JP2015207332A - 磁気記録装置及び磁気記録装置の制御方法 - Google Patents

磁気記録装置及び磁気記録装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】瓦書きされた磁気記録媒体に記録されたデータを消去する際に、データ記録時の書き込み回数よりも少ない書き込み回数で完全消去できるようにする。
【解決手段】情報記録領域を備えた磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体に記録磁界を印加して第1の方向に延びる記録列を形成する書き込み手段と、前記磁気記録媒体と前記書き込み手段との相対位置を前記第1の方向と直交する第2方向に移動させる移動手段と、前記情報記録領域において、前記第2の方向に関して互いに隣接する前記記録列が前記第2の方向に部分的に重複するように前記書き込み手段及び前記移動手段を制御する制御手段とを備えた磁気記録装置であって、前記書き込み手段は、記録モードと、消去モードとで動作し、前記制御手段は、前記第2の方向に移動させる移動量を、前記書き込みモードよりも前記消去モードにおいて大きくなるように移動手段を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は磁気記録装置及び磁気記録装置の制御方法に関し、特に、Shingle記録(瓦記録)方式において高密度に情報を記録可能な磁気記録装置に用いて好適な技術に関する。
近年、画像または映像の高画質化が進み、ユーザーが扱う情報量は益々増加している。このため、HDD(Hard Disk Drive)と呼ばれる磁気記録装置の大容量化に向けて、面記録密度の高密度化の検討が行われている。高密度磁気記録における有望な技術の一つとして、特許文献1で開示されているような、トラックの幅方向に隣接する直前に記録された記録列と部分的に重複するように記録を行うShingle記録(瓦記録)方式が挙げられる。
一般に、磁気記録媒体に形成されるトラックのピッチは、形成される最短マーク長より数倍程度大きくなる。しかしながら、Shingle記録方式では、直前に記録された隣接する記録列を部分的に重複するように記録するため、最終的に形成されるトラックのピッチを最短マーク長程度に小さくすることが可能となる。つまり、直前に記録された隣接する記録列の一部を上書きする形で記録が行われるため、単位長さ当たりのトラック数が数倍程度多くなり、記録密度の大幅な向上を図ることが可能である。
また、HDDに記録されたデータを削除する場合、一般的には、HDDに搭載されている削除コマンドや削除オペレーションを用いて行っている。しかし、このような削除方法では、ファイルシステムが指し示すデータの格納場所の削除を行っているだけで、HDD磁気記録媒体上のデータ本体は消去せずに残っていた。
そのため、ファイルシステムを介さずに直接HDD上のデータをアクセスするか、またはデータ復活ツールを使用するなどの方法により消去したデータを読み出すことが可能である。
そこで、情報漏洩防止の観点からHDDに対してデータの完全消去が行われるようになっている。完全消去とは、消去したいデータが記録されている磁気記録媒体上の領域に対して無意味なデータを上書きすることで、磁気記録媒体上から元のデータを消去する方法である。
特開2011−8881号公報
前述したように、完全消去は削除したいデータが書かれている磁気記録領域に対して無意味なデータを上書きすることでデータの削除を行う。このとき、データの上書きをShingle記録方式で行うと磁気記録媒体の同じ領域に対してデータの書き込みを複数回行うため動作が冗長になり、時間がかかるという問題があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、瓦書きされた磁気記録媒体に記録されたデータを消去する際に、データ記録時の書き込み回数よりも少ない書き込み回数で完全消去できるようにすることを目的とする。
本発明の磁気記録装置は、情報記録領域を備えた磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体に記録磁界を印加して第1の方向に延びる記録列を形成する書き込み手段と、前記磁気記録媒体と前記書き込み手段との相対位置を前記第1の方向と直交する第2方向に移動させる移動手段と、前記情報記録領域において、前記第2の方向に関して互いに隣接する前記記録列が前記第2の方向に部分的に重複するように前記書き込み手段及び前記移動手段を制御する制御手段とを備えた磁気記録装置であって、前記書き込み手段は、前記磁気記録媒体の所定の位置に情報を記録するための記録モードと、前記磁気記録媒体の所定の位置に記録されている情報を消去するための消去モードとで動作し、前記制御手段は、前記第2の方向に移動させる移動量を、前記書き込みモードよりも前記消去モードにおいて大きくなるように移動手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、完全消去動作時は領域が重複する部分が記録列を形成する時よりも少なくなるように書き込み手段の移動量を制御してデータの書込みを行うようにした。これにより、Shingle記録方式でデータの書込みを行って完全消去する場合に対して所定の領域のデータを短時間で消去することができる。
本発明に係る第1の実施形態のMFPの内部構造を示すブロック図である。 磁気ディスクの内部構造を示す図である。 スライダーの内部構造を示す図である。 情報記録領域にデータを書込む動作を説明する図である。 瓦書き方式でデータを記録した状態の一例を説明する図である。 瓦書き方式でデータを記録した状態の別の例を説明する図である。 第1の実施形態における磁気ディスクの動作を説明するフローチャートである。 マイクロプロセッサ部と磁気ディスク装置間で送受信されるコマンドの例を表す図である。 瓦書き方式でデータを書込む動作を説明する図である。 瓦書き方式でデータを書込む動作を説明する図である。 瓦書き方式で記録したデータを消去する動作を説明する図である。 瓦書き方式で記録したデータを消去する動作を説明する図である。 第2の実施形態における、データの書込み行う動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態をにおける、データの消去を行う動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態は、Shingle Write/TDMR方式による磁気記録を例に説明する。Shingle write/TDMR方式では、情報を磁気的に記録、保持する場合に、磁気記録媒体上に、磁気記録媒体と磁気記録素子の相対移動方向に、ある長さのデータを記録する。その後、そのデータ記録列に対して直角方向に僅かにオフセットさせた位置で、且つ先に記録されたデータ記録列と重複部が存在するように磁気記録媒体と記録素子の相対移動方向に先ほどと同じ長さで、開始位置を同一としてデータの記録を行う。
以上の動作を複数回繰り返して、互いに隣接する記録列が部分的に重複するように一つの記録データ単位の記録を完了する。
また、磁気記録媒体上に前述のように記録された一つの記録データ単位のデータを読み取る際には、高分解能の読み取り素子を用いて前述した記録データ単位の領域全てを読み取る。そして、読み取ったデータを2次元平面に展開して信号処理(2次元信号処理)を行い、記録されたデータの復調を行う。
図1は、本発明に係る第1の実施形態において、Shingle Write/TDMR方式による磁気記録方式を用いた磁気記録装置を使用するMFP(Multi Function Peripheral)の内部構造を示すブロック図である。
図1において、101はユーザーが操作するダイアル及びスイッチ等が配列された操作パネルであり、コピー、ファックス送信等の動作指示や拡大縮小倍率、送信先の電話番号入力等の設定はこの操作パネル101を用いて行う。
102は送信すべき原稿を光電的に走査して画像信号を形成するリーダ(読み取り部)である。原稿をリーダ102の原稿台に乗せ、主操作方向に一列に並べたCCDなどの光電素子を素子の並び方向と垂直(副走査方向)に移動して原稿を読み取り、電気的な画像データを生成する。リーダ102で読み取った画像データは、リーダ制御部107を介してバッファメモリ111に格納される。
103はリーダ102により読み取られた画像データやLAN116を介して送られてきた画像データを記録紙上に形成するプリンタであり、本実施形態のMFPでは電子写真方式のプリンタが接続されている。プリンタ103への画像データの出力はバッファメモリ111に格納された画像データを、プリンタ制御部108を介してプリンタ103に送ることによって行う。
104はプリンタ103により画像データを印字するための記録紙を給紙するための給紙装置である。給紙装置104は、給紙装置内に格納された記録紙の中から、マイクロプロセッサ部110の指示や操作パネル101によりユーザーが指示した記録紙をプリンタ103に対して給紙する。
105はShingle Write/TDMR方式による磁気記録方式を用いた磁気ディスク装置であり、リーダ102が読み取った画像データやLAN116を介して送られてきた画像データを格納する。
106は操作パネル101を制御する操作パネル制御部であり、操作パネル101により入力されたユーザーからの指示を解析し、指示内容を後述のマイクロプロセッサ部110に送る。
107はリーダ102を制御するリーダ制御部であり、マイクロプロセッサ部110の指示によりリーダ102を駆動して原稿台上の原稿を読み取ると共に、読み取った画像データをバッファメモリ111に格納する。
108はプリンタ103を制御するプリンタ制御部であり、マイクロプロセッサ部110からの指示により、バッファメモリ111から画像データを取得してプリンタ103に出力する。また、画像データの出力に合わせてプリンタ103を駆動することにより記録紙上に画像を印刷して出力する。
109は給紙装置制御部であり、給紙装置104に格納されている記録紙の大きさ、記録紙の有無、残り枚数などの情報を取得してマイクロプロセッサ部110に送る。また、プリンタ103によりプリント動作を行う場合は、マイクロプロセッサ部110または操作パネル101により指示される記録紙がプリンタ103へ供給されるように給紙装置104を制御する。
110はMFPの動作を制御するマイクロプロセッサ部110であり、各ブロックに指示を行うことによりMFPはスキャン、プリント、データの格納などの各動作を行う。また、マイクロプロセッサ部110の内部には、MFPの動作を行うプログラム等を記憶するROM、制御などに必要なデータを一時格納するためのRAMが含まれる。
111はバッファメモリであり、リーダ102から原稿を読み込む、磁気ディスク装置105から画像データを読み出す、またはLAN116を介して画像データを取得するなどの動作を行う場合、各画像データは一旦バッファメモリ111に格納される。
また、プリンタ103から画像データを印刷する場合、磁気ディスク装置105に画像データを格納する場合、またはLAN116を介して画像データを出力する場合、各画像データはバッファメモリ111から出力される。
112は符号・復号化処理部であり、バッファメモリ111に格納された画像データに対して符号化(圧縮処理)、または圧縮された画像データに対して復号化(伸長処理)を行う。
113は画像処理部であり、操作パネル101によってユーザーが指示した画像処理や画質向上のための処理が行われる。
114は前述した各ブロックを接続する内部バスであり、画像データの転送、各ブロックが動作するためのコマンド及び設定値はこの内部バス114を介して送受信が行われる。
115はネットワーク制御部であり、内部バス114はネットワーク制御部115を介して外部LAN116と接続される。
また、ネットワーク制御部115では、外部LAN116と内部バス114の間でプロトコル変換を行っている。そのため、外部LAN116を介して入力した画像データは、リーダ102から読み込んだ画像データと同じようにバッファメモリ111に格納した後、プリンタ103から印刷して出力することが可能である。また、磁気ディスク装置105に格納することが可能である。
図2は、図1における磁気ディスク装置105の構成例を示す図であり、記録部10、再生部20、制御部60、ヘッド支持及び位置決め機構(移動機構)30、スライダー40、及び磁気記録媒体50から構成される。
記録部10は、制御部60からの指示により磁気記録媒体50上にデータを記録する。記録部10は、ヘッド支持及び位置決め機構30及びスライダー40に対して、記録信号線11を介して書込み信号及びデータを出力することで磁気記録媒体50上にデータの記録を行う。
記録部10により制御される記録素子41は、磁気記録媒体50上に、記録媒体と記録素子41の相対移動方向に、ある長さのデータを書込む。そしてその後、書込んだデータ列に対して直角方向にオフセットさせた位置で、磁気記録媒体50と記録素子41との相対移動方向に先ほどと同じ長さで、開始位置を同一としてデータを書込む。以上の動作を複数回繰り返して、一つの情報記録領域のデータの記録を完了する。
再生部20は、情報の再生時にヘッド支持及び位置決め機構30、及びスライダー40が有する読取素子42を制御することにより、記録媒体上に記録された一つの情報記録領域のデータの読み取りを行う。再生部20は、磁気記録媒体50上に記録された一つの情報記録領域のデータを2次元平面に展開して信号処理(2次元信号処理)を行い、記録されたデータの復調を行う。
制御部60は、記録部10及び再生部20に対する制御を行う。ヘッド支持及び位置決め機構30は、記録部10及び再生部20の指示により、スライダー40を磁気記録媒体50上の記録部10及び再生部20が定める位置に移動させる。
スライダー40は、記録素子41及び読取素子42を有し、記録素子41により磁気記録媒体上への情報の書込み、及び読取素子42により情報の読み取りを行う。スライダー40が有する読取素子42は、高分解能を有し、一つの情報記録領域の全てのデータを読み取り、再生信号線21を介して、読み出したデータを再生部20に出力する。
磁気記録媒体50は、トラック51を有する。トラック51には、情報が記録され、また読み出される。矢印53は、磁気記録媒体50の回転方向を示す。
図3は、図2におけるスライダー40の構成例を示す図であり、記録素子41及び読取素子42から構成される。
記録素子41は記録部10と接続されており、記録部10から記録信号線11を介して送られてくる記録信号により記録媒体上にデータの書込みを行う。なお、記録媒体上に書込むデータも記録信号線11を介して記録部10から送られる。
読取素子42は再生部20と接続されており、再生信号線21を介して送られてくる再生信号により記録媒体上からデータを読み取り、再生部20へと出力する。再生部20へのデータ出力は再生信号線21を介して行われる。
記録素子41は、読取素子42に対して機構及び構成が複雑であるため、一般に、記録素子41は読取素子42に対して形状が大きくなる。そのため、図3に示すように、記録素子41の幅Tは読取素子42の幅tよりも大きくなる。従って、記録素子41が記録媒体上に書込むデータ列の幅がTになるのに対して、読取素子42は記録媒体上に幅tのデータがあればデータを読み取ることができ、Shingle記録(瓦記録)方式が可能となっている。
図4は、磁気記録媒体50が有する情報記録領域及び情報記録領域にデータを書込む動作を説明する図である。
記録素子41は、まず、第1番目のトラック1(図中401)において、記録磁界を印加して長さMビットのデータを磁気記録媒体上に記録する。
次に、記録素子41の位置をΔTだけ磁気記録媒体50の移動方向とは直交する方向にオフセットさせる。そして、磁気記録媒体50と記録素子41との相対位置において、データ領域の先頭を同一にして記録動作を行い、第2番目のトラック2(図中402)に次の長さMビットのデータを記録する。
その後順次、第3番目、第4番目、・・・と同様の動作をして記録を行い、第N番目(N≧2)のトラックを記録して、1つの記録再生単位領域の記録を終了する。図4では、1つの記録再生単位領域を410で表しており、本実施形態では記録再生単位領域をゾーンと呼ぶ。
1つのゾーンには、長さMビットのトラックが磁気記録媒体50の記録素子41のオフセット方向にN個あり、その記録容量はM×Nビットである。
なお、図4における矢印404は磁気記録媒体50の移動方向を表す。磁気記録媒体50が記録素子41に対して矢印404の方向に移動することにより、ゾーン410には矢印404と逆方向(図4では上から下に向かって)データが書込まれる。
幅Tは、記録素子41によって磁気記録媒体50上にデータが書込まれる幅を表し、本実施形態では記録素子41の幅でデータが書込まれているものとする。
以上の動作により、ゾーン410にはΔTの幅を持つトラックが形成される。なお、最終トラックNは瓦書きが行われないため、トラックの幅は記録素子41が磁気記録媒体50上にデータを書込んだ幅と同じTとなり、他のトラックより幅が大きくなる。
ここで、ゾーン410内に記録されるトラックの数Nは、ゾーンの幅Lと記録素子41の幅T、及び次のトラックに記録するために記録素子41が磁気記録媒体50の移動方向とは直角方向に移動するオフセット量ΔTで決まり、下記の式で求まる。
N=(L―T)/ΔT+1
図5に、ゾーン内に瓦書き方式でデータを記録した一例を示す。図5では、記録素子41の幅Tに対して、ゾーン410の幅Lを6T(記録素子41の幅の6倍)、記録素子41のオフセット量ΔTをT/2としている。この場合、ゾーン410内に記録できるトラックの数Nは
N=(6T−T)/(T/2)+1=11
となり、ゾーン内に11個のトラックが存在する。
図6には、ゾーン内に瓦書き方式でデータを記録した別の一例を示す。
図6では、記録素子41の幅Tに対して、ゾーン410の幅Lを6T(記録素子41の幅の6倍)、記録素子41のオフセット量ΔTを2T/3としている。このとき、ゾーン410内に記録できるトラックの数Nは
N=(6T−T)/(2T/3)+1=8.5
となる。なお、前述のように計算式の結果に少数が生じる時は、トラックがゾーンの外にまで記録されることを表す。図6では、トラック9のデータがゾーン410内部だけでなくゾーンの外の領域にまで記録されている。
ただし、各ゾーンの間は磁気記録媒体50上に所定の間隔を開けて配置されているため、図6のようにゾーン外に記録されたデータが隣にある他のゾーンに格納されているデータに影響を与えることはない。
また、図6におけるトラック9のデータはゾーン内にも記録されているため、図6ではゾーン内に9個のトラックが存在する。このように、トラックの数mが小数点以下の値を有する場合、データが書き込まれている数Nは小数点以下を切り上げた値(m+1)となる。
図7は、本実施形態において、一つのゾーンに対するデータの書込みまたはデータの消去を行う動作の手順を説明するフローチャートである。なお、図7のフローチャートの説明において、図4乃至図6におけるゾーン領域の幅L、記録素子41の幅T及び記録素子41のオフセット量ΔTの値を利用する。本実施形態では、これらの値は記録部10内部または制御部60内部に格納されており、制御部60から参照可能な状態であるとする。
以下に、図7を用いて本実施形態の動作を説明する。図7のフローチャートにおいて、磁気ディスク装置105で行われる処理は、制御部60が有するCPUが不揮発性メモリに記録されたプログラムをメモリのワークメモリ領域に展開して実行することで実現する。
始めに、マイクロプロセッサ部110は磁気ディスク装置105に対して「データの書込み」、「データ消去」などのコマンドを出力する(S701)。
図8は、S701において、マイクロプロセッサ部110と磁気ディスク装置105の間で送受信されるコマンドの例を表し、図8(a)はコマンドのフォーマットを示している。
図8(a)に示すように、コマンドは動作の対象となるゾーンを格納する対象ゾーン領域801、実行するコマンドを格納するコマンド領域802、そして送受信されるデータを格納するデータ領域803から構成される。
図8(b)〜(e)は、マイクロプロセッサ部110と磁気ディスク装置105との間で送受信されるコマンドの具体例を示している。
図8(b)は、マイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対して送られるデータの書込みを要求するコマンドの一例を表している。
図8(b)では、対象ゾーン領域にはデータを書込む対象となるゾーン(ここでは、具体例として410)を、コマンド領域にはデータの書込み要求を表す「Write」、そしてデータ領域には書込むデータが格納されている。
図8(c)は、図8(b)で示したデータの書込みを要求するコマンドによる動作が終了したときに、磁気ディスク装置105からマイクロプロセッサ部110に送る動作終了コマンドを表している。図8(c)において、対象ゾーン領域には動作を行ったゾーンが、コマンド領域には行った動作内容が、そしてデータ領域には動作が成功したか失敗したかを表す値が格納される。
ここで、図8(c)は、図8(b)のコマンドに対する終了コマンドなので、対象ゾーン領域に格納される値及びコマンド領域に格納される動作内容は同じ値となる。また、図8(c)のデータ領域には、動作の成功を表す「Success」(例えば0)、または動作の失敗を表す「Fault」(例えば−1)といった値が格納されている。
また、図8(d)は、マイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対してデータの消去を要求するコマンドの一例を表している。図8(d)には、対象ゾーン領域にはデータを消去する対象となるゾーン(ここでは、具体例として411)を、コマンド領域にはデータの消去要求を表す「Delete」が格納されている。なお、本実施形態ではデータの消去の場合、上書きに使用する無意味なデータは磁気ディスク装置105で生成する。そのため、マイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対して送るデータはないため、データ領域は存在しない。
図8(e)は、図8(d)で示したデータの消去を要求するコマンドによる動作が終了したときに、磁気ディスク装置105からマイクロプロセッサ部110に送る動作終了コマンドを表している。図8(e)において、対象ゾーン領域には動作を行ったゾーンが格納され、コマンド領域には行った動作内容が格納される。そして、データ領域には動作が成功したか失敗したかを表す値が格納される。
ここで、図8(e)は、図8(d)のコマンドに対する終了コマンドなので、対象ゾーン領域に格納される値及びコマンド領域に格納される動作内容は同じ値となる。また図8(e)のデータ領域には、動作の成功を表す「Success」(例えば0)、または動作の失敗を表す「Fault」(例えば−1)といった値が格納されている。
S701において、マイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対してコマンドが出力されると、S702において、磁気ディスク装置105は対象ゾーン領域801の値を参照して、対象となるゾーン領域に記録素子41を移動させる。そして、S703において、対象となる指定ゾーンに対してデータを書込む位置を表すPとして、初期値を設定する。
S703において設定する初期値は、データを書き始める記録素子41の位置を表す。例えば、ゾーンの第1トラックから書込みを始める場合は0を設定し、第2トラックから書込みを始める場合はΔTを設定する。また、第nトラックから書き始める場合は(n−1)×ΔTを設定する。
S704において、磁気ディスク装置105は、データを書込むゾーン内のPの位置に記録素子41を移動させる。
S705において、コマンド領域802に格納された動作を参照し、入力されたコマンドが「消去」か「書込み」かを判定する。「書込み」と判定した場合、S706において、磁気ディスク装置105は記録素子41に対して記録信号線11を介して記録信号を出力することにより一つのトラックに対するデータ書込み動作(記録モードにおける記録処理)を行う。ここで説明するトラックに対するデータ書込み動作は常に1トラック分のデータを書込むわけではなく、例えばデータ書込み動作を行う前に既にトラックの途中までデータの書込みが行われている場合は、そのデータの後ろに追加する形でデータの書込みを行う。また、トラックの途中までしか書込む分量のデータがない場合は、書込むデータがなくなった時点で磁気記録媒体への書き込み動作を終了する。
S706において一つのトラックに対するデータ書込みが終了すると、S707において、磁気ディスク装置105は書込むデータが残っているかどうか判定する。データ領域803に格納されたデータすべてを書込んだ場合、S716において、磁気ディスク装置105は書込みコマンドによるデータ書込みを終了する。そしてマイクロプロセッサ部110に対して、図8(c)に示す書込み動作の終了コマンドを出力する。
一方、書込むデータが残っている場合は、S708において、ゾーンにデータを書き込めるかどうかを判定する。S708では、S706において書込みを行ったトラックのデータが、ゾーン内に収まっているかどうかで判断する。
図7では、この判断は記録素子41の位置Pに記録素子の幅Tを加算した値とゾーンの幅Lを比較することにより判定する。すなわち、P+Tの値(あるゾーンにおいて、ひとつまたは複数トラックによりデータが書き込まれた部分の幅)がゾーンの幅Lと同じかまたは大きい場合、そのゾーンにはこれ以上データの書込みができないと判断し、該ゾーンへのデータ書込みを終了する。
次に、S716において、マイクロプロセッサ部110に対して、図8(c)に示す書込み動作の終了コマンドを出力する。
また、P+Tの値がLよりも小さい場合、S709において、次のトラックへデータを書込むために記録素子41をΔTだけ磁気記録媒体50の移動方向とは直角方向にオフセットさせる。そしてS710において、記録素子の位置Pの値にオフセット値ΔTを加算した値を設定して、S706において再びデータ書込みを行う。
一方、S705において、入力されたコマンドがデータ消去コマンドと判定した場合、S711において、磁気ディスク装置105はデータを消去する準備として、消去するデータの終端位置を算出して変数FPに設定する。ここで、S711で設定した終端位置は、磁気記録媒体のゾーン内において消去するデータが書き込まれている端の位置を表す。
例えば、ゾーン内のnトラック目までデータが書き込まれている場合は、n−1トラックまでのデータはΔTの幅で、nトラック目のデータはTの幅で書込まれているため、FPは(n−1)×ΔT+Tとなる。
S711でデータ終端位置を変数FPに設定すると、S712において、磁気ディスク装置105は記録素子41に対して記録信号線11を介して記録信号を出力して、トラックに対するデータ書込み動作(消去モードにおける記録処理)を行う。なお、S712によって書込まれるデータは、データの消去を目的としているため無意味な値のデータであり、磁気ディスク装置105において生成される。また、S706におけるデータ書込みと同様、S712におけるデータ書込み動作は1トラック分のデータに対して行われるわけではなく、データ消去動作を行うデータに対してのみ無意味なデータの書込みを行う。
S712におけるデータの書込みが終了すると、S713において、ゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する。S713の判定では、S712において書込みを行った結果、データを書込んだ領域がS711で設定した変数FPの値以上になっているかどうかで判断する。
図7では、記録素子41の位置Pに記録素子の幅Tを加算した値と消去データ終端位置FPを比較することにより判定する。すなわち、P+Tの値(あるゾーンにおいて、データの消去を行った領域の端の位置を表す値)がFPの値以上の場合、そのゾーンに対するデータ消去は終了したと判断し、該ゾーンへのデータ書込みを終了する。
次に、S716において、マイクロプロセッサ部110に対して図8(e)に示すデータ消去動作の終了コマンドを出力する。
また、S713の判定において、P+Tの値がFPよりも小さい場合、磁気ディスク装置105は引き続きデータ消去のために無意味データの書込みを続ける。そのため、S714において、記録素子41をTだけオフセットさせる。S715において、記録素子の位置Pの値にオフセット値Tを加算した値を設定して、S712に戻り再びトラックへデータの書込みを行う。
図9は、磁気ディスク装置105がデータ書込みコマンドを受けて指定されたゾーン(410)に、図5で説明した瓦書き方式でゾーンに対してデータを書込む動作を説明するための図である。以下、図9を用いて図7における磁気ディスク装置105によるデータの書込み動作を説明する。
図7のS701において磁気ディスク装置105がコマンドを取得すると、取得したコマンドの対象ゾーン領域801を参照し、S702において指定された記録素子41を指定されたゾーン(ここでは、410)に移動する。
S703において、記録素子41の位置Pに初期値を設定する。図9では、ゾーン410にデータが書き込まれていないため、ゾーンにデータを書込むための最初の位置である「0」(図9におけるゾーンの右端)をPに設定する。
S704では、磁気ディスク装置105は、ヘッド支持及び位置決め機構30に対して記録信号線11を介して記録信号を出力することにより、スライダー40が有する記録素子41をゾーン410の位置P(ここではS703で設定した0)に移動する。
図9(a)は、S704の処理により記録素子41がPの位置に移動した状態を表しており、記録素子41がゾーン410の右端(P=0の位置)に配置されている。
S705により、S701で受けたコマンドのコマンド領域を参照しデータ書込みコマンドを受けているため、S706に進んでトラックにデータの書込みを行う。
図9(b)は、S706においてゾーン410にデータを書込んだ状態を表しており、図9中トラック1と記載している部分にデータが書き込まれている。なお、データの書込みは記録素子41の幅だけ行われるため、トラック1の幅は記録素子の幅であるTとなっている。
S706でデータの書込みを行うと、磁気ディスク装置105はS707で書込むデータの有無を判定し、データが残っている場合はS708でゾーン410内にデータを書き込める領域の有無を判定する。
S708の判定で、ゾーン410内にデータを書き込める領域がある場合は、S709において記録素子41を瓦書き方式において磁気記録領域上にデータを残すトラック幅であるΔT(ここではT/2)だけオフセットさせる。
次に、S710において、データを書込む位置を表すPの値にΔTを加算し(加算した結果、P=T/2となる)、再びS706に進んでトラックにデータの書込みを行う。
図9(c)は、S706において2回目の書込みを行った状態を表しており、2回目の書込みにより図9中トラック2と記載している部分にデータが書き込まれている。これにより、トラック1に書込んだデータは、S709で記録素子をオフセットしたΔT(=T/2)の幅でゾーン410に記録されている。また、記録素子41の位置を表すPの値は、S710で設定したT/2を表している。
S706で2回目のデータの書込みを行うと、再び磁気ディスク装置105はS707で書込むデータの有無を判定し、データが残っている場合はS708でゾーン410内にデータを書き込める領域の有無を判定する。
ゾーン410内にデータを書き込める領域がある場合は、S709において記録素子41を瓦書き方式において磁気記録領域上にデータを残すトラック幅であるΔT(=T/2)だけオフセットさせる。
次に、S710において、データを書込む位置を表すPの値にΔTを加算し(加算した結果、P=Tとなる)、再びS706に進んでトラックにデータの書込みを行う。
以降、ゾーン410にデータを書込む領域がなくなるまで、前述のS706〜S710の動作を繰り返す。
図9(d)は、ゾーン410に対して、11回のデータ書込み動作を行った状態を表している。S706において11回目のデータの書込みを行った後、S707で書込むデータの有無を判定し、データが残っている場合はS708でゾーン410内にデータを書き込める領域の有無を判定する。
S708において、磁気ディスク装置105は、トラック11を書込むことによってデータを記録した端部の位置とゾーン410の幅を比較する。トラック11にデータの書込みを行った時、記録素子41の位置を表すPの値は、トラック11にデータを書込む前までにデータを書込んだトラック数(ここでは10)と、トラックの幅(T/2)を乗じた5Tとなっている。このPの値にトラック11の幅であるTを加算したP+Tの値とゾーンの幅Lとを比較する。
ここで、図5ではゾーンの幅Lを6Tとしているため、P(=5T)+Tの値はゾーンの幅Lと等しくなる。そのため、S708において、磁気ディスク装置105はこれ以上ゾーン内にデータを書込む領域がないと判断してデータの書込みを終了し、S716においてコマンドの結果をマイクロプロセッサ部110に出力して動作を終了する。
図10は、磁気ディスク装置105がデータ書込みコマンドを受けてゾーン410に対して図6で説明した瓦書き方式でゾーンに対してデータを書込む動作を説明するための図である。
以下、図10を用いて図7における磁気ディスク装置105によるデータの書込み動作を説明する。
図10(a)は、S706においてトラック8に対する書込みを終了した状態を表している。このとき、記録素子41の位置を表すPの値は、トラック8にデータを書込む前までにデータを書込んだトラック数(ここでは7)と、トラックの幅(2T/3)を乗じた14T/3となっている。
S706においてデータの書き込みを行った後、S707で書込むデータの有無を判定し、データが残っている場合はS708でゾーン410内にデータを書き込める領域の有無を判定する。
S708の判定では、記録素子の位置を表すPの値にトラック8の幅であるTを加算したP+Tの値とゾーンの幅Lとを比較する。トラック8に対する書き込みを行った後、記録素子41の位置Pの値は14T/3となっている。このPの値に、トラック8の幅であるTを加算したP+Tの値とゾーンの幅Lとを比較する。
ここで、図6ではゾーンの幅Lを6Tとしているため、P+T(=14T/3+T=17T/3)の値はゾーンの幅Lよりも小さい値となる。そのため、磁気ディスク装置105はゾーン410内にデータを書き込める領域があると判断し、S709において記録素子41を瓦書き方式において磁気記録領域上にデータを残すトラック幅であるΔT(=2T/3)だけオフセットさせる。
次に、S710において、データを書込む位置を表すPの値にΔTを加算し(加算した結果、P=16T/3となる)、再びS706に進んでトラックにデータの書込みを行う。
図10(b)は、S706においてトラック9に対する書込みを終了した状態を表している。このとき、記録素子41の位置を表すPの値は16T/3である。S706において、データの書き込みを行った後、S707で書込むデータの有無を判定し、データが残っている場合はS708でゾーン410内にデータを書き込める領域の有無を判定する。
S708の判定では、記録素子の位置を表すP(=16T/3)の値にトラック9の幅であるTを加算した19T/3とゾーンの幅Lとを比較する。
ゾーンの幅Lは6Tであるため、P+T(=19T/3)の値はゾーンの幅Lよりも大きい値となる。そのため、S708において記録部10はこれ以上ゾーン内にデータを書込む領域がないと判断してデータの書込みを終了する。
なお、本実施形態におけるデータの書込み動作では、記録素子41がデータを書込む幅Tとゾーンの幅Lの関係によっては、図10で示すようにトラック9のデータがゾーン幅を超えて書き込まれることもある。
図11は、磁気ディスク装置105がデータ消去コマンドを受けて、ゾーン410に対して、図5で説明した瓦書き方式で記録したデータを消去する動作を説明するための図である。以下、図11を用いて図7における磁気ディスク装置105によるデータ消去動作を説明する。
図7のS701において、磁気ディスク装置105がコマンドを取得すると、取得したコマンドの対象ゾーン領域801を参照し、S702において指定された記録素子41を指定されたゾーンである410に移動する。
次に、S703において記録素子41の位置Pに初期値を設定する。
図11(a)では、ゾーン410に記録されているデータをすべて消去するため、消去するデータが格納されている最初の位置である0(図11(a)におけるゾーンの右端)をPに設定する。
S704では、磁気ディスク装置105はヘッド支持及び位置決め機構30に対して記録信号線11を介して記録信号を出力することにより、スライダー40が有する記録素子41をゾーン410の位置P(ここではS703で設定した0)に移動する。
図11(a)は、S704の処理により記録素子41が移動した状態を表しており、記録素子41がゾーン410の右端(P=0の位置)に配置されている。
その後、S705において、磁気ディスク装置105がS701で受けたコマンドのコマンド領域802を参照し、データ消去コマンドを受けているとS711に進み、消去するデータが書き込まれている終端位置FPの設定を行う。図11(a)では、図5で説明したように、ゾーン410の幅と同じ幅L(=6T)の領域にデータが書き込まれているため、データ終端位置FPに6Tを設定する。
S711でFPの設定を行った後、S712に進んでトラックにデータの書込みを行う。図11(b)はS712によりゾーン410にデータを書込んだ状態を表しており、図11中横線で示した領域1101に無意味なデータが書き込まれている。なお、データの書込みは記録素子41の幅で行われるため、領域1101の幅は記録素子41の幅であるTとなる。
S712でデータの書込みを行うと、磁気ディスク装置105はS713でゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する。
S713の判定で、ゾーン410内に消去するデータが残っている場合は、S714において無意味データを書込んだ幅であるTだけオフセットさせる。すなわち、記録後に消去するための書き込みを行う際の移動量は、書き込み時の移動量よりも大きくなる。
次に、S715において、データを書込む位置を表すPの値にオフセットしたTを加算し(加算した結果、P=Tとなる)、再びS712に進んで無意味データの書込みを行う。
図11(c)は、S712により2回目の無意味データの書込みを行った状態を表しており、2回目の書込みにより図中1102で表している領域にデータが書き込まれる。
S712において、2回目のデータの書込みを行うと、磁気ディスク装置105は再びS713でゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する。
ゾーン410内に消去するデータが残っている場合は、S714において無意味データを書込んだ幅であるTだけ記録素子41をオフセットさせる。
次に、S715においてデータを書込む位置を表すPの値にTを加算し(加算した結果、P=2Tとなる)、S712に進んでトラックにデータの書込みを行う。
以降、ゾーン410に消去するデータがなくなるまで前述したS712〜S715の動作を繰り返す。図11(d)は、ゾーン410に対して、無意味データ書込み動作を6回行った状態を表している。
S712において、図11(d)における領域1103に対してデータの書込みを行った後、磁気ディスク装置105はS713において領域1103にデータを書込むことでデータを消去した端部の位置とデータ終端位置FPを比較する。
領域1103にデータの書込みを行った時、記録素子41の位置を表すPの値は領域1103に無意味データを書込む前にデータを書込んだ回数(ここでは5)と、データを書込んだ幅であるTを乗じた5Tとなっている。このPの値に領域1103の幅であるTを加算したP+Tの値(=6T)とデータ終端位置FPとを比較する。
図11(d)では、データ終端位置FPは6Tであるため、P+Tの値とFPの値は等しくなる。そのため、S713において磁気ディスク装置105はこれ以上ゾーン内に消去すべきデータがないと判断して、ゾーン410に記録されていたデータの消去を終了する。
S716において、コマンドの結果をマイクロプロセッサ部110に出力して動作を終了する。
以上説明した動作によって、本実施形態では図5に示した瓦書き方式で保存された11トラック分のデータを6回の書込み動作で消去することが可能である。
図11では、図5に示すように、消去するデータはゾーン410の領域の中にのみ存在している。しかし、図6で説明したように、データの書込みはゾーン410の領域の外にも行われることがある。以下に、ゾーン410の領域の外に消去するデータが存在する場合の、データ消去動作について説明する。
図12は、磁気ディスク装置105がデータ消去コマンドを受けて、図6で説明した瓦書き方式でゾーン410に保存されているデータを消去する動作を説明するための図である。以下、図12を用いて図7における磁気ディスク装置105のデータ消去動作を説明する。
図7のS701において、磁気ディスク装置105がコマンドを取得すると、取得したコマンドの対象ゾーン領域801を参照し、S702において指定された記録素子41を指定されたゾーンである410に移動する。
次に、S703において、記録素子41の位置Pに初期値を設定する。
図12(a)では、ゾーン410に記録されているデータをすべて消去するため、消去するデータが格納されている最初の位置である0(図12(a)におけるゾーンの右端)をPに設定する。
S704では、磁気ディスク装置105はヘッド支持及び位置決め機構30に対して記録信号線11を介して記録信号を出力することにより、スライダー40が有する記録素子41をゾーン410の位置P(ここではS703で設定した0)に移動する。
図12(a)は、S704の処理により記録素子41が移動した状態を表しており、記録素子41がゾーン410の右端(P=0の位置)に配置されている。
その後、S705において、磁気ディスク装置105がS701で受けたコマンドのコマンド領域802を参照し、データ消去コマンドを受けていると、S711において消去するデータが書き込まれている終端位置FPの設定を行う。
図12(a)では、図6で説明したようにゾーン410の幅Lを越えた領域までデータが書き込まれており、その幅は記録素子41のオフセット量2T/3が8トラック分と、トラック9のデータ幅Tを加算した値
8×2T/3+1=19T/3
である。そこで、S711においては、終端位置FPに19T/3を設定する。
図12(b)は、S712によって6回目の無意味データの書込みを終了した状態を表しており、6回目の書込みにより図中1201で表している領域に無意味データが書き込まれている。
S712において、6回目のデータの書込みを行うと、磁気ディスク装置105はS713においてゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する。
S713における判定は、記録素子41の位置を表すP、記録素子41がデータを書込む幅T及びデータ終端位置FPの値を用いて行う。すなわち、領域1201にデータを書込むことによってデータを消去した端部の位置と、S711で設定したデータ終端位置FPとを比較する。
領域1201にデータの書込みを行った時、記録素子41の位置を表すPの値は領域1201に無意味データを書込む前にデータを書込んだ回数(ここでは5)と、データを書込んだ幅であるTを乗じた5Tとなっている。このPの値に領域1201の幅であるTを加算したP+Tの値(=6T)と、データ終端位置FPとを比較する。
図12(b)の状態では、ゾーン410内のデータはすべて無意味なデータを上書きすることにより消去されているが、データ終端位置FPの値は19T/3であるため、P+Tの値(=6T)よりも大きい。実際に、図12(b)の領域1202で示す部分にデータが残っている。
そのため、S713の判定では、まだ消去すべきデータが残っていると判断して、S714において無意味データを書込んだ幅であるTだけ記録素子41をオフセットさせる。
次に、S715において、データを書込む位置を表すPの値にTを加算し(加算した結果、P=6Tとなる)、S712に進んでトラックにデータの書込みを行う。
図12(c)は、S712において7回目の無意味データの書込みを終了した状態を表しており、7回目の書込みにより図中1203で表している領域に無意味データが書き込まれている。
S712において、7回目のデータの書込みを行うと、磁気ディスク装置105はS713においてゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する。
領域1203にデータの書込みを行った時、記録素子41の位置を表すPの値は領域6Tであり、Pの値に領域1203の幅であるTを加算したP+Tの値(=7T)とデータ終端位置FP(=19T/3)とを比較する。
図12(c)の状態では、P+Tの値がFPの値を超えているため、磁気ディスク装置105はゾーン410の消去すべきデータがないと判断して、ゾーン410に記録されていたデータの消去を終了する。そして、S716において、コマンドの結果をマイクロプロセッサ部110に出力して動作を終了する。
以上説明した動作によって、本実施形態では図6に示した瓦書き方式で保存された9トラック分のデータを7回の書込み動作で消去することが可能である。
以上説明したように、本実施形態では磁気記録媒体に対してデータを格納するために瓦書き方式でデータの書込みを行う時のオフセット量に対して、磁気記録媒体上のデータを消去するために無意味なデータの書込みを行う時のオフセット量を大きくする。これにより、データ消去のための書込み回数を削減し、データ消去にかかる時間を短縮することができる。
なお、前述の説明では、データ消去動作時の記録素子41のオフセット量を記録素子41によって記録媒体上にデータを書込む幅であるTとして説明したが、オフセット量はデータを書込む幅に限定するものではない。データ書込み時のオフセット量ΔTよりも大きいオフセット量であれば、データ消去のための書込み回数を削減することができる。
また、図7におけるS712において、データ消去のために無意味なデータを書込む際は、S706においてデータを書込む時よりも強い磁力の記録磁界によりデータを書込むことも考えられる。これにより、より強力に磁気記録媒体50に記録されたデータの消去を行うことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、マイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対して「書込み」または「消去」などのコマンドを送信することにより、磁気ディスク装置105内部で制御を行っている。そのため、第1の実施形態では磁気ディスク装置105が記録素子41のオフセット量の制御及びゾーンに対するデータの書込みの制御を行っていた。
第2の実施形態では、マイクロプロセッサ部110が記録素子41のオフセット量及び各ゾーンに書込みまたは消去するデータの制御を行う例を示す。
図13は、第2の実施形態において、ゾーンに対するデータの書込み行う動作を説明するフローチャートである。
図13において、データの書込みを行う場合、始めにマイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対して書込みを行うゾーン(書き込み対象のゾーン)を送信することにより、書込み対象となるゾーンの指定を行う(S1301)。
磁気ディスク装置105は、マイクロプロセッサ部110からゾーンを指定する通信を受信すると、該当するゾーンに記録素子41を移動させ(S1302)、移動が完了したことをマイクロプロセッサ部110に送信する(S1303)。
マイクロプロセッサ部110は、記録素子41の移動完了を受信すると、該当するゾーンに対してオフセット量を表すPとして、初期値を設定し(S1304)、オフセット量Pを磁気ディスク装置105に送信する(S1305)。
磁気ディスク装置105はオフセット量Pを受信すると、該当するゾーンに対して、指定されたオフセット量Pだけオフセットした位置に記録素子41を移動させる(S1306)。次に、オフセットが完了したことをマイクロプロセッサ部110に送信する(S1307)。
マイクロプロセッサ部110は記録素子41のオフセット完了を受信すると、所定のゾーンのオフセットPの位置に書込む1トラック分のデータを磁気ディスク装置105に送信し(S1308)、続いて、書込み要求を送信する(S1309)。
磁気ディスク装置105は、書込み要求を受信すると、S1308で受信したデータをS1301で指定されたゾーンに対して、S1305で指定された値だけオフセットした位置に書込む(S1310)。
磁気ディスク装置105は、データの書込みが終了すると、マイクロプロセッサ部110に対してデータの書込みが終了したことを送信する(S1311)。
マイクロプロセッサ部110は、データ書込み終了を受信すると、S1301で指定したゾーンに書込むデータが残っているかどうか判定する(S1312)。書込むデータがない場合、データの書込みを終了する。
一方、書込むデータがある場合は、ゾーンにデータを書き込めるかどうかを判定する(S1313)。
S1313では、P+Tの値(ゾーンにおいて、それまでデータが書き込まれた部分の幅)がゾーンの幅Lと同じかまたは大きい場合、そのゾーンにはこれ以上データの書込みができないと判断し、該ゾーンへのデータ書込みを終了する。
また、P+Tの値がLよりも小さい場合、記録素子のオフセット量Pの値にΔTを加算した値を設定して(S1314)、S1305でオフセット量Pを磁気ディスク装置105に送信して、次のデータ書込みの準備を行う。以降、S1312において書込みデータがなくなるか、S1313においてゾーン内にデータを書込む領域がなくなるまでデータの書込みを行う。
以上の動作により、所定のゾーンに対して、図4乃至図6に示したような瓦書きによるデータの書込みが行われる。
図14は、第2の実施形態において、ゾーンに対するデータの消去を行う動作を説明するフローチャートである。以下、図13のフローチャートと異なる部分の処理についてのみ説明を行う。
S1303において、記録素子41が指定したゾーンへの移動が完了したことをマイクロプロセッサ部110が受信すると、S1301で指定したゾーンにおいて消去するデータの終端位置を算出して変数FPに設定する(S1401)。
S1401においてデータの終端位置を変数FPに設定すると、S1304においてオフセット量Pに初期値の設定を行う。
S1308においてマイクロプロセッサ部110から磁気ディスク装置105に対して送信する1トラック分のデータは、磁気記録媒体50に記録されているデータを上書きするための無意味なデータである。
S1311において、磁気ディスク装置105から1トラック分のデータの書込み終了を受信すると、マイクロプロセッサ部110はS1301で指定したゾーン内に消去するデータが残っているかどうかを判定する(S1402)。
S1402の判定では、ゾーンにデータを書込んだ領域がS1401で設定したFPの値以上になっているかどうかで判断する。
図14では、記録素子41のオフセット量Pに記録素子の幅Tを加算した値と消去データ終端位置FPとを比較することにより判定する。すなわち、P+Tの値(あるゾーンにおいて、データの消去を行った領域の端の位置を表す値)がFPの値以上の場合、そのゾーンに対するデータ消去は終了したと判断してデータ書込みを終了する。
また、S1402の判定において、P+Tの値がFPよりも小さい場合、記録素子41のオフセット量Pの値に書込みを行ったトラックの幅Tを加算した値を設定して(S1403)、次のデータ書込みの準備を行う。
以降、S1402の判定において、P+Tの値がFP以上になる(ゾーン内に消去するデータがなくなる)までデータの書込みを行う。
以上の動作により、所定のゾーンに対して、図11乃至図12に示したように、第1の実施形態と同じように、データ消去のための書込み回数を削減し、データ消去にかかる時間を短縮することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワークまたは各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
110 マイクロプロセッサ部
105 磁気ディスク装置
10 記録部
20 再生部
30 ヘッド支持及び位置決め機構
40 スライダー
41 記録素子
42 読取素子
50 磁気記録媒体
60 制御部

Claims (8)

  1. 情報記録領域を備えた磁気記録媒体と、
    前記磁気記録媒体に記録磁界を印加して第1の方向に延びる記録列を形成する書き込み手段と、
    前記磁気記録媒体と前記書き込み手段との相対位置を前記第1の方向と直交する第2方向に移動させる移動手段と、
    前記情報記録領域において、前記第2の方向に関して互いに隣接する前記記録列が前記第2の方向に部分的に重複するように前記書き込み手段及び前記移動手段を制御する制御手段とを備えた磁気記録装置であって、
    前記書き込み手段は、前記磁気記録媒体の所定の位置に情報を記録するための記録モードと、前記磁気記録媒体の所定の位置に記録されている情報を消去するための消去モードとで動作し、
    前記制御手段は、
    前記第2の方向に移動させる移動量を、前記書き込みモードよりも前記消去モードにおいて大きくなるように移動手段を制御する
    ことを特徴とする磁気記録装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記書き込み手段により情報の記録を行う際に、前記磁気記録媒体上に形成される記録列の第2方向の長さTに対して、前記消去モードにおける情報の記録後の第2方向の移動量は前記Tと等しいかまたは小さくなるように前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記書き込み手段により情報の記録を行う際に、前記消去モードにおいて前記磁気記録媒体に印加する記録磁界の磁力を、前記記録モードにおいて印加する磁力よりも強くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
  4. 情報記録領域を備えた磁気記録媒体に記録磁界を印加して第1の方向に延びる記録列を形成する書き込み工程と、
    前記磁気記録媒体と前記書き込み工程との相対位置を前記第1の方向と直交する第2方向に移動させる移動工程と、
    前記情報記録領域において、前記第2の方向に関して互いに隣接する前記記録列が前記第2の方向に部分的に重複するように前記書き込み工程及び前記移動工程を制御する制御工程とを備えた磁気記録装置の制御方法であって、
    前記書き込み工程は、前記磁気記録媒体の所定の位置に情報を記録するための記録モードと、前記磁気記録媒体の所定の位置に記録されている情報を消去するための消去モードとで動作し、
    前記制御工程は、
    前記第2の方向に移動させる移動量を、前記書き込みモードよりも前記消去モードにおいて大きくなるように移動工程を制御する
    ことを特徴とする磁気記録装置の制御方法。
  5. 前記制御工程は、
    前記書き込み工程において情報の記録を行う際に、前記磁気記録媒体上に形成される記録列の第2方向の長さTに対して、前記消去モードにおける情報の記録後の第2方向の移動量は前記Tと等しいかまたは小さくなるように前記移動工程を制御することを特徴とする請求項4に記載の磁気記録装置の制御方法。
  6. 前記制御工程は、
    前記書き込み工程において情報の記録を行う際に、前記消去モードにおいて前記磁気記録媒体に印加する記録磁界の磁力を、前記記録モードにおいて印加する磁力よりも強くする
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気記録装置の制御方法。
  7. 情報記録領域を備えた磁気記録媒体に記録磁界を印加して第1の方向に延びる記録列を形成する書き込み工程と、
    前記磁気記録媒体と前記書き込み工程との相対位置を前記第1の方向と直交する第2方向に移動させる移動工程と、
    前記情報記録領域において、前記第2の方向に関して互いに隣接する前記記録列が前記第2の方向に部分的に重複するように前記書き込み工程及び前記移動工程を制御する制御工程とを備えた磁気記録装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記書き込み工程は、前記磁気記録媒体の所定の位置に情報を記録するための記録モードと、前記磁気記録媒体の所定の位置に記録されている情報を消去するための消去モードとで動作し、
    前記制御工程は、
    前記第2の方向に移動させる移動量を、前記書き込みモードよりも前記消去モードにおいて大きくなるように移動工程を制御するようコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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