JP2018168914A - 方向制御弁及びそれを適用した油圧回路を備えた建設機械 - Google Patents

方向制御弁及びそれを適用した油圧回路を備えた建設機械 Download PDF

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Abstract

【課題】ノッチにおける流量分布及び圧力分布の不均衡度合いを低減でき、スプールの軸周りの回転力を十分に抑制できる方向制御弁を提供する。【解決手段】方向制御弁19では、圧油が第1ポート41、第1溝46、円環状開口部62、第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58で構成された第1開口部56、第2溝47、第2ポート42を順に経由して流れる場合において、第1溝46から最大開口面積が規定される開口部62に流れる際には、上流側であるポート41から距離の近い側の開口部62には流量が多く流れ、逆に距離の遠い側の開口部62には少なく流れる。開口部62の範囲を流れる際に流れの偏りはスプール44のくびれ部54と第1エッジ55との間の整流部61で整流され、第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58に圧油が流れ込む手前ではその流量はそれぞれ均一化される。【選択図】図5

Description

本発明は、方向制御弁及びそれを適用した油圧回路を備えた建設機械に関する。
従来、この種の建設機械の油圧回路に適用される方向制御弁では、複数のポートを通過する作動油の流量を制御するために、ノッチ(刻み目)付きのスプールが使用された弁体タイプが知られている。通常、スプールにはその軸を中心として対称な角度で配置される一対のノッチが複数組形成されている。
ところが、スプールをハウジングに挿入した際の組付け角度や製造ばらつき等により、ハウジングの上流部とノッチとの間の距離は同じ一対のノッチ同士でも互いに異なる。このため、作動油がノッチを通過する際にハウジングの上流部から遠い側に位置したノッチの方が流れ難くなるため、上流部から近い側に位置するノッチと上流部から遠い側に位置するノッチとの間で作動油の流量の偏りが生じる。これに伴い、ノッチ近傍の圧力分布が互いに不均衡となるため、スプールを軸回りに回転させる力が生じ、流量が多い程その回転力は大きくなる。
具体的に云えば、1つのノッチにおいて、流れがノッチに対して対称でない場合、一対の壁面における圧力分布は互いに不均衡となり、これが回転力を生む。この回転力を低減するため、一般的には一対のノッチを軸対象に配置し、互いの回転力を相殺する構成を採用している。しかしながら、一対のノッチ同士であっても、上流部から近いノッチの方が遠い方のノッチよりも通過流量が多いため、壁面圧力も大きくなる。従って、回転力の大きさは低減されるものの、上流部から近いノッチの回転力が支配的となり、スプールが軸回りに回転してしまう。この回転現象は、ハウジング、スプールまたはその他部品を摩耗させ、作動油への異物混入(所謂コンタミネーション)を生じさせる要因の1つとなる。
こうしたスプールの回転現象を抑制するため、ハウジングに対してスプールの回転を止める回り止め構造を組み込む技術が提案され、実施されている。但し、この場合には部品点数の増加に伴うハウジングの大型化や部品のコスト増加を招くという欠点がある。そこで、別な手法として、スプールに回転を防止する構成を格別に施すことなくスプールの回転を防止し、構成を簡素化し得る「スプール弁のスプール回転防止構造」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開2010−175084号公報
上述した特許文献1に係る技術では、流体を整流する部品として供給流路に流量調整部材を設けることでスプールの回転力を低減している。一般に、スプールの変位に対して流量を可変に制御するためには、小流量に制御する変位範囲における開口面積は小さく設計され、小さいノッチが使用される。逆に、大流量に制御する変位範囲における開口面積は大きく設計され、大きいノッチまたはエッジによる開口が使用される。このとき、最大流量を高精度に制御するためには、ノッチ及びエッジの開口面積の総和である最大開口面積を高精度に形成する必要が生じる。
ところが、最大開口面積を精度良く形成するために加工公差を狭めて高精度な加工を行うと、製造コストの増加を招いてしまうという欠点がある。具体的に云えば、ノッチのみで最大開口を形成する場合には、ノッチの加工ばらつきが発生する。ノッチの数が多ければ特に加工ばらつきの集積による開口面積のばらつきが大きくなり易い。また、エッジにより最大開口を形成する場合には、リセス(壁の凹んだ奥所)とスプールとの間における距離のばらつきが発生する。これがスプールのエッジ位置、ハウジングのリセス位置、ハウジングの端面位置等の加工ばらつきになり、スプールの最大変位位置における開口面積もばらついてしまう。
要するに、特許文献1に係る技術によれば、供給流路に流量調整部材を設けることで或る程度スプールの回転力を低減できても、ノッチにおける流量分布及び圧力分布の不均衡度合いを低減し、スプールの軸周りの回転力を十分に抑制できる構造でないという問題がある。また、ノッチ及びエッジの最大開口面積のばらつきや製造コストを抑えることも困難になっている。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その主な技術的課題は、ノッチにおける流量分布及び圧力分布の不均衡度合いを低減でき、スプールの軸周りの回転力を十分に抑制できる方向制御弁及びそれを適用した油圧回路を備えた建設機械を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、ハウジング内に形成されたスプール孔にスプールが移動可能に設けられる方向制御弁であって、前記ハウジングの前記スプール孔には所定の間隔で溝が形成されると共に、前記溝に対して圧油を導通可能にポートが形成され、前記ポートは、吸入用の第1ポート、吐出用の第2ポート、及び吐出用の第3ポートの3つのポートから成り、前記第1ポートに連通した第1溝、前記第2ポートに連通した第2溝、前記第3ポートに連通した第3溝が形成されると共に、前記第1溝に対する一方側に前記第2溝が設けられ、且つ他方側に前記第3溝が設けられ、前記スプールには、前記スプール孔の内面に摺接する第1ランド及び第2ランドが設けられると共に、前記第1ランドと前記第2ランドとの間にくびれ部が設けられ、前記第1ランドは、前記くびれ部側に設けられた第1エッジと、前記スプールが所定ストローク量変位したときに前記第1溝と前記第2溝とを連通させる複数のノッチまたは前記複数のノッチと前記第1エッジとで開口部を形成する第1開口部と、前記くびれ部と前記第1エッジとの間にランド本体部の径よりも小さく、前記くびれ部の径よりも大きく形成されると共に、前記第1ポートから前記第2ポートへ流れる圧油を整流する整流部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ノッチにおける流量分布及び圧力分布の不均衡度合いを低減でき、スプールの軸周りの回転力を十分に抑制できる。また、ノッチ及びエッジの最大開口面積のばらつきや製造コストを抑えることもできる。尚、それ以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1実施形態に係る方向制御弁を適用した油圧回路の概略構成を示す図である。 図1に示す方向制御弁の基本構造を側面方向で断面にして示した図である。 図1に示すコントローラの制御処理を示すフローチャートである。 図2に示す方向制御弁の中立位置の状態を側面方向で断面にして示した図である。 図2に示す方向制御弁をパイロット位置に切換えた状態を側面方向で断面にして示した図である。 図2に示す方向制御弁のスプールの変位に対する開口面積の線図である。 図2に示す方向制御弁のスプールの変位が図6中のX2であるときの状態を側面方向で断面にして示した図である。 図2に示す方向制御弁のスプールの変位が図6中のX3であるときの状態を側面方向で断面にして示した図である。 本発明の第2実施形態に係る方向制御弁の基本構造を側面方向で断面にして示した図である。
以下、本発明の方向制御弁及びそれを適用した油圧回路を備えた建設機械の実施形態例について、図面を参照して詳細に説明する。
「第1実施形態」
図1は、本発明の第1実施形態に係る方向制御弁を適用した油圧回路の概略構成を示す図である。
図1を参照すれば、この油圧回路は、建設機械の代表例である油圧ショベルに適用されるもので、ここではそのブームに係る回路構成を抜粋している。具体的に云えば、この油圧回路において、パイロットポンプ28が同軸に連結された油圧ポンプ1からの圧油は制御弁2、ボトム側管路6a、パイロットチェック弁8を介してシリンダ3のボトム側に伝えられる。また、油圧ポンプ1からの圧油は制御弁2を介してロッド側管路6bによりシリンダ3のロッド側に伝えられる。実際の油圧回路では、油圧ポンプ1にブーム用のシリンダ3のみだけでは無く、アーム用やバケット用のシリンダも繋がっている。
操作レバー4に取り付けられたパイロット弁5には、パイロットポンプ28から圧油が供給され、操作レバー4の操作量に応じたパイロット圧を発生する。操作レバー4が例えば記号aの方向で上げ側操作されて発生したパイロット圧Puは上げ側パイロット管路を介して制御弁2の操作ポート2aに伝えられる。これにより、制御弁2はパイロット圧Puに応じた切換・制御の操作がなされる。操作レバー4が例えば記号bの方向で下げ側操作されて発生したパイロット圧Pdは下げ側パイロット管路を介して制御弁2の操作ポート2bに伝えられる。これにより、制御弁2はパイロット圧Puに応じた切換・制御の操作がなされる。
また、パイロット圧Pdはパイロットチェック弁8にも伝えられ、パイロット圧Pdが加圧されたパイロットチェック弁8は開放され、シリンダ3の圧油がボトム側管路6aに導かれる。パイロットチェック弁8は、シリンダ3から不用意な圧油流入(ブーム落下)を防止するためのもので、通常は回路を遮断しており、パイロット圧Pdにより回路を開くようになっている。ボトム側管路6aには制御弁9に通じる分岐部があり、制御弁9はパイロット圧Pdによって動作する。更に、制御弁9を介してアキュムレータ10が繋がっており、アキュムレータ10はシリンダ3から排出される圧油を回収する。制御弁9とアキュムレータ10との間には、アキュムレータ10からの圧油がシリンダ3の方向に逆流することを防止するチェック弁17が設置されている。
一方、パイロットポンプ28からの油路には、アンロード弁14、リリーフ弁13、チェック弁15が繋がっている。また、チェック弁15を介してパイロットポンプ28からの油路には、パイロット弁5とリリーフ弁21とが繋がっている。アキュムレータ10に蓄えられた圧油は、方向制御弁19を介してチェック弁15とパイロット弁5とリリーフ弁21との間に供給される。更に、パイロットポンプ28からの吐出油は方向制御弁19を介してアキュムレータ10に蓄えられる。
アキュムレータ10に蓄えられた圧油は、方向制御弁19のメインライン19a及びチェック弁18を介して油圧ポンプ1の出口に供給される。また、方向制御弁19を切換えるための電磁比例弁20はコントローラ27の指令によって駆動し、方向制御弁19のメインライン19aとパイロットライン19bとを切換える。アキュムレータ10に蓄えられた圧油の圧力(油圧)は圧力検出器16により検出され、その圧力がコントローラ27に入力される。その他のアクチュエータも含めた操作レバーの操作量は略図する各種センサによって検出され、操作レバー信号31としてコントローラ27に入力される。
そこで、コントローラ27は入力された圧力や操作レバー信号31に応じてアキュムレータ10に蓄えられた圧油を有効的に利用するように制御を行う。具体的には、電磁比例弁20を介して方向制御弁19の制御とアンロード弁14の制御とを行う。
図2は、上述した油圧回路に使用される方向制御弁19の基本構造を側面方向で断面にして示した図である。
図2を参照すれば、この方向制御弁19のハウジング40には、アキュムレータ10に連通する第1ポート41と、パイロットライン19bに連通する第2ポート42と、メインライン19aに連通する第3ポート43と、が形成されている。第1ポート41は吸入用であり、吐出用の第2ポート42と吐出用の第3ポート43との間に配置されている。また、ハウジング40には、スプール44を摺動自在に組み込むスプール孔45が形成されている。スプール孔45には、第1ポート41と連通する第1溝46と、第2ポート42と連通する第2溝47と、第3ポート43と連通する第3溝48と、が形成されている。
スプール44は、スプール孔45に摺動自在に組み込まれ、スプール44の一端側をパイロット室49に臨ませ、他端側をドレーン室50に臨ませている。ドレーン室50にはバネ51を介在させ、パイロット室49に圧油が作用していない状態でバネ力によりスプール44をパイロット室49側に押し付け、スプール44の位置を保持するようにしている。スプール44には、軸方向の移動に応じて第1溝46と第2溝47とを連通または遮断する第1ランド52と、第1溝46と第3溝48とを連通または遮断する第2ランド53と、が形成されている。その他、第1ランド52と第2ランド53との間にはこれらの第1ランド52及び第2ランド53の径よりも小さい径を有するくびれ部54が形成されている。
第1ランド52には、くびれ部54側の第1エッジ55と、スプール44が所定ストローク量変位したときに第1溝46と第2溝47とを連通させる複数のノッチまたはそれらのノッチと第1エッジ55で開口部を形成する第1開口部56と、が形成されている。第1開口部56は、スプール44が右方向に変位した際に第1溝46と第2溝47との間の開口面積を増加させるよう配置されている。第1開口部56は、例えば図2中において、第1小ノッチ57と第1大ノッチ58で形成され、第1小ノッチ57が第1大ノッチ58よりも先に開口するよう配置されている。また、第2ランド53にはスプール44が所定ストローク量変位したときに第1溝46と第3溝48とを連通させる第2開口部59が形成されている。第2開口部59は、スプール44が右方向に変位した際に第1溝46と第3溝48との間の開口面積を減少させるよう配置されている。第2開口部59は、例えば図2中において、第2ノッチ60で形成されている。
また、くびれ部54と第1エッジ55との間には、第1ポート41から第2ポート42へ流れる圧油を整流する整流部61が形成されている。この整流部61は、第1ランド52の径よりも小さく、くびれ部54の径よりも大きく形成されている。第1開口部56とくびれ部54とのスプール44の軸方向距離は、整流部61を介在させているために0より大きくなるように構成されている。整流部61の直径は、第1開口部56の開口面積が最大となる位置にスプール44が変位した状態を想定する。この状態で整流部61とハウジング40との間に形成される円環状開口部62(図5を参照して後述する)の開口面積が第1開口部56の開口面積よりも小さくなるよう形成されている。
更に、くびれ部54側の整流部61の端部63のスプール44の軸方向位置は、第1溝46と第3溝48とが連通する位置にスプール44が変位した状態でくびれ部54側の整流部61の端部63と第1溝46との間で形成される円筒面状開口部64の開口面積が、第2開口部59による開口面積よりも大きく形成されている。また、くびれ部54側の整流部61の端部63のスプール44の軸方向位置は、第1開口部56の開口面積が最大となる位置にスプール44が変位した状態で第2溝47よりも第1溝46側に位置するように形成されている。更に、くびれ部54側の第1開口部56の端部65のスプール44の軸方向位置は、第1開口部56の開口面積が最大となる位置にスプール44が変位した状態で第1溝46よりも第2溝47側に位置するように形成されている。
図3は、上述した油圧回路に使用されるコントローラ27の制御に係る動作処理を示すフローチャートである。尚、ここでの動作処理は、例えば図示されないキースイッチをオンにした場合に周期的に行われるものである。
図3を参照すれば、コントローラ27の制御は、キースイッチがオンされると、演算がスタート(ステップS101)となる。そこで、コントローラ27は、圧力検出器16により検出されたアキュムレータ10の圧力(ACC圧とする)が予め設定されたset圧αよりも高いか否かをACC圧>set圧αであるか否かの判定(ステップS102)により判断する。この判定の結果、アキュムレータ10の圧力のACC圧がset圧αよりも高ければ電磁比例弁20に指示して方向制御弁19をメインライン19a側に切換え、set圧α以下であれば方向制御弁19をパイロットライン19b側に戻すように切換える。ACC圧が高い状態では、パイロットライン19bに戻すと方向制御弁19での圧力損失が大きくなり、エネルギーを有効に使えなくなるためにメインライン19a側への切換えを行う。因みに、set圧αはパイロットライン19bの圧力よりも少し高い圧力が設定されている。
上記判定の結果、ACC圧>set圧αであり、方向制御弁19をメインライン19a側に切換えた後、コントローラ27は、操作レバー信号31が検出されたか否かの判定(ステップS103)を行う。この判定は操作レバー信号31に基づいてアキュムレータ10に蓄えた圧油をメインライン19aに戻せるか否かを判断するものである。この判定の結果、操作レバー信号31が検出されれば方向制御弁19をメイン位置にする(ステップS109)ように切換えてメインライン19a側に供給するように処理を行う。このとき、図2に示したように、方向制御弁19のパイロット室49には、電磁比例弁20を介した圧油が供給されていない。このため、スプール44にはバネ51による左方向の力が作用し、スプール44は方向制御弁19のメイン位置に切換えられている。これにより、アキュムレータ10と連通する第1ポート41とメインライン19a側と連通する第3ポート43とは第2開口部59を介して連通する。このため、アキュムレータ10に蓄えた圧油はメインライン19a側に供給される。
これに対し、操作レバー信号31が検出されなければ、シリンダ3が動作していない状態であり、この状態でアキュムレータ10に蓄えた圧油を供給しても有効にエネルギー利用されないため、方向制御弁19を中立位置にする(ステップS110)ように制御する。方向制御弁19を中立位置に切換えると、圧油を何処にも供給しないように閉じておくことができる。このとき、図4に示すように、方向制御弁19のパイロット室49には、電磁比例弁20を介して圧油が供給され、スプール44に作用する圧油による右方向の力により、スプール44は方向制御弁19の中立位置に切換えられている。これによりアキュムレータ10と連通する第1ポート41は、パイロットライン19b側と連通する第2ポート42及びメインライン19a側と連通する第3ポート43の両方とも連通しない状態となる。このため、アキュムレータ10に蓄えた圧油はどこにも供給されない。
ところで、図3中のACC圧>set圧αであるか否かの判定(ステップS102)の結果、ACC圧がset圧α以下であれば、ACC圧が低く、パイロットライン19b側に繋げた方がエネルギーを効率的に利用できると判断する。そこで、方向制御弁19をパイロットライン19b側に戻すように切換えた後、コントローラ27は、ACC圧が予め設定されたset圧βよりも高いか否かをACC圧>set圧βであるか否かの判定(ステップS104)により判断する。この判定の結果、アキュムレータ10の圧力のACC圧がset圧βよりも十分高ければ電磁比例弁20に指示して方向制御弁19をパイロット位置にしてパイロットライン19b側にすると共に、アンロード弁14を開く(ステップS111)。
このとき、図5に示すように、方向制御弁19のパイロット室49には、電磁比例弁20を介して圧油が供給され、スプール44に作用する圧油による右方向の力によりスプール44は方向制御弁19のパイロット位置に切換えられている。これによりアキュムレータ10と連通する第1ポート41とパイロットライン19b側と連通する第2ポート42とは、円環状開口部62及び第1開口部56を介して連通する。このため、アキュムレータ10に蓄えた圧油はパイロットライン19b側に供給される。方向制御弁19において、このような動作によれば、パイロットポンプ28の圧油がアンロード弁14を介してアンロードされることにより、パイロットポンプ28の出力は抑えられ、燃費を低減することができる。
尚、図示されない他の操作レバーが操作されてパイロットライン19bに圧油が必要な場合は、アキュムレータ10から圧油が供給されることにより、操作レバー4に連動してパイロット弁5からパイロット圧が供給され、制御弁2が切換えられる。これにより、オペレータの望む所望の動作が可能となる。因みに、図5中では、上述した整流部61の直径についての要件、整流部61とハウジング40との間に形成される円環状開口部62の開口面積が第1開口部56の開口面積よりも小さくなるように形成されている様子が判る。
また、ACC圧がset圧β以下であればコントローラ27は、電磁比例弁20に指示して方向制御弁19をパイロット位置にしてパイロットライン19b側にする(ステップS112)ように切換える。但し、ここではアンロード弁14には切換信号を送らずに閉じるように制御する。方向制御弁19において、このような動作によれば、パイロットポンプ28の圧油がチェック弁15及び方向制御弁19を介してアキュムレータ10に供給されると共に、図示されない他のパイロット弁にも供給される。この結果、図示されない他のパイロット弁にも必要な圧油は確保されると共に、アキュムレータ10のチャージを行うことができる。
図6は、上述した方向制御弁19のスプール44の変位Xに対する開口面積Aの線図である。
図6を参照すれば、方向制御弁19において、スプール44の変位Xが0≦X≦X1の範囲の場合は、アキュムレータ10の圧油(作動油)をメインライン19a側に供給する方向制御弁19のメイン位置であり、メイン回生開口モードとみなすことができる。因みに、図2に示す方向制御弁19の態様はスプール44の変位X=0の状態に該当する。スプール44の変位Xが0≦X≦X1の範囲は流量を滑らかに減少させるように可変制御して供給する区間である。スプール44の変位Xが0≦X≦X1の範囲の場合、アキュムレータ10とメインライン19a側とを連通させる開口面積は、くびれ部54側の整流部61の端部63と第1溝46との間で形成される円筒面状開口部64及び第2開口部59によって形成されるが、円筒面状開口部64は第2開口部59の開口面積よりも大きくなるよう形成されている。このため、アキュムレータ10とメインライン19a側とを連通させる開口面積は、第2開口部59の開口面積と等しくなる。この結果、円筒面状開口部64により無駄に流量を絞ることなく、第2開口部59で流量を制御することができる。
また、スプール44の変位XがX1≦X≦X2の範囲の場合は、アキュムレータ10の圧油を何処にも供給しない方向制御弁19の中立位置であり、閉口モードとみなすことができる。因みに、図4に示す方向制御弁19の態様はスプール44の変位XがX1<X<X2の状態に該当する。
更に、スプール44の変位XがX2≦X≦X5の範囲の場合は、アキュムレータ10とパイロットライン19b側とを連通させる方向制御弁19のパイロット位置であり、パイロット回生開口モードとみなすことができる。因みに、図5に示す方向制御弁19の態様は開口面積Aが最大値A4となるスプール44の変位X=X5の最大変位位置の状態に該当する。
ところで、方向制御弁19のパイロット位置は3つの状態に分けられる。スプール44の変位XがX2≦X≦X3の範囲の場合は、開口面積を小さくすることで流量を小さく制御する小流量可変制御範囲である。例えば第1小ノッチ57で第1開口部56が形成される。このとき、くびれ部54側の第1開口部56の端部65はどの位置にあっても良い。一方、くびれ部54側の整流部61の端部63は、第2溝47よりも第1溝46側に位置するよう形成されている。因みに、図7に示す方向制御弁19の態様はスプール44の変位X=X2の状態に該当する。スプール44の変位XがX2≦X≦X3の範囲は流量を滑らかに増大させるように可変制御して供給する区間である。
また、スプール44の変位XがX3≦X≦X4の範囲の場合は、開口面積を大きくすることで流量を大きく制御する大流量可変制御範囲であり、例えば第1小ノッチ57に加えて第1大ノッチ58でも第1開口部56が形成される。このとき、くびれ部54側の第1開口部56の端部65は、どの位置にあっても良い。一方、くびれ部54側の整流部61の端部63は、第2溝47よりも第1溝46側に位置するよう形成されている。因みに、図8に示す方向制御弁19の態様はスプール44の変位X=X3の状態に該当する。スプール44の変位XがX3≦X≦X4の範囲はショックがない程度で流量を急激に増大させるように可変制御して供給する区間である。
更に、スプール44の変位XがX4≦X≦X5の範囲の場合は、開口面積を一定にすることで流量を一定に制御する流量固定制御範囲である。このとき、くびれ部54側の第1開口部56の端部65は、第1溝46よりも第2溝47側に位置するよう形成されている。一方、くびれ部54側の整流部61の端部63は、第2溝47よりも第1溝46側に位置するよう形成されている。この整流部61の位置関係により、スプール44の変位XがX4≦X≦X5の範囲の場合は、整流部61とハウジング40との間には円環状開口部62が形成されており、その開口面積はスプール44の変位に対して一定である。また、この開口面積は第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58により構成された第1開口部56の開口面積よりも小さく形成されている。このため、アキュムレータ10とパイロットライン19b側とを連通させる開口面積は円環状開口部62の開口面積と等しくなり、図6に示されるようにスプール44の変位XがX4≦X≦X5の範囲ではスプール44の開口面積は一定となる。
以下は、第1実施形態に係る方向制御弁19の油圧回路での働きについて説明する。ここでは、方向制御弁19によってアキュムレータ10の圧油をパイロットライン19b側に供給する際の大流量固定制御範囲における圧油の流れを想定する。この場合、アキュムレータ10の圧油は第1ポート41、第1溝46、円環状開口部62、第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58で構成された第1開口部56、第2溝47、第2ポート42を順に経由してパイロットライン19b側に流れる。
このとき、圧油が第1溝46から円環状開口部62に流れる際には、上流側である第1ポート41から距離の近い側の円環状開口部62には流量が多く流れ、逆に距離の遠い側の円環状開口部62には少なく流れる。ところが、円環状開口部62の範囲を流れる際に流れの偏りは整流され、第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58に圧油が流れ込む手前ではその流量はそれぞれ均一化される。その結果、同一形状の一対の第2ノッチ60における流量分布及び圧力分布の不均衡が低減され、スプール44を軸周りに回転する力を抑制することができる。
また、スプール44の変位XがX5の位置の最大変位位置における第1溝46と第2溝47との間の開口面積は、エンドミル等よりも加工が容易な旋盤加工等により高精度に形成された整流部61から構成される円環状開口部62により決定される。ここでのスプール44の構造では最大開口面積のばらつき及び製造コストを同時に抑えることができる。仮に、加工ばらつきによるノッチ(第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58)形状やスプール44の最大変位位置のばらつきによって第1開口部56の開口面積がパイロット圧力に対してばらついても構わない。その理由は、第1溝46と第2溝47との間の開口面積のばらつきを極めて小さく形成することができるためであり、アキュムレータ10からパイロットラインに供給される流量のばらつきは極めて小さくなる。この結果、過剰な流量がパイロットライン19bに流れてパイロットリリーフのオーバーライド特性によりパイロットライン19bの圧力が上昇する虞は小さくなり、パイロットライン19bにおける油圧配管や機器の寿命が低下する虞を回避できる。
尚、第1実施形態に係る方向制御弁19では、第1エッジ55が開口しない場合について説明したが、第1エッジ55が開口する場合であっても同様の効果がある。
因みに、図1に示した油圧回路を建設機械の例えば解体機に適用した場合のブームの動作に対応したアキュムレータ10の蓄圧動作について簡単に説明する。最初に、ブームの上げ動作について説明すれば、操作レバー4をa側に操作すると、パイロット弁5からのパイロット圧Puが制御弁2の操作ポート2aに伝えられ、制御弁2が切換操作される。このとき、油圧ポンプ1からの流量がシリンダ3のボトム側管路6aに導かれ、パイロットチェック弁8を介してシリンダ3のボトムに圧油が供給され、シリンダ3は伸び動作する。これに伴い、シリンダ3のロッド側から排出される戻り流量は、ロッド側管路6b、制御弁2を通ってタンクに導かれる。このとき、制御弁9は切換えられないため、アキュムレータ10に圧油が流れることは無い。
次に、ブームの下げ動作について説明すれば、操作レバー4をb側に操作すると、パイロット弁5からのパイロット圧Pdが制御弁2の操作ポート2bに伝えられ、制御弁2が切換操作される。このとき、更にパイロットチェック弁8を切換えることにより、シリンダ3の圧油がパイロットチェック弁8、ボトム側管路6a及び制御弁2を介してタンク側に絞り制御されながら流れる。油圧ポンプ1からの流量はシリンダ3のロッド側管路6bに導かれ、シリンダ3のロッドに圧油が供給され、シリンダ3が縮み動作をする。また、パイロットチェック弁8と制御弁2との間から分岐した圧油は制御弁9を介してアキュムレータ10に流れることにより、シリンダ3から排出される戻り油を回収することができる。この場合、シリンダ3からタンク側に繋がる通路は、制御弁2によって十分絞られているため、大半の圧油がアキュムレータ10に流れることになる。アキュムレータ10に圧油が畜圧されると、アキュムレータ10の圧力が上昇して高圧となる。そこで、コントローラ27が圧力検出器16、操作レバー信号31の入力信号に基づいてアキュムレータ10に蓄えられた圧油を有効的に利用するように、アンロード弁14、電磁比例弁20に動作指令を送る。
「第2実施形態」
図9は、上述した図1の油圧回路に使用される第2実施形態に係る方向制御弁19′の基本構造を側面方向で断面にして示した図である。
図9を参照すれば、この方向制御弁19′では、スプール44′の第1エッジ55と整流部61との間に工具逃げ溝66が形成されており、これによって第1大ノッチ58′が一部変形して小さくなっている。このようにスプール44′の第1エッジ55と整流部61との間に工具逃げ溝66を形成したことにより、第1実施形態の場合と比べて同様な効果を奏することに加え、第1開口部56′を形成する加工が容易となる。例えば第1実施形態における第1小ノッチ57及び第1大ノッチ58の加工においては、開口面積に寄与しない範囲である整流部61と被った範囲も加工する必要が生じる。これに対し、第2実施形態に係る方向制御弁19′では、工具逃げ溝66が設けられているために、不要な範囲の加工をせずに済ませることができる。このため、加工時間の短縮及び加工工具の消耗抑制を図ることができ、製造コストを低減することが可能になる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能であるが、これらは添付した特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 油圧ポンプ
2 制御弁
2a、2b 操作ポート
3 シリンダ
4 操作レバー
5 パイロット弁
6a ボトム側管路
6b ロッド側管路
8 パイロットチェック弁
9 制御弁
10 アキュムレータ
13、21 リリーフ弁
14 アンロード弁
15、17、18 チェック弁
16 圧力検出器
19、19′ 方向制御弁
19a メインライン
19b パイロットライン
20 電磁比例弁
27 コントローラ
28 パイロットポンプ
31 操作レバー信号
40 ハウジング
41 第1ポート
42 第2ポート
43 第3ポート
44、44′ スプール
45 スプール孔
46 第1溝
47 第2溝
48 第3溝
49 パイロット室
50 ドレーン室
51 バネ
52 第1ランド
53 第2ランド
54 くびれ部
56、56′ 第1開口部
57 第1小ノッチ
58 第1大ノッチ
59 第2開口部
60 第2ノッチ
61 整流部
62 円環状開口部
63、65 端部
64 円筒面状開口部
66 工具逃げ溝

Claims (8)

  1. ハウジング内に形成されたスプール孔にスプールが移動可能に設けられる方向制御弁であって、
    前記ハウジングの前記スプール孔には所定の間隔で溝が形成されると共に、前記溝に対して圧油を導通可能にポートが形成され、
    前記ポートは、吸入用の第1ポート、吐出用の第2ポート、及び吐出用の第3ポートの3つのポートから成り、前記第1ポートに連通した第1溝、前記第2ポートに連通した第2溝、前記第3ポートに連通した第3溝が形成されると共に、前記第1溝に対する一方側に前記第2溝が設けられ、且つ他方側に前記第3溝が設けられ、
    前記スプールには、前記スプール孔の内面に摺接する第1ランド及び第2ランドが設けられると共に、前記第1ランドと前記第2ランドとの間にくびれ部が設けられ、
    前記第1ランドは、前記くびれ部側に設けられた第1エッジと、前記スプールが所定ストローク量変位したときに前記第1溝と前記第2溝とを連通させる複数のノッチまたは前記複数のノッチと前記第1エッジとで開口部を形成する第1開口部と、前記くびれ部と前記第1エッジとの間にランド本体部の径よりも小さく、前記くびれ部の径よりも大きく形成されると共に、前記第1ポートから前記第2ポートへ流れる圧油を整流する整流部と、を有することを特徴とする方向制御弁。
  2. 請求項1記載の方向制御弁において、
    前記第1エッジと前記整流部との間に工具逃げ溝が形成されたことを特徴とする方向制御弁。
  3. 請求項1または2記載の方向制御弁において、
    前記第1開口部と前記くびれ部とは、前記スプールの軸方向に前記整流部を介して所定間隔で設けられたことを特徴とする方向制御弁。
  4. 請求項1または2記載の方向制御弁において、
    前記整流部における前記スプールの直径は、前記第1開口部の開口面積が最大となる位置に前記スプールが変位した状態で前記整流部と前記ハウジングとの間に形成される円環状開口部の開口面積が前記第1開口部の開口面積よりも小さくなるように形成されたことを特徴とする方向制御弁。
  5. 請求項1または2記載の方向制御弁において、
    前記第2ランドには、前記第1溝と前記第3溝とを連通させる第2開口部が設けられ、
    前記第1溝と前記第3溝とが連通する位置に前記スプールが変位した状態で、前記くびれ部側に位置する前記整流部における端部と前記第1溝との間で形成される円筒面状の開口面積が、前記第2開口部による開口面積よりも大きくなるように形成された特徴とする方向制御弁。
  6. 請求項1または2記載の方向制御弁において、
    前記くびれ部側に位置する前記整流部における端部の前記スプールの軸方向位置は、前記第1開口部の開口面積が最大となる位置に前記スプールが変位した状態で、前記第2溝よりも前記第1溝側に位置するよう構成されたことを特徴とする方向制御弁。
  7. 請求項1または2記載の方向制御弁において、
    前記くびれ部側に位置する前記第1開口部における端部の前記スプールの軸方向位置は、前記第1開口部の開口面積が最大となる位置に前記スプールが変位した状態で、前記第1溝よりも前記第2溝側に位置するよう構成されたことを特徴とする方向制御弁。
  8. 請求項1または2記載の方向制御弁を適用した油圧回路を備えたことを特徴とする建設機械。
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