明する。
まず、電圧飽和かどうかを判断する方法について述べる。電圧飽和判断基準値設定部25では、所定の電圧飽和判断基準値を設定する。
次に、出力デューティカウント部21について説明する。デューティ補正部19では、図10のようにPWM駆動指令信号が正側の直流電圧より大きい場合、PWM駆動出力信号は正側の直流電圧を超えて出力ができないため、デューティが100%となる。また、図10のようにPWM駆動指令信号が負側の直流電圧より小さい場合、PWM駆動出力信号は負側の直流電圧より小さい出力ができないため、デューティが0%となる。PWM駆動指令信号が負側の直流電圧より大きく、正側の直流電圧より小さい場合、デューティは0%〜100%となる。
さらに、上述した位置センサレス制御のためのデューティ補正後に、デューティ補正部19からキャリア周期毎に演算された各相(U相、V相、W相)のデューティに関する情報が出力される。
この情報をもとに、出力デューティカウント部21では、図9のように電気角1周期のデューティが0%の回数と、デューティが100%の回数と、電気角1周期の全体(デューティが0%の回数と、デューティが100%の回数と、それ以外の回数の合計)の回数
を、キャリア周期毎に各々カウントする。尚、磁極位置・速度推定部15で推定された推定位相の情報をもとに、電気角1周期を認識する。
そして、含有率算出部22では、出力デューティカウント部21の結果をもとに、式(23)から電気角1周期の全体の回数(Call)に対する、出力デューティが100%の回数(t100)とデューティが0%の回数(C0)の合計の含有率(Pct)を算出する。例えば図9の場合であれば、電気角1周期におけるデューティが100%の回数がB回、デューティが0%の回数がC回、電気角1周期における全体(デューティが0%の回数と、デューティが100%の回数と、それ以外の回数の合計)の回数がA回なので、含有率は(B+C)/Aとなる。
Pct=(C100+C0)/Call (23)
電圧飽和判断部23での動作について、図11を用いて説明する。式(23)から算出した含有率(Pct)と、電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を、図11のPattern1のように電気角1周期毎に比較し、含有率(Pct)が電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に電圧飽和と判断する。
本発明では、PWM駆動出力信号が制限される範囲に相当する、ある一定の期間におけるデューティが100%及び0%の合計期間の割合を、飽和度合いの指標として用いることで、ブラシレスモータ9の誘起電圧歪み等の影響により、PWM駆動指令信号が図2のPattern2、3のような非正弦波状であっても、PWM駆動出力信号が制限される範囲を正しく認識することができる。したがって、ブラシレスモータ9の駆動が安定している状態にも関わらず、電圧飽和と判断することがないため、電圧飽和の判断基準を厳しく設定する必要がない。そのため、従来技術よりもブラシレスモータ9の駆動範囲を広く使いこなすことができる。
次に、電圧飽和を回避する方法について述べる。進角記憶部26では、ブラシレスモータ9の進角の上限値が記憶されている。
電圧飽和回避制御部24では、電圧飽和判断部23で電圧飽和と判断した場合のみ、ブラシレスモータ9の進角と進角記憶部26で記憶されている上限値を比較し、ブラシレスモータ9の進角が進角記憶部26で記憶されている上限値より小さければ、含有率算出部22から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、ブラシレスモータ9の進角を所定量増加させ、電圧飽和を回避する。一方、ブラシレスモータ9の進角が進角記憶部26で記憶されている上限値以上であれば、含有率算出部22から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、ブラシレスモータ9の速度指令を所定量減速させることで電圧飽和を回避する。
尚、進角調整あるいは速度減速指示によって、含有率算出部22から得られる含有率が電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなれば、電圧飽和回避制御を停止する。さらに、電圧飽和回避制御の速度減速指示による速度指令の減速分を、速度指令に増加させる。
本発明では、上述したように電動機の速度減速指示によって、電動機の駆動範囲を極力制限しないように、可能な限り進角の調整によって電圧を飽和回避する。進角の調整によって電圧飽和を回避できない場合のみ、電動機の速度減速指示によって電圧飽和を回避することで、従来技術よりもブラシレスモータ9の駆動範囲を広く使いこなすことができる。
尚、電圧飽和判断基準値設定部25で設定する所定の電圧飽和判断基準値は、電圧飽和回避制御によるブラシレスモータ9の各相の速度脈動を避けるために、電圧飽和回避制御を実施するための電圧飽和判断基準値と、電圧飽和回避制御を停止する電圧飽和判断基準値を各々設けても良い。ただし、その場合は、必ず電圧飽和回避制御を実施するための電圧飽和判断基準値の方を、電圧飽和回避制御を停止する電圧飽和判断基準値よりも大きく設定する。
また、電圧飽和判断部23において、直前の電気角1周期の含有率(Pct)と、電圧飽和判断基準値設定部25で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値とをキャリア周期毎(図11のPattern2参照)に比較し、電圧飽和かどうかを判断してもよい。
また、PWM駆動指令信号生成部18での変調方式が二相変調(下張り付き)の場合、図12のようにPWM駆動指令信号生成部18において負側の直流電源電圧を越えるPWM駆動指令信号が生成されることはないため、出力デューティカウント部21では、電気角1周期のPWM駆動出力信号が制限される範囲に相当するデューティが100%の回数と、電気角1周期の全体(デューティが0%の回数と、デューティが100%の回数と、それ以外の回数の合計)の回数を、キャリア周期毎に各々カウントすればよい。
以上のように、電動機の誘起電圧歪みや、速度制御部16もしくは電流制御部17のPI演算のゲイン設定などによって、PWM駆動指令信号が非正弦波状の場合においても、上述したように本発明の指標を用いて電圧飽和かどうかを判断し、電圧飽和を回避するように制御することで、電圧飽和に起因する電動機の駆動が不安定になる現象を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大限拡大できる。
以上のように、本発明に係る電動機の駆動装置は、簡単な構成で電圧飽和かどうかを判断し、電圧飽和を回避するように制御することで、電圧飽和に起因する電動機の不安定化現象を回避しつつ、電動機の駆動範囲を最大化出来る。そのためエアコン、冷蔵庫や洗濯機等の電動機を用いた他の電化製品にも適用出来る。
1 直流電源
2 直流電圧検出部
3 架線電流センサ
4 インバータ
9 ブラシレスモータ(三相モータ)
13 制御部
14 誘起電圧推定部
15 磁極位置・速度推定部
16 速度制御部
17 電流制御部
18 PWM駆動指令信号生成部
19 デューティ補正部
20 ドライバ
21 出力デューティカウント部
22 含有率算出部
23 電圧飽和判断部
24 電圧飽和回避制御部
25 電圧飽和判断基準値設定部
26 進角記憶部
102 インバータ
103 ブラシレスモータ(圧縮機用3相電動機)
109 PWM信号生成手段
111 電流検出手段
116 インバータ印加電圧検出手段
117 誘起電圧推定手段
118 回転子位置速度推定手段
119 デューティ補正手段
120 電圧飽和制御手段
121 電圧飽和率設定器

Claims (4)

  1. ある一定期間において、インバータの出力デューティが0%の回数と、前記デューティが100%の回数と、それ以外の回数と、全体の回数の少なくとも二つをカウントする出力デューティカウント部と、
    出力デューティカウント部から得られる情報から、全体の回数に対して、出力デューティカウント部から得られるデューティが100%となる回数と、デューティが0%となる回数のうち少なくとも一つの割合を算出する含有率算出部と、
    所定の電圧飽和判断基準値を記憶する電圧飽和判断基準値設定部と、
    前記含有率算出部から得られる含有率と、前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を比較し、前記含有率算出部から得られる含有率が前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、電圧飽和と判断する電圧飽和判断部と、
    前記含有率算出部から得られる含有率が前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、前記含有率算出部から得られる含有率が、前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、電動機の進角を増加させる、または、電動機の速度指令を減速させる電圧飽和回避制御部とを備えることを特徴とする電動機駆動装置。
  2. 前記含有率算出部は、電気角1周期の整数倍の期間における出力デューティカウント部から得られる全体の回数に対して、電気角1周期の整数倍の期間における出力デューティカウント部から得られるデューティが100%となる回数と、デューティが0%となる回数のうち少なくとも一つの割合を算出することを特徴とする、請求項1に記載の電動機駆動装置。
  3. 前記電圧飽和回避制御部は、前記含有率算出部から得られる含有率が前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合に、電動機の進角を増加させ、それでも、前記含有率算出部から得られる含有率が、前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より大きい場合のみ、前記含有率算出部から得られる含有率が、前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値より小さくなるまで、電動機の速度指令を減速させることを特徴とする、請求項1または2に記載の電動機駆動装置。
  4. PWM信号生成の際の変調方式によって、前記電圧飽和判断基準値設定部で記憶されている所定の電圧飽和判断基準値を切替えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機駆動装置。
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