JP2013057699A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックレンズを使用しても、撮像した画像品質の劣化を低減することが可能なレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、第3レンズ群保持枠234に固定された第3レンズ群230を有する。第3レンズ群230は、プラスチックレンズである第7レンズ231を含み、第7レンズ231は、光学有効領域402と光学有効領域402の外周に設けられた外周部404とから構成される。外周部404は、第3レンズ群保持枠234と第7レンズ231を固定するための3箇所の凹部406を有する。第3レンズ群保持枠234は、凹部406に対応した3箇所のピン301を有する。ピン301で凹部406を規制することにより、第3レンズ群保持枠234と第7レンズ231が固定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ鏡筒に関し、特に、レンズ鏡筒内部に配置されるレンズに関する。
近年、レンズからの入射光をCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complimente Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子を用いて撮像し、電気信号に変換後、画像として取り出せるようにした撮像装置が広く用いられている。また、レンズ交換式DSC(Digital Still Camera)や固定レンズ式DSC、ムービーなどの携帯用機器の小型化、高性能化の要求に伴い、撮像装置の主要部品であるレンズ鏡筒の小型化、軽量化、薄型化が一層求められている。一般に、レンズ鏡筒は、複数のレンズをズーム、フォーカスなどそれぞれの機能単位の一群とした複数のレンズ群から構成されている。
ところで近年、レンズの材料としてガラスに替えてプラスチックが多用されている。プラスチックレンズは、加工性に優れ、ガラスレンズよりも低コストである。しかしながら、プラスチックレンズは、ガラスレンズに比べ、機械的強度が低く、レンズ鏡筒への固定の際に歪みが発生しやすいという性質がある。そこで、プラスチックレンズのレンズ鏡筒への固定方法として種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、プラスチックレンズを強固に接着するとともにプラスチックレンズの歪み発生を防止する技術が開示されている。具体的には、プラスチックレンズにゲート残り部を設ける。ゲート残り部が干渉しない径の大径部をレンズ鏡筒に形成しプラスチックレンズの位置決めは筒部の突起部をレンズの外周面に嵌合させて行う。大径部に接着剤を供給してプラスチックレンズを固定する。ゲート残り部の面積により接着面積が増大するため接着力が増大し、接着剤層が厚いため接着剤の緩衝作用が大きくプラスチックレンズに歪みが生じない。
特開平7−159663号公報
従来、プラスチックレンズは光学設計上の余裕が比較的大きいレンズ群の一部として用いられていた。よって、レンズ枠への固定の際に生じる歪みは、大きな問題にならない場合が多かった。しかし、近年、レンズ鏡筒の低コスト化を進める上で、光学設計上の余裕が比較的小さいレンズ群の一部としてもプラスチックレンズが用いられつつある。また、プラスチックレンズを固定する際に、プラスチックレンズの位置決めのために、プラスチックレンズの外周端部が規制される。ここで、規制力によってはプラスチックレンズが変形し、歪みが発生する場合があった。このように、歪が発生したプラスチックレンズによって、撮像した画像の品質が劣化するといった問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、プラスチックレンズを使用しても、撮像した画像品質の劣化を低減することが可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、レンズ枠に固定されたレンズ群を有する。レンズ群は、プラスチックレンズを含み、プラスチックレンズは、光学有効領域と光学有効領域の外周に設けられた外周部とから構成される。外周部は、レンズ枠とプラスチックレンズを固定するための複数の固定部を有する。レンズ枠は、固定部に対応した複数のピンを有する。ピンで固定部を規制することにより、レンズ枠とプラスチックレンズが固定されている。
このような構成によれば、プラスチックレンズの位置決めのために、プラスチックレンズの位置を規制しても、変形の大部分は外周部で生じる。すなわち、変形が光学有効領域に与える影響は、軽微なものにとどまる。
プラスチックレンズを使用しても、撮像した画像品質の劣化を低減することが可能なレンズ鏡筒を提供できる。
デジタルスチルカメラの外観を示す斜視図 同カメラの内部に収納されたレンズ鏡筒の外観を示す斜視図 図2におけるA−A線断面図 実施の形態における第3レンズ群の斜視図 同第3レンズ群の平面図 同第7レンズの平面図 実施の形態における第7レンズの変形例1を示す平面図 同第7レンズの変形例2を示す平面図 同第7レンズの変形例3を示す平面図 同第7レンズの変形例4を示す平面図
(実施の形態)
[1.デジタルスチルカメラの構成]
図1に示すように、デジタルスチルカメラ100の筐体となる6面を以下のように定義する。すなわち、デジタルスチルカメラ100による撮影時に被写体側を向く面を前面部101、その反対側の面を背面部102とする。また、被写体の鉛直方向上下とデジタルスチルカメラ100で撮像されるアスペクト比(長辺対短辺の比)が3:2,4:3,16:9などの短辺方向上下とが一致するように撮影を行う場合に、鉛直方向上側に向く面を上面部103、その反対面を底面部104とする。さらに、被写体側から見て左側に来る面を左側面部105、その反対側の面を右側面部106とする。なお、これらの面の定義は、デジタルスチルカメラ100に配置された状態の各構成部材に対しても適用される。
また、図1に示すように、デジタルスチルカメラ100の前面部101に直交するY軸を有する3次元直交座標系を定義する。すなわち、背面部102から前面部101に向かう方向がY軸正方向、右側面部106から左側面部105に向かう方向がX軸正方向、さらに、X軸およびY軸に直交し、底面部104から上面部103に向かう方向がZ軸正方向となる。以下、それぞれの図においては、このXYZ座標系を基準として説明を行う。
デジタルスチルカメラ100の前面部101には、被写体に対しての対物レンズである第1レンズ211が設けられている。また、上面部103には、撮影者が撮影操作などの操作を行えるように、撮影モード切替ボタン107、レリーズボタン108、電源スイッチ109、ズーム調節レバー110などが設けられている。レリーズボタン108は撮影者が露出のタイミングを入力するためのボタンである。撮影モード切替ボタン107は、撮影者が撮影操作に関する設定切替を行うためのボタンである。電源スイッチ109は撮影者がデジタルスチルカメラ100の電源ONおよびOFFを操作するためのスイッチである。ズーム調節レバー110は、撮影者がズーム倍率を調整するためのレバーであり、レリーズボタン108を中心として所定の角度の範囲内で回転可能なように構成されている。また、背面部102には、撮影画像を表示する液晶モニタ(図示せず)が設けられている。さらに、デジタルスチルカメラ100の内部には被写体の光学像を形成するレンズ群が収納されたレンズ鏡筒111が配置されている。
[2.レンズ鏡筒の構成]
図2および図3に示すように、レンズ鏡筒111には、第1レンズ群210、第2レンズ群220、第3レンズ群230、第4レンズ群240、第5レンズ群250、第6レンズ群260が配置されている。さらに、第3レンズ群230と第4レンズ群240との間にはシャッターユニット270が配置されている。第6レンズ群260はマスターフランジ280に支持され、マスターフランジ280には撮像素子290が配置されている。撮像素子290としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−oxide Semiconductor)センサなどが用いられる。
第1レンズ群210は、対物レンズとなる第1レンズ211、第2レンズである反射プリズム212、第3レンズ213により構成され、これらが接着固定されてレンズ鏡筒111を構成する筐体214に固定されている。
第2レンズ群220は、ズームレンズ群であり、第4レンズ221と第5レンズ222と第6レンズ223とが接着固定されて、第2レンズ群保持枠224に装着されている。第2レンズ群保持枠224は、レンズ鏡筒111の外部に配置した第2レンズ群駆動手段225によって、レンズ鏡筒111の筐体226内を移動するように構成している。
第3レンズ群230は、単一の第7レンズ231によって構成され、第3レンズ群保持枠234に支持固定されている。
第4レンズ群240は、フォーカスレンズ群であり、第8レンズ241と第9レンズ242とにより構成されて、第4レンズ群保持枠243に装着されている。第4レンズ群保持枠243は、レンズ鏡筒111の外部に配置した第4レンズ群駆動手段244によって、レンズ鏡筒111の筐体245内を移動するように構成している。
第5レンズ群250は、単一の第10レンズ251によって構成され、筐体252に支持固定されている。
第6レンズ群260は、手振れ補正レンズ群であり、第11レンズ261によって構成されて、第6レンズ群保持枠262に装着されている。第6レンズ群保持枠262が第6レンズ群駆動手段(図示せず)によってレンズ鏡筒111の筐体263内を移動するように構成している。
ここで、レンズ鏡筒111を構成するそれぞれの筐体214、筐体226、筐体232、筐体245、筐体252、筐体263、およびマスターフランジ280は、図3に示すZ軸方向の光軸300と平行となるように組み立てられている。なお、これらの筐体を一体で構成しても良い。また、図3に示す光軸310は対物レンズとなる第1レンズ211から入射するY軸方向の光軸であり、光軸310と光軸300とは同一面上で直角に交差している。
したがって、第1レンズ211から入射した光は、第レンズ群210、第2レンズ群220、第3レンズ群230、シャッターユニット270、第4レンズ群240、第5レンズ群250、さらには第6レンズ群260を通過して、撮像素子290に結像する。このとき、第2レンズ群220は光軸300上を移動してズーム調整をし、第4レンズ群240は光軸300上を移動してフォーカス調整をしている。さらに、第6レンズ群260は光軸300上を移動して手振れ補正の調整をしている。
[3.第3レンズ群230の構成]
図4および図5に示すように、第3レンズ群230は、プラスチックレンズである第7レンズ231が、レンズ枠である第3レンズ群保持枠234に支持固定されることにより構成される。
図6に示すように、第7レンズ231は、光学有効領域402と光学有効領域402の外周に設けられた外周部404とから構成されている。さらに、外周部404には、外周部404の端部から第7レンズ231の中心に向かって固定部である凹部406が形成されている。また、凹部406は外周部404を約3等分(約120°間隔)した位置に設けられている。これは後述する第3レンズ群保持枠234に設けられたピン301の位置に対応させたものである。さらに、凹部406は、外周部404の端部の開口幅Wと、外周部404の端部から第7レンズ231の中心に向かう開口高さHがほぼ同一に形成されている。すなわち、凹部406は、Z方向から見て略正方形の切り欠きである。また、開口幅Wおよび開口高さHは、ピン301の外形よりもわずかに大きいものである。さらに、開口高さHは、外周部404の幅Aよりも小さいことが求められる。すなわち、凹部406は、光学有効領域402に入らないことが求められる。
このような形状の第7レンズ231は、例えば以下のステップによって製造される。まず、第1のステップでは、光学レンズ用のプラスチック素材が溶融される。次に、第2のステップでは、溶融されたプラスチック素材が金型に流し込まれる。次に、第3のステップでは、金型が成型機によって加圧される。次に、第4のステップでは、金型が離型されプラスチックレンズが取り出される。最後に、第5のステップでは、プラスチックレンズのゲートが切り離される。また、第7レンズ231は、凹部406を形成しない略円盤状のプラスチックレンズを形成後に、凹部406となる部分のみを切削加工することなどによっても製造され得る。
図4および図5に示すように、第3レンズ群保持枠234の中央部には、第7レンズ231の光学有効領域402よりもわずかに大きい開口部(図示せず)が設けられている。さらに、開口部(図示せず)の周囲には第7レンズ231の外周部404を支持するために、第3レンズ群保持枠234の表面からZ軸正方向に一段低く形成された支持部(図示せず)が設けられている。支持部(図示せず)には3本のピン301が設けられている。ピン301は、支持部(図示せず)を約3等分(約120°間隔)した位置に設けられている。ピン301は、Z軸負方向に伸びた円柱形状である。さらに、ピン301の高さは外周部404の厚みよりも小さい。
[4.第3レンズ群230の組立]
第3レンズ群保持枠234の開口部(図示せず)に第7レンズ231がはめ込まれ、支持部(図示せず)で支持される。このとき、ピン301が凹部406に入るように、第7レンズ231がはめ込まれる。ここで、光軸300と光学有効領域402の中心が一致するように、第7レンズ231がピン301によって位置規制されている。次に、例えばUV(Ultra Violet)硬化樹脂を含む接着剤が凹部406に流し込まれる。最後に、所定の紫外線が凹部406に照射されることにより、接着剤が硬化する。このようにして、第3レンズ群230が組み立てられる。
[4.まとめ]
本実施の形態のレンズ鏡筒111は、第3レンズ群保持枠234に固定された第3レンズ群230を有する。第3レンズ群230は、プラスチックレンズである第7レンズ231を含み、第7レンズ231は、光学有効領域402と光学有効領域402の外周に設けられた外周部404とから構成される。外周部404は、第3レンズ群保持枠234と第7レンズ231を固定するための3箇所の凹部406を有する。第3レンズ群保持枠234は、凹部406に対応した3箇所のピン301を有する。ピン301で凹部406を規制することにより、第3レンズ群保持枠234と第7レンズ231が固定されている。
このような構成によれば、第7レンズ231の位置決めのために、第7レンズ231の位置を規制しても、変形の大部分は外周部404で生じる。すなわち、変形が光学有効領域402に与える影響は、軽微なものにとどまる。
さらに、第3レンズ群保持枠234と第7レンズ231の線膨張係数が大きく異なる場合でも、熱膨張によるレンズ中心ずれが発生しにくい。
よって、プラスチックレンズを使用しても、撮像した画像品質の劣化を低減することが可能なレンズ鏡筒111を提供できる。
[5.変形例]
以下に説明される変形例において、実施の形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明が適宜省略される。
(変形例1)
図7に示すように、変形例1は、第7レンズ231aの形状が異なる。具体的には、外周部404に形成された凹部406の位置が異なる。すなわち、3箇所の凹部406の内、2箇所が光軸300を中心とした対角に形成され、さらに、残る1箇所が、前述の2箇所を略2等分する位置に形成される。
このような構成によれば、ピン301の配置がX軸上及びY軸上にあるためレンズ中心位置を修正したい場合にピン301の修正仕様出しが容易になる。
(変形例2)
図8に示すように、変形例2は、第7レンズ231bの形状が異なる。具体的には、外周部404に形成された凹部406が、外周部404の端部から光軸300と反対側に延出された二つの凸部408により挟まれた形状である。
このような構成によれば、凸部408が形成された部分以外の外周部404の幅A2を小さくすることが可能になる。したがって、第7レンズ231bの軽量化に有効である。
(変形例3)
図9に示すように、変形例3は、第7レンズ231cの形状が異なる。具体的には、外周部404には、外周部404の端部から第7レンズ231cの中心と反対に向かって固定部である凸部410が形成されている。また、凸部410は外周部404を約3等分(約120°間隔)した位置に設けられている。この変形にともない、第3レンズ群保持枠234に配置されたピン303の構成も変形される。すなわち1箇所の凸部410が2本のピン303で挟み込まれるように、それぞれの凸部410に対応して少なくとも2本ずつピン303が配置される。
このような構成によれば、凹部406を形成した本実施の形態よりも、光学有効領域402から離れた位置で第7レンズ231cが位置規制されるので、歪みの影響をさらに低減することが可能になる。
(変形例4)
図10に示すように、変形例4は、第7レンズ231dの形状が異なる。具体的には、外周部404には、1箇所の貫通穴412が形成され、凹部406が光軸300を中心とした対角に形成されている。
このような構成によれば、第7レンズ231dを2本のピン301で位置決めすることが可能になる。したがって、ピン301の配置を決める設計自由度が向上する。
(他の実施の形態)
以上のように、本発明の実施の形態が例示された。しかし、本発明は、これには限られない。そこで本発明の他の実施の形態が、以下に説明される。なお、本発明は、これらには限定されず、適宜修正された他の実施の形態に対しても適用可能である。
実施の形態において第3レンズ群230に適用した例が示された。しかし本発明は、これには限られない。例えば、ズーム機能を有する第2レンズ群220や像振れ補正機能を有する第6レンズ群260などに対しても適用することができる。つまり、プラスチックレンズが用いられるレンズ群ならば、本発明の適用が可能である。さらに、本実施の形態のような屈曲光学系に替えて、直進光学系についても本発明の適用が可能である。
本発明のレンズ鏡筒は、ププラスチックレンズを使用しても、撮像した画像品質の劣化を低減することが可能なレンズ鏡筒を提供できる。そのため、本発明は、レンズ交換式DSC(Digital Still Camera)や固定レンズ式DSC、ムービーなどの携帯用機器のレンズ鏡筒、あるいはテレビカメラ、監視カメラなどのレンズ鏡筒として広く有用である。
100 デジタルスチルカメラ
101 前面部
102 背面部
103 上面部
104 底面部
105 左側面部
106 右側面部
107 撮影モード切替ボタン
108 レリーズボタン
109 電源スイッチ
110 ズーム調節レバー
111 レンズ鏡筒
210 第1レンズ群
211 第1レンズ
212 反射プリズム
213 第3レンズ
214,232,226,245,252,263 筐体
220 第2レンズ群
221 第4レンズ
222 第5レンズ
223 第6レンズ
224 第2レンズ群保持枠
225 第2レンズ群駆動手段
230 第3レンズ群
231 第7レンズ
231a 第7レンズ
231b 第7レンズ
231c 第7レンズ
231d 第7レンズ
234 第3レンズ群保持枠
240 第4レンズ群
241 第8レンズ
242 第9レンズ
243 第4レンズ群保持枠
244 第4レンズ群駆動手段
250 第5レンズ群
251 第10レンズ
260 第6レンズ群
261 第11レンズ
262 第6レンズ群保持枠
270 シャッターユニット
280 マスターフランジ
290 撮像素子
300,310 光軸
301,303 ピン
402 光学有効領域
404 外周部
406 凹部
408,410 凸部
412 貫通穴

Claims (3)

  1. レンズ枠に固定されたレンズ群を有するレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ群は、プラスチックレンズを含み、
    前記プラスチックレンズは、光学有効領域と前記光学有効領域の外周に設けられた外周部とから構成され、
    前記外周部は、前記レンズ枠と前記プラスチックレンズを固定するための複数の固定部を有し、
    前記レンズ枠は、前記固定部に対応した複数のピンを有し、
    前記ピンで前記固定部を規制することにより、前記レンズ枠と前記プラスチックレンズが固定されている
    レンズ鏡筒。
  2. 前記固定部は、少なくとも、前記外周部の端部から前記プラスチックレンズの中心に向かって形成された凹部を含む請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記固定部は、少なくとも、前記外周部の端部から前記プラスチックレンズの中心と反対に向かって形成された凸部を含む請求項1に記載のレンズ鏡筒。
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JP2015094803A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 コニカミノルタ株式会社 レンズユニットおよび撮像装置

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