JP2015205432A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】排出トレイを排出口に収納した際に、補助トレイがガタつくのを抑制することができるプリンタを提供する。【解決手段】排出口12を有する筐体6と、排出口12の周縁部に配置された第1の回転軸20を中心に、排出口12を覆うように排出口12に収納される収納姿勢と排出口12を開放するように排出口12から筐体6の外部に延びる開放姿勢との間を回転する排出トレイ14と、排出トレイ14に配置された第2の回転軸28を中心に、排出トレイ14に折り畳まれる第1の折り畳み姿勢と排出トレイ14から筐体6の外部に延びる第1の延長姿勢との間を回転する補助トレイ16と、排出トレイ14を開放姿勢に保持するための保持部26であって、排出トレイ14が収納姿勢に配置された状態で第1の折り畳み姿勢に配置された補助トレイ16を押さえることにより、補助トレイ16を第1の折り畳み姿勢に保持する保持部26と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、記録媒体に印刷を行うためのプリンタに関する。
記録媒体に印刷を行うためのプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。プリンタの筐体の側面には、記録媒体を筐体の外部に排出するための排出口が設けられている。この排出口には、排出口から排出された記録媒体を載置するための排出トレイが回転自在に支持されている。排出トレイは、排出口の下端部に配置された回転軸を中心に、収納姿勢と開放姿勢との間を回転することができる。排出トレイは、収納姿勢では排出口を覆うように排出口に収納され、開放姿勢では排出口を開放するように排出口の下端部から筐体の外部に延びる。
さらに、排出トレイには、排出トレイによる記録媒体の載置を補助するための補助トレイが回転自在に支持されている。補助トレイは、排出トレイの載置面に配置された回転軸を中心に、折り畳み姿勢と延長姿勢との間を回転することができる。補助トレイは、折り畳み姿勢では排出トレイの載置面に折り畳まれ、延長姿勢では排出トレイの先端部からさらに筐体の外部に延びる。
記録媒体を印刷する際には、排出トレイを収納姿勢から開放姿勢に回転させる。記録媒体のサイズが比較的小さい(例えば、葉書サイズ又はB5サイズ等)場合には、補助トレイを折り畳み姿勢に配置させた状態でも、排出口から排出された記録媒体を排出トレイの載置面上に安定して載置することができる。
一方、記録媒体のサイズが比較的大きい(例えば、A4サイズ又はA3サイズ等)場合には、補助トレイを折り畳み姿勢に配置させた状態では、排出口から排出された記録媒体を排出トレイの載置面上に安定して載置することができない。そのため、補助トレイを折り畳み姿勢から延長姿勢に回転させることにより、排出口から排出された記録媒体を排出トレイ及び補助トレイの各載置面上に安定して載置することができる。
上述した従来のプリンタでは、補助トレイが折り畳み姿勢に配置された状態で、排出トレイを開放姿勢から収納姿勢に回転させた際に、補助トレイの先端部がはずみで排出トレイの載置面から浮き上がることにより、補助トレイがガタついてしまうという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、排出トレイを排出口に収納した際に、補助トレイ(第1の補助トレイ)がガタつくのを抑制することができるプリンタを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るプリンタは、記録媒体に印刷を行うためのプリンタであって、前記記録媒体を外部に排出するための排出口を有する筐体と、前記排出口の周縁部に配置された第1の回転軸を中心に、前記排出口を覆うように前記排出口に収納される収納姿勢と前記排出口を開放するように前記排出口から前記筐体の外部に延びる開放姿勢との間を回転する排出トレイと、前記排出トレイに配置された第2の回転軸を中心に、前記排出トレイに折り畳まれる第1の折り畳み姿勢と前記排出トレイから前記筐体の外部に延びる第1の延長姿勢との間を回転する第1の補助トレイと、前記排出トレイを前記開放姿勢に保持するための保持部であって、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置された状態で前記第1の折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイを押さえることにより、前記第1の補助トレイを前記第1の折り畳み姿勢に保持する前記保持部と、を備える。
本態様によれば、第1の補助トレイは、排出トレイが収納姿勢に配置された際に、排出トレイを開放姿勢に保持するための保持部によって押さえられることにより、第1の折り畳み姿勢に保持される。これにより、排出トレイを排出口に収納した際に、第1の補助トレイがガタつくのを抑制することができる。
さらに、排出トレイが収納姿勢に配置される動作に連動して、保持部が第1の補助トレイを押さえるので、簡易な操作で第1の補助トレイを第1の折り畳み姿勢に保持することができる。
さらに、第1の補助トレイを折り畳み姿勢に保持する際に、排出トレイを収納姿勢に保持するための保持部を利用するので、第1の補助トレイを折り畳み姿勢に保持するための専用の部品等を設ける必要がない。その結果、プリンタの構造を簡素化することができるとともに、プリンタの部品点数を低減することができる。
例えば、本発明の一態様に係るプリンタにおいて、前記第1の回転軸は、前記排出トレイの端部に配置され、前記保持部は、前記排出口の周縁部に配置されており、前記排出トレイは、前記開放姿勢に配置された際に前記排出トレイの前記端部が前記保持部に当たることにより、前記開放姿勢に保持されるように構成してもよい。
本態様によれば、排出トレイが開放姿勢に配置された際に、排出トレイの端部が保持部に当たることにより、排出トレイを開放姿勢に保持することができる。
例えば、本発明の一態様に係るプリンタにおいて、前記第2の回転軸は、前記第1の補助トレイの第1の端部に配置されており、前記保持部は、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置された状態で、前記折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイの前記第1の端部と反対側の第2の端部を押さえることにより、前記第1の補助トレイを前記折り畳み姿勢に保持するように構成してもよい。
本態様によれば、排出トレイが収納姿勢に配置された際に、第1の補助トレイの第2の端部が保持部によって押さえられることにより、第1の補助トレイが折り畳み姿勢に保持される。これにより、排出トレイを排出口に収納した際に、第1の補助トレイがガタつくのを抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係るプリンタにおいて、前記プリンタは、さらに、前記第1の補助トレイの前記第2の端部に配置された第3の回転軸を中心に、前記第1の補助トレイに折り畳まれる第2の折り畳み姿勢と前記第1の補助トレイから前記筐体の外部に延びる第2の延長姿勢との間を回転する第2の補助トレイを備え、前記保持部は、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置されるとともに前記第2の補助トレイが前記第2の折り畳み状態に配置された状態で、前記第1の折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイの前記第2の端部を押さえることにより、前記第1の補助トレイ及び前記第2の補助トレイをそれぞれ前記第1の折り畳み姿勢及び前記第2の折り畳み姿勢に保持するように構成してもよい。
本態様によれば、第1の補助トレイに加えて第2の補助トレイが設けられているので、排出口から排出される記録媒体が比較的大きいサイズ(例えば、A3サイズよりも長さの長いサイズ等)を有する場合には、第1の補助トレイ及び第2の補助トレイをそれぞれ第1の延長姿勢及び第2の延長姿勢に配置することにより、排出口から排出された記録媒体を排出トレイ、第1の補助トレイ及び第2の補助トレイの各載置面上に安定して載置することができる。さらに、排出トレイが収納姿勢に配置された際に、第1の補助トレイの第2の端部が保持部によって押さえられることにより、第1の補助トレイ及び第2の補助トレイがそれぞれ第1の折り畳み姿勢及び第2の折り畳み姿勢に保持される。これにより、排出トレイを排出口に収納した際に、第1の補助トレイ及び第2の補助トレイがそれぞれガタつくのを抑制することができる。
本発明の一態様に係るプリンタによれば、排出トレイを排出口に収納した際に、第1の補助トレイがガタつくのを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
[プリンタの全体構成]
まず、図1を参照しながら、実施の形態1に係るプリンタ2の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。
[プリンタの全体構成]
まず、図1を参照しながら、実施の形態1に係るプリンタ2の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、プリンタ2は、例えば、記録媒体4にインクを吐出することにより印刷を行うインクジェットプリンタである。なお、記録媒体4は、例えば普通紙、写真用紙又は印刷可能なレーベル面を有するCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等である。
プリンタ2は、筐体6を備えている。筐体6の背面6aの上端部には、印刷すべき記録媒体4を筐体6の内部に供給するための供給口8が設けられている。供給口8には、記録媒体4が上方より差し込まれる。筐体6の背面6aの上端部には、さらに、供給口8に差し込まれた記録媒体4を後方より支持するための供給トレイ10が取り付けられている。
筐体6の前面6bには、印刷された記録媒体4を筐体6の外部に排出するための略矩形状の排出口12が設けられている。この排出口12には、排出口12から排出された記録媒体4を載置するための排出トレイ14が開閉自在に設けられている。排出トレイ14は、排出口12の形状に対応して略矩形状に構成されている。なお、排出トレイ14には、後述する図2に示すように、排出トレイ14による記録媒体4の載置を補助するための補助トレイ16(第1の補助トレイを構成する)が設けられている。排出トレイ14及び補助トレイ16の各々の構成については後述する。
筐体6の上面6cには、プリンタ2の操作(例えば、電源のオン・オフ又は印刷の開始等)を実行するための操作パネル18が設けられている。
なお、図示しないが、筐体6の内部には、搬送機構及びキャリッジ等が配置されている。搬送機構は、供給口8から筐体6の内部に供給された記録媒体4を排出口12に向けて搬送するための機構である。キャリッジには、複数のインクカートリッジが交換自在に搭載されている。キャリッジが記録媒体4の搬送方向と略直交する方向に往復移動している状態で、複数のインクカートリッジの各々に充填されたインクが記録媒体4に吐出されることにより、記録媒体4に印刷が施される。
[排出トレイの構成]
次に、図1〜図6を参照しながら、上述した排出トレイ14の構成について説明する。図2は、排出トレイが開放姿勢に配置された状態での、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。図3は、図1中のA−A線により切断したプリンタの断面斜視図である。図4は、図1中のA−A線により切断したプリンタの一部を示す断面図である。図5は、図2中のB−B線により切断したプリンタの断面図である。図6は、保持部を拡大して示す断面斜視図である。
次に、図1〜図6を参照しながら、上述した排出トレイ14の構成について説明する。図2は、排出トレイが開放姿勢に配置された状態での、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。図3は、図1中のA−A線により切断したプリンタの断面斜視図である。図4は、図1中のA−A線により切断したプリンタの一部を示す断面図である。図5は、図2中のB−B線により切断したプリンタの断面図である。図6は、保持部を拡大して示す断面斜視図である。
排出トレイ14は、排出口12の下端部12a(排出口12の周縁部を構成する)に配置された一対の第1の回転軸20を中心に、収納姿勢(図1参照)と開放姿勢(図2参照)との間を回転自在に排出口12に支持されている。図2に示すように、一対の第1の回転軸20は、排出トレイ14の第1の端部14aにおけるX軸方向の両端部にそれぞれ設けられている。一対の第1の回転軸20はそれぞれ、排出口12の下端部12aにおけるX軸方向の両端部に設けられた孔22に回転自在に支持されている。なお、排出トレイ14の内面には、排出口12から排出された記録媒体4を載置するための載置面24が形成されている。
図1、図3及び図4に示すように、排出トレイ14は、収納姿勢では、排出口12を覆うように排出口12に収納される。このとき、排出トレイ14の載置面24は、筐体6の内部を向くように配置される。
図2及び図5に示すように、排出トレイ14は、開放姿勢では、排出口12の下端部12aから筐体6の外部に略水平方向(略Y軸方向)に延びるように排出口12を開放する。このとき、排出トレイ14の載置面24は、上側を向くように配置される。
図3〜図6に示すように、排出口12の下端部12aには、排出トレイ14を開放姿勢に保持するための保持部26が設けられている。保持部26は、筐体6の底部6dの排出トレイ14側の端部に配置されており、X軸方向に長尺状に延びるプレート状に構成されている。排出トレイ14が収納姿勢から開放姿勢まで回転した際に、排出トレイ14の第1の端部14aが保持部26の下面に当たることにより、排出トレイ14が開放姿勢に保持される。
[補助トレイの構成]
次に、図2〜図8を参照しながら、上述した補助トレイ16の構成について説明する。図7は、補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。図8は、図7中のC−C線により切断したプリンタの断面図である。
次に、図2〜図8を参照しながら、上述した補助トレイ16の構成について説明する。図7は、補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、実施の形態1に係るプリンタの外観を示す斜視図である。図8は、図7中のC−C線により切断したプリンタの断面図である。
補助トレイ16は、排出トレイ14の第2の端部14b(すなわち、第1の端部14aと反対側の端部)の近傍に配置された一対の第2の回転軸28を中心に、折り畳み姿勢(第1の折り畳み姿勢を構成する)(図2参照)と延長姿勢(第1の延長姿勢を構成する)(図7参照)との間を回転自在に排出トレイ14に支持されている。図2に示すように、一対の第2の回転軸28は、補助トレイ16の第1の端部16aにおけるX軸方向の両端部にそれぞれ設けられている。一対の第2の回転軸28はそれぞれ、排出トレイ14の載置面24に形成されたリブ30に設けられた孔32に回転自在に支持されている。なお、補助トレイ16の大きさは排出トレイ14の大きさよりも小さく、その内面には、排出口12から排出された記録媒体4を載置するための載置面34が形成されている。
図2〜図5に示すように、補助トレイ16は、折り畳み姿勢では、排出トレイ14の載置面24に折り畳まれる。このとき、補助トレイ16の載置面34は、排出トレイ14の載置面24と対向するように配置される。
図7及び図8に示すように、補助トレイ16は、延長姿勢では、排出トレイ14の第2の端部14bからさらに筐体6の外部に延びる。このとき、補助トレイ16の載置面34は、上側を向くように配置される。なお、排出トレイ14の載置面24には、突起(図示せず)が設けられている。補助トレイ16は、延長姿勢に配置された際に、載置面34と反対側の面36がこの突起に当たることにより、排出トレイ14に対して傾斜して延びるようになる。
排出口12が開放された状態から排出トレイ14を排出口12に収納する際には、まず、図5に示すように、補助トレイ16を折り畳み姿勢に配置させる。その後、図4に示すように、排出トレイ14を開放姿勢から収納姿勢に回転させる。このとき、補助トレイ16の第2の端部16b(すなわち、第1の端部16aと反対側の端部)は、保持部26の側面によってY軸方向に押さえられる。これにより、補助トレイ16が折り畳み姿勢に保持される。
ここで、上述した排出トレイ14及び補助トレイ16の使用方法について説明する。記録媒体4を印刷する際には、ユーザは、排出トレイ14を収納姿勢から開放姿勢に回転させる。記録媒体4のサイズが比較的小さい(例えば、葉書サイズ又はB5サイズ等)場合には、補助トレイ16を折り畳み姿勢に配置させた状態でも、排出口12から排出された記録媒体4を排出トレイ14の載置面24上に安定して載置することができる。
一方、記録媒体4のサイズが比較的大きい(例えば、A4サイズ又はA3サイズ等)場合には、補助トレイ16を折り畳み姿勢に配置させた状態では、排出口12から排出された記録媒体4を排出トレイ14の載置面24上に安定して載置することができない。そのため、ユーザが補助トレイ16を折り畳み姿勢から延長姿勢に回転させることにより、排出口12から排出された記録媒体4を排出トレイ14及び補助トレイ16の各載置面24,34上に安定して載置することができる。
[効果]
次に、本実施の形態のプリンタ2により得られる効果について説明する。上述したように、排出トレイ14が収納姿勢に配置された状態で、折り畳み姿勢に配置された補助トレイ16の第2の端部16bは、保持部26の側面によってY軸方向に押さえられる。これにより、補助トレイ16を折り畳み姿勢に保持することができる。その結果、排出トレイ14を開放姿勢から収納姿勢に回転させた際に、補助トレイ16の第2の端部16bがはずみで排出トレイ14の載置面24から浮き上がることがなく、補助トレイ16のガタつきを抑制することができる。
次に、本実施の形態のプリンタ2により得られる効果について説明する。上述したように、排出トレイ14が収納姿勢に配置された状態で、折り畳み姿勢に配置された補助トレイ16の第2の端部16bは、保持部26の側面によってY軸方向に押さえられる。これにより、補助トレイ16を折り畳み姿勢に保持することができる。その結果、排出トレイ14を開放姿勢から収納姿勢に回転させた際に、補助トレイ16の第2の端部16bがはずみで排出トレイ14の載置面24から浮き上がることがなく、補助トレイ16のガタつきを抑制することができる。
さらに、排出トレイ14が収納姿勢に配置される動作に連動して、保持部26が補助トレイ16の第2の端部16bを押さえるので、簡易な操作で補助トレイ16を折り畳み姿勢に保持することができる。
さらに、補助トレイ16を折り畳み姿勢に保持する際に、排出トレイ14を収納姿勢に保持するための保持部26を利用するので、補助トレイ16を折り畳み姿勢に保持するための専用の部品等を設ける必要がない。その結果、プリンタ2の構造を簡素化することができるとともに、プリンタ2の部品点数を低減することができる。
(実施の形態2)
次に、図9〜図12を参照しながら、実施の形態2に係るプリンタ2Aの構成について説明する。図9は、実施の形態2に係るプリンタの外観の一部を示す斜視図である。図10は、排出トレイが収納姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。図11は、図10の状態から、排出トレイが開放姿勢に配置されるとともに第1の補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。図12は、図11の状態から、第2の補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、図9〜図12を参照しながら、実施の形態2に係るプリンタ2Aの構成について説明する。図9は、実施の形態2に係るプリンタの外観の一部を示す斜視図である。図10は、排出トレイが収納姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。図11は、図10の状態から、排出トレイが開放姿勢に配置されるとともに第1の補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。図12は、図11の状態から、第2の補助トレイが延長姿勢に配置された状態での、プリンタの一部を示す断面図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9に示すように、本実施の形態のプリンタ2Aには、2枚の補助トレイ、すなわち第1の補助トレイ16A及び第2の補助トレイ38が設けられている。なお、第1の補助トレイ16Aの構成は、上記実施の形態1で説明した補助トレイ16の構成とほぼ同一である。
第2の補助トレイ38は、第1の補助トレイ16Aの第2の端部16bの近傍に配置された一対の第3の回転軸40に回転自在に支持されている。すなわち、第2の補助トレイ38は、第1の補助トレイ16Aが延長姿勢に配置された状態で、一対の第3の回転軸40を中心に、折り畳み姿勢(第2の折り畳み姿勢を構成する)(図11参照)と延長姿勢(第2の延長姿勢を構成する)(図9及び図12参照)との間を回転することができる。図9に示すように、一対の第3の回転軸40は、第2の補助トレイ38の第1の端部38aにおけるX軸方向の両端部にそれぞれ設けられている。一対の第3の回転軸40はそれぞれ、第1の補助トレイ16Aの載置面34に形成されたリブ42に設けられた孔44に回転自在に支持されている。なお、第2の補助トレイ38の大きさは第1の補助トレイ16Aの大きさとほぼ同一であり、その内面には、排出口12から排出された記録媒体4(図1参照)を載置するための載置面46が形成されている。
図10及び図11に示すように、第2の補助トレイ38は、折り畳み姿勢では、第1の補助トレイ16Aの載置面34に折り畳まれる。このとき、第2の補助トレイ38の載置面46は、第1の補助トレイ16Aの載置面34と対向するように配置される。
図9及び図12に示すように、第2の補助トレイ38は、延長姿勢では、第1の補助トレイ16Aの第2の端部16bからさらに筐体6の外部に延びる。このとき、第2の補助トレイ38の載置面46は、上側を向くように配置される。なお、第2の補助トレイ38は、延長姿勢に配置された際に、第1の補助トレイ16Aに対して略平行に延びるようになる。
排出口12が開放された状態から排出トレイ14を排出口12に収納する際には、まず、図11に示すように、第2の補助トレイ38を折り畳み姿勢に配置させる。その後、第1の補助トレイ16Aを延長姿勢から折り畳み姿勢に回転させる。さらにその後、図10に示すように、排出トレイ14を開放姿勢から収納姿勢に回転させる。このとき、第1の補助トレイ16Aの第2の端部16bは、保持部26の側面によってY軸方向に押さえられる。これにより、第1の補助トレイ16A及び第2の補助トレイ38がそれぞれ折り畳み姿勢に保持される。
本実施の形態のプリンタ2Aでは、2枚の補助トレイ、すなわち第1の補助トレイ16A及び第2の補助トレイ38が設けられているので、排出口12から排出される記録媒体4が比較的大きいサイズ(例えば、A3サイズよりも長さの長いサイズ等)を有する場合には、第1の補助トレイ16A及び第2の補助トレイ38をそれぞれ延長姿勢に配置することにより、排出口12から排出された記録媒体4を排出トレイ14、第1の補助トレイ16A及び第2の補助トレイ38の各載置面24,34,46上に安定して載置することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態に係るプリンタについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態1及び2を組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施の形態に係るプリンタについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態1及び2を組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、プリンタ2をインクジェットプリンタで構成したが、これに限定されず、例えばプリンタ2を複合機等で構成してもよい。
上記各実施の形態では、保持部26の下面を平坦状に構成したが、これに限定されず、例えば保持部26の下面にリブ(図示せず)を設けることもできる。このリブのZ軸方向における高さに応じて、開放姿勢に配置された排出トレイ14の水平方向(Y軸方向)に対する傾斜角度を変更することができる。
本発明のプリンタは、例えば、記録媒体にインクを吐出することにより印刷を行うインクジェットプリンタ等として適用することができる。
2,2A プリンタ
4 記録媒体
6 筐体
6a 背面
6b 前面
6c 上面
6d 底部
8 供給口
10 供給トレイ
12 排出口
12a 下端部
14 排出トレイ
14a,16a,38a 第1の端部
14b,16b,38b 第2の端部
16 補助トレイ
16A 第1の補助トレイ
18 操作パネル
20 第1の回転軸
22,32,44 孔
24,34,46 載置面
26 保持部
28 第2の回転軸
30,42 リブ
36 面
38 第2の補助トレイ
40 第3の回転軸
4 記録媒体
6 筐体
6a 背面
6b 前面
6c 上面
6d 底部
8 供給口
10 供給トレイ
12 排出口
12a 下端部
14 排出トレイ
14a,16a,38a 第1の端部
14b,16b,38b 第2の端部
16 補助トレイ
16A 第1の補助トレイ
18 操作パネル
20 第1の回転軸
22,32,44 孔
24,34,46 載置面
26 保持部
28 第2の回転軸
30,42 リブ
36 面
38 第2の補助トレイ
40 第3の回転軸
Claims (4)
- 記録媒体に印刷を行うためのプリンタであって、
前記記録媒体を外部に排出するための排出口を有する筐体と、
前記排出口の周縁部に配置された第1の回転軸を中心に、前記排出口を覆うように前記排出口に収納される収納姿勢と前記排出口を開放するように前記排出口から前記筐体の外部に延びる開放姿勢との間を回転する排出トレイと、
前記排出トレイに配置された第2の回転軸を中心に、前記排出トレイに折り畳まれる第1の折り畳み姿勢と前記排出トレイから前記筐体の外部に延びる第1の延長姿勢との間を回転する第1の補助トレイと、
前記排出トレイを前記開放姿勢に保持するための保持部であって、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置された状態で前記第1の折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイを押さえることにより、前記第1の補助トレイを前記第1の折り畳み姿勢に保持する前記保持部と、を備える
プリンタ。 - 前記第1の回転軸は、前記排出トレイの端部に配置され、
前記保持部は、前記排出口の周縁部に配置されており、
前記排出トレイは、前記開放姿勢に配置された際に前記排出トレイの前記端部が前記保持部に当たることにより、前記開放姿勢に保持される
請求項1に記載のプリンタ。 - 前記第2の回転軸は、前記第1の補助トレイの第1の端部に配置されており、
前記保持部は、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置された状態で、前記折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイの前記第1の端部と反対側の第2の端部を押さえることにより、前記第1の補助トレイを前記折り畳み姿勢に保持する
請求項1又は2に記載のプリンタ。 - 前記プリンタは、さらに、前記第1の補助トレイの前記第2の端部に配置された第3の回転軸を中心に、前記第1の補助トレイに折り畳まれる第2の折り畳み姿勢と前記第1の補助トレイから前記筐体の外部に延びる第2の延長姿勢との間を回転する第2の補助トレイを備え、
前記保持部は、前記排出トレイが前記収納姿勢に配置されるとともに前記第2の補助トレイが前記第2の折り畳み状態に配置された状態で、前記第1の折り畳み姿勢に配置された前記第1の補助トレイの前記第2の端部を押さえることにより、前記第1の補助トレイ及び前記第2の補助トレイをそれぞれ前記第1の折り畳み姿勢及び前記第2の折り畳み姿勢に保持する
請求項3に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086570A JP2015205432A (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086570A JP2015205432A (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015205432A true JP2015205432A (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=54602709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014086570A Pending JP2015205432A (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015205432A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018172187A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置、画像形成装置、および画像読取装置 |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014086570A patent/JP2015205432A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018172187A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置、画像形成装置、および画像読取装置 |
JP7086526B2 (ja) | 2017-03-31 | 2022-06-20 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置、画像形成装置、および画像読取装置 |
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