JP2015206252A - プラットホームの海上構築工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 脚柱を倒立させた高重心の浮体を海上に降ろす作業や浮体の移動作業を安全に行うことができるプラットホームの海上構築法を目的とするものである。
【解決手段】 倒立させた複数の脚柱3を駆動制御部2により摺動ロック自在に支持させた浮体1を台船5で搬送したうえ、現場周辺で台船5を沈潜させると同時に、沈潜される台船5上に脚柱を下降させ重心を下げたうえ浮体1を台船5から引き出し、脚柱3を海底に着底しない深さまで下降させて重心を下げたうえ浮体1を設置位置まで曳航して脚柱3を海底に着底させるものである。
【選択図】図1
【解決手段】 倒立させた複数の脚柱3を駆動制御部2により摺動ロック自在に支持させた浮体1を台船5で搬送したうえ、現場周辺で台船5を沈潜させると同時に、沈潜される台船5上に脚柱を下降させ重心を下げたうえ浮体1を台船5から引き出し、脚柱3を海底に着底しない深さまで下降させて重心を下げたうえ浮体1を設置位置まで曳航して脚柱3を海底に着底させるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は脚柱を倒立させた高重心の浮体を台船から海上に降ろして設置位置まで移動したうえ脚柱を海底に着底させるプラットホームの海上構築工法に関するものである。
浮体により構成された着地昇降式プラットホームを設置位置まで曳航したうえ、脚を着地させてプラントを海上に構築するものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、脚柱を倒立させた浮体の場合、浮体を台船に載置して搬送しなければならず、台船から浮体を海上に降ろす必要がある。ところが脚柱を倒立させた浮体は高重心で不安定なうえ風や波の影響を受け易く転覆の危険性があるうえに、曳航船で台船から浮体を引き出す牽引作業により浮体は傾き、高重心の浮体は非常に不安定となるので、牽引作業を時間をかけて慎重に行わなければならない。また、浮体の脚柱を海底に着底させる作業は作業船に搭載したクレーン車やクレーン船を用いるため、設置位置が浅瀬の場合作業船やクレーン船の喫水では座礁する恐れが生じるという問題がある。
本発明は脚柱を倒立させた高重心の浮体を台船から海上に引き出す作業や設置場所への移動作業を安全に行うことができるプラットホームの海上構築法を提供することを目的とするものである。
本発明は、倒立させた複数の脚柱を駆動制御部により摺動ロック自在に支持させた浮体を台船で搬送したうえ、現場周辺で台船を沈潜させると同時に、沈潜される台船上に脚柱を下降させ重心を下げたうえ浮体を台船から引き出し、脚柱を海底に着底しない深さまで下降させて重心を下げたうえ浮体を設置位置まで曳航して脚柱を海底に着底させることを特徴とするプラットホームの海上構築工法である。
本発明は、】
本発明は、倒立させた複数の脚柱を駆動制御部により摺動ロック自在に支持させた浮体を台船で搬送したうえ、現場周辺で台船を沈潜させると同時に、沈潜される台船上に脚柱を下降させ重心を下げてから浮体を台船から引き出すことにより、風や波の影響を抑えて作業を安全に行うことができる。また、浮体の脚柱は台船上にあるので、例え、突発的な激しい風や波が起こっても、浮体の傾きは台船により受けられるので浮体の転覆は抑えられることとなる。また、脚柱を着底しない深さまで下降させて重心を下げるので急激な風や波の影響を抑えることができ、浮体を設置位置まで転覆することなく確実に曳航できるので、脚柱を海底に確実に着底させることができる。
本発明は、倒立させた複数の脚柱を駆動制御部により摺動ロック自在に支持させた浮体を台船で搬送したうえ、現場周辺で台船を沈潜させると同時に、沈潜される台船上に脚柱を下降させ重心を下げてから浮体を台船から引き出すことにより、風や波の影響を抑えて作業を安全に行うことができる。また、浮体の脚柱は台船上にあるので、例え、突発的な激しい風や波が起こっても、浮体の傾きは台船により受けられるので浮体の転覆は抑えられることとなる。また、脚柱を着底しない深さまで下降させて重心を下げるので急激な風や波の影響を抑えることができ、浮体を設置位置まで転覆することなく確実に曳航できるので、脚柱を海底に確実に着底させることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜5に基づいて詳細に説明する。
1は脚柱倒立型の浮体であり、該浮体1の四隅には貫通孔が形成されており、該各貫通孔には脚柱3が嵌挿される。2は駆動制御部であり、該駆動制御部2は貫通孔を囲んで設けられ、該駆動制御部2により脚柱3は脚柱3の昇降と任意の位置でロックを行う。また、貫通孔を囲む駆動制御部2は浮体1内に収められているので、浮体1の上面は全面が平坦となり上面を無駄なく利用できるうえに、浮体1上での各種作業の邪魔になることがない。なお、駆動制御部2は昇降とロックを行うものとしているが、下降とロックのみを行うものとしてもよいことは勿論である。
1は脚柱倒立型の浮体であり、該浮体1の四隅には貫通孔が形成されており、該各貫通孔には脚柱3が嵌挿される。2は駆動制御部であり、該駆動制御部2は貫通孔を囲んで設けられ、該駆動制御部2により脚柱3は脚柱3の昇降と任意の位置でロックを行う。また、貫通孔を囲む駆動制御部2は浮体1内に収められているので、浮体1の上面は全面が平坦となり上面を無駄なく利用できるうえに、浮体1上での各種作業の邪魔になることがない。なお、駆動制御部2は昇降とロックを行うものとしているが、下降とロックのみを行うものとしてもよいことは勿論である。
5は浮体1を載置して搬送する台船であり、該台船5は沈潜可能とし、台船5の沈潜に合わせて台船5上の浮体1の脚柱3を海中に沈潜することにより重心を下げることができるので、浮体1を台船5から引き出す際、突発的な風や波を受けても転覆することを防ぐことができる。また、激しい風や波により浮体1が大きく傾いても台船5に脚柱は受けられるので浮体1が転覆することを的確に防止できる。
6、6は台船5の前後に連繋される作業船であり、該作業船6、6に台船5は曳航される。7、7は台船5から浮体1を牽引する曳航船である。
このように構成されたものは、浮体1を図1に示すように台船5に載せて現場周辺まで搬送する。次に、台船5の沈潜に合わせて駆動制御部2による脚柱3のロックを解除し、脚柱3の先端が図2に示すように台船5上に受けられた状態で脚柱3を海中に降下させる。脚柱3が海中に沈潜されることにより重心は下がり風や波の影響を受けにくくなる。さらに、脚柱3は浮体1が台船5上にある状態で降下されるため、強い風や波を受けても浮体1の揺れは台船5も受けるので、浮体1が転覆することを的確に防ぐことができる。
脚柱3を台船5の沈潜に合わせて海中に降下させたら駆動制御部2により脚柱3をロックし、図3に一点鎖線で示すように、やや重心を下げた状態の浮体1を曳航船7により牽引して台船5上から浮体1を海上に引き出す。海上に引き出された浮体1は駆動制御部2による脚柱3のロックを解除して実線で示すように、脚柱3をさらに海中深く下降させる。脚柱3の下降深さは浮体1を設置位置に曳航する際、海底に着地しない深さとする。このようにして浮体1の重心をさらに下げ曳航移動時に突発的な風や波の影響による浮体1の転覆を防ぐ。
そして、設置位置まで曳航船7で曳航された浮体1は駆動制御部2による各脚柱3のロックを解除して図4に一点鎖線で示すように、各脚柱3を降下させ海底に着底させる。
脚柱3が海底に着地して設置された浮体1は図5に示すように順次並設することにより海上にプラットホームが構築される。
1 浮体
2 駆動制御部
3 脚柱
5 台船
6 作業船
7 曳航船
2 駆動制御部
3 脚柱
5 台船
6 作業船
7 曳航船
Claims (1)
- 倒立させた複数の脚柱を駆動制御部により摺動ロック自在に支持させた浮体を台船で搬送したうえ、現場周辺で台船を沈潜させると同時に、沈潜される台船上に脚柱を下降させ重心を下げたうえ浮体を台船から引き出し、脚柱を海底に着底しない深さまで下降させて重心を下げたうえ浮体を設置位置まで曳航して脚柱を海底に着底させることを特徴とするプラットホームの海上構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014097172A JP2015206252A (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | プラットホームの海上構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014097172A JP2015206252A (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | プラットホームの海上構築工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015206252A true JP2015206252A (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=54603258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014097172A Pending JP2015206252A (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | プラットホームの海上構築工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015206252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106545019A (zh) * | 2016-10-12 | 2017-03-29 | 上海建工建集团有限公司 | 用于级差式地下结构施工的换撑体系及施工方法 |
CN111252205A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-06-09 | 上海惠生海洋工程有限公司 | 一种浅水自安装平台及安装方法 |
-
2014
- 2014-04-17 JP JP2014097172A patent/JP2015206252A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106545019A (zh) * | 2016-10-12 | 2017-03-29 | 上海建工建集团有限公司 | 用于级差式地下结构施工的换撑体系及施工方法 |
CN106545019B (zh) * | 2016-10-12 | 2019-02-12 | 上海建工一建集团有限公司 | 用于级差式地下结构施工的换撑体系及施工方法 |
CN111252205A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-06-09 | 上海惠生海洋工程有限公司 | 一种浅水自安装平台及安装方法 |
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