JP2015207586A - 放熱装置、電子機器、基地局装置 - Google Patents

放熱装置、電子機器、基地局装置 Download PDF

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Kenichi Uesugi
賢一 上杉
嘉長 中川
Yoshinaga Nakagawa
嘉長 中川
敦司 金子
Atsushi Kaneko
敦司 金子
中村 弘
Hiroshi Nakamura
弘 中村
秀樹 薗部
Hideki Sonobe
秀樹 薗部
利光 小林
Toshimitsu Kobayashi
利光 小林
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Abstract

【課題】放熱効率を向上させる。【解決手段】第1板と、第2板と、伝熱部と、を備える放熱装置が提供される。第1板の一方の面に熱源が接触される。第1板の他方の面に放熱フィンが形成される。第2板の一方の面に放熱フィンが形成される。伝熱部は、熱媒を第1板と第2板とに通過させて、第1板の熱を第2板へ伝える。【選択図】図4

Description

本願の開示する技術は、放熱装置、電子機器、基地局装置に関する。
外周面に複数のフィンが設けられた筐体が知られている。
また、表面に複数のフィンが設けられたブロックに、ブロックに形成され作動流体が封入された孔と、を有する板状のヒートシンクが知られている。
さらに、表面に複数のフィンが形成された胴体に挿入孔を形成し、この孔にヒートパイプを挿入した板状のヒートシンクが知られている。
また、発熱部材が内部にある筐体の表面に取り付けられるフィンを有した基地局装置が知られている。
特開2009−164455号公報 特開2001−156229号公報 特開平10−224068号公報 特開2008−112870号公報
例えば、放熱フィンが形成された複数の側板を有する筐体の内側に対して熱源を設置する場合、筐体の薄型化に伴って、熱源が接触する側板と熱源が接触しない側板とが存在することがある。この場合では、熱源が接触する側板の放熱フィンから多量の熱が放熱されるのに対し、熱源が接触していない側板の放熱フィンからは少量の熱しか放熱されない。すなわち、熱源が接触していない側板にも、放熱フィンが形成されているにもかかわらず、この側板では、放熱がほとんど行われず、十分な放熱効果が得られていない。このように、筐体の側板ごとに、放熱フィンの放熱量にばらつきがあると、放熱効率が低下する。
さらに、従来の板状のヒートシンクでは、上下方向または左右方向の一方向にしか熱を移動させることができなかった。このため、複数の側板を有する筐体において、側板同士(左右方向)および上下方向の二方向の熱移動を実現することができなかった。
本願の開示する技術は、一つの側面として、熱源が接触する板とは別の板の放熱フィンでも放熱させることで放熱効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本願の開示する技術によれば、第1板と、第2板と、伝熱部と、を備える放熱装置が提供される。第1板の一方の面に熱源が接触される。第1板の他方の面に放熱フィンが形成される。第2板の一方の面に放熱フィンが形成される。伝熱部は、熱媒を第1板と第2板とに通過させて、第1板の熱を第2板へ伝える。
本願の開示する技術によれば、より放熱効率を向上させることができる。
第1実施形態に係る基地局装置の斜視図である。 第1実施形態に係る基地局装置の分解斜視図である。 第1実施形態に係る基地局装置の内部を透視した斜視図である。 第1実施形態に係る基地局装置の平断面図である。 第1実施形態に係る基地局装置の底面図である。 第1実施形態に係るヒートパイプの斜視図である。 第1実施形態に係るヒートパイプの側断面図である。 第1実施形態に係るヒートパイプにおける接続構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係るヒートパイプにおける接続構造を示す側断面図である。 図8の接続構造の変形例を示す斜視図である。 図9の接続構造の変形例を示す側断面図である。 図8の接続構造の変形例を示す斜視図である。 図9の接続構造の変形例を示す側断面図である。 図12の接続構造の変形例を示す斜視図である。 図13の接続構造の変形例を示す側断面図である。 図1の基地局装置の変形例を示す斜視図である。 図16の基地局装置のヒートパイプを示す斜視図である。 第2実施形態に係る基地局装置の斜視図である。 第2実施形態に係る基地局装置の平断面図である。 第2実施形態に係る基地局装置の内部を透視した斜視図である。 第2実施形態に係る基地局装置の平面図である。 第2実施形態に係る基地局装置の底面図である。 第2実施形態に係るヒートパイプの斜視図である。 図20の基地局装置の変形例を示す斜視図である。 第3実施形態に係る基地局装置の分解斜視図である。 第3実施形態に係るヒートパイプの斜視図である。 図6のヒートパイプの変形例を示す斜視図である。 図17のヒートパイプの変形例を示す斜視図である。 図23のヒートパイプの変形例を示す斜視図である。 図26のヒートパイプの変形例を示す斜視図である。 挿入孔の変形例を示す斜視図である。 ヒートパイプの断面形状の変形例を示す斜視図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
(基地局装置10)
第1実施形態に係る基地局装置10について説明する。
基地局装置10は、例えば、携帯電話などの移動通信機器の基地局として屋外に設置される装置である。なお、基地局装置10としては、屋内に設置してもよい。
具体的には、基地局装置10は、図1及び図2に示されるように、筒状の筐体50と、筐体50に設けられたヒートパイプ40(図6参照)と、筐体50の上下に設けられた板状の蓋体80、90(図2参照)と、を備える。さらに、基地局装置10は、図3及び図4に示されるように、筐体50の内部に配置された回路基板101、103(熱源の一例、発熱体の一例)を有する。回路基板101、103は、発熱素子(電子部品)を有するため、発熱する。なお、基地局装置10は、回路基板101、103のうちのどちらか一方を有していればよい。
この基地局装置10では、回路基板101、103から発生した熱が、筐体50及びヒートパイプ40によって放熱される。すなわち、基地局装置10は、図1及び図2に示されるように、筐体50及びヒートパイプ40を有する放熱装置(放熱構造)19を備える。以下、筐体50、ヒートパイプ40及び蓋体80、90の具体的な構造について説明する。
(筐体50)
筐体50は、図2及び図4に示されるように、第1側板11(第1板の一例)と、第2側板12(第2板の一例)と、第3側板13(第1板の一例、第3板の一例)と、第4側板14(第2板の一例、第4板の一例)と、を有する。以下、第1側板11、第2側板12、第3側板13及び第4側板14をまとめて側板11〜14と示す。
この側板11〜14によって、筐体50の周壁(側壁)が形成される。具体的には、第2側板12は、第1側板11に隣接する側板である。第3側板13は、第2側板12に隣接すると共に、第1側板11に対向する側板である。第4側板14は、第3側板13及び第1側板11に隣接すると共に、第2側板12に対向する側板である。なお、筐体50の周壁は、第1側板11及び第3側板13が長い断面長方形の筒状とされる。
図4に示されるように、側板11〜14は、それぞれ、ベースプレート20と、ベースプレート20の外面に間隔をおいて複数設けられた凸部22と、を有する。
凸部22は、ベースプレート20の外面から外側に突出する。この凸部22は、筐体50の軸方向(図2のA方向参照)に沿って延設される。また、凸部22は、各側板11〜14に筐体50の周方向(図2及び図3のB方向)に沿って、間隔をおいて複数配置される。凸部22は、例えば、第1側板11及び第3側板13には、それぞれ4つ配置される。凸部22は、例えば、第2側板12及び第4側板14には、それぞれ2つ配置される。
凸部22には、ヒートパイプ40が挿入される挿入孔24が形成される。挿入孔24は、筐体50の軸方向に沿って凸部22を貫通する。
筐体50の内周側の空間は、回路基板101、103(熱源の一例)が収容される収容空間21である。具体的には、回路基板101、103は、図4に示されるように、第1側板11の内面(筐体50の内側の面、以下同様)11A及び第3側板13の内面13Aのそれぞれに取り付けられる。これにより、回路基板101、103のそれぞれが、第1側板11の内面11A及び第3側板13の内面13Aに接触するため、回路基板101、103から発生した熱が、それぞれ、第1側板11、第3側板13に伝わる。なお、側板11〜14の各内面11A、12A、13A、14Aは、平面で形成される。
筐体50の外周面には、複数の放熱フィン30が形成される。具体的には、側板11〜14の各外面(筐体50の外側の面、以下同様)11B、12B、13B、14Bに、複数の放熱フィン30が形成される。各放熱フィン30は、筐体50の軸方向に沿って形成される。複数の放熱フィン30は、筐体50の周方向に沿って配置される。この複数の放熱フィン30、前述のベースプレート20及び凸部22は、一体に形成される。
なお、筐体50は、例えば、押出成形により形成される。筐体50は、例えば、アルミなどの金属材料で形成される。
(蓋体80、90)
蓋体80は、図2に示されるように、筐体50の上端部に取り付けられる。蓋体80は、例えば、ネジ等の締結部材82によって四隅が筐体50の上端部に締結されることで筐体50に固定される。蓋体80と筐体50の上端部との間には、封止部材(パッキン)84が挟まれる。これにより、蓋体80と筐体50の上端部との間が封止される。蓋体80と筐体50の上端部との間が封止されることで、筐体50の上端部への雨水や塵埃の進入が抑制される。
蓋体90は、図2に示されるように、筐体50の下端部に取り付けられる。蓋体90は、例えば、ネジ等の締結部材92によって四隅が筐体50の下端部に締結されることで筐体50に固定される。蓋体90と筐体50の下端部との間には、封止部材(パッキン)94が挟まれる。これにより、蓋体90と筐体50の下端部との間が封止される。蓋体90と筐体50の下端部との間が封止されることで、筐体50の下端部への雨水や塵埃の進入が抑制される。蓋体90には、図5に示されるように、筐体50内部に収容された回路基板101、103と外部配線とを電気的に接続するためのコネクタ96(接続部)が複数設けられる。なお、図2では、蓋体90の内面90Aの具体的な構造を省略している。
(ヒートパイプ40)
ヒートパイプ40(伝熱部の一例)は、図7に示されるように、管41と、管41に封入された熱媒49と、を有する。熱媒49としては、例えば、純水などの流体が用いられる。
管41は、図6に示されるように、直線部411、412、413、414(以下、411〜414と示す)と、直線部421、422と、を有する。また、ヒートパイプ40は、直線部431、432、433、434(以下、431〜434と示す)と、直線部441、442と、を有する。各直線部411〜414、421、422、431〜434、441、442は、筐体50の軸方向に沿った直線状に形成される。この各直線部411〜414、421、422、431〜434、441、442は、筐体50内で熱媒49を流通させる。
ヒートパイプ40は、連結部611、612、613(以下、611〜613と示す)と、連結部621と、連結部631、632、633(以下、631〜633と示す)と、連結部641と、を有する。ヒートパイプ40は、連結部651、652、653、654(以下、651〜654と示す)を有する。各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654は、少なくとも一部が湾曲される。この各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654は、筐体50の外側で熱媒49を流通させる。
直線部411〜414(第1流通部の一例)及び連結部611〜613は、第1側板11に配置される。具体的には、各直線部411〜414は、第1側板11の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部411〜414は、第1側板11の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部611は、第1側板11の上方で、直線部411の上端部と直線部412の上端部とを連結する(図1参照)。連結部612は、第1側板11の下方で、直線部412の下端部と直線部413の下端部とを連結する(図1参照)。連結部613は、第1側板11の上方で、直線部413の上端部と直線部414の上端部とを連結する(図1参照)。
直線部421、422(第2流通部の一例)及び連結部621は、第2側板12に配置される。具体的には、各直線部421、422は、第2側板12の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部421、422は、第2側板12の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部621は、第2側板12の上方で、直線部421の上端部と直線部422の上端部とを連結する(図1参照)。直線部421の下端部は、筐体50の下側に配置された連結部651によって、直線部414の下端部と連結される。
直線部431〜434(第1流通部の一例)及び連結部631〜633は、第3側板13に配置される。具体的には、各直線部431〜434は、第3側板13の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部431〜434は、第3側板13の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部631は、第3側板13の上方で、直線部431の上端部と直線部432の上端部とを連結する(図1参照)。連結部632は、第3側板13の下方で、直線部432の下端部と直線部433の下端部とを連結する。連結部633は、第3側板13の上方で、直線部433の上端部と直線部434の上端部とを連結する(図1参照)。直線部431の下端部は、筐体50の下側に配置された連結部652によって、直線部422の下端部と連結される。
直線部441、442(第2流通部の一例)及び連結部641は、第4側板14に配置される。具体的には、各直線部441、442は、第4側板14の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部441、442は、第4側板14の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部641は、第4側板14の上方で、直線部441の上端部と直線部442の上端部とを連結する。直線部441の下端部は、筐体50の下側に配置された連結部653によって、直線部434の下端部と連結される。直線部442の下端部は、筐体50の下側に配置された連結部654によって、直線部411の下端部と連結される。
なお、各挿入孔24に挿入される各直線部411〜414、421、422、431〜434、441、442は、例えば、熱拡管、熱間接合、はんだ付け等の手法により、筐体50に対して接合される。
ヒートパイプ40では、各直線部411〜414、421、422、431〜434、441、442が、各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。そして、ヒートパイプ40では、熱媒49が、第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14の順で側板11〜14を通過する。すなわち、熱媒49は、筐体50の周方向に沿って、第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14の順で循環する。
ヒートパイプ40は、高温部(加熱部)から低温部(冷却部)へ熱を輸送する機能を有する。本実施形態では、回路基板101、103が接触する第1側板11及び第3側板13が、高温部とされる。一方、回路基板101、103が接触しない第2側板12及び第4側板14は、低温部とされる。
ヒートパイプ40では、直線部411〜414、431〜434において、第1側板11及び第3側板13の熱によって熱媒49が気化する。この際に第1側板11及び第3側板13から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49が、ヒートパイプ40を通じて、第2側板12に配置された直線部421、422及び第4側板に配置された直線部441、442へ流通する。そして、気化した熱媒49が、直線部421、422、441、442において、第2側板12及び第4側板へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。このように、熱媒49が循環することで、回路基板101、103のそれぞれと接触する第1側板11及び第3側板13の熱が、第2側板12及び第4側板へ伝わる。
(ヒートパイプ40における接続構造)
各直線部411〜414、421、422、431〜434、441、442(以下、直線部42と示す)と、各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654(以下、連結部62と示す)との具体的な接続構造について説明する。
図8及び図9に示されるように、連結部62における軸方向端側には、連結部62の径方向外側に張り出したフランジ部66が形成される。フランジ部66に対する軸方向端側(図9の下方)の外周には、直線部42の内周にねじ込まれるネジ部64が形成される。ネジ部64とフランジ部66との間には、環状のパッキン(封止部材)68が装着される。図8及び図9に示す構造では、連結部62のネジ部64が直線部42の内周にねじ込まれることで、両端が開放された直線部42と、両端が開放された連結部62と、が接続される。このように、両端が開放された直線部42と、両端が開放された連結部62を接続することで、封止された流路が形成される。また、図8及び図9に示す構造では、連結部62の端部が挿入孔24の端部に挿入されて直線部42に接続されることで、封止された流路が形成される。このため、挿入孔24の端部を封止する封止部材が不要となる。
なお、直線部42と連結部62との接続構造としては、例えば、図10〜図15に示す構造であってもよい。
図10及び図11に示す構造では、筐体50に連結部62を固定するための固定部材70が、連結部62の軸方向端部に取り付けられる。固定部材70は、円筒部72と、円筒部72の径方向外側に張り出したフランジ部74と、を有する。円筒部72の内側に連結部62の軸方向端部が挿入された状態で、連結部62の軸方向端部が円筒部72に固定される。円筒部72の外周には、挿入孔24の内周に螺合されるネジ部76が形成される。また、連結部62の軸方向端部(図11の下端部)と直線部42の軸方向端部(図11の上端部)との間には、環状のパッキン(封止部材)78が配置される。図10及び図11に示す構造では、固定部材70のネジ部76が直線部42の内周にねじ込まれることで、直線部42と連結部62とが接続される。
図12及び図13に示す構造では、挿入孔24の端部がエンドキャップ85によって封止される。これにより、挿入孔24内には、エンドキャップ85と直線部42の軸方向端部との間で、熱媒49が流通する流路が形成される。エンドキャップ85と直線部42の軸方向端部との間において挿入孔24と連通する連通孔28が挿入孔24の径方向外側へ形成される。一方、連結部62における軸方向端側には、連結部62の径方向外側に張り出したフランジ部66が形成される。フランジ部66に対する軸方向端側(図13の左方)の外周には、直線部42の内周にねじ込まれるネジ部64が形成される。ネジ部64とフランジ部66との間には、環状のパッキン(封止部材)68が装着される。図12及び図13に示す構造では、連結部62のネジ部64が連通孔28にねじ込まれることで、挿入孔24及び連通孔28を介して、直線部42と連結部62とが接続される。
なお、図12及び図13に示す構造では、エンドキャップ85は、挿入孔24の端部にねじ込まれるネジ等であってもよい。この場合では、当該ネジを、筐体50に蓋体80、90を固定するための締結部材82、91として用いてもよい。このように、ヒートパイプ40が挿入される挿入孔24の端部を封止(閉鎖)する封止部材と、蓋体80、90を固定するための締結部材82、91とを共通化してもよい。この構造によれば、挿入孔24の端部を封止する封止部材が蓋体80、90と干渉することがない。また、当該構造によれば、部品点数及び作業工程の工程数が低減できる。
図12及び図13に示す構造では、図14及び図15に示されるように、連結部62に蛇腹状のベローズ管88が設けられていてもよい。この構造では、円筒状の管を用いた場合に比べ、外気との接触面積が大きくなるので、ベローズ管88から効果的に放熱できる。
なお、直線部42と連結部62との接続構造としては、かしめ、ろう付け、溶接などの手法を用いてもよい。
(第1実施形態の作用)
第1実施形態の作用について説明する。
第1実施形態では、第1側板11の内面11Aに配置された回路基板101が発熱する。これにより、回路基板101の熱の一部が第1側板11に伝わる。また、第3側板13の内面13Aに配置された回路基板103が発熱する。これにより、回路基板103の熱の一部が第3側板13に伝わる。
第1側板11及び第3側板13に伝わった熱の一部は、第1側板11及び第3側板13のそれぞれに形成された放熱フィン30から放熱される。また、第1側板11に伝わった熱の一部は、第1側板11と第2側板12との連結部分及び第1側板11と第4側板14との連結部分を通じて、第2側板12及び第4側板14に直接伝わる。第3側板13に伝わった熱の一部は、第3側板13と第2側板12との連結部分及び第3側板13と第4側板14との連結部分を通じて、第2側板12及び第4側板14に直接伝わる。
さらに、第1側板11及び第3側板13に伝わった熱の一部により、ヒートパイプ40の直線部411〜414、431〜434において、熱媒49が気化する。この際に第1側板11及び第3側板13から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49は、連結部651及び連結部653を経て、第2側板12に配置された直線部421、422及び第4側板に配置された直線部441、442へ流通する。
そして、気化した熱媒49が、直線部421、422、441、442において、第2側板12及び第4側板14へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。第2側板12及び第4側板へ放出された熱は、第2側板12及び第4側板14のそれぞれに形成された放熱フィン30から放熱される。
このように、回路基板101、103の熱は、第1側板11及び第3側板13から第2側板12及び第4側板14へ直接伝わるだけでなく、ヒートパイプ40を通じて第1側板11及び第3側板13から第2側板12及び第4側板14へ伝わる。
これにより、ヒートパイプ40を有さない構造に比べ、第1側板11及び第3側板13と第2側板12及び第4側板14との温度差が小さくなる。これにより、第2側板12及び第4側板14の放熱フィン30から放熱される放熱量と、第1側板11及び第3側板13の放熱フィン30から放熱される放熱量との差が小さくなる。すなわち、回路基板101、103の熱が、第1側板11及び第3側板13の放熱フィン30だけでなく、回路基板101、103と接触しない第2側板12及び第4側板14の放熱フィン30からも放熱される。これにより、回路基板101、103の熱を放熱する放熱効率が向上する。
特に、本実施形態では、熱媒49は、筐体50における全ての側板11〜14を通過するので、全ての側板11〜14において温度差が小さくなる。これにより、側板11〜14の放熱フィン30における放熱量のばらつきが小さくなり、効果的に放熱効率が向上する。
また、本実施形態では、熱媒49は、第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14の順で循環するので、例えば、第1側板11、第3側板13、第2側板12、第4側板14の順で循環する場合に比べ、経路が複雑にならない。また、熱媒49は、側板11〜14のうち、回路基板に接触する側板、回路基板に接触しない側板の順で循環するので、側板11〜14における温度差を効果的に小さくできる。
また、本実施形態では、各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654は、筐体50の外側で熱媒49を流通させる。このため、各連結部611〜613、621、631〜633、641、651〜654からも空気中へ放熱がなされる。
また、本実施形態では、筐体50内の収容空間21回路基板101、103を収容するため、筐体50の上端部及び下端部が開放されている。そして、筐体50の上端部及び下端部は、蓋体80、90によって閉鎖される。さらに、蓋体80、90と筐体50との間は、封止部材(パッキン)84、94によって封止される。このため、蓋体80、90と筐体50との間が封止され、基地局装置10を屋外に設置しても、筐体50への雨水や塵埃の進入が抑制される。
また、本実施形態では、放熱フィン30による外気との熱交換で冷媒を冷却(凝縮)するため、冷媒を冷却する際の電力は不要となる。このため、電源との接続を必要とせず、設置場所に自由度がある。従って、屋外に設置される基地局装置10において有効となる。
なお、回路基板103が設けられていない場合や回路基板103の発熱量が回路基板101の発熱量より小さい場合には、第3側板13の温度は第1側板11の温度よりも低くなる。この場合では、第1側板11の熱が第3側板13へ移動しうる。すなわち、この場合では、第3側板13は、第1側板11の熱が伝わる第2板の一例として機能する。
(ヒートパイプ40の経路の変形例)
次に、ヒートパイプ40の経路の変形例について説明する。
図16及び図17には、経路がヒートパイプ40の経路と異なるヒートパイプ140が示される。
図16に示すヒートパイプ140は、図17に示されるように、熱媒が循環する2つの経路(循環路)を有する。ヒートパイプ140は、図6に示すヒートパイプ40と同様に、直線部411〜414と、直線部431〜434と、を有する。さらに、ヒートパイプ140は、連結部111、112、131、132、151、152、153、154を有する。この連結部111、112、131、132、151、152、153、154は、筐体50の外側で熱媒49を流通させる。このため、連結部111、112、131、132、151、152、153、154からも空気中へ放熱がなされる。
連結部111は、第1側板11の下方で、直線部411の下端部と直線部412の下端部とを連結する。連結部112は、第1側板11の下方で、直線部413の下端部と直線部414の下端部とを連結する。
連結部131は、第3側板13の下方で、直線部431の下端部と直線部432の下端部とを連結する。連結部132は、第3側板13の下方で、直線部433の下端部と直線部434の下端部とを連結する。
連結部151は、蓋体80の上方で、直線部411の上端部と直線部434の上端部とを連結する。連結部152は、蓋体80の上方で、直線部412の上端部と直線部433の上端部とを連結する。連結部153は、蓋体80の上方で、直線部413の上端部と直線部432の上端部とを連結する。連結部154は、蓋体80の上方で、直線部414の上端部と直線部431の上端部とを連結する。
このように、連結部151、152、153、154は、第1側板11から第3側板13へ跨るように配置される。
ヒートパイプ140では、直線部411、412と、直線部433、434が、連結部111、132、151、152で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。また、直線部413、414と、直線部431、432が、連結部112、131、153、154で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。各経路において、熱媒49が第1側板11と第3側板13とを通過する。
ここで、本変形例では、回路基板101の発熱量が、回路基板103の発熱量よりも多いものとする。回路基板101の発熱量が、回路基板103の発熱量よりも多い場合では、回路基板101が接触する第1側板11が高温部となり、回路基板103が接触する第3側板13が、低温部となる。
ヒートパイプ140で熱媒が循環することで、第1側板11と第3側板13との温度差が小さくなる。これにより、第1側板11の放熱フィン30から放熱される放熱量と、第3側板13の放熱フィン30から放熱される放熱量との差が小さくなる。すなわち、第1側板11の放熱フィン30と、第3側板13の放熱フィン30とが、同様に、放熱機能を果たす。これにより、回路基板101、103の熱を効率よく放熱できる。
このように、変形例では、ヒートパイプ140を用いることで、互いが隣接してない第1側板11及び第3側板13において温度差を小さくして、放熱効率を向上させる。
また、変形例では、熱媒49が第2側板12及び第4側板14を通過しない。すなわち、第2側板12及び第4側板14における挿入孔24は、空洞とされている。このため、第2側板12及び第4側板14の伝熱が抑制される。この構造は、第2側板12及び第4側板14に伝熱させたくない場合(例えば、第2側板12及び第4側板14における許容温度が低い場合)などに有効となる。
なお、ヒートパイプの経路としては、図17に示すヒートパイプ140の経路、及び図6に示すヒートパイプ40の経路に限られず、種々の経路を用いることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る基地局装置200について説明する。図18は、第2実施形態に係る基地局装置200を示す斜視図である。なお、第1実施形態と同一構造の部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
基地局装置200は、図18及び図19に示されるように、基地局装置10における筐体50に加えて、内筒210を有する。基地局装置200は、基地局装置10におけるヒートパイプ40に替えて、ヒートパイプ240を備える。基地局装置200は、基地局装置10における蓋体80、90に替えて、蓋体280、290を備える。
さらに、基地局装置200は、図19及び図20に示されるように、基地局装置10と同様に、筐体50の内部に配置された回路基板101、103を有する。この基地局装置200では、回路基板101、103から発生した熱が、筐体50、内筒210及びヒートパイプ240によって放熱される。すなわち、基地局装置200は、筐体50、内筒210及びヒートパイプ240を有する放熱装置(放熱構造)219を備える。以下、内筒210、ヒートパイプ240及び蓋体80、90の具体的な構造について説明する。
(内筒210)
内筒210は、図19及び図20に示されるように、第1側板211と、第2側板212と、第3側板213と、第4側板214と、を有する。以下、第1側板211、第2側板212、第3側板213及び第4側板214をまとめて側板211〜214と示す。
この側板211〜214によって、内筒210の周壁(側壁)が形成される。具体的には、第2側板212は、第1側板211に隣接する側板である。第3側板213は、第2側板212に隣接すると共に、第1側板211に対向する側板である。第4側板214は、第3側板213及び第1側板211に隣接すると共に、第2側板212に対向する側板である。なお、内筒210の周壁は、第1側板211及び第3側板213が長い断面長方形の筒状とされる。
図19に示されるように、側板211、213は、それぞれ、ベースプレート220と、ベースプレート220の内面に間隔をおいて複数設けられた凸部222と、を有する。
凸部222は、ベースプレート220の内面から内側に突出する。この凸部222は、内筒210の軸方向(A方向)に沿って延設される。また、凸部222は、側板211、213のB方向に沿って、間隔をおいて複数配置される。具体的には、凸部222は、例えば、第1側板11及び第3側板13には、それぞれ4つ配置される。
凸部222には、ヒートパイプ240が挿入される挿入孔224が形成される。挿入孔224は、内筒210の軸方向(A方向)に沿って凸部222を貫通する。
内筒210の内周面には、複数の放熱フィン230が形成される。具体的には、側板211〜214の各内面211A、212A、213A、214Aに、複数の放熱フィン230が形成される。各放熱フィン230は、内筒210の軸方向(A方向)に沿って形成される。複数の放熱フィン230は、内筒210の周方向(B方向)に沿って配置される。この複数の放熱フィン230、前述のベースプレート220及び凸部222は、一体に形成される。
内筒210の内周側の空間は、軸方向両端部が開放され、空気が軸方向に流通する。なお、内筒210は、例えば、押出成形により形成される。内筒210は、アルミなどの金属材料で形成される。
(蓋体280、290)
蓋体280は、図18及び図21に示されるように、筐体50及び内筒210の上端部に取り付けられる。蓋体280は、例えば、ネジ等の締結部材282によって四隅が筐体50の上端部に締結されることで筐体50に固定される。蓋体280と筐体50の上端部との間、及び蓋体280と内筒210の上端部との間には、封止部材(パッキン)が挟まれる。これにより、蓋体280と筐体50の上端部との間、及び蓋体280と内筒210の上端部との間が封止される。蓋体280と筐体50の上端部との間、及び蓋体280と内筒210の上端部との間が封止されることで、筐体50の上端部への雨水や塵埃の進入が抑制される。
蓋体290は、図22に示されるように、筐体50及び内筒210の下端部に取り付けられる。蓋体290は、例えば、ネジ等の締結部材292によって四隅が筐体50の下端部に締結されることで筐体50に固定される。蓋体290と筐体50の下端部との間、及び蓋体290と内筒210の下端部との間には、封止部材(パッキン)が挟まれる。これにより、蓋体290と筐体50の下端部との間、及び蓋体290と内筒210の下端部との間が封止される。蓋体290と筐体50の下端部との間、及び蓋体290と内筒210の下端部との間が封止されることで、筐体50の下端部への雨水や塵埃の進入が抑制される。蓋体290には、図22に示されるように、筐体50内部に収容された回路基板101と外部配線とを電気的に接続するためのコネクタ296(接続部)が複数設けられる。
(ヒートパイプ240)
ヒートパイプ240は、図23に示されるように、ヒートパイプ40と同様に、管241と、管241に封入された熱媒49(図7参照)と、を有する。熱媒49としては、例えば、純水などの流体が用いられる。管241では、図23に示されるように、熱媒49が循環する4つの経路(循環路)を有する。具体的には、管241は、直線部711、712、713、714(以下、711〜714と示す)と、直線部721、722と、直線部731、732、733、734(以下、731〜734と示す)と、直線部741、742と、を有する。ヒートパイプ240は、直線部811、812、813、814(以下、811〜814と示す)と、直線部831、832、833、834(以下、831〜834と示す)と、を有する。各直線部711〜714、721、722、731〜734、741、742、811〜814、831〜834は、軸方向に沿った直線状に形成される。
ヒートパイプ240は、連結部511、512と、連結部521、522、523、524(以下、521〜524と示す)と、連結部531、532、533、534(以下、531〜534と示す)と、を有する。ヒートパイプ240は、連結部541、542、543、544(以下、541〜544と示す)と、連結部551、552と、連結部561、562と、連結部571、572と、を有する。
各連結部511、512、521〜524、531〜534、541〜544、551、552、561、562、571、572は、少なくとも一部が湾曲される。この各連結部511、512、521〜524、531〜534、541〜544、551、552、561、562、571、572は、筐体50及び内筒210の外側で熱媒49を流通させる。このため、各連結部511、512、521〜524、531〜534、541〜544、551、552、561、562、571、572からも空気中へ放熱がなされる。
直線部711〜714(第1流通部の一例)及び連結部511、512は、筐体50の第1側板11に配置される。具体的には、各直線部711〜714は、第1側板11の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部711〜714は、第1側板11の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部511は、第1側板11の下方で、直線部711の下端部と直線部712の下端部とを連結する。連結部512は、第1側板11の下方で、直線部713の下端部と直線部714の下端部とを連結する。
直線部731〜734(第1流通部の一例)及び連結部551、552は、筐体50の第3側板13に配置される。具体的には、各直線部731〜734は、第3側板13の各挿入孔24に挿入される。これにより、各直線部731〜734は、第3側板13の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部551は、第3側板13の下方で、直線部731の下端部と直線部732の下端部とを連結する。連結部552は、第3側板13の下方で、直線部733の下端部と直線部734の下端部とを連結する。
直線部811〜814(第2流通部の一例)は、内筒210の第1側板211に配置される。具体的には、各直線部811〜814は、第1側板211の各挿入孔224に挿入される。これにより、各直線部811〜814は、第1側板211の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。
直線部831〜834(第2流通部の一例)は、内筒210の第3側板213に配置される。具体的には、各直線部831〜834は、第3側板213の各挿入孔224に挿入される。これにより、各直線部831〜834は、第3側板213の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。
各直線部811〜814の下端部は、各連結部531〜534によって、各直線部831〜834の下端部と連結される。各直線部811〜814の上端部は、各連結部521〜524によって、各直線部711〜714の上端部と連結される。各直線部831〜834の上端部は、各連結部541〜544によって、各直線部731〜734の上端部と連結される。
なお、各挿入孔24に挿入される各直線部711〜714、721、722、731〜734、741、742、811〜814、831〜834は、例えば、熱拡管、熱間接合、はんだ付け等の手法により、筐体50及び内筒210の各々に対して接合される。
ヒートパイプ240では、各直線部711、712、811、812、733、734、833、834が、各連結部511、521、522、531、532、541、542、552で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。また、各直線部713、714、813、814、731、732、831、832が、各連結部512、523、524、533、534、543、544、551で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。この2つの各循環路では、熱媒49が、筐体50の第1側板11及び第3側板13と、内筒210の第1側板211及び第3側板213と、を通過する。熱媒49は、例えば、矢印X方向に循環する。
また、直線部721、722が、各連結部561、562で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。また、直線部741、742が、各連結部571、572で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。このように、ヒートパイプ240では、4つの経路が形成される。
ヒートパイプ240は、高温部(加熱部)から低温部(冷却部)へ熱を輸送する機能を有する。本実施形態では、回路基板101、103が接触する第1側板11及び第3側板13が、高温部とされる。一方、回路基板101、103が接触する内筒210の第1側板211及び第3側板213は、低温部とされる。
ヒートパイプ240では、直線部711〜714、731〜734において、第1側板11及び第3側板13の熱によって熱媒49が気化する。この際に第1側板11及び第3側板13から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49が、ヒートパイプ240を通じて、内筒210の第1側板211に配置された直線部811〜814、及び内筒210の第3側板213に配置された直線部831〜834へ流通する。そして、気化した熱媒49が、直線部811〜814、直線部831〜834において、内筒210の第1側板211及び第3側板213へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。このように、熱媒49が循環することで、回路基板101、103のそれぞれと接触する第1側板11及び第3側板13の熱が、内筒210へ伝わる。
また、筐体50の第2側板12及び第4側板14においても熱媒49が循環することで、低温部と高温部との間で伝熱が生じる。
(第2実施形態の作用)
第2実施形態の作用について説明する。
第2実施形態では、第1側板11に配置された回路基板101が発熱する。これにより、回路基板101の熱の一部が第1側板11に伝わる。また、第3側板13に配置された回路基板103が発熱する。これにより、回路基板103の熱の一部が第3側板13に伝わる。
第1側板11及び第3側板13に伝わった熱の一部は、第1側板11及び第3側板13のそれぞれに形成された放熱フィン30から放熱される。また、第1側板11に伝わった熱の一部は、第1側板11と第2側板12との連結部分及び第1側板11と第4側板14との連結部分を通じて、第2側板12及び第4側板14に直接伝わる。第3側板13に伝わった熱の一部は、第3側板13と第2側板12との連結部分及び第3側板13と第4側板14との連結部分を通じて、第2側板12及び第4側板14に直接伝わる。
さらに、第1側板11及び第3側板13に伝わった熱の一部により、ヒートパイプ240の直線部711〜714、731〜734において、熱媒49が気化する。この際に第1側板11及び第3側板13から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49は、連結部522、524及び連結部541、543を経て、内筒210に配置された直線部811〜814、831〜834へ流通する。
そして、気化した熱媒49が、直線部811〜814、831〜834において、内筒210の第1側板211及び第3側板213へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。第1側板211及び第3側板213へ放出された熱は、第1側板211及び第3側板213のそれぞれに形成された放熱フィン230から放熱される。
このように、回路基板101、103の熱は、第1側板11及び第3側板13から第2側板12及び第4側板14へ直接伝わるだけでなく、ヒートパイプ240を通じて内筒210の第1側板211及び第3側板213へ伝わる。
これにより、ヒートパイプ240を有さない構造に比べ、筐体50と内筒210との温度差が小さくなる。これにより、筐体50の放熱フィン30から放熱される放熱量と、内筒210の放熱フィン230から放熱される放熱量との差が小さくなる。すなわち、回路基板101、103と接触しない内筒210の放熱フィン230も、筐体50の放熱フィン30と同様に、放熱機能を果たす。これにより、回路基板101、103の熱を放熱する放熱効率が向上する。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例について説明する。
基地局装置200は、図24に示されるように、回路基板101、103に加えて、発熱素子を有する回路基板201、203(熱源の一例、発熱体の一例)を有してもよい。回路基板201、203は、例えば、内筒210の第1側板211及び第3側板213の外面211B、213Bに接触する。この構造では、回路基板101、103、201、203のうち、発熱量が多い回路基板が接触する側板から、発熱量が少ない回路基板が接触する側板へ、ヒートパイプ240により熱が伝わることになる。なお、基地局装置200は、回路基板101、103、201、203のうち、少なくとも1つを有していればよい。
また、ヒートパイプの経路としては、図23に示すヒートパイプ240の経路に限られず、種々の経路を用いることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る基地局装置300について説明する。図25は、第3実施形態に係る基地局装置300を示す斜視図である。なお、第1実施形態と同一構造の部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
基地局装置300は、図25に示されるように、筐体305、ヒートパイプ340と、発熱素子を有する回路基板301、302(熱源の一例、発熱体の一例)と、を備える。基地局装置300の筐体305は、筒体350と、第1側板310と、第2側板320と、を備える。この基地局装置300では、回路基板301、302から発生した熱が、第1側板310、第2側板320及びヒートパイプ340によって放熱される。すなわち、基地局装置300は、第1側板310、第2側板320及びヒートパイプ340を有する放熱装置(放熱構造)319を備える。以下、筒体350、第1側板310、第2側板320及びヒートパイプ340の具体的な構造について説明する。なお、以下では、回路基板301の発熱量が、回路基板302の発熱量よりも多いものとして説明する。
(筒体350)
筒体350は、具体的には、4つの側壁352を有する角筒とされる。筒体350の軸方向両端は、開放される。
筒体350の軸方向一端に第1側板310が取り付けられる。これにより、筒体350の軸方向一端が閉鎖される。筒体350の軸方向一端と第1側板310との間には、封止部材(パッキン)391が挟まれる。これにより、筒体350の軸方向一端と第1側板310との間が封止される。筒体350の軸方向一端と第1側板310との間が封止されることで、筒体350の軸方向一端への雨水や塵埃の進入が抑制される。
筒体350の軸方向他端に第2側板320が取り付けられる。これにより、筒体350の軸方向他端が閉鎖される。筒体350の軸方向他端と第2側板320との間には、封止部材(パッキン)392が挟まれる。これにより、筒体350の軸方向他端と第2側板320との間が封止される。筒体350の軸方向他端と第2側板320との間が封止されることで、筒体350の軸方向他端への雨水や塵埃の進入が抑制される。
筒体350としては、例えば、アルミなどの金属材料で形成される。なお、筒体350としては、樹脂材料で形成されていてもよい。筒体350の成形方法としては、例えば、ダイカスト成形、射出成形などが用いられる。
(第1側板310、第2側板320)
第1側板310及び第2側板320は、ベースプレート330と、ベースプレート330の外面に間隔をおいて複数設けられた凸部332と、を有する。
凸部332は、ベースプレート330の外面から外側に突出する。この凸部332は、第1側板310及び第2側板320におけるA方向に沿って延設される。また、凸部332は、第1側板310及び第2側板320におけるB方向に沿って、間隔をおいて複数配置される。凸部332は、例えば、第1側板310及び第2側板320において、それぞれ4つ配置される。
凸部332には、ヒートパイプ340が挿入される挿入孔334が形成される。挿入孔334は、A方向に沿って凸部332を貫通する。
第1側板310の内面310A及び第2側板320の内面320Aのそれぞれに対して、回路基板301、302が取り付けられる。これにより、回路基板301、302のそれぞれが第1側板310、第2側板320に接触するため、回路基板301、302の熱が、それぞれ、第1側板310、第2側板320に伝わる。なお、第1側板310の内面310A及び第2側板320の内面320Aのそれぞれが平面で形成される。
第1側板310の外面310B及び第2側板320の外面320Bのそれぞれには、複数の放熱フィン333が形成される。各放熱フィン333は、A方向に沿って形成される。複数の放熱フィン333は、B方向に沿って配置される。
なお、第1側板310及び第2側板320は、例えば、押出成形により形成される。第1側板310及び第2側板320は、アルミなどの金属材料で形成される。
(ヒートパイプ340)
ヒートパイプ340は、図26に示されるように、ヒートパイプ40と同様に、管349と、管349に封入された熱媒49(図7参照)と、を有する。熱媒49としては、例えば、純水などの流体が用いられる。管349では、図26に示されるように、熱媒49が循環する2つの経路(循環路)を有する。具体的には、管349は、直線部341、342、343、344(以下、直線部341〜344と示す)と、直線部361、362、363、364(以下、直線部361〜364と示す)と、を有する。直線部341〜344及び直線部361〜364は、A方向に沿った直線状に形成される。
ヒートパイプ340は、連結部311、312と、連結部321、322と、連結部381、382、383、384(以下、連結部381〜384と示す)と、を有する。連結部311、312と、連結部321、322と、連結部381〜384とは、少なくとも一部が湾曲される。この連結部311、312、321、322、381〜384は、第1側板310及び第2側板320の外側で熱媒49を流通させる。これにより、この連結部311、312、321、322、381〜384からも空気中へ放熱がなされる。
直線部341〜344(第1流通部の一例)及び連結部311、312は、第1側板310に配置される。具体的には、各直線部341〜344は、第1側板310の各挿入孔334に挿入される。これにより、各直線部341〜344は、第1側板310の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部311は、第1側板310のA方向一端側で、直線部341のA方向一端部と直線部342のA方向一端部とを連結する。連結部312は、第1側板310のA方向一端側で、直線部343のA方向一端部と直線部344のA方向一端部とを連結する。
直線部361〜364(第1流通部の一例)及び連結部321、322は、第2側板320に配置される。具体的には、各直線部361〜364は、第2側板320の各挿入孔334に挿入される。これにより、各直線部361〜364は、第2側板320の厚み方向と直交する方向に熱媒49を流通させる。連結部321は、第2側板320のA方向一端側で、直線部361のA方向一端部と直線部362のA方向一端部とを連結する。連結部322は、第2側板320のA方向一端側で、直線部363のA方向一端部と直線部364のA方向一端部とを連結する。
さらに、連結部381が、直線部341のA方向他端部と、直線部361のA方向他端部と、を連結する。連結部382が、直線部342のA方向他端部と、直線部362のA方向他端部と、を連結する。連結部383が、直線部343のA方向他端部と、直線部363のA方向他端部と、を連結する。連結部384が、直線部344のA方向他端部と、直線部364のA方向他端部と、を連結する。
なお、各挿入孔334に挿入される各直線部341〜344及び各直線部361〜364は、例えば、熱拡管、熱間接合、はんだ付け等の手法により、第1側板310及び第2側板320の各々に対して接合される。
ヒートパイプ340では、直線部341、342及び直線部361、362が、連結部311、連結部321及び連結部381、382で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。また、直線部343、344及び直線部363、364が、連結部312、連結部322及び連結部383,384で連結されることで、一続きの経路(循環路)を形成する。そして、ヒートパイプ40では、各経路において、熱媒49が、第1側板310と第2側板320とを通過する。すなわち、熱媒49は、第1側板310と第2側板320との間を循環する。
ヒートパイプ340は、高温部(加熱部)から低温部(冷却部)へ熱を輸送する機能を有する。本実施形態では、発熱量が相対的に多い回路基板301が接触する第1側板310が、高温部である。一方、発熱量が相対的に少ない回路基板302が接触する第2側板320が、低温部である。
ヒートパイプ340では、直線部341〜344において、第1側板310の熱によって熱媒49が気化する。この際に第1側板310から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49が、ヒートパイプ340を通じて、第2側板320に配置された直線部361〜364へ流通する。そして、気化した熱媒49が、直線部361〜364において、第2側板320へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。このように、熱媒49が循環することで、回路基板301と接触する第1側板310の熱が、第2側板320へ伝わる。
(第3実施形態の作用)
第3実施形態の作用について説明する。
第3実施形態では、第1側板310の内面310Aに配置された回路基板301が発熱する。これにより、回路基板301の熱の一部が第1側板310に伝わる。また、第2側板320の内面320Aに配置された回路基板302が発熱する。これにより、回路基板302の熱の一部が第2側板320に伝わる。なお、回路基板302の発熱量が回路基板301の発熱量よりも少ないため、第2側板320は、第1側板310よりも低温となる。
第1側板310及び第2側板320に伝わった熱の一部は、第1側板310及び第2側板320のそれぞれに形成された放熱フィン333から放熱される。また、第1側板310に伝わった熱の一部は、ヒートパイプ340の直線部341〜344において、熱媒49を気化させる。この際に第1側板310から気化潜熱が奪われる。気化した熱媒49は、連結部381〜384を経て、第1側板310よりも低温の第2側板320に配置された直線部361〜364へ流通する。
そして、気化した熱媒49が、直線部361〜364において、第2側板320へ熱を放出する。これにより、熱媒49が凝縮される。第2側板320へ放出された熱は、第2側板320に形成された放熱フィン333から放熱される。
このように、回路基板301の熱は、ヒートパイプ340を通じて第2側板320へ伝わる。これにより、ヒートパイプ340を有さない構造に比べ、第1側板310と第2側板320との温度差が小さくなる。これにより、第1側板310の放熱フィン333から放熱される放熱量と、第2側板320の放熱フィン333から放熱される放熱量との差が小さくなる。すなわち、第2側板320の放熱フィン333も、第1側板310の放熱フィン333と同様に、放熱機能を果たす。これにより、回路基板301の熱を放熱する放熱効率が向上する。
なお、ヒートパイプ340の経路としては、図26に示す経路に限られず、種々の経路を用いることができる。
また、基地局装置300は、回路基板301、302のうち、少なくとも1つを有していればよい。
(各実施形態の変形例)
各実施形態の変形例について説明する。
図27〜30に示されるように、前述のヒートパイプ40、140、240、340(以下、40〜340と示す)において、貯留部としてのリザーブタンク47を有していてもよい。
ヒートパイプ40では、図27に示されるように、例えば、連結部612(図6参照)に替えて、リザーブタンク47が直線部412、413に接続される。ヒートパイプ140では、図28に示されるように、例えば、連結部131、132(図17参照)に替えて、リザーブタンク47が直線部431、432と直線部433、434とのそれぞれに接続される。
ヒートパイプ240では、図29に示されるように、例えば、連結部511、512(図23参照)に替えて、リザーブタンク47が直線部711、712と直線部713、714とのそれぞれに接続される。ヒートパイプ340では、図30に示されるように、例えば、連結部321、322(図26参照)に替えて、リザーブタンク47が直線部361、362と直線部363、364とのそれぞれに接続される。
リザーブタンク47は、ヒートパイプ40〜340内で熱媒49を一時貯留する機能を有する。また、リザーブタンク47は、熱媒49を一時貯留することで、ヒートパイプ40〜340内の圧力の異常上昇を抑制する。さらに、リザーブタンク47は、ヒートパイプ40〜340において、気相の熱媒49と、液相の熱媒49とを分離する機能を有していてもよい。
また、ヒートパイプ40では、直線部411等が挿入孔24に対して軸方向(A方向)に挿入されていたが、これに限られない。例えば、図31に示されるように、挿入孔24の径方向外側にスリット45を有していてもよい。この構造では、スリット45を押し広げて直線部411〜414等を装着することができる。なお、ヒートパイプ140、240、340においても同様の構造とすることができる。
また、ヒートパイプ40では、直線部411等は、円管とされていたが、これに限られない。図32に示されるように、例えば、断面星型の形状をしていてもよい。これにより、筐体50との接触面積が増大されるため、筐体50とヒートパイプ40との間で熱が効率的に伝わる。なお、接触面積を増大させる形状としては、断面星型に限られず、種々の形状を用いることができ、非円形状であればよい。また、ヒートパイプ140、240、340においても同様の構造とすることができる。
また、ヒートパイプ40では、直線部411〜414等が挿入孔24に挿入されていたが、この構造に限られない。挿入孔24自体に熱媒49を封入することで、ヒートパイプ40を形成してもよい。なお、ヒートパイプ140、240、340においても同様の構造とすることができる。
また、熱源としては、回路基板に限られず、発熱する発熱体であればよい。
電子機器としては、基地局装置10、200、300に限られず、発熱体を有する他の電子機器であってもよい。
また、上記複数の変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、前述の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
熱源が一方の面に接触され、他方の面に放熱フィンが形成された第1板と、
一方の面に放熱フィンが形成された第2板と、
熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
を備える放熱装置。
(付記2)
前記第1板及び前記第2板を含む周壁を有する筐体を備え、
前記第1板は、前記筐体の内側の面で前記熱源に接触し、
前記第1板及び前記第2板は、前記筐体の外側の面に前記放熱フィンが形成される
付記1に記載の放熱装置。
(付記3)
前記第2板は、前記第1板に隣接する
付記2に記載の放熱装置。
(付記4)
前記第2板は、前記第1板に対して対向して配置される
付記2に記載の放熱装置。
(付記5)
前記第2板には、前記熱源が接触しない
付記2〜4のいずれか1つに記載の放熱装置。
(付記6)
前記周壁は、前記第1板及び前記第2板を含む4つの板で形成され、
前記伝熱部は、前記熱媒を前記4つの板に通過させる
付記2に記載の放熱装置。
(付記7)
前記伝熱部は、
前記第1板、該第1板に隣接する前記第2板、該第2板に隣接する第3板、該第3板に隣接する第4板の順で前記熱媒を通過させる
付記7に記載の放熱装置。
(付記8)
前記4つの板は、前記筐体の外側の面に前記放熱フィンが形成される
付記6又は7に記載の放熱装置。
(付記9)
前記筐体内に配置された内筒と、
前記内筒の内周面に形成された放熱フィンと、
を備え、
前記伝熱部は、前記熱媒を前記第1板と前記内筒に通過させて、前記第1板の熱を前記内筒へ伝える
付記2〜8のいずれか1つに記載の放熱装置。
(付記10)
前記筐体は、筒状とされ、
前記筐体の軸方向両端部には、蓋体が設けられる
付記2〜9のいずれか1つに記載の放熱装置。
(付記11)
前記筐体の軸方向に該筐体を貫通する孔の軸方向両端部を封止部材が封止することで、前記熱媒が流通する流路が前記孔内に形成され、
前記封止部材は、前記蓋体を前記筐体に固定する
付記10に記載の放熱装置。
(付記12)
前記第1板と前記第2板が軸方向両端部に設けられた筒体を備え、
前記第1板は、前記筒体の内側の面で前記熱源に接触し、
前記第1板及び前記第2板は、前記筒体の外側の面に前記放熱フィンが形成される
付記1に記載の放熱装置。
(付記13)
前記伝熱部は、
前記第1板内に形成され、前記熱媒が前記第1板の厚み方向と直交する方向に流通する第1流通部と、
前記第2板内に形成され、前記熱媒が前記第2板の厚み方向と直交する方向に流通する第2流通部と、
前記第1流通部と前記第2流通部とを連結し、前記第1板及び前記第2板の外側で前記熱媒が流通する連結部と、
を有する
付記1〜12のいずれか1つに記載の放熱装置。
(付記14)
前記伝熱部は、前記第1板から受熱して前記熱媒が蒸発し、前記第2板へ放熱して前記熱媒が凝縮するヒートパイプである
付記1〜13のいずれか1つに記載の放熱装置。
(付記15)
第1板と第2板とを有する筐体と、
前記第1板における前記筐体の内側の面に接触する発熱体と、
前記第1板における前記筐体の外側の面及び、前記第2板における前記筐体の外側の面に形成された放熱フィンと、
熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
を備える電子機器。
(付記16)
付記3〜14のいずれか1つに記載の放熱装置の構造が適用された
付記15に記載の電子機器。
(付記17)
第1板と第2板とを有し、内部が封止された筐体と、
前記第1板における前記筐体の内側の面に接触する回路基板と、
前記第1板における前記筐体の外側の面及び、前記第2板における前記筐体の外側の面に形成された放熱フィンと、
熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
を備える基地局装置。
(付記18)
付記3〜14のいずれか1つに記載の放熱装置の構造が適用された
付記17に記載の基地局装置。
10 基地局装置(電子機器の一例)
11 第1側板(第1板の一例)
12 第2側板(第2板の一例)
13 第3側板(第1板の一例、第2板の一例、第3板の一例)
14 第4側板(第2板の一例、第4板の一例)
19 放熱装置
30 放熱フィン
40 ヒートパイプ(伝熱部の一例)
50 筐体
80、90 蓋体
101、103 回路基板(熱源の一例、発熱体の一例)
140 ヒートパイプ(伝熱部の一例)
151〜154 連結部
200 基地局装置(電子機器の一例)
201、203 回路基板(熱源の一例)
210 内筒
211 第1側板(第1板の一例、第2板の一例)
213 第3側板(第1板の一例、第2板の一例)
219 放熱装置
230 放熱フィン
240 ヒートパイプ(伝熱部の一例)
280、290 蓋体
300 基地局装置(電子機器の一例)
301、302 回路基板(熱源の一例)
305 筐体
310 第1側板(第1板の一例)
319 放熱装置
320 第2側板(第2板の一例)
333 放熱フィン
340 ヒートパイプ(伝熱部の一例)
341〜344 直線部(第1流通部の一例)
350 筒体
361〜364 直線部(第2流通部の一例)
381〜384 連結部
411〜414 直線部(第1流通部の一例)
421、422 直線部(第2流通部の一例)
431〜434 直線部(第1流通部の一例)
441、442 直線部(第2流通部の一例)
521〜524 連結部
541〜544 連結部
651〜654 連結部
711〜714 直線部(第1流通部の一例)
731〜734 直線部(第1流通部の一例)
811〜814 直線部(第2流通部の一例)
831〜834 直線部(第2流通部の一例)

Claims (9)

  1. 熱源が一方の面に接触され、他方の面に放熱フィンが形成された第1板と、
    一方の面に放熱フィンが形成された第2板と、
    熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
    を備える放熱装置。
  2. 前記第1板及び前記第2板を含む周壁を有する筐体を備え、
    前記第1板は、前記筐体の内側の面で前記熱源に接触し、
    前記第1板及び前記第2板は、前記筐体の外側の面に前記放熱フィンが形成される
    請求項1に記載の放熱装置。
  3. 前記周壁は、前記第1板及び前記第2板を含む4つの板で形成され、
    前記伝熱部は、前記熱媒を前記4つの板に通過させる
    請求項2に記載の放熱装置。
  4. 前記伝熱部は、
    前記第1板、該第1板に隣接する前記第2板、該第2板に隣接する第3板、該第3板に隣接する第4板の順で前記熱媒を通過させる
    請求項3に記載の放熱装置。
  5. 前記筐体内に配置された内筒と、
    前記内筒の内周面に形成された放熱フィンと、
    を備え、
    前記伝熱部は、前記熱媒を前記第1板と前記内筒に通過させて、前記第1板の熱を前記内筒へ伝える
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の放熱装置。
  6. 前記第1板と前記第2板が軸方向両端部に設けられた筒体を備え、
    前記第1板は、前記筒体の内側の面で前記熱源に接触し、
    前記第1板及び前記第2板は、前記筒体の外側の面に前記放熱フィンが形成される
    請求項1に記載の放熱装置。
  7. 前記伝熱部は、
    前記第1板内に形成され、前記熱媒が前記第1板の厚み方向と直交する方向に流通する第1流通部と、
    前記第2板内に形成され、前記熱媒が前記第2板の厚み方向と直交する方向に流通する第2流通部と、
    前記第1流通部と前記第2流通部とを連結し、前記第1板及び前記第2板の外側で前記熱媒が流通する連結部と、
    を有する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の放熱装置。
  8. 第1板と第2板とを有する筐体と、
    前記第1板における前記筐体の内側の面に接触する発熱体と、
    前記第1板における前記筐体の外側の面及び、前記第2板における前記筐体の外側の面に形成された放熱フィンと、
    熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
    を備える電子機器。
  9. 第1板と第2板とを有し、内部が封止された筐体と、
    前記第1板における前記筐体の内側の面に接触する回路基板と、
    前記第1板における前記筐体の外側の面及び、前記第2板における前記筐体の外側の面に形成された放熱フィンと、
    熱媒を前記第1板と前記第2板とに通過させて、前記第1板の熱を前記第2板へ伝える伝熱部と、
    を備える基地局装置。
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