JP2015209868A - 油圧駆動装置 - Google Patents

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康治 岡崎
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Abstract

【課題】エンジンの回転数に応じて目標差圧を変更する機能を保持した状態で、固定ポンプの吐出ラインの圧力損失を低減して省エネを図ったエンジン回転数検出弁を提供。【解決手段】エンジン回転数検出弁110は、絞り上流圧18の圧力と絞り下流圧19の圧力を本体47に導き、その差圧を検出するエンジン回転数検出弁110を設置する。エンジン回転数検出弁110は本体47に摺動自在に嵌挿されたスプール53の大径部51にピストン56が摺動自在に嵌挿されている。スプール53の小径部52には軸芯方向に形成する連通路60が設けられている。ポペット111には流路68の絞り上流圧18及び絞り下流圧19に連通する固定絞り112が設けられている。スプール53の小径部52の受圧面積A1、ピストン56の受圧面積A2及びスプール53大径部とピストン56との径差の受圧面積A3が同じなるようにスプール53の径を選定する。【選択図】図3

Description

本発明は、油圧ショベルなどの建設機械及び、各種作業機械に使用される油圧駆動装置に関し、さらに詳細には斜板式可変容量型油圧ポンプ(以下、可変ポンプとする)を備えた油圧駆動装置であって、特に可変ポンプの吐出圧と複数のアクチュエータの最高負荷圧との実差圧をある目標差圧に保つように可変ポンプの容量を制御するロードセンシング制御の油圧駆動装置に関する。
従来、この種の油圧駆動装置としては、図1及び図4に示すものがある。図1の油圧駆動装置80は、可変ポンプ(油圧ポンプ)11の斜板を傾転するサーボピストン14を持ち、可変ポンプ11の吐出圧15と最高負荷圧16をポンプ容量制御弁21に作用させてサーボピストン14に吐出圧15を供給したり、タンクポート(符号の未記入)に開放したりして、可変ポンプ11の吐出圧15と最高負荷圧16との実差圧を目標差圧になるよう維持している。
また、可変ポンプ11と共にエンジン13で駆動される固定ポンプ12と、該固定ポンプ12の吐出路に可変絞り弁85が設置されている。つまり、固定ポンプ12の吐出路に可変絞り弁85の前後差圧が該可変絞り弁85のスプリング89の相当圧までは、可変絞り弁85の固定絞り33の前後差圧を検出し、エンジン13の回転数が高くなり、固定ポンプ12の吐出流量が増え、可変絞り弁85の固定絞り33の前後差圧が可変絞り弁85のスプリング89相当圧以上になると、可変絞り弁85の流路は32の位置になるので、可変絞り弁85の流路32の前後差圧を検出するようになり、目標差圧28のゲインが変化する特性になっている。なお、参照符号26は可変ポンプ11の可変ポンプ定馬力制御弁を示す。
これにより、圧油をアクチュエータ24a、24bへ供給する方向制御弁25a,25bの開度が一定でもエンジン13の回転数に応じてアクチュエータ24a,24bの速度が変えられる。
なお、図1において参照符号23は、油圧回路内の最高圧力を制御するリリーフバルブを示し、参照符号27は、コントロールバルブ17内のポンプ吐出圧15と最高負荷圧29の差圧を検出する差圧減圧弁を示し、前記最高負荷圧29は、複数のアクチュエータ、例えば図1のアクチュエータ24a,24bの負荷圧力のうち最も高い圧力をシャトル弁30によって検出した最高負荷圧を示す。
参照符号82は固定ポンプ12の回転数を検出して絞り前後差圧を検出するエンジン回転数検出弁を示し、該エンジン回転数検出弁82の概略構造を示す図4により詳細に説明する。
図4に示すように、エンジン回転数検出弁82は本体47に穿設した大径スプール孔49に嵌挿された大径部51と小径スプール孔50に嵌挿された小径部52よりなるスプール53が設けられており、本体47の両端はプラグ54a,54bにより閉塞されている。スプール53の大径部51の端部に開口する大径孔55にピストン56が摺動自在に嵌挿されている。さらに、大径孔55に連通する中径孔57が設けられており、該中径孔57には小径部52の端部の油室(また圧力室)は小径の連通路60により流路68(絞り上流流路)に接続している。ここで、小径部52(小径スプール孔50)、大径孔55(ピストン56)の受圧面積及びスプール53とピストン56との径差部分の受圧面積をそれぞれA1、A2、A3として設定している。
前記スプール53の大径部51にはランド61,62が形成されており、これらのランド61,62の間には幅が軸方向に指向し深さが浅い凹部63が形成されている。前記凹部63には、小径スプール孔50に連通する流路(絞り下流流路)64が軸径方向に穿設されおり、該流路64は本体47に形成された流路65に接続している。
一方、ランド62には、略中央に凹部66が形成されると共に、該凹部66の軸方向の両端部にノッチ67が円周に複数個形成されている。
さらに、小径部52には連通路60に接続する流路68が軸径方向に穿設されており、該流路68は本体47に形成された流路69に接続している。また、本体47には、図1の油圧回路図を構成する油路70〜72が形成されている。この場合、油路70、71は目標差圧Prを検出し、油路72はタンクポートに連通する機能を有する。
図1において、油圧駆動装置80は、可変絞り弁85を追加してエンジン回転数検出弁82を設けている。図4によりエンジン回転数検出弁82について説明する。
図4において、可変絞り部85は本体47に穿設されたスリーブ孔86に嵌挿されたスリーブ87と、前記スリーブ87に摺動自在に嵌挿されたピストン88と、前記スリーブ87に内装されたスプリング89と、前記スプリング89の弾発力を調整するねじ部材90と、を備える。
スリーブ87は大径部92がねじ機構によりスリーブ孔86に螺着され、小径部93が小径孔94に嵌入しており、突出部91が本体47の端面に係合している。大径部99がスリーブ87の中径孔96に嵌入したピストン88は、一側(図4で左側)に突起部98を形成し、他側(図4で右側)に小径部100を設けており、大径部99と小径部100との係合部にテーパ部101を形成している。
スリーブ87の大径孔95に内装されたスプリング89は、一側(図4で右側)が突起部98の外周に係合し、他側(図4で左側)がスリーブ87に螺着したねじ部材90にガイドされている。スプリング89の弾発力の調整はねじ部材90に螺着したナット102により該ねじ部材90を出し入れすることで行われる。参照符号103、104は油路を示すもので、それぞれ絞り上流圧18、絞り下流圧19に連通している。参照符号97は、スリーブ87の内穴に装着されたガイド部を示し、ピストン88の小径部100を摺動自在に支持している。
図4において、可変絞り部85はスプリング89の設定圧以上で、ピストン88が左方向へ移動し、該ピストン88のテーパ部101がスリーブ87に穿設された連通路105の位置になると、絞り上流圧18、絞り下流圧19が連通するようになっている。
本発明によれば、固定ポンプの吐出路に設置した絞りの前後差圧の変化でエンジン回転数を検出し、ポンプ容量制御の目標差圧を変更し、可変ポンプの吐出圧と最高負荷圧の実差圧も変更する機能は有したままで、固定ポンプ吐出ラインの圧力損失低減ができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−174672号公報
しかしながら、特許文献1においては、エンジン回転数に応じて目標差圧(以下、目標差圧を表す記号としてPrを用いる)を変更するため、固定ポンプ12の吐出路に固定絞り41(図4のエンジン回転数検出弁82に示す)と、可変絞り部85を並列に配置しているが、図4に示すようにエンジン回転数検出弁82内の可変絞り部85は完全に別々のバルブとして構成されており、特許文献1に示す図1、図2のエンジン回転数検出弁46に対し、可変絞り部85の機能を追加した図1、図4のエンジン回転数検出弁82は、部品点数が増、加工箇所が増える。
さらに、可変絞り部85の突出部91が本体47から突出して実機搭載時の制約が増え、本体47が大きくなるなど使用する立場から考慮した場合に不利益なることが多く、機能を良くても実機に採用しにくい構造になっている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、従来技術の機能を有したまま、部品点数の増加を最低限に抑え、本体端面からの突出部もなく使用者が使い易い油圧駆装置を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
エンジンなどの原動機と、前記エンジンなどの原動機により駆動される可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量をそれぞれ制御する複数の方向切換弁と、前記複数の方向切換弁の前後差圧をそれぞれ制御する複数の圧力補償弁と、前記油圧ポンプの吐出圧が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧よりも目標差圧だけ高くなるロードセンシング制御するポンプ制御手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の上限を規制するメインリリーフ弁と、前記複数の圧力補償弁のそれぞれの目標差圧を前記油圧ポンプの吐出圧と前記複数のアクチュエータの最高負荷圧との差圧により設定すると共に、前記ロードセンシング制御の目標差圧を可変ポンプと共にエンジンなどの原動機で駆動される固定容量型ポンプを利用してエンジン回転数に依存する可変値として決定するエンジン回転数検出弁と、を備えた油圧駆動装置において、
前記エンジン回転数検出弁は、本体と、前記本体に摺動自在に嵌挿されたスプールと、前記スプールの大径部側に摺動自在に嵌挿されたピストンと、前記スプールの内孔に設けられ前記本体に形成された絞り上流流路及び絞り下流流路に連通する固定絞りと、を有し、
前記スプールの小径部側の受圧面積A1、前記ピストンの受圧面積A2及び前記スプールの大径部と前記ピストンとの径差の受圧面積A3が同じなるように前記スプールの径を選定し、前記スプール小径部側に内装されたばね部材のばね力の設定次第で、エンジン回転数検出弁で検出する目標差圧に対し、前記スプールの内孔に設けられ前記本体に形成された絞り上流流路及び絞り下流流路に連通する前記固定絞りの前後差圧が小さく抑えられることを特徴とする。
本発明は、固定ポンプの吐出路に設置した固定絞り及び可変絞りの前後差圧の変化でエンジン回転数を検出し、ポンプ容量制御の目標差圧を変更し、可変ポンプの吐出圧と最高負荷圧の実も変更する機能を有したままで、固定ポンプ吐出ラインの圧力損失低減ができるようにした構造ありながら、固定絞りだけのエンジン回転数検出弁に対し、大幅な部品増加もなく、ブッロク本体からの突出部もない構成できる。
本発明の実施の形態に係る油圧駆動装置の油圧回路図である。 図1に示すエンジン回転数検出弁の概略構造図である。 図2に示すエンジン回転数検出弁の縦略断面図である。 従来のエンジン回転数検出弁の概略構造図である。
以下、本発明に係る油圧駆動装置について、好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の形態に係る油圧駆動装置10の油圧回路図である。
図2は図1に示すエンジン回転数検出弁の概略構造図を示し、図3は図2に示すエンジン回転数検出弁の縦略断面図を示し、図2及び図3中、図4の構成要素と同一構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示すエンジン回転数検出弁110は、本体47に形成された大径スプール穴49に嵌挿されたスプール53と、本体47に螺着され大径スプール穴49の両端を閉塞するプラグ54a、54bが設けられている。
スプール53は大径部51と、小径部52とを備えている。大径部51は大径スプール穴49に嵌着され、小径部52は小径スプール穴50に嵌着されている。
大径部51の大径孔55にはピストン109が摺動自在に嵌挿され、ピストン109に続けて中径穴57に段付軸状のストッパー120が装着されている。ストッパー120は一端(図3で左端)が大径部を形成して中径穴57の端面(図3で左端)にされ、ストッパー120の軸部は中径穴57の長手方向に装着され、先端(図3で右端)にはばね部材113の一端(図3で左端)をガイドする小径軸部114aが形成されている。
さらに、小径部52の小径孔58には円筒形のポペット111が摺動自在に嵌挿されている。ポペット111は、内径孔にばね部材113が嵌挿されており、先端(図3で右端)に固定絞り112を形成し、外周面がテーパ状を呈してスプール53の流路68と係合するシート部122を形成している。
本実施の形態に係るエンジン回転数検出弁110は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に動作について説明する。
先ず、ポペット111が作動しない状態について説明する。
固定ポンプ12(図1参照)から吐出された圧油は流路18から流入し、固定絞り112の上流圧8Pp1がスプール53内部の圧力導通穴、例えば流路68からスプール53の受圧面積A1に作用し、スプール53に図3で左方向への力が作用される。このため、圧油は固定絞り112を通過し、ストッパー114の外径部とスプール53の内径部との間の環状油路を通りストッパー114の内部穴118から固定絞り112の下流圧9Pp2がピストン56の受圧面積A2に作用し、スプール53に図3で右方向への力を作用させる。
従って、目標差圧Prは、スプール53とピストン56の径差の部分(受圧面積A3)に作用し、スプール53に図3で右方向への力を作用させる。
ここで、スプール53の力の釣合いは、
Pp1×A1=Pp2×A2+Pr×A3・・・ (1)
(Fspは、ばね部材45の弾発力)

ここで、受圧面積の関係は従来技術と同じでとすると、
A1=k×A2(k>1)、
A2=A3と設定する場合スプール53における力のバランス式は、
Pp1×A1=(Pp2×A2)+(Pr×A3)
Pr×A3=(Pp1×A1)−(Pp2×A2)
Pr=(Pp1×k)−Pp2=(Pp1−Pp2)+(k−1)×Pp1
=ΔPp+(k−1)×Pp1・・・(2) となり、
(1)、(2)式より目標差圧Prが同一とすると、
ΔPp´=ΔPp−(k−1)×Pp1・・・(3) となる。
ただし (k−1)×Pp1>0である。

また、A1=A2=k×A3(k>1)と設定した場合、
差圧減圧弁44(図1参照)のバランス式は、
Pp1×A1=Pp1×A2+Pr×A3
Pr×A3=(Pp1−Pp2)×k×A3
Pr=(Pp1−Pp2)×k=ΔPp´×k・・・(4)となり、
(1)、(4)式より目標差圧Prが同一とすると、
ΔPp´=ΔPp/k・・・・(5)
となる。ただし k>1である。
つまり、本発明でも、従来技術と同様に 目標差圧Prを得る場合に、上流圧8の圧力Pp1の受圧面積A1、下流圧9の圧力Pp2の受圧面積A2、目標差圧Prの受圧面積A3 の設定次第で,絞り前後差圧を低減できる。
次にポペット111の作動について説明する。ポペット111には、固定絞り112の上流圧8Pp1がポペット111のシート部面積a1部に作用し、その結果、図3の左方向への力を作用させる。ばね部材113はポペット111に図3の右方向への力Fsp2を作用させている。また、固定絞り112の下流圧9Pp2がポペット111の外径部面積a2に作用し、ポペット111に図の右方向への力が作用する。
ポペット111の力のつりあいは、
Pp1×a1=Pp2×a2+Fsp2 ・・・ (6)
(Psp2はばね部材113の弾性力)

(6)式の両辺a1で割ると
Pp1=Pp2×a2/a1+Fsp2/a1 ここでFsp2/a1=Psp2として、整理すると
Pp1=Pp2×a2/a1+Psp2 ・・・(7)式となる。
つまりポペット111は固定絞り112上流圧8Pp1が(7)式の右辺の値よりも大きくなると図3左側に移動し、ポペットシート部122でポペット111テーパ部とスプール53内エッジ部に隙間ができて、作動油の一部が流路116を通って、19部でスプール53内部を通過した作動油と合流し流出していく。上流圧8Pp1によって、ポペット111は(7)式が成立するように左へ移動し、ポペットシート部122の開口面積が大きくなっていく。
ポペット111が移動するまでは、エンジン回転数検出弁82の出力 目標差圧Prは、固定絞り112の前後差圧の出力であり、固定絞り112の流量増加に伴い2次曲線的に増加するが、Pp1が(7)式の右辺以上になりポペット111が移動しはじめると流量が増加してもPp1の増加は、固定絞り112とポペットシート部122の開口面積の増加のおかげで低ゲインの特性になる。
10 油圧駆動装置 11 可変ポップ
12 固定ポンプ 13 エンジン
14 サーボピストン 15 吐出圧
16 最高負荷圧 17 コントロールバルブ
18 絞り上流圧 19 絞り下流圧
30 シャトル弁
56 ピストン 110 エンジン回転数検出弁
111 ポペット 112 固定絞り
113 ばね部材 115,116、118 流路
117 閉止プラグ 118 内部
122 ポペットシート部

Claims (1)

  1. エンジンなどの原動機と、前記エンジンなどの原動機により駆動される可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量をそれぞれ制御する複数の方向切換弁と、前記複数の方向切換弁の前後差圧をそれぞれ制御する複数の圧力補償弁と、前記油圧ポンプの吐出圧が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧よりも目標差圧だけ高くなるロードセンシング制御するポンプ制御手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の上限を規制するメインリリーフ弁と、前記複数の圧力補償弁のそれぞれの目標差圧を前記油圧ポンプの吐出圧と前記複数のアクチュエータの最高負荷圧との差圧により設定すると共に、前記ロードセンシング制御の目標差圧を可変ポンプと共にエンジンなどの原動機で駆動される固定容量型ポンプを利用してエンジン回転数に依存する可変値として決定するエンジン回転数検出弁と、を備えた油圧駆動装置において、
    前記エンジン回転数検出弁は、本体と、前記本体に摺動自在に嵌挿されたスプールと、前記スプールの大径部側に摺動自在に嵌挿されたピストンと、前記スプールの内孔に設けられ前記本体に形成された絞り上流流路及び絞り下流流路に連通する固定絞りと、を有し、
    前記スプールの小径部側の受圧面積A1、前記ピストンの受圧面積A2及び前記スプールの大径部と前記ピストンとの径差の受圧面積A3が同じなるように前記スプールの径を選定し、前記スプール小径部側に内装されたばね部材のばね力の設定次第で、エンジン回転数検出弁で検出する目標差圧に対し、前記スプールの内孔に設けられ前記本体に形成された絞り上流流路及び絞り下流流路に連通する前記固定絞りの前後差圧が小さく抑えられることを特徴とする油圧駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111120456A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 浙江大学 一种增材制造液压流道沿程压力损失测试装置

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