JP2015205684A - ベルト巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造的に省スペースの固定装置を有するようなベルト巻取装置を特定する。
【解決手段】シートベルトを巻き取り且つ巻き戻すためのベルトリール20と、ベルトリール20の外側に配置されており且つ一方のバー端部32において切替式固定装置50に接続されたトーションバー30とを有するシートベルト用のベルト巻取装置10に関し、この切替式固定装置50は、ある状態では、バー端部32を回転可能に固定するよう維持し、別の状態では、バー端部32の回転を可能にする。切替式固定装置50は、ピストン部分を用いて、ロック位置において、バー端部32を回転体に対して固定し、ロック位置に対して移動したロック解除位置において、バー端部32を解除するような移動可能なピストン80を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の特徴を有するシートベルト用のベルト巻取装置に関する。
このタイプのベルト巻取装置は、特許文献1により公知である。以前から公知のベルト巻取装置には、シートベルトを巻き取り且つ巻き戻すためのベルトリールと、ベルトリールの外側に配置されており、且つ一方のバー端部において切替式固定装置に接続されたトーションバーとが設けられている。この切替式固定装置は、ある状態では、このバー端部を回転方向に固定するように保持し、別の状態では、バー端部の回転を可能にする。
欧州特許出願公開第0913300号明細書
本発明は、特に構造的に省スペースの固定装置を有するようなベルト巻取装置を特定するという目的に基づいている。
この目的は、請求項1に記載の機能を有するベルト巻取装置によって本発明によって達成される。本発明によるベルト巻取装置の有利な改良は、従属請求項に記載されている。
これらの記載によれば、ピストン部分を用いて、ロック位置において、バー端部を回転体に対して固定し、且つロック位置に対して移動したロック解除位置において、バー端部を解除するような移動可能なピストンを有する本発明による切替式固定装置が提供される。
本発明によるベルト巻取装置の実質的な利点は、切替式固定装置の作動停止が、単にピストンの移動によってのみ可能となることである、すなわち単に軸線方向運動又は直進運動のみによって可能となることである。固定装置のこの改良により、ベルト巻取装置の特にコンパクトな構造が、有利な方法で実現することができる。
これは、固定装置が、例えば火工品イグナイタの形態のガス発生器を有する場合に特に有利であると考えられ、この火工品イグナイタは、作動時に、ガスを発生させ、このガス圧により、ピストンの長手方向軸に沿ってロック位置からロック解除位置にピストンを直進方向又は軸線方向に移動させる。
切替式固定装置は、好ましくは、ハウジング内の2つのハウジング開口部を互いに接続し、且つ直線状の部分であるような内部ガス管を含むハウジングを有している。好ましくは、ピストン全体又はピストンの少なくとも内側ピストン部分が、ガス管の直線状部分に軸線方向に案内される。ガス発生器が作動した後に、ガス発生器のガスが、好ましくは、ピストンの方向に導かれ、このピストンは、好ましくは、ガス管の直線状部分において直進方式で専ら移動される。
ガス発生器は、好ましくは、上述した2つのハウジング開口部の一方に挿入される。ピストンは、上述した2つのハウジング開口部の他方を通ってハウジングの外に完全に又は部分的に押し出すことができる。
ピストンを予備固定することに関して、ハウジングの外側に位置する外側ピストン部分において、ピストンが、ピストンのロック位置において、ロックピンが係合するようなスロット状凹部又はスロット状の穴を有している場合に、それは有利であると考えられる。このロックピンによって、ロック解除位置の方向へのピストンの軸線方向移動を阻止する又は少なくとも制限する。ロックピンは、好ましくは、ガス発生器が作動するときに、このロックピンが、ピストンによってせん断力を受けて破断するように寸法決めされる。
ロックピンは、好ましくは、トーションバーの回転軸の位置をバー端部の領域に弾性的に固定するとともに、トーションバーの回転軸のわずかな弾性たわみを可能にするような位置決め要素に一体的に形成される。この位置決め要素は、固定装置と協働するトーションバーのバー端部のがたつきに対する一種の保護部材として機能する。
位置決め要素は、好ましくは、漏斗形状又はらせん形状である。固定装置と協働するトーションバーのバー端部は、好ましくは、位置決め要素の中心領域に配置される。
ばね要素が、ハウジングに対して又はハウジング上に又はハウジング内に取り付けられる、或いはハウジングに対して又はハウジング上に又はハウジング内に一体的に形成される場合にも有利であり、ばね要素は、ガス発生器が作動する前に、ロック位置からロック解除位置に軸線方向にピストンの移動を阻止又は少なくとも妨げる。
ピストンは、好ましくは、ガス発生器に対向する側とガス発生器とは反対側を向いた側との間に、特に、ロック位置においてハウジング内に位置するピストン部分又は内側ピストン部分内の領域で、凹部を有しており、ピストンがロック解除位置に到達した後に、ばね要素、例えば既に述べたばね要素又は別のばね要素が、ロック解除位置からロック位置へのピストンの戻り運動を防止するように係合する。
その凹部に関して、この凹部が傾斜形状であり、急勾配の逃げ面及び緩勾配の逃げ面を有する場合に有利であると考えられる。緩勾配の逃げ面は、好ましくは、急勾配の逃げ面よりもガス発生器寄りに位置する。緩勾配の逃げ面によって、好ましくは、順方向のピストン運動に少なくともわずかにブレーキをかける。急勾配の逃げ面によって、好ましくは、ピストンの後方移動を防止する。
ハウジングの構成に関して、ハウジングは、ガス発生器が作動されるときに、ピストン又は少なくとも内側ピストン部分が、ハウジングの外に軸線方向に少なくとも部分的に押出されるような開口部を有する場合に、有利であると考えられる。ハウジングの変形可能な端部は、好ましくは、ハウジング開口部の領域に配置されており、この端部は、ハウジング開口部内に突出しており、ばね要素として作動し、且つガス発生器が作動される前に、ロック位置からロック解除位置に軸線方向にピストンの移動を阻止又は妨げ、ピストンの移動の後に、ピストンの戻り運動を防止する。
ハウジングに対するピストンを密封するシールは、好ましくは、ガス発生器に対向するピストンのそのピストン側に取り付けられる。ピストンは、好ましくは、金属又はプラスチックから構成されており、好ましくはゴム又はプラスチックのシールで構成されている。プラスチック製のピストンの場合には、シールは、好ましくは、ピストンに一体化されるか、或いはピストンと一体物となる。シールは、例えば射出成形プロセスが用いられる文脈内で、ピストンに射出成形することができる。
ピストンのロック位置で、トーションバーのバー端部を回転体に対して固定し、このロック位置に対して移動したロック解除位置において、バー端部を解除するようなピストン部分(以下で係合部とも呼ばれる)は、ピストン上に一体物として一体的に形成されるか、或いは残りのピストン領域(以下でピストン基体とも呼ばれる)に一体物として接続された部分によって形成することができる。あるいはまた、係合部は、ピストン基体に取り付けられた別個の部品により、好ましくは、インターロック接続、摩擦接続、又は一体的に接合した接続部により形成することができる。
直前に述べた変形形態の場合には、係合部が、挿入部品、好ましくはプラスチック製のピストン基体に対してインターロック接続及び/又は摩擦接続によって接続される金属製挿入部品によって形成される場合に特に有利であると考えられる。挿入部品のインターロック部分は、好ましくは、ガス発生器がトリガされた後に、特にピストン基体の運動の直進方向に対して垂直な摺動方向に沿って、ピストン本体の凹部内に押し込まれる。
固定装置と協働するトーションバーのバー端部は、好ましくは、ピストンの相補的なインターロック接続部がロック位置において係合するとともに、ピストンの相補的なインターロック接続部がロック解除位置で分離されるような、インターロック接続部を有している。インターロック接続部は、好ましくは、バー端部に取り付けられており、又はバー端部に一体物として一体的に形成されている。
バー端部のインターロック接続部が、凹部を有するか、又は凹部等により形成される場合に有利であると考えられており、ピストンの相補的なインターロック接続部が、凹部に対して相補的な態様で形成された突起状(又は鼻形状)の突起部を有するか、又は突起等によって形成される。
あるいはまた、バー端部のインターロック接続部は、歯形状部によって形成することができ、相補的なインターロック接続部は、相補的な歯形状部によって形成されるか、或いはそのような歯形状部を有することができる。
本発明について、一例として、例示的な実施形態を参照して以下でより詳細に説明する。
本発明によるベルト巻取装置の第1実施形態の構成要素を部分的な分解図で示す図である。 図1によるベルト巻取装置の構成要素を取付け状態で示す図である。 図1及び図2によるベルト巻取装置用の固定装置の構成要素の取付けを三次元図で示す図である。 図3による固定装置を取付け状態で示す図である。 追加のシールが取り付けられる前の、図3及び図4による固定装置のピストンを示す図である。 シールが取り付けられた後の、図5によるピストン及びシールを断面で示す図である。 図3及び図4による固定装置内へトーションバーを挿入することを分解図で示す図である。 正面から視た場合の、トーションバーが挿入され且つ位置決めされた後の図3、図4及び図7による固定装置を示す図である。 ガス発生器がトリガされる前の、固定装置を含む本発明によるベルト巻取装置用の第2実施形態を示す図である。 ガス発生器がトリガされ、且つベルト巻取装置の外側トーションバーが解除された後の、図9によるベルト巻取装置を示す図である。 本発明によるベルト巻取装置の第1実施形態の構成要素を断面で示す図である。 図1及び図11によるベルト巻取装置に使用される固定装置のさらなる実施形態を示しており、図12は、固定装置のロック位置を示している。 図12による固定装置をロック解除位置で示す図である。 図12及び図13による固定装置のピストンをより具体的に詳細に示す図である。 図14によるピストンのピストン基体をより具体的に詳細に示す図である。 図14によるピストンの挿入部品をより具体的に詳細に示す図である。
明確にするために、同じ参照符号が、複数の図で同一又は同等の構成要素について常に使用される。
図1には、ベルトリール20とトーションバー30とが設けられたベルト巻取装置10の構成要素が示されており、このトーションバーは、ベルトリール20の外側に、すなわち外側トーションバー30に位置する。図11には、ベルト巻取装置10が断面で示されている。
一方の端部が図1及び図11の右側にあるような、トーションバー30の第1バー端部31は、ギア装置40を介して及び歯止め(pawl)機構(図示せず)を介してベルトリール20に接続される。図1による例示的な実施形態では、ギア装置40は、その回転のためにトーションバー30に接続されたギアホイール41と、歯止め機構(図示せず)を介してベルトリール20の右側に接続可能な別のギアホイール42とを有する。2つのギアホイール41及び42は、互いに係合している。通常の動作中では、別のギアホイール42とベルトリールとが、歯止め機構によって互いに分離されており、従ってベルトリール20は、別のギアホイール42に対して自由に回転することができる。
図11には、ベルトリール20内に配置された内側トーションバー300が示されており、内側トーションバーの左端部301が、ベルトリールの左端部21に固定して接続されており、内側トーションバーの右端部302が、ベルト巻取装置10のロック用ベース310に接続されている。
ベルトストラップの突然の伸長が発生すると、ロック用ベース310(図11参照)は、ベルト巻取装置10のフレームにロックされ、従ってロック用ベース310及び内側トーションバー300の右端部302は、もはや回転することができない。ベルトストラップのさらなる伸長及びベルトリール20のさらなる回転が、こうして、トーションバー300のねじれによってのみ可能となる。次に、ロック用ベース310とベルトリール20との間の相対的な回転によって、ベルトリール20がトーションバー300のねじれによってさらに回転する場合に、すでに述べた歯止め機構が作動し、ベルトリール20の右端部22と別のギアホイール42との間の接続が形成される。別のギアホイール42が、ギアホイール41に及び外側トーションバー30に永続的に接続されるので、ベルトストラップのさらなる伸長の際に、外側トーションバー30は、図1及び図11の左端部である、外側トーションバー30の第2バー端部32のフランジ部分はさらにねじられ、外側トーションバー30は、固定装置50によってこの第1段階において依然として回転が阻止される。第1段階では、ベルトストラップの伸長力又はベルトストラップの保持力は、従って、内側トーションバー300と外側トーションバー30とのねじり力の和によって生成される。
ベルトストラップの伸長力又はベルトストラップの保持力が、ベルトストラップの伸長中に(つまり、第2段階において)低減することを意図する場合には、固定装置50の作動が停止され、外側トーションバー30の第2端部32のフランジ部分が解除され、こうして外側トーションバー30は、自由に回転できる。外側トーションバー30が自由に回転できるようになると直ぐに、その外側トーションバーは、もはやねじられることはなく、それ以上のベルト保持力がもたらされることはない。ベルト保持力は、その後、内側トーションバー300によってのみ決定される。
説明した動作を可能にするために、トーションバー30の第2端部32のフランジ部分には、好ましくは、ベルト巻取装置10の固定装置50と相互作用するような凹部33の形態のインターロック接続部が設けられている。
固定装置50は、ガス発生器70を支承する又は収容するハウジング60を有する。さらに、ハウジング60は、固定装置50のピストン80を軸線方向又は直進方向に移動可能に装着するのに役立つ。
図1による例示では、ピストン80は、このピストン又はこのピストンのピストン部分が、凹部33において又はトーションバー30のフランジ部分において係合するようなロック位置にあり、こうして、トーションバーのフランジ部分を回転体に対して固定する。図1による例示的な実施形態では、凹部33において係合するピストン部分は、参照符号81によって特定される突起(lug)形状(又は鼻形状)の突起部によって形成される。
さらに、図1には、ベルト巻取装置10上に又はトーションバー30の第2端部32のフランジ部分上に取付けるように嵌合される位置決め要素90が示されている。位置決め要素90は、ピストン80内のスロット状の又はスロット形状の穴82に挿入されるようなロックピン91を有する。
図2には、位置決め要素90が取り付けられた後の、ベルト巻取装置10及びこのベルト巻取装置の構成要素がより具体的に詳細に示されている。ロックピン91が、ピストン80のスロット状穴82に係合し、こうして、図2の矢印方向Pに沿ったピストン80の移動が防止されることを確認することができる。矢印方向Pに沿ったピストン80の運動は、ロックピン91が、折れたり、又はせん断力によって破断したりする場合にのみ可能となる。
図2には、位置決め要素90の構成がより具体的にさらに詳細に示されている。位置決め要素は、漏斗形状の又はらせん形状の構成であり、トーションバー30の第2端部32を位置決め要素90の中央領域に弾性的に保持し、且つがたつきを回避するのに役立つことが分かる。
位置決め要素90は、従って、二重の機能を有している。第1の機能として、位置決め要素は、トーションバー30の第2バー端部32をベルト巻取装置10の他の構成要素に対してがたつきのないように保持するように機能し、従って、第2バー端部32は、ガス発生器70がトリガされる前に、如何なる不快なノイズも生じさせることはない。第2の機能として、位置決め要素90は、ロックピン91によってピストン80のスロット状穴82に係合し、且つガス発生器70がトリガされる前に、図1及び図2に示される位置にピストン80を保持するのに役立つ。
さらに、ばね要素61を図2に確認することができ、このばね要素は、ハウジング60に取り付けられる、或いは図2による例示的な実施形態のように、そのハウジング上に一体物として一体的に形成され、ピストン80が図1及び図2に示されるロック位置から滑り出るのを防止するように機能する。こうして、ばね要素61は、ピストン80の外縁部に載置され、従って、ピストンが、ばね要素61が押しのけられる或いは遠ざかる方向に曲げられるときにのみ、ハウジング60の外に移動することができることが分かる。
ばね要素61は、従って、ガス発生器70がトリガされる前に、ピストン80をハウジング60内に位置決めすることに関してロックピン91を補完する。このロックピンは、既に説明したように、同様に、ピストン80を固定することを確実にする。
図3には、例として、図1及び図2による固定装置50をどの様に装着するかについてより具体的に詳細に示している。図3では、ガス流の観点から互いに接続され、且つ内部ガス管を形成するような2つのハウジング開口部62及び63を有するハウジング60が示されている。2つのハウジング開口部62及び63は、ガス流の観点から、ハウジング60を貫通して延びており、トーションバー30の第2バー端部32(図1及び図2を参照)を受容するのに役立つような通過口64とは分離される。通過口64の面は、好ましくは、2つのハウジング開口部62と63との間のガス管の面に対して平行である。
ピストン80は、矢印方向P1に沿ってハウジング開口部62内に軸線方向に押し込まれ、その結果、内側ピストン部分83は、2つのハウジング開口部62と63との間のガス管の直線状部分に位置決めされる。
内側ピストン部分83は、ハウジング開口部62の縁部62aに載置される接続部分84を介してピストン80の外側ピストン部分85に接続される。図1及び図2に関連してすでに説明した機能を有するような突起(lug)形状の突起部81とスロット状穴82が、外側ピストン部分85上に配置される。
矢印方向P1に沿ってピストン80をハウジング開口部62内に押し込むことによって、突起(lug)形状の突起部81は、通過口64の領域に位置決めされ、こうして、この突起部を、第2バー端部32との係合部、又はトーションバーの凹部33(図1参照)内に入れることができる。
また、ガス発生器70は、矢印方向P2に従ってハウジング開口部63に案内されたガス発生器によって、ハウジング60上に又はこのハウジング60内に位置決めされる。
図3には、ピストン80の構成がより具体的にさらに詳細に示されている。緩勾配の逃げ面(flank)86aと急勾配の逃げ面86bとを有する傾斜形状凹部86が確認される。傾斜形状凹部86の緩勾配の逃げ面86aは、急勾配の逃げ面86bよりもガス発生器70寄りに位置する。それに応じて、傾斜形状凹部86の急勾配の逃げ面86bは、ハウジング開口部62寄りに位置する。傾斜形状凹部86の機能部は、ハウジング60のばね要素61と相互作用するように構成されており、また図4に併せてより詳細に説明する。
ハウジング60のばね要素61は、好ましくは、最初にピストン80の方向に曲げられ、ピストン80が、矢印方向P1に沿ってハウジング60内に案内された後に、ピストン80の外縁87の周囲で曲げられる。
図4には、装着された固定装置50がより具体的に詳細に示されている。傾斜形状凹部86が、ハウジングの内部に置かれており、ばね要素61は、ピストン80がハウジング60の外に容易に抜け出ることがないように、外縁87に弾性的に載置されることを確認することができる。突起(lug)形状の突起部81が、通過口64の領域に突出するとともに、トーションバー30の第2バー端部32と係合することをもたらすようなピストン80の位置は、従って、ばね要素61によって固定されている。
ガス発生器70が点火した場合には、ガス発生器のガスは、ハウジング60内のハウジング開口部62の方向に流入し、従って、ハウジング60のハウジング開口部62の外部に軸線方向運動又は直進運動で押し出すようにピストン80を押圧する。ピストン80のこのような運動の際に、突起(lug)形状の突起部81は、この突起部が、図1によるトーションバー30との係合が解除されるように通過口64の領域の外に移動される。その結果、固定装置50は、作動が停止され、外側トーションバー30の第2バー端部32のフランジ部分が解除され、こうして、外側トーションバー30は、自由に回転でき、それ以上のベルト保持力を生じさせない。ベルト保持力は、ここで内側トーションバー300のみによって決定される。
ピストン80が、ハウジング60の外に押し出されるときに、傾斜形状凹部86は、ハウジングの内部から移動され、ばね要素61を通過する。こうして、ばね要素61は、傾斜形状凹部86に係合する。ピストンの運動の間に、ばね要素は、傾斜形状凹部86の緩勾配の逃げ面86aに沿って摺動し、摩擦によってピストン80の運動にブレーキをかける。ピストン80が停止する場合に、傾斜形状凹部86の急勾配の逃げ面86bによって、通過口64の方向へのピストン80の後方移動を阻止する。こうして、ピストン80の再係合が、トーションバー30において生じる。
ガス発生器70のガスがピストン80を超えて流動するのを回避するために、ピストン80は、好ましくは、密封される。これは、図5及び図6の例により具体的に示される。
図5には、好ましくはプラスチック材料又はゴムで構成されており、且つ矢印方向P3に沿ってガス発生器70に対向するようなピストン80のピストン側88で、例えばインターロックで、摩擦で、及び/又は一体的に接合された方法で取付けられたシール100が示されている。シール100とピストン80との間のインターロック接続を可能にするために、ピストン80及びシール100には、好ましくは、インターロック接続要素及び/又はラッチ要素110が設けられている。
図6には、シール100がピストン80上に取り付けられた後の、ピストン80及びシール100が示されている。図6には、切り開いた状態のピストン80及びシール100の断面が示されている。
図7には、例として、図3及び図4による固定装置50に、図1及び図2によるトーションバー30をどの様に設けるかについて示されている。トーションバー30の第1バー端部31が、ハウジング60内の通過口64を通って差し込まれており、それによって、第2バー端部32上のインターロック接続部又は凹部33を、固定装置50のピストン80と接触させることができることを確認することができる。
さらに図7において、第1バー端部31には、例えばそのギアホイールを押すことによって、図1によるギア装置40のギアホイール41とのインターロック接続を可能にするために、インターロック接続部を設けることもできることを確認することができる。
図8には、第2バー端部32が、ハウジング60内の通過口64内に位置決めされており、且つピストン80の突起形状の突起部81が、第2バー端部32の凹部33に押し込まれた後の、図7によるトーションバー30及び固定装置50が示されている。トーションバー30の長手方向軸線を中心にした第2バー端部32の回転が、突起形状の突起部81によって防止されることを確認することができる。換言すれば、第2バー端部32は、こうして固定されており、従って特に危険な状況や事故の際に、トーションバー30をねじることによって、エネルギーを分散させることができる。ピストン80は、ガス発生器70がトリガされた場合にのみ、そのロック位置を離れ、トーションバー30を解除する。
トーションバー30及びピストン80が、図8に示される位置になった後に、図1に従って、位置決め要素90を嵌合することができ、ロックピン91は、ピストン80のスロット状の穴82に差し込まれる。ばね要素61と共にロックピン91によって、図1、図2及び図8に示すピストンのロック位置からロック解除位置にピストン80が移動可能になることを防止する。突起形状の突起部81及び凹部33は、ガス発生器70の作動が停止されている限り、係合が解除される。
図9には、軸線方向に移動可能なピストン80を有するような切替式固定装置が設けられているベルト巻取装置10の第2実施形態の構成要素が示されている。図1及び図8による例示的な実施形態とは対照的に、第2バー端部32には、単一の凹部33が設けられておらず、むしろピストン80の相補的な歯形状部210が係合するような歯形状部200が設けられている。
図9には、ピストン80のロック位置での切替式固定装置50が示されており、ピストン80は、トーションバー30の第2バー端部32を回転方向に固定するように保持し、事故や危険な状況によって引き起こされるベルトストラップの伸長の際に、トーションバー30にねじるような力を与える。
図10には、固定装置50のガス発生器70が、開放され、且つピストン80が、矢印方向P5に沿って(すなわち、軸線方向の直進運動で)トーションバー30の第2バー端部32の領域の外側に移動された後の、図9によるベルト巻取装置10が示されている。図9に示されるロック位置から図10に示されるロック解除位置への矢印方向P5に沿った軸線方向の移動によるピストン80の移動によって、第2バー端部32は、解除され、こうして、第2バー端部は、その後、トーションバー30と一緒に回転することができ、トーションバー30のさらなるねじれが、ベルトリール20のさらなる回転が生じる場合であっても、防止される。さらに、図1〜図8による例示的な実施形態に関連する説明が、図9及び図10による例示的な実施形態にも同様に適用される。
図12及び図13には、図1及び図2によるベルト巻取装置10の場合に使用されるような固定装置50のさらなる例示的な実施形態が示されている。
図12には、ガス発生器70が、トリガされる前の、すなわちピストン80が阻止位置にある固定装置50が示されている。このピストンは、外側トーションバー30のバー端部32に係合しており、バー端部32の回転運動を阻止する。
図13には、ガス発生器70がトリガされた後の、すなわちピストン80がロック解除位置にある固定装置50が示されている。このピストンは、外側トーションバー30のバー端部32と解除されており、バー端部32の回転運動を可能にする。
図12及び図13において、ピストン80は、図12によるピストン80の阻止位置において、ハウジングの穴又はハウジング60のハウジング穴410にラッチされるとともに、ピストン80をインターロック接続によって阻止位置に保持するような、スナップ式フック400を有することが確認される。ガス発生器70がトリガされ、且つ矢印方向P6に沿ってピストン80が直進運動した後で、スナップ接続部は、スナップ式フック400の弾性曲げによって解除される。
スナップ式フック400は、さらに、図13の矢印方向P7に沿ってピストン80を元の位置に移動させ、こうしてトーションバー30のバー端部32にピストン80が再係合するのを防止する機能を果たす。
図12及び図13によるピストン80の例示的な実施形態が、図14〜図16においてより具体的に示されている。
図14において、ピストン80が、2つの部品であり、且つ互いに接続された2つの部品によって形成されることが確認される。すなわち、ピストン80は、ピストン基体500と挿入部品600とによって構成される。ピストン基体500は、好ましくは、ガス発生器70と対向するピストンの端部でプラスチックから構成されるピストン基体であり、シール510、好ましくはプラスチックシール又はゴムシールは、一体物として一体的に形成されている。
図15により具体的に示されるように、ピストン基体500は、挿入部品600がその内部に差し込まれるスロット形状の凹部520をさらに有している。挿入部品600は、好ましくはインターロック接続、例えばラッチ接続によってスロット形状の凹部520に保持される。スロット形状の凹部520は、ピストン基体500内に延びており、ガス発生器70がトリガされた後に、ピストン基体500の直進摺動運動に対して好ましくは正確に垂直にされる。挿入部品600の装着について、この挿入部品600は、スロット形状の凹部520内に押し込まれ、特に好ましくはピストン基体500の直進摺動方向に対して垂直になるように押込まれる。この挿入部品600は、好ましくは、金属製の挿入部品である。
図16には、挿入部品600がより具体的に詳細に示されている。ピストン基体500のスロット形状の凹部520内に押し込まれるようなインターロック接続部610を確認することができる。また、突起部81がバー端部32をロックするために設けられたロック部620が確認される。
挿入部品600は、好ましくは、インターロック接続部610とロック部620との間で少なくとも一回以上折り曲げられた、特に好ましくは90°の角度で折り曲げられた一体物の金属板によって形成される。
図16による例示的な実施形態の場合には、挿入部品600は、複数回に亘って折り曲げられ、突起部81の領域において2つの層にされる。換言すれば、突起部81は、挿入部品600の2層のシート状金属部分によって形成される。突起部81は、二層配置により構造的に補強される。
あるいはまた、突起部81は、材料の肉厚部が、突起部81の周りにもたらされる結果、ロック部620の圧縮によって補強することができる。
10 ベルト巻取装置
20 ベルトリール
21 ベルトリールの端部
22 ベルトリールの端部
30 外側トーションバー
31 バー端部
32 バー端部
33 凹部
40 ギア装置
41 ギアホイール
42 ギアホイール
50 固定装置
60 ハウジング
61 ばね要素
62 ハウジング開口部
62a 縁部
63 ハウジング開口部
64 通過口
70 ガス発生器
80 ピストン
81 突起部
82 穴
83 ピストン部分
84 接続部
85 ピストン部分
86 凹部
86a 逃げ面
86b 逃げ面
87 縁部
88 ピストン側
90 位置決め要素
91 ロックピン
100 シール
110 ラッチ要素
200 歯形状部
210 相補的な歯形状部
300 内側トーションバー
301 内側トーションバーの端部
302 内側トーションバーの端部
310 ロック用ベース
400 スナップ式フック
410 ハウジング穴
500 ピストン基体
510 シール
520 ピストン基体内の凹部
600 挿入部品
610 インターロック接続部
620 ロック部
P 矢印方向
P1 矢印方向
P2 矢印方向
P3 矢印方向
P5 矢印方向
P6 矢印方向
P7 矢印方向

Claims (15)

  1. シートベルトを巻き取り且つ巻き戻すためのベルトリールと、該ベルトリールの外側に配置されており且つ一方のバー端部(32)において切替式固定装置に接続されたトーションバーとを備えるシートベルト用のベルト巻取装置であって、
    前記切替式固定装置は、ある状態では、前記バー端部(32)を回転方向に固定されるように保持し、別の状態では、前記バー端部(32)の回転を可能にし、
    前記切替式固定装置は、ピストン部分を用いて、ロック位置において、前記バー端部(32)を回転体に対して固定し、前記ロック位置に対して移動したロック解除位置において、前記バー端(32)を解除するような移動可能なピストンを有する、
    ベルト巻取装置。
  2. 前記固定装置は、作動されたときに、ガスを発生させ、このガス圧により、前記ピストンを前記ロック位置から前記ロック解除位置に直進方式で移動させるようなガス発生器を有する、
    請求項1に記載のベルト巻取装置。
  3. 前記切替式固定装置は、内部ガス管を含むハウジングを有しており、前記内部ガス管によって、前記ハウジング内の2つのハウジング開口部(62,63)を互いに接続しており、且つ直線状の部分となり、
    前記ピストン全体又は前記ピストンの少なくとも内側ピストン部分が、前記ガス管の直線状部分に軸線方向に導かれており、且つ
    ガス発生器が作動した後に、前記ガス発生器のガスが、前記ピストンの方向に導かれ、前記ピストンは、前記ガス管の直線状部分において直進方式で専ら移動される、
    請求項1又は2に記載のベルト巻取装置。
  4. ハウジングの外側に位置する外側ピストン部分において、前記ピストンは、該ピストンのロック位置において、ロックピンが係合するようなスロット状凹部又はスロット状の穴(82)を有しており、前記ロックピンは、前記ロック解除位置の方向への前記ピストンの軸線方向移動を阻止する又は少なくとも制限し、
    前記ロックピンは、前記ガス発生器が作動されたときに、前記ロックピンが、前記ピストンによるせん断力を受けて破断するように寸法決めされる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  5. 前記ロックピンは、前記トーションバーの回転軸の位置を前記バー端部(32)の領域に弾性的に固定するような位置決め要素に一体的に形成される、
    請求項4に記載のベルト巻取装置。
  6. 前記ピストンは、ガス発生器に対向する側と該ガス発生器とは反対側を向いた側との間に、特に前記ピストンの内側ピストン部分の領域において、前記ピストンのロック解除位置に到達した後に、ばね要素(61)が、前記ロック解除位置から前記ロック位置への前記ピストンの戻り運動が防止されるように係合するような凹部(86)を有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  7. ばね要素(61)が、ハウジングに対して又は該ハウジング上に又は該ハウジング内に取り付けられる、或いは前記ハウジングに対して又は該ハウジング上に又は該ハウジング内に一体的に形成され、ばね要素は、ガス発生器が作動される前に、前記ロック位置から前記ロック解除位置に軸線方向への前記ピストンの移動を阻止又は少なくとも妨げる、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  8. 凹部(86)は、傾斜形状であり、急勾配の逃げ面及び緩勾配の逃げ面(86a,86b)を有しており、
    前記緩勾配の逃げ面(86a)は、前記急勾配の逃げ面(86b)よりもガス発生器(70)寄りに位置する、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  9. ハウジングは、ガス発生器が作動され、前記ピストン又は少なくとも内側ピストン部分を、ハウジングの外に少なくとも部分的に軸線方向に押し出すようなハウジング開口部(62)を有しており、
    前記ハウジングの変形可能な端部が、前記ハウジング開口部(62)の領域に配置されており、該端部は、前記ハウジング開口部内に突出しており、ばね要素(61)として作動し、且つ前記ガス発生器が作動する前に、前記ロック位置から前記ロック解除位置への軸線方向の前記ピストンの移動を阻止又は妨げ、前記ピストンが移動した後に、戻り運動を防止する、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  10. 前記ハウジングに関して前記ピストンを密封するシールは、前記ガス発生器に対向する前記ピストンのピストン側(88)に装着される、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  11. 前記バー端部(32)は、前記ピストンの相補的なインターロック接続部(81)がロック位置で係合するとともに、前記ピストンの相補的なインターロック接続部がロック解除位置において分離されるようなインターロック接続部(86)を有する、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  12. 前記ピストンは、前記トーションバーを阻止するような前記ピストンの位置にあるときに、すなわちガス発生器がトリガされる前に、前記ハウジング内のハウジング穴(410)にラッチされるととともに、ガス発生器がトリガされた後に、前記ピストンが前記トーションバーを解除するピストンの位置から阻止位置内に再び移動するのを防止するようなスナップ式フック(400)を有する、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  13. 前記ピストンは、少なくとも2つの部分であり、互いに接続された少なくとも2つの部品を有する、すなわち少なくとも1つのピストン基体と少なくとも1つの挿入部品とを有する、
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載のベルト巻取装置。
  14. 前記ピストン基体は、プラスチックから構成されており、前記挿入部品は金属から構成されている、
    請求項13に記載のベルト巻取装置。
  15. シール、特にプラスチック製又はゴム製シールが、前記ガス発生器に対向する前記ピストン基体のピストン端部において、一体物として一体的に、特に射出成形で形成される、
    請求項13又は14に記載のベルト巻取装置。

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