JP2015212772A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 結像光学系の第一の瞳領域を通過した光束に対応する第一の信号からなる第一の像と、前記結像光学系の第二の瞳領域を通過した光束に対応する第二の信号からなる第二の像と、の像ズレ量を算出する第一の算出手段と、
   測距画素の位置に応じた受光量分布に基づく換算係数を用いて、前記像ズレ量からデフォーカス量を算出する第二の算出手段と、
   を備える、測距装置。
2. 前記受光量分布に基づいて、前記換算係数を算出する第三の算出手段を更に備え、
   前記第二の算出手段は、前記第三の算出手段によって算出された前記換算係数を用いて、前記像ズレ量から前記デフォーカス量を算出する、
   請求項１に記載の測距装置。
3. 前記第三の算出手段は、
   均一輝度の被写体を撮影して得られる前記第一の信号または前記第二の信号から前記受光量分布を取得し、
   当該受光量分布を、均一輝度の被写体を撮影した場合の前記第一の信号または前記第二の信号の受光量分布の設計値と比較することによって前記換算係数を算出する、
   請求項２に記載の測距装置。
4. 前記第三の算出手段は、
   前記第一の信号と前記第二の信号の比を前記受光量分布として取得し、
   当該受光量分布を、均一輝度の被写体を撮影した場合の前記第一の信号および前記第二の信号の受光量分布の設計値の比と比較することによって前記換算係数を算出する、
   請求項２に記載の測距装置。
5. 前記第三の算出手段は、前記受光量分布と受光量分布の設計値との差分を用いて、前記換算係数を算出する、
   請求項２から４のいずれか１項記載の測距装置。
6. 前記第三の算出手段は、前記受光量分布と受光量分布の設計値との比を用いて、前記換
   算係数を算出する、
   請求項２から４のいずれか１項に記載の測距装置。
7. 前記第三の算出手段は、前記受光量分布の画素位置に対する微分値と受光量分布の設計値の画素位置に対する微分値とを用いて、前記換算係数を算出する、
   請求項２から４のいずれか１項に記載の測距装置。
8. 前記第三の算出手段は、前記結像光学系のＦ値、射出瞳距離、口径食の値のうちの少なくとも一つを含むレンズ情報も用いて、前記換算係数を算出する、
   請求項２から７のいずれか１項に記載の測距装置。
9. 結像光学系と、
   前記結像光学系の第一の瞳領域を通過した光束に対応する第一の信号と、前記結像光学系の第二の瞳領域を通過した光束に対応する第二の信号を取得し出力する測距画素を含む撮像素子と、
   請求項１から８のいずれか１項に記載の測距装置と、を有することを特徴とする撮像装置。
10. 測距装置における測距方法であって、
    結像光学系の第一の瞳領域を通過した光束に対応する第一の信号からなる第一の像と、結像光学系の第二の瞳領域を通過した光束に対応する第二の信号からなる第二の像と、の像ズレ量を算出する第一の算出ステップと、
    測距画素の位置に応じた受光量分布に基づく換算係数を用いて、前記像ズレ量からデフォーカス量を算出する第二の算出ステップと、
    を含む、測距方法。
11. 測距装置において用いられる測距パラメータ算出方法であって、
    結像光学系の第一の瞳領域を通過した光束に基づく第一の信号と、前記結像光学系の第二の瞳領域を通過した光束に基づく第二の信号を取得するステップと、
    前記第一の信号と前記第二の信号の少なくとも一方に基づいて、測距画素の位置に応じた受光量分布を算出するステップと、
    前記受光量分布に基づいて、像ズレ量をデフォーカス量に変換するための換算係数を算出するステップと、
    を含む、測距パラメータ算出方法。