JP2015211131A - 撮像素子ユニット、撮像装置、及びカメラ付携帯端末 - Google Patents

撮像素子ユニット、撮像装置、及びカメラ付携帯端末 Download PDF

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政大 齊藤
和宏 八重樫
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和宏 八重樫
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Abstract

【課題】様々な仕様のレンズ部に容易に対応できるとともに小型化を図ることができる撮像素子ユニットを提供する。【解決手段】撮像素子ユニットは、1以上のレンズ群を有するレンズ部に近接して配置される。撮像素子ユニットは、レンズ部により結像される被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子が実装される基板と、空気よりも屈折率の大きい透明物質で構成され、撮像素子の撮像エリアを覆うように配置される素子被覆部と、素子被覆部を囲繞するように基板の周縁部にモールド成形によって形成されるオーバーモールド部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子ユニット、撮像装置、及びカメラ付携帯端末に関する。
一般に、スマートフォン等の携帯端末には、小型の撮像装置が搭載されている。撮像装置は、1以上のレンズ群を有するレンズ部と、レンズ部により結像された被写体像を撮像する撮像素子を備える。被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うオートフォーカス機能及び撮影時に生じる手振れ(振動)を補正して画像の乱れを軽減する手振れ補正機能(OIS:Optical Image Stabilization)を備えているものも多い。近年では、画像のさらなる高精細化に対応すべく、高解像度の撮像装置が要求されている。
撮像装置における分解能Rは、K:定数(代表的には0.61)、λ:光の波長、NA:開口数として、下式(1)で表される。
R=K・λ/NA ・・・(1)
また、開口数NAは、n:近接レンズ(撮像素子の最も近くに配置されるレンズ、最終レンズとも呼ばれる)と撮像素子の間の媒質の屈折率、θ:光の入射角として、下式(2)で表される。
NA=n・sinθ ・・・(2)
K、λは一定なので、屈折率nの大きい物質で近接レンズと撮像素子の間を充填することで、分解能Rを高くすることができる。
例えば、特許文献1には、レンズバレル(鏡筒)内に撮像素子及び近接レンズを収容し、これらの間に空気よりも屈折率の大きい透明物質(例えば水)を充填してなる撮像素子ユニットが開示されている。
特開2005−303148号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置においては、撮像素子ユニットがレンズ部の一部である近接レンズを含んで構成されるため、様々な仕様のレンズ部を設計する上で制約がある。また、レンズバレル内に撮像素子が収容される構成となっているため、小型化を図ることが困難である。
本発明の目的は、様々な仕様のレンズ部に容易に対応できるとともに小型化を図ることができる撮像素子ユニットを提供すること、並びにこの撮像素子ユニットを備える撮像装置及びカメラ付携帯端末を提供することである。
本発明に係る撮像素子ユニットは、1以上のレンズ群を有するレンズ部に近接して配置される撮像素子ユニットであって、
前記レンズ部により結像される被写体像を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子が実装される基板と、
空気よりも屈折率の大きい透明物質で構成され、前記撮像素子の撮像エリアを覆うように配置される素子被覆部と、
前記素子被覆部を囲繞するように前記基板の周縁部にモールド成形によって形成されるオーバーモールド部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、上記の撮像素子ユニットと、
前記撮像素子ユニットに近接する近接レンズを含む1以上のレンズ群を有するレンズ部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るカメラ付き携帯端末は、上記の撮像装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像素子ユニットによれば、レンズ部を含まないので、様々な仕様のレンズ部に容易に対応することができ、汎用性が高い。また、オーバーモールド部によって素子被覆部を補強するので、小型化を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係る撮像素子ユニットを示す斜視図である。 撮像素子ユニットのX軸に垂直な断面図である。 撮像素子ユニットの製造工程を示す図である。 樹脂接着剤の塗布状態の一例を示す図である。 撮像素子ユニットを備える撮像装置を示す斜視図である。 撮像装置の光学系を示す図である。 第2レンズ群の駆動機構を示す図である。 樹脂接着剤の塗布状態の他の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像素子ユニット10を示す斜視図である。図2は、撮像素子ユニット10のX軸に垂直な断面図である。
図1、2に示す撮像素子ユニット10は、撮像装置の光学系において、1以上のレンズ群を有するレンズ部に近接して配置されるものである。撮像素子ユニット10は、撮像素子11、基板12、ガラス部13、及びオーバーモールド部14を備える。
撮像素子11は、例えばCCD(chargecoupled device)型イメージセンサー、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサー等により構成される。撮像素子11は、基板12に実装され、ボンディングワイヤー16を介して基板11上の配線に電気的に接続される。撮像素子11は、レンズ部(図示略)により結像された被写体像を撮像する。撮像素子11の受光面のうち中央部が撮像エリア11aであり、撮像エリア11aを除く周縁部が非撮像エリア11bである。
ガラス部13は、空気よりも屈折率の大きい透明なガラス材で構成され、撮像エリア11aを覆うように撮像素子11上に配置される。撮像素子11の撮像エリア11aにガラス部13を配置することにより、開口数NA(=n・sinθ)が大きくなり回折限界が小さくなるので、高解像度化を図るのに好適である。また、撮像素子ユニット10を撮像装置に実装する際に、撮像素子11の撮像エリア11aに塵埃が付着するのを防止できるので、良好な画像品質を実現することができる。
ガラス部13は、接着層15を介して撮像素子11上に接着される。接着層15は、例えば撮像素子11の受光面に樹脂接着剤(例えばシリコーン系樹脂)を塗布し、その上にガラス部13を載置して所定の圧力で押圧し、樹脂接着剤を押し拡げることにより形成される。
接着層15は、フィラー無しの樹脂接着剤(以下「第1の接着剤」)とフィラー入りの樹脂接着剤(以下「第2の接着剤」)を用いて形成するのが好ましい。接着層15のうち第1の接着剤で構成される部分を「第1の接着部」、第2の接着剤構成される部分を「第2の接着部」と称する。
第1の接着部は、撮像エリア11aを含む領域に配置され、第2の接着部は、撮像エリア11aを除く非撮像エリア11bにだけ配置される。通常、フィラーは撮像素子11の1画素よりも大きく、撮像エリア11a内にフィラーがあると画像に映り込んで画像品質が劣化するためである。
ガラス部13を押圧してもフィラーは容易に損壊しないので、非撮像エリア11bにフィラー入りの第2の接着部を配置することにより、接着層15の厚さを容易に制御することができる。フィラーの種類、大きさ、形状、添加量などは、接着層15に要求される接着力や接着層15の設計厚さに応じて適宜に調整される。
接着層15の厚さは、2μm以上25μm以下であることが好ましい。接着層15の厚さが2μm未満であると撮像素子11とガラス部13が熱応力等によって剥離する虞があり、25μmを超えると画像品質に悪影響を及ぼす虞があるためである。第2の接着剤に分散されるフィラーを調整することにより、接着層15の厚さを容易に所望の厚さとすることができる。
オーバーモールド部14は、受光面13aを除くガラス部13の周囲を囲繞するように基板12の周縁部にモールド成形によって形成される。オーバーモールド部14は、遮光性が高い、硬質の樹脂材料(例えばエポキシ樹脂)で構成され、ガラス部13を補強する。オーバーモールド部14は、ボンディングワイヤー16の配置領域を含んで形成され、基板12の外形サイズと同等に仕上げることができるので、特許文献1に記載されるような撮像素子ユニットに比較して小型化を図ることができる。また、オーバーモールド部14は、撮像素子11の周囲の小さな隙間にも充填され、高い遮光性を確保できるので、光の散乱を抑制することができる。
ガラス部13とオーバーモールド部14の界面は凹凸状になっていることが好ましい。ガラス部13とオーバーモールド部14の界面が平坦になっていると、撮像に寄与しない光線が反射して撮像素子11に入射し、フレア(光のかぶり)やゴースト(光の映り込み)が発生するためである。例えば、ガラス部13の周面に粗面加工を施すことにより、ガラス部13とオーバーモールド部14の界面を凹凸状に形成することができる。
なお、ガラス部13のうちオーバーモールド部14で覆われていない露出面、すなわちガラス部13の受光面13aには、赤外線カットフィルタ(赤外線カット層)を配置するようにしてもよい。この場合、赤外線カットフィルタの膜厚は、4〜7μmとするのが好ましい。
図3は、撮像素子ユニット10の製造工程を示す図である。
まず、図3Aに示すように、基板12に撮像素子11を実装する(第1の工程)。
次に、図3Bに示すように、撮像素子11の受光面に樹脂接着剤を塗布する(第2の工程)。具体的には、図4Aに示すように、撮像素子11の非撮像エリア11bにフィラー入りの第2の樹脂接着剤15bを塗布し、加熱又は光照射により仮硬化させて、ゲル状とする。図4Aでは、撮像エリア11aの四隅の外側に第2の樹脂接着剤15bを塗布している。
そして、図4Bに示すように、撮像エリア11a内にフィラー無しの第1の樹脂接着剤15aを塗布する。第1の樹脂接着剤15aの塗布量は、ガラス部13を押圧して第1の樹脂接着剤15aが押し拡げられるときに、撮像エリア11aの全面が覆われる程度に設定される。
次に、図3Cに示すように、撮像素子11にガラス部13を載置し、所定の圧力で押圧する(第3の工程)。このとき、フィラー無しの第1の樹脂接着剤15aは押し拡げられて、フィラー入りの第2の樹脂接着剤15bの隙間から撮像エリア11a外にも押し出される。また、第1の樹脂接着剤15aとともに気泡も撮像エリア11a外に押し出される。これにより、均一な接着層15が形成される(図4C参照)。そして、加熱又は光照射により第1の樹脂接着剤15a及び第2の樹脂接着剤15bを本硬化させる。
なお、ガラス部13の押圧によってフィラー入りの第2の樹脂接着剤15bも若干押し拡げられるので、拡がっても撮像エリア11aに侵入しないように、第2の樹脂接着剤15bの塗布位置及び塗布量を設定するべきである。
次に、図3Dに示すように、ガラス部13の周囲にモールド成形によってオーバーモールド部14を形成し、撮像素子ユニット10が完成する(第4の工程)。モールド成形後に、オーバーモールド部14の上面を研磨して、ガラス部13の受光面13aの面出しを行うようにしてもよい。
このように、撮像素子ユニット10は、レンズ部により結像される被写体像を撮像する撮像素子(11)と、撮像素子(11)が実装される基板(12)と、空気よりも屈折率の大きい透明物質で構成され、撮像素子(11)の撮像エリア(11a)を覆うように配置される素子被覆部(ガラス部13)と、素子被覆部(13)を囲繞するように基板(12)の周縁部にモールド成形によって形成されるオーバーモールド部(14)と、を備える。
撮像素子ユニット10によれば、レンズ部を含まないので、様々な仕様のレンズ部に容易に対応することができ、汎用性が高い。また、オーバーモールド部14によってガラス部13を補強するので、小型化を図ることができる。また、撮像素子11の受光面がガラス部13で覆われるので、撮像装置の高解像度化を図ることができる。さらには、撮像素子11の撮像エリア11aに塵埃が付着しないので、良好な画像品質を実現することができる。
図5は、撮像素子ユニット10を備える撮像装置1を示す斜視図である。図6は、撮像装置1の光学系を示す図である。
図5、図6に示す撮像装置1は、上述した撮像素子ユニット10と、撮像素子ユニット10に近接する近接レンズを含む1以上のレンズ群(図6では5群)を有するレンズ部20とを備える。撮像装置1は、例えばスマートフォン、携帯電話機、ノート型パソコン、タブレット端末、携帯型ゲーム機、webカメラ、車載用カメラ等のカメラ付き携帯端末に搭載される。
レンズ部20は、広角撮影(焦点距離:短)から望遠撮影(焦点距離:長)に対応できる、いわゆるズームレンズである。レンズ部20は、被写体側から順に、第1レンズ群21、第2レンズ群22、第3レンズ群23、第4レンズ群24、及び第5レンズ群25を有する。
第1レンズ群21は、プリズムを含むレンズ群であり、変倍中は固定とされる。
第2レンズ群22は、変倍に際して光軸上を移動してレンズ系全体としての焦点距離を変えるバリエータ−レンズ群である。例えば、広角端から望遠端への変倍の場合、第2レンズ群22は、第1レンズ群21側に移動する。
第3レンズ群23は、第2レンズ群22の移動に連動して光軸上を移動し、変倍に伴う焦点ズレを補正するコンペンセーターレンズ群である。
第4レンズ群24は、手振れ補正用のレンズである。
第5レンズ群25は、撮像素子ユニット10の受光面に近接する近接レンズである。
第2レンズ群22には、2群レンズ用駆動部32が接続される。第2レンズ群22の駆動機構を図7に示す。図7に示すように、第2レンズ群22は、レンズバレル324に保持される。レンズバレル324は、光軸に平行に配置されたガイド軸323に、摺動可能に保持される。また、レンズバレル324は、駆動用モーター321の駆動軸322に接続される。
制御部(図示略)によって2群レンズ用駆動部32(駆動用モーター321)の動作が制御されることにより、第2レンズ群22を保持するレンズバレル324がガイド軸323に沿って所定距離だけ移動し、焦点距離が変更される。
第3レンズ群23には、3群レンズ用駆動部33が接続される。制御部(図示略)によって第3群レンズ用駆動部33の動作が制御されることにより、第3レンズ群23は光軸上を所定距離だけ移動する。第3レンズ群23の駆動機構については、第2レンズ群22の駆動機構と同様であるので、説明を省略する。
第4レンズ群24には、OIS(Optical Image Stabilization)用駆動部34が接続される。OIS用駆動部34は、例えば第4レンズ群24を保持するレンズバレル(図示略)及びマグネット部(図示略)を有する可動部と、コイル部(図示略)を有する固定部と、を備え、ボイスコイルモーター(VCM)の駆動力を利用して、レンズバレルを揺動させる。制御部(図示略)によってOIS用駆動部34の動作が制御されることにより、第4レンズ群24が揺動し、手振れ補正が行われる。
2群レンズ用駆動部32、3群レンズ用駆動部33、及びOIS用駆動部34には、プリント配線基板42が接続され、このプリント配線基板42を介して給電及び駆動に関わる信号の入出力が行われる。
撮像素子ユニット10は、第5レンズ群25(近接レンズ)に近接して配置される。撮像素子ユニット10(ガラス部13の受光面13a又は赤外線カットフィルタ)と第5レンズ群25の間隔は、0.1μm〜2.8mmであることが好ましい。この場合、ガラス部13を設けない光学系に比較して、光軸上のMTF(Modulation Transfer Function)30%時の空間周波数が2.5倍向上し、解像度が格段に向上することが確認されている。
撮像素子ユニット10の基板12にはプリント配線基板41が接続され、このプリント配線基板41を介して撮像素子11への給電及び撮像素子11で撮像された映像信号の出力が行われる。
撮像素子ユニット10を備える撮像装置1によれば、高解像度化を図ることができる。また、撮像素子11の撮像エリア11aに塵埃が付着しないので、一定の品質が保持される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態におけるガラス部13に代えて、水や油等の液体を封止した箱体を適用することもできる。すなわち、本発明における素子被覆部は、空気よりも屈折率の大きい透明物質で構成されたものであればよい。
また、実施の形態におけるフィラー入りの第2の樹脂接着剤15bの配置箇所は、図4に示す形態に限定されない。例えば、図8Aに示すように、撮像素子11の撮像エリア11aの周縁に沿う複数の箇所(図8Aでは8箇所)に第2の樹脂接着剤15bを塗布するようにしてもよい。また例えば、図8Bに示すように、撮像素子11の撮像エリア11aの周縁に沿って第2の樹脂接着剤15bを帯状に塗布するようにしてもよい。すなわち、第2の樹脂接着剤15bは、フィラー無しの第2の樹脂接着剤15aが撮像エリア11a外に押し出される隙間を有するように塗布されればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 撮像装置
10 撮像素子ユニット
11 撮像素子
11a 撮像エリア
12 基板
13 ガラス部(素子被覆部)
14 オーバーモールド部
15 接着層
16 ワイヤーボンディング

Claims (10)

  1. 1以上のレンズ群を有するレンズ部に近接して配置される撮像素子ユニットであって、
    前記レンズ部により結像される被写体像を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子が実装される基板と、
    空気よりも屈折率の大きい透明物質で構成され、前記撮像素子の撮像エリアを覆うように配置される素子被覆部と、
    前記素子被覆部を囲繞するように前記基板の周縁部にモールド成形によって形成されるオーバーモールド部と、を備えることを特徴とする撮像素子ユニット。
  2. 前記素子被覆部は、ガラスで構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子ユニット。
  3. 前記素子被覆部は、接着層を介して前記撮像素子上に接着されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子ユニット。
  4. 前記接着層の厚さが2μm以上25μm以下であることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子ユニット。
  5. 前記接着層は、
    フィラー無しの第1の樹脂接着剤からなり、前記撮像エリアを含む領域に配置される第1の接着部と、
    フィラー入りの第2の樹脂接着剤からなり、前記撮像エリアを除く非撮像エリアにだけ配置される第2の接着部と、を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像素子ユニット。
  6. 前記素子被覆部と前記オーバーモールド部との界面が凹凸を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像素子ユニット。
  7. 前記素子被覆部のうち前記オーバーモールド部で覆われていない露出面に赤外線カット層を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像素子ユニット。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の撮像素子ユニットと、
    前記撮像素子ユニットに近接する近接レンズを含む1以上のレンズ群を有するレンズ部と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 前記近接レンズと前記撮像素子ユニットとの間隔が、0.1μm〜2.8mmであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 請求項8又は9に記載の撮像装置を備えることを特徴とするカメラ付き携帯端末。
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