JP4308237B2 - 交換装置、通信システム、通信制御方法 - Google Patents

交換装置、通信システム、通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4308237B2
JP4308237B2 JP2006248019A JP2006248019A JP4308237B2 JP 4308237 B2 JP4308237 B2 JP 4308237B2 JP 2006248019 A JP2006248019 A JP 2006248019A JP 2006248019 A JP2006248019 A JP 2006248019A JP 4308237 B2 JP4308237 B2 JP 4308237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
terminal device
connection request
destination
rerouting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006248019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008072314A (ja
Inventor
貴宏 黒岩
清隆 井上
学 藤田
文平 谷津
知行 大谷
智彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2006248019A priority Critical patent/JP4308237B2/ja
Publication of JP2008072314A publication Critical patent/JP2008072314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4308237B2 publication Critical patent/JP4308237B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は交換装置、通信システム、通信制御方法に関し、特に複数種類の網による接続が可能な着信先端末装置への接続信号の送信を制御する交換装置、これを用いた通信システム、通信制御方法に関する。
無線LAN(以下、WLANと略称する)による通信機能とIMT(International Mobile Telecommunication)−2000に準拠した移動通信方式である携帯電話網による通信機能とを有する端末装置が知られている。このような端末装置を着信側とし、複数の通信網にて着信が可能である状況下において、その端末装置の在圏状態を元に着信先通信網の決定を行うことを考える。
ここで、在圏情報管理サーバが在圏情報をリアルタイムに更新することは困難である。すなわち、在圏情報をリアルタイムに更新することは、通信網に大きな負荷がかかるため、その実現は現実的ではない。また、プリページング処理を行うことも考えられるが、その場合にはユーザ側の負担が大きくなる。
ところで、PHS(Personal Handyphone System)移動機が公衆サービスエリアから自営サービスエリアに移動した場合に、ルーチングを行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−358280号公報
在圏情報をリアルタイムに更新できないと、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生することがある。すなわち、着信側端末装置が在圏していると認識して、着信処理を実施しても、実際には圏外にいたため、着信不可となる場合がある。この場合、別の通信網に着信すれば、呼接続が可能となるのであれば、着信機会の喪失となるという問題がある。このような問題は、特許文献1に記載のルーチング技術では解決することができない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる交換装置、これを用いた通信システム、通信制御方法を提供することである。
本発明の請求項1による交換装置は、着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、前記在圏情報取得手段によって取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信手段と、前記着信先交換装置から接続不可応答が返信された場合、該着信先交換装置の属する網とは異なる網に属する着信先交換装置へ、接続要求を送信するリルーチング手段とを含み、前記着信先交換装置において接続が不可でありかつ前記リルーチングフラグを受信した場合に留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制するようにしたことを特徴とする。このようにリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
本発明の請求項2による交換装置は、着信先端末装置について取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制手段と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信して前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示手段とを含むことを特徴とする。このように、付加サービスの起動を抑制してリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
本発明の請求項3による通信システムは、着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、前記在圏情報取得手段によって取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信手段と、前記着信先交換装置から接続不可応答が返信された場合、該着信先交換装置の属する網とは異なる網に属する着信先交換装置へ、接続要求を送信するリルーチング手段とを含む第1の交換装置(例えば、後述する図1中のSIPサーバ21に対応)と、
前記着信先端末装置について取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制手段と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信して前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示手段とを含む第2の交換装置(例えば、後述する図1中のSIPサーバ22に対応)と、
を備えたことを特徴とする。このように、付加サービスの起動を抑制してリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
本発明の請求項4による通信制御方法は、着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得ステップ(例えば、後述する図2中のステップS12〜S15に対応)と、前記在圏情報取得ステップにおいて取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信ステップ(例えば、後述する図4中のステップS17、図5中のステップS22に対応)と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制ステップ(例えば、後述する図4中のステップS18、図5中のステップS22aに対応)と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信し、前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示ステップ(例えば、後述する図4中のステップS20、図5中のステップS22dに対応)とを含むことを特徴とする。このように、付加サービスの起動を抑制してリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
本発明によれば、着信先端末装置への接続が不可である場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制し、接続要求の送信元に向けて、接続不可応答を返信し、接続要求のリルーチングを指示することにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(システム全体の構成)
図1は本発明の実施形態による交換装置が採用された通信システムの構成例を示すブロック図である。同図において、着信側端末装置2は、WLAN、携帯電話網、のそれぞれの呼について着信できる機能を有している。
WLANの発信側端末装置1から接続信号が送信されると、発信側のSIP(Session Initiation Protocol)サーバ21がそれを受信する(ステップS11)。SIPサーバ21は、WLAN用の在圏情報管理サーバ31へ、着信側端末装置2についての在圏情報問合せを行う(ステップS12)。この在圏情報問合せを受信した在圏情報管理サーバ31は、携帯電話網用の在圏情報管理サーバ32に在圏情報問合せを行い、在圏情報を取得する(ステップS13a)。それと同時に、在圏情報管理サーバ31は、他の通信網用の在圏情報管理サーバ33に在圏情報問合せを行い、在圏情報を取得する(ステップS13b)。本例では、携帯電話網に「在圏」、他の通信網に「非在圏」という在圏情報を取得したものとする。
これらの在圏情報を取得した在圏情報管理サーバ31は、取得した在圏情報を元に転送先ドメインを決定する(ステップS14)。本例では、転送先ドメインを「WLAN」として決定する。その後、在圏情報管理サーバ31は、決定した転送先ドメインをSIPサーバ21に通知する(ステップS15)。この転送先ドメインの通知の際、別の在圏通信網が存在した場合、それをリルーチング可能情報としてSIPサーバ21に通知する。本例では、着ドメイン「WLAN」の他、リルーチング「携帯電話網」(第1優先)、リルーチング「XXXX網」(第2優先)、をSIPサーバ21に通知する。さらに本例では、付加サービスを提供する通信網に関する情報として「携帯電話網」をSIPサーバ21に通知する。
転送先ドメインの通知等を受信したSIPサーバ21は、リルーチング情報を記憶保持する(ステップS16)。その後、SIPサーバ21は、接続要求信号をSIPサーバ22へ送信する(ステップS17)。この接続要求信号には、リルーチング可能フラグが含まれている。この接続要求信号を受信したSIPサーバ22は、リルーチング可能フラグが含まれている場合に、着信側端末装置2が圏外であっても付加サービスの起動を行わないことを認識する(ステップS18)。SIPサーバ22は、WLAN内の着信側端末装置2へ接続要求信号を送信する(ステップS19)。
本例では、着信側端末装置2が実際には圏外であったとする。この場合、本来は留守番電話サービス等の付加サービスが起動される。しかしながら、上述したように、SIPサーバ22がSIPサーバ21から受信した接続信号には、リルーチング可能フラグが含まれているため、付加サービスの起動は行われない。そして、SIPサーバ22は、圏外である旨及びリルーチング指示を、発信側通信網のSIPサーバ21へ通知する(ステップS20)。
圏外である旨及びリルーチング指示の通知を受けたSIPサーバ21は、第1優先すなわち「携帯電話網」のリルーチング先へのリルーチング処理を行う(ステップS21)。本例では、携帯電話網のMSC(Mobile Services Switching Center)23を介してリルーチング処理が行われる(ステップS22)。本例では、着信側端末装置2が在圏であるため、その後通話等が行われる。なお、全ての接続先について圏外である場合には、着信側端末装置2のユーザが付加サービスを起動させたい通信網において付加サービスを起動する(ステップS23)。
要するに、本通信システムでは、着信先の網を判別して着信処理を実施する場合に、リルーチング処理を行っている。そして、リルーチング処理の際には、フラグの有無等に従って、付加サービスを抑制している。
(処理シーケンス)
次に、以上の処理について、シーケンス図等を参照して説明する。図2、図4〜6は、図1中の各装置間の信号授受を示すシーケンス図である。これらの図には、発信側端末装置1、発信側のSIPサーバ21、在圏情報管理サーバ31、在圏情報管理サーバ32、在圏情報管理サーバ33、着信側のSIPサーバ22、MSC23、及び、着信側端末装置2、の間で授受される信号等が示されている。
図2において、発信側端末装置1からSIPサーバ21に向けて接続要求信号が送信される(ステップS11)。この接続要求信号を受信したSIPサーバ21は、WLAN用の在圏情報管理サーバ31へ、着信側端末装置2についての在圏情報問合せを行う(ステップS12)。この在圏情報問合せを受信した在圏情報管理サーバ31は、契約状態を確認する(ステップS12a)。ここでは、携帯電話網の契約及び他の通信網の契約が行われている点を確認する。
このため、在圏情報管理サーバ31は、携帯電話網用の在圏情報管理サーバ32に在圏情報問合せを送信し(ステップS13a)、その応答として在圏情報確認応答を取得する(ステップS13a’)。それと同時に、在圏情報管理サーバ31は、他の通信網用の在圏情報管理サーバ33に在圏情報問合せを送信し(ステップS13b)、その応答として在圏情報確認応答を取得する(ステップS13b’)。本例では、携帯電話網に「在圏」、他の通信網に「非在圏」という在圏情報を取得したものとする。
これらの在圏情報を取得した在圏情報管理サーバ31は、取得した在圏情報を元に転送先ドメイン(すなわち着ドメイン)を決定する(ステップS14)。この場合、優先着信先ネットワーク及びリルーチング可否を判定し、さらに優先付加サービスを起動する網を判定する。例えば、図3に示されているように、優先着信先ネットワークについて、ユーザ設定値として「WLAN」、「携帯電話網」、「他の通信網」、の順序で設定され、「リルーチング可」、付加サービス起動ネットワークとして「WLAN」が設定される。
図2に戻り、在圏情報管理サーバ31は、着信先ネットワークを通知するため(ステップS14a)、在圏情報確認応答を通知する(ステップS15)。この場合、着ドメインが「WLAN」、リルーチングの第1優先が「携帯電話網」であることを通知する。上記の他網については、圏外であったため、リルーチングの対象にはならない。また、付加サービス起動は携帯電話網にて行う旨が通知される。
これらを受信したSIPサーバ21では、着信ネットワークへの接続要求信号ルーチング、リルーチング先ネットワーク情報、付加サービス起動ネットワーク情報、を保持する(ステップS16)。
ここでは、例えば、以下の情報を保持する。すなわち、リルーチングの実施有無の保持、リルーチングを行う場合、リルーチングの優先順位情報(例えば、第1優先=携帯電話網、第2優先=WLAN)の保持、付加サービス起動ネットワーク(=携帯電話網)の保持、である。なお、「付加サービス起動ネットワーク」とは、リルーチングを行ったが、どのネットワークでも着信ができなかった場合に付加サービスを起動させたいネットワークで付加サービス起動を行うための設定を指す。
次に、図4に移行し、SIPサーバ21は、接続要求信号をSIPサーバ22へ送信する(ステップS17)。この接続要求信号には、リルーチング可能フラグが含まれている。また、付加サービス起動ネットワークが「有り」、という情報が含まれている。
なお、リルーチングが不可の場合には、リルーチング可能フラグ自体が含まれないのが望ましい。すなわち、リルーチング可能フラグは、例えば、接続信号のパケット中の特定部分が「0」又は「1」に設定されることによって実現することができる。そして、リルーチング可能フラグが含まれていない場合は、既存の着信処理が起動される(つまり、リルーチングを行わない)。このことを考慮すると、リルーチングを行わない場合は、このフラグ自体が含まれないことが望ましい。
この接続要求信号を受信したSIPサーバ22は、リルーチング可能フラグが含まれている場合に、着信側端末装置2が圏外であっても付加サービスの起動を行わないことを認識する(ステップS18)。SIPサーバ22は、WLAN内の着信側端末装置2へ接続要求信号を送信する(ステップS19)。
本例では、着信側端末装置2が実際には圏外であったとする。このため、着信側端末装置2への着信は不可となる(ステップS19a)。ここで、SIPサーバ22がSIPサーバ21から受信した接続要求信号には、リルーチング可能フラグが含まれているため、SIPサーバ22は、圏外である旨及びリルーチング指示を、発信側通信網のSIPサーバ21へ通知する(ステップS20)。
この通知を受けたSIPサーバ21は、第1優先すなわち「携帯電話網」のリルーチング先へのリルーチング処理を行う(ステップS21)。このとき、付加サービスを起動する網が指定されている場合は、リルーチング可能フラグが設定される。一方、付加サービスを起動する網が設定されていない場合、又は携帯電話網で付加サービスを起動する網が指定されておらずリルーチング可能な網が無い場合は、リルーチング可能フラグは設定されない。
ここで、付加サービス起動網の指定がある場合、処理は図5に移行する。同図において、SIPサーバ21は、MSC23へ接続要求信号を送信する(ステップS22)。ここで、リルーチング可能フラグがリルーチング可として設定されていれば、MSC23は、付加サービスの起動は行わないことを認識する(ステップS22a)。そして、MSC23から接続要求信号が送信され、着信側端末装置2が在圏していれば、その後通話等が行われる。
これに対し、接続要求信号が送信されても着信側端末装置2が圏外であれば、着信不可となる(ステップS22b、S22c)。この場合、MSC23は、SIPサーバ21へ圏外通知を送信する(ステップS22d)。この通知を受信したSIPサーバ21は、指定されている網で付加サービスを起動するため、接続要求信号を送信する(ステップS23、S23a)。本例では、SIPサーバ22において、付加サービスが起動される(ステップS23b)。
一方、付加サービス起動網の指定が無い場合、処理は図6に移行する。同図において、SIPサーバ21は、MSC23へ接続要求信号を送信する(ステップS22)。ここでは、リルーチング可能フラグが設定されていないので、MSC23から接続要求信号が送信され、着信側端末装置2が在圏していれば、その後通話等が行われる。
これに対し、接続要求信号が送信されても着信側端末装置2が圏外であれば、着信不可となる(ステップS22b、S22c)。この場合、MSC23において、付加サービスが起動される(ステップS23b)。
なお、以上は、発信側のネットワークがWLANである場合について説明したが、この場合に限定されるものではなく、発信側のネットワークが携帯電話網や他の網であっても本発明が適用できる。
(SIPサーバ)
上述した通信システムを構成するSIPサーバは、一般的なサーバ装置を用いて構成することができる。そして、SIPサーバ21は、以下の機能を有している。すなわち、図7に示されているように、着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得手段211と、上記在圏情報取得手段211によって取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信手段212と、上記着信先交換装置から接続不可応答が返信された場合、該着信先交換装置の属する網とは異なる網に属する着信先交換装置へ、接続要求を送信するリルーチング手段213とを含んで構成されている。
一方、SIPサーバ22は、以下の機能を有している。すなわち、図8に示されているように、着信先端末装置について取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、接続要求を受信する接続要求受信手段221と、上記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制手段222と、上記着信先端末装置への接続が不可である場合に、上記接続要求の送信元に向けて、上記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信して上記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示手段223とを含んで構成されている。
以上のようなSIPサーバ21及び22を用いて通信システムを構成し、付加サービスの起動を抑制してリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
(通信制御方法)
上述した通信システムにおいては、以下のような通信制御方法が実現されている。すなわち、着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得ステップ(例えば、図2中のステップS12〜S15に対応)と、前記在圏情報取得ステップにおいて取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信ステップ(例えば、図4中のステップS17、図5中のステップS22に対応)と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制ステップ(例えば、図4中のステップS18、図5中のステップS22aに対応)と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信し、前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示ステップ(例えば、図4中のステップS20、図5中のステップS22dに対応)とを含む通信制御方法が実現されている。
このように、付加サービスの起動を抑制してリルーチングを行うことにより、実際のユーザの在圏状態と在圏情報管理サーバが管理する在圏情報とのアンマッチが発生した場合でも着信を実現できる。
本発明は、複数種類の網による接続が可能な着信先端末装置への接続信号の送信を制御する場合に利用できる。
本発明の実施の形態に係る交換装置を用いた通信システムの構成例を示すブロック図である。 図1中の各装置間の信号授受を示すシーケンス図である。 優先着信先ネットワーク及びリルーチング可否、優先付加サービスを起動する網、についての判定内容を示す図である。 図1中の各装置間の信号授受を示すシーケンス図である。 図1中の各装置間の信号授受を示すシーケンス図である。 図1中の各装置間の信号授受を示すシーケンス図である。 図1中のSIPサーバ21の構成例を示すブロック図である。 図1中のSIPサーバ22の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 発信側端末装置
2 着信側端末装置
21、22 SIPサーバ
31、32、33 在圏情報管理サーバ
211 在圏情報取得手段
212 接続要求送信手段
213 リルーチング手段
221 接続要求受信手段
222 付加サービス起動抑制手段
223 リルーチング指示手段

Claims (4)

  1. 着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、前記在圏情報取得手段によって取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信手段と、前記着信先交換装置から接続不可応答が返信された場合、該着信先交換装置の属する網とは異なる網に属する着信先交換装置へ、接続要求を送信するリルーチング手段とを含み、前記着信先交換装置において接続が不可でありかつ前記リルーチングフラグを受信した場合に留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制するようにしたことを特徴とする交換装置。
  2. 着信先端末装置について取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制手段と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信して前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示手段とを含むことを特徴とする交換装置。
  3. 着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、前記在圏情報取得手段によって取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信手段と、前記着信先交換装置から接続不可応答が返信された場合、該着信先交換装置の属する網とは異なる網に属する着信先交換装置へ、接続要求を送信するリルーチング手段とを含む第1の交換装置と、
    前記着信先端末装置について取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制手段と、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信して前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示手段とを含む第2の交換装置と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  4. 着信先端末装置について、複数種類の網での在圏情報を取得する在圏情報取得ステップと、前記在圏情報取得ステップにおいて取得した在圏情報の内容が複数種類の網について在圏である場合、それらの網による接続が可能であることを示すリルーチングフラグと共に、着信先交換装置へ接続要求を送信する接続要求送信ステップと、前記着信先端末装置への接続が不可であり、かつ、前記リルーチングフラグを受信した場合に、留守番電話サービスなどの付加サービスの起動を抑制する付加サービス起動抑制ステップと、前記着信先端末装置への接続が不可である場合に、前記接続要求の送信元に向けて、前記着信先端末装置への接続が不可であることを示す接続不可応答を返信し、前記接続要求のリルーチングを指示するリルーチング指示ステップとを含むことを特徴とする通信制御方法。
JP2006248019A 2006-09-13 2006-09-13 交換装置、通信システム、通信制御方法 Expired - Fee Related JP4308237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248019A JP4308237B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 交換装置、通信システム、通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248019A JP4308237B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 交換装置、通信システム、通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008072314A JP2008072314A (ja) 2008-03-27
JP4308237B2 true JP4308237B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=39293532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006248019A Expired - Fee Related JP4308237B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 交換装置、通信システム、通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4308237B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6355573B2 (ja) * 2015-02-18 2018-07-11 株式会社Nttドコモ メッセージ送信システム及びメッセージ送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008072314A (ja) 2008-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4155920B2 (ja) メディアゲートウェイおよび自動電話転送サービスシステム
EP2009887B1 (en) Call establishment of calls from a remote party to an enterprise-associated mobile device via an enterprise communications system
US20050271055A1 (en) Method, network arrangement and apparatus for providing ISDN services in next generation packet based telecommunication networks
JP2009044260A (ja) 通信装置、無線通信装置および通信制御方法
JP5614357B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および転送制御方法
EP2476243B1 (en) Route select service
CN105813042A (zh) 一种实现电话薄绑定和自动切换的方法及装置
WO2006048925A1 (ja) 通信中継方法、通信中継プログラムおよび通信中継装置
US8611525B2 (en) System and method to cancel a blindly-transferred call
JP4308237B2 (ja) 交換装置、通信システム、通信制御方法
JP6933128B2 (ja) Ip電話システム、ip電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機、並びに通信方法
JP4503526B2 (ja) 呼制御方法および呼制御システム
JP4329747B2 (ja) VoIPサーバ、VoIPサーバの冗長システム及びそのメンテナンス方法
JP5769909B2 (ja) 無線通信装置およびサーバ装置
JP2011151434A (ja) 事業者選択サービスを提供する通信システムおよび通信方法
US8780895B1 (en) Method and apparatus for detecting relocation of endpoint devices
JP2005252994A (ja) VoIPシステムとそれを構成するIP電話機及びゲートウェイ
JP2007274222A (ja) 電話システム及び電話交換装置
US8630254B2 (en) Telephone line switching apparatus, telephone line switching system, telephone relay system, telephone relay method, telephone relay program
JP2011147016A (ja) 通信システムおよび通信方法
JP2011250036A (ja) 割込み着信通知システム、割込み着信通知システムにおける加入者サーバ、ip変換装置、ホームゲートウェイ装置および割込み着信通知方法
JP4820323B2 (ja) 通信網選択システム
JP2005094715A (ja) 音声ゲートウェイ装置
JP2006180372A (ja) 常時ip網に接続していない通信端末へのip電話発信システム及び呼制御サーバ
JP4225259B2 (ja) キャリア選択処理方法、発信処理方法、およびip電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees