JP2015204586A - ルーチング方法およびルーチングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】番号帯規制の対象とすべき網を限定可能とするとともに、規制対象の電話番号が他の加入者セッション制御サーバまたは他網に移設された場合には発信規制の対象から除外する。
【解決手段】着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を発信元のIP電話端末から受信した発信元サーバが、加入者の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて記憶する宛先解決装置に、受信した前記電話番号を送信するステップと、前記宛先解決装置が、着信先サーバへのルーチングに用いるサーバルーチング番号を、前記発信元サーバに返送するステップと、前記発信元サーバが、番号帯規制の対象ではないと判定された前記呼接続要求信号を、前記サーバルーチング番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先サーバにルーチングするステップとを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)通信網におけるIP電話呼のルーチング方法およびルーチングシステムに関する。
いわゆる0AB〜J番号体系を利用することにより、IP通信網においても、従来の公衆電話網と同様な各種電話サービスが提供可能となっている(例えば、非特許文献1参照)。0AB〜J番号では、個々の地域を特定する番号区画に、0に続く1〜4桁の市外局番が、その1桁目の数字が北から南に向かって大きくなるように割り当てられている(非特許文献2参照)。また、市外局番に続く1〜4桁の1以上の市内局番が、それぞれの番号区画に割り当てられている。これにより、それぞれの番号区画毎に加入者に割当て可能な電話番号の範囲(番号帯)が予め定められる。
このように、番号帯によって地域(番号区画)が特定されるという特性から、呼接続制御を司るSIP(Session Initiation Protocol)サーバを番号区画毎に配備し、加入者を番号帯の単位で収容するモデルを考える。図8は、比較例のルーチングシステムの接続構成例を示す図である。図8に示すように、次世代のIP通信網であるNGN(Next Generation Network)1と既存の公衆電話網であるPSTN(Public Switched Telephone Network)2とが相互接続されている。また、災害等によって特定の地域に輻輳が生じた場合に、当該地域宛の発信を規制する(番号帯規制を指示する)トラヒック制御システム(以降TCS(Traffic Control System)と略記)3が備えられている。
図8の接続構成例に示すように、それぞれの番号区画(Aブロック10A、Bブロック10B)には、番号帯の単位で加入者を収容するSIPサーバである加入者セッション制御サーバ(以降SSC(Subscriber Session Control server)と略記)11〜13が配備される。さらに、SSC間およびSSCとPSTN2との間でSIP信号を中継するSIPサーバである中継セッション制御サーバ(以降ISC(Intermediate Session Control server)と略記)14〜16が配備される。
図8の例では、Aブロック10Aには、「01−1111」から始まる番号帯の加入者を収容するSSC11が配備されている。Bブロック10Bには、「03−1111」から始まる番号帯の加入者を収容するSSC12と、「03−2222」から始まる番号帯の加入者を収容するSSC13とが配備されている。また、Aブロック10Aには、他のブロックとの間でSIP信号を中継するISC14が、Bブロック10Bには、他のブロックとの間でSIP信号を中継するISC15と、PSTN2との間の呼接続を行うISC16とが配備されている。なお、SIP信号のルーチングは、着信電話番号が含まれる番号帯をキーとする番号ルーチングによって行われる。
NTT東日本、"ひかり電話(光IP電話)"、[online]、[2014年3月28日検索]、インターネット〈URL:https://flets.com/hikaridenwa/〉 総務省、"電気通信番号指定状況"、[online]、[2014年3月28日検索]、インターネット〈URL:http://www.soumu.go.jp/main#sosiki/joho#tsusin/top/tel#number/number#shitei.html〉
ここで、番号ポータビリティサービスに係る課題について説明する。番号ポータビリティサービスによってNGN1内のあるSSCの配下から他のSSCの配下に移設された電話番号については、移設前のSSCの加入者番号テーブルに移設先SSCの識別情報が登録され、移設先SSCの加入者番号テーブルに当該電話番号が追加登録される。また、NGN1内のあるSSCの配下からPSTN2に移設された電話番号については、移設前のSSCの加入者番号テーブルから当該電話番号が削除され、移設先の群局(以降GC(Group Unit Center)と略記)の加入者番号テーブルに当該電話番号が追加登録される。
図8のデータ例は、SSC13に収容されていた電話番号「02−2222−3333」がSSC12の配下に移設され、SSC12に収容されていた電話番号「03−1111−1111」がPSTN2のGC21の配下に移設された場合を示している。すなわち、SSC13の加入者番号テーブル17Yの2行目には、移設された電話番号「02−2222−3333」の移設先SSCの識別情報「SSC#2」が登録され、SSC12の加入者番号テーブル17Xの2行目には、当該電話番号が登録されている。また、SSC12の加入者番号テーブル17Xからは移設された電話番号「03−1111−1111」が削除され、GC21の加入者番号テーブル23Xに当該電話番号が登録されている。
図9は、比較例のルーチングシステムにおける、番号ポータビリティサービスによってNGN1内のあるSSCの配下から他のSSCの配下に移設された電話番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。発信元のIP電話端末31から、電話番号「03−2222−3333」への発信が行われると、SSC11は、従来の番号ルーチングにより、当該電話番号(以降0AJと標記)をパラメータとするINVITE信号をISC14に送信する。そして、従来の番号ルーチングにより、同様なINVITE信号が、ISC14からISC15を経由して当該電話番号が含まれる番号帯「03−2222」を管理しているSSC13に転送される。
SSC13は、自身の加入者番号テーブル17Yを参照することにより、受信した電話番号の移設先SSCのサーバルーチング番号(番号ルーチングのために付される0AB〜J番号、以降SRN(Server Routing Number)と略記)を取得する。図9のデータ例では、移設先SSC12のSRN(番号は「03−1111−0000」)を「SSC#2」と標記している。そして、SSC13は、当該電話番号は自網(@NW1ドメイン)のSSC12の配下に移設されたことを通知する301(0AJ;SSC#2@NW1)信号をISC15に返送する。なお、@NW1は、自網を識別するために信号に付される符号の一例である(他の各図においても同様)。
この301信号を受信したISC15は、SRNを用いた番号ルーチングによりSSC12宛にINVITE(0AJ;SSC#2@NW1)信号を送信する。SSC12は、受信したINVITE信号に含まれる電話番号が自身の加入者番号テーブル17Xに登録されていることを確認して、該当するIP電話端末32に呼を着信させる。
図10は、比較例のルーチングシステムにおける、番号ポータビリティサービスによってNGN1内のあるSSCの配下からPSTN2に移設された電話番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。発信元のIP電話端末31から、電話番号「03−1111−1111」への発信が行われると、SSC11は、従来の番号ルーチングにより、当該電話番号(以降0AJと標記)をパラメータとするINVITE信号をISC14に送信する。そして、従来の番号ルーチングにより、同様なINVITE信号が、ISC14からISC15を経由して当該電話番号が含まれる番号帯「03−1111」を管理しているSSC12に転送される。
SSC12は、受信した電話番号が自身の加入者番号テーブル17Xに登録されていないので、当該電話番号は他網(@NW2ドメイン)に移設されたことを通知する301(@NW2)信号をISC15に返送する。なお、@NW2は、他網を識別するために信号に付される符号の一例である(他の各図においても同様)。
この301信号を受信したISC15は、@NW2ドメイン(PSTN2)への呼接続を行うために、@NW2ドメイン宛のINVITE信号をISC16に送信する。ISC16は、受信したINVITE信号をPSTN2の呼接続要求信号であるIAM(0AJ)信号に変換して関門交換機(以降IGS(Interconnecting Gateway Switch)と略記)22に送信する。IGS22は、従来の番号ルーチングによって当該IAM(0AJ)信号を当該電話番号を収容するGC21に転送する。GC21は、受信したIAM信号に含まれる電話番号が自身の加入者番号テーブル23Xに登録されていることを確認して、該当する電話機34に呼を着信させる。
ここで、図11に示すように、災害等により、例えば、番号帯「03−1XXX」に該当する特定の地域においてPSTN2のGC21に輻輳が発生したものと仮定する。このとき、TCS3は、GC21から輻輳通知を受信すると、輻輳対策として番号帯「03−1XXX」宛の発信を規制する番号帯規制を発動し、各SSC11〜13に通知する。
その結果、例えばSSC11は、配下のIP電話端末31から「03−1XXX」の番号帯に含まれる電話番号への発信要求があった場合、それらをすべて発信規制の対象とする。したがって、図11の破線で示した信号の送信は行われず、輻輳が発生していないNGN1内の電話番号「03−1111−0001」への発信であっても、一律に発信規制の対象となってしまう。また、番号ポータビリティサービスによって、発信規制の対象となっている番号帯のSSCから他のSSCまたは他網に移設された電話番号も、同様に発信規制の対象となってしまう。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、番号帯規制の対象とすべき網を限定可能とするとともに、規制対象の電話番号が番号ポータビリティサービスによって他のSSCまたは他網に移設された場合には発信規制の対象から除外することを目的とする。
前記の目的を達成するために、第一の本発明は、電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための呼制御信号のルーチング方法であって、発信元のIP電話端末を収容する加入者セッション制御サーバである発信元サーバが、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信するステップと、前記発信元サーバが、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信するステップと、前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号に対応付けて記憶している前記収容先の加入者セッション制御サーバを着信先サーバとして特定し、当該着信先サーバへのルーチングに用いるサーバルーチング番号を、前記発信元サーバに返送するステップと、前記発信元サーバが、前記サーバルーチング番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記サーバルーチング番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先サーバにルーチングするステップと、前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先のIP電話端末に呼を着信させるステップとを含むものとした。
このようにすることで、規制対象の電話番号が番号ポータビリティサービスによって他の加入者セッション制御サーバまたは他網に移設された場合には、発信規制の対象から除外することができる。
また第二の本発明は、電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための呼制御信号のルーチング方法であって、発信元のIP電話端末を収容する加入者セッション制御サーバである発信元サーバが、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信するステップと、前記発信元サーバが、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信するステップと、前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶している場合は、前記着信先の電話番号が自網に収容されている旨を、前記発信元サーバに通知するステップと、前記発信元サーバが、前記着信先の電話番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記着信先の電話番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先の電話番号を含む番号帯の加入者番号を記憶する加入者セッション制御サーバである着信先サーバにルーチングするステップと、前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されている場合は、着信先のIP電話端末に呼を着信させ、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号の移設先サーバのサーバルーチング番号が登録されている場合は、当該呼接続要求信号を前記移設先サーバにルーチングすべき旨を当該呼接続要求信号の送信元サーバに返送するステップとを含むものとした。
このようにすることで、着信先の電話番号が自網に収容されている場合の呼制御信号のルーチングに従来の番号ルーチングをそのまま適用できるので、運用中のシステムへの適用が容易である。
また第三の本発明は、前記のルーチング方法において、前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶していない場合は、受信した前記着信先の電話番号が他網に移設された旨を、前記発信元サーバに通知するステップと、前記発信元サーバが、前記呼接続要求信号は前記トラヒック制御装置によって指示された前記他網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記他網との相互接続を行う接続ゲートウェイにルーチングし、前記接続ゲートウェイが前記他網に前記着信先の電話番号を含む所定形式の呼接続要求信号を送信するステップと、前記所定形式の呼接続要求信号を受信した前記他網の着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先の電話端末に呼を着信させるステップとを含むものとした。
このようにすることで、番号ポータビリティサービスによってIP網から他網に移設された電話番号については、接続ゲートウェイを介して通話路を設定することができる。
また第四の本発明は、前記のルーチング方法において、前記発信元サーバは、前記呼接続要求信号が前記番号帯規制の対象であると判定した場合は、前記呼接続要求信号による発信を規制するものとした。
このようにすることで、番号帯規制の対象となる網を個別に指定して発信規制を行うことができる。
また第五の本発明は、電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための、加入者セッション制御サーバと中継セッション制御サーバとの2階梯からなる呼制御信号のルーチングシステムであって、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置を備え、発信元のIP電話端末を収容する前記加入者セッション制御サーバである発信元サーバは、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信して、前記宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信し、前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号に対応付けて記憶している前記収容先の加入者セッション制御サーバを着信先サーバとして特定して、当該着信先サーバへのルーチングに用いるサーバルーチング番号を、前記発信元サーバに返送し、前記発信元サーバは、前記サーバルーチング番号に基づいて、前記呼接続要求信号がトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記サーバルーチング番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先サーバにルーチングし、前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、前記着信先のIP電話端末に呼を着信させるものとした。
このようにすることで、規制対象の電話番号が番号ポータビリティサービスによって他の加入者セッション制御サーバまたは他網に移設された場合には、発信規制の対象から除外することができる。
また第六の本発明は、電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末間にIP網を介した通話路を設定するための、加入者セッション制御サーバと中継セッション制御サーバとの2階梯からなる呼制御信号のルーチングシステムであって、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置を備え、発信元のIP電話端末を収容する前記加入者セッション制御サーバである発信元サーバは、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信して、前記宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信し、前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶している場合は、前記着信先の電話番号が自網に収容されている旨を、前記発信元サーバに通知し、前記発信元サーバは、前記着信先の電話番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記着信先の電話番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先の電話番号を含む番号帯の加入者番号を記憶する加入者セッション制御サーバである着信先サーバにルーチングし、前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されている場合は、自身が収容する着信先のIP電話端末に呼を着信させ、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号の移設先サーバのサーバルーチング番号が登録されている場合は、当該呼接続要求信号を前記移設先サーバにルーチングすべき旨を当該呼接続要求信号の送信元サーバに返送する
ものとした。
このようにすることで、着信先の電話番号が自網に収容されている場合の呼制御信号のルーチングに従来の番号ルーチングをそのまま適用できるので、運用中のシステムへの適用が容易である。
また第七の本発明は、前記のルーチングシステムにおいて、前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶していない場合は、受信した前記着信先の電話番号が他網に移設された旨を、前記発信元サーバに通知し、前記発信元サーバは、前記呼接続要求信号が前記トラヒック制御装置によって指示された前記他網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記他網との相互接続を行う接続ゲートウェイにルーチングし、前記接続ゲートウェイは、前記他網に前記着信先の電話番号を含む所定形式の呼接続要求信号を送信し、前記所定形式の呼接続要求信号を受信した前記他網の着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先の電話端末に呼を着信させるものとした。
このようにすることで、番号ポータビリティサービスによってIP網から他網に移設された電話番号については、接続ゲートウェイを介して通話路を設定することができる。
また第八の本発明は、前記のルーチングシステムにおいて、前記発信元サーバは、前記呼接続要求信号が前記番号帯規制の対象であると判定した場合は、前記呼接続要求信号による発信を規制するものとした。
このようにすることで、番号帯規制の対象となる網を個別に指定して発信規制を行うことができる。
本発明によれば、番号帯規制の対象とすべき網を限定可能とするとともに、規制対象の電話番号が番号ポータビリティサービスによって他の加入者セッション制御サーバまたは他網に移設された場合には発信規制の対象から除外することができる。
実施形態に係るルーチングシステムの接続構成例を示す図である。 番号ポータビリティサービスによりNGN内の他のSSCの配下に移動した加入者番号宛の呼に係る第一実施形態のルーチング動作の例を示す図である。 番号ポータビリティサービスによりNGNからPSTNに移動した加入者番号宛の呼に係る第一実施形態の番号帯規制動作の例を示す図である。 番号ポータビリティサービスによりNGN内の他のSSCの配下に移動した加入者番号宛の呼に係る第二実施形態のルーチング動作の例を示す図である。 番号ポータビリティサービスによりNGNからPSTNに移動した加入者番号宛の呼に係る第二実施形態のルーチング動作の例を示す図である。 宛先解決装置に障害が発生した場合の、番号ポータビリティサービスによりNGN内の他のSSCの配下に移動した加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。 宛先解決装置に障害が発生した場合の、番号ポータビリティサービスによりNGNからPSTNに移動した加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。 比較例のルーチングシステムの接続構成例を示す図である。 比較例のルーチングシステムにおける、番号ポータビリティサービスによりNGN内の他のSSCの配下に移動した加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。 比較例のルーチングシステムにおける、番号ポータビリティサービスによりNGNからPSTNに移動した加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。 比較例のルーチングシステムにおける番号帯規制動作の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、適宜図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係るルーチングシステムの接続構成例を示す図である。図1に示すルーチングシステムは、次世代網であるNGN(Next Generation Network)1と既存の公衆電話網であるPSTN(Public Switched Telephone Network)2とが相互接続されて構成されている。IP電話端末31〜33には、いわゆる0AB〜J番号が付与されており、NGN1は、番号区域を単位とする複数のブロックに分割される。それぞれのブロックには、当該番号区域の加入者を収容するSSCと、他の番号区域との間および他網(PSTN2)との間で呼制御信号を中継するISCが配備される。
図1の例では、番号帯「01−XXXX」に対応するAブロック10Aには、番号帯「01−1111」の加入者番号を収容するSSC11と、ISC14とが配備されている。また、番号帯「03−XXXX」に対応するBブロック10Bには、番号帯「03−1111」の加入者番号を収容するSSC12、番号帯「03−2222」の加入者番号を収容するSSC13、ISC15、およびPSTN接続用のISC16が配備されている。
また、NGN1には、宛先解決装置4が備えられ、さらに、網全体のトラヒックを監視して発信規制などを指示する規制指示装置としてTCS(Traffic Control System)3が備えられる。
宛先解決装置4は、NGN1に収容されるそれぞれの加入者の電話番号が、どのSSCの配下に収容されているかを記憶する加入者番号ルーチングテーブル41を有する。図1に示した加入者番号ルーチングテーブル41のデータ例は、加入者番号「01−1111−0001」がSSC11に収容され、加入者番号「03−1111−0001」がSSC12に収容されることなどを示している。なお、「SSC#1」〜「SSC#3」は、それぞれのSSCへのルーチングに用いられるSRNを表すものである。例えば、「SSC#1」の値は「01−1111−0000」、「SSC#2」の値は「03−1111−0000」である。
TCS3は、特定の地域の網において輻輳が発生した場合に、各SSC11〜13に対して当該地域の番号帯宛の発信を網別に規制する網別番号帯規制を指示する。図1には、PSTN2(@NW2ドメイン)の番号帯「03−1XXX」宛の発信を規制する場合を例示している。
また、図1に示した加入者番号テーブル17X,17Y,23Xのデータ例は、SSC13に収容されていた電話番号「02−2222−3333」がSSC12の配下に移設され、SSC12に収容されていた電話番号「03−1111−1111」がPSTN2のGC21の配下に移設された場合を示している。
図2は、番号ポータビリティサービスによりNGN1内のあるSSCから他のSSCの配下に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係る第一実施形態のルーチング動作の例を示す図である。ここでは、TCS3から、@NW2ドメインつまりPSTN2に対する網別番号帯規制「03−1XXX@NW2」が各SSC11〜13に指示されているものとする。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−2222−3333」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図2では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送信する。宛先解決装置4は、自身の加入者番号ルーチングテーブル41を参照して受信した加入者番号を収容しているSSC12のSRNが「SSC#2」であることを認識する。そして、当該加入者番号が収容されているSSC12のSRNを通知する宛先解決応答信号(図2では、一例としてLIA(0AJ;SSC#2@NW1)と標記)をSSC11に返送する。
そこで、SSC11は、接続先となるSSC12がTCS3から指示されている網別番号帯規制の対象ではないことを確認して、SRNを用いた番号ルーチングにより、当該加入者番号およびSRNをパラメータとするINVITE(0AJ;SSC#2@NW1)信号をISC14に送信する。そして、SRNを用いた番号ルーチングにより、同様なINVITE信号がISC14からISC15を経由して当該番号帯を管理しているSSC12に転送される。SSC12は、受信したINVITE信号に含まれる加入者番号が自身の加入者番号テーブル17Xに登録されていることを確認して該当するIP電話端末32に呼を着信させる。なお、仮にSSC13の番号帯「03−2222」が番号帯規制の対象とされている場合であっても、まったく同じ動作となり、移設前のSSCが番号帯規制の対象となっていても、発信規制の対象から除外することができる。
また、SSC12に収容されている加入者番号「03−1111−0001」への発信の場合の動作も同様であり、NGN1に収容されている加入者番号については他網の番号帯規制の対象とはならずに正常に呼接続が行われる。このように、本実施形態によれば、規制対象の番号帯に含まれる電話番号であっても、規制対象外の網に収容されている場合や規制対象のSSCから他のSSCの配下に移設された場合には、発信規制の対象から除外することができる。
図3は、番号ポータビリティサービスによりNGN1からPSTN2に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係る第一実施形態の番号帯規制動作の例を示す図である。ここでは、TCS3から、@NW2ドメインつまりPSTN2に対する網別番号帯規制「03−1XXX@NW2」が各SSC11〜13に指示されているものとする。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−1111−1111」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図3では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送信する。宛先解決装置4は、受信した加入者番号が番号ポータビリティサービスによって自身の加入者番号ルーチングテーブル41から削除されているので、当該加入者番号は他網に移設された旨を通知する宛先解決応答信号(図3では、一例としてLIA(0AJ@NW2)と標記)をSSC11に返送する。
このとき、SSC11は、@NW2ドメインに対する網別番号帯規制「03−1XXX@NW2」が指示されているので、当該加入者番号宛の呼の発信を規制する。その結果、図3の破線矢印にて示した信号は送信されない。このように、本実施形態によれば、他網に移設された電話番号を番号帯規制の対象に含めることができる。
図4は、番号ポータビリティサービスによりNGN1内のあるSSCから他のSSCの配下に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係る第二実施形態のルーチング動作の例を示す図である。この第二実施形態のルーチング動作においては、宛先解決装置4は、着信先の加入者番号を収容しているSSCのSRNを応答する代わりに、当該加入者番号が自網に収容されているか否かを応答する。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−2222−3333」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者電話番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図4では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送信する。ここで、宛先解決装置4は、自身の加入者番号ルーチングテーブル41を参照して、当該加入者番号の収容先のSSCを識別するものの、単に当該加入者番号が自網に収容されていることを示す宛先解決応答信号(図4では、一例としてLIA(0AJ)と標記)をSSC11に返送する。
そこで、SSC11は、従来の番号ルーチングにより、当該加入者番号をパラメータとするINVITE(0AJ)信号をISC14に送信する。そして、従来の番号ルーチングにより、同様なINVITE信号がISC14からISC15を経由して当該番号帯を管理しているSSC13に転送される。
ここで、SSC13は、自身の加入者番号テーブル17Yを参照することで受信した加入者番号の移設先のSRNが「SSC#2」であることを認識し、当該加入者番号は自網の他SSCの配下に移設されたことを通知する301(0AJ;SSC#2@NW1)信号をISC15に返送する。この信号を受信したISC15は、SRNを用いた番号ルーチングによりSSC12宛にINVITE(0AJ;SSC#2@NW1)信号を送信する。SSC12は、受信したINVITE信号に含まれる加入者番号が自身の加入者番号テーブル17Xに登録されていることを確認して、該当するIP電話端末32に呼を着信させる。このように、本実施形態によれば、呼制御信号のルーチングに従来の番号ルーチングをそのまま適用できる(図9の比較例を参照)ので、運用中のシステムへの適用が容易である。
図5は、番号ポータビリティサービスによりNGN1からPSTN2に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係る第二実施形態のルーチング動作の例を示す図である。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−1111−1111」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者電話番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図5では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送信する。宛先解決装置4は、受信した加入者番号が番号ポータビリティサービスによって自身の加入者番号ルーチングテーブル41から削除されているので、当該加入者番号は他網に移設されたことを通知する宛先解決応答信号(図5では、一例としてLIA(0AJ@NW2)と標記)をSSC11に返送する。
そこで、SSC11は、@NW2ドメイン宛のINVITE(0AJ@NW2)信号をISC14に送信し、@NW2ドメインへのルーチングにより、同様なINVITE信号がISC14からISC15を経由してISC16に転送される。ISC16は、受信したINVITE信号をPSTN2の呼接続要求信号であるIAM(0AJ)信号に変換してIGS22に送信する。IGS22は、従来の番号ルーチングによって当該IAM(0AJ)信号を当該加入者番号を収容するGC21に転送し、GC21は、受信したIAM信号に含まれる加入者番号が自身の加入者番号テーブル23Xに登録されていることを確認して、該当する電話機34に呼を着信させる。このように、本実施形態によれば、他網に移設された電話番号については、移設前のSSCに呼制御信号をルーチングしない(図10の比較例を参照)ので、移設前のSSCが番号帯規制の対象であっても、接続ゲートウェイを介して通話路を設定することができる。
続いて、宛先解決装置に障害が発生した場合の動作について説明する。図6は、宛先解決装置4に障害が発生した場合の、番号ポータビリティサービスによりNGN1内のあるSSCから他のSSCの配下に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−2222−3333」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図6では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送る。ここで、宛先解決装置4に何らかの障害が発生したため、本来応答されるべき宛先解決応答信号(図2参照)がSSC11に戻ってこないものとする。
このとき、SSC11は、所定時間内に宛先解決装置4から宛先解決応答信号が戻ってこない場合には、従来の番号ルーチングにより、当該加入者番号をパラメータとするINVITE信号をISC14に送信する。そして、従来の番号ルーチングにより、同様なINVITE信号がISC14からISC15を経由して当該番号帯を管理しているSSC13に転送される。
ここで、SSC13は、自身の加入者番号テーブル17Yを参照することで受信した加入者番号の移設先のSRNが「SSC#2」であることを認識し、当該加入者番号は自網の他SSCの配下に移設されたことを通知する301(0AJ;SSC#2@NW1)信号をISC15に送信する。この信号を受信したISC15は、SRNを用いた番号ルーチングによりSSC12宛にINVITE(0AJ;SSC#2@NW1)信号を送信する。SSC12は、受信したINVITE信号に含まれる加入者番号が自身の加入者番号テーブル17Xに登録されていることを確認して、該当するIP電話端末32に呼を着信させる。
図7は、宛先解決装置に障害が発生した場合の、番号ポータビリティサービスによりNGN1からPSTN2に収容先が変更となった加入者番号宛の呼に係るルーチング動作の例を示す図である。
発信元のIP電話端末31から、加入者番号「03−1111−1111」への発信が行われると、SSC11は、当該加入者番号(以降0AJと標記)をパラメータとする宛先解決要求信号(図7では、一例としてLIR(0AJ)と標記)を宛先解決装置4に送信する。ここで、宛先解決装置4に何らかの障害が発生したため、本来応答されるべき宛先解決応答信号(図5参照)がSSC11に戻ってこないものとする。
このとき、SSC11は、所定時間内に宛先解決装置4から宛先解決応答信号が戻ってこない場合には、従来の番号ルーチングにより、当該加入者番号をパラメータとするINVITE信号をISC14に送信する。そして、従来の番号ルーチングにより、同様なINVITE信号がISC14からISC15を経由して当該番号帯を管理しているSSC12に転送される。
ここで、SSC12は、受信した加入者番号が番号ポータビリティサービスによって自身の加入者番号テーブル17Xから削除されているので、当該加入者番号は他網に移設されたことを通知する301(@NW2)信号をISC15に送信する。この信号を受信したISC15は、@NW2ドメインへの呼接続を行うために、@NW2ドメイン宛のINVITE信号をISC16に送信する。ISC16は、受信したINVITE信号をPSTN2の呼接続要求信号であるIAM(0AJ)信号に変換してIGS22に送信する。IGS22は、従来の番号ルーチングによって当該IAM(0AJ)信号を当該加入者番号を収容するGC21に転送し、GC21は、受信したIAM信号に含まれる加入者番号が自身の加入者番号テーブル23Xに登録されていることを確認して、該当する電話機34に呼を着信させる。
このように、本実施形態によれば、宛先解決装置の障害等により応答が返ってこなくなった状況においても、電話番号をキーとする従来の番号ルーチングを適用すればよいので、通常の運用時とほぼ同様のロジックで異常処理を実装することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、特定の地域で輻輳が発生した場合に、規制対象とすべき網を限定して番号帯規制を指示可能であり、また、規制対象の電話番号が番号ポータビリティサービスによって他の加入者セッション制御サーバまたは他網に移設された場合には発信規制の対象から除外することができる。
以上にて、本発明を実施する形態の説明を終えるが、本発明の実施の態様はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の変更が可能であることは言うまでもない。
1 NGN(IP網)
2 PSTN(他網)
3 TCS(トラヒック制御装置)
4 宛先解決装置
11,12,13 加入者セッション制御サーバ(SSC、発信元サーバ、着信先サーバ)
14,15,16 中継セッション制御サーバ(ISC)
17X,17Y,23X 加入者番号テーブル
21 群局(GC、着信先サーバ)
22 関門交換機(IGS)
31,32,33 IP電話端末
34 電話機(電話端末)
41 加入者番号ルーチングテーブル

Claims (8)

  1. 電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための呼制御信号のルーチング方法であって、
    発信元のIP電話端末を収容する加入者セッション制御サーバである発信元サーバが、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信するステップと、
    前記発信元サーバが、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信するステップと、
    前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号に対応付けて記憶している前記収容先の加入者セッション制御サーバを着信先サーバとして特定し、当該着信先サーバへのルーチングに用いるサーバルーチング番号を、前記発信元サーバに返送するステップと、
    前記発信元サーバが、前記サーバルーチング番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記サーバルーチング番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先サーバにルーチングするステップと、
    前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先のIP電話端末に呼を着信させるステップと
    を含むことを特徴とするルーチング方法。
  2. 電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための呼制御信号のルーチング方法であって、
    発信元のIP電話端末を収容する加入者セッション制御サーバである発信元サーバが、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信するステップと、
    前記発信元サーバが、前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信するステップと、
    前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶している場合は、前記着信先の電話番号が自網に収容されている旨を、前記発信元サーバに通知するステップと、
    前記発信元サーバが、前記着信先の電話番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記着信先の電話番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先の電話番号を含む番号帯の加入者番号を記憶する加入者セッション制御サーバである着信先サーバにルーチングするステップと、
    前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されている場合は、着信先のIP電話端末に呼を着信させ、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号の移設先サーバのサーバルーチング番号が登録されている場合は、当該呼接続要求信号を前記移設先サーバにルーチングすべき旨を当該呼接続要求信号の送信元サーバに返送するステップと
    を含むことを特徴とするルーチング方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のルーチング方法において、
    前記宛先解決装置が、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶していない場合は、受信した前記着信先の電話番号が他網に移設された旨を、前記発信元サーバに通知するステップと、
    前記発信元サーバが、前記呼接続要求信号は前記トラヒック制御装置によって指示された前記他網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記他網との相互接続を行う接続ゲートウェイにルーチングし、前記接続ゲートウェイが前記他網に前記着信先の電話番号を含む所定形式の呼接続要求信号を送信するステップと、
    前記所定形式の呼接続要求信号を受信した前記他網の着信先サーバが、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先の電話端末に呼を着信させるステップと
    を含むことを特徴とするルーチング方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のルーチング方法において、
    前記発信元サーバは、
    前記呼接続要求信号が前記番号帯規制の対象であると判定した場合は、前記呼接続要求信号による発信を規制する
    ことを特徴とするルーチング方法。
  5. 電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末に対してIP網を介した通話路を設定するための、加入者セッション制御サーバと中継セッション制御サーバとの2階梯からなる呼制御信号のルーチングシステムであって、
    前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置を備え、
    発信元のIP電話端末を収容する前記加入者セッション制御サーバである発信元サーバは、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信して、前記宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信し、
    前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号に対応付けて記憶している前記収容先の加入者セッション制御サーバを着信先サーバとして特定して、当該着信先サーバへのルーチングに用いるサーバルーチング番号を、前記発信元サーバに返送し、
    前記発信元サーバは、前記サーバルーチング番号に基づいて、前記呼接続要求信号がトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記サーバルーチング番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先サーバにルーチングし、
    前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、前記着信先のIP電話端末に呼を着信させる
    ことを特徴とするルーチングシステム。
  6. 電話番号として0AB〜J番号が付与されたIP電話端末間にIP網を介した通話路を設定するための、加入者セッション制御サーバと中継セッション制御サーバとの2階梯からなる呼制御信号のルーチングシステムであって、
    前記IP網に加入者登録されている前記IP電話端末の電話番号とその収容先の加入者セッション制御サーバとを対応付けて加入者番号ルーチングテーブルに記憶する宛先解決装置を備え、
    発信元のIP電話端末を収容する前記加入者セッション制御サーバである発信元サーバは、着信先の電話番号を含む呼接続要求信号を前記発信元のIP電話端末から受信して、
    前記宛先解決装置に、受信した前記着信先の電話番号を送信し、
    前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶している場合は、前記着信先の電話番号が自網に収容されている旨を、前記発信元サーバに通知し、
    前記発信元サーバは、前記着信先の電話番号に基づいて、前記呼接続要求信号はトラヒック制御装置によって指示された自網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記着信先の電話番号をキーとする番号ルーチングによって、前記着信先の電話番号を含む番号帯の加入者番号を記憶する加入者セッション制御サーバである着信先サーバにルーチングし、
    前記呼接続要求信号を受信した前記着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されている場合は、自身が収容する着信先のIP電話端末に呼を着信させ、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号の移設先サーバのサーバルーチング番号が登録されている場合は、当該呼接続要求信号を前記移設先サーバにルーチングすべき旨を当該呼接続要求信号の送信元サーバに返送する
    ことを特徴とするルーチングシステム。
  7. 請求項5または請求項6に記載のルーチングシステムにおいて、
    前記宛先解決装置は、受信した前記着信先の電話番号を前記加入者番号ルーチングテーブルに記憶していない場合は、受信した前記着信先の電話番号が他網に移設された旨を、前記発信元サーバに通知し、
    前記発信元サーバは、前記呼接続要求信号が前記トラヒック制御装置によって指示された前記他網の番号帯規制の対象であるか否かを判定して、前記番号帯規制の対象ではないと判定した前記呼接続要求信号を、前記他網との相互接続を行う接続ゲートウェイにルーチングし、前記接続ゲートウェイは、前記他網に前記着信先の電話番号を含む所定形式の呼接続要求信号を送信し、
    前記所定形式の呼接続要求信号を受信した前記他網の着信先サーバは、自身の加入者番号テーブルに前記着信先の電話番号が登録されていることを確認して、自身が収容する着信先の電話端末に呼を着信させる
    ことを特徴とするルーチングシステム。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のルーチングシステムにおいて、
    前記発信元サーバは、
    前記呼接続要求信号が前記番号帯規制の対象であると判定した場合は、前記呼接続要求信号による発信を規制する
    ことを特徴とするルーチングシステム。
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